JPS5879445A - 高温用電気巻線とその製造方法 - Google Patents
高温用電気巻線とその製造方法Info
- Publication number
- JPS5879445A JPS5879445A JP17453881A JP17453881A JPS5879445A JP S5879445 A JPS5879445 A JP S5879445A JP 17453881 A JP17453881 A JP 17453881A JP 17453881 A JP17453881 A JP 17453881A JP S5879445 A JPS5879445 A JP S5879445A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- glass
- conductor
- glass tube
- temperature
- sheet
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02K—DYNAMO-ELECTRIC MACHINES
- H02K3/00—Details of windings
- H02K3/02—Windings characterised by the conductor material
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Windings For Motors And Generators (AREA)
- Insulation, Fastening Of Motor, Generator Windings (AREA)
- Manufacture Of Motors, Generators (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
ｌ）発明の技術分野
本発明は例えば高温高圧ガスの循環用電動機の巻線のよ
うに２００℃程度以上の環境で使用される高温用電気巻
線と、その製造方法に関する。
うに２００℃程度以上の環境で使用される高温用電気巻
線と、その製造方法に関する。
２）従来技術
従来、電動機の電気巻線の絶縁材料には、はとんど有機
絶縁材料もしくは有機絶縁材料と無機絶縁材料との複合
絶縁材料が用いられていた。
絶縁材料もしくは有機絶縁材料と無機絶縁材料との複合
絶縁材料が用いられていた。
３）従来技術の問題点
一般の有機絶縁材料の耐熱温度は２００℃以下である丸
め、上記のような電動機は２００℃以上の温度環境では
、十分な機能を果すことが困難であった。一方、無機絶
縁材料は耐熱性に優れているが、従来の一般的な電動機
の電気巻線の製造技術では、有機材料から成石接着剤が
欠かせないため、無機絶縁材料のみによってこめ電気巻
線を製造することは容易でなかった。
め、上記のような電動機は２００℃以上の温度環境では
、十分な機能を果すことが困難であった。一方、無機絶
縁材料は耐熱性に優れているが、従来の一般的な電動機
の電気巻線の製造技術では、有機材料から成石接着剤が
欠かせないため、無機絶縁材料のみによってこめ電気巻
線を製造することは容易でなかった。
４）発明の目的
本発明は電気絶縁材料が無機材料のみから成シ、製造方
法が容易である高温用電気巻線とその製造方法を提供す
ることを目的とする。
法が容易である高温用電気巻線とその製造方法を提供す
ることを目的とする。
５）発明の構成
本発明においては、運転温度で溶融する金属又は合金を
導線とし、この電気導線をガラス管で被覆絶縁して絶縁
導線とし、この絶縁導線をコイル状に巻回して高温用電
気巻線とするが、その製造方法は、絶縁導線を加熱し、
ガラス管を軟化させご巻回するものである。
導線とし、この電気導線をガラス管で被覆絶縁して絶縁
導線とし、この絶縁導線をコイル状に巻回して高温用電
気巻線とするが、その製造方法は、絶縁導線を加熱し、
ガラス管を軟化させご巻回するものである。
６）発明の実施例
以下、本発明の一実施例について、図面を参照して説明
する。図面は電気巻線を回転電機の固定子鉄心の半閉ス
ロットに乱巻で装填した場合のスロット部断面を鉱夫し
て示した吃のである。壊状の固定子鉄心（１）は内周側
に開口する複数個のスロット（２）を有し、（３）はそ
の開口部である。この固定子鉄心（１）はスロット（２
）内周面も含めて全面をセラミックコーティングしてお
く。スロット（２）の内周面にはガラス布からなるＵ字
形のコアシート（４）を装着する。（５）は絶縁導線で
あって、外径が０．５諺、内径が０．３簡のガラス管（
６）で被覆されたインジウム線を電気導線として構成し
たものである。この絶縁導線（５）を加熱処理によって
ガラス管（６）を軟化させ、その周囲にガラス粉末又は
ガラス繊維（図示せず）を付着させてコアシート（４）
内に乱巻に巻き込む。巻き終ったならばコアシート（４
）の上方をスロット（２）内へたたみ込み、開口部（３
）の内側へガラス布からなる充填物（８）を挿入して、
開口部（３）内のコアシート（４）および絶縁導線（５
）を押さえる。その後鉄心（１）と共に巻線を７００〜
８００℃に加熱して、コアシート（４）、ガラスｆ （
６） 、ガラス管（６）に付着し九ガラス粉末又はガラ
ス繊維（図示せず）、充填物（８）のそれぞれ接触して
いる部分を融着する。
する。図面は電気巻線を回転電機の固定子鉄心の半閉ス
ロットに乱巻で装填した場合のスロット部断面を鉱夫し
て示した吃のである。壊状の固定子鉄心（１）は内周側
に開口する複数個のスロット（２）を有し、（３）はそ
の開口部である。この固定子鉄心（１）はスロット（２
）内周面も含めて全面をセラミックコーティングしてお
く。スロット（２）の内周面にはガラス布からなるＵ字
形のコアシート（４）を装着する。（５）は絶縁導線で
あって、外径が０．５諺、内径が０．３簡のガラス管（
６）で被覆されたインジウム線を電気導線として構成し
たものである。この絶縁導線（５）を加熱処理によって
ガラス管（６）を軟化させ、その周囲にガラス粉末又は
ガラス繊維（図示せず）を付着させてコアシート（４）
内に乱巻に巻き込む。巻き終ったならばコアシート（４
）の上方をスロット（２）内へたたみ込み、開口部（３
）の内側へガラス布からなる充填物（８）を挿入して、
開口部（３）内のコアシート（４）および絶縁導線（５
）を押さえる。その後鉄心（１）と共に巻線を７００〜
８００℃に加熱して、コアシート（４）、ガラスｆ （
６） 、ガラス管（６）に付着し九ガラス粉末又はガラ
ス繊維（図示せず）、充填物（８）のそれぞれ接触して
いる部分を融着する。
次に作用について説明する。
ガラス管（６）は線間絶縁として働き、コアシート（４
）は対地絶縁として働く。コアシート（４）、ガラス管
（６）、ガラス管（６）Ｋ付着したガラス粉末又はガラ
ス繊維（図示せず）および充＊瞼（８）はそれぞれ接触
している部分を融着し、ガラス粉末又はガラス繊維岐融
着面積をふやすから、機械的ＫＷｉ固になシ、絶縁導＃
（５）がスロット（２）の中で振動することを防ぐ。
）は対地絶縁として働く。コアシート（４）、ガラス管
（６）、ガラス管（６）Ｋ付着したガラス粉末又はガラ
ス繊維（図示せず）および充＊瞼（８）はそれぞれ接触
している部分を融着し、ガラス粉末又はガラス繊維岐融
着面積をふやすから、機械的ＫＷｉ固になシ、絶縁導＃
（５）がスロット（２）の中で振動することを防ぐ。
電気導線（力として使用したインジウム線は２００℃以
上の環境温度で容易に溶融する。従って運転環境が２０
０℃以上の温度の場合は、熱膨張の差によってガラス管
（６）と電気導線（７）の関に生じる歪は解消され、電
流は溶融した電気導線（７）を伝わって流れるので、絶
縁導線（５）が破壊することなく、７００℃程度の温度
まで機械的に安定に運転できる。そして、電気絶縁物は
すべて無機絶縁材料であるガラスを使用しているから、
８００℃程度の温度まて電気的にも信頼性が得られる。
上の環境温度で容易に溶融する。従って運転環境が２０
０℃以上の温度の場合は、熱膨張の差によってガラス管
（６）と電気導線（７）の関に生じる歪は解消され、電
流は溶融した電気導線（７）を伝わって流れるので、絶
縁導線（５）が破壊することなく、７００℃程度の温度
まで機械的に安定に運転できる。そして、電気絶縁物は
すべて無機絶縁材料であるガラスを使用しているから、
８００℃程度の温度まて電気的にも信頼性が得られる。
製造方法としては、ガラス管とイン２ウム線からなる絶
縁導線（５）を加熱軟化して巻くので、何の無理もなく
、製造が容易である。そして鉄心（１）はセラミックコ
ーティング（アルミニウムコーティングでもよい）しで
あるので、７００〜８００℃に加熱し、各ガラス絶縁物
間を融着アニーリングする際に酸化する恐れもなく、信
頼性のある回転電機を製造することが可能である。
縁導線（５）を加熱軟化して巻くので、何の無理もなく
、製造が容易である。そして鉄心（１）はセラミックコ
ーティング（アルミニウムコーティングでもよい）しで
あるので、７００〜８００℃に加熱し、各ガラス絶縁物
間を融着アニーリングする際に酸化する恐れもなく、信
頼性のある回転電機を製造することが可能である。
尚、本発明は上記し、かつ図面に示した実施例のみに限
定されるものではなく、例えば電気導線（７）はインジ
ウム線でなくても、運転温度で溶融する導電性のものな
らば他の金属又は合金を使用してもよく、又、ガラス粉
やガラス繊維をガラス管（６）に付着させることを止め
てもよい等、その要旨を変更しない範囲で、種々変形し
て実施できることは勿論である。
定されるものではなく、例えば電気導線（７）はインジ
ウム線でなくても、運転温度で溶融する導電性のものな
らば他の金属又は合金を使用してもよく、又、ガラス粉
やガラス繊維をガラス管（６）に付着させることを止め
てもよい等、その要旨を変更しない範囲で、種々変形し
て実施できることは勿論である。
７）発明の詳細
な説明したように、本発明によれば、被覆絶縁材料にガ
ラス管を用い、電気導線に運転温度で溶融する金属又は
合金を用いて構成したので、巻回は加熱により製造が容
易であシ、電気絶縁はすべて無機絶縁材料から成るため
に電気的に８００℃程度の温度まで信頼性が得られ、さ
らに電気導線が運転時溶融するととＫよυ、絶縁着覆と
導体の間の歪がないために機械的に７００℃程度の温度
まで信頼性が得られる効果がある。
ラス管を用い、電気導線に運転温度で溶融する金属又は
合金を用いて構成したので、巻回は加熱により製造が容
易であシ、電気絶縁はすべて無機絶縁材料から成るため
に電気的に８００℃程度の温度まで信頼性が得られ、さ
らに電気導線が運転時溶融するととＫよυ、絶縁着覆と
導体の間の歪がないために機械的に７００℃程度の温度
まで信頼性が得られる効果がある。
図面は本発明の高温用電気巻線の鉄心スロット部を示す
横断面図である。 １・・・鉄心 ２・・・スロット５・・・絶
縁導線 ６・・・ガラス管７・・・電気導線 代理人 弁理士 井 上 −男 ／３ −１／
横断面図である。 １・・・鉄心 ２・・・スロット５・・・絶
縁導線 ６・・・ガラス管７・・・電気導線 代理人 弁理士 井 上 −男 ／３ −１／
Claims (3)
- （１） 運転温度で溶融する金属又は合金を電気導線
とし、この電気導線をガラス管で被覆絶縁して絶縁導線
とし、この絶縁導線をコイル状に巻回したことを特徴と
する高温用電気巻線。 - （２）運転温度で溶融する金属又は合金を電気導線とし
、この電気導線をガラス管で被覆絶縁して絶縁導線とし
、この絶縁導線を加熱し、ガラス管を軟化させ、コイル
状に巻回することを特徴とする高温用電気巻線の製造方
法。 - （３）絶縁導線のガラス管の周囲面にガラス役末もしく
はガラス繊維を付着させて鉄心スロットの中に巻込み、
加熱により前記ガラス管相互間を前記ガラス粉末屯しく
けガラス繊維を介して融着させることを特徴とする特許
請求の範ｒＩＩｉ第２項記載の高温用電気巻線の製造方
法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17453881A JPS5879445A (ja) | 1981-11-02 | 1981-11-02 | 高温用電気巻線とその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17453881A JPS5879445A (ja) | 1981-11-02 | 1981-11-02 | 高温用電気巻線とその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5879445A true JPS5879445A (ja) | 1983-05-13 |
Family
ID=15980282
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17453881A Pending JPS5879445A (ja) | 1981-11-02 | 1981-11-02 | 高温用電気巻線とその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5879445A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS62118737A (ja) * | 1985-01-17 | 1987-05-30 | Toshiba Corp | 耐熱絶縁線輪の製造方法 |
| KR100429226B1 (ko) * | 2001-12-08 | 2004-04-29 | 엘지전자 주식회사 | 유도전동기와 그 회전자 및 고정자의 제조방법 |
| US10491071B2 (en) | 2017-02-16 | 2019-11-26 | General Electric Company | Method of manufacturing an electric machine with a conformal stator coating |
-
1981
- 1981-11-02 JP JP17453881A patent/JPS5879445A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS62118737A (ja) * | 1985-01-17 | 1987-05-30 | Toshiba Corp | 耐熱絶縁線輪の製造方法 |
| KR100429226B1 (ko) * | 2001-12-08 | 2004-04-29 | 엘지전자 주식회사 | 유도전동기와 그 회전자 및 고정자의 제조방법 |
| US10491071B2 (en) | 2017-02-16 | 2019-11-26 | General Electric Company | Method of manufacturing an electric machine with a conformal stator coating |
| US11289967B2 (en) | 2017-02-16 | 2022-03-29 | General Electric Company | Electrically insulating, thermally conductive coatings for electrical systems and deposition methods thereof |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| CN110048532A (zh) | 旋转电机的定子及定子线圈的制造方法 | |
| KR920005431A (ko) | 전동기와 그 제조방법 및 장치 | |
| KR101609675B1 (ko) | 전열케이블 | |
| TWI313144B (en) | Method for the attachment of an electrical lead wire on a surface element, as well as a heating element, especially for a plastic-spraying device | |
| JPH04272685A (ja) | シ−ズヒ−タ | |
| JPS5879445A (ja) | 高温用電気巻線とその製造方法 | |
| KR102195336B1 (ko) | 발열 케이블의 제조방법 및 이 방법에 의하여 제조된 발열 케이블 | |
| JPH0686223U (ja) | 同軸ケーブルおよびこれを用いた同軸フラットケーブル | |
| FI79419B (fi) | Metallfilmskondensator samt foerfarande foer faestande av ledare i ett poroest metallmaterial. | |
| US4587723A (en) | Method for making a high current fiber brush collector | |
| US3164888A (en) | Method of making coils | |
| EP0632934B1 (en) | Method and apparatus for making an armature | |
| US3179739A (en) | High temperature insulation for electrical conductors | |
| US4822677A (en) | High-temperature carbon fiber coil | |
| JP2537794B2 (ja) | 回転電気機械の回転子の接続部及びその製造方法 | |
| EP0416704B1 (en) | Method of connecting a conductor wire to a hook-shaped element, and rotor and/or stator for an electrical machine in which the method is used | |
| US2360312A (en) | Method of making insulated wire units | |
| JP3887875B2 (ja) | 電線の接続構造 | |
| JPS58146104A (ja) | 漏洩同軸ケ−ブルの製造方法 | |
| JPH0539620Y2 (ja) | ||
| CN213522432U (zh) | 一种加热管 | |
| JPH0668965A (ja) | シーズヒータ | |
| JPH07183118A (ja) | 超電導磁石用線材の接続方法 | |
| JPS61285610A (ja) | リツツ線 | |
| JP2023143849A (ja) | 電動機のための巻線を製造するための方法及びその方法のための材料溜め |