JPS61198057A - 圧延機用すべり軸受の損傷診断方法および装置 - Google Patents

圧延機用すべり軸受の損傷診断方法および装置

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JPS61198057A
JPS61198057A JP60037444A JP3744485A JPS61198057A JP S61198057 A JPS61198057 A JP S61198057A JP 60037444 A JP60037444 A JP 60037444A JP 3744485 A JP3744485 A JP 3744485A JP S61198057 A JPS61198057 A JP S61198057A
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Noriaki Inoue
井上 紀明
Jiro Katayama
二郎 片山
Takao Yoneyama
米山 隆雄
Shiyuuichi Hiruoka
昼岡 修一
Kazuya Sato
佐藤 弌也
Hidetoshi Saito
斉藤 秀俊
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Hitachi Ltd
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Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 C発明の利用分野〕 本発明は、圧延機用すべり軸受の損傷診断方法および装
置に係り、特に圧延機用すべり軸受(メスタ軸受や干−
ボイル軸受など)の損傷を早期にかつ確実に検出するた
めに好適な圧延機用すべり軸受の損傷診断方法および装
置に関する。
〔発明の背景〕
従来より圧延機に使用されるすべり軸受においては、潤
滑油系統の故障や軸受荷重の過大、潤滑油温度の上昇お
よび軸受ブッシングとスリーブとの調心不良などが原因
で発生するラジアル面の軸受損傷と、前述の原因を含む
機械的セツテング不良により発生するスラスト面の軸受
損傷とがある。
そして、これらの軸受損傷はいずれもプラント停止など
に繋がる要因となる可能性があることが知られている。
殊に、室温が上昇する夏場においては、潤滑油の温度が
上昇するため、粘性が低下し、特に軸受損傷が起きやす
い。
そこで、従来から用いられているすべり軸受損傷診断の
先行技術として、潤滑排油温度を測定し、この潤滑排油
温度が一定値を超えた時、軸受損傷と判定する技術があ
る。
しかし、この先行技術では、軸受損傷時に発生する熱を
、潤滑排油の温度を測定して検出する間接的な診断手法
であるため、軸受のブッシングやスリーブがある程度ま
で損傷した後でなければ軸受損傷を検出することができ
なかった。したがって、軸受損傷の検出が遅れがちにな
り、そのため損傷した軸受の交換に多くの時間を要する
問題があった。この軸受交換に際しては、その時間中。
スラブを加熱炉で保温しておかなければならず、軸受交
換に付随して消費されるエネルギーと生産機会の損傷は
膨大なものとなる。それ故、軸受損傷の検出の遅れに伴
い、軸受交換時間が長くなると、経済的損失が大きくな
る。
前述の問題を解決するため、例えば特開昭56−534
22号公報、および特開昭57−!JOI33号公報に
開示されている技術を用いることが考えられる。
これらの先行技術では、蒸気タービンや発電機のすべり
軸受の損傷時に発生する音響信号(超音波信号)を検出
し、この音響信号に基づいて軸受損傷診断を行うように
している。すなわち、蒸気タービンや発電機のすべり軸
受の損傷によって発生する超音波信号は周期性を持ち、
間欠的に発生するところに特徴があり、この周期性を持
って超音波信号が発生した場合、それを検出して軸受損
傷を判定するようにしている。
これに対して、圧延機用すべり軸受の損傷によって発生
する超音波信号は、大振幅の信号が連続的に発生すると
ころに特徴がある。しかも、圧延装置ではノイズ等によ
るランダム信号も発生する。
したがって、前記特開昭56−53422号公報や特開
昭57−.90133号公報に開示されている先行技術
によって圧延機用すべり軸受の損傷を検出することは回
連であり、圧延機用すべり軸受独自の損傷診断技術の開
発が望まれていた。
〔発明の目的〕
本発明の目的は、圧延機用すべり軸受のスラスト面の損
傷を早期にかつ確実に検出し得る圧延機用すべり軸受の
損傷診断方法を提供することにあり1本発明の他の目的
は前記方法を確実に実施し得る圧延機用すべり軸受の損
傷診断装置を提供することにある。
〔発明の概要〕
本発明方法は、圧延機用すべり軸受の音響を検出するこ
と、音響検出値と設定レベルとを比較すること、設定レ
ベルを超えた音響の持続時間を検出するとともに、設定
レベルを超えた音響の持続時間と設定時間とを比較し、
設定レベルを超えた音響の持続時間が設定時間以上にな
った時、すべり軸受損傷と判定することに特徴を有する
もので、この構成により、圧延機用すべり軸受のスラス
ト面の損傷を早期にかつ確実に検出することができる。
また1本発明装置は、圧延機用すべり軸受の音響を検出
する音響検出手段と、この音響検出手段からの音響検出
信号と設定レベルとを比較する比較手段と、設定レベル
を超えた音響の持続時間を検出し、この設定レベルを超
えた音響の持続時間と設定時間とを比較し、設定レベル
を超えた音響の持続時間が設定時間以上になった時、す
べり軸受損傷と判定する持続時間判断手段とを備えてい
るところに特徴を有するもので、この構成により、前記
本発明方法を確実に実施することができる。
〔発明の実施例〕
以下、本発明の実施例を図面により説明する。
第1図は圧延機の1組のロールと、これのバックアップ
ロールを支持する圧延機用すべり軸受(以下、すべり軸
受という)と、本発明方法を実施するための装置の一例
を示し、第2図および第3図はすべり軸受の詳細を示し
、第4図はすべり軸受の異常発生時としてのっばぜりの
状態を示し、第5図はすべり軸受の正常時、異常発生時
、ノイズ発生時の出力波形と損傷診断装置を構成してい
る機器や出力波形を示す。
圧延機は、第1図に示すように、圧延材1に直接接する
2個1組のワークロール(W−R)2と。
各ワークロール2のバックアップロール(B−N・R)
3とを備えたロールの組を、圧延材1の走行方向に間隔
をおいて複数組配置して構成されている。
前記各バックアップロール3の両端部は、第2図に示す
ように、すべり軸受4により支持されている。
前記すべり軸受4は、第2図および第3図に示すように
、バックアップロール3の軸部分にキー6を介して固定
されたスリーブ5と、軸受チョック7と、これに固定さ
れたブッシング8とを有している。前記スリーブ5は、
第3図に示すごとく、キー6を挿入している部分に、外
側へわずかに突出する突出部5aが形成され、またこの
スリーブ5の外端部にはつば5bが設けられている。そ
して、前記スリーブ5はバックアップロール3と一緒に
回転しかつ軸方向に摺動するようになっている。
前記すべり軸受の損傷診断装置は、第1図に示すように
、すべり軸受4に取り付けられた音響検出手段としての
音響トランスジューサ9と、これに接続された増幅回路
10と、この増幅回路10に接続されたバンドパスフィ
ルタ11と、このバンドパスフィルタ11に接続された
検波回路12と、この検波回路12に接続された平均値
回路13と、この平均値回路13に接続されかつ音響検
出信号と設定レベルとを比較する比較手段としての比較
回路14と、すべり軸受損傷診断回路15とを備えて構
成されている。前記すべり軸受損傷診断回路15は、比
較回路14に接続されかつ設定レベルを超えた音響の持
続時間を検出し、設定レベルを超えた音響の持続時間が
設定時間以上になった時、軸受損傷と判定する持続時間
判断手段としての持続時間判断回路16と、これに接続
されたアラーム17およびカウンタ18を有している。
そして、これらの機器により構成されたすべり軸受の損
傷診断、装置は、各すべり軸受4に対して1組ずつ設け
られているが、第1図にはその1個のすべり軸部分のみ
示している。
前記音響トランスジューサ9は、すべり軸受4の音g(
超音波)を常時検出し、その音響検出信号を増幅回路1
0に送り込むようになっている。
前記増幅回路10は、音響トランスジューサ9から送り
込まれた音響検出信号を増幅してバンドパスフィルタ1
1に出力するようになっている。
前記バンドパスフィルタ11は、必要以外の周波数成分
を除去し得るように構成されており、例えば100 k
 Hz〜2MHzを通し、これを検波回路12に送り込
むようになっている。
前記検波回路12は、バンドパスフィルタ11を通過し
た波形を検波し、その波形を平均値回路13へ出力する
ようになっている。
前記平均値回路13は、検波回路12から入力した波形
を平滑化し、その波形を比較回路14八出力するように
なっている。
前記比較回路14は、平均値回路13から入力した超音
波信号を平滑化した波形の信号電圧と、設定レベルとし
ての比較電圧Ethとを比較し、平均値回路13から入
力した波形の信号電圧が比較電圧Ethを超えた時、比
較電圧Ethを超えた時間のパルス、つまり比較電圧E
thを超えた部分の持続時間に比例するパルスを発信し
、これをすべり軸受損傷診断回路15の持続時間判断回
路16へ出力するように構成されている。
前記1持続時間判断回路16は、比較回路14から入力
した比較電圧Ethを超えた時間のパルスと、設定時間
Teとを比較し、比較電圧Ethを超えた時間のパルス
が設定時間以上になった時、第5図に示すように、パル
スを1回発信し、この動作を繰り返して行うように構成
されている。前記設定時間Taは、第5図に示す正常時
に発生するパルスやノイズ発生時のパルスの持続時間で
は持続時間判断回路16からパルスを発しない値に選定
されている。
前記アラーム17は、持続時間判断回路16からパルス
を入力した時に警報を発し、またカウンタ18は、持続
時間判断回路16からパルスを人力した時にそのパルス
数を積算し、パルス数に比例した直流電圧に変換し、外
部に出力しまたはペンレコーダにより記録するようにな
っている。
次に、前記実施例のすべり軸受の損傷診断装置の作用に
関連して本発明方法の一実施態様を説明する。
前述のごとく、バックアンプロール3を支持しているす
べり軸受4には、バックアップロール3の軸部分にキー
6を介してスリーブ5が固定されていて、このキー6を
挿入するために突出部5aが形成されている。その結果
、圧延工程において前記突出部5aが受圧面側に回った
際、すなわち圧延荷重がキー6を挿入している突出部5
aに加わった時、この突出部5aとブッシング8とがわ
ずかに接触し、バックアップロール3の1回転に1発、
周期的に音響としての超音波信号が発生する。この時に
発生する超音波信号の特徴は、立ち上がりが早く、突発
型である。
また、すべり軸受4のすべり面が損傷し、すべり軸受4
のスリーブ5のつば5bが軸受チョック7に固定された
ブッシング8に接触すると、超音波信号が発生する。こ
の時に発生する超音波信号の特徴は、持続時間が長く、
高レベルである。その原因は、圧延機のバックアップロ
ール3のすべり軸受4の場合、蒸気タービンや回転機等
のすべり軸受に比べ、すべり軸受に加わる荷重が格段に
大きいため、スリーブ5のつば5bとブッシング8とが
一旦接触すると、損傷部分の進行が早くなるためである
。しかも、この時に発生する超音波信号の持続時間は、
バックアップロール3の1回転に要する時間以上持続す
るのが常であり、スリーブ5の突出部5aとブッシング
8との接触時に発生する超音波信号等、他の超音波信号
に比較して持続時間が約数百倍長い。
さらには、ワークロール2間に圧延材1が入る時に発生
するノイズ、電磁波による電気ノイズおよびロールに傷
や切欠がある場合に発生するノイズ等もある。
ついで、第5図はすべり軸受4のスリーブ5の突出部5
aとブッシング8との接触によって発生する超音波信号
を「正常時」の項に、またすべり軸受4のすべり面の損
傷に伴い、スリーブ5のつば5bとブッシング8との接
触時のっぽせりによって発生する超音波信号を「すべり
軸受損傷時」の項に、さらにワークロール2間に圧延材
1が入る時のノイズ、電磁波によるノイズおよびロール
に傷や切欠かある場合に発生するノイズを、それぞれ「
ノイズ発生時」の項にA信号、B信号およびC信号とし
て示しており、しかもこの第5図は前記超音波信号やノ
イズに関する増幅回路10の出力波形、検波回路12の
出力波形、平均値回路13の出力波形および設定レベル
としての比較電圧Eth、比較回路14の出力波形、持
続時間判断回路16から発信されるパルス、カウンタ1
8の出力電圧およびアラーム17の動作について示して
いる。
ところで、前記バックアップロール3を支持しているす
べり軸受4に取り付けられた音響トランスジューサ9で
は、音響としての前述の色々な超音波信号やノイズを検
出し、その音響検出信号を増幅回路10に送る。
前記増幅回路10では、前記音響検出信号を第5図に示
す波形に増幅してバンドパスフィルタ11に出力する。
前記バンドパスフィルタ11では、増幅回路1oより入
力した波形から必要以外の周波数成分を除去し、例えば
100 k Hz〜2 M Hzの波形を通してこれを
検波回路12へ出力する。
前記検波回路12では、バンドパスフィルタ11を通っ
て送られる波形を検波し、第5図に示す波形に変換して
次の平均値回路13に出力する。
前記平均値回路13では、検波回路12から入力した波
形を平滑化し、第5図に示す波形に変換し、ついでこれ
を比較回路14へ出力する。
前記比較回路14では、平均値回路13から入力した波
形と、設定レベルとしての比較電圧Ethとを比較し、
第5図に示すように、比較電圧Ethを超えた時間のパ
ルス、すなわち設定レベルを超えた音響の持続時間に比
例するパルスを発信し、これをすべり軸受損傷診断回路
15の持続時間判断回路16へ出力する。
前記持続時間判断回路16では、比較回路14から入力
した前記比較電圧Ethを超えた時間のパルスと、設定
時間Teとを比較し、比較電圧Ethを超えた時間のパ
ルスが設定時間以上になつた時にパルスを発信し、これ
をアラーム17およびカウンタ18へ出力する。
前記アラーム17は持続時間判断回路16からパルスを
入力すると警報を発し、前記カウンタ18は同持続時間
判断回路16からパルスを入力するとそのパルス数を積
算し、パルス数に比例した直流電圧に変換し、外部に出
力しまたは記録して、すべり軸受4の経時的なモニタリ
ングを可能にしている。
なお、持続時間判断回路16に、アラーム17に代えて
発光ダイオードを接続し、持続時間判断回路16からパ
ルスを入力した時に発光ダイオードを点滅するようにし
てもよい。
前述のごとく、すべり軸受4のスラスト面の損傷時には
、大振幅で、しかも連続型の超音波信号が長時間にわた
って発生する。
したがって、この実施例によれば、音響トランスジュー
サ9により音響検出信号としての超音波信号を検出し、
これを増幅回路10で増幅し、バンドパスフィルタ11
.検波回路12および平均値回路13により処理して信
号電圧に変換し、比較回路14により前記音響検出信号
としての超音波信号の信号電圧と、比較電圧Ethとを
比較し、超音波信号の信号電圧が比較電圧Ethを超え
た時間のパルスを発信し、持続時間判断回路16により
前記比較電圧Ethを超えた時間のパルスと設定時間T
eとを比較し、比較電圧Ethを超えた時間のパルスが
設定時間以上になった時、パルスを発信するようにして
いるため、前述のすべり軸受4のスラスト面の損傷時に
発生する超音波信号の特徴を利用し、他の音響検出信号
から明確に区別して、すべり軸受4のスラスト面の損傷
を検出することができる。
次に、第6図は本発明の診断特性と、潤滑排油温度を測
定して診断する先行技術の診断特性とを比較して示すに の第6図からも分かるように、本発明は潤滑排油温度を
測定して診断する先行技術に比べて。
すべり軸受の損傷を早期にかつ確実に検出することがで
きる。
〔発明の効果〕
以上説明した本発明方法によれば、すべり軸受の音響を
検出し、音響検出値と設定レベルとを比較し、設定レベ
ルを超えた音響の持続時間を検出するとともに、設定レ
ベルを超えた音響の持続時間と設定時間とを比較し、設
定レベルを超えた音響の持続時間が設定時間以上になっ
た時、すべり軸受損傷と判定するようにしているので、
すべり軸受のスラスト面の損傷を早期にかつ確実に検出
し得る効果がある。
また、本発明装置によれば、すべり軸受の音響検出手段
と、この音響検出手段からの音響検出信号と設定レベル
とを比較する比較手段と、設定レベルを超えた音響の持
続時間を検出し、この設定レベルを超えた音響の持続時
間と設定時間とを比較し、設定レベルを超えた音響の持
続時間が設定時間以上になった時、すべり軸受損傷と判
定する持続時間判断手段とを備えているので、前記本発
明方法を確実に実施し得る効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明方法を実施するための装置の一例を示す
ブロック図、第2図は圧延機のバックアップロールのす
べり軸受の拡大縦断側面図、第3図は第2図の■−■線
断面図、第4図はすべり軸受のつばぜり状態を示す縦断
側面図、第5図はすべり軸受の正常時、異常発生時、ノ
イズ発生時の音響検出信号としての超音波信号の波形と
、損傷診断装置を構成している各機器の出力波形の関係
を示す図、第6図は本発明の診断特性と、潤滑排油温度
を測定して診断する先行技術の診断特性を示す図である
。 3・・・圧延機のバックアップロール、4・・・バック
アップロールを支持しているすべり軸受、5・・・すべ
り軸受のスリーブ、5a・・・スリーブの突出部、5b
・・・スリーブのつば、7・・・軸受チョック、8・・
・すべり軸受のブッシング、9・・・音響検出手段とし
ての音響トランスジューサ、1o・・・増幅回路、11
・・・バンドパスフィルタ、12・・・検波回路、13
・・・平均値回路、14・・・比較回路、Eth・・・
音響検出信号を比較する設定レベルとしての比較電圧、
15・・・すべり軸受損傷診断回路、16・・・持続時
間判断回路、Te・・・音響検出信号の持続時間を比較
する設定時間、17・・・アラーム、18・・・設定時
間以上のパルスのカウンタ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、圧延機用すべり軸受の音響を検出し、音響検出値と
    設定レベルとを比較し、設定レベルを超えた音響の持続
    時間を検出するとともに、設定レベルを超えた音響の持
    続時間と設定時間とを比較し、設定レベルを超えた音響
    の持続時間が設定時間以上になつた時、すべり軸受損傷
    と判定することを特徴とする圧延機用すべり軸受の損傷
    診断方法。 2、圧延機用すべり軸受の音響検出手段と、この音響検
    出手段からの音響検出信号と設定レベルとを比較する比
    較手段と、設定レベルを超えた音響の持続時間を検出し
    、この設定レベルを超えた音響の持続時間が設定時間以
    上になつた時、すべり軸受損傷と判定する持続時間判断
    手段とを備えていることを特徴とする圧延機用すべり軸
    受の損傷診断装置。
JP60037444A 1985-02-28 1985-02-28 圧延機用すべり軸受の損傷診断方法および装置 Pending JPS61198057A (ja)

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