JPS5888005A - 分離膜のモジユ−ル化方法 - Google Patents

分離膜のモジユ−ル化方法

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JPS5888005A
JPS5888005A JP56183871A JP18387181A JPS5888005A JP S5888005 A JPS5888005 A JP S5888005A JP 56183871 A JP56183871 A JP 56183871A JP 18387181 A JP18387181 A JP 18387181A JP S5888005 A JPS5888005 A JP S5888005A
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JP
Japan
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microwave
membrane
hollow fiber
terminal end
dryer
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JP56183871A
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JPH0211294B2 (ja
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Masao Nomura
野村 雅夫
野口 康夫
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Sumitomo Bakelite Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo Bakelite Co Ltd
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Granted legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、分離膜のモジ具−ル化方法に関するものであ
る。更に詳しくはモジエール化する際、シールする膜部
分の乾燥方法に関するものである。分離膜、例えは中空
繊維型血液分離膜は、人工腎臓、ヘモフィルトレージ冒
ン、セルセパレージlン勢各種医療用途に使用されてい
る。一般に人工腎JIKよる治療は、この中空繊維製血
液分離膜に腕の静脈からの血液を流し分離膜の外部に透
析液を流す。これは、膜を介して血流と透析液との浸透
圧の差によシ、血液中よシ、尿素、尿酸、クレアチニン
などの老廃物を除去するものである。
さらに透析液に各種の電解質を含ませて、血液の電解質
のバランスを維持したり、あるいは体内よシ余分の水分
を排出させたシするものである。これら中空繊維型ダイ
アライザーは、中空繊維を多数束ね、プラスチック表の
簡におさめ、端末をウレタン樹脂などでシールすること
によシ、モジエール化している。端末を樹脂でシールす
る方法には、ディップ式と回転成形法とがある。ディッ
プ式とは、適量の樹脂をカップに入れ中空繊維の端末を
樹脂につける。樹脂が硬化するまで中空繊維をその壕ま
静置しておき、硬化したのちカップより取り出し先端を
切断する。この方式を片側づつおこない両端をシールす
る。このディップ式による中空繊維端末シール方法は、
長時間かかること、糊代の精度がでないことなどの欠点
がある。一方、回転成形法は、円筒形のプラスチック製
カプセルに中空繊細の束をつめておく。このカプセルに
、樹脂溜よシ導びかれたノズルつきチューブをさし込ん
でおく。このカプセルを40Orpm〜1200rpm
ぐらいの回転数で回転させ、遠心力によりノズルよシ噴
出した樹脂がカプセルの末端に飛ばされ硬化し、中空繊
維の端末をシールする方法が一般にとられている。一方
中空繊維には、湿式のものと乾燥した吃のとがある。湿
式のものにはポリメチルメタアクリルレート、エチレン
−酢酸ビール共重合体、ポリサルホン等よりなる膜があ
る。これらの合成高分子の半透膜は、ポリマー溶液から
水などの非溶媒凝固の湿式法によシ製膜される。もっと
も一般的な水凝固の場合は、膜形成過程において溶媒の
蒸発あるいは溶媒と水との相互拡散により、ポリマー溶
液は、ポリマーの集合したコアセルベート滴とマトリッ
クス相とにミクロ相分離を起こし、次いでこの状態でゾ
ルからゲルへの転移が起こる。この時コアセルベート滴
が細孔となり多孔膜が形成される。ところで湿式の膜は
、ゲルの状態を保つために、常に水などで湿潤されイい
る必要がある。一方中空繊維の端末は、シールに用いる
ウレタン樹脂々どの発泡を防ぐ目的で乾燥する必要があ
る。乾燥方法には、ドライヤー等による熱風乾燥、恒温
器による乾燥、遠心力によシ水分を飛ばす方法などがあ
る。これらの乾燥方法では、中空繊維末端のみを乾燥さ
せることが非常に困難で、膜の性能を低下させる可能性
がある。そこで発明者等は鋭意を発明するに至った。本
発明は、マイクロウェーブに着目し、水などに浸漬した
中空繊維にマイクロウェーブを照射し、照射した部分の
みを乾燥させる方法である。また、マイクロウェーブに
よる乾燥は、乾燥時間の短縮にもつながる。本発明にい
うマイクロウェーブとは周波数100MH2〜5000
MH2,好ましくけ800MH2〜3000MH2のも
のである。マイクロウェーブの出力は、使用する周波数
、照射対象物の大きさ、材質などによシ異なるが、10
w〜lkw、好ましくは2゜W〜200Wが更に望まし
い。水を含んだ湿式の中空繊維の束にマイクロウェーブ
を照射すると、マイクロウェーブが中空繊維内部へ浸透
し、そこで熱に変換された結果、内部の水分が蒸気状と
なシ、外部へ散逸する故乾燥ができる。
以下実施例により更に詳しく説明する。
実施例 第1図は、本発明による装置の一実施例及び本発明の乾
燥方式の一例を示す概略図であシ、乾燥機(1)は、ア
ルミ、ステンレス郷の金属製の箱で、これにマイクより
発振されたマイクロウェーブは導波管(3)をab乾燥
機(1)に入る。この場合、均一な加熱を得る丸めに、
乾燥機(1)の天井にスターラー(4)を取シっけた。
実験に使用した中空繊維は、直径200μのポリスルフ
ォンを用いた。このポリスルフォン中空繊維各500本
をそれぞれ水又はグリセリン水溶液に30分浸漬した後
、長さ121に切断し、乾燥すべき末端部(5) 1.
5 amを残し、他の部分をアルミ箔(6)でおおった
。さらにマイクロ波の異常集中をさけ、中空繊維の溶融
を防ぐ目的でアルミ箔にアース(7)を取シっけた。こ
の中空繊維を乾燥機(1)におかれたテフロン板上(8
)ニおき、周波数2450MH2で、出力100wのマ
イクロウェーブを10分〜20分照射した。乾燥状態は
、良好であった。この末端のみ乾燥したポリスルフォン
中空繊維を端末をウレタン樹脂でシールすることkよシ
モジュール化し、膜の限外ろ過飽(UFRP)を測定し
たところ、グリセリン水溶液浸漬後乾燥した膜を用いた
もの、水に浸漬後乾燥して使用したものともに1000
〜1300ml / h rmmHgm2の値となり、
期待された性能が得られた。
比較例 直径200μのポリスルフォン膜各500本の束を12
側に切り、それぞれ水又はグリセリン水溶液に30分&
&した後、末端部(両端)を1.5傷残し他の部分をア
ルミ箔でそれぞれおおった。このポリスルフォン膜をス
タンドにつるし、膜の先端より10cm下方より出力5
00wのドライヤーにて熱風を送シ、30分間片側づつ
それぞれ乾燥した。この膜を端末をウレタン樹脂でシー
ルすることにょシモジュール化し、限外ろ過飽(UFR
P)を測定したところ、水並びにグリセリン水浴液浸漬
後乾燥して使用したもの両者ともに500〜600 m
l / h rmmHgm2であシ、マイクロウェーブ
照射により乾燥した膜を使用したものの半分であり、性
能の低下がみられた。
以上王として中空繊維型医療用血液分離膜のモジュール
化方法について述べたが、本発明に用いる分離膜として
は、工業用膜も含むものであり、又、中空繊維型に限ら
ず、平板膜をも含み、本発明の方法を同様に適用出来る
ものである。
【図面の簡単な説明】
第1図線、本発明の方法による中空繊維膜の乾燥方式の
一実施例の概略図である。 図中 1は乾燥機、2はマイクロウェーブ発生装置、3は導波
管、4はスターラー、5はポリスルフォン膜末端部、6
はアルミ箔、7はアース、8はテフロン板を示す。 出願人 住友ベークライト株式会社

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 湿式分離膜の端末を樹脂によシシールし、モジエール化
    する際に、シールする膜部分に周波数100M)iZ〜
    5000MH2のマイクロウェーブを照射して乾燥させ
    ることを特徴とする分離膜のモジュール化方法
JP56183871A 1981-11-18 1981-11-18 分離膜のモジユ−ル化方法 Granted JPS5888005A (ja)

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JP56183871A JPS5888005A (ja) 1981-11-18 1981-11-18 分離膜のモジユ−ル化方法

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JPS5888005A true JPS5888005A (ja) 1983-05-26
JPH0211294B2 JPH0211294B2 (ja) 1990-03-13

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JPH0211294B2 (ja) 1990-03-13

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