JPS58857A - 飼料添加物、又は飼料 - Google Patents

飼料添加物、又は飼料

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JPS58857A
JPS58857A JP56095965A JP9596581A JPS58857A JP S58857 A JPS58857 A JP S58857A JP 56095965 A JP56095965 A JP 56095965A JP 9596581 A JP9596581 A JP 9596581A JP S58857 A JPS58857 A JP S58857A
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JP
Japan
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fatty acid
feed
feed additive
salts
sugar
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Application number
JP56095965A
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English (en)
Inventor
Takayoshi Masuda
増田 隆良
Masaru Honjo
勝 本城
Keisuke Watanabe
渡邊 佳資
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Mitsui Toatsu Chemicals Inc
Original Assignee
Mitsui Toatsu Chemicals Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は飼料添加物、又は該飼料添加物を含有して成る
飼IP+(以下、単に”飼料添加物、又は飼料”と略称
)に関する。更に詳しくは、少なくとも糖脂肪酸エステ
ルと脂肪酸塩類とから成る家畜、家禽、魚類等の動物の
成長促進、飼料効率の改善、健康保持等の浸れた効果を
有[る飼料添加物、又は飼料に関するものである。
近時、動物用飼料は従来の自家製飼料を主体とするもの
から動物の栄養要求量、成長促進、健康保持等を考慮I
こ入れて近代的T場で生産される配合飼料への転換が急
速に進められた結果、現在では全飼料中に占める配合飼
料の比率は極めて高い値となっている。
これらの配合飼料においては、主原料である穀類、油粕
類、槽糖類、魚粉、油脂類等の他に栄養補給、栄養強化
、消化吸収改善、成長促進、疾病防止等積々の目的で、
アミノ酸類、ミネラル類、ビタミン類、酵素類、抗生物
質等の添加物が副原料として用いられるのが一般的であ
る。家畜、家禽の生産、魚の養殖等における最大の目標
の一つは、より短期間で、しかもより少ない飼料で効率
良く畜水産物を生産することである。
従来、この様な目的を達成する為に主として抗生物質が
使用さn、ているが、飼料への抗生物質の安易な添加は
耐性菌の出現を早め、又、その残留移行により人間にア
レルギーや腸内細菌の変化を引き起こす恐れがある為、
問題になっており、抗生物質の種類、使用量、使用期間
等を限定、縮少する方向にあり、抗生物質等による薬づ
けに依存することなく畜水産物の生産性を向上させるこ
とが可能な高安全性の新規な飼料添加物、又は飼料の出
現が待ち望ま第1.ているのが現状である。
本発明者らはかかる現状に鑑み、鋭意検討を重ねた結果
、少なくとも糖脂肪酸エステルと脂肪酸塩類とを含有し
て成る飼料添加物、又は飼料が家畜、家禽、魚類等の諸
動物の成長促進、飼料効率の改善、健康保持等の優れた
効果を発揮することを見い出1ッ、本発明を完成させる
に至ったものである。
因みに、糖脂肪酸エステル、特にシヨ糖脂肪酸エステル
を含有する飼料を子牛、子豚の如き特定の動物に給与す
ることにすって、こわ、らの動物の成長が促進されるこ
とが知られているが、その効果は充分ではなく、糖脂肪
酸エステルと脂肪酸塩類とを併用することによって初め
て幅広い動物に対して極めて大きな効果を有することを
見い出したものである。
次に本発明の詳細な説明する。
本発明の飼料添加物、又は飼料が対象とする動物は肉用
牛、乳用牛、豚、羊、山羊、馬、ウサギ、犬、猫等の家
畜類、肉用鶏、採卵鶏、種鶏、アヒル、鵞鳥、七面鳥、
うずら、小鳥等の家禽類、鰻、鯉、鮎、鱒、虹鱒、ブリ
(ハマチ)、鯛、キンザケ、金魚、錦鯉、熱帯魚等の魚
類、貝類、甲殻類。
ミンク等の毛皮専用獣、マウス、ラット、ハムスター等
の実験用動物等が代表的な例である。
本発明に使用される糖脂肪酸エステルとは、アラビノー
ス、キソロース、リボース、リキソース、リブロース、
キンルロース、グルコース(7’l”7糖)、ガラクト
ース、タロース、マンノース、フルクトース(果り、ソ
ルボース、タガトース、プシコース、マルトース<v芽
a>、イソマルトース、セロビオース、ゲンチオビオー
ス、トレハロース、ラクトース(乳11)、シュクロー
ス(ショ糖)、マルトトリオース、ゲンチアノース、ラ
フィノース、スタ牛オース等によって代表される単糖類
、父はオリゴ糖類と炭素数6〜24の脂肪酸とのエステ
ルであり、−分子のS脂肪酸エステル中にエステル結合
を1個有するモノエステル、又は2個以上の1ステル結
合を有するジエステル、トリエステル、テトラエステル
等のポリエステル、又はこれらの混合物のいずれでも良
いが、通常、モノエステル、ジエステル及びトリエステ
ルが特に好ましい。
上記した糖脂肪酸エステルのうち、特にンヨ糖脂肪酸エ
ステlしは工業的に大量に生産されている為、入手が容
易であり、かつ、比較的安価な為、本発明に最も有利に
使用し得る糖脂肪酸エステルの一つである。
尚、糖脂肪徹エステルを構成する炭素数6〜24の脂肪
酸としては飽和、又は不飽和の脂肪酸のいずれでも良い
。又、脂肪酸の炭素鎖は[111型に限定されず、分岐
型のものでも良く、更に、水酸基等の置換基を有する脂
肪酸でも差支えない。尚、脂肪酸は必ずしも一塩基酸に
限定されず、二塩基酸等も用いることが可能である。
これらの脂肪酸の代表的なものとしてカブロン酸、エナ
ント酸、カプリル酸、ペラルゴン酸、カブリノ酸、ラウ
リン酸、トリデカン酸、2−メチルテトラデカン酸、5
−メチルテトラデカン酸、2.2−ジメチルテトラデカ
ン酸、ミリスチン酸。
パルミチン酸、マルガリン酸、ステアリン酸、アラキン
酸、ベヘ7#、リグノセリ7酸、オレイン酸、エライジ
ン酸、リノール酸、リル/酸、リノノール酸、アラキド
ン酸、エルカ酸、アゼラインWI、セバシン酸、1.2
0−エイコサメチレンジカルボン酸等を例示することが
できる。
尚、上記した糖脂肪酸エステルは必ずしも単品である必
要はなく、糖脂肪酸エステルを構成する糖成分や脂肪酸
成分の異なる二種以上の糖脂肪酸エステルの混合物も単
品同様に使用することかで傘る。
父、本発明に使用される脂肪償塙類としては前記した炭
素数6〜24の脂肪酸のリチウム塩、ナトリウム塩、カ
リウム塩郷のアルカリ金属塩、マグ不ンウム塩、カル7
ウム塩、バリウム塩等のアルカリ土類金a塩、亜鉛塩、
アルミニウム塩、鉄塩、マンガン塩等の各種金属塩、ア
ンモニウム塩。
モノエタノ−lレアミノ塩、ジェタノールアミン1、ト
リエタノ−lレアミノ塩等の各種有機アミン塩。
リジン塩、オルニチン塩、アルギニン塩、ヒスチジン塩
、オキシリジン塩等の塩基性アミノ酸塩が代表的な例で
あり、通常、アルカリ金属塩、アンモニウム塩、塩基性
アミノ除塩が最も一般的に使用される。
尚、上記した脂肪酸塩類は糖脂肪酸エステルの場合と同
様 必rしも単品である必要はなく、脂肪酸塩類を構成
する脂肪酸成分や対カチオン成分の異なる二種以上の脂
肪酸塩類の混合物も単品同様に使用できる。
これらの糖脂肪酸エステルや@肪酸塩類は公知の方法に
従って容易に製造することが可能であり、いずれの方法
1こ従って製造したものでも本発明に使用することかで
きる。
尚、糖脂肪酸エステルの製造方法としては、用糖と脂肪
酸メチルエステル、脂肪酸エチルエステルの如き脂肪酸
低級アル牛ルエステルとを水、又はプロピレノグリコー
ルの如き溶媒の存在下、脂肪酸す) IJウム、脂肪酸
カリウム等の脂肪酸塩類と塩基曽媒とを用いてアルカリ
金属する方法、(2)糖と脂肪酸メチルエステル、鴫旨
切酸カルビ)−ルエステル、脂肪酸グリセリド順(モノ
、ジ及びトリグリセリド)等とを脂肪酸ナトリウム、脂
肪酸カリウム等の脂肪酸塩類の存在下にアルコ−リンス
する方法、+31糖と油脂、即ち脂肪酸トリグリセリド
とを塩基触媒の存在下にアルコ−リンスする方法、 (
41mと脂肪酸塩(?物、又は脂肪酸無水物とを反応さ
せる方法等が代表的な方法である。
特に、(1)〜(′5)の方法は粗反応生成物中に糖脂
肪酸エステルと脂肪酸塩類(通常、脂肪賓アルカリ金属
塩)とが含有されている為、安価に製造可能な粗反応生
成物を特に精製することなくそのまま本発明の@′4+
添加物、又は飼料に用いることも可能な為、非常に好都
合である。
一力、脂肪酸塩類は脂肪酸、又は脂肪酸メチルエステル
、脂肪酸エチルエステル、脂肪酸グリセリド等の脂肪酸
エステル類とアルカリ金属、アルカリ土類金稿等の酸化
物、水酸化物、炭酸塩、1基性アミノ酸、アンモニア、
有機アミン叫を反応させる方法その池によって容易に製
造することができる。
尚、脂肪#!増類は必ずしも上述の方法等に従って前も
って製造しておく必要はなく、例えば、脂肪酸とアルカ
リ金属の酸化物、水僚化物、炭酸塩や塩基性アミノ酸等
を夫々遊離の形で使用し、本発明の飼料添加物、又は飼
料中で脂肪酸塩類を生成させる方法を採用することも可
能である。
本発明の飼料添加物、又は飼料中の糖脂肪酸エステルと
脂肪酸塩類との使用比は、通常、97:3乃至3:97
重量比、好ましくは95:5乃至5:95重量比、最も
好ましくは90:10乃至1[):90重量比が適当で
ある。
尚、本発明に使用される糖脂肪酸エステルや脂肪酸塩類
は必ずしも?、を度に精製されたものである必要はなく
、前述の粗製の糖脂肪酸エステルの如く、糖脂肪酸エス
テルや脂肪#塩類を製造する際に一部未反応のまま残存
、又は残存する可能性の、F>る糖、脂肪酸グリセリド
(モノ、ジ及びトリグリセリド)、脂肪酸、塩基性アミ
ノ酸等や副生物であるグリセリン等の様な高安全性のも
のであれば、含有されでいても特に支障はない。
本発明の飼料添加物、又は飼料に対する糖脂肪酸エステ
ルと脂1i7i#堰類の使用量は、対象とする動物の種
類、日令、糖脂肪酸エステルや脂肪酸塩類以外の成分の
種類やその配合比等によって異なるが、最終的に家畜、
家禽、魚類等の動物に給与する飼料4こ対して糖脂肪酸
エステルと脂肪酸塩類との合計量が通常、α001〜2
0重量%、好ましくは001〜10重量%、最も好まし
くは002〜5重量%程度が適当である。糖脂肪酸エス
テルと脂肪酸塩類の使用量が上記した範囲の下限値未満
の場合には本発明の効果を充分に発揮しにくくなり、又
、上限値よりも多量に用いても特別の効果は発揮されず
、寧ろ経済的でな(なる為、いずれも望Jしくない。
本発明のDr i#+添加物は、糖脂肪酸エステルと脂
肪酸塩類の混合物をその抜ま、又は水で希釈して水溶液
、水性懸濁液等にするか、父はビタミン類、ミネラル類
、酵素類等のは知の添加物の場合に準じて小麦粉、デン
プン、デキストリン等の適当な希釈剤で希釈して用いる
ことができ、蝦終的には通常、飼料に添加、混合して動
物に給与されるが、氷で希釈し、飲料水の形で給与す5
ことも可能である。
一方、本発明の飼料は、トウモロコシ、小麦、大麦、ラ
イ麦、米、燕麦、マイロ(コーリャン)等の穀類、米ぬ
か、脱脂米ぬか、ネすま等の槽糖類、大豆油粕、菜種油
粕、綿実油粕等の油粕類。
魚粉類、フィッシュソリニブル。脱脂乳、ホエー。
糖蜜、イエローグリース、タロー、大豆油、パーム油、
魚油等の油脂類他当該産業分野で広く使用されている飼
料用原料に前述の飼料添加物を配合することによって調
製される。又、メチオニン、リジン、トリプトファン、
スレオニン、グリシン等のアミノ酸類、ビタミンA、ビ
タミンB、ビタミンC、ビタミンD、ビタミンE、ビタ
ミンに等のビタミンafコリノ、ニコチン酸、ニコチン
酸rミド、食塩、カルシウム、リン等のミネラル類。
プロテアーゼ、アミラーゼ、セルラーゼ、リノ々−ゼ等
の酵素類、大σレシチン、プロピレングリコール脂肪酸
エステル、グリセリン脂肪酸エステル、ポリオキシ上テ
レ/グリセリン脂肪酸エステル、ソルビタン脂肪酸エス
テル、ポリオキシエチレンノルビタン脂1i7j酸エス
テル等の乳化剤、ホlレモン類、化学的保存剤1着香料
、糖類、粘結剤等の添加物を任意に添加することも可能
である。又、本発明の飼料の場合、成長促進や飼料効率
σ)改善を主目的とする抗生物質類は通常、添加する必
要は特にないが、無論、添加することも可能である。
尚、本発明の飼料添加物、又は飼料中の糖脂肪酸エステ
ルと脂肪酸塩類以外の飼料原料や飼料添加物等の種類、
配合比は特に限定を受けず、適宜選択し得るものである
が、一般に、最終的に動物に給与される飼料中の蛋白質
や脂肪の含有率が高い場合に本発明の効果が顕著に発揮
される傾向を示す。又、近年、@科用原料の魚粉等の蛋
白詠の節減を−る為、fi1i#+のエネルギー源とし
て従来よりも多量の油脂(脂肪源)を使用することへの
関心が高まっているが、本発明はこの様な低蛋白、高脂
肪の場合にも優れた効果を発揮する。
采発明の飼料添加物、又は飼料は粉末状、粒状、ペレッ
ト状、クラ/プル状、キューブ状、半湿状、ペースト状
等の任意の形態に調製して用G1て良G)。
本発明の飼料添加物、又は飼料は糖脂肪酸エステルと脂
肪酸塩類の作用によって飼料中の脂肪、蛋白質等の諸栄
養素の消化吸収を改善し、もって家畜、家禽、角頌等の
動物の成長促進、飼料効率の向上効果を発揮する。因み
に、糖脂肪酸エステル、特にショ糖脂肪酸エステルを含
有する飼料を子牛、子豚等に給与することにより、これ
らの動物の成長が促進されることが知られているが、糖
脂肪酸エステルのみではその効果は不充分であり、本発
明の糖脂肪酸エステルと脂117j#I塩類とを併用す
ることによって極めて優秀な性能を発揮することが可能
となる。
又、本発明の飼料添加物、又は飼料は家畜、家禽、魚類
等の動物の健康保持、体力増強等の点でも好ましい影響
を与える。
更に、糖脂肪酸エステルと脂肪#塩類との併用により、
糖脂肪酸エステル単独の場合に比べて一層優れた乳化力
、特に水中油(0/W )型乳化力を発揮することがo
T能な為、脱脂粉乳と油脂を主成分とする子牛等の幼若
哺乳動物の代用乳(通常、粉末状)等に本発明を適用し
た場合、単に上記した生理学的特性が発揮されるのみに
留まらず、代用乳に水、又は温湯を添加して代用乳溶液
を調製する際の代用乳の水、又は温湯に対する分散、溶
解時間の短縮、代用乳溶液の相安定性の大幅向上等の効
果も有する。
しかも、糖脂肪酸エステルや脂肪酸塩類は従来から極め
て安全性が高いことが知られており、従って本発明の飼
料添加物、又は飼料は安全性の点でも全く問題がない。
以上に詳述した如く、本発明の飼料添加物、又は飼料は
極めて高い安全性と優れた性能とを兼備している為、産
業上の利用価値が高い。
以下に実施例並びに比較例によって本発明を更に詳細に
説明する。
実施例1〜B 油脂の酵素分解に対する本発明の糖脂肪酸エステルと脂
肪eIRtn類の添加効果を検討よる為、。
VLtrg 系で人工的に動物の腸内環境を再現し、該
環境中でのココナツ油、父はオレイン酸トリグリセリド
の分解率を測定した。結果を表−1に示した。
尚、実験条件並びに分析方法は下記の通りである。
実験条件: アッセイ・ミックスチャ−の組成    重量部油脂(
ココナツ油、父はオレイン酸 トリグリセリド)    ・・・・・・・・・・・・ 
5iJ、01モル/ 11Jン酸緩衝液(−8)・・−
・・・・10脱イオン水       ・・・・・・・
・・・・・・85市販膵液リパーゼ    ・・・・・
・・・・・・・ 02上記のアッセイ・ミックステY−
を37℃の恒鑑槽中で振盪しながらインキュベートし、
油脂の酵素分解を行なう。
分析方法: インキュベート開始後、2時間目及び5時間目にサンプ
ルを採堆し、油脂の酵素分解によって生成シた脂肪酸を
ガスクロマトグラフィーで宏量後、■記の計算式に従っ
て油脂の分解率を算出する。
油脂の分解率−二 ( 実施例9 ショ糖と牛脂とを炭酸カリウムを触媒としてアルコーリ
シスする方法によって得た粗反応生成物(ショ糖牛脂脂
肪酸エステル50重1%(モノエステル/ジエステル=
65/[5重量比)、牛脂脂肪酸カリウム28重量%、
ンヨ糖20重童%、牛8¥Iyi′iI肪酸グリセリド
18重普%(モノ、ジ及びトリグリセリドの合計!#)
、グリセリン他4重量う含有)0211部を使用した以
外は実施例1〜5と同様の方法でココナツ油の分解率を
測定した。
結果を表−1に示した。
比較例1〜2 糖脂肪酸エステルと脂肪酸塩類を全く使用しない以外は
実施例1〜8と同様の方法でココナツ油、又はオレイン
酸トリグリセリドの分解率を測定した。結果を表−1に
示した。
比較例5〜4 脂肪酸塩類を全く使用せず、糖脂肪酸エステル30.2
重量部のみを用いた以外は実施例1〜8と同様の方法で
ココナツ油、又はオレイン酸トリグリセリドの分解率を
測足した。結果を表−1に示した0 実施例10〜15 油脂共存下での蛋白質の酵素分解に対する本発明の糖脂
肪酸エステ、ルと脂肪酸塩類の添加効果を検討する為、
hrLV*tro系で人工的に動物の腸内環境を再現し
、該環境中において、ココナツ油共存下でのミルクカゼ
インの分解率を測足した。結果を表−2に示した。尚、
実験条件並びに分析方法はT1の通りである。
実験条件: ミルクカゼイノ        ・・・・・・・・・・
・・・ 0.5ココナツ油         ・−・・
・・・・・・・・・・・50.01モル/lリン酸緩衝
液(−8)・・ ・・・10脱イオン水       
・・・・・・−・・・・・・85市販膵液リパーゼ  
  −・−・・・・・・・・−・0.2市販パンクレア
チン    ・・・・・・・・・−・・−1・0.2上
記組成のアッセイ・ミックスチャ−を37℃の恒温槽中
で振盪しながら5時間イノキュベートし、ミルクカゼイ
/の酵素分解を行なう。
分析方法: インキュベート前後のミルクカゼインの濃度ヲ常法によ
って定置し、ミルクカゼインの分解率を算出する。
実施例14 実施例91こ用いたものと同一の粗反応生成物(ショ糖
牛脂脂肪酸エステル30重t%、牛脂脂肪酸カリウム2
8重量ち、その他42重量%含有)Q、2重量部を1吏
用した以外は実施例10〜15と同様の方法でミルクカ
ゼインの分解率を測定した。結果を表−2に示した。
比較例5 糖脂肪酸エステルと脂肪酸塩類を全く使用しない以外は
実施例10〜13と同様の方法でミルクカゼインの分解
率を測定した。結果を表−2に示した。
比較例6 脂肪酸塩類を全く使用せず、糖脂肪酸エステル0.2重
量部のみを使用した以外は実施例10〜13と同様の方
法でミルクカゼインの分解率を測定した。結果を表−2
に示した。
実施例15 ブロイラー120羽(雌雄各60羽)を用い、各群20
羽(雌雄各10羽)ずつの6群に分け、夫々の群に表−
3に示した飼料を給与し、10週間の飼1i!試験を行
な゛つた。結果を表−4に示した。
表−4 手  続  補  正  書 昭和57年?月8日 特許庁長官殿 1事件の表示 昭和56年 特許願 第95965号 2、発明の名称 飼料添加物、又は飼料 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 住 所  東京都千代田区霞が関三丁目2番5号名 称
  (312)三井東圧化学株式会社代表者 松葉谷 
誠 − 4、代理人 住 所  〒105東京都港区虎ノ門−丁目19 m 
4号電話 508−0335 1′7 、五−疋により増加する発明の数 なし711 11 
    V 6補正の対象  明細書 Z補正の内容 (1)特許請求の範囲を別紙のとおり補正する。
(2)明細書2頁14行目に“飼料添加物、又は”とあ
るのを、 [飼料添加物旧本国内の“飼料の安全性の確保及び品質
の改善に関する法律1等によって規定される狭義の飼料
添加物のみでなく、飼料用原料尋ヲも含む幅広い意味で
用いている。
以下同様。)]と補正する。
(6)明細書4頁1行目に“縮少”とあるのを、「縮小
」と補正する。
(4)明細書5M5行目K“乳用牛、豚”とあるのを、 [乳用牛、子牛、豚、子豚」と補正する。
(5)明細書5頁下から1竹目に“6〜24”とある0
1−1 「6〜24程度」と補正する。
(6)明細書6頁1′5行目K“6〜24”とあるのを
、 「6〜24程度」と補正する。
(7)  i”JE書6頁下から1行目と2行目の間に
次の文を挿入する。
「尚、脂肪酸は油脂等の天然物由来の脂肪酸に限定され
ず、パラフィンの液相接触酸化、α−オレフィンのカル
ボニル化(オキソ法)や分岐オレフィンのカルボキシル
化(Kncb法)等によって製造される合成脂肪酸も用
いることができる。」 (8)明lff!3書7頁下から4行目に“6〜24”
とあるのを、 「6〜24程度」と補正する。
(9)明細書10頁1行目〜2行目に“炭酸塩、塩基性
アミノ酸1とあるのを、 「炭酸塩、炭酸水素塩、塩基性アミノ酸」と補正する。
(10)  明細書10頁7行目〜8行目に“炭酸塩や
塩基性アミノ酸”とあるのを、 「炭酸塩、炭酸水素塩、塩基性アミノ酸」と補正する。
(11)  明細書11頁1行目〜6行目を次の如く補
正する。
[ある糖、脂肪酸低級アルキルエステル、脂肪酸グリセ
リド(モノ、ジ及びトリグリセリド)、脂肪酸、アルカ
リ金属炭酸塩、塩基性アきノ酸等や副生物であるアルコ
ール、グリセリン等の様な高安全性のものであれ」と補
正する。
(12)  明細書12頁3行目〜4行目に“の適当な
希釈剤で希釈して”とあるのを、 「や、飼料用原料として広く用いられているトウモロコ
シ、マイロ(コーリャン)等の穀類、米ぬか、脱脂米ぬ
か、ふすま等の糟糠類、大豆油粕、菜種油粕、綿実油粕
、亜麻仁油粕尋の油粕類、牛脂、大豆油、パーム油、コ
コナツ油、魚油等の油脂類等を希釈剤として」と補正す
る。
(16)  明細書12頁14行目に“油脂類他当該”
とあるのを、 [油脂類、稲ワラ、乾草、サイレージ等の粗飼料他当該
」と補正する。
(14)  明細書15頁8行目〜12行目を次の如く
補正する。
[類、化学的保存剤、着香料、プロピレングリコール、
グリセリン等の多価アルコール類、ソルビトール、マン
ニトール等の糖アルコール類、ブドウ糖、果糖、ショ糖
、乳糖等の糖類、粘結剤、合成抗菌剤、抗生物質等の添
加物を任意忙添加することも可能である。]と補正する
(15)  明細書14頁6行目と4行目の間に次の文
を挿入する。
「 更に、故述する如く、糖脂肪酸エステルと脂肪酸塩
類の相乗効果によって諸栄養素の消化吸収を促進し、そ
の利用効率を高める作用を有する為、従来使用されてい
る飼料よりも低栄養レベルの飼料の場合でも、従来飼料
と同等、又はそれ以上の成績を得ることも可能である。
」 (16)  明細書14頁7行目〜8行目に“糖脂肪酸
エステルと脂肪酸塩類の作用によって”とあるのを、 [糖脂肪酸エステル、脂肪酸塩類のいずれもがエネルギ
ー源として極めて有用であるばかりでなく、両者の相乗
効果によって1と補正する。
(17)  明細書14頁11行目に“を発揮する。
因みに′とあるのを、 [を発揮する〔尚、対象とする動物の種類や給与飼料の
栄養水準等の違いKよって、専ら、飼料効率の大幅向上
効果(増体量は略同等であるが、飼料摂取量が大幅に低
下し、飼料効率が格段に改善される)が主体となること
がある〕。因みに1と補正する。
(18)  明細書16頁5行目に“rt tro”と
あるのを、 [ν1troJと補正する。
(19)  明細書18真下から4行目に“l’rtr
o”とあるのを、 [vttroJと補正する。
(20)  明細書24頁表−730群1〜6の区分の
欄に6ケ所“4〜10″とあるのを、いずれも 「5〜10」と補正する。
(21)明細書25頁表−4の増体指数の欄に“(チ)
”とあるのを削除する。
(22)明細書25頁表−4の群1の飼料効率が“0.
483”とあるのを、 1’−0,482Jと補正する。
(26)  明細書25頁表−4の群3の飼料効率が”
 0.467”とあるのを、 [0,468Jと補正する。
(24)明細書25頁表−4の次に下記の如く実施例を
挿入する。
[実施例16 生後約25日令の離乳子豚24頭(雌雄各12頭)を用
い、各群8頭(雌雄各4頭)ずつの3群に分け、夫々の
群に表−5に示した飼料を給与し、14週間の飼養試験
を行なった。
結果を表−6に示した。
実施例17 ホルスタイン雄去勢牛10頭を用い、各群5頭ずつの2
群(試験区、対照区)に分け、夫々の群に下記の濃厚飼
料を給与(不断給餌)し、40週間の飼養試験を実施し
7た。尚、これらの濃厚飼料の他に、少量の粗飼料〔稲
ワラと乾草の等景況合物;可消化養分総量(TDN )
 42.4 %、 可消化粗蛋白(DCP)1.8F)
を給与した。試験結果を表−7に示した。
給与濃厚飼料の内容 対照区: 穀類(トウモロコシ、マイロ、麦類)62.
4S1糟糖類(ふすま、米ぬか)13.5チ、大豆粕、
糖蜜、アルファルファ、イエローブ11−ス、ミネラル
等24,1チ含有; TDN7tLO*、DCP96チ 試験区: 対照区の濃厚飼料100重量部に対して、実
施例9で用いたものと同一の粗反応生成物〔ショ糖牛脂
脂肪酸ニス(チル50重量−(モノエステル/ジエステ
yL=65155重量比)、牛H旨脂肪酸カリウム28
重量嘔、その他42重量%含有〕1重量部を添加混合し
たもC)。
表  −7 算出。粗飼料摂取量は除外して計算。
r2、特許請求の範囲 (1)少なくとも糖脂肪酸エステルと脂肪酸塩類とから
成る飼料添加物、又は骸飼料添加物を含有して成る飼料
(2)糖脂肪酸エステル:脂肪酸塩類=97:5乃至3
:97重量比である特許請求の範囲第1項記載の飼料添
加物、又は該飼料添加物を含有して成る飼料。
(3)糖脂肪酸エステルがショ糖脂肪酸エステルである
特許請求の範囲第1項、又は第2項記載の飼料添加物、
又は咳飼料添加物を含有して成る飼料。
(4)、糖脂肪酸エステルがラフィノース脂肪酸エステ
ルである特許請求の範囲第1項、又は第2項記載の飼料
添加物、又は咳飼料添加物を含有して威名飼料。
(5)糖脂肪酸エステルがマルトトリオース脂肪酸エス
テルである特許請求の範囲第1項、又は第2項記載の飼
料添加物、又は該飼料添加物を含有して成る飼料。
(6)脂肪酸塩類が脂肪酸アルカリ金属塩である特許請
求の範囲第1項、又は第2項記載の飼料添加物、又は該
飼料添加物を含有して成る飼料。
(7)脂肪酸塩類が脂肪酸アンモニウム塩である特許請
求の範囲第1項、又は第2項記載の飼料添加物、又は鋏
飼料添加物を含有して成る飼料。
(8)脂肪酸塩類が脂肪酸の塩基性アミノ酸塩である特
許請求の範囲第1項、又は第2項記載の飼料添加物、又
は該飼料添加物を含有して成る飼料。
反応生成物、又はこれと同筆9@盛惣牽倉有して盛−今
!!!轡*の箒−41厚・率2凋、第一仝勇・第6項、
又は第9項記載や一料添加物、又醪−胴料記載の飼料添
加物、文は咳飼料添無I!!”Bzg−レη−盛A−飼
料免 Q3−!−畢弊#!卆−7−ルー〃−ν】(−1す4奉
判共倉1今や一町−轡−夷9箒呻!91項し各−は箒℃
9−県都、略9−飼料一御都又は該飼料−声竺を重重1
ざ亭や4粁9−

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (υ 少なくとも糖脂肪酸エステルと脂肪酸塩類とから
    成る飼料添加物、又は該飼料添加物を含有して成る飼料
    。 (2)糖脂肪酸エステル:脂肪酸塩類=97:3乃至3
    :97]i量比である特許請求の範囲第1項記載の飼料
    添加物、又は該飼料添加物を含有して成る飼料。 (31m脂肪酸エステルがショ糖脂肪酸エステルである
    特許請求の範囲第11ill、又は第2項記載の飼料添
    加物、父は該飼料添加物を含有して成る飼料。 (4)糖脂肪酸エステルがラフィノース脂肪酸エステル
    である特許請求の範囲IK1項、又は第2項記載の飼料
    添加物、又は該飼料添加物を含有して成る飼料。 (5)  糖脂肪酸エステルがマルトトリオース脂肪酸
    エステルである特許請求の範囲第1項、又は第2項記載
    の飼料添加物、又は該飼料添加物を含有して成る飼料。 (61脂肪11!塩類が脂肪酸アルカリ金属塩である特
    許請求の範囲第1項、又は第2項記載の飼料添加物、又
    は該飼料添加物を含有して成る飼料。 (7)脂+f7j酸1類が脂肪酸ア/モニウム塩である
    特許請求の範囲第1項、又は第2項記載の飼料添加物、
    又は該飼料添加物を含有して成る飼料。 (8)脂肪酸塩類が脂肪酸の塩基性アミノ酸塩である特
    許請求の範囲第1項、父は第2項記載の飼料添加物、父
    は該飼料添加物を含有して成る飼料。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2568104A1 (fr) * 1984-07-25 1986-01-31 Ralston Purina Co Composition et procede pour l'alimentation du betail
JPS62143651A (ja) * 1985-12-14 1987-06-26 Dai Ichi Kogyo Seiyaku Co Ltd 甲殻類用餌料
JPH08317761A (ja) * 1995-05-23 1996-12-03 Natl Fedelation Of Agricult Coop Assoc 養魚用飼料ペレット及びその製造方法

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JPS62143651A (ja) * 1985-12-14 1987-06-26 Dai Ichi Kogyo Seiyaku Co Ltd 甲殻類用餌料
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