JPS588784B2 - 半二重デ−タ通信方式 - Google Patents

半二重デ−タ通信方式

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JPS588784B2
JPS588784B2 JP51090082A JP9008276A JPS588784B2 JP S588784 B2 JPS588784 B2 JP S588784B2 JP 51090082 A JP51090082 A JP 51090082A JP 9008276 A JP9008276 A JP 9008276A JP S588784 B2 JPS588784 B2 JP S588784B2
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JP
Japan
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JP51090082A
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English (en)
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JPS5315703A (en
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井上克彦
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NEC Corp
Original Assignee
Nippon Electric Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPS5315703A publication Critical patent/JPS5315703A/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は半二重データ通信方式に関し、特に受信歪を低
減することができる二線式単流ループの半二重データ通
信方式に関する。
従来、定電流加入者回路を使用した二線式単流ループの
半二重データ通信方式は、定電圧加入者回路を使用した
二線式単流ループの半二重データ通信方式に比べて、受
信符号歪が大きくなるという欠点があった。
第1図は、従来の定電流加入者回路を使用した二線式単
流ループの半二重データ通信方式の回路図を示し、第1
図において、1はスイッチSW1およびリレーLから構
成されているデータ端末機器、2は電気等価回路で示し
た加入者回線、3は加入者回線電流供給電源3a,受信
電流受信回路3b,定電流回路3cおよび送信回路3d
で構成されているデイジタル交換機内の加入者回路であ
る。
このような構成の従来の回路においては、第2図Aのよ
うにデータ端末機器1のスイッチが信号を送出するため
動作すると、加入者回路3の加入者回線との接続端子は
、第2図Bの受信電圧および第2図Cの受信電流となり
、このような第2図Bの受信電圧および第2図Cの受信
電流の立上り、立下りの波形は、加入者回線の長さに比
例して大きくなる静電容量によりなまる。
一方、定電流特性を有する加入者回路3の端子電圧と電
流の直流特性は、第3図のように端子電圧Ovからある
一定の電圧V。
まで電流は定電流■oとなり、その後減少して行き、加
入者回線電流供給電源3aの電圧Vsで0となる。
このため、加入者回路3の加入者回線吉の接続端子の第
2図Cの受信電流は、立下り時に第2図Bの受信電圧が
V。
に立上るまで変化なく定電流■0を維持する時間が生じ
る。
このような第2図Cを電圧変換した後の波形は、第2図
Dの如くになり、立上り遅延時間tdoと、立下り遅延
時間td1には大きな差があり、tdo≪td1の関係
がある。
このため、データ端末機器1より送られて来た信号のパ
ルス幅は、受信変換後に大きく変化して、符号歪を多く
含んだ受信信号となる。
したがって、定電流加入者回路を使用した二線式単流ル
ープの半二重データ通信方式は、加入者回路の距離が長
くなると、受信符号歪が大きくなるという欠点があった
本発明の目的は、上記従来の欠点を除去するために、受
信電流の立下り遅延時間が、立上り遅延時間と比べて大
きくなることにより生じる受信符号歪を低減する半二重
データ通信方式を提供することにある。
本発明は、データ端末機器により送受信するデータを、
加入者回線を通して定電流加入者回路で送受信する半二
重データ通信方式において、前記定電流加入者回路が、
少なくとも前記加入者回線の静電容量により立上り、立
下り遅延を生じる加入者回線電流によって駆動制御され
るスイッチング素子およびこの素子の出力電圧を所定の
立上り遅延を有する出力電圧として送出する時限素子よ
り成る遅延回路と、この遅延回路からの前記立上り遅延
電圧を基準電圧と比較し受信データとして検出させる電
圧比較回路とを備えることを特徴とする。
次に本発明の実施例について図面を参照して説明する。
第4図は回路図を示し、第4図において、10はスイッ
チSW1 およびリレーLで構成されているデータ端末
機器、20は電気等価回路で示した加入者回線、30は
受信回路30a1定電流回路30bおよび加入者回線電
流供給用電源30cで構成されているデイジタル交換機
内の定電流加入者回路である。
この定電流加入者回路30の受信回路30aは、ホトカ
ブラPCoおよびPC1、トランジスタQ。
、コンパレーク■Co1抵抗R。およびR1、コンデン
サC。
、電源Vretから構成され、また定電流回路30bは
トランジスタQ1およびQ2、ツエナーダイオードZD
1およびZD2、スイッチSWo1抵抗R.2, R3
, R4およびR5から構成され、さらに加入者回線
電流供給用電源は電源+VsおよびーVsから構成され
ている。
次に上記構成の二線式単流ループの半二重データ通信方
式の回路図において、データ端末機器10より送信する
データを、加入者回線20を通して定電流加入者回路3
0で送受信する動作について、第5図および第6図を参
照しながら説明する。
データ端末機器10より送信するデータを、加入者回線
20を通して定電流加入者回路30で受信するときは、
定電流回路30bのデータ送信用のスイッチSWoをA
側に接続する。
なおスイッチSWoはデータ端末機器10の状態変化検
出のために、通常B側に接続されている。
加入音回線20に流れる電流は、第5図Aに示すデータ
端末機器10内のデータ送信スイッチSW1のON動作
で、トランジスタQ1、抵抗R2およびR3、ツエナー
ダイオードZD1で構成される定電流回路30bと加入
者回線電流供給用電源30cの電源+Vsにより十極性
の定電流■。
となり、またデータ送信スイッチSW1のOFF動作で
は0となり第5図Bの電流波形となる。
このとき、第5図Bの電流波形の立上り、立下りは、定
電流回路30bの特性と加入者回線2oの静電容量によ
り、なまりまたは立下りの変化は、ある時間遅れて生じ
る。
受信回路30aは、まず加入者回線20とデータ送信ス
イッチSWoを通して定電流回路30bに直列に接続さ
れたホトカプラPCoにより第5図Bの加入者回線20
に流れる電流を検出する。
加入者回線電流がホトカプラPCo内のダイオードに流
れると、ホトカプラPCo内のホトトランジスタは、電
流が流れてONL、加入者回線電流が流れないときには
OFFになり、この出力に接続されたトランジスタQ。
のコレクタ電位は、第5図Cのように、0■出力パルス
幅Twoは、送信用パルス幅Tw8より大きくなり、こ
の差(Tw0−Tw5)は第6図に示すように加入者回
線20の距離に比例して大きくなり、受信符号歪が大き
くなる。
受信回路30aを構成しているトランジスタQ。
、抵抗R1 およびコンデンサC。
からなる遅延回路は、第5図Cの回線電流立上り検出電
圧によりトランジスタQ。
がONLたとき、抵抗R,を通してコンデンサC。
に電圧V。を充電して行き、その結果コンパレタ■Co
の被比較入力電圧は第5図Dの如くになる。
コンパレク■Coは、この被比較入力電圧が基準電圧V
retに達したとき、第5図Eの如く“1”の出力を出
す。
この出力は、加入者回線電流立上り時よりコンデンサC
、抵抗R1、基準電圧Vretおよび電圧V。
で定まる時間t0だけ遅延している。
一方、回線電粒立下り時にトランジスタQ。
は、コンデンサC0に蓄積した市荷をトランジスタQ。
のON抵抗R1 で引くので、第5図Eの如くほとんど
時間遅れがなく“0”になる。
したがって、トランジスタQ。
、抵抗R1およびコンデンサC。
からなる遅延回路により、受信パルス幅TWRは、第5
図Cに示す電流検出電圧のパルス副Two より遅延時
間T。
を引いた値:TWR=Tw−toになり、この遅延時間
t。
を第6図に示す。
このような遅延時間t。は、加入者線距離最大値”m
a xに生じるTw8−Twoの半分の値に設定してお
くと、第6図のTw5−Twrの如くあり、この加入者
回路にLmax以下のいかなる長さの加入者回線が接続
されても1送信ハルス幅Tws−受信パルス幅Twr−
1≦toトなり、受信歪を半減することになる。
本発明は以上説明したように、データ端末機器より送受
信するデータを、加入者回線を通して受信加入者回線電
流の立上りをある一定時間遅れて検出する機能を有する
定電流加入者回路で送受信することにより、受信符号歪
を低減することができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の定電流加入者回路を使用した二線式単流
ループの半二重データ通信方式の回路図、第2図は第1
図の動作波形図、第3図は第1図の定電流加入者回路の
電圧一電流特性図、第4図ないし第6図は本発明に係る
半二重データ通信方式の一実施例を示し、第4図は回路
図、第5図は第4図の動作波形図、第6図は第4図の回
路により受信歪が低減する状態の説明図である。 10…データ端末機器、20…加入者回線、30…定電
流加入者回路、30a…受信回路、3b…定電流回路、
30…加入者回線電流供給用電源。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 データ端末機器により送受信するデータを、加入者
    回線を通して定電流加入者回路で送受信する半二重デー
    タ通信方式において、前記定電流加入者回路が、少なく
    とも前記加入者回線の静電容量により立上り、立下り遅
    延を生じる加入者回線電流によって駆動制御されるスイ
    ッチング素子およびこの素子の出力電圧を所定の立上り
    遅延を有する出力電圧として送出する時限素子より成る
    遅延回路と、この遅延回路からの前記立上り遅延電圧を
    基準電圧と比較し受信データとして検出させる電圧比較
    回路とを備えることを特徴とする半二重データ通信方式
JP51090082A 1976-07-28 1976-07-28 半二重デ−タ通信方式 Expired JPS588784B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP51090082A JPS588784B2 (ja) 1976-07-28 1976-07-28 半二重デ−タ通信方式

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP51090082A JPS588784B2 (ja) 1976-07-28 1976-07-28 半二重デ−タ通信方式

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5315703A JPS5315703A (en) 1978-02-14
JPS588784B2 true JPS588784B2 (ja) 1983-02-17

Family

ID=13988589

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP51090082A Expired JPS588784B2 (ja) 1976-07-28 1976-07-28 半二重デ−タ通信方式

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JP (1) JPS588784B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0213157B2 (ja) * 1983-12-29 1990-04-03 Hitachi Ltd

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH0213157B2 (ja) * 1983-12-29 1990-04-03 Hitachi Ltd

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JPS5315703A (en) 1978-02-14

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