JPH0712382U - 天井走行クレーン - Google Patents

天井走行クレーン

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JPH0712382U
JPH0712382U JP4488393U JP4488393U JPH0712382U JP H0712382 U JPH0712382 U JP H0712382U JP 4488393 U JP4488393 U JP 4488393U JP 4488393 U JP4488393 U JP 4488393U JP H0712382 U JPH0712382 U JP H0712382U
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JP
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axis rail
axis
rail
slider
traveling crane
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Application number
JP4488393U
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English (en)
Inventor
義春 栃原
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Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B66HOISTING; LIFTING; HAULING
    • B66CCRANES; LOAD-ENGAGING ELEMENTS OR DEVICES FOR CRANES, CAPSTANS, WINCHES, OR TACKLES
    • B66C7/00Runways, tracks or trackways for trolleys or cranes
    • B66C7/02Runways, tracks or trackways for trolleys or cranes for underhung trolleys or cranes
    • B66C7/04Trackway suspension

Abstract

(57)【要約】 【目的】 吊上装置を備えたX軸レールを、円形レール
を用いることなく旋回可能として簡単な構造で安価な天
井走行クレーンを提供する。 【構成】 天井1に架設された複数本のY軸レール2
と、1本のX軸レール3とを交差させ、その1つの交差
部Aは、X軸レール3を旋回自在にかつY軸レール2に
沿って走行自在とする支点連結装置5によって連結す
る。他の交差部B・C・Dは、X軸レール3の旋回を許
容しかつY軸レール2に沿って走行自在とする自在連結
装置4によって連結する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、複数本のY軸レールの下側にX軸レールをY軸方向に走行自在に装 着し、このX軸レールにチェーンブロックやホイスト等の吊上装置を走行自在に 装着した天井走行クレーン、特に、X軸レールがY軸レールに対して旋回自在か つY軸方向に走行自在な天井走行クレーンに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、このような天井走行クレーンの1つとして実開平4−1885号公報に 記載のものがある。このクレーンは、図8にその概要を示すように、走行レール (Y軸レール)50の下側に、円形レール51をY軸方向に走行自在に装着し、 この円形レール51に横行レール(X軸レール)52を旋回自在に装着し、この 横行レール(X軸レール)52に、吊上装置(図示省略)をこの横行レール52 に沿って走行自在に装着したものである。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、これによると横行レール(X軸レール)52を360度自在に旋回さ せることができるものの、大きな円形レールを必要とするため、構造上複雑であ るとともに、コスト高になっていた。
【0004】 本考案の目的は、吊上装置を備えたX軸レールを、円形レールを用いることな く旋回可能にすることができ、従って簡単な構造で安価に提供できるようにする ことにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案の天井走行クレーンは、複数本のY軸レール2とX軸レール3との各交 差部を自在連結装置4で連結する。この自在連結装置4は、Y軸レール2に沿っ て走行するスライダ7と、X軸レール3をその長さ方向に摺動自在に保持する摺 動ホルダ8とを回転自在に軸着して構成されている。
【0006】 前記交差部の1つは、自在連結装置4に代えて支点連結装置5で連結すること ができる。この支点連結装置5は、Y軸レール2に沿って走行するスライダ7’ と、このスライダ7’にX軸レール3を旋回自在に枢着するピボット3’とで構 成されている。
【0007】
【作用】
このような構成の天井走行クレーンの作用を図7を参照して説明する。X軸レ ール2は、Y軸レール3との交差部B・C・Dにおいてスライダ7によりY軸レ ール2に対しそれに沿って走行自在であり、各交差部において、摺動ホルダ8が スライダ7に対し回転自在であり、しかもこの摺動ホルダ8に対してX軸レール 3はその長さ方向に摺動自在であるため、X軸レール3は全体として旋回させる ことができ、またその旋回と同時にY軸方向に走行可能である。 また、交差部の1つAにおいて、X軸レール3は、スライダ7’によりY軸レ ール2に対しそれに沿って走行自在であり、ピボット3’がスライダ7’に対し て回転自在であるため、X軸レール3はピボット3’を中心として旋回させるこ とができ、またその旋回と同時にY軸方向に走行可能である。
【0008】
【実施例】
次に、本考案の一実施例を図面に基づいて詳細に説明する。 本考案による天井走行クレーンは、図1及び図2に示すように、倉庫あるいは 作業場等の天井1に例えば4本のY軸レール2(それぞれを21 ・22 ・23 ・ 24 とする)を平行に架設し、これらY軸レール2の下側に、1本のX軸レール 3を4本のY軸レール2と交差させて自在連結装置4と支点連結装置5とで旋回 かつ走行自在に吊設し、そのX軸レール3に、チェーンブロックやホイスト等の 吊上装置6をスライダ6’によって走行自在に吊設したものである。図の例では 2台の吊上装置6を吊設している。これらY軸レール2及びX軸レール3には、 H鋼材を使用している。
【0009】 図の例では、4本のY軸レール21 ・22 ・23 ・24 と1本のX軸レール3 の4つの交差部A・B・C・Dがあり、その1つの交差部Aでは、支点連結装置 5を使用し、他の交差部B・C及びDでは自在連結装置4を使用する。
【0010】 自在連結装置4は、図3・図4及び図5で示すように(交差部Bのものを示す )、Y軸レール22 に沿って走行するスライダ7と、X軸レール3をその長さ方 向に摺動自在に保持する摺動ホルダ8とを回転自在に軸着して構成される。 このスライダ7は、図3に示すように、略U字型をした台枠9の左右の側板1 0・10の内側に前後2組の車軸11・11が水平に固着され、この車軸11・ 11に、Y軸レール22 の下側フランジ上を転動する車輪12・12が回転自在 に軸着されたものである。また、台枠9の下部に略U字型をした連結係合部材1 3が固着され、この連結係合部材13の底面中央部には孔14が設けられている 。 なお、図3、図4及び図5で示す台枠補強部材15・15は、台枠9を補強す るものであり、また車軸補強部材16・16は、車軸11・11を補強するもの である。
【0011】 一方、上記スライダ7と同じ構造で上下を逆にした摺動ホルダ8は、図4に示 すように、略逆U字型をした台枠17の左右の側板18・18の内側に前後2組 の車軸19・19が水平に固着され、この車軸19・19に車輪20・20が回 転自在に軸着されたものである。そして、この摺動ホルダ8は、X軸レール3の 上側フランジを、2組の車輪20・20によってX軸レール3の長さ方向に摺動 自在に保持する。また、台枠17の上部に略逆U字型をした連結係合部材21が 固着され、この連結係合部材21の上面中央部には孔22が設けられている。 そして、この孔22とスライダ7の孔14とに連結軸25が貫通し、その連結 軸25の上下が取付金具26・26で固定されて、スライダ7と摺動ホルダ8と が回転自在に軸着されている。 なお、図3・図4及び図5で示す台枠補強部材23・23は、該台枠17を補 強するものであり、また車軸補強部材24・24は、車軸19・19を補強する ものである。
【0012】 支点連結装置5は、図6に示すように、前記スライダ7と同じ構造のスライダ 7’と、X軸レール3の一端部に固着されたピボット3’とからなる。スライダ 7’は、Y軸レール21 にスライダ7の場合と同様に装着され、Y軸レール21 に沿って摺動する。ピボット3’は、X軸レール3の一端の上側部に略円錐形の 連結軸支持部27が固着され、この連結軸支持部27の上部に連結軸28が突設 されたものである。そしてスライダ7’の下部の孔14’に前記連結軸28が貫 通し、その連結軸28の上が取付金具29で固定されて、スライダ7’とピボッ ト3’とが回転自在に軸着されている。
【0013】 従って、図7に示すように、交差部Aにおいて、X軸レール3はスライダ7’ によりY軸方向に走行自在であり、またX軸レール3に固着されたピボット3’ がスライダ7’に対して回転自在であるので、X軸レール3はピボット3’を中 心に旋回自在である。また、交差部B・C・Dにおいては、X軸レール3は、ス ライダ7によりY軸方向に走行自在であり、摺動ホルダ8によりX軸レール3は その長さ方向に摺動自在であり、しかも摺動ホルダ8がスライダ7に対し回転自 在であるので、X軸レール3はY軸レール2に対して旋回自在である。つまり、 X軸レール3とY軸レール2は交差部Aで支点連結装置5、交差部B・C・Dで 自在連結装置4で連結されるので、全体としてX軸レール3は、Y軸レール2に 対して360度の回転はしないが、交差部Aを中心として所要範囲内の角度で旋 回自在でしかもY軸方向に走行自在となる。
【0014】 上記の例では、吊上装置6の下部を前後左右任意の方向に引っ張ることにより 、X軸レール3を所要範囲内の角度で旋回かつ走行させ、また吊上装置6をX軸 レール3に沿って移動させながら、つまり吊上装置6を自由に移動させながら、 所望の荷役作業を行うことができる。
【0015】 なお、スライダ7とスライダ7’に電動モータ等を取り付けてY軸レール2上 に沿って駆動させる構成にすると、X軸レール3を遠隔操作により自動的に旋回 かつ走行させることも可能である。 また、交差部Aで支点連結装置5を用いたが、他の交差部で支点連結装置5を 用いてもよい。ただし、2ケ所以上に支点連結装置5を用いると、各支点連結装 置5を構成するX軸レール3上に枢着された各ピボット3’部分はY軸方向に走 行自在であるが、各ピボット3’を中心とした旋回はできなくなるので、X軸レ ールは旋回不可能となる。このため、支点連結装置5は交差部の1ケ所のみに使 用する。あるいは、全部の交差部に自在連結装置4が用いられても、X軸レール 3は所要範囲内の角度で旋回自在であり、かつ、Y軸方向にもX軸方向にも走行 自在となる。また、複数本のX軸レール3をY軸レール2に同様に装着すること も可能である。
【0016】
【考案の効果】
本考案によれば、吊上装置を備えたX軸レールが、Y軸レールと交差したまま それに対して所要範囲内の角度で旋回自在であり、かつ旋回しながらY軸レール に沿って走行自在であり、またY軸レールに対して一定の角度を保持しながら走 行させることもできるので、吊上装置による荷役作業を広範囲にわたりスムーズ に行うことができる。 また、円形レールを用いないで、Y軸レールとX軸レールとの交差部を、スラ イダを有する連結装置で連結しただけであるので、構成が簡単になり、安価であ る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例の全体を示す斜視図である。
【図2】同側面図である。
【図3】自在連結装置を使用する交差部の正面図であ
る。
【図4】同側面図である。
【図5】同斜視図である。
【図6】支点連結装置を使用する交差部の正面図であ
る。
【図7】X軸レールの動作の概略図である。
【図8】従来例の概略図である。
【符号の説明】
2 Y軸レール 3 X軸レール 3’ ピボット 4 自在連結装置 5 支点連結装置 6 吊上装置 7 スライダ 8 摺動ホルダ

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数本のY軸レールの下側にX軸レールを
    Y軸方向に走行自在に装着し、このX軸レールにチェー
    ンブロックやホイスト等の吊上装置を走行自在に装着し
    た天井走行クレーンにおいて、前記Y軸レールとX軸レ
    ールとの各交差部が自在連結装置で連結され、この自在
    連結装置は、Y軸レールに沿って走行するスライダと、
    X軸レールをその長さ方向に摺動自在に保持する摺動ホ
    ルダとを回転自在に軸着して構成されていることを特徴
    とする天井走行クレーン。
  2. 【請求項2】前記交差部の1つが、支点連結装置で連結
    され、この支点連結装置は、Y軸レールに沿って走行す
    るスライダと、このスライダにX軸レールを旋回自在に
    枢着するピボットとで構成されていることを特徴とする
    請求項1に記載の天井走行クレーン。
JP4488393U 1993-07-27 1993-07-27 天井走行クレーン Pending JPH0712382U (ja)

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JP4488393U Pending JPH0712382U (ja) 1993-07-27 1993-07-27 天井走行クレーン

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005528304A (ja) * 2002-05-30 2005-09-22 マッケイ,ドウグラス,マックグレガー クレーンアセンブリ
JP2017515672A (ja) * 2014-05-13 2017-06-15 ペリ−バット 表面処理装置

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4944455A (ja) * 1972-09-08 1974-04-26
JPH0445096A (ja) * 1990-06-11 1992-02-14 Takenaka Komuten Co Ltd スライド式長円形走行クレーン

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