JP3046209B2 - 支持具監視装置 - Google Patents
支持具監視装置Info
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- Length Measuring Devices With Unspecified Measuring Means (AREA)
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Description
るものである。
どは、通常、支持具を介して基礎や架構などに支持され
ている。
管や機器などの支持具には、通常、負荷される荷重や伸
縮量を検知する手段が特に設けられておらず、従来は監
視員が各支持具を見回ることによって支持具への荷重の
負荷状態や支持具の伸縮量などを監視するようにしてい
た。
必要とする作業となり、且つ、監視員が入り込めない場
所に支持具が設置されているような場合などに対して
は、実質的に支持具を管理することが不可能であるとい
う問題があった。
中的に管理し得るようにした支持具監視装置を提供する
ことを目的とするものである。
どを支持する支持具に、荷重計及び変位計を取付けると
共に、該荷重計及び変位計で検出した信号並びに付加さ
れた計測時間情報及び配管番号情報の信号を離れた位置
へ送る中継装置と、該中継装置からの信号を受ける受信
装置を設け、更に、該受信装置からの信号を処理して表
示装置に表示させると共に記録部に記録させる演算制御
装置を設けたことを特徴とする支持具監視装置にかかる
ものである。
所の位置に互いに平行となるよう対にして設けられても
良い。
正しいデータであるかどうかを確認する計測時間確認部
を備えるようにしても良い。
に正しいデータであるかどうかを確認する配管番号確認
部を備えるようにしても良い。
た荷重計及び変位計により、配管や機器などの影響で支
持具に負荷される荷重や支持具の変位量などを検出し、
該荷重計及び変位計で検出した信号並びに付加された計
測時間情報及び配管番号情報の信号を中継装置を用いて
離れた位置にある受信装置へ送り、該受信装置からの信
号を演算制御装置で処理して表示装置に表示させ記録部
に記録させることにより、支持具が離れた位置から集中
的に管理される。
互いに平行となるよう対にして設け、2つのデータを比
較演算させることにより、配管などの熱膨張の影響を排
除して、配管などの熱移動量のみのデータに信号を補正
することが可能となる。
ることにより、計測時間情報を基に正しいデータである
かどうかを確認することができる。
けることにより、配管番号情報を基に正しいデータであ
るかどうかを確認することができる。
明する。
配管1を架構2に支持する場合を示している。
2,2間に配管1が配置されている場合に、配管1と各
架構2にそれぞれ、ブラケット3,4を取付け、該ブラ
ケット3,4の間をブラケット5,6を介してメカニカ
ルスナッバやハンガなどの支持具7で接続することによ
り、配管1を架構2に支持させる。
は、例えば、図2に示すように、ケース部8と、該ケー
ス部8に軸心方向へ摺動可能に嵌合されたシリンダ部9
とを備えており、且つ、支持具7の軸心位置には一端部
を軸心方向へ移動できないように軸受10を介してシリ
ンダ部9に支承されたスクリュー軸11を備えている。
の他端側にスクリュー部12が形成され、前記ケース部
8にスクリュー部12と螺合するナット部13が備えら
れており、ケース部8に対してシリンダ部9が相対的に
軸心方向へ摺動する際に、スクリュー軸11が回転され
つつ、スクリュー部12とナット部13との螺合位置が
変更されるようになっている。
方向へ広がるディスク部14を一体に形成し、該ディス
ク部14の周縁部に周方向へ延びる凹溝15を形成する
と共に、シリンダ部9内部に前記凹溝15と間隔を置い
て対向する凹溝16を形成し、両凹溝15,16間にボ
ール17を介在させることにより、スクリュー軸11が
高速で回転された場合にのみ、ボール17が遠心力で外
方へ押出されて、両凹溝15,16間に噛み込まれるこ
ととなって、スクリュー軸11の回転を阻止し、ケース
部8に対するシリンダ部9の摺動を拘束するようになっ
ている。
ルなどの荷重計18を取付け、更に、シリンダ部9とケ
ース部8との間にマグネットスタンド19を介してリニ
アゲージなどの変位計20を取付ける。
ンダ部9やケース部8に固定するためのワイヤである。
2つの支持具7は、互いに平行となるように配設する。
どが多数設けられる設置位置22に、前記各支持具7に
つきそれぞれ取付けられた荷重計18及び変位計20か
らの検出信号23,24を集めると共に、これらに計測
時間情報32と配管番号情報33を付加して有線又は無
線で順次送る中継装置25を設ける。
に設けられた集中監視室26に、前記中継装置25から
の信号27を受ける受信装置28を設け、該受信装置2
8からの信号29を処理して表示装置30に表示させる
と共に、メモリやフロッピーディスク装置やハードディ
スク装置やプリンタなどの内蔵式或いは外付け式の記録
部34に記録させる演算制御装置31を設ける。
に、内部に、計測時間確認部35と、配管番号確認部3
6と、配管1などの温度などに基づき予め解析して記憶
しておくか或いはその場で演算した支持具7の状態に対
する解析値38を出力する解析値発生部37と、信号2
9中の検出信号23,24から支持具7に作用する荷重
や支持具7の伸縮量などを求めると共に、これらと解析
値発生部37からの解析値38とを比較して支持具7の
状態を判定する演算判定部39とをそれぞれ備えてい
る。
や、メカニカルスナッバなどの支持具7や、ブラケット
6,4を介して各架構2にそれぞれ支持されている。
は、ケース部8とシリンダ部9が相対的に軸心方向へ摺
動することによって配管1の熱変形や熱膨張などによる
変位を許容するようになっている。
対的に軸心方向へ摺動する際には、スクリュー軸11が
回転されることにより、スクリュー部12とナット部1
3との螺合位置が変更されるようになっている。
かに変位される場合には、スクリュー軸11の回転がゆ
っくりとなるため、後述するようにボール17によって
スクリュー軸11の回転が妨げられてケース部8とシリ
ンダ部9の摺動が拘束されるようなことが生じないの
で、ケース部8とシリンダ部9が自由に摺動することが
できる状態に保たれ、配管1の変位が許容される。
される場合には、スクリュー軸11の回転が高速化され
るため、ボール17が遠心力で外方へ押出されて、両凹
溝15,16間に噛み込まれ、スクリュー軸11の回転
を阻止するので、ケース部8に対するシリンダ部9の摺
動が拘束されて、配管1が架構2に固定される。
変位するため、配管1を支持する支持具7には、荷重が
負荷され、且つ、支持具7は伸縮動されるので、支持具
7に負荷される荷重や支持具7の伸縮量などを監視する
必要がある。
具7の伸縮量を計測するため、支持具7にロードセルな
どの荷重計18やリニアゲージなどの変位計20を取付
け、荷重計18や変位計20で、荷重や伸縮量を検出さ
せる。
れる2つの支持具7を、互いに平行となるように配設し
ているので、2つの支持具7からのデータを比較演算す
ることにより、配管1の熱膨張の影響を排除して、配管
1の熱変位量のみの値に補正することが可能となる。
し、各支持具7の計測値をそれぞれl1,l2とし、配管
1の熱膨張量を2Δrとすると、2l=l1+l2−2Δ
rの関係が成立つので、l,l1,l2に値を代入するこ
とにより2Δrが求められ、熱膨張量2Δrから配管1
の温度変化ΔT(=2Δr/α・D、α:熱膨張係数、
D:配管径)が求められる。また(l1−l2)/2よ
り、配管1の熱変位量のみの値に補正される。
20で検出した検出信号23,24を配管1や機器など
の設置位置22に設けられた中継装置25に全て集め、
配管1ごとに検出信号23,24に計測時間情報32と
配管番号情報33を付加して、中継装置25から有線又
は無線で、集中監視室26に設けられた受信装置28へ
順次送らせる。
らの信号27を演算制御装置31へ送り、演算制御装置
31は受信装置28からの信号29を受けると、先ず、
計測時間確認部35で計測時間情報32をチェックして
古い計測データなどが紛れ込んでいないかどうかを確認
し、次に、配管番号確認部36で配管番号情報33をチ
ェックして存在しない配管番号のついたデータなどが紛
れ込んでいないかどうかを確認し、誤ったデータである
場合には、そのデータを除去させる。
39で支持具7に作用する荷重や支持具7の伸縮量など
を求めると共に、これと解析値発生部37に記憶した或
いは解析値発生部37で演算した配管1などの温度など
に対する支持具7の状態の解析値38とを比較して支持
具7の状態を判定し、支持具7に作用する荷重や伸縮量
の情報と共に判定結果を表示装置30に表示させ、同時
に記録部34に記録させる。
結果を記録する外にも、計測時間確認部35や配管確認
部36や演算判定部39で異常を認識した場合に、異常
の内容を分類して記録する。
居ながら、表示装置30を見ることにより全ての支持具
7の現在の状態を監視することが可能となり、又、記録
部34の記録データを確認することにより、いつでも支
持具7の状態や異常の発生を再確認することができる。
れるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内に
おいて種々変更を加え得ることは勿論である。
視装置によれば、以下のような優れた効果を奏すること
ができる。
に管理することができる。
に平行となるよう対にして設け、2つの支持具からの検
出データを比較演算させることにより、配管などの熱膨
張の影響を排除して、配管などの熱変位量のみのデータ
に信号を補正することができる。
ることにより、計測時間情報を基に正しいデータである
かどうかを確認することができる。
ることにより、配管番号情報を基に正しいデータである
かどうかを確認することができる。
略図である。
Claims (4)
- 【請求項1】 配管や機器などを支持する支持具に、荷
重計及び変位計を取付けると共に、該荷重計及び変位計
で検出した信号並びに付加された計測時間情報及び配管
番号情報の信号を離れた位置へ送り得るようにした中継
装置と、該中継装置からの信号を受ける受信装置を設
け、更に、該受信装置からの信号を処理して表示装置に
表示させると共に記録部に記録させる演算制御装置を設
けたことを特徴とする支持具監視装置。 - 【請求項2】 支持具が、配管の2個所の位置に互いに
平行となるよう対にして設けられた請求項1記載の支持
具監視装置。 - 【請求項3】 演算制御装置が、計測時間情報を基に正
しいデータであるかどうかを確認する計測時間確認部を
備えた請求項1記載の支持具監視装置。 - 【請求項4】 演算制御装置が、配管番号情報を基に正
しいデータであるかどうかを確認する配管番号確認部を
備えた請求項1記載の支持具監視装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6289781A JP3046209B2 (ja) | 1994-11-24 | 1994-11-24 | 支持具監視装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6289781A JP3046209B2 (ja) | 1994-11-24 | 1994-11-24 | 支持具監視装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08145739A JPH08145739A (ja) | 1996-06-07 |
JP3046209B2 true JP3046209B2 (ja) | 2000-05-29 |
Family
ID=17747687
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6289781A Expired - Lifetime JP3046209B2 (ja) | 1994-11-24 | 1994-11-24 | 支持具監視装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3046209B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4808110B2 (ja) * | 2006-09-06 | 2011-11-02 | 中国電力株式会社 | 損傷評価方法 |
JP2016126768A (ja) * | 2015-01-07 | 2016-07-11 | 韓國電力技術株式會社Kepco Engineering & Construction Company, Inc. | 熱変形を反映させた配管支持台の三次元cadモデル生成装置及びその方法 |
-
1994
- 1994-11-24 JP JP6289781A patent/JP3046209B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH08145739A (ja) | 1996-06-07 |
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