JPS5877039A - 情報信号再生装置 - Google Patents

情報信号再生装置

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JPS5877039A
JPS5877039A JP56174930A JP17493081A JPS5877039A JP S5877039 A JPS5877039 A JP S5877039A JP 56174930 A JP56174930 A JP 56174930A JP 17493081 A JP17493081 A JP 17493081A JP S5877039 A JPS5877039 A JP S5877039A
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signal
optical axis
incident
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修 田島
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Nippon Victor KK
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Victor Company of Japan Ltd
Nippon Victor KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 情報信号が記録されている記録媒体の信号面に光を集光
させ、信号面からの反射光を光検出子で受光して情報信
号を再生するようにした情報信号再生装置においては、
記録媒体の信号面からの清報信号の読出し一1用される
光が、記録媒体の信号面上で微小な径の光のスポットと
なるように集光された状態となされなければならないが
、記録媒体面は再生時に完全な平面を保ってはいないか
ら、情報信号の読出しに使用される光が記録媒体の信号
面に常に良好なフォーカス状態となされるようにするた
めに、光学的な情報信号再生装置では従来から集光し/
ズと記録媒体面の信号面との間隔が常に所定の値に保持
されるような自動制御系を構成して集光レンズを駆動変
位させるようにることは周知のとおりである。
\ ところで、フォーカス制御方式における従来のフォーカ
ス誤差信号検出方式の代公的−なものとし゛ては、集光
レンズと円筒し/ズと4分割光検出子(フォトセンサ)
との組合わせによる非点収差方式や、集光レンズとナイ
フェツジと2分割光検出子との組合わせによるナイフェ
ツジ方式などを挙げることができるが、これらの諸方式
は何れも記録媒体の信号面上の光のスポットを再び光学
経路の何れかの個所に結像させることが必要とされるた
めに光路長が長(なり、光学系の小型化という面で不利
なものであった。
そして、上記の問題点を解消しつるフォーカス誤差信号
検出方式として、光源より出射され集光レンズにより記
録媒体の信号面上に集光され、前記の記録媒体の信号面
で反射された光を、前記した集光レンズを通過ぴせた後
に、反射面が光軸に対して臨界角となるように設置さ゛
れている検出プ。
リズムに入@させ、検出プリズムで反射させた光を2分
割フォトセーフ−IJ−に与えるようにしたものがL”
、tlFDI’)i″に+’a:1jjl+*tB−f
°jJ X A 7!l”−ff416、られているた
めk、検す感度を上げるということ′からプリズムと、
して複iあ反射が行なわれるよう門射面を有するものが
用いられた場合に゛は、プリズムは体積が大きなものと
なり゛、また、必らず光軸の屈曲あgいiオラセットが
必要どされるので光学系全体が大型化し、組立調整が困
難となる他、コスト高になるということ4″とが問題と
なった。
そこで、本出願人会社では前記した既提案のものにおけ
る諸欠点のないフォーカス誤差信号検出方式を適用した
情報信号再生波装置として、特願昭56−51956号
により、(1)第1図に示・すように光源1より出射さ
れた集光レンズ5により記録媒伜7の信号面上に集光さ
れ、前記の記録媒体7の信号面で反射され−だ光が前記
した集光レンズ5を通過した後に入射される干渉フィル
タ8を、その干渉フィルタ8からの出射光の強さが極大
値と極小値との中間の値となるように光軸に対して傾斜
させて配置し、また、前記した干渉フィルタ8からの出
射光を、前記の干渉フィルタ80面と直交する面の内で
光軸と光軸位置における干渉フィルタの法線とを含む面
、すなわち干渉フィルタの入射面と、光軸との双方に対
して直交する如き線tによって少なくとも分割されてい
る光検出子9で受光し、前記の光検出子9における分割
された複数部分から′それぞれ出力されたそれぞれの部
分の受光量に応じた出力信号を演算し、前記の演算の結
果として得られた信号に基づいて集光レンズを駆動制御
して、記録媒体の信号面上における光のスポットが最小
径となるようにした構成の情報信号再生装置、及び、(
2)第2図に示すように光源より出射され集光し、ノズ
により記録媒体の信号面上に集光され、前記の記録媒体
の信号面で反射された光が、前記した集光レンズを通過
した後に入射される干渉フィルタ8として、その干渉フ
ィルタからの出射光の強さが極大値と極小値との中間の
値となるように光軸に対し互いに反対の方向の傾斜を示
して光軸上で二゛分割された形態のものBa、8bを用
゛い、また、前記した干渉フィルタ8の出射光を\ 受光する光検出子9として、光軸上に2つの分割線1.
.12の交点があり、かつ、一方の分割線t1が干渉フ
ィルタ8の分割線と平行であるような4分割受光素子1
1a〜lldを備えたものを用い、前記した光検出子9
において分割線に関し偶数象限と対応する位置の受光素
子からの出力信号の和信号と、奇数象限と対応する位置
の受光素子からの出力信号の和信嬉との差信号に基づい
て集光し/ズ5を駆動制御して、記録媒体7の信号面上
における光のスポットが最小径となるようにした情報信
号再生装置などを提案した。
前記した本出願人会社による既提案の情報信号再生装置
の構成原理及び動作原理の概費を説明すると次のとおり
である。
本出願人会社による既提案の情報信号再生装置の一実一
態様のものの要部の概略構成を示す第1図の斜視図にお
いて1は半導体レーザ光源であり、この半導体レーザ光
源1から出射した拡散光はフリーメータレンズ9()I
I /−・′ノー・ノ1−ノJ^\により平行光となさ
れてから台形プリズム3に入射される。前記の台形プリ
ズム3は光を3つの光束に分ける動作を行なう。
4は偏光プリズム、6はλ/4板であり、この偏光プリ
ズムと気根6とは入射と反射光との分離を行なうために
設けられたものである。5は集光レンズであって、この
集光し/ズ5I″iそれに対して3つの方向から入射さ
れた3つの平行光束を記録媒体7(ディスク7)上に3
つの光のスポットとして集束させる動作を行なう。
なお、第1図中の偏光プリズム4においては、それの反
射面が第1図中の点eldlf+eを結んでできる面で
あるかのように示しているが、これは反射光の径路及び
反射光の経路におかれる部材を紙面上で図示し易くする
ために、わざわざそのような記載の仕方を採用したもの
であり、偏光プリズJA4の反射面は実際には第1図中
のす、d。
g + eの各点を結んでできる面(または点a T 
elh、fの各点を結んでできる面)である(この点は
、偏光プリズム4が図示されている他の図面についても
同様である)っ 集光し/ズ5によってディスク7上に集束された3つの
光のスポットからの3本の反射光束は、集光し/ズ5を
通過し、次いで/4板6と偏光プリズム4とを通り、偏
光プリズム40反射面で反射して偏光プリズム4から出
射されるが、偏光プリズム4がら出射した3本の反射光
束の内の中央の光束の通路中には透過型の゛干渉フィル
タ8(多重干渉フィルタ8)が設置されている。
前記した干渉フィルタ8の設置の態様は、それからの出
射光の強さが極大値と極小値との中間の値となるように
光軸に対して傾斜した状態(透過型の干渉フィルタ8の
面の法線と光軸とがある角度物で交じわるように干渉フ
ィルタ8が光軸に対して傾斜している状態)となされて
いる。
9は光検出子(フォトセ/す)であり、この光検出子9
は干渉フィルタ8から出射した中央の光束を受けて光電
変換を行なう受光素子9a+9bと、両側の光束の個々
のものを個別に受けてそれを光電変換する受光素子9c
+9dとによって構成されているが、前記した光検出子
9はそれの受光素子9aと受光素子9bとp分割線t(
境界線t)が、前記した干渉フィルタ8の面と直交する
面の内でた軸と光軸位置における干渉フィルタ80法線
とを含む面、すなわち、干渉フィルタ8の入射面と、光
軸との双方に対して直交する位置となされるように設置
される。
さて、干渉フィルタ8は、第3図に例示するように狭帯
域の通過特性を有している。今、干渉フィルタを第4図
に示すように光軸OAに対して漸変ψ0で配置した場合
には、干渉フィルタ内で多重反射する光が1回の反射に
よって生じる光路差△と位相差θとはそれぞれ次の式で
表わされる。
Δ=2ντT■TπT    ・・・(1a)(ただし
、λは入射光の波長、dはフィルタの膜厚、n、はフィ
ルタ膜の屈折率、noはフィ□ルタの両側の媒質の屈折
率、である) そして、光路差Δと透過光の強さは次(7(2a)、 
 、(2b)式のようになり、 △−pλ        ・・・(2a)△=(P+1
/N)λ   ・・・(2b)(ただし、Pは、P=1
.2.3・・・、Nは反射回数) 光路差Δが(2a)式の値を示す時に透過光は極太値を
とり、また光路差Δが(2b)式の値を示す時に゛透過
光Fi極小値を止る。それで(2a、)、(2b)式で
示される透過光の強さは既述した第3図に示されるよう
なものとなる。
したがって、位相差θがπとなるように干渉フィルタに
対する光の入射角ψ。を設置すれば、その時における干
渉フィルタの透過光は極大値をとるが、入射角ψ。を前
記の場合、すなわち干渉フィルタの透過光を極大値とさ
せる角度よりも僅がだけ小さくした場合には、第3図よ
り判がるように透過光の強さの変化が位相差θの変化に
対して極大値をとるようにすることができる。
光源となる半導体ンーザからの光の可干渉性は良好であ
るから、第5図のように位相差θがπより僅かに小さな
θ、となる−ように干渉フィルタに対する入射角ψ。を
設定しておくと、位相差θが01から僅かだけ変化して
も透過光の強さtは大きく変化する。
第1図中の干渉フィルタ8は、それによって位相差θと
して例えば第5図中の位相差θ、が得られるような入射
角ψ。に設定す些るように光軸に対して傾斜されるので
あり、それは干渉フィルタ8を第1図中の矢印A・方向
ズ回動調整することによ−て行なわれる。
第6 図(a) 、 (b1図は、集光レンズ5とディ
スク7どの間隔が、集光レンズ5によって光がディスク
7上に集束される状態となる間隔よりも短かい場合(第
6図(a)図)と長い場合(第6図(b1図)とにおけ
るディスク7からの反射光の様子、及び前記それぞれの
場合における干渉フィルタ8の働き、ならびに光検出子
9による検出結果の状態などを説明するための図である
。゛まず、第6図(a)図示のように、ディスク7が合
焦位置よりも集光レンズ5側に近付いた場合におけるデ
ィスク7からの反射光は集光レンズ5を通過した後に拡
散光(発散光)となる。
それで、この場合□に集光レンズ5から出射したディス
ク7からの1反射光による拡散光の干渉フィル!i8に
対する入射角は、光軸OAよりも左側の反射光について
は角度ψ。よりも小さくなり、また。
光軸OAよりも右側の反射光については角度ψ。よりも
大きくなるから、(la、) 、 (ib)式より明ら
力・なように、光軸OAよりも左側の反射光の位相差は
01よりも大きくなり、また、光軸OAよりも右側の反
射光の位相差は01よりも小さくな6る。した力1って
、上記の場合、すなわち、第6図(a)図示の場合にお
ける干渉フィルタ8の透過光は、光軸OAよりも左側に
ついては第5図中のtよりも大きくなり、また、光軸O
Aよりも右側については第5図中のtよりも小きくなる
次に、第6図(b)図示のように、ディスク7が合焦位
置よりも遠ざかった場合におけるディスク7からの反射
光は、集光レンズ5を通過した後に収れん光となるから
、集光し/ズ5かも出射した光の干渉フィルタ8への入
射角は、光軸OAよりも左側の反射光については角度ψ
。よりも大きくなり、また、光軸OAよりも右側の反射
光については角度ψ。よりも小さくなるから、既述した
(la)、(lb)より明らかなように、光軸OAより
も左側の反射光の位相差はθ1よりも小さくなり、また
、光軸OAよりも右側の反射光の位相差はθ、よりも大
きくなる。
したがって、第6図(b)図示の場合における干渉フィ
ルタ8の透過光は、光軸OAよりも左側については第5
図中のtよりも小さくなり、また、光軸OAよりも右側
については第5図中のtよりも大きくなお、−第1図示
の実施例のように、集光し/ズ5への入射光が平行光で
あると、ディスク7が集光レンズ5に対して合焦位置に
ある場合におけるディスク7からの反射光は、集光レン
ズ5を通過したときに平行光となるから、干渉フィルタ
8へり′、干渉フィルタ8の透過光は第5図中のtで示
−を唯さのものとなる。
干渉フィルタ8から出射した光は、光検出子9Hおける
受光素子9a+9bに与えられるのであるが、既述のよ
うに光検出子9における受光素子9a、9bの分割線t
は光軸上に位置しているので、集光し/ズ5に対してデ
ィスク7が合焦位置にある場合には、干渉フィルタ8の
透過光は受光素子9aと受光素子9bとに等しい光量で
到達し、両受光素子9a。
9bの出力の差は零となる。
また、ディスク7が集光レンズ5に対して合焦位置から
ずれている場合は、前記のずれの方向とずれの大きざと
に対応し雪、干渉フィルタ8がら光検出子9の受光素子
9a 、9bに与えられる光量が変化するから、2つの
受光素子9a、9bの出力の差の信号の極性と大きさも
変化しているものとなる。
したがって、光検出子9の受光素子9a+9bの出力の
差信号をフォーカス誤差信号として、フォーカス誤差信
号が零となるように集光レンズ5を光軸方向に駆動制御
すれば、ディスクの信号面上に竺常に最小の光のスポッ
トを生じさせることができ、また、前記した2つの受光
素子9a、9bの出力の和信号は良好な再生信号として
利用できるのである。
干渉フィルタ8として、エフロ/型フィルタを用いると
した場合に、エタロノ型フィルタの透過光の半値巾は数
百λ以下まで小さくなるので、例えば光源の波長を70
00人前後とするときにそiの位相半値巾を小さなもの
として、位相差対透過光量特性の傾斜の急峻な干渉フィ
ルタを得ることは・容易である。
そして、位相差対透過光量特性の急峻な傾斜上に角度ψ
。を設定すれば、干渉フィルタに対する入射光の僅かな
入射角度の変化に対しても、透過光量が大巾に変化する
、すなわち、検出々力が大巾に変化する、鋭敏なフォー
カス誤差信号検出器を容易に得ることができる。
次に、既述のように台形ブリ、ズム3で作?れた3つの
光束の内の両側の光束は、中央の光束によりディスク7
の信号面上に作られた中央の光のスポットの両側へ対称
的に光のスポットを作る。
前記した両側の光束によりディスク7や信号面。
上に作られた2つの光のスポットからの反射光は、トラ
ッ千ング制御用の清報として用いられる。
光検出子9における受光素子9c 、9dは前記した両
側の光束によりディスク7の信号面上に作られた′2つ
の光のスポットからの反射光を受光してそれを光電変換
して、トラッ千/グ制御信号を発生dせるために用いら
れるものである。
一般に、ディスク7は再生動作中に必らず而振れを伴な
っているもの刃あるがら、ディスク面中には傾斜してい
る面が必。らず存在している。
ところで、フォーカスの自動制御系中に設けられている
集光レンズは、常に真のフォーカス位置からずれている
状態にあるということができるが、集光し/ズ5が真の
フォーカス位置にないときにディスク7における傾斜面
で反射した光の光軸は、入射光軸に対して傾斜している
ものとなる。
また、入射光末社それの断面における強度分布が周知の
ようにガウス分布を示すから、集光し/ズ5が真のフォ
ーカス位置にあったときの傾斜面での反射光は、入射光
軸と一致する光軸を有してはいでも、強度分布の中心が
入射光軸とずれた状態のものとなる。
したがって、ディスクiの傾斜面で反射した光は、光検
出子9の受光素子9・、、9b−/l−らの出力の差信
号中に真のフォーカス誤差とは無関係の信号成分、すな
わち、偽のフォーカス誤差信号成分を生じさせるが、前
記の偽のフォーカス誤差信号成分は当然のことながらフ
ォーカス市制御の質を劣化させ、・清報信号−生装置[
tの性能を低下させることになる。
そして、前記のよらな情報信号再生装置では、干渉フィ
ルタを光軸に対し特定な角度に傾斜するように配置して
、干渉フィルタへの入射光の入射角の変動に応じて変化
する干渉フィルタの出射光の光量変化の態様を用いて、
容易に鋭敏な検出感度が得られるようにしたフォーカス
誤差信号検出方式を採用しているものなの壜、前記の問
題点の内で傾斜面での反射光の光軸が入射光軸に対して
傾斜することにより、偽のフォーカス誤差信号が生じて
フォーカス制御を乱すといコ点は、;再生動作詩に首根
れが生じない状態でディスクを駆動回転させることが困
難であるという事情がある場合には特に大きな問題とな
る。
すなわち、ディスクの信褥面の傾斜は、正常なディスク
においては極めて微小なものであるから、光軸の移動量
は小ざく、集光し/ズの口径と略々同寸法の大きな光束
を受光素子で受けるようにした場合には、光軸の移動の
影響を実用上無視できる程度とすることはできるが、面
振れなどによってディスクの信号面に大きな傾斜面が生
じた時には大きな問題となる。
前記の問題点は、干渉フィルタとして、分解能の小さな
ものを用いれば解決できるが、この解決手段を採用した
のでは、フォーカス制御系の性能を低下させることにな
るので望ましい解決手段とはいえない。
第2図は、前記した問題点を良好に解決することができ
るようにした本出願人会社の既提案の他の実施態様のも
のの要部の構成を示す斜視図であって、この第2図にお
いては第1図中の図面符号1〜70部分の図示が省略さ
れている。
第2図において、干渉フィルタ8は3つの光束を含む面
で分割された2つの部分8a+8bよりナリ、各部分8
a、8bは中央の光束の光軸に対して互いに逆方向に所
定の角度だけ傾斜するようにして配置されている。
すなわち、干渉フィルタ802つの部分の内の一方の部
分8aは中央の光束の光軸に対して角度ψ。
たけ傾斜し、また、他方の部分8bは中央の光束の光軸
に対して角度−90だけ傾斜して配置されるのである。
前記した角度窃、−物は、第4図、第5図等を参照して
説明した場合と同様に、干渉フィルタ8への入射光が光
軸OAと平行なものであるときに、干渉フィルタ8から
の出射光の位相差が第5図中の01となされつるような
ものに設定されるのである。
そして、前記した干渉)居レグ8からの出射光(この場
合は透過光)を受けて光電変換を行なう光検出子9の受
光素子は田の字状に4分!リサれた4つの受光素子11
 a=11 dとなされている。
前記の4つの受光素子11a〜lidを構成させる2つ
の分割線4,4の交点は中央の光束の光軸上におかれて
おり、中央の光束は各受光素子11a〜lldを均等に
照射する。
第2図示の例においては両側の光束は干渉フィルタ8を
通過することなく、光検出子9における前記した田の字
状配置の4つの受光素子11a−11dの両側に配置さ
れた受光素子12.13に入射されるようになされてい
るが、構造上の都合によっては干渉フィルタ802つの
部分8a+8bをそれぞれ上下方向に延長して、両側の
光束も干渉フィルタ8を通過するように、なされてもよ
い、。
前記した田の字状に配置された4つの受光素子11 a
=11 dからの出力信号は、演算器14〜19によっ
て構成された演算回路に加えられ、演算回路での演算結
果として出力端子20からはフォーカス誤差1 信号が出力され、また出力端子21からは再生信号が出
力される。
前記した演算器14〜19からなる演算回路で行なわれ
る演算は、受光素子11aからの出力信号をSa。
受光素子11bからの出力信号をSb、受光素子11c
からの出力信号をSc、受光素子11dからの出力信号
Sdとするとし、また、演算器11〜160回路で行な
われる演算によって出力端子20に送出さiるフォーカ
ス誤差信号をSeとし、−さらに、演算器17〜190
回路で行なわれる演算によって出力端子21に送出され
る再生信号をSfとすると、それぞれ次の式で示される
ものである。
Se = (Sb−8a)−(Sc−6d)=(Sb+
5d)−(Sa+5c)−(3)Sf = Sa+Sb
+Sc+Sd 、(4)さて、第2図示の構成例のもの
において、ディ、スフ7が集光し/ズ5の合焦位置より
も集光し/ズ5側に近付いて、ディスク7からの反射光
が集光し/ズ5を通過して拡散光となっている湯茶に8
の2つの部分8a、8bへの入 射光の入射角は、干渉フィルタ8へ光軸と平行な光が入
射している時の入射角とは変わり、干渉フィルタ8から
出射して受光素子11a、llcに与えられる九を生じ
させている干渉フィルタ8への入射光の干渉フィルタ8
への入射角は、干渉フィルタ8へ光軸と平行な光が入射
される時の入射角よりも大きくなり、また、干渉フィル
タから出射して受光素子11b、lidに与えられる光
を生じさせている干渉フィルタ8への入射光の干渉フィ
ルタ8への入射角は、干渉フィルタ8へ光軸と平行な光
h″−−入射る時の入射角よりも小さくなる。
したがって、前記の場合における受光素子11a+11
cに対する照射光量は第5図中のtよりも減少し、また
受光素子11b、lldに対する照射光量は第5図中の
tよりも増加する。
それで、演算回路の出力端子20に出力されるフォーカ
ス誤差信号は、(3)式より明らかなように正の値とな
る。
前記とは逆に、ディスク7が集光レンズ50合焦位置よ
りも集光レンズ5から遠ざかって、ディスク7からの反
射光が集光レンズ5を通過して収れん光となっている場
合には、演算回路の出力端子20に出力されるフォーカ
ス誤差信号は負の値をとる。
また、両側の光束の強度の差は、受光素子12゜13の
出力の差として端子23に現われて、これはトラッキン
グ誤差信号として用いられる。
第2図中において、24,25は増幅器、22は演算器
である。
ディスク7の信号面が傾斜していると、ディスク7かう
の反射光の光軸は既述のように入射光軸に対して傾斜す
るものであるから、ディスク7の信号面が傾斜、してい
るときにおける干渉フィルタ8への入射光の光軸は1例
えば第2図中の矢印Bの方向に傾斜して、中央の光束の
光軸は4つの受光素子tl亡11dを分割している2本
の分割線゛4゜4の交点よりも上方へ移動し、それによ
り、受光だ、受光素子11c、lidからの出力信号S
c 、Sdは減少するが、前、記した各信号S a−s
dの増減が(3)式で示されるフォーカス誤差信号Se
の大きさに影響を与えないことは明らかでありL−F−
渉フィルタ8への入射光の光軸が変化してもフォーカス
誤差信号は乱されることがない。
このように、第2図示の実施態様のものにおいては、デ
ィスクの信号面に面振れなどの原因によって問題となる
ような傾斜面が生じていても、その影響によってフォー
カス誤差信号中に偽の信号を生じさせることはないので
あり、既述した問題点は良好に解消される。
また、光検出子9における受光素子12.13に入射さ
れる両側の光束が、干渉フィルタ8を通過した状態のも
のとなされている場合であうくも、その晃束の光軸の傾
斜の影響がトラッキング誤差信号に現われないことは、
前記した記述から容易に理解できろところであろう。
中央の光束の光軸が第2図中の矢印Bと直交する方向−
に傾斜した時に、干渉フィルタ8における2つの部分8
a +8bに入射する光束の入射角は、2つの部分8a
+8bについて同方向に等しく変化し、受光素子11a
−1idへ与えられる照射光量は等しく増大あるいは減
少されるから、(3)式によって与えられるフォーカス
誤差信号Seの大きさには変化がないρ しかし、この場合には演算回路の出力端子21に現われ
る再生信号の信号レベルには変化が生じることになるが
、ディスクに記録されている情報信号がFM波信号形態
、またFipcM信号形態となされていれば、再生信号
の信号レベルの変化の影、響が実用上において問題と°
なることは劣い。
このように1、第2図示の構成例のもの・においては2
フイスクの信号面の傾斜の影響がフォーカス誤差信号や
トラッキング誤差信号かとに現われることがなく、°安
定し“た情報信号再生装置において情報信号の再生を行
なうことを可能とする。
第1図及び第2図を参照して説明した本出願人会社によ
る既提案の情報信号再生装置によれば、光軸に対して臨
界角の反射面を有゛する検出プリズムを用いている既提
案の情報信号再生装置における問題点が良好に解決さ七
たのであるカt、第1図及び第2図を参照して説明し亮
既提案の情報信号再生装置では、光束の角度5化を干渉
フィルタによって鋭るどく検出で?るように、干渉フィ
ルタにおける透過特性のスロープの傾斜の急峻な部分を
用いるので、平均透過光の強度が一5dBだけ低下し、
また、干渉フイlレタとして金属薄膜を有する形式のも
のが使用さにた場合には、その薄膜による反射によって
平均透過光の強度がさらに一6dBだけ低下するため、
透過光に基づいて得られ゛る再生信号のS/Nが低下す
るということが問題となる他、第1図示の構成態様の装
置では既述のようにディスクの信号面の傾斜によって偽
のフォーカス誤作信号が生じ、また、第2図示の構成態
様の装置では、ディスクの信号面の傾斜によっても偽の
フォーカス誤差信号は生じないが、干渉フィルタ802
つの部分8a、8bの縁の部分によって光の乱反射や回
折などが生じ、それによりフォーカス誤差信号のシへを
低下させることが問題となった。
本発明は、前記した本出願人会社による既提案の情報信
号再生装置におけるような問題点のない情報信号再生装
置を提供することを目的としてなされたものであり、以
下、添付図−面を参照しながら本発明の情報信号再生装
置の具体的な内容を詳細に説明する。
第7図は、本発明の情報信号再生装置の一実施態様のも
のの概略構成を示すブロック図であって、この第7図に
おいて、既述した第1図及び第2図゛示の情報〜信号再
生装置における構成部分と対応する構成部′分には、第
1図及び第2図中で使用した図面符号と同一の図面符号
が使用されている。
第1図示の情報信号再生装置において゛、1は半導体レ
ーザ光源、2はコリメータレンズ、4は偏光プリズム、
5は集光レンズ、6′はλi長板、。
° 7はディスク、8は紙票内で光軸に対して方位角ψ
を示すように(て配置さねた干渉フィルタ、 9Tは干
渉フィルタ8を透過した光を光、電変換する光門出子、
9Rは干渉フィルタ8で門射した光を光電変換する光検
出子であり、前記した光検出子9T。
、9Rは、それぞれ2つ゛の受牟素子で構成されており
、9Ta 、9Tbは光検出子9Tを構成部る2つの受
光素子であり1、また、9Ra、9Rbは光検出子−9
Rを構成する2つの受光素子である。
そして、前記した光検出子9Tを構成している2つの受
光素子9Ta 、 9Tbと、光検出子9Rを構成して
いる2つの受光素子9Ra + 9Rbとは、それぞれ
、干渉フィノータ80入射面と光軸との双方に対して直
交する如き線で分割された状態のものとなされているの
である。(前記の分割線は第7図中では紙面に垂直であ
る)。
光検出子9Tにおける2つの受光素子9Ta 、 9T
bがらの出力信号は減算器26と加算器3oとに供給さ
れ、また、光検出器9れにおけ′る2つの受光素子9R
a 、9Rbからの出力信号は減算器27と袈算器30
’とに供給され、加’JE器30から出力端子21には
再生信号が送出6されるJ また、前記した減算器26.27からの出力信号は加算
器26と減算器28とに供給されて、加算器29がら出
力端子20にはフォーカス誤差信号が送出され、さら(
減算器28がら出力端子23にはトラッキング誤差信号
が送出される。
次に、上記のような゛構成を有する本発明の情報信号再
生装置が、各出力端子20,21.23  に前述のよ
うな各信号を出力することができるように動作し5るも
めで今るこζについての説明を行なう。
第8図は、干渉フィルタ8の一部拡大側面°図であって
、干渉フィルタ8は、それへの°入射光が干渉フィルタ
8内において多重反射を繰返すことによっ不、透過・光
、と反射光とを生じるが、入射光と透過光との間の位相
差θハ、°既述した(ta)、(lb)式より次の(4
)式、のようにポラれるものとなる。
、θ=τR下Q・・・・・・(4)′−4πd (ただし、d + n1+noなどは、既iした(’、
1−a ) + ” ”’、’、。
(1b)式の場合と同じであ木) そゾ、前記した位相差θについて、透過光と反射光との
明やさけ次の第1表のように示される。
(第 3−!り (ただし、p=o、1.2.3・・・1.Nは干渉に寄
与する反射回数)        。
前記した゛第1表より明らかなよ、5に干渉フィルタ8
に入射した光の内で干渉フィルタ8を透過する光の光量
と、干渉フィルタ8で反射する光の光量とは、入射光と
透過光との位相差θによって変化し、かつ、その変化の
態様は透過光の光量の変化と反射光の変化とが相逆性(
相補性)を示すものとなっている。この点について補足
説明を行なうと次のとおりであ・る。
、  すなわち、第9図は既述した第3−と同蝋に、干
渉フィルタ8における入射光と透過光との位相差θに対
する光の透過特性を示す曲線図であるが5、干渉フィル
タ8の光の透過特性のスロープにおける傾斜の?、峻な
位置と対応する位相差θ、が入゛射光と透過光との間で
得られるように、′干渉フィルタ8の方位角ψを前記し
た(4)式に従でて定めると、その状態における干彎フ
ィルタ8の透過光の強さは■、となり、また、その状態
における反射光の強さは(l−■、)となる。干渉フィ
ルタ8.の透過光の強さは、入射光と透過光との位相差
θに関して(4)式によって定められており、ま−た、
・反射光の強、さは((入射光の強さ)−(透過光の強
さ))と・して得られるがら、反射光の強さは入射光と
透過光との位相差θの変化に対して、透過光の強さの変
化とは相逆的(相補的)に変化するのである。
第10図(a)図は、第6図(a)図示のようにディス
ク7が集光レンズ5の合焦位置よりも集光レンズ5に近
付き、ディスク7からの反射光が集光レンズ5を通過し
て発散光束となって干渉フィルタ8へ入射する。状態を
示し、また、第10図(b)図は、第6図(b)図示の
ようにディスクが集光レンズ5の合焦位置よりも遠ざか
り、ディスク7が魁の反射−光が集光レンズ5を通過し
て収れん光束′となって干渉フィルタ8へ入射する状態
を示す。
前記した第10図(b)図示のように、ディスク7が集
光レンズ5の合億位置よシも遠ざかり、干渉フィルタ8
への入射光束が収れん光束とな、っている時は、干渉フ
ィルタ8への入射光束における光軸よりも上側の部分の
光束の干渉フィルタ8への入射角は増大し、また光軸よ
りも下側の部分の光束の干渉フィルタ8への入射角は減
少する。
前記した入射光束における光軸よりも上側の部りも下側
の部分の干渉フィルタ8への入射角の減少とは光軸を対
称軸として対称的なものであるから、前記した上、下両
側の光束部分における平均的な位相差の増大と減少とは
、そねぞれΔθ、−Δθとして表わすことができる。
したがって、ディスク7が集光レンズ5の合焦位置より
も遠ざかった状態において、光検出子9Tにおける2つ
の受光素子9Ta 、 9Tbの内の受光素子9Taに
与えられる透過光は、第9図−中で(θ、+Δθ)と対
応する光の強さくI、十Δ■)を有するものとなり、ま
た、受光素子9Tbに与えられる透過光は、第9図中で
(θ1−Δθ)と対応する光の強さくI、−ΔI)を有
するものとなる。
また、前記め場合に干渉フィルタ8か−らの反射光が与
えられる光検出子9Rにおける2つの受光素子9Ra、
9Rb K入射される光の強さは、それぞれ(1,0−
(I、十ΔI)) +(to−(I、−ΔI )Jとな
ることはいうまでもない。
今、光検出子9Tにおける2つの受光素子9Ta+9T
bからの出力信号を、それぞれSta+Stbとし、ま
た、光検出子9Rにおける2つの受光素子9Ra 。
9Rbからの出力信号を、それぞれSra+Srbとし
て、前記した各出力信号Sta+Stb+Sra+Sr
bについて、次の(5)式のような演算を行なうと、そ
の結果として得られる出力信号は、下記の(6)式で示
さhる光の強さに比例したものとなる。
(Sta−8t、b+5rb−8ra)  −(5)(
I、+ΔI)−(r、−ΔI )+(to7(I、−Δ
■月−(’to(1,+十ΔI))=4Δ■  ・・・
(6) また、前記した第10図(a)図示のように、ディスク
7が集光レンズ5σ5合焦位置よりも集光し/ズ5側に
近付いて、干渉フィルタ8への入射光束が発散光束とな
っている時は、前記した第10図(b1図示の場合とは
全く逆となり、各光検出子9T、9Rにおける各受光素
子9Ta + 9Tb + 9Ra 、9Rb ヘ与え
られる入射光の強さは第10図<b)図示の状態とは逆
となる。
したがって″、第1θ図(a)図示の場合における各光
検出子9T、9Rの各受光素子9Ta 、9Tb 、9
Ra 、9Rbからの出力信号Sta+Stb+Sra
+Srbを上−記の(5)式にmって演算した結果とし
て得られる出力信号は、−4ΔIに比例゛したものとな
る。
第7図に示すブロック図において、前記のように2つの
光検出子9T 、9Rにおける各受光素子9Ta +9
Tb 、 9Ra 、 9Rbからの出力信号Sta+
Stb+Sra、Srbについて、前記した(5)式に
従うような演算を行なう回路は、減算器26.27と加
算器29であり、加算器29から出力端子2ovcta
、各光検出子9T、9Rの各受光素子の出力信号につい
て、(5)式に従って演算がなされることによって得ら
れたフォーカス誤差信号Seが出力されるのである。
すなわち、減算器26.27と加算器29とによって構
成された演算回路は、各光検出子9T、9Rにおける各
受光素子からの出力信号について、5e=(Sta−8
tb)+(Stb−8ta)上式に従った演算を行なっ
て、フォーカス誤差信号Seを発生し、それを出力端子
20に与えるのである。
このように、第7図に示す林発明の情報信号再生装置に
おいては、−集光し/ズ5の合焦位装置からのディスク
7の変位と対応して生じるディスク7からの反射光の干
渉フィルタ8への入射角の変化に伴なって、干渉フィル
タ8の位相差が変化し、それによって生じる干渉フィル
タ8の透過光と反射光との光の強さの変化が、干渉フィ
ルタ8への入射光の光軸と干渉フィルタ8の法線とを含
む面に直交する面′境繋す6光束0各半分に“て相通的
に生じると共に、透過光と反射光とに”ついても相通的
にiじるから、干渉フィルタ8の透過光を検出する光検
出子9Tと、干渉フィルタ8の反射光を検出する光検出
子9Rとにおける各2つの受光素子9Ta 、 9Tb
 、 9Ra 、 9Rbがらの出力信号、Sta+S
tb+Sra+Srbについて、演算回路において(5
)式のような演算を行なうことにより、ディスク7のフ
ォーカス誤差を大きな感度で検出することができるので
ある。
また、各検出子9.T、9RKおけるすべての受光素子
9 t a + 9 t h + 9 r a + 9
 r bからの出力信号の総和は、常に最大の出力で一
定しているので、前記した出方に記録されてい今情報信 号の菫生信号とすれば、シへの良い再生信号が得られる
ことになる。第7図中の加算器3oは、光検出子97.
9Hの各受光素子9Ta 、9Tb 、9Ra 、 9
Rbの出力信号の総和を出力端子21に供給しているか
ら、出力端子21には再生信号Sfが出方されるのであ
る。
さて、ディスク7が面振れなどにより光軸に対して傾斜
すると、ディスク7がらの反射光束の光軸も傾斜する。
今、例えば、第10図(b1図において、干渉フィルタ
8への入射光束の全体が図中の矢印V方向に移動すると
、光検出子9Tにおいては受光素子9Taへの照射面積
が減少してそれの出方が低下し、逆に受光素子9Tbへ
の照射面積が増大してそれの出力が増大する。また、前
記した干渉フィルタ8への入射光束の移動によって、干
渉フィルタ8からの反射光束は、第10図(b)図中の
矢印H方向に移動するから、光検出子9Rにおいては、
受光素子9Raへの照射面積が減少してそれの出力が減
少し、逆に受光素子9Rbへの照射面積が増大してそれ
の出力が増大する。
前記した各光検出子9T 、 9Rが光学的に等しい位
置に配置されているとすれば、前記した光束の移動#は
2つの光検出子9T 、 9Rについて等しいから、干
渉フィル゛り8に対する入射光束が移動しても、(5)
式のような演算を行なう演算回路からの出力信号の値は
変化°する′ことがないし、また、各光検出子9T、9
Rにおけるすべての受光素子からの出力信号の総和の値
も変化しない。したがって、第7図示の構成を有する本
発明の情報信号再生装置では、ディスク〜7の傾斜がフ
ォーカス誤差何号や再生信号に対して原理的に全く影響
を与えることがないまた、前述のように光束が移動すれ
ば干渉フィルタ8への入射角も変化するが、入射角の変
化により例えば第10図(bJ図では光検出子9Tへの
入射光が増加しても光検出子9Rへの入射′#Sは同量
だけ減少する”ら・0″現象vt−x’−、cも7・−
力7誤差信号や再生信、・号が変化しないことは明らか
である。
なお、光検出子9T、9Rにおける各2つの受光素子の
分割線が、ディスク7の記録跡の延長方向と平行となる
ような態様で光検出子9T、9R1!:配置して本発明
装置を実施してもよい。
次に、光検出子9TVcおける各受光μ子9Ta 、9
Tbの出力信号の差(S t a−8t b )  や
、光検出子9Rにおける各受光素子9Ra 、9Rbの
出力信号の差(Sra−6rb)は、同極性のトラッキ
ング誤差信号となるがら、第7図中における減算器28
がら出力端子23に送出される信号(Sta”Stb+
5ra−8rb)はトラッキング゛誤差信号となってい
る。
今」第10図(a) 、 (b)図に示すように、フォ
ーカスずれが生じている状態において、トラッキングず
れが生じ。ている場合を考えると、この状態において各
光検出子9T 、9Rにおける受光素子9Ta 、 9
’ll) 。
9Ra、9Rbへの入射光の強さとそれで生じる出力信
号とはそれぞれ次のように系される。
受光素子9Ta−I+Δ■+α1/) Sta    
・・−(7)受光素子9Tb・・・ ■−Δ■−αのs
tb    ・・・(8)受光素子9Ra−1−(I+
Δ工)+αvs Sra  −(9)受光素子9Rb−
1−(I−ΔI)−cx cys Srb  、・、α
Q(ただし、αはトラッキングずれによって光束の上、
下の各半分における光の強さの増減を示す)前記した(
7)〜QO式゛によって、フォーカス誤差信号とトラッ
キング誤差信号とを求めてみると、フォーカス誤差信号
は4Δ■ トラッキング誤差信号は4α、となり、また出力の総和
は2.0となる。したがって、前記の例のように、トラ
ッキングとフォーカスとの双方が同、時にずれて、も、
フォーカス誤差信号とトラッキング誤差信号と再生信号
、とは、互いに全く干渉しないことが判か9る。したが
って、本発明の情報信号再生装置では、前原のようにし
て作られた誤差信号に基づく制御が正確に行なわれ得る
のである。
なお、本発明の情報信号再生装置の実施に当っては、主
スボッ゛トの両側に形成させた2つのスポットな一用い
る、いわゆるツインスポット法によってトラッキング誤
差信号を得るようにしてもよいことは当然である。
以上、詳細に説明したところから明らかなように、本発
明の情報信号再生装置は、既提案装置と同様な利点、す
なわち、検出光束が基本的に大径の平行光であり、フォ
ーカス誤差信号を光束の移l動によって得るものではな
いから、光検出子や干渉フィルタの配置位置に対して高
精度が必要でなく、それにより組立容易、高信頼性が得
られ、また、干渉フィルタは透過匈特性のスロープが極
め゛て急峻なものを容易に作ることができるので、フォ
ーカス誤差検出感変の設計的選択範囲が広く、したがっ
て目的に合う検出装置が容易に得られるという、利点が
ある他乙本発明装置では干渉フィルタの透過光による検
出と完全に相通性を有する検出のできる干渉フィルタか
らの反射光による検出も行なっているので、ディスクか
らの反射光の全部を検出に用いて極めて高い検出感度グ
得られ、また、ガスクの傾斜やレンズの移動によっても
フォーカス誤差信号が変調されることはな(、偽のフォ
ーカス信号は生じることがなく、さらに、情報の再生信
号も常に最大で一定のレベルで得られ回折光の偏りによ
るトラッキング誤差信号の検出機能も容易に付与するこ
ともでき、この場合も、フォーカス誤差信号や再生信号
、はトラッキング誤差信号には全く影響されない、など
の諸利点が得られるのであり、本発明装置によれば、既
述した諸問題点がすべて良好に解消された情報信号再生
装置が容易に提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は既提案装置のブロック図、第゛3図
及び第5図ならびに第9図は干渉フィルタの特性例図、
第4図及び第8図は干渉フィルタの動作説明図、第6図
(a) 、 (b1図及び第io図(a) 、 (b1
図はディスクの信号面が合焦位置にない場合の動作説明
図、第7図は本発明の情報信号再生、装置の一一施態様
のブロック図である。 − 1・・・光源、2・・・コリメータレンズ、410.偏
光ブリ′”・5°°°集光v7X・6°:/4板・7°
°°デ4スク、8・・・干渉フィルタ、9.9T、9R
・0.光検出子、9Ta 、 9Tb 、 9Ra 、
 9Rb−−−受光素子、26〜28 ・・・減算器、
29.30・・・加算器、

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 光源より出射され集光レンズにより記録媒体の信号面に
    集光され、前記の記録媒体の信号面で反射された光が前
    記した集光レンズを通過した後に入射される干渉フィル
    タを、その干渉フイノし夕からの出射光の強さが極大値
    と極小値との中間の値となるように光軸に対して傾斜さ
    せて配置し、また、前記した干渉フィルタからの出射光
    と干渉フィルタからの反射光とを、前記の干渉フィルタ
    の入射面と光軸との双方に対して直交する如き線を分割
    線として少なくとも分割されていると共に、前記の出射
    光と反射光との両光束中に配置されている光検出子り受
    光し、前記の光検出子における分割された複数部分から
    それぞれ出力されたそれぞれの部分の受光値に応じた出
    力信号について、前記の分割線に関して同じ側の分割部
    分からの出の結果として得られた信号に基づいて集光レ
    ンズを駆動制御して、記録媒体の信号面上における光の
    スポットが最小径となるようにした情報信号再生装置
JP56174930A 1981-04-07 1981-11-01 情報信号再生装置 Granted JPS5877039A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6297141A (ja) * 1985-10-17 1987-05-06 フィリップス エレクトロニクス ネムローゼ フェンノートシャップ 光学走査装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS6297141A (ja) * 1985-10-17 1987-05-06 フィリップス エレクトロニクス ネムローゼ フェンノートシャップ 光学走査装置

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