JPS5875269A - 電子式キヤツシユレジスタ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は各種取引情報をクラーク別に売上げ管理する電
子式キャッシュレジスタ　（以下単にＥＣＲと称す）の
改良に関し、更に詳細にはクラークの売上総額に対する
クラークの取分金額を算出するＥＣＨに関するものであ
る。

従来より、クラークの取分率を予めＥＣＲに記憶させて
おいて、クラークの点検動作時等にクラークの取分金額
を自動的に算出して出力するようにしたＥＣＲが開発さ
れ、製品化されている。

一方、例えばＥＣＲのヨーロッパ仕様においては、クラ
ークの売上げに対する配分額（ＣＬＥＲＫＰＲＯＶＩＳ
ＩＯＮ）　を計算する方法として配分額＝クラーク売上
額×クラーク取分率・叫１）・・・（２） の二種類があり、ＥＣＲの製造段階において仕向地（販
売先）に応じて、いずれか一方の計算式を固定的に記憶
させるように構成されている。従って、従来のＥＣＲに
おいてはクラークの売り上げに対する配分額を算出する
場合、一つの演算式にしか対応できず、市場で行なわれ
ている複数種類の演算方法に対処することが出来なかっ
た。

本発明は上記の点に鑑みて成されたものであり、市場で
行なわれている複数種類のクラーク取分金額の演算方法
に対処できると共に、またこの演算方法をユーザー側の
任意設定によって自由に選択できるようにしたＥＣＲを
提供することを目的とし、この目的を達成するため、本
発明のＥＣＲは、クラーク取分率を記憶するクラーク取
分率記憶手段と、クラークの取分金額を求める複数種類
の演算過程を記憶する演算過程記憶手段と、この演算過
程記憶手段に記憶された一つの演算過程を選択する手段
と、この選択手段により選択された演算過程及び上記の
クラーク取分率にもとづきクラークの取分金額を算出す
る演算手段と、この演算手段の演算結果を印字もしくは
表示する出力手段とを備えるように構成される。

以下、本発明の実施例を示す図面を参照して本発明の詳
細な説明する。

第１図は本発明の一実施例の構成を示すブロック図であ
る。

第１図において、１は単価、数量等を入力する数値情報
入力手段、２は該数値情報入力手段１のキーエンコーダ
、３は部門キー、小計キー等のファンクション情報入力
手段であり、合計キー３ａ。

預りキー３ｂ、点検指示（３）キー３ｃ及びクラーク取
分率入力（ＰＲＯ）キー３ｄｉ含んでいる。４は該ファ
ンクション情報入力手段３に接続されたキー判別手段、
５は中央処理装置（ＣＰＵ）であり、モード情報記憶エ
リアｍ及びクラークコード記憶エリアＣを有している。

また６は上記ＣＰＵ５の制御動作プログラムを記憶して
いるメモリであり、このメモリ６はリードオンリメモリ
（ＲＯＭ）により構成されてお９、通常のＥＣＲの動作
プログラムを記憶させると共に上記したクラーク取分金
額の算定式（＋１及び（２）のプログラムを記憶させた
メモリ領域の及び■を有している。また７は登録データ
等を記憶するメモリであり、該メモリ７はランダムアク
セスメモリ　（ＲＡＭ）により構成されており、アドレ
スカウンタ８によってアドレス指定され、入出力制御手
段９を介してＣＰＵ５との間で情報の送受が行なわれる
。このＲＡＭ７は各部門１，２．３・・・毎に単価情報
を記憶するメモリエリアル、売上数量を記憶するメモリ
エリアｎ。

−取引毎の部門別取引額を一時記憶するメモリエリアｔ
、クラーク　（Ａ−Ｅ）毎の取引合計額を記憶するメモ
リエリアＣＬ、売上累計額を記憶するメモリエリアｄｔ
、クラーク取分金額の算定式の選択状態を記憶するメモ
リエリアＳ及びクラーク取分率の記憶エリアｒを有して
いる。

１０は印字手段、１１は表示手段、１２はドロワー、１
３は該ドロワーの駆動手段である。

また１４はＥＣＲ本体の動作モードを「登録モード（Ｒ
ＥＧ）Ｊ、「設定モード（ＩＮ）」、「点検モード（Ｘ
）」、「精算モード（Ｚ）」等に設定する鍵付スイッチ
により構成されたモード指定スイッチであり、該スイッ
チ１４の操作により出力された動作信号はモード判定手
段１５に入力されると共に設定モード選択信号が信号発
生手段１６に入力されるように構成されている。１７は
各クラーク　（Ａ−Ｅ）の指定キーであり、該クラーク
キー１７の出力信号はクラーク判定手段１８を介してＣ
ＰＵ５のメモリエリアＣに入力されると共に、キー人力
検知手段１９に入力されるように構成されている。この
キー人力検知手段１９はクラークキー１７あるいはキー
判定手段４からの信号を受けて、モード判定手段１５に
情報読出し指示を導出するように構成されている。また
信号発生手段１６はクラーク取分率入力（ＰＲＯ）キー
３ｄと合計キー３ａの同時操作時に出力信号を導出する
アンドゲート２０の出力信号を受けて、クラーク取分類
の算定式の選択信号をＣＰＵ５に入力し、メモリ７のエ
リアＳにフラグ′１＃を書込むように構成されている。

次に上記したＥＣＲの動作を第２図に示す動作フロー図
と共に説明する。

■　各種情報の設定 本発明を実施したＥＣＲを使用する場合、オペレータは
まず各取引登録に関係する各種情報（各部門に対する単
価情報１日付情報、クラーク取分率（ＣＬＥＲＫ　ｐＲ
ＯｖＩｓ■ｏＮＲＡＴＥ）。

クラーク取分率計算式の選択等）を予めプリセットする
必要があり、そのプリセット方法は以下の通りである。

まずオペレータはモード指定スイッチ１４を設定モード
とする。このモード指定スイッチ１４が操作されるとモ
ード判定手段１５にこのモード情報が記憶される。次に
オペレータが各種情報を設定するために数値情報入力手
段１．ファンクション情報入力手段３のいずれかのキー
を押圧するとこのキー情報はキーエンコーダ２あるいは
キー判別手段４を介してＣＰＵ５に入力されると共にキ
ー人力検知手段１９に入力される。このキー人力検知手
段１９がいずれかのｋｅＶが押圧されたことを検知する
と（第２図ステップｎｌ）該キー人力検知手段１９はモ
ード判定手段１５の情報の読出し指示を出し、該判定手
段１５のモード情報をＣＰＵ５のモード情報記憶エリア
ｍに記憶する（ステップｎ２）。

この情報がエリアｍに入力記憶されるとＣＰＵ５はこの
モード情報をもとに装置の設定モードが選択されたこと
を認識しくステップｎ３）、以後に入力されてくるデー
タをＲＯＭ６に予め記憶された設定モードプログラムに
より処理する。

具体的には、まず数値情報入力手段１よりキーエンコー
ダ２を介してＣＰＵ５にクラーク取分率を入力しくステ
ップｎ４）、次にファンクション情報入力手段３のクラ
ーク取分重大カキ−３ｄを押圧して（ステップｎ５）、
キー判別手段４を介して先にＣＰＵ５に入力した情報が
クラーク取分率であることを指示する。この指示を受け
たＣＰＵ５はアドレスカウンタ８によりメモリ７のエリ
アｒｆ指定し、入出力制御手段９を介して入力されたク
ラーク取分率を該エリアｒに設定記憶する。次にオペレ
ータはこのクラーク取分率にもとづく取分金額の計算式
を（２１式に指定したい場合は（ステップ６）ファンク
ション情報入力手段３のクラーク取分重大カキ−３ｄと
合計キー３ａ（特にこの２つのキーに限定するものでは
ない）を同時に押圧しくステップｎ？）アンドゲート２
０を介してクラーク取分金額の計算式（２）を選択する
信号を発生するための信号発生手段１６を動作させる。

この信号発生手段１６で発生された信号（情報）はＣＰ
Ｕ５の制御のもとにメモリ７のエリアＳに入力記憶され
該メモリエリアＳにフラグ゛１“が設定される　（ステ
ップｎ８）。

なお上記クラーク取分金額の計算式ｆｉｌ及び（２）は
ＲＯＭ６のメモリエリアの及び■に予め記憶されており
このメモリ７のエリアＳのフラグ゛０“情報に従ってこ
の計算式ｆｉ１が選択され、メモリエリアＳのフラグゝ
゛１“情報に従って計算式（２）が選択される。

またメモリエリアＳの記憶内容はイニシャルリセット時
に０＃に設定される構成になっており、設定モードの選
択の当初に算式ｍが自動的に選択される構成になってい
る。

なお、他の例として例えば第１図に破線で示すようにク
ラーク取分重大カキ−３ｄ及び預りキー３ｂの同時操作
信号により動作するアンドゲート２１を設け、該アンド
ゲート２１の出力にもとづきメモリエリアＳの記憶状態
を０〃にするように成してもよい。

続いてオペレータは数値情報入力手段１及びファンクシ
ョン情報入力手段３０部門キー、単価キー等を操作して
、メモリ７のエリアｐに各部門商品の単価情報をプリセ
ットする　（ステップｎ９）。更に同様にして日付情報
等をプリセットする（ステップｎ１０）。

次に登録動作について説明する。

■　登録動作 上述の様にして各種情報の設定が完了し、取引登録が発
生すればオペレータはまずモード指定スイッチ１４を登
録モードに指定し、モード判定手段１５に登録モード情
報を与える。次にオペレータが各取引情報を登録するた
めに数値情報入力手段１．ファンクション情報入力手段
３のいずれかのキーを押圧すると、このキー押圧信号が
キー人力検知手段１９が動作し、モード判定手段１５の
登録モード情報が読出されて（ステップｎ　２）　ＣＰ
Ｕ　５のエリアｍに読出し記憶される。この情報がエリ
アｍに入力記憶されるとＣＰＵ５はこのモード情報をも
とに装置の登録モードが選択されたことを認識しくステ
ップ１１）、以後に入力されてくるデータをＲＯＭ６に
予め記憶された登録モードプログラムにより処理する。

具体的にはまず、そのオペレータに割当てられたクラー
クコードを指定するためオペレータはクラークキー１７
　（例えばキーＡ）を押圧しクラーク判定手段１８を介
してＣＰＵ５のＣエリアに該当クラークコードを入力記
憶する　（ステップｎ１２）。このクラークコードが設
定されれば（ステップｎ１３）オペレータは数値情報入
力手段１よりキーエンコーダ２を介してその取引で発生
した数量情報’ｚｃＰＵ５に入力する（ステップｎ１４
）。次にオペレータはファンクション情報入力手段３の
特定の部門キーを押圧しキー判別手段４を介してＣＰＵ
５に先に入力した情報がどの部門に属するものであるか
指示する（ステップｎ１５）。この指示を受けたＣＰＵ
５はその部門の単価情報をアドレスカウンタ８により指
示されるメモリ７のエリアｐより入出力制御手段９を介
して読み出し、単価×数量の演算を行ないその演算結果
をメモリ７のエリアｔに記憶すると共に（ステップｎ１
６）これらの一連の入力情報及び演算結果を印字手段１
０でレシートあるいはジャーナルに印字する（ステップ
ｎ１７）。又この数量情報もメモリ７のエリアｎに記憶
され、更にこのクラーク情報（５）も第３図の（ａ）に
示す如く印字される。

上記一連の操作が一商品に対する取引登録動作であるが
、オペレータはこの操作をその客の全ての取引商品に対
し繰返し行い全ての取引登録が完了すると　（ステップ
ｎ１８）オペレータはその取引の終了を指示するキー（
例えば合計キー３ａ）を押圧し、キー判別手段６を介し
てＣＰＵ７に対してその客の取引登録の終了を指示する
（ステップｎ１９）。この指示を受けたＣＰＵ５はメモ
リ７のエリアｔに一時記憶している各商品の取引額を読
出して加算し、その客の取引合計額を求め（ステップｎ
２０）その合計額をレシートに印字する（ステップｎ２
３）と共にエリアＣのクラークコードを参照しくステッ
プｎ２１）、クラークメモリエリアＣＬの該当のクラー
ク取引額を記憶するエリア（例えばエリアＡ）に加算記
憶する。又この合計額は一日の取引累計額を記憶するエ
リアｄｔに加算記憶する（ステップｎ２２）。更にこの
合計額は表示手段１１に表示される０オペレータはこの
表示を見てその客よりその取引における支払を受け、そ
の預り額を数値情報入力手段１よりＣＰＵ５に入力しフ
ァンクション情報入力手段３の預りキー３ｂを押圧し、
ＣＰＵ５に預り処理を指示する。この指示を受けたＣＰ
Ｕ５は預り金額−合計金額−釣銭の演算を行なう預り処
理を実行しくステップｎ２４）その釣銭情報を表示手段
１１に表示すると共に印字手段１０でレシートに印字し
、レシートを発行する　（ステップｎ２５）。オペレー
タはこの釣銭表示を見てドロワー１２よりその釣銭額を
支払うと共に客から受けとった現金等を該ドロワー１２
に収納する。なお、このドロワー１２は取引登録の終了
指示がなされる毎に駆動手段１３により開放される。

以上の様にして登録処理された取引額は各クラーク毎に
メモリ７のクラーク別取引合計額記憶エリアＣＬの該当
エリアＡ〜Ｅに累計加算して記憶される。

次に点検動作について説明する。

■　点検動作 上述の様にして各クラーク毎に登録処理された取引情報
を点検したい場合、まずオペレータは上述と同様モード
指定スイッチ１４を操作して点検位置に設定し、いずれ
かのキーを操作することによりＣＰＵ５に点検モードが
設定されたことを指示する　（ステップｎ２６）。この
指示を受けたＣＰＵ５は以後の入力情報をＲＯＭ８に予
め記憶された点検プログラムにより処理する０ クラーク別点検を行なう場合（ステップｎ２７）、まず
オペレータはクラークキー１７の点検したいクラークキ
ー（例えばＡ）を押圧しクラーク判別手段１４を介して
ＣＰＵ７のエリアＣに所望のクラークコードを設定する
　（ステップｎ２８）。

点検モードにおいてこのクラーク指定を受けるとＣＰＵ
５はメモリ７のエリアＳのプリセット情報を参照しくス
テップｎ２９）、その情報に従ってクラーク取分の計算
式のプログラムを選択すると共に（ステップｎ３０）、
エリアｒのクラークの取分率を該ＣＰＵ５に読み出す。

続いてオペレータがファンクション情報入力手段３の点
検指示キー３ｃを押圧すると（ステップｎ３１）該ＣＰ
Ｕ５は指定されたクラークの登録合計額をメモリ７のエ
リアＣＬの該当部分より読み出しくステップｎ３２）、
指定の計算式でクラークの取分額を算出しくステップｎ
３３）、第５図の如く指定されたクラークの取扱額（ｂ
）及取分額（ｃ）を印字した点検表を発行する（ステッ
プｎ３４）。

ところで上記ステップｎ３３の演算において、メモリエ
リア３のフラグ設定がＯ＃の場合には上記した（１）式
によってクラークの取分金額を算出するプログラムがＲ
ＯＭ６のメモリエリアのより読み出され、またメモリエ
リアＳのフラグ設定が１″の場合には上記した（２）式
によってクラークの取分金額を算出するプログラムがＲ
ＯＭ６のメモリエリア■より読出されて、指定された所
望の計算式でクラークの取分額が算出されることになる
。

以上がクラーク別点検を実行した場合の動作であるが、
通常点検を行なう場合にはステップｎ２６の点検モード
指定に続いてオペレータはファンクション情報入力手段
３の点検指示キー３ｃを押圧しＣＰＵ５に点検動作の開
始指示を与える（ステップｎ３５）。この指示を受けた
ＣＰＵ５はメモリ７に記憶されている各種登録情報を順
次読出しくステップｎ３６）、クラークデータか否かの
判定を行ない（ステップｎ３７）、もしクラークデータ
でなければ第５図の（ｄ）部分の如く順次点検表に読出
した情報を印字する。

一方もし読出し情報がクラークデータであればまずクラ
ークの取分金額の計算式がいずれに指定されているか否
かをエリアＳの記憶情報を確認することにより判定しく
ステップｎ３８）エリアＳにフラグゝ１＃が設定されて
いればメモリエリア■に記憶されたプログラムの計算方
法で演算を実行しフラグ゛１”が設定されていなければ
メモリエリア■に記憶されたプログラムの計算方法で各
クラークの取分額を計算しくステップｎ　３９　＋　ｎ
　４０　）第５図の如く順次点検表に各クラークの取扱
額（ｅ）と取分額（ｆ）ｅ印字して点検表を発行する（
ステップｎ４１）。

以上のようにして点検動作時に各クラークの売上げ総額
に対する取分金額が自動的に所望の予め選択指定された
演算式に従っ七算出されることになる。

なお、上記実施例においてクラークの取分金額の算定式
の指定を設定モード時にファンクション情報入力手段を
用いて指定するようにしたが、本発明はこれに限定され
ることなく例えばサービス員の操作可能なサービスモー
ドにおいてスイッチ手段のオン・オフ動作によって直接
メモリエリアＳにフラグ’ｌ’ｅセットあるいはゝ゛０
”にリセットするようにしてクラークの取分金額の算定
式を切り換え選択するようにしてもよいことは言うまで
もない。

更に、メモリエリアｓ、ｒを各クラーク毎に設けて、ク
ラーク毎に取分率及びあるいは取分金額の算定式を選択
設定するようにしてもよい。

以上、詳述したことからも明らかなように、本発明はク
ラークの売上げ金額に対する配分額（ＣＬＥＲＫ　ＰＲ
ＯＶＩＳＩＯＮ）を算出する計算式を複数個予め記憶さ
せておくと共に、これらの計算式の所望の一つを設定に
よって切換えて選択することが出来るため、市場に実施
去れている複数のクラーク配分額の算定方法に対しても
一機種のＥＣＲによって対応することが出来、極めて有
用で実用的な発明である。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係る電子式キャッシュレジスタのブロ
ック図、第２図はその動作を示すフローチャート、第３
図乃至第５図はそれぞれ印字例を示す平面図である。 ３・・ファンクション情報入力手段、３ａ・・合計キー
、３ｄ・・クラーク取分重大カキ−１５・・中央処理装
置（ＣＰＵ）　、６・・メモリ　（ＲＯＭ）、７・・・
メモリ　（ＲＡＭ）　、■及び■・−クラーク取分金額
算定式プログラムエリア、ＣＬ　　クラーク別取引合計
額メモリエリア、Ｓ・・クラーク取分金額算定式選択状
態記憶エリア、ｒ・・・クラーク取分率記憶エリア、１
０・・・印字手段、１１・・表示手段、１７・・・クラ
ークキー、２０・・・算定式選択信号発生用アンドゲー
ト。 代理人　弁理士　福　士　愛　彦

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、各種取引情報を登録処理する電子式キャッシュレジ
   スタにおいて、 クラーク取分率を記憶するクラーク取分率記憶手段と、 クラークの取分金額を求める複数種類の演算過程を記憶
   する演算過程記憶手段と、 上記演算過程記憶手段に記憶された一つの演算過程を選
   択する手段と、 該選択手段により選択された演算過程及び上記クラーク
   取分率にもとづきクラークの取分金額を算出する演算手
   段と、 該演算手段の演算結果を印字もしくは表示する出力手段
   と 全備えたことを特徴とする電子式キャッシュレジスタ。