JPS5877545A - 硬質合金 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ］）発明の技術分野 本発明は、安価でしかも高硬度を自１２、装飾性、耐食
性に優れた装飾用硬質合金に関する。

２）従来技術 従来、装飾用硬質合金としては、クロム（Ｃｒ）２５〜
４５％、アルミニウム（Ａ、ｄ）２〜５％、残部ニッケ
ル（Ｎｉ　）の組成を有するものが知られており、この
ような硬質合金は、高硬度で、しかも耐食性に優れてい
るから、例えば携帯時計用の外装部品として使用されて
いる。

３）従来技術の問題点 しかしながら、上記組成範囲からなる硬質合金は、同価
な元素を多量に用いるところから、価格が商いという欠
点があった。そこで同価なＮｉをＦｅ　に置き換えるこ
とや、やはり市価な純Ｃｒ素祠の代わりにＦｅ−Ｃｒ母
合金を用いる等の試みがなされている。しかしながら単
にＦｅで置換したものでは硬度が不足したり、未固溶の
Ｃｒ分散粒を生じて、光沢、耐食性を悪くし、時計外装
部品等としてｔま不適当であった。

４）発明の目的および構成 本発明者等は、かかる従来の欠点４・解消すべく鋭意ω
１究をすすめた結果、ｌ、ｔ　ｅを１０％を越える３０
％以下の組成範囲で用いた場合ｉ−おいても、Ｃｒ鍛、
Ａａ計をノｊＮ切にコン）「ｚ−ルすることにより、硬
度および耐食性を低下させる。−となく、装飾性を損ね
る粒径１μｍ以−１−の（斤の分散粒を無くすることが
でさ、さらにチタン（ｌｌｌｉ）イど微シー；（７心加
することにより、さらに硬度６：”　ＩＣｒ：　＜　”
Ｊ−ることかできる↓Ｊ４実を見いたした。

本発明はかかる知見に基づいてなされたもので、Ｃｒ１
８〜４８％、好ましくは２８〜３４％、Ｉ・”０１０％
を越える３０％以下、好まり、　＜　）Ｊ：　１５〜２
２％以下、Ａ、１２．５〜４．５％、好ましく船、１１
−〜４％、残部力Ｎｌ　カラナ）Ｊ、Ｙ　７　ｉＪ　−
：１．　ｌ１ｔｌｊ　ＩＱ’　５（１（１，１，Ｊ、ト
で、かつ粒径１μｍ以上のＣｒの分散粒を含まない安価
でしかも高硬度を有し、装飾性、耐食性に優れた装飾用
硬質合金に関する第１の発明と、１−記糾成）１更に７
皿２．５％以下、好ましくは０．１〜１％含有させたビ
ッカース硬度５００以１−で、かつ粒径１μｍ以上のＣ
ｒの分散粒を含まない安価でしかも高硬度を有し、装飾
性、耐食性に優れた装飾用硬質合金を提供しようとする
ものである。

本発明（二おいて組成範囲を前記のように限定したのは
次の理由による。

すなわち、Ｃｒの含有量か１８％未満では耐食性が悪く
なり、逆に４８％を越えると加工性が悪くなる。

Ｊｉ”ｅの含有量が１０％以下では合金の低価格化め効
果が小さくなり、逆（二３０％を越えるとσ相を生じ脆
化が起こるようになる３、 Ａ、／の含有量が、２．５％未満では硬化せず、４．５
％を越えると加工性が悪くなる。

ＴＩの含有量が、２．５％を越えると加工性が悪くなる
。なお、溶体化後の硬さを抑え加工性を改善するために
は、金的計は１％以下とすることが好ましい。

また、実験結果より、クロム、鉄、アルミニウムおよび
チタンの含有量をそれぞれａ％、ｂ％、０％、ｄ％とし
たとき、ａ＋４．５（Ｃ＋ｄ）％が６０−０．２５ｂ％
より大きい場合には、時効後のビッカース硬度は５００
以上であるが分散粒が発生し、ａ＋　４．５（ｃ−１−
ｄ　）％が４８−０．０６　ｂ％　より小さい場合は、
分散粒の発生はないが、硬度が低くなるという現象が生
じることが解明された。

なお、熱間加工性を改善するために、脱酸元素としてマ
ンガン０〜２．０％、ケイ素Ｏ〜２．０％、ジルコニウ
ムまたはハフニウム０〜（）、２％、はう素０〜０．２
％、炭素０〜０．２％、マグネシウム０〜０．１％、イ
ツトリウム等の希−１−類元素０〜０．１％、カルシウ
ムＯ〜０．１％の１種または２種以上を添加してもよく
、更に、耐熱性、装飾性（色具合）を改善するためにモ
リブデン、タングステン、タンタル、バナジウム等の高
融点金属を数％添加してもよい。

５）発明の実施例（構成、作用、効果）以下、実施例に
従って本発明の詳細な説明する。

実施例 次表に示す組成からなる合金を用いて厚さ１０Ｕ、縦４
Ｑｍ、横４０朋の矩形の試料を製造し、これを大気中で
１２００℃、２時間で熱処理し、７１１１冷して溶体化
した。次にそれを大気中で６５０℃、５時間の熱処理を
行ない、空冷し、時効硬化させた。

溶体化後および時効後の試＄１のビソカーヌ硬度、Ｃｒ
　の分散粒の有無、バフ研厚後の表向の光沢ならびに耐
食性を同表中に示す。

なお、絡付写真は、（Ａ）実施例３、（Ｂ）比較例２の
試料での時効後のＣｒの分散粒の有無をボす金属組織の
顕微鏡写真（Ｘ　１００　）で、１はＣｒの分散粒であ
る。

表中、比較例どして掲げたものは、表中に示した組成を
除き、実〃（ＩＪ、例と同一条件で製造したもので、比
較のために掲げた。

以下余白 ※※ 　７− ※※ 来２０％ＮａＣｌ水溶液７２時間浸漬（Ｏは変色なし、
△はやや変色） 　９− ８− ６）発明の効果 以」−説明したように、本発明の硬質合金はＦｅを多量
に用い、かっＣｒ　、　Ａｄ　、　Ｔｉ量を適切にコン
トロールすることにより、肉眼でｔｅｌ　Ｉｔ−ａ　’
ｉ＊Ｊ’能なＣｒの分散粒が無く装飾性にイｙれ、か−
）　ｌ！’７１１１ψ１０−１＋ｆｊ−１食性を有する
うえに低価格で４ＪＡ供呵能ど／「る。

【図面の簡単な説明】

図ｍ１は（Ａ）実施例３、（１１）比較例２の場合にお
ける時効後のＣｒの分散粒の有無を月くす金属組織の顕
微鏡写真である。 １　　・・・　Ｃ［の分散粒 代理人弁理士　須　山　佐　− （△） （Ｂ） （ｘ　１０ｏ） 手続補市占 ＋１ｉ’（和５６４１−　特許　１ｉ（＋第１７５０１
５号２、発明の名称　　硬質合金 ３　補正をする者 知性との関係　　　　特許出願人 ４、代理人 氏　名　　（７７８４）弁理士　須　山　佐　−５補１
■命令の１旧・１　　　　自発補ＩＥ１−→催止敦」汁
チ噌加する発明の数 ６／補正の対象 明細書の発明の詳細な説明の欄 ７メ補正の内容 ４頁６行目、１５行１−１．７頁８〜９　ｉ」１．１．
１０頁４〜５行目の「Ｃｒの分散粒−１をＩ未固溶のＣ
ｒの分散粒」と補正する。 以上

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、重量％でクロム１８〜４８％、鉄１０％を越える３
   ０％以下、アルミニウム２．５〜４．５％、残部がニッ
   ケルからなり、ビッカースｌｌ！Ｌ’曳５００以十で、
   かつ粒径１μｍｎ以−Ｌのクロムの分散粒を含まないこ
   とを特徴どする硬質合金。 ２、クロムの含有（−、ｌが２８〜３４％である特許請
   求の範囲第１項記載の硬質合金。 ６、鉄の含有量が１５〜２２％である特許請求の範囲第
   １項記載の硬質合金。 ４、アルミニウムの含有量が３〜４％である特許請求の
   範囲第１項記載の硬質合金。 ５、クロム、鉄、アルミニウムの含有量をそれぞれａ％
   、ｂ％、０％としたとき、６０−０．２５　ｂ≧ａ　＋
   　４．５　Ｃ≧４８−０．０６１）　（７）成分範囲を
   有する特許請求の範囲第１項記載の硬質合金。 ６、重量％でクロム１８〜４８％、鉄１０％を越える３
   ０％以下、アルミニウム２．５〜４．５％、チタン２．
   ５％以下（０を含まず）、残部がニッケルからなり、ビ
   ッカース硬１１ｔ５００以−１−で、かつ粒径１μｍ以
   上のクロムの分散粒を含まないことを勅徴とする硬質合
   金。 ７、クロムの含有量が２８〜３４％であるｌ’＋許稍求
   の範囲第６項記戦の硬η合金。 ８、鉄の含有量が１５〜２２％であるＩｌ、ｌ、π１請
   」にの範囲第６項記戦の硬質合金。 ９、アルミニウムの會冶ｈ［が；３〜４％である！１．
   ’Ｊ許請求の範囲第６項記載の硬質合金、。 １０、チタンの含有量が０．１〜１％ト）、−１・−Ｃ
   ある特許請求の範囲第６項記載の硬質合金。 １１、クロム、鉄、アルミニウムおよびチタンの含有量
   をそれぞれａ％、ｂ％、０％、（１％どしたとき、６０
   −０．２５ｂ≧ａ＋４．５（ｃ＋ｔｌ）　ｋ４８−０．
   ０６　ｂの成分範囲を有する特許請求の範囲第６Ｊｌ″
   ｌ記４曵の硬質合金。