JPH02263155A - 軸受機構のクラツク検出装置及び方法 - Google Patents

軸受機構のクラツク検出装置及び方法

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JPH02263155A
JPH02263155A JP1132130A JP13213089A JPH02263155A JP H02263155 A JPH02263155 A JP H02263155A JP 1132130 A JP1132130 A JP 1132130A JP 13213089 A JP13213089 A JP 13213089A JP H02263155 A JPH02263155 A JP H02263155A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野) 本発明は軸受機構のクラック検出装置及び方法に関し、
特に転がり軸受を有する111+1受機構が稼動中に該
機構にJR生したマイクロクラックを検出する装置及び
方法に関する。 (従来の技術及びその課題) 従来、転がり軸受機構において軌道輪内部にマイクロク
ラックが発生して軌道輪表面にまで達し、開1■1シた
クラック−1−を転動体が通過するときに発生する軸受
機構の振動を検出して、該検出値をクラックが生じてい
ない正常な時の軸受機構の振動値と比較することによっ
てクラックの発生を検出する装置が公知である。 しかしながら、該従来装置では軌道輪の表面の一部が剥
離(脱落)して表面に11旧−1部分が生じて初めてク
ラックの発生が検出できるものであり、表面に未だ到達
していないマイクロクラックの発生を検出することはで
きなかった。 一方、メカニカルシール内部に生じたマイクロクラック
に基づき発生するアコースティックエミッション(Ac
ousl、ic Emission、以下rAEJとい
う)を該メカニカルシールが組込まれた回転機器に設け
られたAEセンサによって該回転機器の稼動中に検出し
、該検出信号の信号レベル又は周波数特性をクラックの
発生がない正常時のものと比較してメカニカルシール内
部にマイクロクラックが発生していることを検出する装
置が例えば実開昭60−172056号公報によって既
に公知となっている。 しかしながら、この後者の従来装置によれば、メカニカ
ルシールの表面にまで達していないマイクロクラックの
発生も原理的には検出できるものの、回転機器の稼動中
はAEセンサで検出される信号にはマイクロクラック発
生に基づ<AE基以外靴音が多く含まれ、またマイクロ
クラックが微小なうちはAE倍信号靴音に比べ小さいた
めマイクロクラックの発生初期には該発生を検出できず
、クラックがかなり成長した後で初めて検出されるとい
う問題点があった。 (発明の目的) 本発明は上記問題点を解決するためになされたものであ
り、転がり軸受を有する軸受機構に生じたマイクロクラ
ックを、該軸受機構が稼動中に該マイクロクラックから
発生するアコースティックエミッション(AE)を複数
回検出することによって早期に且つ正確に検出できる、
軸受機構のクラック検出装置及び方法を提供することを
LI的とする。 (課題を解決するための手段) 」二記目的を達成するために本発明は、静止体と、作動
体と、該静止体と該作動体との間に該作動体の作動方向
に等間隔に複数配され該作動方向に作動自在な転動体と
からなる軸受機構に、該軸受機構に生じたクラックに応
じて特性信号を発生するクラック検知手段と、前記転動
体の作動状態を検出する転動体状態検出手段と、前記作
動体の作動状態を検出する作動体状態検出手段と、1)
;j記りラック検知手段、転動体状態検出手段9作動体
状rル検出手段に接続された制御手段とを設けるように
したものである。 (作用) 前記クラック検知手段から特性信号が入力した直後に、
前記転動体状態検出手段又は前記作動体状態検出手段か
ら入力する作動状態信号に基づいて、次回以降に前記ク
ラック検知手段から特性信号が入力すべき前記作動状態
信号の条イ!1を決定し、その後前記作動状態信号を監
視し、前記条件を満たす作動状態信号が入力したときに
前記クラック検知手段から特性信号が入力していれば、
該特性信号の入力を示す値又は該特性信号の強度を示す
値を前回の値に加算して累積し、該累積値に基づいて前
記軸受機構にクラックが発生していると判定する。 更に、前記累積値が少なくとも1つの所定値を越えたと
き又は該累積値の上昇率が所定値を越えたとき前記軸受
機構にクラックが発生していると判定する。 また、前記クラック検知手段から特性信号が人力した直
後に、前記転動体状態検出手段又は前記作動体状態検出
手段から入力する作動状態信号に基づいて、次回以降に
前記クラック検知手段から特性信号が入力すべき1);
j記作動状態信号の条件を決定し、その後前記作動状態
イ11号を監視し、前記条件を満たす作動状態信号が入
力したときに前記クラック検知手段から特性信号が入力
していれば、該特性信号の振幅値又は持続時間を検出し
、ある微少時間の間に検出される該振幅値又は持続時間
の分布の変化率の少くとも一方に基づいて前記軸受機構
にクラックが発生していると判定する。 (実施例) 以下本発明の実施例を図面を参照して説明する。 第1図はラジアルベアリングである軸受機構の全体構成
図であり、図中符号1は内輪を示し、該内輪1は回転軸
102に嵌合して該回転軸102と一体に矢印a方向へ
例えば3000回転/回転目転する。 回転軸102及び内輪1は、その周囲に配された複数の
ローラ状又はボール状の転動体2を介して静止した外輪
3によって支持される。外輪3には荷車枠4を固着し、
矢印で示す方向の荷重が荷重枠4を介して外輪3に加え
られる。複数の転動体2は保持器(図示なし)によって
内輪lの周Jj向に等間隔で配置されるとともに、内輪
1の回転に従って内輪1の回転速度よりも遅い回転速度
で矢印a方向へ回転する。 第1図の軸受機構には本発明のクラック検出装置の一部
をなす、転動体位置センサ5.内輪位置センサ6.ΔE
センサ7、突起101が設Cづられる。 転動体位置センサ5は転動体2の通過軌道に対向するよ
うに外輪3に固定されたフォトセンサから成るセンサで
あり、転動体2の1つが該センサの対向する軌道を通過
する毎にパルスを出力する。 転動体位置センサ5はフォトセンサに限られるものでな
く、歪ゲージ、渦電流検出器、振動計。 AEセンサ等で構成してもよい。 突起+01は、回転軸102の外周面」二に内輪jに接
する位置に設けられる。内輪位置センサ6は、該突起1
01の通過軌道に対向するように外輪3に固定されたフ
ォトセンサから成るセンサであり、該センサ6は突起1
01か該センサの対向する軌道を通過する毎にパルスを
出力する。内輪位置センサ6としては近接スイッチを使
用してもよい。 AEセセン7は、外輪3に固着され、外輪3に伝わるA
IEを検出する。該AIEは、内輪1又は外輪3の、転
動体2との接触面の内部に蓄積された歪エネルギが該接
触面を通過する転動体2によって該接触面に荷重が加え
られる(ijに塑+1変化や物質の変(m (例えばオ
ーステナイトからマルテンサイトへ転換)や破壊によっ
て開放されて接触面内部にマイクロクラックが発生し、
又は成長し、その開放衝撃が弾性波として伝播したもの
である。 該弾性波は該マイクロクラックが内輪lに発イ14. 
したときには転動体2を介して、また外輪3に発生した
ときには直接、△1Σセンザ7に達するものである。ま
たクラックが成長するに従い、又はクラックへ加わる圧
力が大きくなるに従い弾性波の強度は大となる。 第2図は本発明の軸受機構のクラック検出装置の電気回
路図である。図中、AEセンサ7はブリ■ アンプ21,100〜500 k tl z帯のバンド
パスフィルタ22.メインアンプ23を介して矩形波発
生器24に接続され、矩形波発生器24の出力′1゛1
はマイクロコンピュータの入出力回路35に供給される
。すなわち第4図に示すようにΔ13センサ7の出力(
Fl)を、プリアンプ21.メインアンプ23で増幅し
、バンドパスフィルタ22で低・高周波成分を除いた後
(b)、矩形波発生器24で包絡線検波しくC)、該検
波した信号(Cの実線)が所定しきい値((]の破線)
を越えたときのみ矩形波’[’1(e)を出力する。 転動体位置センサ5はアンプ25.波形整形器26を介
して弁別器27に接続される。すなわち、転動体位置セ
ンサ5の出力をアンプ25で増幅し、波形整形器26で
整形し、弁別器27でパルスとして出力する。Jr別器
27の出力パルスは転動体2の夫々が転動体位置センサ
5の対向軌道監視点を通過する毎に発生されるものであ
るから、該出力パルスの周波数fo(IIZ)は転動体
2が1秒間に該センサ5の監視点を通過する回数に相当
する。 ブ「別器27の出力を、パルス変換器28に接続すると
ともにカウンタ29のリセット端子I
【にも接続し、パ
ルス変換器28の出力側はカウンタ29の入力端子Iに
接続する。カウンタ29の出力側はマイクロコンピュー
タの入出力回路35に接続する。パルス変換器28では
ブI゛別器27からの周波数foの出力パルスをPC整
数)倍の周波数(1)×fo)を有するパルスに変換す
る。これは転動体位置センサ5の監視点を転動体2の1
つが通過してから転動体2の次の1つが通過するまでの
期間を1〕分割したことに相当する。カウンタ29は、
パルス変換器28から入力端子−1を経て人力される周
波数Pfoのパルスをカランl−L、該カウント値′I
゛2を入出力回路35へ供給する。該カランi・値T2
は弁別器27からリセット端了・[≧を経て人力する人
力信号(周波数foのパルス)の人力(ijに零にリセ
ットされる。すなわち、カウンタ29は転動体2の隣接
する2つが転動体位置センサ5の監視点を通過する間に
零から(P−1)までカウントする。また、等間隔に配
置された転動体2の全体の数をQとすれば、カウンタ2
9のカウント値1は転動体2の回転角度(360/ P
Q )度に相当する。 なお、前記■〕の値は第4図(C)に示されるハEセン
ザ出力の包絡線検波後の波形(実線)の幅との関連にお
いて決定される。即ち該幅が狭いときには[)の値を大
に設定する。 内輪位置センサ6も転動体位置センサ5と同様にアンプ
30.波形整形器31を介して弁別IJ32に接続され
、弁別器32は、内輪1の回転に伴って回転する突起1
01が内輪位置センサ6の対向軌道上の監視点を通過す
る毎にパルスを出力する。 外出力パルスの周波数f+(Ilz)は突起101が1
秒間にセンサ6の監視点を通過する回数に相当する。 弁別器32の出力側はパルス変換!1l)33に接続さ
れるとともに、カウンタ3/lのリセット端子1でにも
接続され、パルス変換器33の出力側はカウンタ34の
入力端子1に接続される。カウンタ34の出力側はマイ
クロコンピュータの入出力回路35に接続される。パル
ス変換器33では弁別器32から出力される周波数f1
のパルスをl)Q倍の周波数(PQXf+)を有するパ
ルスに変換する。 これは内輪位置センサ6の監視点を突起101が通過し
てから次に通過するまでの−・周期間をI)Q分割した
ことに相当する。カウンタ34はパルス変換器33から
入力端子1を経て入力される周波数PQf+のパルスを
カウントシ、該カウント値′1゛1を入出力回路35へ
供給する。該カランI・fi!:fは弁別器32からリ
セット端子Rを経て人力する入力信号(周波数f1のパ
ルス)の入力4Ijに零にリセットされる。即ちカウン
タ34は突起101が内輪位置センサ6の監視点を通過
してから次に通過するまでの間に零から(1)Q−])
までカウントする。つまりカウンタ34のカウント値l
は突起101の回転角度(360/ l)Q )度に相
当する。 01」述のようにカウンタ29のカウント値lも回転角
度(360/ P Q )度に相当するので、カウンタ
29とカウンタ34とにおけるカウント値1は転動体2
及び突起101(即ち内輪1)の同一の回転角度に相当
する。 このため、両カウンタ29,34のカウント値を転動体
2及び突起101(内輪1)の回転角度に対応させて考
えることができる。即ちカウント値1に相当する(36
0/ P Q)度を一単位として該単位角度の倍数(カ
ランI・値に相当)を回転角度とする。例えば転動体2
の隣接する2つがなす角度はI〕、突起101及び転動
体2の1つが回転して一周する角度はI)Qと表わせる
。以降の説明においては上記の(360/ P Q)度
をl’lJ位とする角度表示で説明する。 マイクロコンピュータの入出力回路35には警報器39
を接続するとともに、デジタルアナログ変換器40を経
てCRl”表示器41を接続する。 該入出力回路35にはCPtJ36をバスを介して接続
し、該CPU36にはバスを介して記憶装置RAM37
.ROM38を接続する。 次に内輪1.転動体2.外輪3.各センサ5゜6.7.
突起101の位置関係を表わす第3 a乃至3a図を用
いて本発明の軸受1幾構のクラック検出方法を詳述する
。 マイクロクラックは主に内輪1及び外輪3に発生するが
、まず内輪1に1つのマイクロクラックが発生した場合
、即ち実線X開位置に発生した場合における内輪lと転
動体2との位置関係を説明する。まず第3a図及び該第
3a図に示す構成を簡略化して転動体2と内輪lとの回
転位11g関係を示す第3b図において内輪1の突起1
01が矢印a方向へ回転して内輪位置センサ6を通過後
角度i(カウンタ34のカウント値1” 3 = iに
相当)たけ回転したときに転動体の1つ2−4がマイク
ロクラックb(実線X印)の」二方に至り、それにより
AEが発生し矩形波信It I−、が出力したとする。 このとき転動体2−4は転動体位置センサ5を通過後矢
印a方向へ角度j [カウンタ29のカウント値T2=
j  (0≦、J≦P−1)に相当]だけ回転した位置
にあったとする。このとき]’ 4−1’ 3′1゛2
をCPU36において演算する。演算結果は1”q=i
−jとなる。 次に第3c図に示すように、第31〕図に示す内輪1の
位置から内輪1がa方向にに1だけ回転し、内輪1のク
ラックbが転動体2−4に隣接する転動体2−3の下方
に至り、それによりAEが発生して矩形波信号′■゛1
が出力したとする。 このとき転動体2−4と転動体2−3のなす角度はI)
であり、またカウンタ29のカウント値1゛2は転動体
2−4が転動体位置センサ5を通過した時からカウント
されるカウント値であるから該゛I゛2は下記のように
表わされる。 1’2=j+ (k+−P) −8+P(0≦1゛2≦
P−1) ただしSlは、0≦T2≦P−1を満たすための整数値
であり、前述のようにカウンタ29がそのカランI・値
T2が1)に至る毎にリセットされるようになされてい
ることに関連する値である。 このとき、カウンタ34のカウント値′■゛3は下記の
ように表わされる。 1’+=i+に+−++PQ (0≦゛1゛3≦PQ−1) ただしrlはO≦′1゛3≦I)Q−1を満たすための
整数値であり、前述のようにカウンタ34がそのカウン
ト値ゴ3がPQに至る毎にリセットされるようになされ
ていることに関連する値である。 従ってT 4 = ’l’ 3−T2はT”q=j−j
+P(J+S+−r+Q)となる。 次に第3d図に示す様に、内輪lが第3c図に示す内輪
1の位置から更ににまたけ回転したとき、転動体2−3
に隣接する転動体2−2の下方にクラックbが至ったと
き八Eが発生し矩形波信畦T+が発生したとする。 この場合、T2. i、’3は下記のようになる。 T2=j + (kt−P)+ (kt−P)−32P
(0≦′I゛2≦1)−1) T3=i +に++に2−r21)Q (0≦゛1゛3≦I) Q −1) ただしS2.r2は前述と同様に夫々0≦゛1゛2≦P
−1,0≦T3≦1)Q−1を満たすための整数であり
、カウンタのリセットと関連する値である。 従ってT 4 = T *−1’ 2は下記のようにな
る。 T4= i −j +P  (2+82− r2Q)更
に一般に、内輪lが前回へEが発生した位置からkQだ
け回転してその結果、クラックbの−L力に転動体2の
いずれかが至り、従ってAE′h<発生し、矩形波信号
′■”1が発生したとする。即ち、QはAEが発生した
序数であり(Q=1〜nとする)AE発生のαl+1に
内輪1が011回位置からkcだけa方向に回転したと
する。 この場合には、i”2.1’3は下記のように表わされ
る。 (O≦′1゛2≦I)−1) (O≦′1゛3≦PQ−1) ただしSn、rnは夫々0≦′I゛2≦IFI、0≦1
゛3≦PQ−1を満たすための整数であり、また夫々カ
ウンタ29がそのカウント値′I゛2が1)に至る毎に
リセッ]・されるようになされていることに関連する値
及びカウンタ34がそのカウント値]゛3がPQに至る
fσにリセットされるようになされていることに関連す
る値である。 従ってl″4 = ”1” 3− T 2は下記のよう
になる。 1’q=j −j 十P (n十Sn −rnQ)以」
二かられかるようにJ″4−(i−、i)は1)の整数
倍であるという性質がある。即ち、次回に発生するAE
は、最初に矩形波信H) l+1が出力したときの転動
体2−4の初期回転角度、iに相当するカウンタ29の
カウント値゛I”2(=j)と、内輪1のクラックbの
位置の初期回転角度iに相Y1するカウンタ34のカウ
ント値T3(=j)との5%シに基づき、転動体2のピ
ッチ■〕の整数倍の関数として求まる。また、Tへは内
輪1、即ちクラックbの回転角度kaにも無関係であり
、後述のように′■゛1の累積加算が0■能となる。 従ってAEが発生して矩形波信号′I゛1が初めて出力
した時点以降ゴ1を監視し、l”q−(i  、i)が
Pの整数倍(零を含む)になるような′l″へのときに
は矩形波信号′1゛1が発生している可能性がある。 従ってCPU36において矩形波信号′1゛1が人力す
ると同時にカウンタ29,34から夫々入力するカウン
ト値T2. ’J’3に基づいてi’q (−T3’I
”2)を演算し、この演算結果Tqo (−i  j 
)をRAM37に記憶する。その後入力するカウント値
’]’2.T3に基づいて゛】4を演算し、該演算結果
′1゛1と前記’]’40との差T 4− ’Y 40
を演算する。該差1’ 4−1” 40がPの整数倍(
零を含む)になるとき矩形波信号Usが人力しているな
らばRAM37に設けられたi’40番地の記憶部分の
前回値に1を加算する。AEセンサ7が雑音を検出して
矩形波信号′■′1を出力した場合にはRAM37の同
一記憶番地の記憶部分に繰返しlが加算されることはな
いが、マイクロクラックによって矩形波信号′■゛1が
出力している場合にはRAM37の同一記憶番地(上記
の場合Too番地)に繰返し1が加算される。 該加算値、即ち矩形波信号T+の入出力回路35への入
力累積数の時間的変化を第5図に示す。該第5図に示ず
グラフは縦軸がり11形波信号11人力の累積数を表わ
し、横軸が内輪の回転時間を表わす経過時間指標(R・
′1”)であり、本実施例のように外輪が固定され、内
輪が回転する場合でクラックが内輪に発生しているとき
は経過時間指標1く・′rは 1で・T=X−Q−Y と表わされる。但し、又は内輪位置センサ6の前を突起
101が通過した回数、Yは転動体位置センサ5の前を
転動体2が通過した回数、Qは転動体2の個数を表わす
。 また外輪にクラックが発生している場合のl(・′I゛
はRパ「=Yとして表わすことができる。 該第5図によればマイクロクラックが成長するにつれて
AEがより強い強度で発生するようになり、従って矩形
波信号゛I゛1が入出力回路35に入力する頻度が増え
、′■゛1人力累積数が急上昇する。 1’ 1入力累積数が破線で示す所定値を越えたときに
警報器39に警報信号を出す。更に好ましくは該所定値
を複数設定し、゛「1入力累積数を該異なる複数の所定
値と比較することによってクラックがマイクロクラック
の初期段階からクラックが成−器一 長して究極破壊に至るまでのいずれの段階にあるかを検
出しCRT表示器41に表示する。これによりマイクロ
クラックが発生した軸受機構を使用限界まで使用するこ
とが可能となり、また該使用限界に至るまでの間に保守
や交換の対策をとることができる。 更に加えてT1人力累fj’を数が所定値を越えるか否
かに関係なくT+入力累積数の上昇率t an Oを監
視し、該上H率t、 all 0が所定値を越えたとき
に警報を発生ずることにより、クラックが急激に成長し
て究極破壊に至ることを防止することも可能である。 RAM37に記憶された’T’ 1人ツノ累積数はりめ
で矩形波信号′I゛1が入力後所定時間経過後、又は内
輪1の所定回回転fσにクリヤするようにして1音によ
る′1゛1人力累積数を除去する。 以上は内輪1にマイクロクラックbが発生した場合につ
いて述べたが、外輪3にマイクロクラックが発生した場
合にはカウンタ34のカウント値′r3に関係なくカウ
ンタ29のカウント値′■゛2がある一定値になったと
きにAI乙が発)、1゛シて矩形波信号′l゛1が発生
する可能性がある。(iflつてC)) tJ36にお
いて矩形波信号′l”1が人力したときカウンタ29か
ら入力するカウント値T2をlく△M37に記憶し、そ
の後人力するカラン;・値T2が該記憶値になる時に矩
形波信号′[1が人力しているならば■くハM37に設
けられた、記憶値と同じ値の番地の記憶r+++分に1
を加算する。該加算値を所定値と比較するか該加算値の
J−11率を所定値と比較して、内輪1にマイクロクラ
ックがあるときと同様にクラックの発生を検出する。従
って、この場合には第2図の符号6.30−3/Iで示
される回路要素は不要となる。 以上の実施例においては、内輪1が回転して外輪3が固
定されていたが、内輪が固定されて外輪が回転する場合
でも本発明は適用できる。即ち外輪に突起を設け、該突
起の回転軌道に対向するように内輪に、」1記実施例の
内輪位置センサ6に41当するセンサを設け、旧つ転動
体位置センサを内輪に固定することにより」−記実施例
と全く同様に本発明を適用できる。 更に以上の実施例はラジアルベアリングである軸受機構
に本発明を適用したものであったが、本発明は第6図に
示すようなスラストベアリングである軸受機構に適用す
ることも可能である。即ち、静止体61.該静止体61
に回転自在に貫挿した回転軸629回転軸62の径方向
へ突出した鍔部62a、静止体61と該鍔部62aとの
間に設けられ、回転軸62の周方向に等間隔に並べられ
た複数の転動体63から成る軸受機構において、転動体
63の回転軌道に対向するように転動体位置センサ64
を静止体61に設け、回転軸62の鍔部に設けられた突
起62bの回転軌道に対向するように回転軸位置センサ
65を静止体61に設け、且つ静止体61にAEセンサ
66を設けることにより、前記ラジアルベアリングであ
る軸受機構に本発明を適用した場合と全く同様に本発明
を適用できる。 更には静止体と、直線方向移動体と、該固体の間に設け
られた同直線方向へ移動可能な等間隔の複数の転動体と
から成る軸受(スライド)機構においても、移動体に移
動体間隔よりは広い等間隔に複数の突起を設け、隣接す
る該突起間に納まり得る転動体の数をQとすることによ
り該軸受(スライド)機構にも本発明を適用可能である
。 ところで前記スラスI・ベアリングやスライド機構にお
いては荷重が複数の転動体の夫々に均一に負荷され、マ
イクロクラック」、方又はr方に該転動体の夫々が到達
したときにA IEが同一条件(同じ大きさのクラック
に対し同じ強度のA1Σが発生する)で発生する。しか
し、ラジアルベアリングにおいては荷重が複数の転動体
の夫々に均一・に負荷されず、そのため荷重が余り負荷
されていない転動体の1つがマイクロクラック」1方又
は下方に到達しても八Eが余り発生しない。この点にi
’f l lして前記ラジアルベアリングの実施例を改
瞥した他の実施例を第7図に示ず。以下前記実施例と異
なる点のみを説明する。説明を省いた部分は前記実施例
と同じである。 第7図において、二点鎖線で示ずように、荷重が負荷さ
れているrol1分を中心(−点鎖線−に)に180°
/Q (Qは転動体2の数)の範囲を負荷圏と11デぶ
。該負荷圏は複数の転動体2の隣接する2つが画成する
回転角度範囲であり、また転動体2が1つだけ必ずその
中に存在しマ()る範囲である。 該負荷圏内に存在する転動体2には荷重が負荷されるが
負荷圏外に存在する転動体2にはほとんど荷重が負荷さ
れない。 上記負荷圏の入1゛1側端部と’l’j:動体2の回転
軌道との交点に対向するように転動体位置センサ5′を
静止体である外輪3に固定する。 AEセンサ7は、負荷圏の中心である一点鎖線上の外輪
3に設けられる。 内輪1に発生したマイクロクラックb(実線X印)の」
1方に転動体2の1つが至ってAEが発生して矩形波信
号゛1゛1が入出力回路35へ入力したとき転動体2の
該1つが転動体位置センサ5′を通過後角度jだけ回転
していたとする(即ち、カウンタ29のカウント値1”
2=jに相当)。内輪位置センサ6と転動体位置センサ
5′とのなす回路 転角度をS(一定値)、マイクロクラックbと内輪in
の突起101とのなす回転角度をL (一定値)とすれ
ば内輪位置センサ6と突起101とのなず回転角度はs
+j−fl;である(即ち、カウンタ34のカウント値
T*= s + 、i −1−t、に相当)。従って、
このときのi’i=i’3−1’2は′1”q=s−f
l、である。 内輪1が矢印a方向へ回転して次に八Eが発生するのは
、マイクロクラックbが再び負荷圏に戻って転動体2の
いずれか1つの下方に至ったときである。その時のマイ
クロクラック[)と転動体2と突起101を第7図にお
いて破線で示す。この時の転動体2と転動体位置センサ
5′とのなす回転角度をj′ (即ち1′2=j′に相
当)とすると、マイクロクラックbと突起+01との相
対位置関係は不変であるから内輪位置センサ6と突起+
01とのなす回転角度はs+j’ +l; (即ちi’
 :+ −8−1−、j’十t、に相当)となる。従っ
て、この時’l” 4 =s+Lとなる。 以」几かられかるように負荷因においてAl1が発生す
るときには、同一のマイクロクラックに対し、ゴ1は常
に同一値となるという性質を有する。 従ってCPU36において、矩形波信号′1゛1が入力
したときにその時のカウント値T2及び′r3に基づい
てi、’q=73−1−2を演算し、該演算値1’ 4
0をRAM37に記憶する。その後に入力するT*。 “1゛2に基づいて′1゛1を演算し、該′I″1が前
記記憶された演算値ゴ1oと一致するときにI″lが入
力した場合にはRAM37の”rho番地の記憶部分の
前回値に1を加算する。 以上のような構成にすることによりラジアルベアリング
においてより正確ηつ早期にマイクロクラックを検出す
ることが可能となる。 なお、以上のいずれの実施例も、CI)036において
第2図に示す矩形波発生器24が発生する矩形波信号1
”1の入出力回路35への入力を示す値を加算累計して
ゴl入力累積数を求めているが、別の方法として矩形波
発生器24でクラックの大きさが大きいほど大となる八
Eの強度に応じた振幅を有する矩形波(ri号′1゛1
を発生し、該矩形波信号T1の振幅を重畳して゛I’+
入力累入力値n1値ことも可能である。この方法によれ
ばAI−の発生頻度ばかりでなくAE強度にも応じて警
報等を発することが可能となる。 更に他の実施例として、第4図(c)に実線で示す、A
Eセンサ7からの出力信号を包絡線検波した後の信号を
利用して、該信号のある微少時間の間の振幅分布又は持
続時間分布の変化に基づいてマイクロクラックを検出す
る方法を第8図及び第9図を参照して説明する。 該方法によれば、第4図(d)で示す所定しきい値(破
線)を例えば70 d 13に設定して、振幅が該70
dBを超える検波後信号[第4図(d)の実線]を多数
検出し、それらの振幅値を検出する。第8図はある微少
時間△l? Tの間に検出された該検波後信号の振幅の
分布状況を示している。 即ち、横軸には振幅を示し、縦軸には横軸の夫々の振幅
を有し、マイクロクラックによる′1゛1信号が発生す
べき′■゛1の条(’lを満した検波復信りに基づ<i
’+信号のある微少時間ΔR′Fの間の発生数ΔNTを
対数表示する。 第8図において01i記ある微少時間Δ1)′1′の間
に発生する前記振幅値の分布の変化率をMaとすると、
該Maは次式のように表わされる。 M a =月十罎鉗 一般にマイクロクラックが微少なうちは0り記所定しき
い値を超えて′1゛l信号が発生することは少ないが、
該クラックが成長するにつれて八Eは増大し、゛1゛1
信号の発生頻度が高くなり、更には振幅値に対する′I
′!信号発生頻度が変化する。従って前記振幅値の分布
の変化率Maを監視し、該Maが所定の値を超えたとき
、警報信号をCI)U36より警報機39に出力する。 また、例えば、70dBに設定された所定しきい値[第
4図(d)の破線]を超えた検波後信号[第4図(d)
の実線]の持続時間[具体的には第4図(e)に示すパ
ルスの幅]を検出する。第9図はある微少時間ΔIt 
i’の間に検出された該持続時間の分布状態を示してい
る。即ち横+1l11+には持続時間を示し、縦すリ1
1には、横軸の夫々の持続時間を有し、マイクロクラッ
クによるゴ1信号が発生=32 すべき1゛4の条件を満した検波後mPfに基づ(1’
+信号のある微少時間へR′Fの間の発生数へNTを対
数表示する。 第9図において、前記ある微少時間Δ17′Fの間に発
生する前記持続時間の分布の変化率をMdとすると、該
Mdは次式のように表わされる。 マイクロクラックが成長するにつれて前記持続時間に対
するT1信号発生頻度が変化するので、前記持続時間の
分布の変化率Mdを監視し、該Mdが所定の値を超えた
とき警報信号をCI)U36より警報器39に出力する
。 以上のようにへEセンサ7からの出力信号の振幅又は持
続時間の微少時間△R’I’の間の分布に生じる分布変
化に着「1してマイクロクラックを検出するようにした
ので検出精度を向−1−することができる。 第10図は本発明の軸受機構のクラック検出装置によっ
て実際にクラックの発生か検出された内輪の切断面を撮
影した金属組織の写真(100倍)である。写真」1方
の内輪表面から少し下がった部分にクラックが明らかに
認められる。 また第11図は、クラックの発生が検出された他の内輪
のクラックの破面を撮影した写真(1960倍)である
が、この写真によればクラックの発生起点の様子を観察
することができる。該発生起点についてエネルギ分散型
の元素分析を行なった結果を第12図の分析器表示盤の
写真で示すが、これによると、該発生起点にアルミニュ
ウム(ΔQ)が存在することがわかる。 (発明の効果) 以上詳述したように本発明は、静止体と、作動体と、該
静止体と該作動体との間に該作動体の作動方向に等間隔
に複数配され該作動方向に作動自在な転動体とからなる
軸受機構に、該軸受機構に生じたクラックに応じて特性
(F’T号を発生するクラック検知手段と、前記転動体
の作動状態を検出する転動体状態検出手段と、前記作動
体の作動状態を検出する作動体状態検出手段と、前記ク
ラック検知手段、転動体状態検出手段9作動体状態検出
手段に接続された;till Il1手段とを設けたl
H+lt受機1117のクラック検出装置において、1
);j記制御手段は、萌記りラック検知手段から特性信
号か入力した直後に、前記転動体状態検出手段又は1)
ij記作動体状ra!i検出手段から人力する作動状態
信ひに」l(づいて、次回以降に015記クラック検知
手段から特性(IISJが入力すべき前記作動状態信シ
)の条(’lを決定し、その後前記作動状ずル信号を監
視し、1);I記条イ!1を満たず作動状態信号が人力
したときに1);」記クラック検知手段から特性信シ)
が人力していれば、該特性信号の人力を示す値又は該特
性信号の強度を示ず(11’+を前回の値に加算して累
積し、該累積値に基づいて前記軸受機構にクラックが発
生していると判定するようにするか、又は該特性信号の
振幅値又は持続時間を検出し、ある微少時間の間に検出
される該振幅値又は持続時間の分布の変化率に裁ついて
前記軸受機構にクラックが発生していると判定するよう
にしたので、軸受機構に発生している微小なりラックを
111期11つilE確に検出てき、従ってクラックに
県づく究極破壊に至ることによる回復作業の労力や時間
を省くことができ、また周辺機器の損傷を防止すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はラジアルベアリングである軸受機構の全体構成
図、第2図は本発明の軸受機構のクラック検出装置の電
気回路図、第3a乃至3(1図は内輪1.転動体2.外
輪3.各センサ5.(i、7゜突起101の位置関係を
表わす説明図、第4図は第2図に示すAEセセン7の出
力が矩形波発生器24に至るまでに変化する様子を示す
波形図、第5図は゛l’+入力累積数の時間的変化を示
すグラフ、第6図はスラストベアリングである軸受機構
の横断面図、第7図は第3図に示す本発明の一実施例の
他の実施例を示す説明図、第8図はある微少時間ΔRT
の間に発生するAE倍信号振幅の分布図、第9図は該△
R丁の間に発生するAE倍信号持続時間の分布図、第1
0図はクラックが実際に発生した内輪の切断面を撮影し
た図面に代わる金属組織の写真、第11図はクラックが
実際に発生した他の内輪のクラックの破面を撮影した図
面に代わG る写真、第12図は第11図にお(づるクラックの発生
起点についてのエネルギ分散型の元素分析R11゜果を
示す図面に代わる分析器表示盤の写真である。 1・・・内輪(作動体)、2・転動体、3 外輪(静止
体)、5・・・転動体位置セン1ノー(転動体状態検出
手段)、6・・・内輪位iσセンサ(作動体状態検出手
段)、7・・AEセンサ(クラック検知手段)、35.
36,37.38・・入出力装置、cpu。 1でAM、ROM (制御手段)、39.41・・・警
報器、CR’l”表示器(警報発生手段)。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、静止体と、作動体と、該静止体と該作動体との間に
    該作動体の作動方向に等間隔に複数配され該作動方向に
    作動自在な転動体とからなる軸受機構に、該軸受機構に
    生じたクラックに応じて特性信号を発生するクラック検
    知手段と、前記転動体の作動状態を検出する転動体状態
    検出手段と、前記作動体の作動状態を検出する作動体状
    態検出手段と、前記クラック検知手段、転動体状態検出
    手段、作動体状態検出手段に接続された制御手段とを設
    けた軸受機構のクラック検出装置において、前記制御手
    段は、前記クラック検知手段から特性信号が入力した直
    後に、前記転動体状態検出手段又は前記作動体状態検出
    手段から入力する作動状態信号に基づいて、次回以降に
    前記クラック検知手段から特性信号が入力すべき前記作
    動状態信号の条件を決定し、その後前記作動状態信号を
    監視し、前記条件を満たす作動状態信号が入力したとき
    に前記クラック検知手段から特性信号が入力していれば
    、該特性信号の入力を示す値又は該特性信号の強度を示
    す値を前回の値に加算して累積し、該累積値に基づいて
    前記軸受機構にクラックが発生していると判定すること
    を特徴とする軸受機構のクラック検出装置。 2、前記制御手段は、前記累積値が少なくとも1つの所
    定値を越えたとき又は該累積値の上昇率が所定値を越え
    たとき前記軸受機構にクラックが発生していると判定す
    ることを特徴とする請求項1記載の軸受機構のクラック
    検出装置。 3、前記軸受機構に、前記制御手段に接続され、該制御
    手段が前記軸受機構にクラックが発生していると判定し
    たときに警報信号を発生する警報発生手段を更に設けた
    ことを特徴とする請求項2記載の軸受機構のクラック検
    出装置。 4、静止体と、作動体と、該静止体と該作動体との間に
    該作動体の作動方向に等間隔に複数配され該作動方向に
    作動自在な転動体とから成る軸受機構において、該軸受
    機構に生じたクラックに応じて特性信号を検出し、前記
    転動体の作動状態を検出し、前記作動体の作動状態を検
    出し、前記特性信号が検出された直後に前記転動体又は
    前記作動体の検出された作動状態信号に基づいて、次回
    以降に前記特性信号が検出されるべき前記作動状態信号
    の条件を決定し、その後前記作動状態信号を監視し、前
    記条件を満たす作動状態信号が検出されたときに前記特
    性信号が検出されていれば該特性信号が検出されたこと
    を示す値又は該特性信号の強度を示す値を前回値に加算
    して累積し、該累積値に基づいて前記軸受機構にクラッ
    クが発生していると判定する軸受機構のクラック検出方
    法。 5、前記累積値が少なくとも1つの所定値を越えたとき
    又は該累積値の上昇率が所定値を越えたとき前記軸受機
    構にクラックが発生していると判定する請求項4記載の
    軸受機構のクラック検出方法。 6、前記軸受機構にクラックが発生していると判定する
    とき警報信号を発生する請求項5記載の軸受機構のクラ
    ック検出方法。 7、静止体と、作動体と、該静止体と該作動体との間に
    該作動体の作動方向に等間隔に複数配され該作動方向に
    作動自在な転動体とからなる軸受機構に、該軸受機構に
    生じたクラックに応じて特性信号を発生するクラック検
    知手段と、前記転動体の作動状態を検出する転動体状態
    検出手段と、前記作動体の作動状態を検出する作動体状
    態検出手段と、前記クラック検知手段、転動体状態検出
    手段、作動体状態検出手段に接続された制御手段とを設
    けた軸受機構のクラック検出装置において、前記制御手
    段は、前記クラック検知手段から特性信号が入力した直
    後に、前記転動体状態検出手段又は前記作動体状態検出
    手段から入力する作動状態信号に基づいて、次回以降に
    前記クラック検知手段から特性信号が入力すべき前記作
    動状態信号の条件を決定し、その後前記作動状態信号を
    監視し、前記条件を満たす作動状態信号が入力したとき
    に前記クラック検知手段から特性信号が入力していれば
    、該特性信号の振幅値又は持続時間を検出し、ある微少
    時間の間に検出される該振幅値又は持続時間の分布の変
    化率の少くとも一方に基づいて前記軸受機構にクラック
    が発生していると判定することを特徴とする軸受機構の
    クラック検出装置。 8、静止体と、作動体と、該静止体と該作動体との間に
    該作動体の作動方向に等間隔に複数配され該作動方向に
    作動自在な転動体とから成る軸受機構において、該軸受
    機構に生じたクラックに応じて特性信号を検出し、前記
    転動体の作動状態を検出し、前記作動体の作動状態を検
    出し、前記特性信号が検出された直後に前記転動体又は
    前記作動体の検出された作動状態信号に基づいて、次回
    以降に前記特性信号が検出されるべき前記作動状態信号
    の条件を決定し、その後前記作動状態信号を監視し、前
    記条件を満たす作動状態信号が検出されたときに前記特
    性信号が検出されていれば、該特性信号の振幅値又は持
    続時間を検出し、ある微少時間の間に検出される該振幅
    値又は持続時間の分布の変化率の少くとも一方に基づい
    て前記軸受機構にクラックが発生していると判定する軸
    受機構のクラック検出方法。
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