JPS587740A - カソード用の電子放出層を形成する方法 - Google Patents

カソード用の電子放出層を形成する方法

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JPS587740A
JPS587740A JP57062660A JP6266082A JPS587740A JP S587740 A JPS587740 A JP S587740A JP 57062660 A JP57062660 A JP 57062660A JP 6266082 A JP6266082 A JP 6266082A JP S587740 A JPS587740 A JP S587740A
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J1/00Details of electrodes, of magnetic control means, of screens, or of the mounting or spacing thereof, common to two or more basic types of discharge tubes or lamps
    • H01J1/02Main electrodes
    • H01J1/13Solid thermionic cathodes

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は電子管、特に多ビームCRTのカソードに用い
る電子放出層に関する。
この種のカソードは、永年適当な結晶構造のアルカリ土
金属酸化物を用いて700〜1100℃に加熱した時に
電子放出をするように作られて来た。これらカソードは
、電子放出を助ける微小多孔質を塞ぐと考え帆れるカソ
ードの中毒現象に感受性が強い。良い放出性を得るため
、特定組成のCa5rBaカーボネート(トリプル・カ
ーボネート)が用いられていた。このカーボネートはC
RTや電子管における排気やシール時の、カソードの真
空中初期加熱において8崩落する。熱活性化とよばれも
するこのカーボネートからの酸化物形成が、Co2ガス
の排気中に起る。酸化物は三酸化物結晶構造に害のめる
水蒸気に高感受性である。
従って、業界ではカーボネートを付着して、後にそれを
酸化物に分解させることを選択している。
普通、CRTや真空管では、カソード部材にカ−ボネー
トがスプレィやディップコートにより付着され、この時
カーボネート粒子をカソード金属基体に粘着させるのに
有機バインダが用いられる。
これらバインダは、しばしばポリメタクリレート又はニ
トロセルローズをベースとするものでるり、熱活性化工
程の初期加熱時、バーン・オフの後カーボネート結晶の
形態を元のまま残すので、これらが選ばれている。
この点の背景的資料は、rHandbook  ofM
aterial、a  and Techniques
  forVacuum Devices  J 、W
、H,Kohl著、Rheinhold出版社刊、に示
されている。
これら文献でも、母型を用いて作るカソードの例はめま
す示されていない。一般VcII′i、設計時にはそ9
必要がない。三元カーボネートの型による処理のための
フオトレジス)Kついて多少の報告かめる。5tanf
ord  Re5earch  In5tituteQ
uarterly  Report第6号、1968−
11−15付、に示されている方法は三元カーボネート
の正確なパターン作業に関するものでろる。
この方法は、陰画の薄膜レジストを用いる。カーボネー
ト粒子はフォトレジスト中に(固形成分の75チ位迄)
入れられ、ボールミルですられ、カソードにスピンコー
ドするに適する粘度のスラリーを作る。例えば、70%
のC為5rBaカーボネート結晶がKodak (商標
)フォトレジストに入れられ、普通の光源に式らでれる
。分解能の下落を防ぐため、混合物は十分ボールミルき
れる。
この発明の実施時に当っては、0.025mm以下の像
寸法でも不満足でめる。前記5tanfordのRep
ort Kよシ示されたフォトレジストの方法は、この
技術のより微細な方向への応用を抑制するいくつかの困
難点をもつ。この方法の実施時、次のような問題がめる
ー。(イ)不透明なレジストを通してのウェハ位置決め
マーク合わせの困難性、(ロ)固形物により光の散乱に
よる解像度不良、(ハ)まぜものの入ったレジストをス
ピンする困難性、に)現像した区域に固体の残留物が残
ることにより余分な放出を防ぐための純粋なレジストの
アンダーコートが必要vc7にる、(ホ)放出層とカソ
ードの金属の間にレジスト層の残留物がめる(へ)レジ
スト表面に三重カーボネートかめるので、例えばガス等
の汚染をうけ後に放出の損失を起す(ト)改良された解
像度を達成するため結晶の寸法を小さくするにはカーボ
ネート粒子を強−くボールミルするが、これが放出効率
KI/′i逆作用する(開放した酸化物構造を得るKは
大キナカーボネート結晶が用いられる)。
適当な結晶寸法の三重カーボネートは商業的に入手でき
る。W、 H,Ko h 1著、r Cathodes
and  Heater8Jが参考になる。フィラメン
ト式のカソード・エミッタで、カタフオレシス(電気泳
動によるカソード付着)によるアルカリ土元素カーボネ
ートのコートされた例が上記刊行物の519頁に示され
ている。
更に1カーボネートの局部的電解除去による、カタフオ
レシス付着フィラメント・カソードの形成も既に知られ
ている。長さが5〜15ミクロンで断面の直径が1ミク
ロン以下の針状結晶が電子放出を得るのに好適な結晶構
造であり、更に針状結晶はフィラメント表面にほぼ垂直
にカタフオレシスにより付着できることが知られている
先行技術において既に、真空管用のマイクロミニチュア
平板カソード・グリッド構造がメジ、これに対して不願
の原理を有利に適用できる。米国特許第4138622
号に示した構成はその例を示す。
上記米国特許に示きれている装置は、グリッドがカソー
ドと実質上同じ面に6り又同じ基体上にあるので、三重
カーボネート・パターンを精密に又きれいに形成するこ
とを必要とする。カーボネートの付着形状における余分
の正規外の部分は、変則的な制御外のグリッド放出の危
険をもたらすが、その原因はグリッドがカソード金属と
同じ<700〜1100℃の温度になるからでるる。こ
れら装置を微小化できる限界はカーボネート粒−f−を
パターン形成する分解能の限界に依存している。
本発明の目的は、多ビームCRT用の新しい微小カソー
ド及びその製法を提供することでめる。
本発明の目的を更に細かく云えば、CRTカン−ドの電
子放出面をプレナー技術によ多形成すること、ウェハ表
面に三元カーボネートによりマイクロアレーを形成して
多ビームCRTカソードを与えること、CR’l’排気
作業中にカルシウム・ストロンチウム・バリウム・カー
ボネートを酸化物に形成すること、はぼ平らな表面に垂
直に大きい針状結晶を作り高い放出密度のCRT酸化物
カソードを提供すること、製造工程中の環境による損傷
や劣化を防ぐため包装したカーボネート構造を提供する
こと、この包装が熱活性化工程の初期加熱工程で実質上
除去される如くすること等でるる。
不発明の原理によれば、電子管用の電子放出層において
結晶の良い配向と良い包装を得るため三元カーボネート
の大型針状結晶を付着させるために電気泳動が用いられ
る。これは放出層を通して密集した集団的な開放構造で
有利な放出密度を与えている。本発明の方法は、カーボ
ネートのコーティングを必要とする所に、開口部のマス
クを作るためポジのレジストを用いる。このレジストの
開口部分に大型結晶のカーボネートが電気泳動によす被
塗でれる。第2の厚いポジのレジスト層が第1のレジス
ト層並びに埋められた開口部上にスピン・コートでれる
。この厚い第2の・層匹大きいマスクを用いて露光し、
第1及び第2のレジスト・コーティングにより完全に包
装されたカーボネート・パターンを残して作る。
更に詳しく云えば、通常のフォトレジストがシリコン技
術の方法と同様に形成され、カタフオレシスの発生する
区域を限定する電気的閉塞体として用いられる。このレ
ジストの持つべき要件は良い電気的絶縁体であり、又ピ
ンホールのないことでめる。ウェハの端部は、電界スト
レスが強くレジストが薄くその外側に余分のカタフオレ
シス付着が起るので、この端部に至る導電性金属層を存
在させないことが重要でるる。
特定して云うと、カタフオレシス付着液が用意される。
例えば、針状構造を持つ三元カーボネート粒子をエチル
アルコール液中で十分な時間、ボールミルし、割れた結
晶に表面電荷が現れるようにする。この表面電荷が、電
圧印加によって起る電界の影響に対し粒子を動かせるた
めに用いられる。付着物はレジストの開口部を埋め、又
レジストは適当な電気絶縁性でるることが必要でるる。
電気泳動で付着させると、粒子がその端で立つので、長
さ方向の断面に比べ小さい断面積で界面を占め、解像度
(精度)の点で有利きが得られる。
従って、同様の太′f!1の粒子が横になった場合に比
べ解像度が高い。
こうして、本発明におけるマ不り上の開口部へのカタフ
オレシス付着が出来、このマスクはこの場合、先行技術
におけるが如きカーボネートを乗せたフィルムではなく
、通常の透明フィルムにおける写真製版の限界に到達し
ている。この形式はレジストに含ませるものに比べ、相
当に良い解像度を与える。三元カーボネート粒子はその
端で豆って開口部に付着し針の形で平面にほぼ垂直にな
る。電子放出層を持つカソードが包装きれにノ(ターン
を加熱すること匹より電子管内部において得られる。
本発明を実施する際の多ビームCRTは基体の片側上に
アレー状をなして位置する複数のカソードを有する。
同じ基体の同じ面上に、カソードのまわりに間隔をとっ
てグリッドが置かれている。カソードを加熱するため、
基体にはヒータが連結している。
これらが合体した構造は機械的に安定で、例えば35v
以下の低いグリッド・カソード電圧と無視できる値のグ
リッド電流で動作でき、そのためカソードとグリッドの
間に適当な電圧が加えられれば、複数個の個々匹制御可
能な電子ビームが形成できる。この構造は、カソードの
寸法とカソード・グリッド間隔を写真製版で正確に規定
しつつ、バッチ処理で作製できる。
下記の如く多ビームCRTのカソードの電子放出層が本
発明により提供される。
第1図(1)〜(5)は本発明を適用するのに適した先
行技術の工程を示す。ステップ1として、基体14上に
接面15で支えられ外面12を有する金属層10がある
。ステップ2で面12上に純粋なネガのフォトレジスト
で面18を持つ薄い層16か付着でれる。例示的に云っ
て三元カーボネートを含ませられ外面22を持つネガの
フォトレジスト層20が面18土にステップ6で付着さ
れる。ステップ4でレジストに図示してないマスクを通
して特定のパターンに露光され、現像でれたパターン2
4を残し、これは層16の一部と、三元カーボネートを
含むレジスト22の一部からなり、純しジス) 24.
1とカーボネート粒子24.2を含む。
パターン24の境界は面26、左の境2 B、 1 、
右の境2a2である。ステップ5でレジスト26.1が
加熱により焼失しほぼ同時にカーボネートが崩落し、こ
れが基体14上に所要の例えばCa5rBa酸化物パタ
ーン60を形成する。
第2図(1)〜(6)は本発明による電子放出層の製造
工程を示す。第1図の従来の工程のように、ステップ1
として、カソード基体14が面12を有する金属層10
を接面15で支持しているものを用意する。ステップ2
で金属セグメント41を規定する開口40を有するポジ
のフォトレジスト42が露光と現像により付着でれる。
フォトレジストの左セグメン) 42.1と右セグメン
)42.2が開口400両側にある。
ステップ5で開口40内に、Ca5rBaカーボネート
のパターン44がカタフォレシスにより付着でれる。針
状カーボネー) 44.1の実質上の大部分がセグメン
ト41にほぼ垂直に揃えられる。
ステップ4で、ポジのレジストの厚い包6がパターン4
4と隣のレジスト42.1と42.2の上に付けられる
。ステップ5でポジのレジスト層42.46がステップ
20時より大きい開口のめるマスクにより露光され、現
像され台48を残すが、これは元の層42.1と42.
2の一部を含む側部包装と元の層46のレジス) 48
.1とカーボネート・パターン44よりなる。ステップ
6で台48のレジストか焼滅され、その間にカーボネー
トが所期のCa5rBa組成の酸化物パターン50に焼
成される。
第2図に示した本発明は下記の利点を有する。
(1)残留して沈澱した、即ち非力タフォレシス・コー
トでれたカーボネートは、接面A(第2図(5))を除
いて、最終のレジスト現像時に除去される。
(2)写真製版の高精度により、第1図の如き材料を含
ませたレジストによる技術の場合に比べ、材料を含ませ
ないポジのレジストとカタフオレシス処理の使用はカソ
ード形状をより良い形で画成できる。
(3)  カソード・パターン50は金属層に接してい
るので、特に加熱して活性化した後の半導体的なCa5
rBa酸化物結晶との間に良い電気的接続が生じる。
(4)写真製置用に強いボールミル作業を要しないので
、より大きな結晶44.1が第1図の場合に比べて良い
電子放出を行なう。
(5)垂直に方向の揃った結晶44,1は、電子放出性
、構造、開放型包装、放出層の上から底迄の結晶性の点
で優れており、形状及び画面での性能向上を伴っている
(6)パターン44の上にレジストのバインダがろるの
でパターン44の焼成時に、よりよい接着が得られる。
(7)包装物質となるレジスト48.1かめるので、電
子管内に入れる際の汚染が防げる。
(8)  包装てれたカソード体はカソード構造の荒い
扱いに耐える。カーボネート付着後に、溶接、切り込み
入れ、切断等のウエノ・作業を許す。
第3図は本発明の多ビームCRT60で、これは管62
、螢光スクリーン64、ビーム加速、集束、偏向装置6
6、第4図に示され管62の首部に6る構造68を含む
。この構造68は図示の如く、複数の線72.74によ
り電気的入力信号源に接続されている。
第4図は構造68の詳細を示す。構造68はサファイア
等の高温での絶縁′体で熱伝導性の良い基体76を含ん
でいる。基体76の背面には、タングステン、モリブデ
ン等の抵抗性左耐火性のめる金属からなる薄膜ヒータ7
8がめる。基体76の前面にはカソード配列80A、8
0B、80Cとこれらをと!llマ<変調グリッド配列
82A、82B、82Cがるる。これらカソードとグリ
ッドは同一平面内に、Iる。カソード80A180B1
80Cとグリッド82A、82B1B2Cは同一面上に
あることが必要だが、この面が平面でるる必要はない。
カソードはグリッドよシ後退していてもよい。複数本の
線72のうちの1本が電源からヒータ78に、そして又
複数本の線74のうちの1本がヒータ78から電源jc
lK行ッテイる。線72.74からは図示してないが、
カソード80A、80B。
80C1グリッド82A、82B、82Cへも配線され
ている。第5図にその一部分が示されている。
構造68は、写真製版によってバッチ形成できる。例え
ば、カソード80A1B、CLr1モリブデン、タング
ステン、プラチナ、その他の耐火性金属薄膜を付着式せ
、従来の写真製版技術で形を決めて作れる。
これらカソードは電子放出性を与えるため、本発明に従
って、フォトレジストとCa5rBaのカーボネートの
混合物を用いて形成される。基体を真空中で約1000
℃迄に加熱すると、約500℃でフォトレジストが蒸発
し、電子放出性で適当な電圧を加えて従来形式で活性化
できるカソード80A、B、Cが得られる。このバッチ
形成法はカッニド、グリッドの線を幅10ミクロン程度
に迄こまがく作るような微小寸法制御能力を持っている
動作する際には、薄膜ヒータ78が基体76を約700
℃に加熱し、電子放出が十分起るようにする。カソード
80A、B、Cは、オン・オフ制御されるため、グリッ
ド82A、B、Cに対し各々バイアスでれる。別法とし
て、隣接するグリッド例えば8,2BXOは、単一の電
極で代用してもよい。
第5図は、三元カーボネートのカタフォレシス付着時に
カソード電極を共通に接続する手順を示す。大量生産の
ためKFi、従来のシリコン・チップによるICウェハ
の技法が利用できる。カソードの一部をなす導体回路は
、動作上グリッドから電気的に離しておかねばならない
。しかし、カタフオレシス・コート処理を行なうため、
1つのチップ上のカソードは電気的にすべて共通に接続
されねばならない。さもないと、各カソードへゐチップ
の他端からの接触が必要になる。ウエノ1上のチップ2
個毎に、一方のチップのグリッドから他方のチップのカ
ソードへと接続が得られる。このようにして、1つのチ
ップ上のすべてのカソードを共通接続するために、隣接
する各チップの間の接続を利用できる。チップが個々に
分離される際、カソードから隣のグリッドに至る接続が
切られ、CRTとして使用する際必要な各カソードの分
離ができる。
前記のように第5図は本発明により、カソードをカタフ
オレシスによシ作る技術を示す。第5図(1)は、開口
40.1〜40.4がフォトレジスト層42、2 K 
eつて、カーボネートの針状結晶を埋め込む前の形を示
し、その断面が第5図(2)vc示されている。金属層
10.1は基体14.1の周辺15から距離りだけ引き
込んでおり、このサファイア等の基体の全面にフォトレ
ジスl−付けてから、カタフオレシス付着をする際に、
電界を強める端部を形成しない。そこで、電界はカソー
ド40.1から40.4の全体に亘って均一で、電子放
出層の付着処理時に、時間及び電流の点で均等に扱える
。第5図(3)は、第2図の手順が複数カソードになっ
たところを示し、その断面図を第5図(4)に示す。電
子放出体50.1〜50,4と導体51.1〜51.4
の各々のまわりに溝53,1〜53.4が切られている
最終的チップ55は境界55.1〜55.4 Kより規
定される。残存金属57は第3図、第4図に例示したよ
うなグリッドとして働く。前述のようにこのグリッドは
個々に分断してもよい。チップ55を最終迄形成した後
、境界55.1〜55.4に沿って基体14.1と金属
10.1から切り離すとチップ55が出来る。第5図(
3)で一部の番号は第2図と関連させてるるか、ここで
サファイア等の基体14.1は、その端15から距離り
だけ入った所に金属10.1を有する。チップ上にはカ
ソードが4個50.1〜50.4として示されている。
これらの各々はテップの端に至る導体51.1〜51.
4を有する。チップ上の各カソード基体と導体は、非導
電性区域で囲まれておシ、例えばカッー゛ド50,1と
導体51.1は非導電性区域53.1 Kより囲まれて
いる。
電子放出層4B、1〜48.4は第2図(5)ニ示した
手順で包装体4al〜4a4(一部図示略)により包装
嘔れる。基体上の導体には接続用パッドが各々付けられ
る。これにより各電極が個々に制御を受けられるように
なる。グリッドは固定電位になるように一括してグリッ
ド・パッドに接続してもよい。多ビームCRTの形式に
よっては、グリッドを別々のバッド匹接続して、個々に
電位を与えて各グリッドを制御する。カソードとそれを
囲むグリッドとの間の電位は個々に変調できる。これは
、カソード電位固定でグリッド電位を制御、又はグリッ
ド電位固定でカソード電位を制御、又はカソード並びに
グリッドの電位両方を個々に制御して行える。
各カソードに対する平板グリッドの各々は、円型のカソ
ードのまわυを取9囲むC形をなしていてもよい。カソ
ードが十字形で、平板グリッドがいくつかのカソードを
囲んでいる形でもよい。
不発明による多ビームCRTは多くの利点を有する。写
真製版の使用は、カソードとグリッドの寸法や間隔を微
細に制御できるようにし、高利得で高い分解能のカソー
ドを持つCRTを与えている。写真製版によるとグリッ
ドとカソードの間隔が小さいので、大きな相互コンダク
タンスと小さいグリッド−カソード電圧が得られる。共
通平板上のグリッドは、強固な構造でマイクロッオニツ
ク雑音がなく、グリッド電流もないか、めってもごく僅
かでるる。カソードとグリッドとヒータが一体化して組
立体となっているので機械的に安定した構造である。更
に、写真製版の利用は、カソード−グリッド配列の集団
的同時作製を可能にし、コストを下げる。
本発明を実施する際の、電気泳動のための溶液は種々の
方法で調合できる。必要なことは粒子の表面に電荷をつ
けることである。これは通常少量の自由にイオン化する
添加剤を加えて低導電性の溶媒中で三元、カーボネート
をボールミルすることにより得られる。結晶がミルによ
り砕かれると、高度に反応性のめる新鮮な破断面が出来
、これがイオンを吸着する。これにより電気泳動じより
移動でき、又付着できる荷電粒子が与えられる。以下に
おいて、電気泳動のためのカソード用カーボネート懸架
液の処方を説明する。
約0.51Jツトルの磁器の混合容器に80チエチル・
アルコールで20%メチル・アルコールの液を200か
ら250ミリリットル注ド、50から58グラム(9か
ら11個のボール)のボール材を加える。コート用法澱
物材料を10〜15グラム加え、容器をシールし、混合
機で24〜48時間の間、67 r、 p、m、で混合
する。その後、容器ヲ堆υ外すと、中のアルコールの中
にコート用沈澱物が懸架されて残っている。使用前に振
る。上記の量で約50gのコート用沈澱物が出来る。
非導電性溶媒中べのカーボネート沈澱物の溶解性が限ら
れているので、イオンが供給される。純粋な蒸溜水、メ
チル・エチル・アルコール、有機エステル等が絶縁性分
散媒として用いられる。
前記の懸架液で、電圧10〜100v、時間6〜30秒
かけてカタフオレシス・コートができる。
電圧と時間は試行により決められる。低い電圧の方が滑
かな付着が得られる。本発明の原理による針状粒子は、
・カソード物質として有用でめるが、前記のようにコー
トする面に垂直に長軸を立てて配向式れ付着するので、
更に有利でめる。カタフオレシス付着物は極めて軟かく
、傷つき易い。ノくリウム蟻酸塩水溶液等の付着促進剤
を一添加することは既に知られている。付着物をこの溶
−i匹入れた後、乾かす。別法として、例えば2〜5チ
の少量のバリウム蟻酸塩を当初の電気泳動懸架液にとか
してもよい。バリウム蟻酸塩は溶解してノくリウム・カ
ーボネー)K分解するので選定でれた。これは、カーボ
ネートの粒子同志の及びカソード基体への付着を促進し
、カソード・コートに悪影響を及ぼさない。
第2図(2)において、第2図(1)の平板グリッド・
カソード用絶縁つエノ・上に旧来形の写真製版レジスト
・マスクがのせられている。このウエノ・は例えばサフ
ァイアで金属層としてタングステン4000又とチタン
1000λを蒸着されて、いる。しシストとしてはNo
valacレジンは良い絶縁性を持つ。
第2図(3)でカソード基体に、図示してない電源が接
続され、レジスト開口をカタフォレシス付着で埋めるよ
う、例えば25Vで5秒間電圧を加える。
第2図(3)の付着物を例えば80℃で5分間加熱する
。次にこのカタフォレシス付着物をバリウム蟻酸塩飽和
水溶液に浸し、カーボネート粒子の粒子間と基体への付
着を促進するよう加熱する。
【図面の簡単な説明】
第1図は先行技術における工程図、第2図は本発明の工
程図、第6図は本発明の電子放出層を用いるカソードを
有するCRTの断面図、第4図は第3図のCRTのカソ
ードの断面図、第5図は本発明によるCRTカソードを
チップ上に形成する工程図である。 14.76・・・・基体、10・・・・金属層、40・
・・・開口、50.80・・・・電子放出体。 ― ロ  −I           Q  嘴t    
        o  曽Q 匡

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)  電子管のカソードに用いる電子放出層におい
    て、はぼ平坦な一面を有する絶縁性基体と、上記基体上
    に付着された金属層と、 上記金属層に対しほぼ垂直に付着した針状粒子状の電子
    放出物質からなる電子放出層。
  2. (2)電子管のカソードに用いる電子放出層の製法にお
    いて、 金属層の付着されたほぼ平坦な一面を有する絶縁性基体
    を用意し、 予定の位置に開口を有するマスク層を上記金属層上に付
    着し、 少なくとも上記開口内に針状粒子状の電子放出物質の材
    料をその長手方向が上記金属層に対しほぼ垂直!ICな
    るように付着させ、 次に上記電子放出物質の材料の付着状態を保ったままこ
    れを電子放出物質に変化させることよシなる電子放出層
    の製法。
JP57062660A 1981-06-30 1982-04-16 カソード用の電子放出層を形成する方法 Granted JPS587740A (ja)

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