JPS5873444A - ギアシフト装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、メーンの変速ギアと、ギアチェンジの行われ
るときに切り離されるクラッチと、負荷（ロード）の下
で作動するロートリフトギアとを備える車輌のギアシフ
ト装置に関する。

１９８１年９月１５日に出、願された米国特許第３０２
．３２７号には、メーンの変速ギア及びロート９シフト
ギアを制御するための装置が開示されている。ロードシ
フトギアは負荷の下で、ノーマル位置とアンダースピー
ド位置との間でシフト可能で、アンダースピード位置で
はスピードが２０％減少され、それに応じて牽引力が２
５％乃至３０％増大する。ロート９シフトギアはトラク
タのドライバーが、アンダースピードに一時的にシフト
することによ゛つてエンジンの負担となる一時的抵抗を
処理できる。不必要なメーンギアの切換が避けられる。

単一のギアレバーがメーンギアの切換のためにゲート内
で作動される。また、ゲートはロードシフトギアに枢着
されてそれとリンク接続されている。どのようなメーン
ギアの状態においても、ギアレバーは横方向に揺動でき
、それによりロードシフトギアをノーマル位置及びアン
ダースピード９位置との間でシフトできる。

ロート８シフトギアはロート９すなわち負荷の下で作動
するよう設計されているので、それが正しく使用されれ
ば同期された状態で作動する。ロードシフトギアをそれ
らの条件外で作動させるのは、そのことが部品の回転の
相対速度の増大をきたし、メーンギアの同期エレメント
に関する要求が増大することがありうるので望ましくな
い。上記米国特許出願では、メーンギアがニュートラル
位置にあるときにロードシフトギアの作動の可能性をな
くしている。ニュートラル位置にあるギアレバーの横方
向での動きは、ゲートの枢動を起すことなしにゲートの
横断スロット内で自由にできる。ニュートラル状態のゲ
ートの不注意による動きはギアレバーとロードシフトギ
アとの間の機械的固定又は鎖錠手段によって阻止される
。

しかし、上記装置ではメーンギアシフト及びロート９シ
フトギアの同時作動を防止しておらず、また、ドライバ
ーがゲート操作において不注意でロードシフトギアを作
動した場合には、厳しい同期問題が起りやすい。

本発明の目的は、クラッチとロート９シフトギアとの間
に、クラッチが外されるときにロードレフトギアの作動
を防ぐロードシフトギア固定を提供することである。本
発明に係る装置は、ロードシフトギアに連結されたセレ
クタロツ１を有する。該セレクタロット８は係止プラン
ジャを受は入れるための一対の係止溝を有する。ばねが
係止プランジャをセレクタロッドに向けて付勢する。機
械的又は液圧的に作動される部材がクラッチ係合解除に
応じて動き、係止プランジャを係合し、該プランジャを
クラッチが係合解除されている間、係止溝の一つの中に
保持する。現実の危険はゲート操作するときの一重の作
動であるから、クラッチの作動だけで安全操作の大体完
全な保障を与える。゛しかじ、上述、の米国特許に示さ
れたようなニュートラル位置でのロードシフトギアの固
定も必要に応じ行うことができる。

以下、本発明を添付図面に基づき詳細に説明する。

第１図は、汎用の液圧クラッチ作動装置及び本発明に係
る液圧ロート９シフトギア固定装置を示している。フッ
トクラッチＲダル１０はマスクシリンダ１２を作動する
。マスクシリンダには加圧液（ブレーキ流体）の液溜１
４が取り付けられている。マスクシリンダ１２は管１６
によって副シリンダ１８に接続されており、該副シリン
ダ１８はクラッチのレリーズレバ−２０を周知の態様で
作動する。クラッチそれ自体は示していないが、従来の
ものの如くエンジン及びノーンギアボックス間のトララ
スミッション内に配置される。

液圧管１６は分岐管２２を有しており、肢管はリングユ
ニオン２４によって固定装置２６に接続されている。固
定装置２６は第１図には図示しないロート８シフトギア
のケーシング上に取り付けられている。

第２図に示すように、固定装置２６はねじ′５０によっ
てロー　ドシフトギアのケーシング２８上に取り付けら
れている。固定装置はベースキャップ６２及びカバー６
４を有している。ねじ６０はカバー及びキャップのフラ
ンジを通っている。ロート８シフトギアは周知の構造で
あり、そのケーシング２８の一部及び該ケーシングの孔
内で摺動可能なセレクタロット″６５により示しである
。ロッド３５が（図示の）ノーマル位置にあるときは、
第１位置決め溝又は係止溝６８が固定装置の中心線３６
に一致する。アンダースピード９位置にあるときは、第
２の位置決め溝又は係止溝４０が同中心線６６に一致す
る。

ベースキャップ６２及びカバー３４はチャンバ４２を囲
んでおり、該チャンノミはその頂部においてカバー３４
に密封接続され、底部において係止プランジャのヘラ）
’４６に密封接続されている。

１″ 上述のユニオン２４は中空ボルト５０によってカバーの
頂部に取り付けられ、蛇腹４４の内部と連通している。

カバー６４には蛇腹４４の内部と連通している空気抜き
ニップル５２が取り付けられている。

プレンジャ４８はは−スキャップの底部内の孔及びベー
スキャップの下側の位置決めボス５４を通って下方に伸
びている。ボス５４はケーシング２８内の孔に受は入れ
られ、密封リング５６で密封されている。

プランジャ４８の端部は滑らかに丸みが付けられており
、セレクタロット″６５内の溝３８及び４０に係合でき
る。溝はプランジャの端部に対応して弧状断面とされて
いる。蛇腹４４は溝６８゜４０にプランジャを押圧する
作用をするが、管η内の液圧が低い限り、ロッド６５を
ノーマル位置とアンダースピード８位置との間でシフト
してプランジャ４８を溝に出し入れすることが可能であ
る。

この場合、ロッド６５の動きは可能であるが、プランジ
ャ４８はその２つの位置において確実な位置決めをする
。しかし、クラッチにダル１０がメーンギアボックス内
でギアチェンジを行うために押し下げられると、管１６
．２２内の作動液の圧力が高くなり、蛇腹４４内の圧力
はプランジャ４８のヘット８４６をベツスキャップ６２
の底部にしっかりと抑圧１−、プランジャの端部を溝６
８゜４００いずれか一方にしっかりと係合する。従って
、セレクタロッド６５はクラッチはダル１０が解放され
るまで動かすことができない。このように、メーンギア
と同時にロート９シフト・ギアを作動する可能性を無く
すことができる。

ロート９シフトギアからのトランスミッション液がロッ
ド６５及びプランジャ４８を通して漏れる傾向があるの
で、プランジャ４日に溝５８を設け、チャンバ４２への
漏洩路を形成することが好ましい。チャンノミ内に入っ
た液は復帰管６０によってトランスミッション液溜へ戻
される。カバー６４内のフィルタプラグ６２はチャンバ
４２内に異物が入らないようにして空気の出入りを可能
とする。蛇腹４４はクラッチの液圧回路とトランスミッ
ション液との間を完全に分離する。

第２図に示すように、固定装置２６はロート９シフトギ
アのケーシング上に取り付けるのが簡単で費用が安く、
且つ、メーンギアボックス内でのギアチェンジ及びロー
ドシフトギアの同時作動を完全に防ぐことができる。

セレクタロツ）’３５が作動される方法は本発明におい
ては重要ではない。第６図にはロツ）Ｉ３５が作動され
る一つの方法が示されている。図示の例では、ブラケッ
ト６６内に取り付けられたレバー６４によって作動され
るようになっており、また、該レバーはロツ）”３５上
の一ン７２と係合するスロット７０が設けられているア
ーム６８を支持している。図示のようにロッド３５には
溝３８．４０の外に溝７４が設けられており、周知の方
法でロツ）”３５う一ロート９シフトギアのノーマル位
置及びアンダースピード８位置を選択する。

第４図には、上述の米国特許正順に係る発明に従って構
成された他の方法が示されている。メーンギアボックス
のギアレバー７６がその下方端部でカルダン取付具７８
上の取付けられており、周知の方法で２つのセレクタレ
バー８０を介してメーンギアボックスのセレクタフォー
ク部材を操作する。レバー７６はＨ形ゲート８２内で動
かされるが、図中においてはゲート８２の横断ニュート
ラルスロット８４内にあるニュートラル位置に示されて
いる。ゲート８２は通常の固定ゲートではないが、（車
輌の進行方向に関して）前後方向軸線のまわりで側方へ
揺動できるようにビン８６によつそ枢着された逆Ｕ字形
ブラケットの形状をしている。この前後方向軸線はカル
ダン取付具７８０輔線の１つと一致する。ニュートラル
スロット８４内でのレバー７６の動きはゲート８２の対
応する動きを起さない。しかし、レバー７６がメーンギ
アボックスの４つのギアに対応する位置Ｉ、　　ＩＩ、
　　Ｉ、又は■のいずれかにあるときは、その横方向へ
の動きはピン８６によって決められた軸線のまわりでゲ
ート８２の揺動する。

ゲートブラケット８２と一体のアーム８８はロート９シ
フトギアのセレクタロッド６５に接続されている。接続
のためのリンク機構がロッド９０だけにより部分的に示
されている。ロット賃０は例えばベルクランクレノ之−
を介してセレクタロットゝ６５に接続される。

第２図に示す装置の別の利点は、漏洩路５Ｂ及び復帰バ
イブロ０を設けたために可動部品間にＯリングや他の密
封部材を設ける必要がｔｘｔ・と（・うことである。し
かし、第５図及び第６図を参照して示すように密封部材
を設けたものを排除するものではない。

第５図の実施例においては、プランジャ４８は第２図の
ものと同様に溝３８．４０と協働するが、０す／グチ２
によって密封されている。更に、らせん圧縮ばね９４が
プランジャ４８のヘッド４６とキャップ９６との間に設
けられており、キャップ９６にはカバー３４のカラ一部
分１００を通して滑動可能に取り付けられたプッシュロ
ッ）”９８が当接している。第５図に示す状態では、プ
ランジャは溝３８．−４０から出るのが自由であり、セ
レクタロッドろ５の２つの位置を検知する作用をなすだ
けである。しかし、レバー１０２がカバー６４と一体の
突起１０６上の１０４の所に枢着されている。図示の位
置においては、レバー１０２ののトップ部１０８がペー
スキャップ６４の側部に当接している。レバー１０２は
ブツシュロッド９８の頂部にも当接している。

レバー１０２の自由端部はボーデン（Ｂｏｍｅｎ　）ケ
ーブル１１０の一端に取り付けられており、該ケーブル
の他端はクラッチはダル１０のアーム１１２に取り付け
られている。クラッチペダルが押し下げられると、レバ
ー１０２の左側端部が引き下げられ、従ってプッシュロ
ツｌ’９８及びキャップ９６が押し上げられる。キャッ
プ９６はプランジャ４８が上昇するのを防ぎ、従って確
実な係止すなわち固定位置となり、クラッチはダル１０
が押し下げられている間、セレクタロッド６５のシフト
を防ぐ。ロート８シフトギアの固定はクラッチはダル１
０の押し下げストロークの初期の段階でなされるのが望
ましいので、ばルビルばね１１４がプランジャ４６の頂
部から突出しているボス１１６上に設けられている。こ
のばね１１４は非常に強いばねとされる。従って、カッ
プ９乙の初めのわずかな押し下げの後、カップはばね１
１４をプランジャヘッド４６に対して押圧し、そのよう
にして、プランジャ４８が溝３８，４０から出るのを防
ぐに十分な力が急速に発生される。しかし、クラッチペ
ダル１０のストロークが終るときにばね１１４の完全な
圧縮がなされるようにすることができる。ばね１１４が
圧縮されないときは、ばね９４が軽く、プランジ４８が
溝３８．４０から出もれるようになっている。

第６図に示す実施例においては、ばね９４がプランジャ
ヘラ）”４６とカバー３４との間に設けられており、第
５図に示したボス１１６はプランジャ４８と一体でカバ
ー６４のカラ一部分１００を通って外方に伸びているロ
ッド１１８に替えられている。ロット″１１Ｂの頂部の
上方には、スライド１２０がカバーと一体の突起１２２
内に滑動可能に取り付けられており、スライド”１２０
はケーブル１１０によって制御されるようになっている
。

図示の位置では、ロッド１１８は上昇することができ、
従ってプランジ４８を比較的弱いばね９４０作用に抗し
て溝３８又は４０から出すことができる。クラッチはダ
ル１０が押し下げられると、スライドゝ１２０が復帰ば
ね１２４の作用に抗して第６図において左方へ引かれる
。スライド゛１２０のこの引張られた位置が鎖線で示し
てあり、該グライト９０ランプ部分１２６がロッｌ−”
　１１８のベッド上方へ動き、該ロッド、従ってプラン
ジャ４８の上昇を確実に阻止することが判る。トラクタ
においては、ロート８シフトギアは通常、メーン変速ギ
ア及びギアレンジセレクタを有するトランスミッション
内に設けられる。種々のギアそれ自体の操作及び構造は
本発明を構成するものではない。

以上、本発明を添付図面に示した実施例に基づき説明し
たが、これらに限定されるものではない。

【図面の簡単な説明】

第１図は、液圧クラッチ装置及び液圧ロート９シフトギ
ア固定装置を示す図； 第２図は、液圧固定装置の断面図； 第６図は、ロート９シフトギアを作動するレノａ　。 を用いた装置の斜視図４ 第４図は、ロート９シフトギアを作動するメーンギアレ
バーを用いた装置の斜視図； 第５図は、第１の機械的固定装置の断面図；第６図は、
第２の機械式固定装置の断面図；である。 ＦＩＧ、／ Ｈθ、６ Ｆ／に、５ 手続補正書（方式） １、事件の表示 昭ｙｒａ’；’ｉ年’ｒ’＋　　ｍｔａｃｌｖｓｔａｌ
ｘ　　号へアシフト羞畳乱 ６補正をする者 事件との関係　　出　願　人 住所 茄ｔ４　　ディーア　ア、ト、ｆ１〉、ぐ、−４代理人 ｌ補正の内容

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 （１）　　メーン変速ギア、ギア切換のときに外される
   クラッチ、車輌に負荷がかかつているときに作動可能な
   ロードシフトギアを有する車輌のギアシフト装置におい
   て、 クラッチが外されるときにロードシフトギアの作動を防
   ぐためクラッチとロート９シフトギアとの間に設けられ
   たロードシフトギア固定装置を有するギアシフト装置。 （２）り２ツデが液圧作動クラッチで、上記固定装置が
   液圧クラッチの液圧回路内の液圧に応答するようにした
   特許請求の範囲第１項記載のギアシフト装置。　　　　
   １．２ （３）上記固定装置が、クラッチの液圧回路の液圧が内
   部に作用する蛇腹に取り付けられた係止プランジャを有
   している特許請求の範囲第２項記載のギアシフト装置。 設定されるようにし、該チャンバにはロート９シフトギ
   アからのトランスミッション液が流れることができるよ
   うにするとともに、該チャンバがロート９シフトギアの
   ための液溜へ接続された復帰路を有している特許請求の
   範囲第６項記載のギアシフト装置。 （５）上記プランジャがトランスミッション液をチャン
   バに通す溝を有している特許請求の範囲第今頃記載の１
   丁シフト装置。 （６）上記固定装置がリンク機構を介してクラッチに機
   械的に接続されている特許請求の範囲第１項記載のギア
   シフト装置。 （７）゛　　上記リンク機構がクラッチを作動するため
   に可動のクラッチペダルと上記固定装置との間に接続さ
   れたボーデンゲープルを有ｌしている特許請求の範囲第
   ６項記載のギアシフト装置。 （８）上記固定装置が、 ロート９シフトギアに接続され且つ係止溝を有するセレ
   クタロッドと； セレクタロットゝに係合可能で、該ロッド及びロードシ
   フトギアの動きを防ぐため上記係止溝によって係合され
   る係止プランジャと； 上記リンク機構に接続され、該機構の動きに応じて可動
   のリンク部材と； 該リンク部材と係止プランジャとの間で圧縮可能で、リ
   ンク部材が係止シランジャと係合し該ブト装置。 （９）上記係止プランジャ及びリンク部材間に設けられ
   た別の強いばねを有し、リンク部材が該ばねと係合し、
   該ばねと係止プランジャとを、上記圧縮ばねの圧縮が完
   全に行われる前に、セレクタロッドに向けて偏倚するよ
   うにした特許請求の範囲第８項記載のギアシフト装置。 ００）上記固定装置が、 ロート９シフトギアに接続され且つ係止溝を有するセレ
   クタロット９と； セレクタロット９に係合可能で、係止溝によって受は入
   れられる位置へ可動な係止プランジャと；係止プランジ
   ャをセレクタロッドに向けて付勢する弾性部材と； 上記リンク機構内で係止プランジャに係合する位置に動
   （ことができるストップ部材と；を有し、このストップ
   部材と係止プランジャとの係合により係止プランジャが
   それを受は入れた係止溝から出るのを防ぐようにした特
   許請求の範囲第６項記載のギアシフト装置。 ００　メーン変速ギア、ギア切換のときに外される液圧
   作動クラッチ、車輌に負荷のがかっているときに作動す
   るロート９シフトギア及びロードシフトギア固定装置を
   備える車輌のギアシフト装置において、上記固定装置が
   、 ロードシフトギアに接続され且つ係止溝を有するセレク
   タロットゝと、セレクタロット９に係合可能で、上記係
   止溝によって係合される係止プランジャと。 該係止プランジャに接続された圧力応答手段と。 液圧作動クラッチが外されるときに係止プランジャを係
   止溝内に保持するため、液圧作動クラッチの液圧回路か
   らの液圧を圧力応答手段に連通ずる手段と、を有するこ
   とを特徴とするギアシフト装置。 αの　上記ロート９シフトギアが）・ウジングを有し、
   該ハウジングが上記係止プランジャを滑動可能に受は入
   れ、また、圧力応答手段を収納するチャンバ２を囲むよ
   うになされ、上記固定装置がロードシフトギア内のトラ
   ンスミッション液が上記チャンバに通るようにする通路
   と、トランスミッション液をロート９シフトギアのため
   の液溜に流すための復帰路手段とを有している特許請求
   の範囲第１１項記載のギアシフト装置。 （１３メーン変速ギア、ギア切換のときに外される機械
   式作動のクラッチ、車輌に負荷がかかつているときに作
   動するロードシフトギア及びロードシフトギア固定装置
   を有するギアシフト装置において、上記固定装置が、 ロードシフトギアに接続され巨つ係止溝を有するセレク
   タロッドと、 セレクタロッドと係合可能で上記係止溝によって係合さ
   れる係止プランジャと。 係止プランジャをセレクタロット９に向けて付勢するた
   めの弾性手段と。 上記クラッチに作用的に接続され且つ同クラッチの係合
   及び係合解除に応答して可動の機械的リンク装置と。 機械的リンク装置に接続され、上記クラッチが係合解除
   されるときに同リンク装置ととも・に動き、固定位置と
   なって係止プランジャと唱合し同プランジャを上記係止
   溝内に保持してセレクタロッドの動き及びロードシフト
   ギアのシフトを防ぐ手段と、を有することを特徴とする
   ギアシフト装置。