JPS587712Y2 - 押釦式同調器 - Google Patents

押釦式同調器

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Publication number
JPS587712Y2
JPS587712Y2 JP9130178U JP9130178U JPS587712Y2 JP S587712 Y2 JPS587712 Y2 JP S587712Y2 JP 9130178 U JP9130178 U JP 9130178U JP 9130178 U JP9130178 U JP 9130178U JP S587712 Y2 JPS587712 Y2 JP S587712Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
clutch assembly
clutch
main body
shaft
plate
Prior art date
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Expired
Application number
JP9130178U
Other languages
English (en)
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JPS559161U (ja
Inventor
偉奇 大島
Original Assignee
日本テクニカル株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 日本テクニカル株式会社 filed Critical 日本テクニカル株式会社
Priority to JP9130178U priority Critical patent/JPS587712Y2/ja
Publication of JPS559161U publication Critical patent/JPS559161U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本案は、特に幅方向の寸法を短縮してコンパクト化を計
るため、手動同調軸と、この手動同調軸の回転を転勤ク
ランクへ伝達するための歯車伝達機構及びクラッチを含
むクラッチ組立体とを、蓋枠に組込んだ転勤クランク、
スライドバー及び選局部材などからなる本体部の上部に
配設した押釦式同調器に関するものである。
因に押釦式同調器においては、そのクラッチ組立体のク
ラッチの一対の摩擦面の一方にゴム板のような弾性材が
他方にサンドペーパのような粗面材料がそれぞれ付着さ
れている。
また、手動同調軸による同調操作が極限に達したとき、
一対のクラッチ摩擦面間でスリップが起り、余分の同調
操作によって同調器が破損しないようになっている。
ところが、このクラッチ摩擦面でスリップが起ると、ゴ
ム板がサンドペーパによって削られたり或いはこのとき
サンドペーパ面の粒子がとれて屑が発生する。
これは、従来のようにクラッチ組立体が本体部の側方に
配置されているような場合には問題はないが、本願のよ
うにクラッチ組立体が本体部の上部に配置されている場
合には、屑が本体部内に落下することになり種々の問題
を生起する。
例えばゴム屑などが蓋枠に対するスライドバー、選局部
材などの摺動部に付着すると、これらの部材の摺動が平
滑に行なわれなくなって同調、選局操作が重くなる他、
摺動面が摩耗してガタ付が犬きくなる。
また、転勤クランクの回転軸部への付着によっても上述
と同様の問題を起す。
そして、選局部材の規定部片が衝合される転勤クランク
の平行棒に屑が付着している場合には、選局部材に記憶
している周波数の再現が行なわれなくなる。
従って本案は、上述の種々の問題を起すクラッチ摩擦面
で発生する屑が本体部に落下しないようにするためにク
ラッチ組立体と本体部との間に板状部材を配置するよう
になしたものである。
以下本案の実施例を図面について説明すると、10は器
粋Aの前後板に形成した摺動孔11を介して摺動自在に
装備された選局部材で、その第1の腕金102に同調周
波数を規定する規定板12と、この規定板12を抑止す
る抑止片13と、この抑止片13を作動する作動部片1
4とが設けられている。
そしてその第2の腕金10bには上記作動部片14から
突出している突軸15が係合する斜孔16が穿設されて
、かつその一端に押釦17が固着されている。
18は器粋Aの前板寄りに上記選局部材10と直交する
ように傾動自在に取付けられた櫛歯状部材で、これに各
選局部材10毎に対応して、選局部材10が前進したと
きに、上記突軸15と接して押圧される櫛歯片18aが
設けている。
20は器枠Aの両側板に回動自在に軸承された転勤クラ
ンクで、この転勤クランク20の一対の平行棒20 a
が選局部材10を間に挾むように設けられている。
そして転勤クランク20の両側片20 bには、コイル
ユニット22に出入する磁心22′を支持し、かつ蓋枠
Aに平行して架設された一対の案内棒23に摺動自在に
設けられたクライトバー24が連結されている。
また一方の側片20 bには、扇形状の歯車26が取付
けられていて後述するクラッチ組立体Bと連結されるよ
うになっている。
28は指針機構で、蓋枠Aの前板に回動自在に中間部を
軸支したL字状部材29の一端がスライドパー24に連
結されている。
そしてL字状部材29の他端は、後端が蓋枠Aの上板A
′に形成した前後方向に延びる案内スリットに案内され
ている指針ホルダー30の中間部に連結されている。
次に上記クラッチ組立体Bを詳述する。
32は支持枠で、これには一端に上記扇形状歯車26と
噛合される歯車33が、他端に円板34がそれぞれ軸止
されているクラッチ軸35が回転自在に軸承する中空の
軸受36が取付けられている。
円板34の表面にはサンドペーパを付着するなどして形
成した表面粗面となった第1の摩擦面34′を設けられ
ている。
そして軸受36の外周には、王冠歯車37が軸止され、
かつこの王冠歯車37の上記摩擦面34′と対向する面
にゴム板のような弾性板が付着されている第2の摩擦面
37′が設けられているスリーブ軸38が回転自在に装
着されている。
上記スリーブ軸38には、支持枠32の一部を折曲して
形成した部分32′を支点として傾動するテコ板39が
係合されているとともに、このテコ板39を介してスリ
ーブ軸38を一方向に付勢して第2の摩擦面37′を第
1の摩擦面34′に圧接せしめるためのコイルスプリン
グ40が装着されている。
スリーブ軸38にはまた、上記支持枠32の部分32′
に形成したスリット41に摺動自在に装備された伝動軸
42の一端に設けたピニオン歯車42′を王冠歯車37
の方へ付勢せしめる体板43が軸止されている。
44は伝動軸42をスリット41を画成している一方の
壁へ押付けるための弾線からなる抑えばねである。
従って、支持枠32を直接上板A′に、取付ポスト46
を介して器枠側板の延長部A//にそれぞれ止具47に
より取付ける前に、テコ板39は上記コイルスプリング
40によって、伝動軸42は体板43及び抑えばね44
によって第4図に示すようにそれぞれ組立ることができ
る。
上記伝動軸42の他端には、放射方向に突出した一対の
軸ピン49を有する球体50が設けられていて、この球
体50は蓋枠Aの前板の一部を上方に延長して形成した
取付部51に回転自在に軸承された歯車52と一体に形
成されている空所53に収容され、かつその軸ピン49
は空所53と連通している一対のスリット54にそれぞ
れ係合される。
歯車52には、上記側板の延長部A//を前板に沿って
折曲して形成した取付部55に取付けた軸受56に回転
かつ摺動自在に軸承された手動調整軸57の一端に軸止
した歯車58と噛合されている。
なお、手動調整軸57はこの軸の押圧によりオンするス
イッチ59の体板から作られた一方の電極59′により
一方向に付勢されている。
第4図に示すように組立てられたクラッチ組立体は、第
1図に示すように支持枠32を蓋枠Aの所定位置に止具
47で取付けたとき、蓋枠Aに組付けた選局部材10、
転勤クランク20、スライドパー24などからなる本体
部の上方に位置せられるようになるとともに、テコ板3
9の他端に回転自在に設けた転子39′が上記櫛歯状部
材の作動片18′と当接せしめられ、かつ球体50及び
軸ピン49が空所53及びスリット54にそれぞれ収容
される。
60は本案の要旨である遮蔽部材で、支持枠32の一部
を延長、折曲して形成され、支持枠32を所定位置に取
付けた際、クラッチ組立体B、特に第1及び第2の摩擦
面34′及び37′の下方でかつ上記本体部の上方に、
すなわちクラッチ組立体Bと本体部との間に位置せられ
るようになっている。
上述のようにクラッチ組立体Bと本体部との間に遮蔽部
材を配設することによって、クラッチ組立体のクラッチ
を構成している一対の摩擦面間のスリップにより発生さ
れるゴム屑とかサンドペーパの粒体が板状部材によりそ
れ以上の落下が防がれ、これらの屑が本体部の種々の摺
動部に付着することがなくなる。
なお、屑の落下防止をなお一層効果あるものとするため
には、遮蔽部材60の上表面に粘着性の強い油類を塗布
しておくとよい。
更にまた、遮蔽部材60は有効な方法として図示実施例
では支持枠32と一体に形成されたがこれとは別部材で
構成してもよい。
以上本案によれば、押釦式同調器の小型化、コンパクト
化を計るためクラッチ組立体が本体部の上方に配設され
た場合に生起する問題点が極めて簡単な方法で解消し得
るので、極めて実用的に優れた考案である。
【図面の簡単な説明】
図面は本案の実施例を示し、第1図は押釦式同調器の総
体平面図、第2図は第1図の1部を破断して示す平面図
、第3図は1部を破断して示す側面図、及び第4図はク
ラッチ組立体のみを分離して示す平面図である。 図中、Aは器枠、Bはクラッチ組立体、10は選局部材
、20は転勤クランク、24はスライドバー、34’。 37′はクラッチ摩擦面、及び60は遮蔽部材である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 手動同調軸とこの手動同調軸の回転を転勤クランクへ伝
    達するための歯車伝達機構及びクラッチを含むクラッチ
    組立体とを、蓋枠に組込んだ転勤クランク、スライドバ
    ー及び選局部材を有する本体部の上部に配設した押釦式
    同調器において、前記クラッチ組立体と本体部との間に
    、前記クラッチの摩擦面で発生する屑が本体部へ落下す
    るのを防止する遮蔽部材を配置したことを特徴とする押
    釦式同調器。
JP9130178U 1978-07-01 1978-07-01 押釦式同調器 Expired JPS587712Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9130178U JPS587712Y2 (ja) 1978-07-01 1978-07-01 押釦式同調器

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9130178U JPS587712Y2 (ja) 1978-07-01 1978-07-01 押釦式同調器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS559161U JPS559161U (ja) 1980-01-21
JPS587712Y2 true JPS587712Y2 (ja) 1983-02-10

Family

ID=29020440

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9130178U Expired JPS587712Y2 (ja) 1978-07-01 1978-07-01 押釦式同調器

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