JPS588613B2 - トリガパルスハツセイカイロ - Google Patents
トリガパルスハツセイカイロInfo
- Publication number
- JPS588613B2 JPS588613B2 JP49054755A JP5475574A JPS588613B2 JP S588613 B2 JPS588613 B2 JP S588613B2 JP 49054755 A JP49054755 A JP 49054755A JP 5475574 A JP5475574 A JP 5475574A JP S588613 B2 JPS588613 B2 JP S588613B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pulse
- trigger pulse
- diode
- output
- esaki diode
- Prior art date
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- Expired
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- Manipulation Of Pulses (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はオシロスコープ等のトリバパルス発生回路に関
するものであり、トリガパルス発生回路により発生した
正極性および負極性の二つのパルスのうち不要となる一
方をきわめて微小量に除去するとともに、必要な極性の
パルスの立上り、立下り時間の改善および増幅を行なえ
るようにすることを目的とする。
するものであり、トリガパルス発生回路により発生した
正極性および負極性の二つのパルスのうち不要となる一
方をきわめて微小量に除去するとともに、必要な極性の
パルスの立上り、立下り時間の改善および増幅を行なえ
るようにすることを目的とする。
第1図は従来例を示したものであり、第2図に示した各
部の動作波形を用いてその動作の説明をするとオシロス
コープのトリガー信号のもととなる同期信号aは同期信
号増幅器Aにより増幅されエサキダイオードD1 とそ
の負荷回路素子である抵抗R1・コンデンサC1・コイ
ルL1によるマルチバイブレータに供給されスイッチン
グによる方形波出力電圧bがエサキダイオードD1の両
端子間に現われる。
部の動作波形を用いてその動作の説明をするとオシロス
コープのトリガー信号のもととなる同期信号aは同期信
号増幅器Aにより増幅されエサキダイオードD1 とそ
の負荷回路素子である抵抗R1・コンデンサC1・コイ
ルL1によるマルチバイブレータに供給されスイッチン
グによる方形波出力電圧bがエサキダイオードD1の両
端子間に現われる。
方形波電圧bはコイルL1 とコンデンサC3による微
分回路により正負のパルス信号Cに微分されパルス増幅
用トランジスタQ1 に供給される。
分回路により正負のパルス信号Cに微分されパルス増幅
用トランジスタQ1 に供給される。
トランジスタQ1の直流バイアス電流はR3により電源
E2よりきわめて浅い状態に設定してある。
E2よりきわめて浅い状態に設定してある。
このためトランジスタQ1はベース順方向電流の大きい
信号に対してより大きい増幅特性を有する。
信号に対してより大きい増幅特性を有する。
したがってベースに加えられた正、負両極性のパルスC
のうち、正極性パルスは低増幅度で、負極性パルスは高
増幅度で増幅されその出力dはコイルL2に印加される
。
のうち、正極性パルスは低増幅度で、負極性パルスは高
増幅度で増幅されその出力dはコイルL2に印加される
。
この出力dのうち不要な極性のパルスはダイオードD2
によりその順方向電圧ed1にまで減少する。
によりその順方向電圧ed1にまで減少する。
掃引ゲード信号発生回路はエサキダイオードD4による
双安定マルチバイブレータから成り、掃引開始信号をエ
サキダイオードD4の導通状態への転移により得ている
。
双安定マルチバイブレータから成り、掃引開始信号をエ
サキダイオードD4の導通状態への転移により得ている
。
このためエサキダイオードD4 に加えるべきトリガパ
ルスは負極性でなければならない。
ルスは負極性でなければならない。
またこの場合正極性のパルスの存在はエサキダイオード
D4の導通状態時に於ける非導通状態への転移を招くも
ので掃引信号の発生に妨げとなる。
D4の導通状態時に於ける非導通状態への転移を招くも
ので掃引信号の発生に妨げとなる。
コイルL2,L3によるトランスはトランジスタQ1に
より得た大振幅正極性パルスの極性の反転出力eを得る
もので、ダイオードD3 と抵抗R4,R5はエサキダ
イオードにトリガパルスとして負極性パルスだけを伝え
るために阻止電圧−E4を得るものである。
より得た大振幅正極性パルスの極性の反転出力eを得る
もので、ダイオードD3 と抵抗R4,R5はエサキダ
イオードにトリガパルスとして負極性パルスだけを伝え
るために阻止電圧−E4を得るものである。
以上のようにして従来は不要パルスを阻止、除止する回
路を多重に設けて掃引ゲート回路の誤動作を防いでいた
。
路を多重に設けて掃引ゲート回路の誤動作を防いでいた
。
しかし、回路の高速化に伴いトリガパルスの高速化を施
す場合に高速パルスを十分な振幅で得ることは設計的に
も材料面でも非常に難かしく通常に得られる振幅は数百
ミリボルト程度である。
す場合に高速パルスを十分な振幅で得ることは設計的に
も材料面でも非常に難かしく通常に得られる振幅は数百
ミリボルト程度である。
このことは順方向電圧が数百ミリボルトであるダイオー
ドD2ではほとんど不要極性パルス除去の効果がない。
ドD2ではほとんど不要極性パルス除去の効果がない。
ダイオードD3もトリガパルスの振幅が小さいためごく
浅いバイアスしかかけられず、不要極性パルスの除去は
不十分となる上、ダイオードD3の端子間静電容量によ
り高速パルスはほとんど漏れてしまう。
浅いバイアスしかかけられず、不要極性パルスの除去は
不十分となる上、ダイオードD3の端子間静電容量によ
り高速パルスはほとんど漏れてしまう。
さらにパルス増幅用トランジスタQ1 は高速動作を要
求されているにもかかわらず、直流バイアス電流および
ベースに供給される信号振幅は少ないため要求される性
能が非常に厳しいものとなり通常はコイルL2にて得ら
れるパルス出力の振幅はほとんど増幅されないし、立上
り、立下り時間特性は劣化してしまう。
求されているにもかかわらず、直流バイアス電流および
ベースに供給される信号振幅は少ないため要求される性
能が非常に厳しいものとなり通常はコイルL2にて得ら
れるパルス出力の振幅はほとんど増幅されないし、立上
り、立下り時間特性は劣化してしまう。
このため従来の回路に於ては高速化が非常に困難であっ
た。
た。
本発明は以上のような欠点を除去したトリガパルス発生
回路を提供するものであり、具体的にはエサキダイオー
ドのもつ高速スイッチング特性を損わないように、同じ
くエサキダイオードによる単安定回路を用いて有極性増
幅を行なわしめるようにしたものである。
回路を提供するものであり、具体的にはエサキダイオー
ドのもつ高速スイッチング特性を損わないように、同じ
くエサキダイオードによる単安定回路を用いて有極性増
幅を行なわしめるようにしたものである。
以下第3図、第4図によりその一実施例を説明する。
第3図においてA1は被観測信号と同期しておりトリガ
信号のもととなる同期信号を増幅する同期信号増巾回路
、TD1はエサキダイオードであり負荷抵抗RLと並列
接続されて双安定マルチバイブレータを構成し、一端は
電源Eに、他端は信号線に接続されている。
信号のもととなる同期信号を増幅する同期信号増巾回路
、TD1はエサキダイオードであり負荷抵抗RLと並列
接続されて双安定マルチバイブレータを構成し、一端は
電源Eに、他端は信号線に接続されている。
Cは微分用コンデンサ、TD2はエサキダイオードであ
り負荷抵抗RL2,インダクタンスLと共に単安定マル
チバイブレータを構成している。
り負荷抵抗RL2,インダクタンスLと共に単安定マル
チバイブレータを構成している。
R1はダイオードTD2,負荷抵抗RL2,インダクタ
ンスLからなる単安定マルチバイブレータとに電源−E
´を供給するためのパイアス抵抗、TD3はエサキダイ
オードであり、次段に接続される(図示せず)掃引回路
をトリガ動作させる掃引ゲート信号発生用双安定マルチ
バイブレータを構成するものである。
ンスLからなる単安定マルチバイブレータとに電源−E
´を供給するためのパイアス抵抗、TD3はエサキダイ
オードであり、次段に接続される(図示せず)掃引回路
をトリガ動作させる掃引ゲート信号発生用双安定マルチ
バイブレータを構成するものである。
Bは前記単安定マルチバイブータと双安定マルチバイブ
レータTD3の間に接続された結合器である。
レータTD3の間に接続された結合器である。
次に本装置の動作を第4図と共に説明すると、同期信号
増巾回路A1よりの同期信号fはエサキダイオードTD
1負荷抵抗RL1による双安定マルチバイブレータに加
えられスイッチングされて方形波gとなる。
増巾回路A1よりの同期信号fはエサキダイオードTD
1負荷抵抗RL1による双安定マルチバイブレータに加
えられスイッチングされて方形波gとなる。
この方形波gとコンデンサCにより微分され正負の両極
性のパルスhとなりエサキダイオードTD2,抵抗RL
2,インダクタンスLよりなる単安定マルチバイブレー
タに供給されて、パルス増巾されるとともに正極性パル
スが除去され、かつエサキダイオードTD2の負性抵抗
特性のためパルスの立上り、立下りが高速化された出力
iが得られる。
性のパルスhとなりエサキダイオードTD2,抵抗RL
2,インダクタンスLよりなる単安定マルチバイブレー
タに供給されて、パルス増巾されるとともに正極性パル
スが除去され、かつエサキダイオードTD2の負性抵抗
特性のためパルスの立上り、立下りが高速化された出力
iが得られる。
出力iには必要な極性のパルス出力振巾e1の他不要極
性パルス成分e2がわずかに残るがe1とe2の比は1
/10以下であるので殆ど問題ない。
性パルス成分e2がわずかに残るがe1とe2の比は1
/10以下であるので殆ど問題ない。
出力iの必要パルスe1はトリガ信号として結合器Bを
通じ掃引ゲート信号発生用双安定マルチバイブレータT
D3に加わり、この出力は掃引ゲート信号として次段の
掃引回路をトリガ動作させるものである。
通じ掃引ゲート信号発生用双安定マルチバイブレータT
D3に加わり、この出力は掃引ゲート信号として次段の
掃引回路をトリガ動作させるものである。
以上のように、本発明によれば、簡単な構成で、極めて
立上り、立下り速度の速い単極性トリガパルスを発生さ
せることができる。
立上り、立下り速度の速い単極性トリガパルスを発生さ
せることができる。
第1図は従来のトリガパルス発生回路の電気結線図、第
2図はその動作を示す波形図、第3図は本発明の一実施
例におけるトリガパルス発生回路の結線図、第4図はそ
の動作を示す波形図である。 A1・・・・・・同期信号増巾回路、TD1,TD2,
TD3・・・・・・エサキダイオード、RL1,RL2
・・・・・・負荷抵抗、C・・・・・・コンデンサ、R
1・・・・・・抵抗、L・・・・・・コイル、B・・・
・・・結合器。
2図はその動作を示す波形図、第3図は本発明の一実施
例におけるトリガパルス発生回路の結線図、第4図はそ
の動作を示す波形図である。 A1・・・・・・同期信号増巾回路、TD1,TD2,
TD3・・・・・・エサキダイオード、RL1,RL2
・・・・・・負荷抵抗、C・・・・・・コンデンサ、R
1・・・・・・抵抗、L・・・・・・コイル、B・・・
・・・結合器。
Claims (1)
- 1 第1のエサキダイオードと負荷抵抗との並列接続か
らなり同期信号を入力とする双安定マルチバイブレータ
と、抵抗とインダクタンスとの直列回路に第2のエサキ
ダイオードを並列接続してなり上記双安定マルチバイブ
レータの出力がコンデンサを介して印加される単安定マ
ルチバイブレータとを具備し、上記単安定マルチバイブ
レータの出力で掃引ゲート信号発生回路をトリガするこ
とを特徴とするトリガパルス発生回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP49054755A JPS588613B2 (ja) | 1974-05-15 | 1974-05-15 | トリガパルスハツセイカイロ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP49054755A JPS588613B2 (ja) | 1974-05-15 | 1974-05-15 | トリガパルスハツセイカイロ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS50147262A JPS50147262A (ja) | 1975-11-26 |
JPS588613B2 true JPS588613B2 (ja) | 1983-02-16 |
Family
ID=12979577
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP49054755A Expired JPS588613B2 (ja) | 1974-05-15 | 1974-05-15 | トリガパルスハツセイカイロ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS588613B2 (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4875159A (ja) * | 1972-01-03 | 1973-10-09 | ||
JPS499759A (ja) * | 1972-04-13 | 1974-01-28 |
-
1974
- 1974-05-15 JP JP49054755A patent/JPS588613B2/ja not_active Expired
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4875159A (ja) * | 1972-01-03 | 1973-10-09 | ||
JPS499759A (ja) * | 1972-04-13 | 1974-01-28 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS50147262A (ja) | 1975-11-26 |
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