JPS5882665A - コンタクトホイ−ルの荷重制御によるベルト研削装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、コンタクトホイールの荷重制御によって工作
物の研摩量を制御するベルト研削装置に関する。

従来ベルト研削装置のコンタクトホイールは、ベルト駆
動用としてモータに連動連結されるか、あるいは、研摩
ベルトに張力を与えるテンション装置と連動連結される
のが通例であった。しかし、このような従来の構成では
、工作物を研削す名に際し、コンタクトホイールと工作
物との間に抑圧荷重を発生させて抑圧荷重制御を行うに
は装置全体を移動させねばならず、移動の際の静摩擦抵
抗が大きいため押圧荷重のロスが多（なって誤差が生じ
るおそれがあり、また移動のための動力に大容凰のもの
が必要であった。

そこで本発明は、上記抑圧荷重を発生させるときにコン
タクトホイ１１しのみを移動させることによって、上述
の従来装置の具有する欠点を解決可能なベルト研削装置
を提供することを目的とするものである。

以下、本発明にもとづくコンタクトホイールの荷重制御
によるベルト研削装置の一実施例を図面にしたがって説
明する。第１図に示すベルト研削装置のベース板（１）
上には、モータ（２）と駆動プーリ（３）とからなる駆
動装置（４）と、コンタクトホイール（５）とが設けら
れ、この駆動プーリ（３）とコンタクトホイール（５）
とにわたってエンドレス研摩ベルト（６）が掛装されて
いる。（７）は研摩ベルト（６）に所定の張力を与える
テンション装置、（８）は研摩ベルト（６）ノ張力に抗
してコンタクトホイール（５）を所定位置に位置決めさ
せるバランス調整装置、また、（９）はコンタクトホイ
ール（５）を介して研摩ベルト（６）を工作物ｏＯに所
定の抑圧荷重で押圧させる加圧装置である。

第２図は上記ベース板（１）上の主要部分を拡大して示
したものであり、第８図〜第４図はその平面図である。

第２図〜第４図に示すように、研摩ベル）　（ａ）は、
図外の駆動装置１（４＞によりガイドプーリ０溌、（６
）、（至）を案内として矢印囚方向に走行されている。

テンション装置（７）において、ハンドルａ４を矢印の
）方向に回転させることによって、これに連動されるガ
イドプーリ（ト）が矢印（Ｃ）方向に移動され、したが
って研摩ベルト（６）に所定の張力が与えられるもので
ある。

コンタクトホイール（５）は、適当な円筒体ａ時とこの
円筒体曽に外嵌された硬質ゴムＱηとからなると可能に
取り付けられている。この軸ａ時は、ベース板（１）上
にｉけられｔこ枠体−（こ固定されたベアリング＠四内
を摺動可能な上下２本のガイドバー（２）に固着された
ボス（財）の凹部に嵌入されている。また、ガイドバー
に）は、中央部にローラ（ホ）を有する連絡バー（社）
ニテ−体に連結されており、シタ力って、ストッパを兼
ねたベアリングぐη■間でボス（財）が矢印Ｆ方向に移
動するように連絡バー例を動かせば。

コンタクトホイール（６）および研摩ベルト（６）が工
作物ａＱに対して接近または離間移動することになり、
所定の研摩緻を得ることができることになる。一方、連
絡バー翰中央部のローラ（ハ）には、枠体曽に固着され
たブラケット（財）に支持された軸（至）まわりに揺動
可能なレバー四−の抑圧面（２９ａ）が当接され、また
、このレバー四にはロッド−およびロッド＠わがナツト
締めされている。

バランス調整装置（８）は、ノブ（資）に連動されたピ
ニオン−と、ベース板（１）上のブラケット７Ｂ＜に設
けられたベアリング（至）を摺動可能に貫通するバ−と
一体に構成されたラック（８６ａ）と、このラック（８
６ａ）から突設された棒体−にナツト締めされたロッド
（至）とで構成されており、ロッド−とロッドμ尊の間
には引張ばね−が掛装されている。

一方加圧装置（９）は、ＤＣサーボモータ四と、ベース
板（１）上のブラケット１４訃に設けられたベアリング
−にて遊転可能であって、モータ顛の回転軸８３にカッ
プリング−接続されたボールねじ四と、上記ブラケット
←ｌ）の両側方に設けられたブラケット囮にて支持され
る２本のガイドバー−旧こ摺動可能に外嵌される枠体−
ならび゛軌上記ボールねじ＠〜に外嵌されるポールナツ
ト四を有するナツトブロック−ど、このナツトブロック
−に可動部（５１ａ）がナツト締めされた直線変位計＠
υと、ナツトブロック−から突設された板体Ｅにナツト
締めされたロッド−とで構成されており、ロッド關とロ
ッド口υの間には引張ばね−が掛装されている。

以上の構成において、まず研摩ベルト（６）の走行を停
止した状態にてハンドルａ４を矢印の）方向に回転させ
てガイドプーリ（ト）を矢印（Ｃ）方向に移動させ、研
摩ベルト（６）に所定の張力′を与える。次にノブ□□
□を矢印（Ｌ））方向に回転させて、ロッド（ハ）かば
ね（至）を引張るようにピニオン−１とラック（８６ａ
）とを動かせば、それにつれてロッド−も引張られ、レ
バー四がローラ（ハ）を押すことになって、コンタクト
ホイール（５）を伝達される研摩ベルト（６）の張力に
よってベアリングｑυ側に１中されてｐ）ｆこボス＋２
！４１が、ベアリング＠とベアリング（２）間の所定位
置に位置決めされ、研摩ベルト（６）の張力とコンタク
トホイール（５）の位置とが適正にバランスされる。な
お、このとき工作物α１は研摩ベルト（６）に軽（接触
するようにされているものとする、 続いて工作物ＯＱに矢印（Ｅ）方向の送りを与え、研摩
ベルト（６）を矢印（ト）方向に走行させる。工作物（
１１１を研削する際には、ＤＣサーボモータｉ４Ｉを回
転させてボールねじｈｉを回転させ、ナツトブロック−
を移動させてロッド１がはね−を引張るようにすればそ
れにつれてロッドＫｌｌも引張られ、レバー四が上述の
バランス位置からさらにローラ（ハ）を押すことになる
。したがって、コンタクトホイール（５）および研摩ベ
ルト（６）が工作物００に押圧され、この抑圧荷重によ
って研削が行なわれることになる。

このとき、押圧荷重はＤＣサーボモーターの回転角度に
応じて制御しており、さらに、直線変位計ＩＩ）を利用
して図外の抑圧荷重制御システムとの間でクローズトル
ープ回路を構成し、制御精度の向上を図っている。

以上述べたように本発明によると、コンタクトホイール
のみを移動させて押圧荷重を発生させるため、抑圧荷重
のロスを極力防止できて該抑圧荷重の誤差の発生を防止
できるのみならず、押圧用動力も小容量のものにするこ
とができる。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明にもとづくコンタクトホイールの荷重制御
によるベルト研削装置を示し、第１図はその正面図、第
２図は第１図の要部拡大図、第８図はテンション装置お
よびバランス調整装置を説明する平面図、第４図は加圧
装置を説明する平面図である。 （４）・・・駆動装置、（５）・・・コンタクトホイー
ル、（６）・・・研摩ベルト、（７）・・・テンション
装置、（８）・・・バランス調整装置、（９）・・・加
圧装置、Ｑｌ・・・工作物代理人　　森　本　―　弘

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、　研摩ベルトを走行駆動させる駆動装置と、該ベル
   トに所定の張力を与えるテンション装置と、該ベルトを
   工作物に当接させるコンタクトホイールと、該ベルトの
   張力に抗して該コンタクトホイールを所定位置に位置決
   めさせるバランス調整装置と、該コンタクトホイールを
   工作物に所定の押圧荷重で押圧させる加圧装置とを設け
   たことを特徴とするコンタクトホイールの荷重制御によ
   るベルト研削装置。