JPS587631Y2 - プリント基板における回路装置 - Google Patents

プリント基板における回路装置

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JPS587631Y2
JPS587631Y2 JP1978002639U JP263978U JPS587631Y2 JP S587631 Y2 JPS587631 Y2 JP S587631Y2 JP 1978002639 U JP1978002639 U JP 1978002639U JP 263978 U JP263978 U JP 263978U JP S587631 Y2 JPS587631 Y2 JP S587631Y2
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JP
Japan
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capacitor
cylindrical
printed circuit
electrode
circuit
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Expired
Application number
JP1978002639U
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English (en)
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JPS54107046U (ja
Inventor
彰 佐藤
Original Assignee
ソニー株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は円筒形コンデンサの振動を防止するようにした
プリント基板における回路装置に関するものである。
第1図はテレビ受像機のチューナに用いられる一般的な
局部発振回路1を示す。
図において2は発振トランジスタ、R1,R2,R3は
トランジスタ2のバイアス抵抗、R4は同調制御電圧供
給用の抵抗、C1は帰還用コンデンサ、C2,C3,C
5は高周波接地用コンデンサ、C4は直流カット用コン
デンサ、Ll、L2は発振コイル、VCはバリキャップ
、3は同調制御電圧供給端子である。
この発振回路1においては、端子3に前段の電子チュー
ナから選局されたチャンネルに応じた制御電圧が加えら
れ、この制御電圧によりバリキャップVCの容量が変え
られることによって発振周波数が変えられるようにして
いる。
このような発振回路1においては、帰還用コンデンサC
1の精度が問題とされ、通常コンデンサC□としては円
筒形コンデンサが用いられている。
円筒形コンテ゛ンサ4は第2図に示すように、セラミッ
ク等の誘電体から成る円筒形素体5の両端部外周面に所
定巾の電極膜6,7を設け、この電極膜6.7にリード
線8,9を夫々2,3回巻回して端子10.11を導出
して成るもので、電極膜5,6間の誘電体によって所定
の容量を得るようにしている。
尚、素体5の寸法は例えば長さ7mm、直径4mmで、
リード線8,9の直径は例えば0.4mmである。
このような円筒形コンデンサ4は、例えば1pFのもの
では誤差が±0.1pF程度であり、高い精度を得るこ
とができるため上記帰還用コンデンサC1として用いて
好適である。
しかしながら円筒形コンテ゛ンサ4は上記のようにリー
ド線8,9の太さが0.4mmと細いため、これをプリ
ント基板にマウントした場合は極めて不安定となる。
このためチューナに加えられる外部振動により円筒形コ
ンデンサ4が振動し易く、この振動によって発振周波数
が振動する所謂ハウリング現象を起し易いと言う問題が
生じる。
この対策として従来では第3図に示すように円筒形コン
デ゛ンサ4をプリント基板12に半田付け16シた後、
パラフィンワックス、塗料等の接着剤13により、素体
5をプリント基板12のマウント面に固着するようにし
ていた。
しかしながらこの方法では接着剤13が誘電体として作
用するため、ストレー容量が増加してバリキャップVC
の可変範囲が見かけ上小さくなってしまうことがあった
また接着剤13の量のばらつきが大きいため、容量変化
にもばらつきが生じ、このためチューナの同調トラッキ
ングが悪化することがあった。
さらに接着剤13は乾燥時間を要するため製造工程に制
約を受けると言う問題もあった。
本考案は上記の問題を解決するためのもので、円筒形コ
ンテツサの端部を他の回路素子の端子に半田付けするこ
とによって、この円筒形コンテ゛ンサの振動を防止する
ようにしたものである。
以下本考案の実施例を第4図と共に説明する。
第4図において、円筒形コンテ゛ンサ4はプリント基板
12のスルーホール14にその端子10.11を挿通さ
れ、所定のパターン15に半田ディツプ16されること
によりマウントされている。
この円筒形コンテ゛ンサ4の近傍には抵抗17が、その
端子18.19をスルーホール20.21に挿通され、
夫々パターン15及び22に半田ディップ23.24さ
れることによりマウントされている。
本考案ではプリント基板12のマウント面12 a側に
おいて、抵抗17の端子18と円筒形コンデンサ4の電
極膜6とを半田25により互いに固着するようにしてい
る。
このために円筒形コンデ゛ンサ4と抵抗17とが共通に
接続されるパターン15に対するスルーホール14.2
0は互いに近接した位置に設けられている。
一般に抵抗17の端子18.19は抵抗17を安定にマ
ウントするために、充分太いものが使用されているので
、上記の構成によって円筒形コンデンサ4を不動に固定
することができる。
尚、円筒形コンテ゛ンサ4が第1図のコンテ゛ンサC1
である場合は、抵抗17はこのコンデンサC1と接続さ
れる抵抗R1またはR4であってよい。
また抵抗17に代えて円筒形コンテ゛ン′す4と接続さ
れる他の回路素子、例えばコンデンサ、コイル、トラン
ジスタ等を利用してもよい。
本実施例では円筒形コンデンサ4の一端側を半田25で
固定するようにしているが、必要に応じて両端を他の回
路素子の端子と夫々半田付けするようにしてもよい。
以上述べたように本考案は、誘電体から戊る円筒形素体
5の両端部周面に電極6,7が夫々形成され、各電極6
,7にリード線8,9が巻回されその端末がリード線1
0.11として夫々導出されて戊る円筒形コンデンサ4
の少くとも一方の電極6と他の回路素子17の端子18
とをプリント基板12のマウント面12 a側において
互いに近接して配し、上記一方の電極6と上記端子18
とを半田付け25シて成るプリント基板における回路装
置に係るものである。
従って本考案によれば、円筒形コンデンサは他の回路素
子と実質的に一体化されるので、この回路素子がプリン
ト基板に不動に固定されていれば、円筒形コンデンサが
振動することはなく、発振回路のハウリングを防止する
ことができる。
また容量の変化をなくすことができると共に、従来用い
られた接着剤のように乾燥時間を必要としないので製造
が容易となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案を適用し得る発振回路の回路図、第2図
は円筒形コンテ゛ンサの斜視図、第3図は従来の円筒形
コンデンサのマウント方法を示す側面図、第4図A、B
は本考案の実施例を示す平面図及び側面図である。 なお図面に用いられている符号において、1は局部発振
回路、4は円筒形コンテ゛ンサ、5は素体、6゜7は電
極膜、12はプリント基板、12 aはマウント面、1
4.20はスルーホール、17は抵抗、25は半田、C
1は帰還用コンテ゛ンサである。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 誘電体から成る円筒形素体の両端部周面に電極が夫々形
    成され、各電極にリード線が巻回されその端末がリード
    線として夫々導出されて成る円筒形コンテ゛ンサの少く
    とも一方の電極と他の回路素子の端子とをプリント基板
    のマウント面側において互いに近接して配し、上記一方
    の電極と上記端子とを半田付けして成るプリント基板に
    おける回路装置。
JP1978002639U 1978-01-13 1978-01-13 プリント基板における回路装置 Expired JPS587631Y2 (ja)

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JP1978002639U JPS587631Y2 (ja) 1978-01-13 1978-01-13 プリント基板における回路装置

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JP1978002639U JPS587631Y2 (ja) 1978-01-13 1978-01-13 プリント基板における回路装置

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JPS54107046U JPS54107046U (ja) 1979-07-27
JPS587631Y2 true JPS587631Y2 (ja) 1983-02-10

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ID=28805881

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4318701Y1 (ja) * 1964-08-01 1968-08-02

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4318701Y1 (ja) * 1964-08-01 1968-08-02

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