JPS587818Y2 - カイテンデンキノ カダイスラストカジユウケンチソウチ - Google Patents

カイテンデンキノ カダイスラストカジユウケンチソウチ

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JPS587818Y2
JPS587818Y2 JP1975139559U JP13955975U JPS587818Y2 JP S587818 Y2 JPS587818 Y2 JP S587818Y2 JP 1975139559 U JP1975139559 U JP 1975139559U JP 13955975 U JP13955975 U JP 13955975U JP S587818 Y2 JPS587818 Y2 JP S587818Y2
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JP
Japan
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thrust
bearing
load
rolling
thrust load
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Application number
JP1975139559U
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English (en)
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JPS5252601U (ja
Inventor
大島勝
Original Assignee
富士電機株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、分塊圧延機によるインゴットの圧延作業時に
、その時の運転条件あるいは異常な圧延機のスタンド側
に過大なスラスト荷重が生じた際に、この過大な荷重を
駆動電動機側で自動的に検知できるようにした圧延機駆
動用電動機の過大スラスト荷重検知装置に関する。
例えば負荷として分塊圧延機の圧延作業ローラを連結し
て駆動する電動機では、圧延ローラと電動機の回転軸と
の間に介在連結された傾斜中間軸、或いはインゴットを
圧延機で圧延する際の運転条件、異常な圧延状況等によ
って軸方に脈動的なスラスト荷重が生じ、このスラスト
荷重が電動機に加わる。
このために電動機側にスラスト軸受を設けている。
ところで上記のスジスト荷重は圧延作業の状態によって
大巾に変動し、圧延作業が正常に行われていれば、その
際のスラスト荷重は小さく許容限界に十分収まる。
これに対し、圧延機の運転条件が苛酷であったり、ある
いはインゴットがローラに対して正しい位置にセントさ
れてない片寄り作業が行われた際には、瞬時的にスラス
ト荷重が正常運転時の数倍にも達することがある。
このような過大なスラスト荷重が連続的に加わるのを放
置しておくと、電動機側のスラスト軸受に破損が生じる
恐れがあるし、第1に適正な圧延加工が遂行し得なくな
る。
このために従来では、あらかじめスラスト軸受の荷重耐
力を大きく設計して前記の過大なスラスト荷重に対処さ
せることも実施されていたが、このような手段は不経済
であるのみならず、正常でない圧延作業状態が検知でき
ない。
この観点から簡易な手段で異常な圧延作業状態、および
これに加えて駆動電動機のスラスト車内受に加わる過大
なスラスト過電の発生を検知できる方式が強く要望され
ている。
本考案は上記の点にかんがみなされたものであり、圧延
機の運転条件、或いはスラスト軸受の構造等から設定さ
れたスラスト荷重の正常な安全運転値に比較して過大な
スラスト荷重が加わった場合には、この過大スラスト荷
重を検知し、この結果により人為的に或いはコンピュー
タ等の自動制御装置を介して自動的に圧延機の異常状態
を取除くか、或いは運転条件を緩和する方向に変更する
ようにさせて駆動電動機のスラスト軸受の安全保護、並
びに異常圧延作業状態を正常運転に戻すことが行えるよ
うにした圧延機駆動電動機の過大スラスト荷重検知装置
を提供することを目的とする。
かかる目的は、本考案により、圧延機の圧延作業ローラ
に連結された駆動電動機のスラスト軸受における該スラ
スト軸受の軸受台と軸受支えとの間に介在して設置され
た荷重検出素子、および該荷重検出素子の出力信号を基
準スラスト荷重値と比較して過大スラスト荷重を検知す
る計測部を備えて構成したことにより達成される。
次に本考案を図示の実施例について詳細に説明する。
第1図において1は圧延機の駆動電動機、2が圧延機の
圧延作業ローラであり、両者間には傾斜中間軸3が介在
されている。
4は圧延作業ローラ2間で圧延過程にあるインゴットを
示す。
駆動電動機1の回転軸5は軸受6に軸支されており、こ
の軸受6には図示されてないがジャーナル軸受と共にス
ラスト軸受を内蔵して備えている。
スラスト軸受には本考案によりスラスト荷重を検出する
荷重検出素子7が取り付は構造を後述するように設置さ
れている。
荷重検出素子7としては、例えば抵抗線ひずみ計、或い
は磁歪素子、圧電素子等、一般に荷重を検出するために
用いられている検出素子が使用され、スラスト軸受にス
ラスト荷重が加わると、その荷重の大きさに相応した電
気的出力信号を出力させる。
荷重検出素子7の出力信号は計測部8における増幅器9
に加えられる。
従って負荷の圧延機作業ロー22より駆動電動機1に加
わるAで示した脈動的なスラスト荷重fに相応して、増
幅器9では後段で計測処理するのに都合のよいようにB
の如くスラスト荷重検出信号が増幅される。
増幅された信号は次段で比較器10に導入される。
比較器10としては通常の計測技術手段として使用され
るコンパレータ等が採用されており、圧延機の運転条件
、駆動電動機のスラスト軸受強度等から設定される正常
運転時のスラスト荷重値を基準スラスト荷重値としてコ
ンパレータの基準値に定めている。
従って比較器10では増幅器9の荷重出力信号Bのうち
℃の如く基準値以上の過大スラスト荷重分のみが出力さ
れる。
比較器10の出力信号は一方では記録計11に記録され
ると共に、他方ではブザー、ランプ等の警報表示器12
に加えられて、過大スラスト荷重が加わったことを警報
、記録する。
この結果に基づいて人為的に保守員は負荷である圧延機
の運転条件を緩和する方向に変更をするか、或いは自動
制御装置を介して自動的に運転条件の変更を行って圧延
作業運転を正常な運転に戻すとともに、駆動電動機に以
後過大なスラスト荷重が加わらぬようにして駆動電動機
を保護することが出来る。
次にスラスト軸受6における荷重検出素子7の取付構造
を第2図について説明する。
図において回転軸5に対して軸受6の軸受台13には周
面上に当接するジャーナル軸受14と、回転軸5の左右
側面にそれぞれ当接する2個のスラスト軸受15を備え
ている。
このスラスト軸受の軸受支え16と軸受台13との間に
荷重検出素子7が介挿されている。
即ち軸受支え16の周面上の数箇所には素子の挿入穴が
あけられて検出素子7が挿入され、背面側より保持ネジ
17が軸受支え16にネジ込まれて、検出素子7を所定
検出位置に保持している。
軸受支え16は別の周面位置で検出素子7に荷重を加え
ることなく所定の軸受ギャップに調整してボルトにより
支持されている。
なお7Aは検出素子7の日出リード線、18は軸受カバ
ーを示す。
従ってスラスト荷重fは軸受台13で受けられる以前に
検出素子に直接加わり、検出信号が得られる。
上述のように本考案の構成によれば、圧延機の苛酷ない
しはインゴット片寄り等の異常な運転状態によって生じ
た過大なスラスト荷重を、駆動電動機側にオケるスラス
ト軸受を巧みに活用してここに設置した荷重検出素子お
よびその後段の計測部を経て自動的に検知することがで
き、この検知に基づいて正常運転状態に戻すように圧延
機の運転条件を変更する処置がとれるし、併せて駆動電
動機のスラスト軸受の安全保護を図ることもできる。
しかも駆動電動機のスラスト軸受を活用してここに荷重
検出素子を備えたので、独立して荷重検出素子を例えば
圧延機のローラに対向して設置する方式と較べて装置が
簡易に構成できる利点も得られるなど、圧延機の運転管
理上での実用的効果を発揮できる過大スラスト荷重検知
装置を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案−実施例の検知回路ブロック図、第2図
は第1図における荷重検出素子の取り付は構造を示す軸
受部分の縦断側面図である。 1:駆動電動機、2:負荷としての圧延機作業ローラ、
5:回転軸、6:軸受、7:荷重検出素子、8:計測部
、9:増幅器、10:比較器、11:記録計、12:警
報表示器。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 圧延機の圧延作業ローラに連結された駆動電動機側のス
    ラスト軸受における該スラスト軸受の軸受台と軸受支え
    との間に介在して設置されたスラスト荷重検出素子、該
    荷重検出素子の出力信号を基準スラスト荷重値と比較し
    て過大スラスト荷重を検知する計測部を備えたことを特
    徴とする圧延機駆動電動機の過大スラスト荷重検知装置
JP1975139559U 1975-10-14 1975-10-14 カイテンデンキノ カダイスラストカジユウケンチソウチ Expired JPS587818Y2 (ja)

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JP1975139559U JPS587818Y2 (ja) 1975-10-14 1975-10-14 カイテンデンキノ カダイスラストカジユウケンチソウチ

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JP1975139559U JPS587818Y2 (ja) 1975-10-14 1975-10-14 カイテンデンキノ カダイスラストカジユウケンチソウチ

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Publication Number Publication Date
JPS5252601U JPS5252601U (ja) 1977-04-15
JPS587818Y2 true JPS587818Y2 (ja) 1983-02-10

Family

ID=28619407

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JP1975139559U Expired JPS587818Y2 (ja) 1975-10-14 1975-10-14 カイテンデンキノ カダイスラストカジユウケンチソウチ

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JPS60317A (ja) * 1983-06-13 1985-01-05 Fuji Heavy Ind Ltd 方向ジヤイロ装置

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JPS5252601U (ja) 1977-04-15

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