JPS5883639A - クロロトリフルオロメチルベンゼンの製造法 - Google Patents
クロロトリフルオロメチルベンゼンの製造法Info
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- JPS5883639A JPS5883639A JP56181471A JP18147181A JPS5883639A JP S5883639 A JPS5883639 A JP S5883639A JP 56181471 A JP56181471 A JP 56181471A JP 18147181 A JP18147181 A JP 18147181A JP S5883639 A JPS5883639 A JP S5883639A
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- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
- Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明ハ、クロロトリフルオロメチルベンゼンの製造法
、さらに詳しくはクロロトルエン、フッ化水素および塩
素を酸化クロム側または部分的にフッ素化された酸化ク
ロム(至)とフッ化アルカリ金属との存在下に反応させ
てクロロトリフルオロメチルベンゼン全製造する方法に
関する。
、さらに詳しくはクロロトルエン、フッ化水素および塩
素を酸化クロム側または部分的にフッ素化された酸化ク
ロム(至)とフッ化アルカリ金属との存在下に反応させ
てクロロトリフルオロメチルベンゼン全製造する方法に
関する。
クロロトリフルオロメチルベンゼンは、医薬中間体、染
料中間体、農薬中間体等として有用である。
料中間体、農薬中間体等として有用である。
従来、クロロトリフルオロメチルベンゼンの製造法とし
ては、パラ化合物については、P−クロロトリクロロメ
チルベンゼンをフッ化アルミニウムの存在下でフッ化水
素と反応させる方法(特開昭54−13052)、P−
クロロトルエンを塩素およびフッ化水素、と加熱条件下
に気相で接触させる方法(特開昭58−82728)な
どがある。
ては、パラ化合物については、P−クロロトリクロロメ
チルベンゼンをフッ化アルミニウムの存在下でフッ化水
素と反応させる方法(特開昭54−13052)、P−
クロロトルエンを塩素およびフッ化水素、と加熱条件下
に気相で接触させる方法(特開昭58−82728)な
どがある。
前者の出発物質であるP−クロロトリクロロメチルベン
ゼンはP−クロロトルエンの塩素化により製造されるの
で、この点から後者の方法が優れている。しかしながら
、この方法は、反応温度が高く、あるいは選択率が低い
等の欠点を有していた。
ゼンはP−クロロトルエンの塩素化により製造されるの
で、この点から後者の方法が優れている。しかしながら
、この方法は、反応温度が高く、あるいは選択率が低い
等の欠点を有していた。
本発明者らは、前記の欠点を改善すべく、P−クロロト
ルエンを出発物質として、これとフッ化水素および塩素
との反応に関して各種の触媒について検討を行なった結
果、酸化クロム(至)または部公的にフッ素化された酸
化クロム(至)にフッ化アルカリ金属を担持させた触媒
を用いることによジ、温度が低く、接触時間が短かく、
かつ収率の高い反応が達成され、筐た、他の形の例えば
メタ化合物については収率がや−低いが同様に反応を行
ないうろことを見出し本発明を完成するに至った。
ルエンを出発物質として、これとフッ化水素および塩素
との反応に関して各種の触媒について検討を行なった結
果、酸化クロム(至)または部公的にフッ素化された酸
化クロム(至)にフッ化アルカリ金属を担持させた触媒
を用いることによジ、温度が低く、接触時間が短かく、
かつ収率の高い反応が達成され、筐た、他の形の例えば
メタ化合物については収率がや−低いが同様に反応を行
ないうろことを見出し本発明を完成するに至った。
すなわち、本発明は酸化クロム(至)または部分的にフ
ッ素化された酸化クロム(財)とフッ化アルカリ金属と
の存在下にクロロトルエン、フッ化水素および塩素を気
相状態で反応させてクロロトリフルオロメチルベンゼン
を生成せしめること’i特eとするクロロトリフルオロ
メチルベンゼンの製a法i提供するものである。
ッ素化された酸化クロム(財)とフッ化アルカリ金属と
の存在下にクロロトルエン、フッ化水素および塩素を気
相状態で反応させてクロロトリフルオロメチルベンゼン
を生成せしめること’i特eとするクロロトリフルオロ
メチルベンゼンの製a法i提供するものである。
本発明方法によれば、フッ化アルカリ金属を担持した酸
化クロム(2)または部分的にフッ素化された酸化クロ
ム(財)が触媒として選択されたため、反応における接
触時間が短縮され、温度を低下させることが可能となる
とともに選択率が向上し、希釈剤が不要となるなど従来
法における欠点を解消することができた。
化クロム(2)または部分的にフッ素化された酸化クロ
ム(財)が触媒として選択されたため、反応における接
触時間が短縮され、温度を低下させることが可能となる
とともに選択率が向上し、希釈剤が不要となるなど従来
法における欠点を解消することができた。
本発明方法にて用いられる触媒は、酸化クロムQIDま
たは部分的にフッ素化された酸化クロム(財)にフッ化
アルカリ金属塩水溶液を含浸させることにより調製され
る。
たは部分的にフッ素化された酸化クロム(財)にフッ化
アルカリ金属塩水溶液を含浸させることにより調製され
る。
ここで用いられる酸化クロム(至)は、塩化クロム側な
どのクロム(イ)塩をアンモニア水などのアルカリで処
理するか、またはクロム(財)化合物、例えば重クロム
酸ナトリウムをショ糖、アルコール、アルデヒドなどで
還元して得られる。また、部分的にフッ素化された酸化
クロム側は、フッ化クロム(DDヲ酸素の導入下に35
0℃以上、好ましくは400〜600°Cに加熱するこ
と(米国特許第2,745.886号)により、または
水酸化クロムaIDをフッ化水素の導入下に100°C
以上、好ましくは150〜500°Cに加熱すること(
特公昭43−10601号)により得られる。
どのクロム(イ)塩をアンモニア水などのアルカリで処
理するか、またはクロム(財)化合物、例えば重クロム
酸ナトリウムをショ糖、アルコール、アルデヒドなどで
還元して得られる。また、部分的にフッ素化された酸化
クロム側は、フッ化クロム(DDヲ酸素の導入下に35
0℃以上、好ましくは400〜600°Cに加熱するこ
と(米国特許第2,745.886号)により、または
水酸化クロムaIDをフッ化水素の導入下に100°C
以上、好ましくは150〜500°Cに加熱すること(
特公昭43−10601号)により得られる。
つぎに、酸化クロム(至)または部分的にフッ素化され
た酸化クロム側にフッ化アルカリ金属を担持させるには
、フッ化アルカリ金属そのものの適宜の濃度の水溶液を
、酸化クロム(至)または部分的にフッ素化された酸化
クロム(至)に含浸させた後、乾燥シて行なう。一方、
フッ化ナトリウムのような水に対する溶解度の低いもの
を担持させるには、フッ酸より弱い酸のアルカリ金属塩
(例えはアル・カリ金属の伏酸塩あるいは酢酸す”トリ
ウムなどのアルカリ金属の有機酸塩)、もしくは水酸化
アルカリ金属の適宜の濃度の水溶#全酸化クロム(2)
または部分的にフッ素化された酸化クロム(2)に含浸
させた後、乾燥してフツイヒ水素の導入下に室温以上、
好ましくは100〜500℃に加熱してフッ化アルカリ
金属を担持するのがよい。
た酸化クロム側にフッ化アルカリ金属を担持させるには
、フッ化アルカリ金属そのものの適宜の濃度の水溶液を
、酸化クロム(至)または部分的にフッ素化された酸化
クロム(至)に含浸させた後、乾燥シて行なう。一方、
フッ化ナトリウムのような水に対する溶解度の低いもの
を担持させるには、フッ酸より弱い酸のアルカリ金属塩
(例えはアル・カリ金属の伏酸塩あるいは酢酸す”トリ
ウムなどのアルカリ金属の有機酸塩)、もしくは水酸化
アルカリ金属の適宜の濃度の水溶#全酸化クロム(2)
または部分的にフッ素化された酸化クロム(2)に含浸
させた後、乾燥してフツイヒ水素の導入下に室温以上、
好ましくは100〜500℃に加熱してフッ化アルカリ
金属を担持するのがよい。
乾燥は、フッ化アルカリ金属、またはアルカリ金属塩、
もしくは水酸化アルカリ金属の溶液を含浸後、約100
〜150℃の温度のもとて通常の処理時間、一般には約
2〜24時間程度加熱すればよい。
もしくは水酸化アルカリ金属の溶液を含浸後、約100
〜150℃の温度のもとて通常の処理時間、一般には約
2〜24時間程度加熱すればよい。
かくして製造した゛フッ化アルカリ金属を担持した酸化
クロム(2)または部分的にフツガ化された酸化クロム
(2)は、触媒としてそのままでも使用できるが、すで
に同等の処理がなされたものを除き、予め反応条件付近
の温度および圧力下で充分にフッ化水素雰囲気下に相当
時間(通常1〜5時間)保持することにより触媒活性の
安定化をはかるのが好ましい。
クロム(2)または部分的にフツガ化された酸化クロム
(2)は、触媒としてそのままでも使用できるが、すで
に同等の処理がなされたものを除き、予め反応条件付近
の温度および圧力下で充分にフッ化水素雰囲気下に相当
時間(通常1〜5時間)保持することにより触媒活性の
安定化をはかるのが好ましい。
酸化クロム(至)または部分的にフッ素化された酸化ク
ロム(至)に対するフッ化アルカリ金属の付着量は、酸
化クロム(至)または部分的にフッ素化された酸化クロ
ムQID100fに対して、アルカリ金属換算で0.0
1〜0.5モル、好ましくは0.02〜0.35モルで
ある。これより少ないときは担持金属の効果が少なく、
これより多いときは経済上好1しくないうえに活性が低
下する。
ロム(至)に対するフッ化アルカリ金属の付着量は、酸
化クロム(至)または部分的にフッ素化された酸化クロ
ムQID100fに対して、アルカリ金属換算で0.0
1〜0.5モル、好ましくは0.02〜0.35モルで
ある。これより少ないときは担持金属の効果が少なく、
これより多いときは経済上好1しくないうえに活性が低
下する。
本発明における出発原料物質であるクロロトルエンとフ
ッ化水素との割合は、特に制限はないが最小限置換され
るべき水素原子の数に相当するフッ化水素、またはやや
過剰のフッ化水素を供給することが必要であり、通常ク
ロロトルエンに対してフッ化水素を建ル比で3〜30、
好ましくは4〜20供給するのがよい。
ッ化水素との割合は、特に制限はないが最小限置換され
るべき水素原子の数に相当するフッ化水素、またはやや
過剰のフッ化水素を供給することが必要であり、通常ク
ロロトルエンに対してフッ化水素を建ル比で3〜30、
好ましくは4〜20供給するのがよい。
また塩素の供給量はクロロトルエンに対してモル比で3
〜20、好ましくは4〜15である。塩素供給量が前記
下限より少ないと反応は進行しがたく、一方上限より多
い場合は特に利点がなく反応空間の損失が大きい。
〜20、好ましくは4〜15である。塩素供給量が前記
下限より少ないと反応は進行しがたく、一方上限より多
い場合は特に利点がなく反応空間の損失が大きい。
本発明方法へおける反応温度は、250〜450℃であ
る。250℃より低いと反応速度が小さく工業的に不利
でめジ、一方450’C!り高いと好ましくない副生物
が増加して実用的でない。好ましくは、350〜450
℃である。
る。250℃より低いと反応速度が小さく工業的に不利
でめジ、一方450’C!り高いと好ましくない副生物
が増加して実用的でない。好ましくは、350〜450
℃である。
反応圧力について特に制限はなく、減圧でも加圧でも操
作可能であるが、通常は0.5〜10絶対気圧、好まし
くは1〜8絶対気圧にて行なわれる。
作可能であるが、通常は0.5〜10絶対気圧、好まし
くは1〜8絶対気圧にて行なわれる。
空間速度は反応温度、触媒活性等に依存して適宜に定め
られてよい。例えば400°C付近の反応温度で、実施
例に示すごとく200〜4000 hr−1の空間速度
とするのがよい。
られてよい。例えば400°C付近の反応温度で、実施
例に示すごとく200〜4000 hr−1の空間速度
とするのがよい。
特に200〜2000 hr−1が好ましい。空間速度
を前記下限より小さくすると副生成物が増加し、一方上
限より大きくすると反応率が低下する。
を前記下限より小さくすると副生成物が増加し、一方上
限より大きくすると反応率が低下する。
なお、長時間の使用により触媒の活性が低下したときは
、400〜500℃の温度において酸素(空気でもよい
)で処理することにより活性を回復させることができる
。
、400〜500℃の温度において酸素(空気でもよい
)で処理することにより活性を回復させることができる
。
また、本発明方法においては、特に希釈剤を必要としな
いが使用はさしつかえない。
いが使用はさしつかえない。
反応管等の装置に用いられる材質は、高温下においてフ
ッ化水素、塩化水素、塩素などの腐蝕性ガスに抵抗性を
有するものが使用され、ヌテンレス鋼、ニッケル、ニッ
ケル合金(たとえばインコネル、ハステロイ)などが好
適である。
ッ化水素、塩化水素、塩素などの腐蝕性ガスに抵抗性を
有するものが使用され、ヌテンレス鋼、ニッケル、ニッ
ケル合金(たとえばインコネル、ハステロイ)などが好
適である。
本発明方法を実施するに当っては、クロロトルエン、フ
ッ化水素および塩素を加熱接触反応管内に導入し、加熱
下に所定の反応を行なう。反応は固定触媒層のほか流動
層等を用いることも可能である。通常これらの原料物質
は、予め予備加熱器を通す、ことにより加熱、蒸気化さ
せてから、前記の反応管に供するのが望ましい。反応後
、反応管より出て来る反応生成物は、蒸留塔に移されて
蒸留され、塔頂より塩化・水素、フッ化水素、塩素など
のガヌ状物質を分離し、塔底より目的化合物を液状物質
として取得する。
ッ化水素および塩素を加熱接触反応管内に導入し、加熱
下に所定の反応を行なう。反応は固定触媒層のほか流動
層等を用いることも可能である。通常これらの原料物質
は、予め予備加熱器を通す、ことにより加熱、蒸気化さ
せてから、前記の反応管に供するのが望ましい。反応後
、反応管より出て来る反応生成物は、蒸留塔に移されて
蒸留され、塔頂より塩化・水素、フッ化水素、塩素など
のガヌ状物質を分離し、塔底より目的化合物を液状物質
として取得する。
なお、不明i書中、収率とあるは、仕込んだ原料クロロ
トルエンに対する生成したクロロトリフルオロメチルベ
ンゼンのモル比ヲ怠味し、従ッテ転化率と選択率との積
である。
トルエンに対する生成したクロロトリフルオロメチルベ
ンゼンのモル比ヲ怠味し、従ッテ転化率と選択率との積
である。
次に参考例および実施例を挙げて本発明を更に具体的に
説明する。
説明する。
参考例1
市販のCr F8−3H20を直径6IIII111長
さ6mのベレットに調製し、その50−を直径374イ
ンチのハステロイC管に充填する。これに空気ヲ0.5
〜Iz/minの流量で導入しながら、30分間で50
0°Cまで昇温し、さらに空気の導入を続けながらその
温度で2時間保持した。ついで、これを室温まで放冷し
て部分的にフッ素化された酸化クロム(IID(以下、
酸化クロムAという)を得た。
さ6mのベレットに調製し、その50−を直径374イ
ンチのハステロイC管に充填する。これに空気ヲ0.5
〜Iz/minの流量で導入しながら、30分間で50
0°Cまで昇温し、さらに空気の導入を続けながらその
温度で2時間保持した。ついで、これを室温まで放冷し
て部分的にフッ素化された酸化クロム(IID(以下、
酸化クロムAという)を得た。
参考例2
水酸化クロムlDヲ直径6sam、長さ6#Imのベレ
ットに調製し、その50−を直径3/4インチのハステ
ロイC管に充填する。これにフッ化水素を200.17
m i nの流量で通じながら、最初40分間で400
℃に昇温し、ついで450°Cに昇温また後、2時間そ
の温度に保持した。ついで、これを室温まで放冷して部
分的にフッ素化された酸化クロム010(以下、酸化ク
ロムBという)を得た。
ットに調製し、その50−を直径3/4インチのハステ
ロイC管に充填する。これにフッ化水素を200.17
m i nの流量で通じながら、最初40分間で400
℃に昇温し、ついで450°Cに昇温また後、2時間そ
の温度に保持した。ついで、これを室温まで放冷して部
分的にフッ素化された酸化クロム010(以下、酸化ク
ロムBという)を得た。
実施例1
参考例1で得たベレット状の酸化クロムA30fをフラ
スコに入れて1時間真空下に置く。これにフッ化カリウ
ム1510.258モル)を水lfに溶解してえたフッ
化カリウム溶液を徐々に注ぎ、ついで減圧下で1時間ゆ
るやかに攪拌した。
スコに入れて1時間真空下に置く。これにフッ化カリウ
ム1510.258モル)を水lfに溶解してえたフッ
化カリウム溶液を徐々に注ぎ、ついで減圧下で1時間ゆ
るやかに攪拌した。
さらに、真空下に3時装置いたのち、炉別してフッ化カ
リウム溶液を含浸させた酸化クロムAを得た(65.2
51゜ついでこれを120℃で15時間加熱して、フッ
化カリウムを担持した酸化クロムAを得た。フッ化カリ
ウムの担持量の計算にあたっては、溶液含浸後の酸化ク
ロムAの重量増加にもとづき、この含浸された溶液中の
フッ化カリウムが全て担持さfLkものとして(減圧下
での水の蒸発による溶液の濃度変化などを無視して)、
計算を行なった(以下の実施例においても同様)結果、
酸化クロムA100fに対して0.121モルであった
。
リウム溶液を含浸させた酸化クロムAを得た(65.2
51゜ついでこれを120℃で15時間加熱して、フッ
化カリウムを担持した酸化クロムAを得た。フッ化カリ
ウムの担持量の計算にあたっては、溶液含浸後の酸化ク
ロムAの重量増加にもとづき、この含浸された溶液中の
フッ化カリウムが全て担持さfLkものとして(減圧下
での水の蒸発による溶液の濃度変化などを無視して)、
計算を行なった(以下の実施例においても同様)結果、
酸化クロムA100fに対して0.121モルであった
。
かくして得たベレット状の、フッ化カリウムを担持した
酸化クロムA30−を直径V4インチのハヌテロイC管
に充填し、430°Cまで昇温し、この温度においてフ
ッ化水素を200m//minの流速で2時間通じた。
酸化クロムA30−を直径V4インチのハヌテロイC管
に充填し、430°Cまで昇温し、この温度においてフ
ッ化水素を200m//minの流速で2時間通じた。
その後、430℃に保持して、フン化水素、塩素および
P−クロロトルエンの混合ガス(モル比12:5:1)
を大気圧下にsv(空間法1)970hr’T通L7’
C0p−yロロトルエンの流速はo、ay/minであ
った。排出物を氷で冷却したコンデンサーに導、びき、
生成し72:塩化水素および過剰のフッ化水素とη6沸
点生成物に分離した。酸性物質を含む高沸点生成物(液
体)は水洗の後、無水硫酸ナトリウム上で乾燥した。4
時間の反応後で総量105Fの粗製P−クロロトリフル
オロメチルベンゼンヲ得り。ガスクロマトグラフィーに
より分析した結果を第1表に示す。
P−クロロトルエンの混合ガス(モル比12:5:1)
を大気圧下にsv(空間法1)970hr’T通L7’
C0p−yロロトルエンの流速はo、ay/minであ
った。排出物を氷で冷却したコンデンサーに導、びき、
生成し72:塩化水素および過剰のフッ化水素とη6沸
点生成物に分離した。酸性物質を含む高沸点生成物(液
体)は水洗の後、無水硫酸ナトリウム上で乾燥した。4
時間の反応後で総量105Fの粗製P−クロロトリフル
オロメチルベンゼンヲ得り。ガスクロマトグラフィーに
より分析した結果を第1表に示す。
実施例2
フッ化カリウム5g(0,086モル)を水50gに溶
解して得たフッ化カリウム溶液を参考例1で得タベレッ
ト状の酸化クロムA30fに含浸させた以外、実施例1
と同様の操作を行なってフッ化カリウムを担持した酸化
クロムAを調製した〇フッ化カリウムの担持量は、酸化
クロムA100fに対して0.0476モルであった。
解して得たフッ化カリウム溶液を参考例1で得タベレッ
ト状の酸化クロムA30fに含浸させた以外、実施例1
と同様の操作を行なってフッ化カリウムを担持した酸化
クロムAを調製した〇フッ化カリウムの担持量は、酸化
クロムA100fに対して0.0476モルであった。
かぐして得たベレット状の、フッ化カリウムを担持した
酸化クロムA30−を触媒として、実施例1と同様に反
応を行ない、総量103fの粗製P−クロロトリフルオ
ロメチルベンゼンヲ得た。
酸化クロムA30−を触媒として、実施例1と同様に反
応を行ない、総量103fの粗製P−クロロトリフルオ
ロメチルベンゼンヲ得た。
ガスクロマトグラフィーにより分析した結果を第1表に
示す。
示す。
実施例3
フッ化カリウム98.4f(1,194(ニル)を水5
0Fに溶解して得たフッ化カリウム溶eを参考例1で得
たベレット状の酸化クロムA30yに含浸させた以外、
実施例1と同様の操作を行なつそフッ化カリウムを担持
した酸化クロ4Aを調製した。
0Fに溶解して得たフッ化カリウム溶eを参考例1で得
たベレット状の酸化クロムA30yに含浸させた以外、
実施例1と同様の操作を行なつそフッ化カリウムを担持
した酸化クロ4Aを調製した。
フッ化カリウムの担持量は、酸化クロムA100fに対
して0.848モルであった。
して0.848モルであった。
かくして得たベレット状の、フッ化カリウムを担持した
酸化クロムA30−を触媒として、実施例1と同様に反
応を行ない、総量981の粗製P−クロロトリフルオロ
メチルベンゼンを得た。ガスクロマトグラフィーにより
分析した結果を第1表に示す。
酸化クロムA30−を触媒として、実施例1と同様に反
応を行ない、総量981の粗製P−クロロトリフルオロ
メチルベンゼンを得た。ガスクロマトグラフィーにより
分析した結果を第1表に示す。
実施例4
フッ化セシウム1010.0658モル)に水509を
加えて得た溶液を用いた以外、実施例1と同様にして触
flu調製した。フッ化セシウムの担持量は、酸化クロ
ムAl00gに対して0.0268モルであった。
加えて得た溶液を用いた以外、実施例1と同様にして触
flu調製した。フッ化セシウムの担持量は、酸化クロ
ムAl00gに対して0.0268モルであった。
これを用いて、実施例1と同様に反応を行ない粗生成物
1029を得た。分析結果を同様に第1表に示す。
1029を得た。分析結果を同様に第1表に示す。
実施例5
無水炭酸ナトリウム1010.0943モル)を水50
fに溶解した溶液を用いた以外、実施例1と同様の操作
を行なって炭酸ナトリウムを担持した酸化クロムAを調
製した。炭酸ナトリウムの担持量は、酸化クロムA10
0ダに対して0.012モルであった。
fに溶解した溶液を用いた以外、実施例1と同様の操作
を行なって炭酸ナトリウムを担持した酸化クロムAを調
製した。炭酸ナトリウムの担持量は、酸化クロムA10
0ダに対して0.012モルであった。
かぐして得たベレット状の、炭酸ナトリウムを担持した
酸化クロムA30−を直径3/4インチのハヌテロイC
管に充填して480’CFで昇温し、これにフッ化水素
を200m//minの速度で2時間通、じた。これに
より炭酸ナトリウムをフッ化ナトリウムに変換する(フ
ッ化ナトリウムの担持量は、酸化クロムA1001fに
対して0.024モル)とともに触媒の安定化をはかっ
た。
酸化クロムA30−を直径3/4インチのハヌテロイC
管に充填して480’CFで昇温し、これにフッ化水素
を200m//minの速度で2時間通、じた。これに
より炭酸ナトリウムをフッ化ナトリウムに変換する(フ
ッ化ナトリウムの担持量は、酸化クロムA1001fに
対して0.024モル)とともに触媒の安定化をはかっ
た。
?いで、得られたベレット状のフッ化ナトリウムを担持
した酸化クロムAを触媒として、以下実施例1と同様に
反応を行ない、粗生成物101Fを得た。分析結果を同
様に第1表に示す。
した酸化クロムAを触媒として、以下実施例1と同様に
反応を行ない、粗生成物101Fを得た。分析結果を同
様に第1表に示す。
実施例6
参考例2で得たベレット状の酸化クロムBl用いた以外
、実施例1と同様の操作を行ないフッ化カリウムを担持
した酸化クロムBを調製した。フッ化カリウムの担持量
は、酸化クロムBioopに対して0.118モルであ
った。
、実施例1と同様の操作を行ないフッ化カリウムを担持
した酸化クロムBを調製した。フッ化カリウムの担持量
は、酸化クロムBioopに対して0.118モルであ
った。
かくして得たベレット状の、フッ化カリウムを担持した
酸化クロムBを触媒として、実施例1と同様に反応を行
ない、粗生成物102gを得た。
酸化クロムBを触媒として、実施例1と同様に反応を行
ない、粗生成物102gを得た。
分析結果を同様に第1表に示す。
実施例7
出N物質として実施例1のP−クロロトルエンの代わり
にm−クロロトルエンを用いて、実施例1と同様の反応
を行なってm−クロロトリフルオロメチルベンゼンを製
造した。4時間反応後、総j198fの粗製m−クロロ
トリフルオロメチルベンゼンを得た。ガスクロマトグラ
フィーにより分析した結果を第1表に示す。
にm−クロロトルエンを用いて、実施例1と同様の反応
を行なってm−クロロトリフルオロメチルベンゼンを製
造した。4時間反応後、総j198fの粗製m−クロロ
トリフルオロメチルベンゼンを得た。ガスクロマトグラ
フィーにより分析した結果を第1表に示す。
第 1 表
串実施例A6は、参考例2の酸化クロム(イ)(酸化ク
ロムB)100gに対する値であり、他の実施例はすべ
て参考例1の酸化クロム0n)(酸化クロムA)100
Fに対する値である。
ロムB)100gに対する値であり、他の実施例はすべ
て参考例1の酸化クロム0n)(酸化クロムA)100
Fに対する値である。
特許出願人 ダイキン工業株式会社
代理人弁理士青山 葆/h・2名
Claims (2)
- (1) 酸化クロム(2)または部分的にフッ素化さ
れた酸化クロム(5)とフッ化アルカリ金属との存在下
に、クロロトルエン、フッ化水素および塩素を気相状態
で反応させてクロロトリフルオロメチルベンゼンを生成
せしめることを特徴とするクロロトリフルオロメチルベ
ンゼンの製造法。 - (2) アルカリ金属の量が、酸化クロム(財)または
部分的にフッ素化された酸化クロム(2)100Fに対
して0.01〜0.5モルである前記第(11項の製造
法。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP56181471A JPS601290B2 (ja) | 1981-11-10 | 1981-11-10 | クロロトリフルオロメチルベンゼンの製造法 |
DE8282108018T DE3268413D1 (en) | 1981-09-03 | 1982-09-01 | Process for preparing chlorotrifluoromethylbenzene |
EP82108018A EP0074069B1 (en) | 1981-09-03 | 1982-09-01 | Process for preparing chlorotrifluoromethylbenzene |
US07/206,664 US4825014A (en) | 1981-09-03 | 1988-06-15 | Process for preparing chlorotrifluoromethylbenzene |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP56181471A JPS601290B2 (ja) | 1981-11-10 | 1981-11-10 | クロロトリフルオロメチルベンゼンの製造法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5883639A true JPS5883639A (ja) | 1983-05-19 |
JPS601290B2 JPS601290B2 (ja) | 1985-01-14 |
Family
ID=16101331
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP56181471A Expired JPS601290B2 (ja) | 1981-09-03 | 1981-11-10 | クロロトリフルオロメチルベンゼンの製造法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS601290B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005186061A (ja) * | 2003-11-20 | 2005-07-14 | United Technol Corp <Utc> | 爆轟洗浄の連通を提供する装置および容器の洗浄方法 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6336752A (ja) * | 1986-07-29 | 1988-02-17 | Freunt Ind Co Ltd | 即席食品 |
-
1981
- 1981-11-10 JP JP56181471A patent/JPS601290B2/ja not_active Expired
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005186061A (ja) * | 2003-11-20 | 2005-07-14 | United Technol Corp <Utc> | 爆轟洗浄の連通を提供する装置および容器の洗浄方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS601290B2 (ja) | 1985-01-14 |
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