JPS5886132A - 内視鏡用可撓管 - Google Patents
内視鏡用可撓管Info
- Publication number
- JPS5886132A JPS5886132A JP56185079A JP18507981A JPS5886132A JP S5886132 A JPS5886132 A JP S5886132A JP 56185079 A JP56185079 A JP 56185079A JP 18507981 A JP18507981 A JP 18507981A JP S5886132 A JPS5886132 A JP S5886132A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tube
- flexible tube
- endoscope
- constituent materials
- solid lubricant
- Prior art date
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- Granted
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- Endoscopes (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は内視鏡用可撓管に係り、具体的には湾曲管、金
属ブレード、外被チューブ等の構成素材の内外周面に固
体潤滑皮膜をコーティングして成る内視鏡用可撓管に関
するものである。
属ブレード、外被チューブ等の構成素材の内外周面に固
体潤滑皮膜をコーティングして成る内視鏡用可撓管に関
するものである。
医療機器分野における可撓性内視錬の体腔内挿入部であ
る可撓部あるいは湾曲部はイメージガイド及びライトガ
イド用の光学線維束。
る可撓部あるいは湾曲部はイメージガイド及びライトガ
イド用の光学線維束。
鉗子挿通用チューブ、及び湾曲操作ワイヤー等を挿通す
る可撓管にて構成されている。
る可撓管にて構成されている。
この可撓管は一般に第１図に示す如く構成されており、
具体的に説明すれば、多数個の金属短筒を相互に関節的
に連結して蛇腹管として構成した湾曲管２と、この湾曲
管２を内包するように間管２に被せられた金属細線を網
状に纏み上げてなる金属ブレード３と、更にこの金属ブ
レード３に嵌装するゴム管及び合成樹脂管等にて形成さ
れた外被チューブ４とから構成されており、係る可撓管
１の内部には前記した如き所定の光学繊維束、鉗子挿通
用チューブ、及び湾曲操作ワイヤー略（第１図５にて示
す）が挿通されている。
具体的に説明すれば、多数個の金属短筒を相互に関節的
に連結して蛇腹管として構成した湾曲管２と、この湾曲
管２を内包するように間管２に被せられた金属細線を網
状に纏み上げてなる金属ブレード３と、更にこの金属ブ
レード３に嵌装するゴム管及び合成樹脂管等にて形成さ
れた外被チューブ４とから構成されており、係る可撓管
１の内部には前記した如き所定の光学繊維束、鉗子挿通
用チューブ、及び湾曲操作ワイヤー略（第１図５にて示
す）が挿通されている。
ところで、従来係る可撓管に於ては、その可撓性、換言
すれば可撓管内の減摩効果を良好に発揮させるため上記
金属ブレード３と外被チューブ４との各対接面には例え
ば二硫化モリブデン、窒化硼素、タルク等の粉末状の減
摩剤を塗布介在させである。
すれば可撓管内の減摩効果を良好に発揮させるため上記
金属ブレード３と外被チューブ４との各対接面には例え
ば二硫化モリブデン、窒化硼素、タルク等の粉末状の減
摩剤を塗布介在させである。
しかしながら、外被チューブ４の内周面が滑性面となっ
ているために、上記金属ブレード３と外被チューブ４と
の各対接面に塗布された上記減摩剤が内視鏡の長期使用
によって次第に削落され、その削落された減摩剤が金属
ブレード３の編目を通過して湾曲管２にまで落ち込み、
遂には湾曲管２の内部にまで幕下侵入し本来の減摩効果
を着しく低下させていた。この結果、外被チューブ４の
内面摩耗によるチェープ破損、湾曲部の湾曲操作力麓の
増大、湾曲操作ワイヤーの断線等の弊害が生じ易いとい
う欠点があった。
ているために、上記金属ブレード３と外被チューブ４と
の各対接面に塗布された上記減摩剤が内視鏡の長期使用
によって次第に削落され、その削落された減摩剤が金属
ブレード３の編目を通過して湾曲管２にまで落ち込み、
遂には湾曲管２の内部にまで幕下侵入し本来の減摩効果
を着しく低下させていた。この結果、外被チューブ４の
内面摩耗によるチェープ破損、湾曲部の湾曲操作力麓の
増大、湾曲操作ワイヤーの断線等の弊害が生じ易いとい
う欠点があった。
また、係る欠点に鑑み例えば代表的−例として本出願人
が特開昭５６−７０７５０号に開示される如き改良され
た可撓管を提案している。当該開示発明によれば金属ブ
レードと対接する外被チューブの内周面に減摩剤を保持
するための溝を設けたことを特徴としており、これによ
り減摩効果の低下がかなり防止されている。゛しかし、
当該減摩剤は外被チューブの内周面に設けた溝内に完全
に密着しているわけではなく、前記欠点の抜本的改良に
なっていない。
が特開昭５６−７０７５０号に開示される如き改良され
た可撓管を提案している。当該開示発明によれば金属ブ
レードと対接する外被チューブの内周面に減摩剤を保持
するための溝を設けたことを特徴としており、これによ
り減摩効果の低下がかなり防止されている。゛しかし、
当該減摩剤は外被チューブの内周面に設けた溝内に完全
に密着しているわけではなく、前記欠点の抜本的改良に
なっていない。
本発明は係る事情に鑑み、前記欠点を抜本的に改良する
べく湾曲管、金属ブレード、外被チューブ等の各構成素
材の内周及び（又は）外周面に、固体潤滑剤を分散させ
たバインダーを塗着することにより固体潤滑皮膜を形成
し、もって内視鏡の長期使用によっても減摩効果が低下
しない内視鏡用可撓管を提供せんとする−ものである。
べく湾曲管、金属ブレード、外被チューブ等の各構成素
材の内周及び（又は）外周面に、固体潤滑剤を分散させ
たバインダーを塗着することにより固体潤滑皮膜を形成
し、もって内視鏡の長期使用によっても減摩効果が低下
しない内視鏡用可撓管を提供せんとする−ものである。
以下には具体的実施例を挙げ図面を参照しつつ詳細に説
明する。
明する。
第２図は本発明に係る一実施例・を示す一部断面構成図
であり、第１図と同一部分には同一番号を付しである。
であり、第１図と同一部分には同一番号を付しである。
また、第３図は第２図中円五部の部分抽出拡大図を示す
。先ず外被チューブ４の内周面には本発明に従って面体
潤滑皮膜４＆が塗着される。この固体潤滑皮膜４＆は例
えばバインダーの素材であるゴムをのり状に成し、係る
ゴムに固体潤滑剤である二硫化モリブデン、テア０ン、
グラファイト、窒化ボロン等の粉末を分散混合させ、係
るバインダーを上記外被チューブ４の内周にコーティン
グした後経時的に硬化させ皮膜を形成するのである。し
たがって、バインダーには必要に応じ予め希釈用溶剤を
添加して粘性啼の調整を行なうことが望ましい。なお。
。先ず外被チューブ４の内周面には本発明に従って面体
潤滑皮膜４＆が塗着される。この固体潤滑皮膜４＆は例
えばバインダーの素材であるゴムをのり状に成し、係る
ゴムに固体潤滑剤である二硫化モリブデン、テア０ン、
グラファイト、窒化ボロン等の粉末を分散混合させ、係
るバインダーを上記外被チューブ４の内周にコーティン
グした後経時的に硬化させ皮膜を形成するのである。し
たがって、バインダーには必要に応じ予め希釈用溶剤を
添加して粘性啼の調整を行なうことが望ましい。なお。
上記バインダー素材として上記するゴム以外に、ゴムラ
テイツクス、プラスチック、その他の同効物質又は此等
の組合せに於ても実施することができる。また、上記固
体潤滑剤は上記例示物質に限定されるものではなく、同
効物質又は此噂の組合せにあっても同様に実施すること
ができるものである。
テイツクス、プラスチック、その他の同効物質又は此等
の組合せに於ても実施することができる。また、上記固
体潤滑剤は上記例示物質に限定されるものではなく、同
効物質又は此噂の組合せにあっても同様に実施すること
ができるものである。
次に、金属ブレード３の内外周面に於ても上記外被チュ
ーブ４と全く同様の固体満滑皮Ｍ３＆（外周部）及び３
ｂ（内周部）が形成され、その実施方法は上記した外被
チューブ４の場合と全く同様に実施され得る。
ーブ４と全く同様の固体満滑皮Ｍ３＆（外周部）及び３
ｂ（内周部）が形成され、その実施方法は上記した外被
チューブ４の場合と全く同様に実施され得る。
様に固体潤滑皮膜２＆（外周部）及び２ｂ（内周部）が
形成される。なお、実施方決は上記外被チューブ４又は
金属ブレード３の場合と同様に実施し得るものでありそ
の詳細な鮮明は省略する。しかして２以上の如く、可撓
管の構成素材である外被チューブ、金属ブレー ド、及
び湾曲管の内周及び（又は）外周面に固体ＩＩ滑剤を含
む固体潤滑皮膜を塗着形成したために、減摩剤が削落さ
れる等の弊害はメＰく生しない。
形成される。なお、実施方決は上記外被チューブ４又は
金属ブレード３の場合と同様に実施し得るものでありそ
の詳細な鮮明は省略する。しかして２以上の如く、可撓
管の構成素材である外被チューブ、金属ブレー ド、及
び湾曲管の内周及び（又は）外周面に固体ＩＩ滑剤を含
む固体潤滑皮膜を塗着形成したために、減摩剤が削落さ
れる等の弊害はメＰく生しない。
このように本発明に係る内視鏡用可撓管によれば、内視
鏡の長期使用に於ても潤滑効果。
鏡の長期使用に於ても潤滑効果。
減摩効果が低下することなく、従来に於ける可撓管の欠
点である外被チューブの破損、湾曲部の湾曲操作力量の
増大、湾曲操作ワイヤーの断線痔の障害を未然に防止す
ることができ、更には製品寿命の長期化を図ることがで
きる。このような利点を具備するものであるから本発明
は内視鏡用可撓管に限定されるものではなく各種の用途
における同種可撓管にも同様に適用することができるも
のである。
点である外被チューブの破損、湾曲部の湾曲操作力量の
増大、湾曲操作ワイヤーの断線痔の障害を未然に防止す
ることができ、更には製品寿命の長期化を図ることがで
きる。このような利点を具備するものであるから本発明
は内視鏡用可撓管に限定されるものではなく各種の用途
における同種可撓管にも同様に適用することができるも
のである。
第１図は従来の内視鏡用可撓管の構成図。
第２図は本発明に係る内視鏡用可撓管の一部断面構成図
、第３図は第２図における一部抽出拡大図である。 ２・・・湾曲管 ２＆Ｉ ２”＋ ３’ｔ ３”ｔ ４ａ・・・固体潤滑
皮膜３・・・金属ブレード ４・・・外被チューブ
、第３図は第２図における一部抽出拡大図である。 ２・・・湾曲管 ２＆Ｉ ２”＋ ３’ｔ ３”ｔ ４ａ・・・固体潤滑
皮膜３・・・金属ブレード ４・・・外被チューブ
Claims (7)
- （１）湾曲管、金属ブレード、外被チューブ等の構成素
材を多層してなる内視鏡用可撓管において、上記各構成
素材の内周及び（又は）外周面に、ｍ体温滑剤を分散さ
せたバインダーを塗着することにより固体潤滑皮膜を形
成したことを特徴とする内視鏡用可撓管。 - （２）上記各構成素材のうちの湾曲部の外周部に上記固
体潤滑皮膜を形成して成る特許請求の範囲第１項記載の
内視鏡用可撓管。 - （３）上記各構成素材のうちの金属ブレードの外周部及
び（又は）内周部に上記固体潤滑皮膜を形成して成る特
許請求の範囲第１項記載の内視鏡用可撓管。 - （４）上記各構成素材のうちの外被チューブの内周部１
に上記固体潤滑皮膜を形成して成る特許請求の範囲第１
項記載の内視鏡用可撓管。 - （５）上記各構成素材のうちの湾曲部の外周部、金属ブ
レードの外周部と内周部、外被チューブの内周面に上記
固体潤滑皮膜を形成して成る特許請求の範囲第１項記載
の内視鏡用可撓管。 - （６）固体潤滑剤は二硫化モリブデン、テフロン。 グラファイト、窒化ボａ＞、その他の同効物質１又は此
等の組合せから成ることを特徴とする特許請求の範囲第
１項記載の内視鏡用可撓管。 - （７）バインダーの素材はゴム、ゴムラティックス。 プラスチック、その他の同効物質、又は此等の組合せか
ら成ることを特徴とする特許請求の範囲第１項記載の内
視鏡用可撓管。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP56185079A JPS5886132A (ja) | 1981-11-18 | 1981-11-18 | 内視鏡用可撓管 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP56185079A JPS5886132A (ja) | 1981-11-18 | 1981-11-18 | 内視鏡用可撓管 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5886132A true JPS5886132A (ja) | 1983-05-23 |
| JPH0156773B2 JPH0156773B2 (ja) | 1989-12-01 |
Family
ID=16164445
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP56185079A Granted JPS5886132A (ja) | 1981-11-18 | 1981-11-18 | 内視鏡用可撓管 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5886132A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS62139626A (ja) * | 1985-12-13 | 1987-06-23 | オリンパス光学工業株式会社 | 内視鏡用可撓管 |
| JPH01122701U (ja) * | 1988-02-18 | 1989-08-21 | ||
| JPH01159803U (ja) * | 1988-04-28 | 1989-11-06 | ||
| JP2002034896A (ja) * | 2000-07-27 | 2002-02-05 | Asahi Optical Co Ltd | 内視鏡の光学繊維束 |
| US6923757B2 (en) | 2001-05-22 | 2005-08-02 | Pentax Corporation | Endoscope having a lubricant |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS55141228A (en) * | 1979-04-20 | 1980-11-05 | Olympus Optical Co | Flexible pipe for endoscope |
| JPS5675904U (ja) * | 1979-11-16 | 1981-06-20 |
-
1981
- 1981-11-18 JP JP56185079A patent/JPS5886132A/ja active Granted
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS55141228A (en) * | 1979-04-20 | 1980-11-05 | Olympus Optical Co | Flexible pipe for endoscope |
| JPS5675904U (ja) * | 1979-11-16 | 1981-06-20 |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS62139626A (ja) * | 1985-12-13 | 1987-06-23 | オリンパス光学工業株式会社 | 内視鏡用可撓管 |
| JPH0550288B2 (ja) * | 1985-12-13 | 1993-07-28 | Olympus Optical Co | |
| JPH01122701U (ja) * | 1988-02-18 | 1989-08-21 | ||
| JPH01159803U (ja) * | 1988-04-28 | 1989-11-06 | ||
| JP2002034896A (ja) * | 2000-07-27 | 2002-02-05 | Asahi Optical Co Ltd | 内視鏡の光学繊維束 |
| US6923757B2 (en) | 2001-05-22 | 2005-08-02 | Pentax Corporation | Endoscope having a lubricant |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0156773B2 (ja) | 1989-12-01 |
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