JPS587736B2 - トクシユリヨウメンアミヂノセイゾウホウホウ - Google Patents

トクシユリヨウメンアミヂノセイゾウホウホウ

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Publication number
JPS587736B2
JPS587736B2 JP50026534A JP2653475A JPS587736B2 JP S587736 B2 JPS587736 B2 JP S587736B2 JP 50026534 A JP50026534 A JP 50026534A JP 2653475 A JP2653475 A JP 2653475A JP S587736 B2 JPS587736 B2 JP S587736B2
Authority
JP
Japan
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knitted
yarn
knitting
knitted fabric
bulky
Prior art date
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Expired
Application number
JP50026534A
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English (en)
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JPS51102175A (ja
Inventor
高橋敬
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TORE TEXTILE CO Ltd
Original Assignee
TORE TEXTILE CO Ltd
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Publication date
Application filed by TORE TEXTILE CO Ltd filed Critical TORE TEXTILE CO Ltd
Priority to JP50026534A priority Critical patent/JPS587736B2/ja
Publication of JPS51102175A publication Critical patent/JPS51102175A/ja
Publication of JPS587736B2 publication Critical patent/JPS587736B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 この発明は,両面編地において、毛皮調の特殊両面編地
を製造する方法に関するものである。
従来、編地としては天然繊維を用いた場合でも、合成繊
蝉を用いた場合でも,一般に伸縮性が大きく,フィット
性に富み.生産性が良いという利点はあるものの.腰.
ハリに欠け,通気量が多いという欠点があるために,春
夏秋物としては使用されても厳冬用として用いることに
は困難があった。
これらは編機の機構的制約から.使用する糸素材の番手
.デニールによって適正な編機ゲージが決定されるため
に,編目密度を高くすることに限界があることによるも
のである。
従って従来パイル編地、起毛編地のようなものはみられ
るが.高度に毛皮調の風合および機能を有するものは得
られていないのが現状である。
この発明はかかる点に着目し,編地によって尾皮調の風
合と機能を有する特殊両面編地を製造することを目的と
するものである。
上記目的を達成するためこの発明は茨のような構成をと
る。
すなわち、この発明は両面編地を編成する際.実質的に
裏あるいは表の一方の面に編成する糸に10%以上の沸
騰水収縮率牽有する高収縮性嵩高捲縮糸を用い,他方の
面には合成繊維の長繊維若しくは短繊維または天然繊維
からなる他の糸条を用い,前記他の糸条で編成する面の
みをパイルあるいはパイルカット編で編成するかまたは
編成中若し、くは編成後起毛加工を施し,さらにこの編
地を煎記高収縮性嵩高捲縮糸の嵩高捲縮が残る糧度に熱
処理して収縮せしめ,前記嵩高捲縮糸で編成する興の編
地密度を密にすることを特徴とする毛皮調特殊四面編地
の製造方法である。
この発明は素材として1.6%以上の沸騰水収縮率を有
する高収縮性嵩高捲縮糸を使用することがひとつの特徴
で屍り,またこの糸条を両面編地の裏あるいは表の一方
に編成することがもうひとつの特徴であり,さらにパイ
ルあるいはパイル編で編成するか.または編地を編成中
若しくは編成後起毛加工し,次で臓処理により編地を収
縮させる.ことが大きな特徴である。
10%以上の沸騰水収縮率を有する高収縮性嵩高捲縮
糸を得るには,通常の仮撚加工では不可能であり,熱可
塑性合成繊維未延伸糸(未延伸糸条とは不完全に延伸し
たいわゆる部分延伸糸も含むものとする。
以下同じ。)を用い、仮撚熱固定温度を2次転移点±3
0℃の範囲の温度とし,延伸と仮撚加工を同時に施すこ
とが必要である。
この方法により10%以上の沸騰水収縮率を有するノン
トルク性の嵩高捲縮糸が得られる。
高収縮性嵩高捲縮糸と同時に編成する他の糸条は合成繊
維の長繊維若しくは短繊維または天然繊維からなる糸条
を用いる。
この発明においては高収縮性嵩高捲縮糸を両面編地の裏
に使用するのが適当であるが.特殊のものとして表に使
用することも可能でやる。
この発明における糸条の有する沸騰水収縮率の値は収縮
糸を使用する面の編目密度の設定などから適宜選択する
が、沸騰水収縮率が数パーセント程度では収縮率が小さ
く、この発明における毛皮調特殊両面編地を製造するこ
とは不可能である。
上記素材および編成方法により両面編地に編成した後、
編成中または編成後起毛加工を施す場合に於て、編成中
に起毛加工すれば良い。
編成後に起毛加工を施すには編機の編成点と巻取点の間
に起毛装置を取りつけて、編地のコース方向に起毛加工
を施す場合は,通常の仕上段階で編地の熱処理の前ある
いは後で行えば良い。
次にこのような高収縮性糸条で編成された編地を熱処理
によって収縮させることによって裏あるいは表の編目を
密にするのであるが,この場合の熱処理方法としては熱
水処理、蒸熱処理、乾熱処理いずれでも可能である。
リラックス精練における熱水処理の場合は65℃以上で
30〜50分程度が望ましく、常温から徐々に昇温しで
も効果的である。
プレヒートセットにおける乾熱処理の場合は120℃以
上で15−30秒程度が望ましく、オーバーフイードは
20%以上が必要である。
この発明において,起毛加工を伴う場合において、熱処
理は編地に起毛加工を施した後に行うのが好ましいが,
熱処理祷起毛加工を施しても良く,本発明の範囲に含ま
れるものである。
このように高収縮性嵩高捲縮糸番裏あるいは表の一方に
編成した編地を糸条の溶融を生ずることのない適当な条
件の下で高収縮性嵩高捲縮糸の嵩高捲縮が残る程度に熱
処理して収縮せしめることにより,この発明の毛皮調特
殊両面編地が得られるものである。
起毛加工一熱処理された後のこの発明の両面編地は表面
に短い毛羽が多数群生しているとともに,高収縮性嵩高
捲縮糸を使用した面が.従来の編機の機構的制的を越え
た高い編目密度を有しており,通気性が少なくなると同
時に腰,ハリがつきまた高度に収縮しているものの嵩高
捲縮は残っているため風合を損ねることがなく収縮によ
るなめらかさと嵩高捲縮性をミックスした極めて手触り
の良い,全体としてセーム皮に類似した毛皮調の高級両
面編地となるのである。
ここにおいて,表に編成する糸として単糸デニールが2
デニール以下のモノフィラメントからなるマルチフィラ
メントを使用すれば、表面に無数の短くかつ細い毛羽が
発生するため触感外観に優れた毛皮調の特殊両面編地が
得られる。
また,トの発明において表に編成する糸をパイル状に引
き出し.かつそのパイルをカットすることにより,表面
は全面に毛足の長い毛羽で覆われ.裏面は腰,ハリを有
して通気性をなくした毛皮調の特殊両面編地が得られる
この際表面のパイルをカットせず.そのまま編成しても
良い。
実施例 1 ポリエステル延伸糸による150デニール30フィラメ
ント捲縮加工糸を表糸に使用し.ポリエステル未延伸糸
300デニール30フィラメントを下記の仮ヨリ条件で
延伸同時仮ヨリ加工して樽られる,150、デニール3
0フイラメントで15%の沸騰水収縮率を有する高収縮
性嵩高捲縮糸を裏糸として使用し,18ゲージ両面丸編
機によりダブルジャージイを編成し編成部と巻取部の間
で機上起毛した。
仮ヨリ条件 仮 ヨ リ 数 2,550T
/M仮ヨリ時の延伸倍率 2倍 熱固定温度 90℃ 次にこの編地を下記の条件で熱処理および染色仕上した
リラックス精練(熱水) 80’C−45分染色(ウイ
ンス) 130°C−60分仕上セット(乾
熱) 160℃−48秒得られた編地は.起毛に
よる表面効果により風合はなめらかでかつソフトであり
、加えて裏部の収縮効果により通気量は少なく毛皮調の
厳冬用丸編地として非常に有効であった。
実施例 2 アクリル紡積糸1/48を表糸に使用し,ポリエステル
未延伸糸300デニール30フィラメントを下記の仮ヨ
リ条件で延伸同時仮ヨリ加工して得られる150デニー
ル30フィラメントで15%の沸騰水収縮率を有する高
収縮性嵩高捲縮糸を裏糸として使用し20ゲージの両面
丸編機により表裏同組織のダブルジャージイを編成した
仮ヨリ条件 仮 ヨ リ 数 2,550T/
M仮ヨリ時の延伸倍率 2.0倍 仮ヨリ熱固定温度 90℃ 次にこの編地を下記の条件でプレセットおよび染色仕上
した。
生機セット 160℃−15秒 オーバーフイード量 20% 染 色(ウインス) 130°C−60分2浴染色 起 毛 仕上セット(乾熱) 160°C−48秒得られた編
地は素材としてアクリル紡積糸使いであり、しかも起毛
による効果により表面はなめらかでソフトであり,加え
て収縮功果により通気量は少なく,毛皮調の厳冬用丸編
地として非常に良好であった。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 両面編地を編成する際,実質的に裏あるいは表の一
    方の面に編成する糸に10%以上の沸騰水収縮率を有す
    る高収縮性嵩高捲縮糸を用い他方の面には合成繊維の長
    繊維若しくは短繊維または天然繊維からなる他の糸条を
    用い,前記他の糸条で編成する面のみをパイルあるいは
    パイルカット編で編成するかまたは編成中若しくは編成
    後起毛加工を施し,さらにこの編地を前記高収縮性嵩高
    捲縮糸の嵩高捲縮が残る程度に勢処理して収縮せしめ,
    前記嵩高捲縮糸で編成する面の編地密度を密にすること
    を特徴とする毛皮調特殊両面編地の製造方法。
JP50026534A 1975-03-06 1975-03-06 トクシユリヨウメンアミヂノセイゾウホウホウ Expired JPS587736B2 (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP50026534A JPS587736B2 (ja) 1975-03-06 1975-03-06 トクシユリヨウメンアミヂノセイゾウホウホウ

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JP50026534A JPS587736B2 (ja) 1975-03-06 1975-03-06 トクシユリヨウメンアミヂノセイゾウホウホウ

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Publication Number Publication Date
JPS51102175A JPS51102175A (ja) 1976-09-09
JPS587736B2 true JPS587736B2 (ja) 1983-02-12

Family

ID=12196143

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JP50026534A Expired JPS587736B2 (ja) 1975-03-06 1975-03-06 トクシユリヨウメンアミヂノセイゾウホウホウ

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JPS51102175A (ja) 1976-09-09

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