JPS588053A - β−アミノニトリルの製造法 - Google Patents

β−アミノニトリルの製造法

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JPS588053A
JPS588053A JP56106537A JP10653781A JPS588053A JP S588053 A JPS588053 A JP S588053A JP 56106537 A JP56106537 A JP 56106537A JP 10653781 A JP10653781 A JP 10653781A JP S588053 A JPS588053 A JP S588053A
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Minoru Sekiya
関屋 実
Yoshiyasu Terao
寺尾 良保
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  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はβ−アミノニトリルの製造法に関する。
ヘキサヒドロ−1,3,5−トリアジンに塩酸の存在丁
メールカプタンやフェノール類を作用させると、アミノ
メチ/L/基で置換されたメルカプタンまたはフェノ−
/l/類の得られることが報告されている〔ジャーナル
・オブ・ヘテロサイクリック・ケミストリー(Jour
nal  or  t(eteroc、yclicCh
emistry) 8巻 597頁 1971年〕本発
明者等は、このような反応性に注目しつつメルカプタン
やフェノール類の代わりにシアン酢酸を用いたところ、
擁〈べきことにトリアジン環の炭素−窒素結合の切断と
ともにシアノ酢酸の脱炭酸残基の導入された生成物、即
ちβ−ラクタム系化合物の中間原料として有用なβ−ア
ミノニトリルが得られることを見出し、さらに検討を重
ねた結果本発明を完成した。
即ち本発明は、 (1)  一般式 〔式中、1丸1はアラルキルJ□(、tt2は水素原子
または141S142が合したアルキレンを示す〕で表
わされる化合物とシアノ酢酸とを反応させることを特徴
とする一般式 %式%[1:] 〔式中の記号は前記と同意義〕で表わされる化合物の製
造法に関する。
L記一般式CD、[11]においで、R1は例えば、ペ
ンシル、フェネチル、等のアラルキル基ヲ示り。
これらは、たとえばメトキシ、エトキシ等のアルコl’
[jカルボキン/L’M+たとえばメチル、エチル等の
アルキ/I/基等1〜3個で置換されていてもよい。R
2は水素原子または)Ll 、 R2が合したエチレン
、プロピレン、ブチレンなどのアルキレンを乃くす。
化合物[1) U、たとえば化合物El)とシアノ酢酸
とを反応させることによって製造できる。
この反応は、一般に、たとえばベンゼン、トルエン、キ
シレン、リグロイン、ヘキサンナトの炭化水素類、エー
テル、イソプロピルエーテル。
テトラヒドロフランなどのエーテル類、アセトン、メチ
ルイソブチルケ′トンなどのケトン類、クロロホルム、
四塩化炭素、塩化メチレンなどのハロゲン化炭化水素類
、スルホラン、ヘキサメチ、ルホスホリルトリアミド、
アセトニトリルなどのアプロチック溶媒中で行なっても
よい。これらの溶媒は、単独で用いることもできるし、
また必要に応じて二種またはそれ以上の多種類を適当な
割きたとえば1:l−1:10の割合で混合してもよい
このうち、アセトニトリルが好ましい溶媒である。原料
化合物CI)に対してシアン酢酸は通常3倍から15倍
、好ましくは3〜10倍用いてもよい。反応は室温でも
進行するが通常30〜100℃、好ましくは35〜70
℃の温度で行うことができる。反応時間は、反応温度等
の反応条件との関係において適宜設定できるが、通常1
時間から5時間、好ましくは2時間から4時間の範囲で
ある。
また、触媒を共存させることによっても、反応を円?1
′Fに進行させることができる。使用しうる触媒として
汀、例えばトリエチルアミン、トリプロピルアミン、ト
リブチルアミン、ジイソプロピルエチルアミン、N−メ
チルモルホリン、N−メチルピペリジンI N l“N
−ジメチルアニリン、ピリジン、ピコソン、lv千ジン
等の三級アミンが挙げられる。触媒の量は化合物〔1〕
に対して通常0.1〜10モル 用いられる。触媒はあ
らかじめ一方の原料化合物に添加しておいてもよいし、
両原料化合物を含む系へあとから加えてもよい。触媒を
用いた場合、反応は無触媒の場合より低い温度でも進行
し、又反応時間も短縮することができ、又、化合物[1
1〕の収率を著しく向とさせることができる。反応によ
って得られる化合物CI)は、例えば塩酸、硫酸、リン
酸などの無機酸や、例えばP−トルエンスルホン酸、ギ
酸、酢酸、10ピオン#l/。
酒石酸、リンゴ酸、コハク酸、フマル酸等の有機酸等と
酸げ加塩を形成することができる。このようにして得ら
れる化合物〔口は、公知の手段、例えば、a@、減圧濃
縮、蒸留2分留、溶線抽出。
液性変換、転溶、結晶化、再結晶、クロマトクラフィー
等により単離精製することができる。
化合物〔■〕としては、例えば、2−シアノエチルベン
ジルアミン、2−7アノエチルー(4−メトキシペンシ
ル)アミン、2−シアノエチル−(2,4−シメトキン
ベンシル)アミン、2−シアノエチル−(3,4−シメ
トキンペンシル〕アミン、2−シアノエチル−(3,4
,5−トリメトキシベンジ)V )アミン、2−シアノ
メチルピロリジン、2−シアンメチルピペリジン等が含
まれ、これらのうち後二者は新規化合物である。化合物
CI)は、例えば反応式Iおよび1に概要を示した如く
、優れた抗菌活性およびβ−ラクタマーゼ阻占活性を有
するスルフアゼシン(Sulfaxecin)[111
)やカルバベナム〔1v〕等に導くことができる。
X:H或いは−OC1(8 * この反応では原料およびR’ czに保護基が必要
であり、反応後保護基を脱離させるが、省略した。
反応式n 〔1v〕 次に実施例を示し、本発明をさらに詳述するが本発明の
範囲はもちろんこれらに限定されるものではない。
なお、実施例等で用いる記号は次の意義を有する。S;
シンクレット、d;ダブレット、t;トリプレット、q
;クアルテット2m;マルチプレット 実施例1 2−シアンエチル−ベンジルアミン シアン酢酸5.12をアセトニリル80meに溶解し、
トリエチルアミン8.5me、 l 、 3 、5−)
ジベンジルへキサヒドロ−1,3,5−トリアジン3、
elを加え、65−70°Cで3時間攪拌する(炭酸カ
スの発生が止む)。反応液を減圧濃縮し、残渣に20チ
苛性ソーダ水溶液1Orneを加え、油層を分離し、水
層をエーテル抽出し、硫酸マグネシウムで乾燥する。エ
ーテルを留去後、減圧蒸留することにより標記化合物2
.07を得る。(収率42チ) bpH129−130°C/3mmHy工R1シ119
(cm ’)3230(NH)、2258(CN)ax NMR,(CDCI!3)δ4t: 2.a7(2H,
t) 、2.78(2H,t、J−(3Hz、NCCH
2CH2Nく)、l、52(IH,S、NH)、3.7
0(2H,S、CH2Ph)b p 11176〜17
8 C10,4mmH7(7)留分からN 、 N’−
ジベンジル−5−シアノヘキサヒドロピリジンが得られ
る(収率24%)、工Rν′1qCm−’ :2251
.(CN)ax 実施例2 2−シアノメチルピロリジン a)シアノ酢酸10.2yをアセトニトリル30..1
7に溶解し、1−ビロリントリマー4,1yを加え35
−40℃で35時間攪拌する。反応混合物を減圧濃縮し
て得られた油状物に20%苛性ソータ水溶液10.nl
を加え、油層を分離し、水層をエーテル抽出後、硫酸マ
グネシウムで乾燥する。エーテルを留去し、残渣を分別
蒸留しbpH0−111r/17 mmH?の分画を集
めると標記化合物0.5yを得る。
IR,ν”cm ’ :3330(NH)、 2246
(CN)ax NMR(CDC/ 3)δ値ロ、4−2.2(4H,m
、 −CH2CH2−)、2.40(IH,S、NH)
、2.45(2H,d、NCCH2−)、2.48(2
H,t、CH2Nど)、 8.44(LH,l。
−CHぐ) MS、 (M+、 m/e )110 bp 181−432′c/LmmHfの留分から2−
(2−ピロリジルニルシアノメチル)ピロリジンが得ら
れる。IR,l + a♂’:8850(NH)、22
42(CN)ax )〕ノ  ノアノfft酸7.6 yをアセトニトリル
30dに溶解し、トリエチルアミンI24m1.■−ビ
ロリントリマー31yを加え、50−55℃で3時間攪
拌する。反応液を減圧濃縮して得られた油状物質に2σ
%題性ソーダ水溶液10−/を加え、油層を分取し、水
層をエーテル抽出機硫酸マグネシウムで乾燥する1、エ
ーテルを留去、−分別蒸留する。
収率47 ′)0 1)pHO〜111C/17rITrlHノIR,Nl
l値は実施例2−(a)と同一。実施例2−a)と同様
にbp181−132℃/ 1 mmHy の留分から
2−(2−ピロリジニルシアノメチル)ピロリジンが得
られる。
実施例3 2−シアノメチルビペリジン a)シアン酢酸5.17をアセトニトリル30−に溶解
し、8,4,5.6−チトラヒドロピリジントリマー2
.57を加え、50−55 Cで3時間攪拌する。
実施例2−a)と同様に処理し、標記化合物1.6yを
得る。(収率45′り) bp 105−106°c/13mmHyIR,v”c
fn’ :3810(NH)、 2250(CN)ax MS (M+、 m/e ) 123 bp 141−142°C/1血叱2の留分から2−(
2−ピペリジニルシアノメチル)−ピペリジンが得/i
q  −1+ られる。IRν  −,8345(NH)2242ax (CN) b)シアン酢酸5,1yをアセトニトリル30−に溶解
し、トリエチルアミン8.3m/、3,4,5+6−チ
トラヒドロビリシントリマー2.5yを加え50−55
℃で5時間攪拌する。実施例2−b)と同様に処理し、
桧記化合物2.6yを得る。(収率71%) bp、 rR,MS値は実施例8−a)と同一。
実施例3−a)と同様bp141−142°C/ 1 
mmHf!の留分から2−(2−ピペリジニルシアノメ
チル)ピペリジンが得られる。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 ■ 一般式 〔式中、R1はアラルキル基、♂は水素原子またはR1
    、kが合してアルキレンを示す〕で表わされる化合物と
    シアノ酢酸とを反応させることを特徴とする一般式 %式% 〔式中の記号は前記と同意義〕で表わされる化合物の製
    造法。
JP56106537A 1981-07-07 1981-07-07 β−アミノニトリルの製造法 Granted JPS588053A (ja)

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JPH021137B2 JPH021137B2 (ja) 1990-01-10

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4676450A (en) * 1984-01-06 1987-06-30 Brunswick Corporation Quick bail opening system for fishing reel
JPS62184621A (ja) * 1986-02-08 1987-08-13 Toyobo Co Ltd 磁気記録媒体
US4932616A (en) * 1988-09-12 1990-06-12 Berkley, Inc. Bail release mechanism for a spinning fishing reel

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