JPS587412Y2 - 静電式表示装置 - Google Patents
静電式表示装置Info
- Publication number
- JPS587412Y2 JPS587412Y2 JP1977041451U JP4145177U JPS587412Y2 JP S587412 Y2 JPS587412 Y2 JP S587412Y2 JP 1977041451 U JP1977041451 U JP 1977041451U JP 4145177 U JP4145177 U JP 4145177U JP S587412 Y2 JPS587412 Y2 JP S587412Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- electrode
- fixed electrode
- variable
- variable electrode
- tip
- Prior art date
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- Expired
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Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、彎曲表面をもつ固定電極に弾力性を有する可
変電極が静電力により吸引されて密着することにより可
変電極が復帰状態にあるときと外観が明瞭に変化する静
電式表示装置に関する。
変電極が静電力により吸引されて密着することにより可
変電極が復帰状態にあるときと外観が明瞭に変化する静
電式表示装置に関する。
このような静電式表示装置は、特願昭５０９５３１０号
として既に出願されているが、その原理を簡単に説明す
ると、第１図に示すように、基台１上に彎曲表面を有す
る固定電極３と、上記固定電極３に隣接し、かつ、その
平面が上記固定電極３の彎曲表面の中心軸と平行になる
ように固定端４が基台１に取付けられた弾力性を有する
可変電極５、例えばポリエステル等の弾力性を有する重
合体の薄膜から成るコアの両面にアルミニウム等の金属
が蒸着されてなるものを有し、上記固定電極３と上記可
変電極５の相対向する面のいずれか片方又は双方には絶
縁材料の薄膜２が設けられ、両電極間には電源８及びリ
ード線９，９により直流電圧が印加できるようになって
いる。
として既に出願されているが、その原理を簡単に説明す
ると、第１図に示すように、基台１上に彎曲表面を有す
る固定電極３と、上記固定電極３に隣接し、かつ、その
平面が上記固定電極３の彎曲表面の中心軸と平行になる
ように固定端４が基台１に取付けられた弾力性を有する
可変電極５、例えばポリエステル等の弾力性を有する重
合体の薄膜から成るコアの両面にアルミニウム等の金属
が蒸着されてなるものを有し、上記固定電極３と上記可
変電極５の相対向する面のいずれか片方又は双方には絶
縁材料の薄膜２が設けられ、両電極間には電源８及びリ
ード線９，９により直流電圧が印加できるようになって
いる。
今、電圧が印加されていないときは、可変電極５が図示
のように復帰状態になっていてその自由端６は表示方向
Ｖと少なくとも平行になるまで開いているが、電圧が印
加されると、両電極間に作用する静電力により可変電極
５は接点Ａから順次固定電極３の彎曲表面に吸引され瞬
時にして、二点鎖線で示したように、自由端６に至るま
で固定電極表面に密着する。
のように復帰状態になっていてその自由端６は表示方向
Ｖと少なくとも平行になるまで開いているが、電圧が印
加されると、両電極間に作用する静電力により可変電極
５は接点Ａから順次固定電極３の彎曲表面に吸引され瞬
時にして、二点鎖線で示したように、自由端６に至るま
で固定電極表面に密着する。
従って、固定電極表面２と可変電極の外側表面の外観、
例えば光反射率、色彩、文字図形模様等が相違するとき
この二状態を切換えて所望の表示を行わせることができ
る。
例えば光反射率、色彩、文字図形模様等が相違するとき
この二状態を切換えて所望の表示を行わせることができ
る。
この基本発明は、動作電力が非常に小さいこと、記憶能
力を有すること、文字図形模様等の複雑な内容を表示す
ることができること、構成が簡単で機械的要素を全く含
んでいないことなどの利点があり、広い応用が期待でき
る発明である。
力を有すること、文字図形模様等の複雑な内容を表示す
ることができること、構成が簡単で機械的要素を全く含
んでいないことなどの利点があり、広い応用が期待でき
る発明である。
本考案は、上述の基本発明により、例えば日字形数字表
示器を製作した場合、第２図に示すように、各表示素子
の交差部にふ・いて空白部分が生ずることに鑑み、この
空白部分を解消して表示品位を向上させることを目的と
している。
示器を製作した場合、第２図に示すように、各表示素子
の交差部にふ・いて空白部分が生ずることに鑑み、この
空白部分を解消して表示品位を向上させることを目的と
している。
本考案の特徴は、上記目的を達成する為の静電式表示装
置の構造にあり、すなわち、固定電極と支持体との間に
Ｖ字形空間を形成し、その根幹部に可変電極の取付部を
設けるとともに、固定電極トよび支持体の根幹部並びに
可変−電極の取付部の巾方向寸法に比して、それぞれ固
定電極卦よび支持体並びに可変電極の先端部の巾方向寸
法を短かく形成して、中心軸が交差する２つの表示装置
の交差部において、空白部が生じないように構成したこ
とにある。
置の構造にあり、すなわち、固定電極と支持体との間に
Ｖ字形空間を形成し、その根幹部に可変電極の取付部を
設けるとともに、固定電極トよび支持体の根幹部並びに
可変−電極の取付部の巾方向寸法に比して、それぞれ固
定電極卦よび支持体並びに可変電極の先端部の巾方向寸
法を短かく形成して、中心軸が交差する２つの表示装置
の交差部において、空白部が生じないように構成したこ
とにある。
第３図は本考案による表示装置の実施例の斜視図を示し
、第４図にその復帰状態における横断面図を示している
。
、第４図にその復帰状態における横断面図を示している
。
第４図に釦いて、固定電極１１はその根幹部が彎曲しそ
の先端部は表示方向■に対して傾き角θ１をもって直線
的に伸びており、支持体１２はその根幹部に釦いて固定
電極１１に近接しその先端部は表示方向Ｖに対して傾き
角−θ２をもって直線的に伸びて、固定電極１１と支持
体１２の間にＶ字形空間が形成されている。
の先端部は表示方向■に対して傾き角θ１をもって直線
的に伸びており、支持体１２はその根幹部に釦いて固定
電極１１に近接しその先端部は表示方向Ｖに対して傾き
角−θ２をもって直線的に伸びて、固定電極１１と支持
体１２の間にＶ字形空間が形成されている。
可変電極１３はその根幹部が支持体の根幹部と密着しそ
れ自体の弾性により固定電極１１の彎曲部分に接触した
のちその彎曲部の接線方向に伸びて先端が支持体１２の
内壁面に接触している。
れ自体の弾性により固定電極１１の彎曲部分に接触した
のちその彎曲部の接線方向に伸びて先端が支持体１２の
内壁面に接触している。
固定電極１１及び可変電極１３の下端には電極端子１４
．１５が形成され、上記装置は枠体１６内に収容保持さ
れている。
．１５が形成され、上記装置は枠体１６内に収容保持さ
れている。
この表示装置を表示方向から廣るときの形状は、全体が
細長い六角形をなすように固定電極１１及び支持体１２
の両端がそれぞれ切欠かれ、これに対応して可変電極１
３の軸方向長さは、第６図に示すように、根幹部から先
端に至るほど短く形成され、これに従って、枠体１６に
斜形端面１７゜１ Ｂ、１９．２０が形成されている。
細長い六角形をなすように固定電極１１及び支持体１２
の両端がそれぞれ切欠かれ、これに対応して可変電極１
３の軸方向長さは、第６図に示すように、根幹部から先
端に至るほど短く形成され、これに従って、枠体１６に
斜形端面１７゜１ Ｂ、１９．２０が形成されている。
な訃、可変電極は固定電極又は支持体の表面を完全に覆
うことができるようにやや大きく形成されている。
うことができるようにやや大きく形成されている。
固定電極１１の表面は、赤、青、黄など所望の第−色に
着色され、これに対し支持体１２の表面は固定電極表面
とは異る他の色彩又は黒色、鏡面など肉眼により、固定
電極表面と明瞭に区別できる第二色に表面処理される。
着色され、これに対し支持体１２の表面は固定電極表面
とは異る他の色彩又は黒色、鏡面など肉眼により、固定
電極表面と明瞭に区別できる第二色に表面処理される。
可動電極１３は前述のようにアルミニウムの蒸着薄膜か
ら戊っているため両面ともに鏡面である。
ら戊っているため両面ともに鏡面である。
今、固定電極１１と可動電極１３間に電圧印加されてい
ない復帰状態のときは、可変電極１３が支持体１２の表
面を被っているから、固定電極上に施されている第−色
が直接表示されるほか、これが可変電極に反射して間接
表示されるから、観察者は六角形表示装置全体を第−色
として認識することができる。
ない復帰状態のときは、可変電極１３が支持体１２の表
面を被っているから、固定電極上に施されている第−色
が直接表示されるほか、これが可変電極に反射して間接
表示されるから、観察者は六角形表示装置全体を第−色
として認識することができる。
両電極間に電圧印加されると、今度は可変電極１３が固
定電極１１の表面を被うから、支持体上に施されている
第二色が直接表示されるほか、これが可変電極に反射し
て間接表示され、観察者は六角形表示素子全体を第二色
として認識することができる。
定電極１１の表面を被うから、支持体上に施されている
第二色が直接表示されるほか、これが可変電極に反射し
て間接表示され、観察者は六角形表示素子全体を第二色
として認識することができる。
第５図は上記の表示素子をセグメントとした日字形数字
表示装置の正面図である。
表示装置の正面図である。
固定電極の彎曲表面の中心軸が互に交差する２個の表示
装置例えば１０１と１０２の交差部において、その斜形
した端面が微小な間隙部１１１を隔てて近接対向してい
る。
装置例えば１０１と１０２の交差部において、その斜形
した端面が微小な間隙部１１１を隔てて近接対向してい
る。
本考案によれば、セグメント形表示体を互に線接触させ
て表示パターンを構成することができるので表示品質が
向上し、また、わずか数ミクロンの厚さの可動電極形状
が根幹部よりも先端に至るほど漸次巾寸法が減少するの
で、先端隅部のまくれ、しわなどの損傷が生じにくく耐
久性及び信頼性が向上した。
て表示パターンを構成することができるので表示品質が
向上し、また、わずか数ミクロンの厚さの可動電極形状
が根幹部よりも先端に至るほど漸次巾寸法が減少するの
で、先端隅部のまくれ、しわなどの損傷が生じにくく耐
久性及び信頼性が向上した。
さらに作動可能電圧が低電圧側に伸長され、同時に応答
速度が向上した。
速度が向上した。
【図面の簡単な説明】
第１図は本考案に係る静電式表示装置の原理説明図であ
る。 第２図は従来例による数字表示器の正面図である。 第３図は本考案実施例の斜視図を示し、第４図は上記実
施例の横断面図を示す。 第５図は本考案による数字表示器の正面図である。 第６図は上記実施例の縦断面図である。 第３図、第４図において、１１は固定電極、１２は支持
体、１３は可変電極、１６は枠体、１７．１８，１９，
２０は斜形した端面である。
る。 第２図は従来例による数字表示器の正面図である。 第３図は本考案実施例の斜視図を示し、第４図は上記実
施例の横断面図を示す。 第５図は本考案による数字表示器の正面図である。 第６図は上記実施例の縦断面図である。 第３図、第４図において、１１は固定電極、１２は支持
体、１３は可変電極、１６は枠体、１７．１８，１９，
２０は斜形した端面である。
Claims (1)
- 少くとも部分的彎曲表面を有する固定電極と、上記固定
電極に隣接し且つその平面が上記固定電極の彎曲表面の
中心線と平行になるように取付けられた弾力性を有する
可変電極と、上記固定電極の上記可変電極側表面又は上
記可変電極の上記固定電極側表面のいずれか一方又は双
方に設けられた絶縁材料の薄膜と、上記固定電極と上記
可変電極の間に電圧を印加する手段と、上記電圧印加の
ない状態における上記可変電極の状態を規制する支持体
とを有し、上記電圧印加によって上記可変電極が上記固
定電極の表面に静電力により吸引されて密着し上記電圧
印加のないときは上記可変電極が弾性によって上記支持
体で規制されるまで上記固定電極の表面から離反しその
二状態の切替りによりこの装置の外観が明瞭に変化する
ように横取された静電式表示装置にむいて、上記固定電
極の彎曲表面をその根幹部に設けるとともにその先端部
を表示方向に対し所定角度傾斜させて直線的に上方に伸
ばし、上記支持体をその根幹部に近接させるとともにそ
の先端部を上記表示方向に対し所定角度上記固定電極の
先端部と反対側に傾斜させて直線的に上方に伸ばし、上
記可変電極を、その取付部のなす面の延長面が上記固定
電極の根幹部を横切るように設け、上記固定電極及び上
記支持体並びに上記可変電極の先端部の巾方向寸法を、
それぞれ上記固定電極及び上記支持体の根幹部並びに上
記可変電極の取付部の巾方向寸法よりも所定寸法短く形
成したことを特徴とする静電式表示装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1977041451U JPS587412Y2 (ja) | 1977-04-01 | 1977-04-01 | 静電式表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1977041451U JPS587412Y2 (ja) | 1977-04-01 | 1977-04-01 | 静電式表示装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS53141983U JPS53141983U (ja) | 1978-11-09 |
| JPS587412Y2 true JPS587412Y2 (ja) | 1983-02-09 |
Family
ID=28912071
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1977041451U Expired JPS587412Y2 (ja) | 1977-04-01 | 1977-04-01 | 静電式表示装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS587412Y2 (ja) |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5140897A (ja) * | 1974-08-06 | 1976-04-06 | Jii Kooruto Chaaruzu | Seidentekihyojisochi |
| JPS5241450A (en) * | 1975-09-26 | 1977-03-31 | Kougi Kenkyusho:Kk | Inter-electrode clearance holding device for sewage treating system of electrolytic type |
-
1977
- 1977-04-01 JP JP1977041451U patent/JPS587412Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5140897A (ja) * | 1974-08-06 | 1976-04-06 | Jii Kooruto Chaaruzu | Seidentekihyojisochi |
| JPS5241450A (en) * | 1975-09-26 | 1977-03-31 | Kougi Kenkyusho:Kk | Inter-electrode clearance holding device for sewage treating system of electrolytic type |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS53141983U (ja) | 1978-11-09 |
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