JPS587831Y2 - 環状流路型リニア誘導電磁ポンプ - Google Patents

環状流路型リニア誘導電磁ポンプ

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Publication number
JPS587831Y2
JPS587831Y2 JP12913278U JP12913278U JPS587831Y2 JP S587831 Y2 JPS587831 Y2 JP S587831Y2 JP 12913278 U JP12913278 U JP 12913278U JP 12913278 U JP12913278 U JP 12913278U JP S587831 Y2 JPS587831 Y2 JP S587831Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
duct
flow path
internal
iron core
annular flow
Prior art date
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Expired
Application number
JP12913278U
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English (en)
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JPS5545664U (ja
Inventor
三浦邦明
小泉正孝
Original Assignee
助川電気工業株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 助川電気工業株式会社 filed Critical 助川電気工業株式会社
Priority to JP12913278U priority Critical patent/JPS587831Y2/ja
Publication of JPS5545664U publication Critical patent/JPS5545664U/ja
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  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、液体金属例えばナトリウムなどのような導電
性の液体を移送するのに適用される誘導形の環状流路型
リニア誘導電磁ポンプに関するものである。
一般にこの種電磁ポンプは、第1図に例示する如く、導
電性流体を囲む円管のダクト1の外周に断熱材2を介し
て複数個の櫛形積層鉄心3,3・・・・・・を放射状に
且各スロット4,4・・・・・・部分に誘導コイル5を
嵌装して配置し、更に前記ダクト1の軸線上には内部鉄
心6をスペーサ7・・・・・・により支持して内装する
ことによって環状流路8を構成してなるものである。
そして、この種ポンプは駆動する際、円管のダクト1の
軸線方向に移動磁界が発生するように誘導コイル5に電
流を流し、このことにより環状流路8内の導電性流体中
を移動磁界が切ることによって導電性液体中に誘導電流
が生じ、該誘導電流と磁界との相互作用により導電性液
体中に移動磁界と同一方向に電磁力が働くことによって
導電性液体を移送される原理によるものである。
モして又この種ポンプは、駆動時に前記ダクト1と内部
鉄心6との取付は部にはダクト1や内部鉄心6に働く電
磁力ならびに地震及びその他の震動等によって軸線方向
及び横方向に力を受けるものであり、又ダクト1と内部
鉄心6とには温度差が生ずる為両者間に熱膨張差が存す
ることになる。
このため上記ダクト1の内部鉄心6は上述の力を受ける
ことによって振動やガタが生じないように精度よく取付
ける必要があると共に、上述両者の熱膨張差による支障
を除去する為にダクト1に対して内部鉄心6の一端はス
ライド可能な構造にすることが要求される。
ところが従来のポンプは第1図に示した如く内部鉄心6
を放射状に配したスペーサ7・・・・・・により取付け
てなるものであって、該内部鉄心6とスペーサ7・・・
・・・及び円管のダクト1との取付は作業は同時に行う
ことは困難である為、予め内部鉄心6の両側端部に複数
個のスペーサT・・・・・・を放射状に固定した後、円
管のダクト1内に挿入し、然る後、一方のスペーサ7・
・・・・・の先端部と円管のダクト1とを溶着などによ
って固定し、他方のスペーサT・・・・・・は上記ダク
ト1に対してスライド可能に保持されるものであった。
このため内部鉄心6は十分な強度と取付は精度が確保し
難いばかりか円管のダクト1と内部鉄心6とが熱膨張差
によって軸線方向に相対移動する時、上記ダクト1内面
に対し、スペーサ7・・・・・・先端によるかじりを生
じ、為に両者の熱膨張差の吸収が円滑に行い得なくなる
難点があった。
そこで本考案は上述従来の事情に鑑みて検討の結果1円
管のダクト内に内部鉄心を十分な強度に且精度良く、し
かも容易に組立てることができると共に、熱膨張差をか
じりの少ない状態で円滑に吸収することができることを
目的とする環状流路型リニア誘導電磁ポンプを得ようと
するものである。
以下本考案の実施例を示した図面について詳述する。
尚説明の便宜上図においては前述の従来例と同一符号を
付す。
第2図乃至第4図において、円管のダクト1の軸線上に
内装される内部鉄心6の長さ方向両側端部には、上記円
管のダクト1に挿入可能な直径に形成したリング9,9
が内部鉄心6と同軸的に固定されている。
更に詳しくは、内部鉄心6の端部に複数個のスペーサ7
.1・・・・・・を放射状に固定し、該スペーサ7・・
・・・・の外端部を溶着などによって内壁面に固着して
上記リング9,9は内部鉄心60両端部に固着形成され
ている。
そして上記内部鉄心6を円管のダクト1内に挿入し、一
方のリング9を円管のダクト1に溶着などにより固着し
、他方のリング9は円管のダクト1に対してフリーに、
即ち上記ダクト1の軸線方向にスライド可能に配置し、
このことにより円管のダクト1と内部鉄心6との間に環
状流路8を構成している。
又上記リング9,9の外径&J円管のダクト1の内径よ
り僅かに径小に形成されていて、上記ダクト1内にガタ
を生じることなく長軸線方向にのみ円滑にスライドでき
るように予め設定して形成されている。
しかして、内部鉄心6と同軸的に当該内部鉄心6に固設
しであるリング9,9によって、内部鉄心6は円管のダ
クト1の軸線上に精度良く配置されることになる。
又内部鉄心6が通常の大きさである場合は第3図に示し
且七述した如く取付けられるが、ポンプが大型であって
内部鉄心6が大きい場合は当然に導電性流体の移送圧に
より内部鉄心6、スペーサ7・・・・・・並びにリング
9が受けるポンプ作動圧力は大きくなるから、固定され
たスペーサ7の使用中における溶着剥離などのことを考
慮し、円管のダクト1内の上記リング9,9の外側位置
に夫々補助リング10,10を溶着などにより固着配置
するのがよい。
この場合の補助リング10.10は、図示の如くリング
9,9との間に軸線方向に適当な間隔tが保持してあり
、円管のダクト1と内部鉄心6との温度差による熱膨張
差を、軸線方向の移動によって吸収するための動きが許
容されるように設けられており、従って上記の如くスペ
ーサγが剥離しても内部鉄心は補助リングio、ioに
より不本意な流動を阻止される。
尚円管のダクト1の外周には第1図に示した従来例と同
様に断熱材2を介して複数個の櫛形積層鉄心3,3・・
・・・・を放射状に配置し、該櫛形積層鉄心3・・・・
・・の各スロット4・・・・・・部分に誘導コイル5・
・・・・・を嵌装して構成されている。
以上説明したように本考案に係る環状流路型リニア誘導
電磁ポンプによれば、円管のダクト1内に配置される内
部鉄心6には、上記ダクト1の内径に対応する外径を有
してダクト1に挿入可能に形成したリング9を、長さ方
向両側端部に固設のスペーサ7・・・・・・により支持
して同軸上に固定形成し、このように形成した内部鉄心
6を、一方のリング9は上記ダクト1に固定し、他方の
リング9は上記ダクト1に対して軸線方向にスライド可
能に嵌挿して円管のダクト1に内装して構成したもので
あるから、内部鉄心6と同軸的に設けたリング9,9に
よって、内部鉄心6を円管のダクト1の軸線上に精度良
く取付けることができると共に、一方のリング9が円管
のダクト1の内周壁全面に密着してよく固着される為、
内部鉄心6の取付は強度を十分に確保することができ、
又円管のダクト1内に挿入した後、一方のリング9を上
記ダクト1と熱効率よく溶着できるから内部鉄心6の組
立てを容易に行うことができ、更に円管のダクト1と内
部鉄心6との温度差による熱膨張差が、円管のダクト1
と他方のリング9との相対的スライドによって吸収され
る場合、軸線方向の上記スライドは円滑に行われる為、
かじりの少ない状態で円滑に行い得る等の効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は環状流路型リニア誘導電磁ポンプの従来例を示
した縦断斜視図、第2図は本考案に係る環状流路型リニ
ア誘導電磁ポンプにおける内部鉄心の斜視図、第3図は
同ポンプにおける円管のダクトと内部鉄心との取付状態
を示した縦断側面図、第4図は同ポンプにおける円管の
ダクトと内部鉄心との取付状態の他の実施例を示した縦
断側面図である。 1・・・・・・円管のダクト、2・・・・・・断熱材、
3・・・・・・櫛状積層鉄心、4・・・・・・スロット
、5・・・・・誘導コイル6・・・・・・内部鉄心、7
・・・・・・スペーサ、8・・・・・・環状流路、9・
・・・・・リング。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 導電性流体を囲む円管のダクトと、該ダクトの外周に断
    熱材を介して放射状に且ストソトには誘導コイルを嵌装
    して配置される複数個の櫛状積層鉄心と、前記ダクトの
    軸線上に内装される内部鉄心とから構成されていて、前
    記内部鉄心は、その長さ方向両側端部外周に前記ダクト
    内に挿入可能に形成したリングを夫々スペーサにより同
    軸的に支持して形成され、該内部鉄心を前記ダクトに内
    装して環状流路を構成し、該内部鉄心における一端側の
    リングは円管のダクト内に固着し、その他端側のリング
    は軸線方向にスライド可能なるよう上記ダクト内に挿入
    してなる環状流路型リニア誘導電磁ポンプ。
JP12913278U 1978-09-20 1978-09-20 環状流路型リニア誘導電磁ポンプ Expired JPS587831Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP12913278U JPS587831Y2 (ja) 1978-09-20 1978-09-20 環状流路型リニア誘導電磁ポンプ

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JP12913278U JPS587831Y2 (ja) 1978-09-20 1978-09-20 環状流路型リニア誘導電磁ポンプ

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Publication Number Publication Date
JPS5545664U JPS5545664U (ja) 1980-03-25
JPS587831Y2 true JPS587831Y2 (ja) 1983-02-10

Family

ID=29093493

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12913278U Expired JPS587831Y2 (ja) 1978-09-20 1978-09-20 環状流路型リニア誘導電磁ポンプ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2542993Y2 (ja) * 1988-09-10 1997-07-30 助川電気工業株式会社 電磁ポンプの保護管構造

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JPS5545664U (ja) 1980-03-25

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