JPS5885344A - 内燃機関のピストンリング装置 - Google Patents
内燃機関のピストンリング装置Info
- Publication number
- JPS5885344A JPS5885344A JP18410281A JP18410281A JPS5885344A JP S5885344 A JPS5885344 A JP S5885344A JP 18410281 A JP18410281 A JP 18410281A JP 18410281 A JP18410281 A JP 18410281A JP S5885344 A JPS5885344 A JP S5885344A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ring
- piston ring
- oil
- piston
- groove
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16J—PISTONS; CYLINDERS; SEALINGS
- F16J9/00—Piston-rings, e.g. non-metallic piston-rings, seats therefor; Ring sealings of similar construction
- F16J9/06—Piston-rings, e.g. non-metallic piston-rings, seats therefor; Ring sealings of similar construction using separate springs or elastic elements expanding the rings; Springs therefor ; Expansion by wedging
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16J—PISTONS; CYLINDERS; SEALINGS
- F16J9/00—Piston-rings, e.g. non-metallic piston-rings, seats therefor; Ring sealings of similar construction
- F16J9/06—Piston-rings, e.g. non-metallic piston-rings, seats therefor; Ring sealings of similar construction using separate springs or elastic elements expanding the rings; Springs therefor ; Expansion by wedging
- F16J9/064—Rings with a flat annular side rail
- F16J9/066—Spring expander from sheet metal
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16J—PISTONS; CYLINDERS; SEALINGS
- F16J9/00—Piston-rings, e.g. non-metallic piston-rings, seats therefor; Ring sealings of similar construction
- F16J9/06—Piston-rings, e.g. non-metallic piston-rings, seats therefor; Ring sealings of similar construction using separate springs or elastic elements expanding the rings; Springs therefor ; Expansion by wedging
- F16J9/064—Rings with a flat annular side rail
- F16J9/066—Spring expander from sheet metal
- F16J9/069—Spring expander from sheet metal with a "C"-shaped cross section along the entire circumference
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16J—PISTONS; CYLINDERS; SEALINGS
- F16J9/00—Piston-rings, e.g. non-metallic piston-rings, seats therefor; Ring sealings of similar construction
- F16J9/12—Details
- F16J9/14—Joint-closures
- F16J9/145—Joint-closures of spring expanders
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16J—PISTONS; CYLINDERS; SEALINGS
- F16J9/00—Piston-rings, e.g. non-metallic piston-rings, seats therefor; Ring sealings of similar construction
- F16J9/12—Details
- F16J9/20—Rings with special cross-section; Oil-scraping rings
- F16J9/203—Oil-scraping rings
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16J—PISTONS; CYLINDERS; SEALINGS
- F16J9/00—Piston-rings, e.g. non-metallic piston-rings, seats therefor; Ring sealings of similar construction
- F16J9/12—Details
- F16J9/20—Rings with special cross-section; Oil-scraping rings
- F16J9/206—One-piece oil-scraping rings
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Pistons, Piston Rings, And Cylinders (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は内燃機関のピストンリング装置に関する。
往復動型内燃機関のピストンリング部のフリクションロ
ス、とくに爆発上死点付近でのメタルコンタク）？防い
で摺動摩擦を低減することを目的として、本出願人によ
り第１図〜第４図に示すような装置が提案されている（
実願昭５５−１７９３号）。
ス、とくに爆発上死点付近でのメタルコンタク）？防い
で摺動摩擦を低減することを目的として、本出願人によ
り第１図〜第４図に示すような装置が提案されている（
実願昭５５−１７９３号）。
図において、１はピストン、２はシリンダ壁、３と４は
それぞれ第１、第２のピストンリング部である。
それぞれ第１、第２のピストンリング部である。
第２のピストンリング部４は主としてオイルの潤滑供給
を調整するオイルリ、ングの役割があるのに対し、第１
のピストンリング部３は燃焼ガスの気密維持とオイル供
給との役割を兼ねる。
を調整するオイルリ、ングの役割があるのに対し、第１
のピストンリング部３は燃焼ガスの気密維持とオイル供
給との役割を兼ねる。
そして、第１（燃焼室側）のピストンリング部３ｔｉ、
リング溝５にピストンの軸方向に重ね合せて装着される
２枚のピストンリング６．７と、これらリング６．７の
背面（内周）に接触するバックアップリング８とから構
成される。
リング溝５にピストンの軸方向に重ね合せて装着される
２枚のピストンリング６．７と、これらリング６．７の
背面（内周）に接触するバックアップリング８とから構
成される。
ピストンリング６．７のシリンダ壁２との接触面はチー
ツク面６Ａ、７Ａが形成され、このテーパ面６Ａ、７Ａ
はリング６．７の互いの接触側面から遠ざかるにつれて
外径が縮小するような傾きをｔつ。
ツク面６Ａ、７Ａが形成され、このテーパ面６Ａ、７Ａ
はリング６．７の互いの接触側面から遠ざかるにつれて
外径が縮小するような傾きをｔつ。
この結果、第１ｒＳ！Ａのようにピストン１の上昇過程
では、上方−のりング６がテーパ面６Ａにかかる油圧で
内側に引っ込むのに対し、下方のリング７ハコれト逆チ
ーＡＩのためシリンダ壁２に接触して壁面の付着オイル
を適正な厚みを残してかき上げ、２つのリング６．７と
バックアップリング８との間にオイルを溜め込む。
では、上方−のりング６がテーパ面６Ａにかかる油圧で
内側に引っ込むのに対し、下方のリング７ハコれト逆チ
ーＡＩのためシリンダ壁２に接触して壁面の付着オイル
を適正な厚みを残してかき上げ、２つのリング６．７と
バックアップリング８との間にオイルを溜め込む。
このようにして溜め込まれたオイルは、圧縮上死点付近
で点火（着火）し、筒内ガス圧力がいつきに上昇すると
、第２図のように、ピストンリング６の矢印で示すよう
な下方への移動により、シリンダ壁２に卵て押し出され
る。
で点火（着火）し、筒内ガス圧力がいつきに上昇すると
、第２図のように、ピストンリング６の矢印で示すよう
な下方への移動により、シリンダ壁２に卵て押し出され
る。
したがってこのようにピストン速度が低くなる上死点付
近でもピストン摺動面に十分なオイルを供給することが
でき、メタルコンタクトに近い境界潤滑を起こすことな
く、摩擦損失の少ない流体潤滑を確保するのである。
近でもピストン摺動面に十分なオイルを供給することが
でき、メタルコンタクトに近い境界潤滑を起こすことな
く、摩擦損失の少ない流体潤滑を確保するのである。
吸入行程などのピストン下降時には、上昇行程とは逆に
下方のピストンリング７が引っ込み上方のピストンリン
グ６によ訃、シリンダ壁２に付着する余剰オイルをかき
落すので、上昇行程と同じく適正油膜の形成が行える。
下方のピストンリング７が引っ込み上方のピストンリン
グ６によ訃、シリンダ壁２に付着する余剰オイルをかき
落すので、上昇行程と同じく適正油膜の形成が行える。
このようにして、常に良好な潤滑性能上確保し、ピスト
ンリング部のフリクションロスヲ低減して、エンジン出
力や燃費の向上をはめ瓢っていル＋７）テｌる。（カお
、ピストンリング６．７にテーノ９面６Ａ、７Ａｔ形成
するかわりに緩やかな円弧面を設けても同様の効果が得
られる。） しかしながらこの場合、次に述べる理由により膨張行程
でピストンリング６．７が踊って不必要にオイルが消費
される傾向がみられた。
ンリング部のフリクションロスヲ低減して、エンジン出
力や燃費の向上をはめ瓢っていル＋７）テｌる。（カお
、ピストンリング６．７にテーノ９面６Ａ、７Ａｔ形成
するかわりに緩やかな円弧面を設けても同様の効果が得
られる。） しかしながらこの場合、次に述べる理由により膨張行程
でピストンリング６．７が踊って不必要にオイルが消費
される傾向がみられた。
第３図のように、膨張行程の初期には、り？トンリング
６．７は共にピストン１のＩＪング溝５の下側５Ａに気
筒内高ガス圧Ｐ１によって押しつけられているが、短時
間後にまず上方の１】フグ６力；リング溝５の上側５Ｂ
に移動する。
６．７は共にピストン１のＩＪング溝５の下側５Ａに気
筒内高ガス圧Ｐ１によって押しつけられているが、短時
間後にまず上方の１】フグ６力；リング溝５の上側５Ｂ
に移動する。
ここで燃焼室側の高圧のＰｌからクランク室１１ＩＪの
ほぼ大気圧Ｐ３になるまでのピストン１】ング部分にお
けるガスの圧力下降過程ケ考えると、圧力Ｐ１の部分か
らコストンリング６と７の間の圧力Ｐ２の部分までの゛
）ス通路はＩＪソング、７戸！下側に押し付けられてい
る間はリング６０合い口金て（Ｌ）であるのに比べ、圧
力Ｐ２〜Ｐ３の部分までのガス通路は、リング７の下面
がリング溝５に接触している関係で合い口の内ピストン
ランドＩＡとシリンダ壁２との僅かな隙間分（ΔＬ）Ｌ
かないことに彦り、そのためにリング６．７間の圧力Ｐ
２に対しては、Ｐ３の影響よシもＰｌの影響が大きくな
り、Ｐ２は瞬間的にはぼＰｌと等しくなる。ピストン１
が下が９出す膨張行程初期には、ピストンリング６．７
は慣性でリング溝５の上側５Ｂに押しつけられようとし
、シリンダ壁２との摩擦力も同方向に作用するため、こ
のようにＰ２＝Ｐ１となると結局リング６には下向きの
作用力が加わらず、リング６はリング溝上側５Ｂに移動
する。
ほぼ大気圧Ｐ３になるまでのピストン１】ング部分にお
けるガスの圧力下降過程ケ考えると、圧力Ｐ１の部分か
らコストンリング６と７の間の圧力Ｐ２の部分までの゛
）ス通路はＩＪソング、７戸！下側に押し付けられてい
る間はリング６０合い口金て（Ｌ）であるのに比べ、圧
力Ｐ２〜Ｐ３の部分までのガス通路は、リング７の下面
がリング溝５に接触している関係で合い口の内ピストン
ランドＩＡとシリンダ壁２との僅かな隙間分（ΔＬ）Ｌ
かないことに彦り、そのためにリング６．７間の圧力Ｐ
２に対しては、Ｐ３の影響よシもＰｌの影響が大きくな
り、Ｐ２は瞬間的にはぼＰｌと等しくなる。ピストン１
が下が９出す膨張行程初期には、ピストンリング６．７
は慣性でリング溝５の上側５Ｂに押しつけられようとし
、シリンダ壁２との摩擦力も同方向に作用するため、こ
のようにＰ２＝Ｐ１となると結局リング６には下向きの
作用力が加わらず、リング６はリング溝上側５Ｂに移動
する。
このようにしてピストンリング６がリング溝５の上側５
Ｂに押しつけられると、こんどは圧力Ｐ１の部分からＰ
２の部分への通路が縮小してＰ２がＰ３の影響で徐々に
減少するため、リング７に作用する上向きの作用力（慣
性力及び摩擦力）が下向きの作用力（Ｐ２−Ｐ３のガス
圧）を上まわり、リング７も上側５Ｂに押しつけられる
（第４図）。
Ｂに押しつけられると、こんどは圧力Ｐ１の部分からＰ
２の部分への通路が縮小してＰ２がＰ３の影響で徐々に
減少するため、リング７に作用する上向きの作用力（慣
性力及び摩擦力）が下向きの作用力（Ｐ２−Ｐ３のガス
圧）を上まわり、リング７も上側５Ｂに押しつけられる
（第４図）。
このよう圧して膨張行程中すなわちピストン１が下降中
に１両ピストンリング６．７が上側へ移動すると、リン
グ７によって掻かれたオイルはリング７とリング溝５の
下側５Ａとの間からバックアップリング８とリング溝底
部５Ｃとの間に入ってゆく。
に１両ピストンリング６．７が上側へ移動すると、リン
グ７によって掻かれたオイルはリング７とリング溝５の
下側５Ａとの間からバックアップリング８とリング溝底
部５Ｃとの間に入ってゆく。
一方、ピストンリング６．７が互いに密着した状態でリ
ング溝５のよ＠５Ｂに押しつけられた時点で上面の圧力
Ｐ１はまだ十分に高く、これに対し下面の圧力Ｐ３は大
気圧のため、リング６．７はガス圧の差圧によシ共にリ
ング溝５の下側５Ａに向けて再び移動する。この時リン
グ７の下面やバックアップリング８の内側に溜められた
オイルはリング６とリング溝５の上側５Ｂとの間を通っ
て上方へと移動し、燃焼室に入り蒸発燃焼してしまう。
ング溝５のよ＠５Ｂに押しつけられた時点で上面の圧力
Ｐ１はまだ十分に高く、これに対し下面の圧力Ｐ３は大
気圧のため、リング６．７はガス圧の差圧によシ共にリ
ング溝５の下側５Ａに向けて再び移動する。この時リン
グ７の下面やバックアップリング８の内側に溜められた
オイルはリング６とリング溝５の上側５Ｂとの間を通っ
て上方へと移動し、燃焼室に入り蒸発燃焼してしまう。
このように従来はピストン１Ｊング６，７間の圧力Ｐ２
が上面の高゛圧Ｐ１と膨張行程中にほぼ等しくなること
があるため、リング６．７が踊ってしまいオイル消費が
増大するという傾向があった。
が上面の高゛圧Ｐ１と膨張行程中にほぼ等しくなること
があるため、リング６．７が踊ってしまいオイル消費が
増大するという傾向があった。
また、オイル消費量やブローパイガス量は、二枚のピス
トンリング６．７の合い口が一致し九と１にも増大する
傾向があり、これらはいずれも各リング６．７及び８が
自由に位置ヲ変えられるためで、そこで、本出願人によ
り、いわばこれらリング６．７及び８會一体化したもの
として、断面がＵ字状のリングを、シリンダ壁との摺接
面が開口するよう忙リング溝に嵌めるよう圧したものが
、実願昭５６−３０７２８号や実願昭５６−７８０１４
号として提案されている。
トンリング６．７の合い口が一致し九と１にも増大する
傾向があり、これらはいずれも各リング６．７及び８が
自由に位置ヲ変えられるためで、そこで、本出願人によ
り、いわばこれらリング６．７及び８會一体化したもの
として、断面がＵ字状のリングを、シリンダ壁との摺接
面が開口するよう忙リング溝に嵌めるよう圧したものが
、実願昭５６−３０７２８号や実願昭５６−７８０１４
号として提案されている。
この場合には各リングが相互に移動しないので、上記し
た問題は解消されるが、リングのＵ字溝が合い目部分ま
で連通しているため、溝内に溜め込んだオイルを燃焼ガ
ス圧により膨張上死点付近でシリンダ壁に向けて押し出
す際に、一部がこの合い口から逃げ、必らずしも十分な
潤滑作用が得られるとは言えなかつ九。
た問題は解消されるが、リングのＵ字溝が合い目部分ま
で連通しているため、溝内に溜め込んだオイルを燃焼ガ
ス圧により膨張上死点付近でシリンダ壁に向けて押し出
す際に、一部がこの合い口から逃げ、必らずしも十分な
潤滑作用が得られるとは言えなかつ九。
また、このようにリングのＵ字溝に溜めたオイルが合い
口から逃げると、例えば膨張行程の後半イルが、リング
溝上経由して燃焼室側へ回シ込み、オイル消費ｔを増加
させる原因にもなっていた。
口から逃げると、例えば膨張行程の後半イルが、リング
溝上経由して燃焼室側へ回シ込み、オイル消費ｔを増加
させる原因にもなっていた。
、 本発明はこのような問題に着目し、燃焼室側の圧力
リングとして、ピストンリングにリング合い口付近會除
いてシリンダ壁との摺接面に開口する略環状ノオイル溝
を設け、この単一のピストンリング會リング溝に僚めた
もので、膨張上死点付近でのオイル供給作用を確保しつ
つオイル消費量とブローパイガス量の減少をはかること
を目的とするものである。
リングとして、ピストンリングにリング合い口付近會除
いてシリンダ壁との摺接面に開口する略環状ノオイル溝
を設け、この単一のピストンリング會リング溝に僚めた
もので、膨張上死点付近でのオイル供給作用を確保しつ
つオイル消費量とブローパイガス量の減少をはかること
を目的とするものである。
以下、本発明の実施例を図面にもとづいて説明する。
第５図、第６図に示すように、ピストン１の燃焼室側の
リング溝５には、単一のピストンリング１０が嵌められ
る。
リング溝５には、単一のピストンリング１０が嵌められ
る。
このピストンリングｌＯにはシリンダ壁２との摺接外周
１２に沿って開口する略環状のオイル溝１１が形厄され
る。
１２に沿って開口する略環状のオイル溝１１が形厄され
る。
コノオイル１ｓ１１は第６図にも明らかなように、リン
グ合い口１３の端面には開口せず、したがってピストン
リング１０の外周に沿ってほぼ全周的に設けられるが、
両端を閉じた形状となっている。
グ合い口１３の端面には開口せず、したがってピストン
リング１０の外周に沿ってほぼ全周的に設けられるが、
両端を閉じた形状となっている。
そしてこの実施例では、リング合い口１３には、一方の
端部外周に断面が三角形の突片１４が形成され、他方の
端部外周にはこれを受は入れる凹部１５が設けられ、突
片１４が凹部１５に接触して、会い口１３部分のシール
性を高めている。
端部外周に断面が三角形の突片１４が形成され、他方の
端部外周にはこれを受は入れる凹部１５が設けられ、突
片１４が凹部１５に接触して、会い口１３部分のシール
性を高めている。
このように構成したので、ピストン１の上昇過程で、ピ
ストンリング１０のオイル溝１１の上片１６と下片１７
との油膜構成作用９差（シリンダ壁２に対する接触圧力
差などに起因する）から、オイル溝１１にオイルが溜め
込まれる。
ストンリング１０のオイル溝１１の上片１６と下片１７
との油膜構成作用９差（シリンダ壁２に対する接触圧力
差などに起因する）から、オイル溝１１にオイルが溜め
込まれる。
点火にもとづいて燃焼室内の圧力が急上昇すると、ピス
トンリング１０はリング溝５の下側にガス圧力で強く押
し、付けられ、同時にオイル溝１１の上片１６が下方に
たわみ、オイル溝１１のオイルはリング合い口１３側へ
と逃げることができずに、シリンダ壁２に向けていつき
に押し出される。
トンリング１０はリング溝５の下側にガス圧力で強く押
し、付けられ、同時にオイル溝１１の上片１６が下方に
たわみ、オイル溝１１のオイルはリング合い口１３側へ
と逃げることができずに、シリンダ壁２に向けていつき
に押し出される。
その結果、最もメタルコンタクトの起きやすい膨張行程
の上死点付近でも充分な潤滑が行え、摩擦損失を低減で
きるのである。
の上死点付近でも充分な潤滑が行え、摩擦損失を低減で
きるのである。
この場合、リング溝５に嵌まっているのは単一のピスト
ンリング１０であるため、膨張行程の間、リング溝５の
下側に押し付けられたままとなシ、従来の複数リングの
ように個々のリングが位ｋｋ変えることがなく、シ九が
ってピストンリング１０の下側へかき落したオイルがリ
ング溝５の内部でピストンリング背面へと回シ込むこと
がほとんどなく、オイル消費量の増加が防止できる。
ンリング１０であるため、膨張行程の間、リング溝５の
下側に押し付けられたままとなシ、従来の複数リングの
ように個々のリングが位ｋｋ変えることがなく、シ九が
ってピストンリング１０の下側へかき落したオイルがリ
ング溝５の内部でピストンリング背面へと回シ込むこと
がほとんどなく、オイル消費量の増加が防止できる。
ま次、リング合い口１３の部分は、突片１４が凹部１５
１Ｃ接触しているため、シリンダ壁２と合い口１３の部
分の接触隙間がほとんどなくなり、この部分からのオイ
ル漏れやブローパイガスの吹き抜けも減少子る。
１Ｃ接触しているため、シリンダ壁２と合い口１３の部
分の接触隙間がほとんどなくなり、この部分からのオイ
ル漏れやブローパイガスの吹き抜けも減少子る。
なお、第７図のように、リング合い口部を直角合い口２
０としても、従来の検数リングに比較すると、ブローパ
イガス量は少なくなるので、天川的には問題がなく、こ
の場合には製作が容易となって低コスト化がはかれる。
０としても、従来の検数リングに比較すると、ブローパ
イガス量は少なくなるので、天川的には問題がなく、こ
の場合には製作が容易となって低コスト化がはかれる。
また、ピストンリング１０に形成するオイル溝は、第８
図のように、上下面の中心よシ上方にオイル溝１１Ａを
形成したり・、逆に第９図のように、下方にオイル溝１
１Ｂ全形成することＫより、油膜構成に差異をもたせて
、使用条件に応じて最適なオイルの溜め込み及び噴出を
行なうこともできる。
図のように、上下面の中心よシ上方にオイル溝１１Ａを
形成したり・、逆に第９図のように、下方にオイル溝１
１Ｂ全形成することＫより、油膜構成に差異をもたせて
、使用条件に応じて最適なオイルの溜め込み及び噴出を
行なうこともできる。
以上のように本発明は、ピストンリングにその合い口付
近全除いてシリンダ壁との摺接外周に開口する略環状の
オイル溝を設けたため、ブローパイガス量やオイル消費
量を増加させることなく、フリクションロス會低減して
燃費の向上をはかることができる。
近全除いてシリンダ壁との摺接外周に開口する略環状の
オイル溝を設けたため、ブローパイガス量やオイル消費
量を増加させることなく、フリクションロス會低減して
燃費の向上をはかることができる。
なお、ピストンリングは１本のため、従来の複数リング
に比べて部品点数の削減と組立時の作業性が改善できる
。
に比べて部品点数の削減と組立時の作業性が改善できる
。
第１図は従来装置の断面図、第２図〜第４図はそれぞれ
その作動状態を示す要部断面図である。 第５図は本発明の実施例會示す要部断面図、第６図は同
じくその斜視図、第７図は他の実施例の要部斜視図、第
８図、第９図はさらにそれぞれ他の実施例の要部断面図
である。 １・・・ピストン、２・・・シリンダ壁、５・・・リン
グ溝、１０・・・ピストンリング、１１．１１Ａ、ＩＩ
Ｂ・・・オイル溝、１３・・・合い口、１６・・・上片
、１７・・・下片。 特許出願人 日産自動車株式会社 ２−１・、・ 、 □土 第５図 第７図 １
その作動状態を示す要部断面図である。 第５図は本発明の実施例會示す要部断面図、第６図は同
じくその斜視図、第７図は他の実施例の要部斜視図、第
８図、第９図はさらにそれぞれ他の実施例の要部断面図
である。 １・・・ピストン、２・・・シリンダ壁、５・・・リン
グ溝、１０・・・ピストンリング、１１．１１Ａ、ＩＩ
Ｂ・・・オイル溝、１３・・・合い口、１６・・・上片
、１７・・・下片。 特許出願人 日産自動車株式会社 ２−１・、・ 、 □土 第５図 第７図 １
Claims (1)
- シリンダの内周に摺接して往復動するピストンを有する
内燃機関、において、最も燃焼室側のリング溝に単一の
ピストンリング装置恢め、このピストンリングに、リン
グ合い口付近を除いてシリンダ壁との摺接外局面に開口
する略環状のオイル溝を形成したことｔ−特徴とする内
燃機関のピストンリング装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18410281A JPS5885344A (ja) | 1981-11-17 | 1981-11-17 | 内燃機関のピストンリング装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18410281A JPS5885344A (ja) | 1981-11-17 | 1981-11-17 | 内燃機関のピストンリング装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5885344A true JPS5885344A (ja) | 1983-05-21 |
Family
ID=16147424
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18410281A Pending JPS5885344A (ja) | 1981-11-17 | 1981-11-17 | 内燃機関のピストンリング装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5885344A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6088276A (ja) * | 1983-10-20 | 1985-05-18 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | シリンダ注油方法 |
| US4706971A (en) * | 1983-08-25 | 1987-11-17 | Schirmer Alfred F | Seal ring for piston rods with partings |
| JPS63152965U (ja) * | 1987-03-28 | 1988-10-06 | ||
| JPH0338457U (ja) * | 1989-08-25 | 1991-04-15 | ||
| EP3258144A1 (en) * | 2016-06-13 | 2017-12-20 | Hamilton Sundstrand Corporation | Piston ring assembly |
-
1981
- 1981-11-17 JP JP18410281A patent/JPS5885344A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4706971A (en) * | 1983-08-25 | 1987-11-17 | Schirmer Alfred F | Seal ring for piston rods with partings |
| JPS6088276A (ja) * | 1983-10-20 | 1985-05-18 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | シリンダ注油方法 |
| JPS63152965U (ja) * | 1987-03-28 | 1988-10-06 | ||
| JPH0338457U (ja) * | 1989-08-25 | 1991-04-15 | ||
| EP3258144A1 (en) * | 2016-06-13 | 2017-12-20 | Hamilton Sundstrand Corporation | Piston ring assembly |
| US10041593B2 (en) | 2016-06-13 | 2018-08-07 | Hamilton Sundstrand Corporation | Piston ring assembly |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| KR100566234B1 (ko) | 사이드 레일 및 조합 오일제어링 | |
| US4848212A (en) | Internal combustion engine piston with two compression rings having reduced oil consumption | |
| US4475739A (en) | Piston ring assembly for automotive internal combustion engine | |
| JPH11303674A (ja) | 内燃機関のピストン | |
| US4756241A (en) | Piston for internal combustion engine | |
| CA1074360A (en) | Resilient plastic piston ring | |
| CN100538055C (zh) | 具有不对称销孔槽布置的活塞 | |
| JPS5885344A (ja) | 内燃機関のピストンリング装置 | |
| US6705616B2 (en) | Piston ring device in internal combustion engine | |
| US7429047B1 (en) | Piston ring assembly | |
| JP2011058373A (ja) | 内燃機関用組合せオイルリング及びその組付構造 | |
| JPH06185620A (ja) | ピストンリング | |
| JPS5888439A (ja) | 内燃機関のピストンリング装置 | |
| JPH08261325A (ja) | エキスパンダ付きオイルリング | |
| JPH0114744Y2 (ja) | ||
| JPS6346677Y2 (ja) | ||
| JP2007009971A (ja) | ピストンリング | |
| JPS6029656Y2 (ja) | 内燃機関のピストン | |
| JPS6338348Y2 (ja) | ||
| JPS6338342Y2 (ja) | ||
| KR200155739Y1 (ko) | 엔진의 피스톤 | |
| SU1710807A1 (ru) | Поршневое компрессионное кольцо | |
| JPS5870040A (ja) | 内燃機関のピストンリング装置 | |
| JPS5853186B2 (ja) | 内燃機関のピストン | |
| JPS6338341Y2 (ja) |