JPS5885874A - イソシアヌル酸エステルの製造方法 - Google Patents

イソシアヌル酸エステルの製造方法

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JPS5885874A
JPS5885874A JP57191964A JP19196482A JPS5885874A JP S5885874 A JPS5885874 A JP S5885874A JP 57191964 A JP57191964 A JP 57191964A JP 19196482 A JP19196482 A JP 19196482A JP S5885874 A JPS5885874 A JP S5885874A
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Akzo NV
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D251/00Heterocyclic compounds containing 1,3,5-triazine rings
    • C07D251/02Heterocyclic compounds containing 1,3,5-triazine rings not condensed with other rings
    • C07D251/12Heterocyclic compounds containing 1,3,5-triazine rings not condensed with other rings having three double bonds between ring members or between ring members and non-ring members
    • C07D251/26Heterocyclic compounds containing 1,3,5-triazine rings not condensed with other rings having three double bonds between ring members or between ring members and non-ring members with only hetero atoms directly attached to ring carbon atoms
    • C07D251/30Only oxygen atoms
    • C07D251/34Cyanuric or isocyanuric esters

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)
  • Plural Heterocyclic Compounds (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Catalysts (AREA)
  • Nitrogen Condensed Heterocyclic Rings (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 溶媒を存在させずに、対応するノアヌル酸エステルを接
触異性化してインンアヌル酸エステルヲ製造する方法に
関する。
これらのエステル類中で最も重要なものは、(イソ)ト
リアリ′ルエステル類である。これらは何れも有用な性
質を有するポリマーに転化できるし、他のポリマー類の
改質用にも使える。ポリトリアリルイソ7アヌレートは
400℃あるいはそ、れ以上の温度ですら熱安定性を示
す。
インノアヌル酸の3重エステルは種々の方法で製造でき
る。直接法は出発物質に7アン酸アルカリ又はインシア
ヌル酸アルカリを用い、これを適切な溶媒中でハロゲン
化物と反応して所望のエステルとする。溶液状で得られ
た生成物の純度は副反応のせいで不十分なものであり、
引き続き蒸発、水洗及び最後に蒸留等の工程が必要であ
る。
か\る直接合成法が手間がか\る点から間接法1こつい
ても検討がなされた。この場合ノアヌル酸エステルがま
ず最初合成され、次いて異性化(こよって所望のイソ化
合物が得られる。このノアヌル酸エステル類を用いる方
法は、該化合物が都合よく入手できることが必要であり
、その例として/アヌル酸トリアリル(TAC)はンア
ヌル酸りロリト( CsNsCLs )Jとアリルアル
コールとから大規模に生産される。
ノアヌル酸エステル類のかNる異性化法として以下の方
法が知られている。
1)加熱法:溶媒の不在下、この反応は昇温下(200
℃)でもゆっくり進行するので、極く高い熱安定性を有
するエステルのみがこの方法により製造できる。
2)溶媒法:高い誘電率を持つ溶媒を用いる方法(ドイ
ツ連邦共和国特許明細書第2657237号)であって
、200℃以下の温度で行なえるが必快す溶媒は高価な
ものであり方法自体手間がかかり、加えて溶媒の回収の
ためにエネルギーを費やすものである。
3)接触法( Balitskaya  他、IJK,
 Khim, Zh. 4α8)。
1974、P.881):触媒に金属銅を用いてTAC
を異性化してインシアヌル酸トリアリルとする方法で、
反応は30℃ないし70℃の温度で5ないし25時間で
完了する。
前記諸異性化法のうち触媒を用いる方法がインノアヌル
酸エステルに溶解する溶媒が不用なので一番有利である
と考えられ、この方法について検討が進められた。しか
しながら前記著者の述べた結果を本願の出願人が再現す
ることは不成功であり、30℃ないし70℃の温度範囲
では異性化は観測されず、更らに温度を上昇させると反
応混合物中にイソノアヌル酸エステルの存在が観測され
る前に重合が起きた。これは前もってTACを重合禁市
剤で安定化しておいても変らなかった。これら何れの方
法を以ってしても、200℃以下の温度にて十分高い反
応速度で、しかも溶媒と分離する工程を伴なわずに、高
純度なインノアヌル酸トリエステルを1段で製造するこ
とはできなかった。
しかしながら、インシアヌル酸エステルに溶解する溶媒
が存在しなくとも、ノアヌル酸エステルが1段でイソノ
アヌル酸エステルに転化し′)ることか見い出された。
ノアヌル酸エステルから対応するイソノアヌル酸エステ
ルを製造する新規な方法の特徴は、以下の式群の中側れ
かを充足する触媒を用いることである: ]、  (RnNH4−n〕X 、(ただしn=1.2
.3又は4) 2、  I:FLpPf(4−p〕X 、(ただしp=
3父は4)3、  [Ft’C,H,NR”j”X−、
(ただしC,H4Nはピリ7ン環) 4、  [R,rt2R3S ] X 。
(前記式中、Xはハロゲン又は水酸基であり、Rは炭素
原子数が1−18のアルキル基、炭素原子数が1−18
のアルケニル基、フェニル基又はヘンジル基で、但し化
合物1と2はフェニル基又はヘンジル基を1つより多く
は含まず、R′は水素、炭素原子数が1ないし4のアル
キル基又は炭素原子数が1ないし4のアルケニル基であ
り、R″は炭素原子数が1ないし18のアルキル基又は
炭素原多数が1ないし18のアルケニル基であり、R,
、R2及びR3は炭素原子数が1ないし18のアルキル
基又は炭素原子数1ないし18のアルケニル基もしくは
フェニルである) これらの触媒は、室温において通常は固体で、エステル
中に殆んど溶解しないか全く溶解しない物質であるが、
75℃ないし200℃の範囲の温度で用いるとノアヌル
酸エステル並びに生成するインノアヌル酸エステル双方
と均一液体反応混合物を成す。
本発明の方法に触媒として使用するのが適切である多数
の化合物は、「相転移触媒」と言う名称で分類されるも
ので、オニウム或いはイニウム塩として知られている。
場合によっては手順を簡略にすることができる。実用上
は幾つかの該触媒、例えば式(R3Nu) Xで示され
る触媒は、水溶液状で調製するのが好ましい。生成した
溶液は本発明のプロセスに用いる前に何ら追加処理をす
る必要が無いことが判った。すなわち室温では該水溶液
はインノアヌル酸エステルと均一混合物を形成しないか
もしくは殆んど形成しないが、昇酩下では均一となる。
該触媒は1適当な出発物質をノアスル酸エステルと混合
することにより、反応現場にて調製することもできる。
異性化の反応温度に加熱するまでの間そして異性化反応
の間に、所望のオニウム又はイニウム塩が形成される。
該触媒は(水)溶液状で或いはそのまNの姿で反応成分
に添加されて良G)。異性化反応するのと同−反応器中
で触媒を当該出発物質より事前に調製する(例えばR3
N+’rtX→(R4N)X)方法を選択しても良い。
本発明による異性化反応は以下のように行なうのが好ま
しい。すなわち、ノアヌル酸トリエステルを少くとも1
の適切な触媒の存在下に(水溶液とするか又はしないで
)実用上は75°ないし200℃の反応温度にまで加熱
する。100℃以上の温度では水が存在するなら、これ
は部分的に溜出する。反応混合物の均一化は攪拌によっ
て促進され、所望ならば混合物を窒素気流中に維持して
空気中の酸素の影響から保護してもよい。重合に敏感な
ノアスル酸エステルは、適切な重合禁止剤で安定化して
も良い。
異性化反応完了後混合物は冷却される。触媒が溶媒なし
に添加された場合には、触媒は冷却により再固化するの
で、98%以上の純度のインノアヌル酸エステルが液体
として・蘭学に分離できる。
一方触媒が水溶液状で添加された場合には、混合物は冷
却により2層に分離し、一方の水層は触媒と少tのイン
ノアヌル酸エステルを含み、他層は98%純度の異性化
反応生成物となる。異性化エステルの純度を高めるため
、水洗した後乾燥することにより微駄の触媒が除去でき
る。転化後の固体若しくは水に溶解した触媒部分には、
少量の出発物質と生成した異性体が含まれるかも知れな
いが、この触媒は精製を要する時点まで数回繰り返し使
用されうる。
本発明のプロセスは回分式、半回分式或いは連続式番こ
行われる。
実施例1−18 本発明の製造方法の実施例により得られた結果を第1表
に示す。比較例として触媒不在下に製造した結果を幾つ
か併せて示す。表中に挙げた実験は、表中に記した量の
諸成分を攪拌下にフラスコ中で反応させて行ったもので
ある。
実施例19 実施例1による異性化反応の完了後分離されたp過ケー
キ(使用済触媒)を再度実施例1の処方によりTACの
異性化反応に用いた。異性化反応は4時間後に再度完了
し、これによりこの触媒が再使用されても何ら問題ない
ことが実証されている。
実施例20 反応フラスコ中に7.92のトリーローブチルアミンと
5.Ofの臭化アリルと71.3fのTACが装入され
た。この混合物を攪拌しながら120℃迄加熱した。6
時間後この温度でインノアヌル酸トリアリルへの異性化
反応は完了した。この実施例は呉性化反応前(及びその
間)に触媒が現場調製されることを例証するものである
特許出願人 アクゾ ナームローゼ フェンノートジャツブ代理人 若     林         忠

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)  インシアヌル酸エステルに溶解する溶媒の不
    在下に、ノアヌル酸エステルの接触異性化反応により対
    応するインシアヌル酸エステルを製造する方法であって
    、大群 1、  [RnNH,−n ] X まただしn=1.
    2.3又は4. 2、  I:RpPH4−p] X−ただしp=3又は
    4.3、  (R’C,H4NR″) X 、ただしC
    ,H,Nはピリジン環を表わす、 4、 [R,I’t2R3S ) X 。 (式中Xはハロゲン又は水酸化物であり、Rは炭素原子
    数が1−18のアルキル基、炭素原子数が1−18のア
    ルケニル基、フェニル基又ハベンジル基であり、但し化
    合物1と2には1より多くのフェニル基もしくはベンジ
    ル基を含むことがな(、=R’は水素、炭素原子数が1
    −4のアルキル基又は炭素原子数が1−4のアルケニル
    基であり、R“は炭素原子数が1−18のアルキル基又
    は炭素原子数が1−18のアルケニル基であり、R5、
    R2、ns ’Itま炭素原子数が1−18のアルキル
    基、炭素原子数が1−18のアルケニル基あるいはフェ
    ニル基である) の中の何れかで示される化合物の少くとも1種を触媒と
    して用いることを特徴とするインシアヌル酸エステルの
    9itJ)5ef−0(2)  ノアヌル酸トリアリル
    がインシアヌル酸トリアリルに転化されることを特徴と
    する特許請求の範囲第1項記載の方法。 (3)触媒が水溶液状であることを特徴とする特許請求
    の範囲第1項記載の方法。 (4)反応が75°ないし200℃の湯度範囲で行なわ
    れることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の方法
    。 (5)反応終了後に反応生成物より分離した触媒が再使
    用されることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の
    方法。
JP57191964A 1981-11-04 1982-11-02 イソシアヌル酸エステルの製造方法 Granted JPS5885874A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
NL8104978 1981-11-04
NL8104978 1981-11-04

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JPS5885874A true JPS5885874A (ja) 1983-05-23
JPH0465070B2 JPH0465070B2 (ja) 1992-10-16

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EP (1) EP0078567B1 (ja)
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CA (1) CA1183844A (ja)
DE (1) DE3272037D1 (ja)

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US4451651A (en) 1984-05-29
DE3272037D1 (en) 1986-08-21
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JPH0465070B2 (ja) 1992-10-16
EP0078567A1 (en) 1983-05-11
EP0078567B1 (en) 1986-07-16

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