JPS587834Y2 - コウアツセイリユウソウチ - Google Patents
コウアツセイリユウソウチInfo
- Publication number
- JPS587834Y2 JPS587834Y2 JP1974075728U JP7572874U JPS587834Y2 JP S587834 Y2 JPS587834 Y2 JP S587834Y2 JP 1974075728 U JP1974075728 U JP 1974075728U JP 7572874 U JP7572874 U JP 7572874U JP S587834 Y2 JPS587834 Y2 JP S587834Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- resistor
- chamber
- voltage
- case
- circuit
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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Description
【考案の詳細な説明】
本案は高圧整流装置、特に、テレビジョン受像機等のよ
うに、ダイオード、コンデンサ等より成る高圧整流回路
と、該回路に一端が接続された抵抗器とより成る高圧整
流装置の構造に関する。
うに、ダイオード、コンデンサ等より成る高圧整流回路
と、該回路に一端が接続された抵抗器とより成る高圧整
流装置の構造に関する。
従来、テレビジョン受像機の２倍圧または３倍圧高電圧
整流装置は、第１図に示すような回路より成り、湿気や
部品相互間または他の導電物質等に放電しないようにす
るため、Ｃの部分をモールドケース中に入れ絶縁性良好
な樹脂で充填するかまたは金属ケースに入れ端子は絶縁
碍子とし絶縁油を充填するような手段が用いられていた
。
整流装置は、第１図に示すような回路より成り、湿気や
部品相互間または他の導電物質等に放電しないようにす
るため、Ｃの部分をモールドケース中に入れ絶縁性良好
な樹脂で充填するかまたは金属ケースに入れ端子は絶縁
碍子とし絶縁油を充填するような手段が用いられていた
。
ところが前者はダイオード２〜６、コンデンサγ〜１１
の整流素子に事故があると抵抗器１４Ｖｃ高電圧のパル
スが加わり大きな電力を消費するので過熱し、抵抗器附
近の樹脂を溶かし悪臭を放つと共に煙を発生させるとい
う欠点があった。
の整流素子に事故があると抵抗器１４Ｖｃ高電圧のパル
スが加わり大きな電力を消費するので過熱し、抵抗器附
近の樹脂を溶かし悪臭を放つと共に煙を発生させるとい
う欠点があった。
また、後者の金属ケースの場合は整流素子の事故で内部
の抵抗器が同様に過熱し、油が温度上昇し膨張して遂に
は金属ケースを破壊するという欠点があった。
の抵抗器が同様に過熱し、油が温度上昇し膨張して遂に
は金属ケースを破壊するという欠点があった。
さらにこれを第１図と共に説明すると、１は高電圧発生
用フライバックトランス、２〜６は３倍圧整流用ダイオ
ード、７〜１１は３倍圧整流用コンデンサ、１２は高圧
安定用プリーダ抵抗器、１３はホーカス調整用可変抵抗
器、１４は受像管画面の白ピークにおける画像の曲り防
止用抵抗器であり、一般にその抵抗値は１００〜１５０
にΩで３〜５Ｗが使われる。
用フライバックトランス、２〜６は３倍圧整流用ダイオ
ード、７〜１１は３倍圧整流用コンデンサ、１２は高圧
安定用プリーダ抵抗器、１３はホーカス調整用可変抵抗
器、１４は受像管画面の白ピークにおける画像の曲り防
止用抵抗器であり、一般にその抵抗値は１００〜１５０
にΩで３〜５Ｗが使われる。
１５は受像管で、１６はその陽極、１γはそのコーテン
グ容量である。
グ容量である。
第１図の点線枠Ｃ内はモールドケース内に実装され、樹
脂で充填されて一体化される。
脂で充填されて一体化される。
かへる構成において整流回路のダイオードまたはコンデ
ンサが不良になると、Ａ点に５〜６ＫＶと非常に高いパ
ルスが発生し、これが抵抗器１４と受像管のコーテング
容量１７で形成される積分回路で電力消費される。
ンサが不良になると、Ａ点に５〜６ＫＶと非常に高いパ
ルスが発生し、これが抵抗器１４と受像管のコーテング
容量１７で形成される積分回路で電力消費される。
その値は４０〜５０Ｗにも達し抵抗器１４はたちまち過
熱して充填樹脂を溶かし悪臭を放つとともに発煙する。
熱して充填樹脂を溶かし悪臭を放つとともに発煙する。
また油入の金属ケースの場合は油の温度が上昇かつ膨張
し、遂にはケースを破壊に至らしめる。
し、遂にはケースを破壊に至らしめる。
本案はか〜る点に鑑み提案されたもので、上述の欠点を
改善し、しかも廉価で、整流回路素子の故障に対しても
安全な実装容器を提供するものである。
改善し、しかも廉価で、整流回路素子の故障に対しても
安全な実装容器を提供するものである。
以下本案を図示実施例とともに説明する。
第２図は本案高圧整流装置の容器断面図で、第１図点線
枠Ｃ内のダイオード２〜６、コンデンサγ〜１１および
抵抗器１４は一体成形された耐熱絶縁性ケース、例えば
磁器製容器１８内に実装配置されるが、１９はケース１
８内に設けた隔壁で、整流回路のダイオード２〜６、コ
ンデンサ７〜１１を収納するための室２０と、抵抗器１
４を収納するための室２１を分離しており、一方の室２
０は、ダイオード２〜６コンデンサ７〜１１の整流回路
部が湿気や同回路素子相互間または他の金属物等に放電
しないように絶縁性の樹脂が充填されている。
枠Ｃ内のダイオード２〜６、コンデンサγ〜１１および
抵抗器１４は一体成形された耐熱絶縁性ケース、例えば
磁器製容器１８内に実装配置されるが、１９はケース１
８内に設けた隔壁で、整流回路のダイオード２〜６、コ
ンデンサ７〜１１を収納するための室２０と、抵抗器１
４を収納するための室２１を分離しており、一方の室２
０は、ダイオード２〜６コンデンサ７〜１１の整流回路
部が湿気や同回路素子相互間または他の金属物等に放電
しないように絶縁性の樹脂が充填されている。
両端のリード線部で支持されている抵抗器１４を収納す
る室２１は高圧整流回路素子２〜１１の故障で高熱を発
生するので、樹脂等は充填されていない。
る室２１は高圧整流回路素子２〜１１の故障で高熱を発
生するので、樹脂等は充填されていない。
か〜る構成において、仮に整流回路素子のダイオード２
〜６、コンデンサ７〜１１が故障しても抵抗器１４のみ
が過熱するのみで、その室２１には樹脂が充填されてい
ないので、悪臭を放ったり発煙することがない。
〜６、コンデンサ７〜１１が故障しても抵抗器１４のみ
が過熱するのみで、その室２１には樹脂が充填されてい
ないので、悪臭を放ったり発煙することがない。
また、抵抗器１４０両端リード線部は整流回路と、受像
管陽極１６に接続されるが、その室２１内における両接
続部Ａ、Ｂは、それぞれ半田付で接続支持されている。
管陽極１６に接続されるが、その室２１内における両接
続部Ａ、Ｂは、それぞれ半田付で接続支持されている。
そのため、抵抗器１４が過熱し２００℃前後になると、
その半田が溶けて接続が断たれるので、異常高圧パルス
が抵抗器１４に加わらなくなり、発熱が止まり被害を最
小限度にくい止めることができ安全である。
その半田が溶けて接続が断たれるので、異常高圧パルス
が抵抗器１４に加わらなくなり、発熱が止まり被害を最
小限度にくい止めることができ安全である。
第３図は本案の他の実施例で、第２図と異なる点は２倍
圧整流装置に適用したことおよび高圧安定用ブリーダ抵
抗１２を収納するための室２２もケース１８に設げたこ
とである。
圧整流装置に適用したことおよび高圧安定用ブリーダ抵
抗１２を収納するための室２２もケース１８に設げたこ
とである。
本案は上述のように高圧整流回路素子２〜１１を磁器等
のケース１８の一室２０に入れ、かつ樹脂等の絶縁性材
を充填し、画面の曲り対策用等の抵抗器１４は隔壁１９
によって区切られた他の室２１に樹脂等の充填物を使用
することなく実装したから、整流回路素子の事故に対し
て悪臭や発煙の発生を防止でき、安価で、安全な高圧整
流装置の実装手段を提供できる。
のケース１８の一室２０に入れ、かつ樹脂等の絶縁性材
を充填し、画面の曲り対策用等の抵抗器１４は隔壁１９
によって区切られた他の室２１に樹脂等の充填物を使用
することなく実装したから、整流回路素子の事故に対し
て悪臭や発煙の発生を防止でき、安価で、安全な高圧整
流装置の実装手段を提供できる。
第１図は本案を説明するための回路図、第２図および第
３図は本案のそれぞれ異なる実施例の断面図で、２〜１
１は高圧整流回路のダイオード、コンデンサ、１４は抵
抗器、１８はケース、２０゜２１は隔壁１９で分離され
た室を示す。
３図は本案のそれぞれ異なる実施例の断面図で、２〜１
１は高圧整流回路のダイオード、コンデンサ、１４は抵
抗器、１８はケース、２０゜２１は隔壁１９で分離され
た室を示す。
Claims (1)
- ダイオード、コンデンサ等より威る高圧整流回路と、該
回路に一端が接続された抵抗器とより成る高圧整流装置
において、少なくとも２室が一体に成形された耐熱絶縁
性ケースを設け、前記室の一方に前記高圧整流回路を配
置して絶縁性物質を充填し、前記室の他方に前記抵抗器
を半田付で接続されたリード線部により支持させて収納
したことを特徴とする高圧整流装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1974075728U JPS587834Y2 (ja) | 1974-06-27 | 1974-06-27 | コウアツセイリユウソウチ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1974075728U JPS587834Y2 (ja) | 1974-06-27 | 1974-06-27 | コウアツセイリユウソウチ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS514925U JPS514925U (ja) | 1976-01-14 |
| JPS587834Y2 true JPS587834Y2 (ja) | 1983-02-10 |
Family
ID=28249096
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1974075728U Expired JPS587834Y2 (ja) | 1974-06-27 | 1974-06-27 | コウアツセイリユウソウチ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS587834Y2 (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4817618B1 (ja) * | 1969-11-05 | 1973-05-30 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4817618U (ja) * | 1971-07-07 | 1973-02-28 |
-
1974
- 1974-06-27 JP JP1974075728U patent/JPS587834Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4817618B1 (ja) * | 1969-11-05 | 1973-05-30 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS514925U (ja) | 1976-01-14 |
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