JP2002034896A - 内視鏡の光学繊維束 - Google Patents

内視鏡の光学繊維束

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JP2002034896A
JP2002034896A JP2000227087A JP2000227087A JP2002034896A JP 2002034896 A JP2002034896 A JP 2002034896A JP 2000227087 A JP2000227087 A JP 2000227087A JP 2000227087 A JP2000227087 A JP 2000227087A JP 2002034896 A JP2002034896 A JP 2002034896A
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JP
Japan
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tube
optical fiber
fiber bundle
endoscope
spiral tube
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JP2000227087A
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English (en)
Inventor
Kazuhiko Gonda
和彦 権田
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Pentax Corp
Original Assignee
Asahi Kogaku Kogyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】湾曲部が繰り返し屈曲されたような場合でも、
被覆チューブを囲んで取り付けられた螺旋管に被覆チュ
ーブが引っ掛かったりせず、繰り返しの使用により光学
繊維が折損しない耐久性の優れた内視鏡の光学繊維束を
提供すること。 【解決手段】螺旋管15が被覆チューブ13を緩く囲ん
で配置され、螺旋管15と被覆チューブ13との間に減
摩剤17が塗布されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、多数の光学繊維
を束ねて内視鏡の挿入部内に挿通配置される内視鏡の光
学繊維束に関する。
【0002】
【従来の技術】内視鏡の光学繊維束は、単に光学繊維を
束ねた状態のままで内視鏡の挿入部内に挿通配置する
と、光学繊維がいろいろな部分に引っ掛かって折れてし
まうので、端部の口金部以外の部分は可撓性の被覆チュ
ーブで被覆してある。
【0003】しかし、遠隔操作によって小さな曲率半径
で任意に屈曲される湾曲部内においては、光学繊維束が
チャンネルチューブ等のような他の内蔵物によって圧迫
されて、光学繊維が次第に折損してしまう場合がある。
【0004】そこで従来は、少なくとも湾曲部内に位置
する部分において、光学繊維束を被覆する可撓性の被覆
チューブの周囲を、さらに金属帯材製の螺旋管で囲んで
補強したものがあった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、単に可撓性の
被覆チューブの周囲を螺旋管で囲むと、湾曲操作によっ
て光学繊維束が繰り返し曲げられたときに、被覆チュー
ブが螺旋管に引っ掛かって被覆チューブが破れ、その部
分で光学繊維が折損してしまう場合がある。
【0006】そこで本発明は、湾曲部が繰り返し屈曲さ
れたような場合でも、被覆チューブを囲んで取り付けら
れた螺旋管に被覆チューブが引っ掛かったりせず、繰り
返しの使用により光学繊維が折損しない耐久性の優れた
内視鏡の光学繊維束を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明の内視鏡の光学繊維束は、束ねられた多数の
光学繊維の少なくとも一方の端部が筒状の口金内に挿入
固着されて、その口金に一端が固定された可撓性の被覆
チューブによって光学繊維の束が被覆され、金属帯材を
一定の径で螺旋状に巻いて形成された螺旋管が被覆チュ
ーブの少なくとも一部を囲んで配置されて、内視鏡の挿
入部内に挿通配置される内視鏡の光学繊維束において、
螺旋管が被覆チューブを緩く囲んで配置され、螺旋管と
被覆チューブとの間に減摩剤が塗布されているものであ
る。
【0008】なお、螺旋管に潤滑性のあるメッキが施さ
れていてもよく、螺旋管の一端が口金に固定されていて
もよい。また、螺旋管が、少なくとも内視鏡の湾曲部内
に位置する部分に設けられていてもよく、螺旋管が取り
付けられる前に、被覆チューブの外周面全体に予め減摩
剤が塗布されていてもよい。
【0009】
【発明の実施の形態】図面を参照して本発明の実施例を
説明する。図2は内視鏡を略示しており、操作部1に連
結された挿入部可撓管2の先端に連結された湾曲部3
は、操作部1に配置された操作ノブ4を回転操作するこ
とによって、任意の方向に任意の角度だけ屈曲させるこ
とができる。
【0010】湾曲部3の先端には、図示されていない対
物光学系等が内蔵された先端部本体5が連結されてお
り、湾曲部3と挿入部可撓管2の内部に挿通配置された
像伝達用光学繊維束10と照明用光学繊維束20の先端
部分が先端部本体5に固定されている。
【0011】図1は、像伝達用光学繊維束10の先端側
寄りの部分を示しており、一束に束ねられた多数の光学
繊維11の端部が金属製のパイプ状の口金12内に挿入
されて、接着剤によってそこに固着され、先端面は研磨
されている。口金12は、内視鏡の先端部本体5に後方
から差し込まれて固定されている。
【0012】13は、光学繊維11を全長にわたって被
覆する例えばシリコンゴムチューブ等からなる可撓性の
被覆チューブであり、その先端部分は、口金12の後端
近傍の外周面に形成された円周溝12aに糸状部材14
で緊縛固定されている。
【0013】湾曲部3内に位置する部分においては、被
覆チューブ13の周囲が螺旋管15によって囲まれてい
る。螺旋管15は、例えばステンレス鋼帯材を、隣り合
う帯材どうしの間に少し隙間をあけて一定の径で螺旋状
に巻いて形成されている。
【0014】口金12の後端近傍には、円周溝12aに
隣接してフランジ状の鍔部12bが突設されていて、そ
の鍔部12bに螺旋管15の先端が突き当てられ、その
当接部16において、螺旋管15と口金12とが例えば
レーザー溶接等によって溶着されて連結されている。
【0015】螺旋管15は、被覆チューブ13の周囲を
緩く囲むように、被覆チューブ13の外面との間に少し
隙間があく寸法に形成されていて、螺旋管15の後端部
分は挿入部可撓管2内に少し入った位置にある。
【0016】そして、螺旋管15と被覆チューブ13と
の間に、例えば二硫化モリブデン、フッ化炭素又はチッ
化ホウ素などのような減摩剤17が塗布されている。塗
布作業は、螺旋管15が取り付けられる前に、被覆チュ
ーブ13の外周面全体に予め減摩剤17を塗布しておけ
ばよい。
【0017】このように、螺旋管15と被覆チューブ1
3との間に減摩剤17が塗布されていることより、内視
鏡が使用されて湾曲部3が繰り返し屈曲されても、被覆
チューブ13が螺旋管15に引っ掛かったりせず、光学
繊維11の折損が発生しない。螺旋管15に例えばモリ
ブデン系又はフッ素系などのような潤滑性のあるメッキ
を施しておけば、さらに効果がある。
【0018】なお、本発明は上記実施例に限定されるも
のではなく、例えば本発明を照明用光学繊維束20に適
用してもよい。
【0019】
【発明の効果】本発明によれば、光学繊維束を被覆する
被覆チューブを緩く囲んで配置された螺旋管と被覆チュ
ーブとの間に減摩剤が塗布されていることにより、湾曲
部が繰り返し屈曲された場合でも、螺旋管に被覆チュー
ブが引っ掛かったりせず、光学繊維が折損しない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の内視鏡の像伝達用光学繊維束
の先端部分の側面半断面図である。
【図2】内視鏡の外観略示図である。
【符号の説明】
3 湾曲部 10 像伝達用光学繊維束 11 光学繊維 12 口金 13 被覆チューブ 15 螺旋管 17 減摩剤

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】束ねられた多数の光学繊維の少なくとも一
    方の端部が筒状の口金内に挿入固着されて、その口金に
    一端が固定された可撓性の被覆チューブによって上記光
    学繊維の束が被覆され、金属帯材を一定の径で螺旋状に
    巻いて形成された螺旋管が上記被覆チューブの少なくと
    も一部を囲んで配置されて、内視鏡の挿入部内に挿通配
    置される内視鏡の光学繊維束において、 上記螺旋管が上記被覆チューブを緩く囲んで配置され、
    上記螺旋管と上記被覆チューブとの間に減摩剤が塗布さ
    れていることを特徴とする内視鏡の光学繊維束。
  2. 【請求項2】上記螺旋管に潤滑性のあるメッキが施され
    ている請求項1記載の内視鏡の光学繊維束。
  3. 【請求項3】上記螺旋管の一端が上記口金に固定されて
    いる請求項1又は2記載の内視鏡の光学繊維束。
  4. 【請求項4】上記螺旋管が、少なくとも内視鏡の湾曲部
    内に位置する部分に設けられている請求項1、2又は3
    記載の内視鏡の光学繊維束。
  5. 【請求項5】上記螺旋管が取り付けられる前に、上記被
    覆チューブの外周面全体に予め上記減摩剤が塗布されて
    いる請求項1、2、3又は4記載の内視鏡の光学繊維
    束。
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