JPS588549A - 液相反応方法 - Google Patents

液相反応方法

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JPS588549A
JPS588549A JP10513581A JP10513581A JPS588549A JP S588549 A JPS588549 A JP S588549A JP 10513581 A JP10513581 A JP 10513581A JP 10513581 A JP10513581 A JP 10513581A JP S588549 A JPS588549 A JP S588549A
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reaction
phase reaction
coil
reactor
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Shigemi Shiraki
白木 茂美
Saiji Nakano
中野 才治
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Mitsui Petrochemical Industries Ltd
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  • Transition And Organic Metals Composition Catalysts For Addition Polymerization (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、管型反応器(tubular reacto
r)を用いた液相反応方法に関し、とくに、優れた熱コ
ントロールが容易に達成できると共に優れた均一反応性
を賦与できる改善された均一混合流動作用を伴った搬送
作用ならびに効果を達成できる管型反応器による液相反
応混合物、とくには比較的高い粘度の液相反応系の管型
反応器を用いた液相反応に適用するのに適した液相反応
方法に関する。
更に詳しくは、本発明は反応区域中に反応容器の長さ方
向に沿って延びた回転搬送部材を有する管型反応益中に
於て、該部材の回転条件下に、反応成分を流通させて該
反応成分の液11&応を行うに際し、− ヒ) 該部材が円筒形らせん状コイル型部材である管型
反応益中で、該液相反応を行ε1、且つ (ロ)該′シせん状コ斗ル型部材の回転により生ずる送
り方向と該液相反応混合物を流す方向とが互いに逆向き
となるように該液相反応混合物を流通゛させて反応を行
う ことを特徴とする液相反応方法に関する。
化学反応を行う工業的な装置として、完全混合型の種型
反応器を用いることが多い。ところが、種型反応器を用
いて工業的に有利な連続反応を行うと、供給原料反応成
分に滞留時間分布が生じる。
このため、たとえばチーグラー型触媒を用いるオレフィ
ン重合のような触媒使用の反応では、有効に触媒が使用
されなかったり、均一な反応が行われ難くて得られる生
成物が不均一になったりするトラブルがある。
このような欠点を解消するためにピストンフロー型反応
が可能な管型反応器を使用する方法が知られている。し
かしながら、反応熱コントロール、たとえば発熱反応に
際してはその除去の面から工業的規模における管型反応
器の採用には種々の解決すべき問題点があり、広く実用
化されるには至っていない。
簀に、管型反応区域における均一反応性を達成するため
の均一混合流動作用効果を得るためにも、装置が一作上
に解決すべき多くのトラブルがある・ 従来、管型反応益中に該反宅区域の長さの方向に沿って
延びた回転搬送部材を有する管型反応器を利用した気相
重合方法について特公昭33−8989号(対応U、 
B、 P、A3,254,070)が知られている。こ
の提案においては、該回転搬送部材として、スフlリュ
ー・コンベアー貴部材を有するエクストルダータイプの
重合槽が、その第4図に例示されている。
この提案に開示されたエクストルダー・タイプの重合槽
は、その反応区域長さ/核反応区域断面径の比は可成り
小さく、約7程度にすぎない。更に、この提案において
は、そのスクリュー・コンベア型部材のスクリュー・ブ
レードによる搬送作用による反応混合物系の搬送効果は
期待できるが、満足すべき均一混合流動作用を伴った搬
送作用ならびに効果は期待できない。又、気相反応混合
物流の熱コン)a−ル及び操作上のw1点からも工業的
規模での実施は困難である。又更に、反応混合物流の熱
フントロールや均一混合流動作用の確保が実際上達成し
得ないのに加逐て、均一な滞留時間の確保が困難である
トラブルがあり、2更にスクリューシャット部分に気相
重合塊状生成物が形成され易く、装置及び操作のいずれ
の面から′も不都合である。
本発明者らは、先に気相反応や液相反応に工業的に採用
しつる改善された管型反応器による反応方法につき、特
願昭55−74377号において提案した@この提案は
円筒形らせん状コイル型搬送部材を反応区域内部に備え
た管型反応器を使用する技術を包含するものであった。
この提案においては搬送装置を内部に有する管型重合器
中で、単量体を流通させて重合を行うことからなり、該
管型重合器はその管長/管径比が約20以上で、該搬送
装置はらせん状搬送装置であり、且つ該らせん状搬送装
置のらせん部の外周速度が約0.’3m/aa6以上と
なる回転速度条件下に該重合を行うことを特徴とする重
合方法が提案されている。
本発明者らは、上記先願提案における円筒形らせん状コ
イル型部材を有する管型反応器による反応方式に関して
、更に研究を進めた。
その結果、反応区域中に、反応容器の長さ方向に沿って
延びた回転搬送部材を有する管型反応益中に於て、該部
材の回転条件下に反応成分を流通させて該反応成分の液
相1反応(溶液状反応及びスラリー状反応を包含し、気
相反応を除外した呼称である)を行うに際して、該部材
が円筒形らせん状コイル型部材であ゛る管型反応益中で
該液相反応を行い、且つ上記本発明者等の先願発明にお
いて言及されていない条件、すなわち該らせん状コイル
型部材の回転により生ずる送り方向と該液相反応混合物
を流す方向とが互いに逆向きとなるように、好ましくは
該部材の回転方向が駆動側か台みて順方向(右響きフィ
ルの場合は右方向、左巻きフィルの場合は左方向)であ
って、その送り方向と該液相反応混合物を流量方向とが
互し)に逆向きとなるように該液相反応混合物を流通さ
せて反応を行うことによって、一層改轡され一諸効果が
達成できることを発見した。
本発明者等の研究によれば、上記本発明要件(至)゛及
び(ロ)を充足する条件下に管空反応器中で液相反応を
行うことによって、該液相反応の優れた熱コントロール
が容易に達成で声ると共に、該コイル。
型回転搬送部材の回転所要動力を過大にする必要なしに
且つ該コイル型部材の不当な変形や損傷の発生を防止し
ながら、優れた均−反応性及び均一滞留時間を賦与でき
る顕著に改善された均一混合流動9作用を伴った攪拌混
合搬送作用ならびに効果を達成して極めて円滑な液相反
応を行い得ることを発見した。
従って、本発明の目的は管型反応器を用いた優れた改轡
諸効果を達成できる液相反応方法を提供するにある。
本発明の上記目的及び甲に多くの他の目的ならびに利点
は、以下の記載から一層明らかとなるであろう。
本発明によれば、反応区域中に反応容器の長さ方向に沿
って延びた回転搬送部材を有する管空反応器中に於て、
該部材の回転条件下に反応成分を流通させて該反応成分
の液相反応を行うに際し、前記要件ヒ)及び(ロ)を満
足するよう°に該液相反応を行う〇 以下、添付図面を用いて本発明油相反応方法について更
に詳しく説明する。添付第1図は、本発明方法の実施に
用いるのに適した液相管型反応器の一例を示す正面図で
ある。第1図に於ては、管型反応器の一部を切欠し、且
つ一部を管型反応器の管体軸線に沿う横断面図で示しで
ある。
第1図の例に示したように反応成分供給口8及び反応生
成物流取出口6を有する管型反応器4の反応区域(反応
器4の内壁で区切られた反応成分供給口8から反応生成
物流取出口6に至る距離(L)間の空間の呼称である)
中に、反応器4の内壁面から成るクリアランス番おいて
、且つ該反応容器4の長さ方向に沿って延びた円筒形ら
せん状コイル部材3が設けられている。第1゛図に於て
該部材3は正面図で示しである。該円筒形らせん状コイ
ル部材3の少なくとも一方の端部は回転シャフト22の
末端部に固定さhたヘッド2oに取り付けられており、
適当な駆動手段(図示していない)によって該回転シャ
フト22を、例えば図中矢印で示した方向に回転させる
ことによって、該部材3を同方向に回転させることがで
きる。
第1図の例に於ては回転シャフト22と回転ヘッド20
とはカップリング21を介して連結され部材23を介し
て駆動される例で示されており、又反応器4からの内容
物の漏洩を防止するためのシール部12が設けられてい
る。円筒形らせん状コイル部材3のヘッド20への取り
付け、ヘッド2oと回転シャフト22との接続、シール
部の構造などは当業者の容易に設計変更可能なことであ
って、そのような変更態様を適宜採用してよい。又、#
i1図の例に於て所望により回転ベッド2oと反応器4
内壁との間隙に反応生成−がはいり込むのを防止するた
めに、カップリング21が設けられている側の反応器4
内に開口する洗浄用流体流入口を付設して流体をフラッ
シングすることもできる。
第1Wiの例においては、反応器4の外周面に熟コント
・p−ル用のジャナツト、冷却(発熱反応の場合)もし
くは加熱(吸熱反応の場合)用の媒体のための冷却もし
くは加熱用ジャケット1が付設された例i示されている
。該冷却もしくは加熱用媒体人口14及び出口15を介
して°ジャケット1内に冷媒もしくは熱媒を流通させて
反応温度コントロールを行うことができる。更に、第1
図の例に於ては、オレフィン類の重合もしくは共重合の
場合を例にした触媒供給口10及び分子量調節剤供給口
9が供給口8に近接して設けられた例が示されているが
、このような追加の供給口は液相反応の種類に応じて適
宜に付設することができる0又、上記の例において反応
成分オレフィン供給口8に上記触媒及び分子量調節剤の
一方もしくは両方の役目を兼用させることもできる。
添付第2図には、第1図に示したタイプの円筒形らせん
状コイル部材3の一例についての部分的拡大断面図が示
されている(同類ヘッド20及び部材3は正面図で示し
である)。
第2図中、二はらせん状コイル部材3を形成しているコ
イル・ワイヤーの断面積、点!ICで示した円筒は該コ
イルにより形成される円筒形状を示し、roは該コイル
の円筒外径を示す。又、図中は、直径rtを有する円形
断面積を指す。又第2図中、raはコイル部材3で形成
される円筒Cの内径である。
一本発明方法の実施に際して、第2図によく示されてい
る円筒形らせん状コイル型部材3のコイル円筒外径(r
、)/反応区域断面径(rt)の比、好ましくは約0.
7〜約0.95、より好ましくは約0.75〜約0.9
である管型反応益中で液相反応を行うのがよい。この比
を充足する円筒形らせん状コイル型部材の使用によって
、優れた均−反応性及び均一滞留時間の賦与に寄与する
と共に、反応容器内壁円周方向の充分な流れの発生が確
保され、総括伝熱係数を大きくすることができ単位反応
区域容積当りの反応量を大きくすることができる。更に
又、円筒形らせん状コイル型部材の不当な変形や損傷の
発生が好都合に回避でき、部材3の回転の所要動力を過
大にする必要なしに、顕著に改善された均一混合流動作
用を伴った搬送作用ならびに効果が達成され、極めて円
滑な液相反応を行うことが可能となると共に、液相反応
の温゛度コントロールを容易、且つ効果的に行うことが
できる。
上記Cr )/(rt)の比が過少となると上記単位容
積当りの反応量の増大が困難となったり、製品品質の低
下を招いたりする。また過大となると反応容器の器壁の
境膜伝熱係数は良くなるものの容器内側の攪拌が不充分
となるので全体の総括伝熱係数が悪化し、均一混合流動
作用が悪化し、更に所要動力の増大やコイル型部材の変
形や損傷などのトラブルを生じやすくなるので、本発明
方法におい′ては、上記(ro)/(rt )の比を満
足するように行うのが好ましい。
本発明方法に於て;管型反応器の前記反応区域の長さく
IJ/反応区域断面径(rt)の比は、好ましくは約2
0以上、より好ましくは約40以上である。
この比が約20未満過小にすぎると液相反応系流の適切
な、且つ延長された均一な滞留時間の確保に悪影響を生
じやすく、又液相反応系の熱コントロールも不充分とな
って、単位時間当りの反応生成物収量を増大する利点も
悪化したり、製品品質も悪化するので、上記例示の(L
)/(rt)の比を採用するのがよい。該(L)/(r
t)の比の上限には、特別な制約はないが、約5000
程度以下で充分である。本発明方法の実施に際しては、
複数ケの単位反応容器を連結して液相反応を行うことが
でき、この際にも各単位反応容器が上記(L)/ (r
t )の比を満足するのがよい。
又、本発明方法の実施に際し、円筒形らせん状コイル型
部材が反応区域中に占める占有スペース容量は、コイル
の強度、回転安定性などの観点から許容されるかぎり、
なるべく小であることが有利である。該円筒形らせん状
コイル型部材を形成しているワイヤー断面積(ニ)/核
反応区域断面積の比が約1/16以下、より好ましくは
約1725以下であるのがよい。その下限には上記観点
からみて自ら制約かあ、るが、例えば約1/1000程
度であり、更輪好ましい酸比としては約1750〜約1
/1000の範囲を例示することができる。
更に、反応区域断面直径(rt)は適宜しこ選択できる
が、例えば約15〜約300mm程度が好ましく、より
好ましくは約20二約200 mm程度であるO該直径
(rt)の下限は、工業的有用性からみて自ら制約があ
り、又上限は反応容器の管壁からの熱コントロールの容
易さからみて適宜に選択できるが、上記例示の如き範囲
で(rt)を選択するのがよし)。
円筒形らせん状コイル型部材3の材質&ま適宜に選択で
き、例えば、カーボンスチール、ステント・ススチール
、N1、Cr5coXTi、、、、などを主成分として
含有する合金類、その他の金属材料を例示することがで
きる。
又、本発明に於て円筒形らせん状コイル型部材3のピッ
チ(第2図中、p)は適宜に選択でき、部分的にピッチ
を変更することも可能であるが、等ピッチであるのが好
ましい。該ピッチとして&まコイル円筒外径(ro)の
約0.3〜約2.5倍程度を例示でき、より好まし・く
は約0.4〜約2.0倍程度である。
第1図及び第2図に示した例に於て、回転ヘッド20と
回転シャフト22との連結は任意の手段で行うことがで
き、例えばネジ結合、7ランジ結合、スプライン結合な
どの連結手段を例示することができる。又第1図に於て
回転ヘッド2oに連結されたコイル型部材3の他端−(
図示していない)は、自由端とするのが普通であるが、
望むならばそれ自体公知の手段によって、該部材6の回
転量阻害しない受は部材中に終わらせることもでき、こ
のような手段としては、例えば該部材3にテンション・
ストレスを与えるスラストベアリングの如き手段を例示
できる。
本発明方法の実施に際して、円筒形らせん状コイル型部
材3の円筒(C)(第2図参照)の回転周速度は、適宜
に変更できるが、約0.1m/sec以上、好ましくは
約0.3m/sea以上、たとえば約0.3〜約7m/
sec、より好ましくは約0.7〜約4m/see程度
に選択するのがよい。又、該コイル型部材3の回転数も
適宜にコントロールできるが、例えば約60〜約200
0 rpm程度の回転数の採用を例示することができる
本発明液相反応方法によれば、上述の如く反応区域中に
反応容器の長さ方向に沿って延びた円筒形らせん状コイ
ル型部材を有する管型反応器中で該液相反応を行い、且
つ該らせん状コイル型部゛材の回転により生ずる送り方
向と該液相反応混合物を流す方向とが互いに逆向きとな
るようにまた該液相反応混合物を流通させて反応を行う
この際、該らせん状コイル型部材3のらせんの巻き方向
及び該部材3の回転方向を適宜に選択することによって
、該部材30回転により生ずる搬送方向を該部材3を回
転ヘッド20に取り付けた側から該部材3の他端側へむ
かう方向にすることができるし、或は又該送り方向を該
他端側から該回転ヘッド20に取り付けた側へむかう方
向とすることもでき、所望により、いずれの態様の送り
方向を採用することもできる。
本発明方法に於てはζ該らせん状コイル型部材の回転に
より生ずる送り方向と液相反応混合物流を流す方向とが
友いに逆向きとなるように、該フィル型部材の回転方向
及び/又は液相反応混合物流を流す方向を設定する。こ
のようにすることによって、すなわちコイル型部材3の
送り方向を上記の他端側から回転ヘッド20への取り付
は側にむかうようにすると、該コイル型部材3に引張り
応力が作用jることになりくその結果、該部材3の作動
を安定にし、且つ該部材3を駆動するための動力も低減
できる利益がある。このことは、液相反応混合物流が比
較的高粘度の液体である場合により顕著である。又、こ
のようにすることによって反応区域における攪拌混合効
果がより良好となり、更に管型反応器の器壁を介しての
伝熱効果もより良好となる利益がある。
上記コイル型部材3の送り方向とは、該部材3を水平に
設置した場に固体を置いて該部材3を回転させた際、該
固体が搬送されていく方向を指す。
例えば上記部材3の駆動部側からみて、該部材3の他端
部が順回転(右巻きコイルの場合は右方向、左巻きコイ
ルの場合は左方向)している場合にはその送り方向は、
上記コイル他端側から上記駆動部側へ向う方向となる。
本発明方法の実施に際して、液相反応混合物流の平均流
速は適宜に選択できるが、例えば約0.005〜約0.
8m/ssa、  より好ましくは約0.007〜約0
.5 m / a’e’cの平均流速の流速条件を:l 採用するのが好ましい。
本発明方法の実施に際して、管型反応器は単位反応器の
単独使用でもよいし、複数ケの単位反応器を適当に連結
して使用することもできる0連結方式も適宜に選択でき
、直列連結方法、並列連結方式、循環回路形式連結方式
、これらの方式の適宜な組合せ連結方式などを例示する
ことができる。例えば液相反応の実施に際して、管型反
応器の一端から他端へ反応成分を流通させながら蒼う方
法のみならず1原料反応成分t−1個所又は2個所以上
から供給する。方法、反応生成物を1個所又は2個所以
上から取り出す方法、下流側の反応生庫物の一部を上流
側に循環させる方法(例えば、前記特願昭55−745
77号に図示されるようなタイプ)、あるいはこれらの
組み合わせの方法などを採用することができる。
添付第3図には、2ケの単位管型反応器を直列に連結し
た態様の一例が示されている。   −この例において
は、単位管型反応器は夫々が反応区域下流側に向って下
方にゆるやかに傾斜した状態で連結された例で示されて
いる。又この例はオレフィンの液相重合に適した例で示
されている。
第3図に於て、管型反応器4a、4bの内部には、夫々
モーター2a、2bで駆動される円筒形らせん状コイル
型部材3h、5bが設けられている。該反応器の外部に
は、該コイル型部材3 JL% 3 bを所定の′回転
数で回転させるための減速機11&511bと該反応器
内部からの液体の漏洩を防止するための軸封装置12J
L、12bが設けられている。この例においては、反応
器4a、4bの外面には重合熱を除去するための熱コン
トロール用に冷却用ジシクロ) 1&、lbが設けられ
ている。反応器4aの下流側に反応器4bの上流側があ
り、冷却ジャケット5を備えた通路6を介して液相反応
混合物の流通可能に連結されている。
反応器4bの他端に連結して生成重合体を県外に排出す
るための排出ドラム7が設けられている〇又、反応器4
aには単量体、溶媒、触媒、分子量調節剤などを供給す
るための適当数の供給ライン8.9.10が設けられて
いる。
連続重合反応の定常状態において、各冷却ジャケットに
は冷媒たとえば冷却用水が流されており反応器壁を介し
て重合熱を除去する。又、高温で反応を行わせる場合に
は冷媒として飽和水を用いることもできる。第3図の例
においては、円筒形らせん状コイル型部材のらせんの巻
き方向として右巻きのものを用い、該部材の回転方向は
駆動側からみて右回転とした。単量体ミ溶媒、触媒など
はライン8.9、LOから供給され、単量体は管型反応
益中を下流側に進むに従って消費され、重合体が形成さ
れていく。排出弁13をその上流側の圧力が一定になる
ように調節して、重合体を連続的に又は間欠的に排出ド
ラム7に排出することができる。図中14は冷媒供給′
ライン、15はその排出ラインである。
本発明の方法に於て液相反応とは反応系内に液相が存在
するような反応を意味し、溶液状の反応のみならず、固
液の共存する懸濁反応、あるいは気相も存在する気液接
触反応なども包含している。
とくに本発明は反応速度が早く、反応熱を急速に除去す
る必要がある反応系、あるいは粘度の高い反応系、例え
ば反応系の粘度が約5 Q ape以上のような系に適
用すると効果的である。しかしながらこれより低粘度の
反応系にも適用しつる。′その代表的な反応として、種
々の単量体の重合もしくは共重合の反応を挙げることが
できる。例えばオレフィン類やビニル単量体などの重合
もしくは共重合(以下単に重合ということがある)など
に適用することができる。これらの代表的な例としてオ
レフィン類の重合について以下に更に詳細に述べる。
オレフィン重合の一例として、オレフィンの単独重合、
オレフィン同志の共重合、オレフィンと他の単量体の共
重合などを挙げることができる。
重合に用いることのできるオレフィンとしては、エチレ
ン、プロピレン、1−ブテン、1−ペンテン、1−9ヘ
キセン、1−オクテン、1−デセン、4−メチル−1−
ペンテン、3−メチル−1−ペンテン、スチレン、α−
メチルスチレン、ブタジェン−イソプレン、1,4−へ
キサジエン、ジシクロペンタジェン、5−エチリデン−
2−ノルボルネンなどを例示することができる。
これらのオレフィンの重合に用いることのできる触媒と
して、遷移金属化合物触媒成分と有機金属化合物触媒成
分を必須とする触媒を例示することができる。
遷移金属化合物触媒成分は、チタン、バナジウム、クロ
ム、ジルコニウムなどの還移金属の化合物であって、使
用条件下に液状のものであっても固体状のものであって
もよい。これらは単一化合物である必要はなく、他の化
合物に担持されていたりあるいは混合されていてもよい
。さ′らに他の化合物との錯化合物や複化合物であって
もよい。
好適な上記成分は遷移金属1tリモル当り5,000g
以上、とくに8,000g以上のオレフィン重合体を製
造することができる高活性成分であって、その代表的な
ものとしてマグネシウム化合物によって高活性化された
チタン触媒成分を例示することができる。とくに、最初
の20分に遷移金属1ミリモル当り5,000g以上、
とくに8,000g以上の重合体を製造する遷移金属触
媒成分を用いるオレフィン重合に本発明を適用すること
が好ましい。
例えばチタン、マグネシウム及びハロゲンを必須成分と
する固体状のチタン触媒成分であって、非晶化されたハ
ロゲン化マグネシウム−を含有し、その比表面積は、好
ましくは40m/g以上、とくに好ましくは80ないし
800m27gの成分を例示することができる。そして
電子供与体、例えば有機酸エステル、酸ハライド、酸無
水物、ケトン、酸アミド、第三アミン、無機酸エステル
、リン酸エステル、亜リン酸エステル、エーテルなどを
含有していてもよい。この触媒成分は、例えば、チタン
を0.5ないし10重量%、とくに1ないし8重量郵含
有し、チタン/マグネシウム(原子比)が1/2ないし
1 /100、とくに1/3ないし1150、ハロゲン
/チタン(原子比)が4ないし100、とくに6ないし
80、電子供与体/チタン(モル比)が0ないし10、
とくに0ないし6の範囲にあるものが好ましい。これら
の触媒成分についてはすでに数多く提案されて、おり、
広く知られている0有機金属化合物触媒成分は、周゛期
律表第1族ないし第3族の金属と炭素の結合を有する有
機金属化合一であって、その具体例としては、アルカリ
金属の有機化合物、アルカリ土類金属の有機金属化合物
、有機アルミニウム化合物などであリーアルキルリチウ
ム、アリールナトリウム、アルキルマグネシウム、アリ
ールマグネシウム、アルキルマグネジ9ムハライド、ア
リールマグネシウムハライド、アルキルマグネシウムヒ
ドリド、トリアルキルアルミニウム、アルキルアルミニ
ウムノーライド、アルキルアルミニウムヒドリド、アル
キルアルミニウムアルコキシド、アルキルリチウムアル
ミニウム、これらの混合物などである。
前記2広分に加え、立体規則性、分子量、分子量分布な
どを調節する目的で、電子供与体触媒成分、例えば有機
酸エステ化、無機酸エステル、カルボン酸ハライド、カ
ルボン酸アミド、第三アミン、酸無水物、エーテル、ケ
トン、アルデヒドなどを使用してもよい。この成分は重
合に際し、予め有機金属化合物触媒成分と錯化合物(又
は付加化合物)を形成させてから使用してもよく、また
トリハロゲン化アルミニウムのようなルイス酸の如き他
の化合物と錯化合物(又は付加化合物)を形成した形で
使用してもよい。
オレフィン重合を液相中で行うために、反応溶媒を用い
る。このような目的に用いられる反応冶媒としては、オ
レフィン自身を溶媒としてもよいしプロパン、ブタン、
ペンタン、ヘキサン、ヘプタン、オクタン、デカン、灯
油の7ような脂肪族炭化水素、−シクロペンタン、メチ
ルシクロペンタン、シクロヘキサン、メチルシクロヘキ
サンのような& II 族炭化水素、ベンゼン、トルエ
ン、キシレンのような芳香族炭化水素、エチルクロリド
、エチレンクロリド、クロルベンゼンのような710ゲ
ン化炭化水素、あるいはこれらの混合物などを例示する
ことかできる。
オレフィンの重合において、遷移金属化合物触媒成分の
使用量は、例えば液相111当り遷移金属換算で約0.
OO,01ないし約141J %ル/11.有機金属化
合物触媒成分を該、金属/遷移金属(原子比)が約1な
いし約2,000程度となる゛ように調節し、約10な
いし約300℃、と(に約100なし1し約260℃の
温度で大気圧ないし約1o o ky/αG1とくに約
2ないし約70に9/C14Gの条件下で重合を行うの
がよい。この際、重合体濃度は、?Jえif約!、0な
いし約400k(j/ffi、好ましくは約50なし)
し約350 #/♂の如き範囲とすることができる。
本発明は上記の如きオレフィン重合に限らす1広い液相
反応に適用しつる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の実施に適した管型反応器の一例を示
す正面図、第2図は円筒形らせん状コイル部材の一例の
部分拡大図、第3図&12ケの単位面である@ 手続補正書 昭和16年10月190 特許庁長官  島 1)春樹  殿 1、事件の表示 轡履@Is@−101111S号 2、′@明の名称 液相反応方法 3補正をする渚 事件との関係  特許出願人 住 所 東京都千代田区霞が関三丁目2番6号4代 理
 人〒107 住  所   東京都港区赤坂1丁目9番15号日本自
転車会館 7、補正の内容 別紙のとおり 持關昭58−8549(9) 〔璽〕  明細書の1発明の詳細な説明1の欄の記載を
、以下のとおり訂正する。 (1)  明細書第5真4〜5行に、「スクリューシャ
ット」とあるを。 r スクリューシャフト j と訂正する〇 (2)明−書第5頁13行に、「操業」とあるを。 r 提案 」 と訂正する。 (3)明細書第10貞9行に、「触媒供給口10」とあ
るr。 r 触媒 」 と訂正する。 (4)明細書第1O員末ffに、「且」とあるを。 aJ と訂正する。 (娘 明細書第11頁l1行に、[の比、、、i−2と
あるを。 「 の比が、1 と訂正する0 〔冨〕  添付図面中、第1図及び第3図を別紙のとお
り訂正する。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)  反応区域中に反応容器の長さ方向に沿って延
    びた回転搬送部材を有する管型反応益中に於て、該部材
    の回転条件下に、反応成分を流通させて該反応成分の液
    相反応を行うに際し、(イ)該部材が、円筒形らせん状
    コイル型部材である管型反応益中で、該液相反応を行い
    、且つ (ロ)該らせん状コイル型部材の回転により生ずる送り
    方向と該液相反応混合物を流す方向とが互いに逆向きと
    なるように該液相反応混合物を流通させて反応を行う ことを特徴とする液相反応方法。
  2. (2)該らせん状フィル型部材の回転方向が駆動側から
    みて順方向(右巻きコイルの場合は右方向、左巻きコイ
    ルの場合は左方向)である特許請求の範囲第1項記載の
    方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS61166540A (ja) * 1985-01-18 1986-07-28 Konishiroku Photo Ind Co Ltd 画像記録装置
WO2009048141A1 (ja) * 2007-10-12 2009-04-16 Nippon Soda Co., Ltd. マイクロリアクター、およびマイクロリアクターを利用した液相化学反応方法

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