JPS5872165A - 記録装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は電子写真プロセスを用いたプリンタ、複写機お
よび静電プリンンに係り、特に帯電部材の帯電電位を安
定化するように帯電器を制御して記録する装置に関する
。

従来よ妙電子写真プロセスを用いたプリンタとして、例
えば第１図に示すよう々装置がある。光導電層（例えば
Ｓｅ）と導電性支持体（例えばＡｌ）からなる記録ドラ
ムｌを帯電器２によシ必喪な帯電電位に帯電を行い、次
に表面電位計３により記録ドラム表面電位を検出してい
る０さらに、画像露光４を行うと、画像に対応した静電
潜像が形成される。この潜像に現像器５を用いて選択的
にトナーを付着させ可視像を得る。続いてこのトナー俸
を転写器６により記録紙７に転写し、さらに定着を行っ
て恒久的な記録を得る。一方、記録ドラムｌＦｉ除電器
８、除電ランプ９、クリーニング工程１０を経て最初に
述べた帯電工程へと進み繰返し使用される。

上記装置の記録ドラム１の帯′ＦＩＬｍ位の安定化の方
法として、例えば、第２図に示すように帯電器２により
帯電された記録ドラム１上の電位を表面電位計３により
検出し、その検出電位をＡ／Ｄコンバータ１１によ、？
Ａ／Ｄ変換して制御回路１２にとり込み、該制御回路１
２よりＤ／Ａコンバータ１３を通して帯電器２のグリッ
ド電圧又はコロナ電圧１４．１５を変化させることによ
シ記録ド２ムｌの帯電電位を増減する制御装置をあげる
ことができる。この制御方法はＡ／Ｄ変換された帯電電
位の値と基準とする値との比較を行い、その結果により
グリッド電圧又はコロナ電圧を補正して帯電電位の安定
化をはかるものである０この補正に必要な関数および係
数は、マイクロコンビエータ内部のプログラムによって
定められている０この制御方法には次のような欠点があ
る０即ち、記録ドラム１と帯電器２の特性にバラツキが
ある場合、或いは記録ドラム１の交換時および記録ドラ
ムまたは帯電器２の疲労によシ特性が変化した場合にお
いては、プログラムに定めである関数および係数の値が
適確でなくなるため、最適な帯電電位の安定化が行えな
い蝉問題があった。

本発明の目的は記録ドラム、又は帯電器の疲労により特
性が変化した時においても、最適な帯電電位の安定化が
行える記録装置を提供することにある。

本発明の特徴は予め帯電部材の目標帯電電位を記憶装置
に記憶する一方、該帯電部材の帯電に際し、テストサイ
クルと記録サイクルを設け、該テストサイクルにおいて
帯電器に加えるコロナ電圧、またはグリッド電圧を複数
回変えて該帯電部材の帯電電位を測定し、該測定値を記
憶装置に記憶し、核記憶内容を演算装置により帯電器に
加える；ロナ電圧またけグリッド電圧と帯ｗＬ電位の関
係を算出し、これを記憶装置に記憶するとともに、核記
憶内容はテストサイクルを行う度に更新し、一方配録サ
イクルにおいては上記記憶内容に基づき、目標とする帯
電電位になるように前記帯電器を制御し記録を行うこと
によ）上記目的を達している〇以下、本発明について説
明する。

第２図において、記録ドラム１の帯電電位を安定化する
には、その装置の特性に合った制御関数および係数を用
いて帯電器２のコロナ電圧、またはグリフ４ド電圧の制
御を行う必要がある。そこで本発明では装置の始動時及
び必要によシ随時、テストサイクルを設け、記録ドラム
１の帯電電位と帯電器２のコロナ電圧またはグリッド電
圧との関係を調べ記憶しておき、この記憶内科に基づい
てコロナ電圧１５または７グリツド電圧１４の制御を゛
行い、記録ドラム、１０表面電位を安定イヒして記録す
るような装置としている。

第２図の装置を用いて、テストサイクルを行い帯電器２
のグリッド電圧Ｖｇと記録ドラム１の帯電電位Ｖａの関
係を−べる０例えば、帯電器２のグリッド電圧１４とあ
る設定値ｖｇｌにして記録ドラム１の帯電を行い、・そ
のときの帯電電位Ｖｓｌを測定する。さらに異吹るグリ
ッド電圧Ｖｇ２にして帯電を行い、そのときの帯電電位
ＶＳを測定し、これを必要に応じて数回グリッド電圧の
設定な変更し、その時の帯電電位Ｖｓを測定する〇一般
に帯電電位Ｖｓとグリッド電圧Ｖｇの関係はＶｓ＝ｆ（
Ｖｇ）で表わされるが本テストサイクルでは第３図に示
すようなはソ山線関係が得られた。そこで上式を最も単
純化して■ａ＝Ａ−Ｖ［＋Ｂと近似することができる。

本発明では、この関係式を用いて目標とする帯電電位を
得るに必要なグリッド電圧Ｖｇを算出するようにしてい
る。

第４図は本発明の具体的な１例を示すブロック回路図で
ある〇 予め、記録ドラム１の目標帯電電位を記憶装置Ｍに記憶
させておき、該記録ドラムスの帯電に際し、テストサイ
クルと記録サイクルを設け、テストサイクルでは配録を
行わずに記録ドラム１の帯電電位制御に必要な帯電器２
のグリッド電圧■赴求める。

その求め方は表面電位計３で検出された記録ドラム１の
帯電電位ＶａはＡ／Ｄコンバータ１１を介して記憶装置
１６に蓄えられる。該蓄えられたデ−タは演算装置１７
に取シ出されて、上式の近似する関数と必要な係数を算
出し、記憶装置１８に記憶する。この記憶内容はテスト
サイクルを行う度に更新し、常に装置の特性に合った帯
電電位制御を行うようにする。

一方、記録サイクルにおいては、上記記憶内容に基づい
て予め記憶装ｆｆＭに記憶されている目標帯電電位にな
るように演算装置１９の比較回路等によりグリッド電圧
を設定してＤ　／　Ａコンバータ１３を介して帯電器２
を制御して記録する。

また、印字を続けるうちに、第５ト１のように記録ドラ
ム１の帯ａｔ位が低下する現象が見られた場合は帯電器
２のグリッド電圧に補正を加えて、該帯電電位を元に戻
すのであるが、上式を用いて帯電電位Ｖｓのずれａから
グリッド電圧Ｖｇに加える補正を算出することができる
。

さらに、記録ドラム１、帯電器２の疲労によジグリッド
電圧と弗電電位の関係が変化する（第５図に示す）。こ
の場合においては　必要に応じて前に述べたのと同一の
方法でグリッド電圧と帯電電位の関係を求める事により
、よシ適確々グリッド電圧の設定を行うことができ、又
適確なグリッド電圧の補正により帯１ｖ電位の安定化が
できる。

このグリッド電圧と帯電電位の関係を求める時期として
は、その装置の１日の始動時、あるいは適宜印字時間が
過ぎた時に、テストサイクルを設けて行えば、記録ドラ
ム１、帯電器２等の疲労に対しきめ細かな補正を行うこ
とが可能となる。さらに、別の効果としてグリッド電圧
と帯電電位の関係を求める事により記録ドラム１、帯電
器２等の疲労状態を明確につかむことができ、記録ドラ
ム１等の交換時期を適確に判断できる利点を持つ。

以上実施例はグリッドの付いた帯電器２を用いた帯電電
位制御装置であるが、第６図に示すコロトロンと呼ぶグ
リッドを持たない帯電器τを用いても同様の制御が可能
である。この場合、帯電電位の変更はコロナ電圧を可変
して行う事となるので、上述したグリッド電圧の代シに
コロナ電圧を　　　　　：用いて制御を行う事になる。

以上実施例によシ本発明を説明したが、本発明によれば
装置の始動時、及び必要に応じ随時テストサイクルを設
け、帯電電位とグリッド電圧の関係を調べ、記憶してお
き、この記憶内容に基づいて、コロナ電圧またはグリッ
ド電圧の制御を行い記録ドラムの表面電位の安定什を適
確に行う事ができる。

４、ｉ４、図面の簡単な説明 第１図は電子写真プロセスの概念を説明する断面トノ１
、第２図は従来の帯電電位制御を説明するためのブロッ
ク回路図、第３〜５図は本発明の１実施例を説明する弄
めの第３．５図はグリッド電圧と４１″：”Ｔ　”！’
：電位の関係図、第４図はブロック回路図、第６図は本
発明の別の実施例のブロック回路図を示す。

Ｅ＞Ｊ　ｉ′（、’、おいて、１は記録ドラム、２．２
′は帯電器、３ｕ表ｉｉ［、位計、１１はＡ／Ｄコンバ
ータ、１２．１ｚは制御１（・１路、１３はＤ／Ａコン
バータ、１４はグリッド用電源、１５は一コロナ用電諒
、１６．１８はメモリ、１７．１９は演算装置でρ・る
。

’ｉｌＩ’智製づ百 埠−繍一慧≦

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. コロナ帯電器によシ帯電部材を帯電させ、該帯電部材の
   帯電器の表面電位を検出する手段を有し、紋手段によシ
   検出された帯電電位を前記帯電Ｓにフィードバックして
   帯電部材の帯電電位を制御するように構成されてなる記
   録装置において、予め前記帯電部材の目標帯電電位を記
   憶装置に記憶する一方、該帯電部材の帯電に際し、テス
   トサイクルと記録サイクルを設け、蚊テストサイクルに
   おいて、帯電器に加えるコロナ電圧また祉グリッド電圧
   を複数回変えて該帯電部材の帯電電位を測定し、該測定
   値を記憶装置に記憶し、骸記憶内容を演算装置によシ帯
   電器に加えるコｐす電圧またはグリッド電圧と帯電電位
   の関係を算出し、これを記憶装置に記憶するとと４に１
   ＃配配憶内拡テストサイクルを行う度に更新し、−芳記
   像サイクルにおいては上記記憶内容に基づき目標とすゐ
   帯電電位に々るように前記′＠電器を制御して記録を行
   う事を特徴とする記録装置。