JPS587041Y2 - 内燃機関における潤滑油ポンプの動力伝達装置 - Google Patents
内燃機関における潤滑油ポンプの動力伝達装置Info
- Publication number
- JPS587041Y2 JPS587041Y2 JP13226977U JP13226977U JPS587041Y2 JP S587041 Y2 JPS587041 Y2 JP S587041Y2 JP 13226977 U JP13226977 U JP 13226977U JP 13226977 U JP13226977 U JP 13226977U JP S587041 Y2 JPS587041 Y2 JP S587041Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- shaft
- oil pump
- lubricating oil
- balance
- fitted
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、内燃機関の潤滑油ポンプに、内燃機関におけ
るバランス軸から動力伝達するための装置に関するもの
であり、バランスウェイトが取付くバランス軸からエン
ドレスチェンを介して潤滑油ポンプに動力伝達するにお
いて、バランス軸に対するバランスウェイトの固着と目
時にエンドレスチェンの主動側スプロケットを確実に固
定できるようにすると共に、当該動力伝達部の組立てが
至極簡単にできるようにしたものである。
るバランス軸から動力伝達するための装置に関するもの
であり、バランスウェイトが取付くバランス軸からエン
ドレスチェンを介して潤滑油ポンプに動力伝達するにお
いて、バランス軸に対するバランスウェイトの固着と目
時にエンドレスチェンの主動側スプロケットを確実に固
定できるようにすると共に、当該動力伝達部の組立てが
至極簡単にできるようにしたものである。
次に本考案の一例を図面について説明するに。
図において１は機関のクランクケース２にクランク軸３
と平行に軸支したバランス軸で、該バランス軸（１）は
これに嵌挿され且つ半円キー４止めした合成樹脂製の歯
車５がクランク軸３上の歯車６に噛合してクランク軸３
と一期回転する。
と平行に軸支したバランス軸で、該バランス軸（１）は
これに嵌挿され且つ半円キー４止めした合成樹脂製の歯
車５がクランク軸３上の歯車６に噛合してクランク軸３
と一期回転する。
このバランス軸１の軸端部７シこはバランスウェイト８
が。
が。
バランス軸１の回転方向に対する一定の位相方向番こ嵌
着されている（但し１図は軸端部７の断面及び軸端部７
に嵌まるバランスウェイト８の孔９を欠円状に形成して
一体的に回転するように嵌着した場合を示し、欠円軸と
欠円孔との嵌合に替えて。
着されている（但し１図は軸端部７の断面及び軸端部７
に嵌まるバランスウェイト８の孔９を欠円状に形成して
一体的に回転するように嵌着した場合を示し、欠円軸と
欠円孔との嵌合に替えて。
スプライン嵌合又はキー止め等によって一定の位相位置
に嵌着するようにしても良い）。
に嵌着するようにしても良い）。
１０はクランクケース２の下面に取付けた潤滑油ポンプ
で、その軸１１には従動スプロケット１２を、欠円軸と
欠円孔との嵌合などの手段により嵌着する一方、前記バ
ランス軸１の軸端部Ｔ上には歯車５とバランスウェイト
８との間に主動スプロケット１３を回転自在に遊嵌し、
該主動スプロケット１３と前記従動スプロケット１２と
の間に予め環状に連接したエンドレスチェン１４を巻掛
けて、バランス軸１から潤滑油ポンプ１０に動力伝達す
るにおいて、バランス軸１の軸端部７上の遊嵌主動スプ
ロケット１３とバランスウェイト８との接当端面には、
互に任意位相で噛合し得るラチェット歯１５．１６を各
々設けて成るものである。
で、その軸１１には従動スプロケット１２を、欠円軸と
欠円孔との嵌合などの手段により嵌着する一方、前記バ
ランス軸１の軸端部Ｔ上には歯車５とバランスウェイト
８との間に主動スプロケット１３を回転自在に遊嵌し、
該主動スプロケット１３と前記従動スプロケット１２と
の間に予め環状に連接したエンドレスチェン１４を巻掛
けて、バランス軸１から潤滑油ポンプ１０に動力伝達す
るにおいて、バランス軸１の軸端部７上の遊嵌主動スプ
ロケット１３とバランスウェイト８との接当端面には、
互に任意位相で噛合し得るラチェット歯１５．１６を各
々設けて成るものである。
この構成においてこれを組立てるに際しては。
バランス軸１の軸端部７上の主動スプロケット１３及び
ポンプ軸１１上の従動スプロケット１２とは、各々の軸
に嵌める以前において予め環状に連接したエンドレスチ
ェン１４の内周に噛み合せ。
ポンプ軸１１上の従動スプロケット１２とは、各々の軸
に嵌める以前において予め環状に連接したエンドレスチ
ェン１４の内周に噛み合せ。
この状態で各々の軸に目時に嵌めるようにしなければな
らない。
らない。
この場合、バランス軸１の軸端部γ上の主動スプロケッ
ト１３をそれ自体、軸端部７に対して欠円軸と欠円孔と
の嵌合又はスプライン嵌合若しくはキー等によって嵌着
するとか、或いはバランスウェイト８と一体的に製作す
ることは、当該主動スプロケット１３と従動スブロケッ
ト１２とはエンドレスチェン１４を介して一体的（こ連
動しているので９両スプロケット１２．１３を各々の軸
に目時に嵌めるためには１両軸又はいずれか一方の軸を
手で回転して９両スプロケット１２．１３の嵌合位相を
目時に合せるようにしなければならないが、バランス軸
はクランク軸と連動しており、また、潤滑油ポンプの軸
も小径でこれらを回動させることは極めて困難で１組立
てに手数を要することになる。
ト１３をそれ自体、軸端部７に対して欠円軸と欠円孔と
の嵌合又はスプライン嵌合若しくはキー等によって嵌着
するとか、或いはバランスウェイト８と一体的に製作す
ることは、当該主動スプロケット１３と従動スブロケッ
ト１２とはエンドレスチェン１４を介して一体的（こ連
動しているので９両スプロケット１２．１３を各々の軸
に目時に嵌めるためには１両軸又はいずれか一方の軸を
手で回転して９両スプロケット１２．１３の嵌合位相を
目時に合せるようにしなければならないが、バランス軸
はクランク軸と連動しており、また、潤滑油ポンプの軸
も小径でこれらを回動させることは極めて困難で１組立
てに手数を要することになる。
これに対し本考案は、前記のように主動スプロケット１
３をバランス軸１の軸端部１上に回転自在に遊嵌し、該
主動スプロケット１３をバランス軸１に嵌着されるバラ
ンスウェイト８にラチェット歯１５．１６の噛合によっ
て結合したもので。
３をバランス軸１の軸端部１上に回転自在に遊嵌し、該
主動スプロケット１３をバランス軸１に嵌着されるバラ
ンスウェイト８にラチェット歯１５．１６の噛合によっ
て結合したもので。
主動スプロケット１３はバランスウェイト８にラチェッ
ト噛合するまでは軸上を自由に回転でき。
ト噛合するまでは軸上を自由に回転でき。
且つ回転位相に拘らず任意の位相でも嵌めることができ
るから、エンドレスチェン１４で連なっている両スプロ
ケット１２．１３を各々の軸に嵌めるには、従動スプロ
ケット１２のみをそのポンプ軸１１の嵌合位相に合せる
だけで良く１両方の軸又はいずれか一方の軸を手で回転
しての位相合せの必要がないのであり１次いで主動スプ
ロケット１３端のラチェツト歯１５をバランスウェイト
８端面のラチェツト歯１６に噛合することにより。
るから、エンドレスチェン１４で連なっている両スプロ
ケット１２．１３を各々の軸に嵌めるには、従動スプロ
ケット１２のみをそのポンプ軸１１の嵌合位相に合せる
だけで良く１両方の軸又はいずれか一方の軸を手で回転
しての位相合せの必要がないのであり１次いで主動スプ
ロケット１３端のラチェツト歯１５をバランスウェイト
８端面のラチェツト歯１６に噛合することにより。
主動スプロケット１３は先の嵌入位置でバランスウェイ
ト８を介してバランス軸１に固着できることになる。
ト８を介してバランス軸１に固着できることになる。
従って本考案によれば１機関のバランス軸から潤滑油ポ
ンプにチェ７によって動力伝達するにおいて、当該チェ
ノによる動力伝達部の組立てが至極簡単に且つ迅速にで
きて１組立てに要するコストを低減できると共に、ラチ
ェットの噛合によるから潤滑油ポンプへの動力伝達が極
めて確実で。
ンプにチェ７によって動力伝達するにおいて、当該チェ
ノによる動力伝達部の組立てが至極簡単に且つ迅速にで
きて１組立てに要するコストを低減できると共に、ラチ
ェットの噛合によるから潤滑油ポンプへの動力伝達が極
めて確実で。
動力伝達部に故障を生じない効果を有する０
第１図は本考案実施例装置の縦断正面図、第２図は第１
図の山−■視断面図、第３図はバランスウェイトと主動
スプロケットとのラチェット噛み合いを示す図である。 １・・・・・・バランス軸、 ８・・・・・・バランス
ウェイト。 １０・・・・・・潤滑油ポンプ、１１・・・・・・ポン
プ軸、１３・・・・・・主動スプロケット、１２・・・
・・・従動スプロケット、１４・・・・・・エンドレス
チェン、１５，１６・・・・・・ラチェツト歯。
図の山−■視断面図、第３図はバランスウェイトと主動
スプロケットとのラチェット噛み合いを示す図である。 １・・・・・・バランス軸、 ８・・・・・・バランス
ウェイト。 １０・・・・・・潤滑油ポンプ、１１・・・・・・ポン
プ軸、１３・・・・・・主動スプロケット、１２・・・
・・・従動スプロケット、１４・・・・・・エンドレス
チェン、１５，１６・・・・・・ラチェツト歯。
Claims (1)
- 機関のバランス軸上の主動スプロケットと、潤滑油ポン
プの軸に嵌着した従動スプロケットとの間にエンドレス
チエンを巻掛けして動力伝達するにおいて、バランス軸
上の主動スプロケットをバランス軸に回転自在に遊嵌す
ると共に、該主動スプロケットの端面を、バランス軸に
嵌着されるバランスウェイトの端面のラチェットに噛合
して成る内燃機関における潤滑油ポンプの動力伝達装置
。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13226977U JPS587041Y2 (ja) | 1977-09-30 | 1977-09-30 | 内燃機関における潤滑油ポンプの動力伝達装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13226977U JPS587041Y2 (ja) | 1977-09-30 | 1977-09-30 | 内燃機関における潤滑油ポンプの動力伝達装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5458501U JPS5458501U (ja) | 1979-04-23 |
| JPS587041Y2 true JPS587041Y2 (ja) | 1983-02-07 |
Family
ID=29099638
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13226977U Expired JPS587041Y2 (ja) | 1977-09-30 | 1977-09-30 | 内燃機関における潤滑油ポンプの動力伝達装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS587041Y2 (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS58108211U (ja) * | 1982-01-19 | 1983-07-23 | スズキ株式会社 | エンジンのクランクシャフト端末構造 |
| JP2010112240A (ja) * | 2008-11-05 | 2010-05-20 | Toyota Motor Corp | Ｖ型内燃機関 |
| JP2011094567A (ja) * | 2009-10-30 | 2011-05-12 | Daihatsu Motor Co Ltd | 内燃機関 |
| JP2023062210A (ja) * | 2020-03-18 | 2023-05-08 | 日立Astemo株式会社 | バランサ装置およびオイルポンプ付きバランサ装置 |
-
1977
- 1977-09-30 JP JP13226977U patent/JPS587041Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5458501U (ja) | 1979-04-23 |
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