JPS588028A - ジペンタエリスリト−ルの分離方法 - Google Patents

ジペンタエリスリト−ルの分離方法

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JPS588028A
JPS588028A JP10486281A JP10486281A JPS588028A JP S588028 A JPS588028 A JP S588028A JP 10486281 A JP10486281 A JP 10486281A JP 10486281 A JP10486281 A JP 10486281A JP S588028 A JPS588028 A JP S588028A
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dipentaerythritol
aqueous solution
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pentaerythritol
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Kiyoshi Hosokawa
清 細川
Masatoshi Moriyuki
森行 政利
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Koei Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 タエリスリトールを含有する水溶液から特定の濃度範囲
及び晶出温度範囲に於てジペンタエリスリトールを晶出
分離させること番こより、ペンタエリスリトールとジペ
ンタエリスリトールとを効率よく分離する方法に関する
ペンタエリスリトール(以下PEと略す)及びジペンタ
エリスリトール(以下D−PEと略すノは、ポリエステ
ル,ポリエーテル,ポリウレタン,アルキツド樹脂,潤
滑油,化粧品基材,感光性IIj!脂用反応性冷釈浴峰
,ポリ種化ビニル樹脂の熱安定剤尋の原料として多岐に
わたる用途を有し、符にD−PKは近年そのmsが増加
の傾向にある。
しかして、PEはアルカリ金属水酸化物又はアルカリ土
類金属水酸化物の存在下、ホルムアルデヒドとアセトア
ルデヒドとを反応させて製造され、1l−PKはこのP
a1eの際番こ副生するものであり、これらを分離する
こと(こよってそれぞれを得ているのか工業的に一般的
な方法である。
従来この両者の分離法については下記の通り種々の方法
が提案されている。
(1) P EとD−PKとの溶解度の差を利用する方
法つ t、27 P EとD−PKの結晶粒度の庄を利用した
「フルイ分けJによる方法。
(3ノジベンジリデン化合物、硝化物等の誘導体として
分離する方法。
(4Q真空昇華法による方法。
上記線法の円■〜(→はそれぞれ一面に於ては長所もあ
るが、工程が煩雑となったり、コスト高になる等工業的
な分離方法としては難点を有する0 (1)の方法はコストも嵩まず、溶解度差を利用した晶
出、又は溶解シこよる等の簡単な操作で行え、工業的に
最も有利な分離法である。これについても穂々の方法が
提案され、その一方法として米国特許ム21λOQ乙乙
がある。即ち、PE、D−PK等を含有するPH/D−
PK′IIL量比F13以上の水浴液をD−pEか実質
的〔こ晶出しない上限濃度迄濃縮し、晶出したpmを濃
縮温度近くの高温に於て熱時にF別採取する。このPI
抹取後のP液中のBE/D−PI恵量比は約2.りとな
っている。次4ここのpeをPICに関して乙O〜70
℃で飽和に戸る点迄水で希釈し、乙O℃〜70℃で晶出
したD−P−Kを炉別・採取する。しかしてこのF液の
Pl:/D−PI重量比は約弘、乙となっており、又こ
のD−PRを採取する際60℃以下例えは50℃での晶
出ではPKとD−PKとの複化合物が形成されると考え
られて2つ、従って高純度のD−PEを採取するには乙
O℃か最適であると推奨している。
しかしながら、この方法では、D−PH副生量を増加さ
せた反応液や、ペンタエリスIJ )−ル1m(以下P
E類と略す)製造工程中でのD−PK含有量の比較的多
いPR,!:D−PIliとの含有水浴液からPKを採
る場合、D−PK含有量の増大に伴い最初に採れるPK
結晶蓋は減少しPKの分離効率は加速度的に低下する。
なお、分離効率とは、 を意味する。(以下同様) 父、この米国特許の方法に於けるD−PEの分離効率は
計算上駒37%と低いものである。
本発明者らは方法(1)に於ける上記の工業的不利益を
解消するためには、反応液等のPE及びD−PKの含有
水溶液からそれぞれを分離取得するに際し、D−PEを
晶出分離した後の炉液中のPK/D−PICJI鰍比を
大きくする方法換言すれはD−PICの分離効率を高め
る方法を見い出せは災いと考えた。即ち、先ずこの方法
によりPR及びD−PKの含有水浴液からD −PIC
を晶出分離した後、そのp液を濃翻してPKを晶出分離
する方法が採用出来るので、7回の晶出操作当りより多
くのPK結晶か採取することが可能となり、PK及びD
−PKの各分*幼皐を上げることか出来るのである。本
発明者らは鋭意研究を行った結果、PK/D−PIC重
量比が/を以下であるPK及びD−PRを含有する水溶
液からpE及びD−PEをそれぞれ分離する際に、PK
に関して次の晶出温度に於ける溶解度(水に対する)以
上で且つ当該水溶液の過溶解度以下の濃度範囲に調整し
た当該水溶液から晶出温度0−110℃好ましくは10
〜30℃に於いてD−PKを晶出させると、多量のD−
PK結晶を得ることが出来た。それを濾過等の方法で分
離することにより、そのP液中のBE/D−PICiI
C化を実施例1に記載の如く、約76に上げることに成
功し、PIC及びD−PJCの分離効率を向上させるこ
とか出来、本発明を完成した。
尚、本発明法は40℃以下の晶出ではあるが複化合物形
成の懸念もなく得られたD−PI及びPEから一般的な
工業的精製工程を経て高純度のそれぞれを製品を取得す
ることが出来た。
本発明のPE及BD−PICとを含有する水溶液として
は苛性ソーダ、苛性カリ等のアルカリ金属水酸化物又は
水酸化カルシウム等のアルカリ土類金属水酸化物の存在
下、ホルムアルデヒドとアセトアルデヒドとを反応させ
て得られるPE、 D−PK、)リベンタエリスリトー
ル (以下T−PKと略す)、ホ′リベノタエリヌリト
ール、ビスPE・モノホルマール(以下BPEMyと略
す)、これらpHllとメタノールとのエーテル化物、
未反応ホルムアルデヒド、ヤの他の有機不純物としてい
わゆるシララグと称せられているホルムアルデヒド等の
縮合物及びにギamを含有する反応液(At、又はこの
反応液からPK。
D−PEを分離精製を行う過程に於て発生するPK、D
−PK及び上記の櫨々の不純物の全部又は一部を含有す
る水浴液(B)か包含される。
しかして後述の実験結果並び番こ実施例の結果から、上
記PIC,D−Ple含有水浴液中のPE/13−PE
恵蓋比か76以下、好ましくはIO以下の水溶液が本発
明を実施する際の対象水溶液となる(以下対象水浴液と
称す)。
本発明番こおけろ水に対するPEの溶解度とは表−/に
示すものである。
表   −/ 又、本発明の対象水溶液に於けるPEの過溶解度につい
て説明すると、次のとおりである。
本発明の対象水溶液は前述の如<、PE、D−pIeが
共存しておりその他に多数でしかも比椴的多量に檜々の
不純物を含有しているので、過飽和状態になり易い。こ
の過飽和状gtこは、PICの結晶核が自然に生成しつ
る過飽和領域とその結晶核か結晶種の投入、機械的衝撃
専を与えた時にのみ生成する過飽和領域が存在し、その
限界濃度か過溶解度である。この過溶解度は、対象水浴
液中に含有される不純物の種類、量などによって決まる
ものであるが、−例をあげると組成がD−P]C/都に
対してPxf)11.lr N、を部、0.5部、ギ酸
ソーダ約54〜6.5部である対象水溶液に於ては本発
明者らの実験によると過溶解度は表−2のようになる。
表   −− PH,D−PlCの分離効率を上げる即ちD−PEli
抹取後の炉液中のPI/D−PK重量比を出来るだけ大
にするのを目的とした、本発明の方法を実施するには、
対象水溶液のPE濃度をD−PKの晶出温度での前記溶
解度以上過溶解度以下の範囲、好ましくは過浴解度付近
にする必要かあるOPKPE濃度のような範囲にある対
象水浴液からD−PKを晶出させると表−3の如<、D
−PE晶出時にはほとんどPIは晶出しない。又、D−
PFi分離後のF液中のPIC/D−BE重量比は10
以上と従来技術に比し大@戸ものとなる。表−3の例で
は原液のコ倍以上になる。又、原液中のPE濃度かこの
範囲内では、表−3の釦<、濃厚な程沖液中のBE/D
−PK重量比は大となる。
表   −3 ところか、PE濃度か前記溶解度よりも小さいときには
、D−PE分離後の炉液中のPE/D−PK重量比が原
液に比べてそれ程大きくならず、PEの分離効率か改善
されない。
又、PE濃度が過浴解度よりも大きいときには、衣−ダ
の如’、、D−PIC晶出時番0多量のPBも析出する
ので、PKとD−PIHの分離が不充分とする。又、そ
れはかりですく、そのp液中のPlC/D−PE慮量比
も前記表−3よりも小さいものである。
表   −t さらに、本発明に於ける他の重要な点は、前述の様な特
定のP)C濃度を有する対象水溶液を0〜ILLO℃好
ましくは10〜30”CT:D−PKを晶出させること
である。前記表−3の様な過溶解度付近の原液について
、種々の温度でD−pmを晶出分離した後の加液中のD
−PE量(y/ / 009 H*O)は、PK濃度(
D 影響ハ少flくほぼ一定であり、七の量と晶出温度
との関係を示すと、表−jの通りである。
表  −5 この表−5と削記表−2から明らかな様に、晶出温度l
IO℃よりも高い温度に於ては、D−BE溶解度の増加
率がPKのMll震度増加率に比べてかなり大きくなり
、D−PKの分離効率か悪くなるので好ましくない。又
、表−5に於ける加液中のD−PIIE量の増加本及び
冷却操作から見て特に好ましい晶出温度は10〜30℃
である。
本発明によれば、後述の実施例に記載の如く、粗D−P
E結晶採取後の炉液中のPE/D−PE重量比を30℃
晶出で約/3.10℃晶出で約76と米国時ff1fa
 2 rコ001乙のダ、乙に比べ約3倍大きくするこ
とが出来た。したがって、従来法ではD−PEが実質的
に晶出しない濃度迄対象水溶液を濃縮1先ずPICを晶
出分離していたが、本発明の方法ではその濃縮途中でP
Iの晶出か実質的に殆んど起らない前述の特定濃度で先
ず0−aO℃で粗D−PKを晶出分離し、そのP液中の
PK/D−PE重量比を/3〜/6に上けた後濃纏を統
は従来法に準じPKを−分離すれd1従米法薯こ比べ大
巾に多量のpm結晶を採取することが出来、その結果D
−PIcは勿論PEの分離効率も向上させることが出来
た。
久に晶出条件としては本発明はPKに関してPE−水系
の溶解度以上対象水浴数糸の過溶解度以下の過飽和濃度
域で行い且つPKを実質的番こ晶出させない様番こする
必要があるから急激な冷却f過度な攪拌、結晶種の混入
等のPKの過昭和伏肪を破らない一般的な注意は必要で
あるか、その他にはさしたる制限はrt<0−110℃
の晶出温度で約λ〜≠#!間緩やかに攪拌しD −px
結晶を充分晶出させた後濾過等の方法により粗D−PI
C結晶を分離すれはよい。
次に実施例を挙げて本発明の方法を説明する。
・・・・・・・・・・・・・ 実施例Z 苛性ソーダの存在下、ホルムアルデヒド及びアtトアル
デヒドを常法により反沁させ、未反応ホルムアルデヒド
を消去し、中和後製動して反応f&37乙O部を得た。
この製動反応液中のPE/D−PE重量比は帽に、/ 
009 H20当濃羅反応液を徐冷し10℃で2時lI
I!lI拌下結晶を晶出させた。晶出させた結晶を濾過
し−C粗D−PIIC結晶/7≠部を得た。油液量は3
!;j#部であった。それぞれ、その一部を取り#、燥
及びrk廃乾固乾燥してその含水量、固形分量を求める
と共(こ、両#、燥品をそれぞれシリル化ガスクロマト
グフフイ法番こより分析した。その結果粗D−Ple結
晶/7’1部中番こはpX/3.’tfM、D−PKg
+、2部、 T−P#10.9部、 BP]18MF/
、5部、H2O!; 0部、又、炉液3jざ6部中には
p Ic!I21,2 fM、D−picJl、、7部
、BBxMyj9./都、H20λ1136部を含有し
ていた。従いp液中のPX/D−PE比は/6、/ 0
0 f )120当りPIC量は/7jfI、D−PE
量は/、/ノであった。
実施例ユ 実施例/と同様′/1法によりP蔦/D−P1重量比9
3!及びiooノH20当りのp K *2V2の濃縮
反応液3グ2乙部を得た。この濃縮反応液を徐冷し30
℃でグ時間攪拌下結晶晶出させ、沖過して′#LD−P
K結晶15θ部を得た。
P液量は3部7乙部であった。
実施例/と同様に粗D −PH1#j晶及び炉液のそれ
ぞれの含水量、固形分量を求め、シリル化ガスクロマト
グラフィ分析を行った。 その結果租D−PK結晶is
o部中にはP I / 2.2部、D−PH57,7部
、T −P K 7.4部、BPEMIPo、9部、H
2O172都、又、ろ液3276部中番こはPKII9
弘部、D−Pyy37.3部、T−PlCO0/3%、
BpBMp3L/部、H2O2040部を含有していた
。従いp液中のPK/D−PE比は/3o2、/ 00
 ? H2O当りPE量はjlIp、D−pnJIkG
t/Jコノであツタ。
実施例3 X’lCg造工程中で得られたPIC/D−B1重量比
2.9及びPE含有量21乙部の祖Wet結晶565部
に水1000部を加え、デO℃に加熱して溶解させた後
、徐冷し10℃で2時間手振押下結晶を晶出させ沖過し
て粗D−PIC結晶10ダ部を得た。p液量は/’13
2部であった。
実施例/と同様に粗D−PIC結晶及びp液のそれぞれ
の含水量、同形分量を求めンリル化ガスクロマトグラフ
ィ分析を行った。その結果粗D−PK結晶l0IA部中
にはPH73,2部、D−plC!;1.3m、T−P
E3.9部、BPEMFO,3部、H2O,2A部、又
炉液/≠52部中にはPK/927部、D−PE7.2
.l=部、BPKMF72.6部、H2O/ / 25
部を含有していた。
従いp液中のPE/D−PE比は/j、3.1009 
H2O当りPE量は/7./f!D−Pg量は1./コ
2であった。
手続補正書(自発) 昭和56年70月20日 特許庁長官 殿 /事件の表示 昭和jJ年特許願第1θμg62号 3発明の名称 ジペンタエリスリトールの分離方法 3補正をする者 事件との関係  特許出願人 住所〒5ttt q’iiQ’;id2丁目7査地グ補
正の対W 明細書の「発明の詳細な説明」の― よ補正の内容 (ハ明細書/3頁3行〜1行の間に改行して次の文章を
挿入する。
「 又、PKとD−PICを合音する水溶液から本発明
方法の特定濃度範囲及び温度範囲に於てD−PEを晶出
分離した後、そのptcP1種結晶を添加しPKを晶出
させて晶出11結晶を分離することによりD−PKとP
JCを効果的に分離することも出来る。」 <、zrptsxir行目17) (PR含有量2/乙
部の」を[PE含有tコO6mの]と補正する。
以上

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. アルカリ金属水酸化物又はアルカリ土類金属水酸化物の
    存在下ホルムアルデヒド及びアセトアルデヒドを反応さ
    せて得られたペンタエリスIJ )−ル類反応液(4)
    又は粗製のペンタエリスリトールとジペンタエリスリト
    ールを含有する水fil g LBJ 中のペンタエリ
    スリトール/ジベンタエリスIJ )−ル重量比が/6
    以下の水溶液から、ペンタエリスリトール及びジペンタ
    エリスリトールをそれぞれ分離するに際し、ペンタエリ
    スリトールに関して次の晶出温度に於ける溶解度(水に
    対する)以上で且つ過溶解度以下の濃度範囲に調整した
    上記(4)又は(B)水浴液から晶出温gO−≠0℃1
    こてジペンタエリスリトールないし大部分がジペンタエ
    リスリトールであるペンタエリスIJ l−−ル類を晶
    出分離することを特徴とする上記(4)又は(B)水溶
    液からペンタエリスリトール及びジペンタエリスリトー
    ルを分離する方法。
JP10486281A 1981-07-03 1981-07-03 ジペンタエリスリト−ルの分離方法 Granted JPS588028A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1991010633A1 (en) * 1990-01-09 1991-07-25 Mitsui Toatsu Chemicals, Incorporated Process for producing dipentaerythritol
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JP2005270171A (ja) * 2004-03-23 2005-10-06 Olympus Corp 内視鏡システム
JP2008543954A (ja) * 2005-06-28 2008-12-04 湖北宜化化工股▲ふん▼有限公司 ペンタエリトリトールの製造方法

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