JPS5876666A - 移動壁用吊車の屈曲走行制御装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 部屋の天井に敷設されたハンガーレールに沿つて移動す
る吊車に壁体を吊下げて自由に移動させることのできる
いわゆる移動壁を屈曲走行させるには、■吊車本体自身
を屈折自在となす場合（特開昭５４−５６２３２号公報
参層）、［株］吊車本体の両側に設けた駆動輪（主軸）
自身の内側に回転方向板を回転自在に軸支する場合（集
会＠　５１−５１５６８号矢報参照）が知られているが
、■の場合吊車自身を屈折自在となす機構が複雑で、多
くのベアリングを必要とするので高価となり、且つ屈折
部分がたわんでハンガーレールの切れ目部分を通過する
のに衝撃の支障を生じる欠点がある。　又■の場合には
荷重のかかる駆動輪の内側にガイドをなす回転方向板が
ついているから回転中心と回転方向板との距謹が短かく
回転モーメントが小さいため吊車が思うように方向を変
えず、しかも回転方向板が駆動輪とは別個に回転自在で
あるから、吊車の移動によって駆動輪が回転しても、回
転方向板の方はハンガーレールと接触して回転しないた
め・回転方向板がハンガーレールにこじれて、吊車の円
滑な一転及び移動が阻止される欠点があった。そしてこ
のような吊車の屈曲走行性能の１は、吊車を支える車輪
の数が多い程増大し、特−ハンガーレールの切れ目を円
滑に渡るために車季が３列以上に配設された吊車の場合
に最づとも屈曲走行が幽難であった。

このような点に鑑みて提案したのが後記する導輪付き移
動壁用吊車で、これは１１１図、第２ＷＩに示す如く吊
車本体（１）の左右側部に一対の回転主軸（２１，（２
）を回転自在に設けると共に、上記回転主軸（２；の曽
又は後、若しくは前後に１個以上の闘転−輪をｍｓ自在
に取付けている。　図に示した何では前後に各２個の回
転副輪（３ｍ）　、（３句及び（３ｃ）、（３ｄ）が設
けられており、その内１個の副輪（３鳳）には該側輪（
３りと一体の円板状のガイド鍔（４）が設けられている
。　このようにガイド鍔Ａ）を一体゛として設けた副輪
を特に導輪と呼ぶ。　又、吊車本体（１）の下部には１
又は２以上の水平に設けたガイド輪（５１が取付けであ
ると共に、上記主輪＃２）、（刀の軸芯上には、吊車本
体（１）に対して回転自在に設けた吊ボルト（６）が艦
直に嵌着され、該吊ポル！　　　　Ｈａ）の下端に移動
壁を吊下げるように構成してあり、上記主軸（２）及び
１１１１１１１（３１〜（３ｄ）が天井に敷１　　験し
たハンガーレール（７）の底壁側（樹上を転動すｌ　　
ることにより、吊ボルト（６）に吊下げた移動壁を運搬
するもので、上記底壁（８１Ｊ（８）の間のガイド溝（
９）中にガイド輪（５）が挿入されているので、絶え閏
なくガイド溝（９）が続いている限り、吊車は、このガ
イド溝（９）に案内されて直進又は曲進走行する。

しかし、第１図に示した様に、ガイド溝（９１が直進方
向のガイド溝（９ａ）とＭ肉方向のガイド溝（９ｂ）と
に分肢している部分では、ガイド輪価）がガイド溝（９
ｍ）の方向（矢印α）の方向ノと、ガイド溝（９ｂ）の
方向（矢印（７）の方向）のいずれへも進み得るので、
吊車が分岐点で立ち往生してしまい、走行方向の制御４
ＩＩ能が失われる。　そこで従来の吊車では、図示の如
く斜辺（至）が円弧をなす略三角形のガイドレール（社
）をハンガーレール（７）の上ａ！（２）下面に取付け
、免責を行く導輪（３りの鍔（４１と、該ガイドレール
■の斜辺（至）とを干渉させ、導輪（３１ンが斜辺嶋沿
って方向転換することにより、＊輪に引きずられて吊車
全体が矢印（６）の方向へ屈曲走行すると共に、吊車を
ｌＬ進させたい場合には、回の副輪（３ｂ）の位置に導
輪を設けた吊車を用い、ガイドレールａｔ＋の直交辺叫
とハンガーレールの底―面間との間をガイド鍔が通るこ
とによって、ガイド鍔とガイドレールとが干渉せず、吊
車が直進走行する如＜＊＊されている。

このような導輪付き移Ｉｌｌ壁用品車は、上記の如く、
吊車の回転中心である回転主輪より離れた位置にある導
輪（３１）の鍔（４）に回転力を作用させることにより
大きな回転モーメン）！得るものであるから、重量物の
大振移動壁を吊下げた場合でも、極めて軽々と屈曲走行
させることができ便利なものであるが、鍔（船の径が導
輪（３亀）の径より大であるので、導輪（３１）の外周
が移動する量（走行距離）より鍔（揚の外周が移動する
量の方が大きいため、吊車が単位長さ分走行する間に鍔
（４）とガイドレール曲の斜辺−とが接触する長さが長
くなり、鍔（４）とガイドレール匝との干渉部の摩耗が
多くなる欠点が発見された。　又導輪に鉤を設けること
は、加工コストの上昇を招き不利である。

従って、本発明の目的は、屈曲走行時に無塩な摩擦力を
生じず、極めて軽快に回動しうる吊車の走行制御をなす
ことにあり、”その要旨とする拠が部屋の天井に敷設し
たハンガーレールに沿って走行する吊車に移動壁を吊下
げ、部屋の任意の位置へ移動壁を運搬、配置するように
なした移動壁用吊車において、ハンガーレールの上面中
央部にハンガーレールの軸線に沿ったガイドレールを設
け、吊車本体の上部に前後各１個以上の回転自在の水平
ガイド輪を設けると共に、この氷平ガイド輪を吊車本体
の中心より右又は左へ偏心した位置に取り付け、上記ガ
イドレールと水平ガイド輪との干渉によって吊車を屈曲
走行させるようにした点にあ６゛移動壁用吊車の屈曲走
行制御装置を提供するものである。　続いて第３ＷＪ以
下の添付図面を参照して本発明を具体化した実施例につ
いて詳しく説明する。

ここに＃Ｉ３図は、本発明の一実施例である制御装置に
用い−る吊車の走行状腺を示す正ｍｇ　＜ハンガーレー
ルは正断面図を示す）、第４図、第５図は、同吊車の上
面図、側面図、第６図、１１１７図は、同吊車の屈曲レ
ール部における走行状態を示す平断面図で、第３図にお
けるＡ−Ａ矢視断面図に相当する。

第３図乃至第５図において、吊車本体（至）は中央に中
心点（至）を中心として回動自在の移動壁を吊下げるた
めの吊ボルトαηを垂下し、側面より左及び右方向へそ
れぞれ突出する突出創部（２）及び（至）を有している
。　吊車本体（２）の図面に向かって１儒の　。

左右側Ｗｉ（２）及び（社）には、それぞれ走行輪−１
：＠が、後備の左右側面（財）及び（至）には、それぞ
れ走行輪（２）及び＠が、また突出創部（２）及び０９
の各個Ｉ［１ａｌＩ及び（２）には、それぞれ走行輪（
至）及び（２）が−転自在に取り付けてあり、全ての走
行輪は、第３ＷＪ示のようにハンガーレール（至）の走
行面（至）、（至）上を同時に転勤しつるように、その
取り付は高さが決定されている。　吊車本体（ハ）の上
部には、中心線（至）を挾んで前後に各１個の水平ガイ
ド輪（至）及び（２）が回転自在に取り付けてあり、こ
れらの水平ガイド輪（至）、（至）は、吊車本体の上記
中心Ｓ（至）に直角の中心線（至）より右方向に偏った
位置にあり、従って前記中央胴部−の前後の肩部（至）
、曽に垂直に固設した軸曲、−に取り付けられている。

　またハンガーレール（至）は、上記吊車の走行面（至
）、（至）を有する底板−１−と天井をなす天板−及び
諌天板−と底板−１−とを連結する慟板−１−より成っ
ている。

かかるハンガーレール（至）の分岐部には、第３Ｍに示
す如く、天板−の中央部にハンガーレール（至）の軸線
に沿って屈曲するガイドレール−が取り付けられており
、その高さは、前記水平ガイド輪（至）、節と干渉しつ
る高さである。　但し、直線状のハンガーレール中を吊
車が走行しているときには、水平ガイド輪（至）、−と
ガイドレール−との間には隙間−が介在しており、両者
は干渉しない。　吊車本体（至）の下部の中心線（至）
上に中心点（至）を挾んで前後各１個設けられた安定輪
−１■は、ハンガーレール（２）の底板關及ｄ１−の間
の隙間（２）に挿入されるもので、吊車の走行中の振れ
や傾きを防止する。　この振れ、傾きの防止は、移動壁
そ゛のものの−きを防止するために重賛な機能である。

続いて、第６図及び１１７図を参照して、分岐レール部
における屈曲走行制御機能について説明する。　＃Ｉ６
図は直進走行、第７ｈＭは１屈曲走行する場合である。

　両図面に示す如く、ハンガーレールは図の分岐部分に
おいてａＳＳ分−と１これに直角方向へ分岐する屈曲部
分−とが連結されたものであり、天板−に設けたガイド
レール−は屈曲部分−に沿って円弧を描いている０ このような分岐部分で曲がらずに直進する場合には、第
６図示のように、進行方向に向かって右側に水平ガイド
輪（２）、（支）を設けた吊車−を用いる。　この吊車
−が第６図の右から左へ走行する場合には、水平ガイド
輪（至）、（至）は右側に片寄っており、左方向へ屈曲
するガイドレール−とは干渉しないから、そのまま矢印
−の方向へ直進する。

又吊車が逆に左から右へ進行する場合にも、同様に干渉
しないので直進する。

一方、吊車を第７図示のように進行方向に向かって左側
に水平ガイド輪（至）、匈を設けた状態とすると、分岐
部において、進行方向左側に設−すた水平ガイド輪（至
）、罰と進行方４左備へ屈曲するガイドレール−とが干
渉するので、吊車−＆ま矢印−の方向へ曲進して、屈曲
レール−に乗り移って行く。　屈曲レール槌から直線レ
ール−へ乗り移る場合も同様であり、ガイドレール−に
よる干渉と、ガイド作用を受けて吊車は曲進して行き、
直線レール＠へ乗り移って行く。

又、上記実施例においては、吊車本体の左右にそれぞれ
３個ずつの走行輪を配設したので、例えば、第７図に示
したように吊車−がノ１ンガーレールの底板の切れ目部
分−を渡るときには、まず先頭の走行輪（至）が切れ目
−を通過するが、この時には、吊ポル）　Ｑ？）にかか
った移動壁の荷重＆ま、全て中央の走行輪（至）、（２
）にかかつているので、先頭の走行輪（２）は銀なく切
れ目を渡り切る。　次し１で中央の走行輪（至）が切れ
目（至）上に差しかかった時に番マ、前後の走行輪（至
）、（２）がハンガーレールの底板上にあるので、荷重
は全てこれらの車輪（至）、（至）が受けもち、中央の
走行輪（至）は切れ目−に落ち込まない。　後側の走行
輪＠についても、切れ目輸上へ来たときには、中央の走
行輪が全向重を受けもつので　伺等支障がない。　第６
１に示した走行状態についても同様であり、バンカーレ
ールのあらゆる切れ目部分を蝋なく渡り切るものである
。

本発明は以上述べた如く、部屋の天井に敷設したハンガ
ーレールに沿って走行する吊車に移ＩＪ＆を吊−トげ、
部屋の任意の位置へ移動壁を連撮、配置するようになし
た移動壁用吊車において、ハンガーレールの上面中央部
にハンガーレールの軸線に沿ったガイドレールを設け、
吊車本体の上部に前後各１個以上の回転自在の水平ガイ
ド輪を設けると共に、この水平カイト転を吊車率＋ｉ−
の中心より右又は左へ偏心した位置に取り付け、上記ガ
イドレールと水平カイト輪との干渉によって吊車を屈曲
走行させるようにした移動壁用吊車の屈曲走行制御装甑
であるから、従来のようにガイドレールと方向制御用の
導に等とが強力に本線し合うことなく、極めて軽快に屈
曲走行するものであり、取量のｉＫし１形の移動壁用に
好廟であると共に、吊車の配置方向を変えるだけで、分
絃レール部において直進、曲進のいずれもか可能で、吊
車の走行方向制御を簡単に行いつるものである。

【図面の簡単な説明】

第１図、第２図は、従来の吊車の斜視図、正向図、第３
図は、本発明の一実施例である制御装置に用いる吊車の
走行状態を示す正面図（ハンガーレールは正−面図を示
す）、第４図、第５図＆ま、同吊車の上面図、側面図、
第６因、第７図は、同吊車の屈曲レール部における走行
状態を示す平断向図で、第３図におけるＡ−Ａ矢視断面
図に相当する。 （符号の説明） （２）・・・バンカーレール、　（２）、帥Ｊ・・・水
平ガイド輪、−−・・・大板、　−・・・ガイドレール
、−・・・吊車。 特許出願人　　　　　　　松　１）悦　−松　　１）　
　昭 代　理　人　　弁理士　　本　庄　武　男第１図 第２図 第３図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、部屋の天井に敷設したハンガーレールに沿って走行
   する吊車に移動−を吊下げ、部屋の任意の位置へ移動壁
   を運搬、配置するようになした移動壁用吊車において、
   下記の（ηから＠までの構成を有し、ハンガーレール傭
   のガイドレールと吊車側の水平ガイド輪との干渉によっ
   て吊車を屈曲走行させるようになした移動壁用吊車の屈
   曲走行制御装置。 （わ、ハンガーレールの天板の中央部にハンガーレール
   の軸線に沿ったガイドレールを設ける。 ■、吊車本体の上部に前後各１個以上の一転自在の水平
   ガイド輪を設ける。 （２）、釦に記載した水平ガイド輪を吊車本体の中心よ
   り右又は左へ傷心した位置に取り付ける。