JPS5869828A - 3−フエノキシベンジルアルコ−ル類の製造方法 - Google Patents
3−フエノキシベンジルアルコ−ル類の製造方法Info
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- JPS5869828A JPS5869828A JP56166440A JP16644081A JPS5869828A JP S5869828 A JPS5869828 A JP S5869828A JP 56166440 A JP56166440 A JP 56166440A JP 16644081 A JP16644081 A JP 16644081A JP S5869828 A JPS5869828 A JP S5869828A
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P20/00—Technologies relating to chemical industry
- Y02P20/50—Improvements relating to the production of bulk chemicals
- Y02P20/52—Improvements relating to the production of bulk chemicals using catalysts, e.g. selective catalysts
Landscapes
- Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)
- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は3−フェノキシベンジルアルコール及びその誘
導体の製造方法に関し、詳しくは式(I) (式(I)中、XおよびYは同一または相異なる水素原
子、ハロゲン原子、低級フルキル基、または低級アルコ
キシ基を、mは1〜5個の整数を、nは1〜4個の整数
を示す。)) で示される6−フェノキシベンズアルデヒド類を水系媒
体中、亜ニチオン酸塩と反応させて式(■)で示すα−
ヒドロキシ−3−フェノキシベンジルスルフィン酸塩類
を得、 (式(m)中、X、Y、m、及びnは前記式(I)と同
じ意を表わし、Mはアルカリ金属またはアンモニウムを
示す。) IEj続き、塩基の存在下で亜ニチオン酸塩を添加反応
させるかまたは、式(m)を生成、分離することなく、
直接、式(I)と、水系媒体中、塩基の存在下に亜ニチ
オン酸塩を反応させる、 式(d) (式(If)中、X、 Y、 mおよびnは前記式(1
)と同じ意を表わす) で示すれる3−フェノキシベンジルフルフール類の製造
方法に関する。
導体の製造方法に関し、詳しくは式(I) (式(I)中、XおよびYは同一または相異なる水素原
子、ハロゲン原子、低級フルキル基、または低級アルコ
キシ基を、mは1〜5個の整数を、nは1〜4個の整数
を示す。)) で示される6−フェノキシベンズアルデヒド類を水系媒
体中、亜ニチオン酸塩と反応させて式(■)で示すα−
ヒドロキシ−3−フェノキシベンジルスルフィン酸塩類
を得、 (式(m)中、X、Y、m、及びnは前記式(I)と同
じ意を表わし、Mはアルカリ金属またはアンモニウムを
示す。) IEj続き、塩基の存在下で亜ニチオン酸塩を添加反応
させるかまたは、式(m)を生成、分離することなく、
直接、式(I)と、水系媒体中、塩基の存在下に亜ニチ
オン酸塩を反応させる、 式(d) (式(If)中、X、 Y、 mおよびnは前記式(1
)と同じ意を表わす) で示すれる3−フェノキシベンジルフルフール類の製造
方法に関する。
従来、3−フェノキシベンジルアルコール類は農薬など
の中間体原料として有用な化合物であり、その合成方法
は6−7エノキシトルエン類を原料として、これを伺ら
かの方法で酸化することが知られ又いて、酸化形態とし
ては、ハロゲン化により、ベンジルハライドからフルコ
ールへ、あるいは酸化剤によりまたは遊離酸素によりカ
ルボン酸もしくはアルデヒドを得、これらを還元してフ
ルーールにする方法が考えられる。
の中間体原料として有用な化合物であり、その合成方法
は6−7エノキシトルエン類を原料として、これを伺ら
かの方法で酸化することが知られ又いて、酸化形態とし
ては、ハロゲン化により、ベンジルハライドからフルコ
ールへ、あるいは酸化剤によりまたは遊離酸素によりカ
ルボン酸もしくはアルデヒドを得、これらを還元してフ
ルーールにする方法が考えられる。
前者のハロゲン化はジフェニルエーテル型の活性な芳香
環へのハロゲン置換が避げが′たく、その分離にもかな
りの費用を要するので経済的な方法とは考えられない。
環へのハロゲン置換が避げが′たく、その分離にもかな
りの費用を要するので経済的な方法とは考えられない。
後者のカルボン酸を還元する方法では、高温高圧下で行
なう必要があるなど工業的に有利な方法と云いがたい。
なう必要があるなど工業的に有利な方法と云いがたい。
また、アルデヒドを還元する方法左しては、たとえば水
素化ホウ素ナトリウム、水素化ホウ素リチウム、水素化
リチウムアルミニウムなどの金属水素化物を用いる方法
、°あるいは電解還元による方法などが知られているが
、これらは実験室的な合成法としてはすぐれているが工
業的に実施するには費用がかかりまた取扱いもむつかし
いなどの欠点があった。
素化ホウ素ナトリウム、水素化ホウ素リチウム、水素化
リチウムアルミニウムなどの金属水素化物を用いる方法
、°あるいは電解還元による方法などが知られているが
、これらは実験室的な合成法としてはすぐれているが工
業的に実施するには費用がかかりまた取扱いもむつかし
いなどの欠点があった。
本発明者らは6−フニノキシベンズアルデヒドまたはα
−ヒトμキシー6−フニノキシベンジルスルフイン酸ナ
トリウムを水系媒体中、塩基の存在下で亜ニチオン酸ナ
トリウムと反応させると3−フェノキシベンジルアルコ
ールが高収率で得られることを見出し鋭意検討した結果
本発明を完成させたものである。
−ヒトμキシー6−フニノキシベンジルスルフイン酸ナ
トリウムを水系媒体中、塩基の存在下で亜ニチオン酸ナ
トリウムと反応させると3−フェノキシベンジルアルコ
ールが高収率で得られることを見出し鋭意検討した結果
本発明を完成させたものである。
本発明方法によって製造される3−フェノキシベンジル
アルコール類は 一般式(TI) (X)m (Y)n (式(IT)中XおよびYは同一または相異なる水素原
子、ハロゲン原子、′低級フルキル基、または低級フル
コキシ基を、mは1〜5個の整数を、nは1〜4個の整
数を示す。) で示され、これらの3−フェノキシベンジルアルコール
類としては次のような化合物があげられる。
アルコール類は 一般式(TI) (X)m (Y)n (式(IT)中XおよびYは同一または相異なる水素原
子、ハロゲン原子、′低級フルキル基、または低級フル
コキシ基を、mは1〜5個の整数を、nは1〜4個の整
数を示す。) で示され、これらの3−フェノキシベンジルアルコール
類としては次のような化合物があげられる。
6−フルオルベンジルアルコール、3−(4−フルオル
フェノキシ)ベンジルフルシール、3−(3−フルオル
フェノキシ)ベンジルフルロール、3−(4−ブームフ
ェノキシ)ベンジルアルコール、3−フェノキシ−6−
フルオルベンジルアルコール、3−フェノキシー4−フ
ルオルベンジルアルコール、6−りρルー3−フェノキ
シベンジルアルコール、6−(4−メチルフェノキシ)
ベンジルアルコール、3−(3,4−ジクロルフェノキ
シ)ベンジルアルコール、3−(3”()リフルオルメ
チル)フェノキシ〕ベンジルアルコール、3−(2−フ
ルオルフェノキシ)ベンジルフルフール、3−(4−メ
トキシフェノキシ)ベンジルアルコールなどであり、こ
れらは対応する5−フェノキシベンズアルデヒド類から
得られる。
フェノキシ)ベンジルフルシール、3−(3−フルオル
フェノキシ)ベンジルフルロール、3−(4−ブームフ
ェノキシ)ベンジルアルコール、3−フェノキシ−6−
フルオルベンジルアルコール、3−フェノキシー4−フ
ルオルベンジルアルコール、6−りρルー3−フェノキ
シベンジルアルコール、6−(4−メチルフェノキシ)
ベンジルアルコール、3−(3,4−ジクロルフェノキ
シ)ベンジルアルコール、3−(3”()リフルオルメ
チル)フェノキシ〕ベンジルアルコール、3−(2−フ
ルオルフェノキシ)ベンジルフルフール、3−(4−メ
トキシフェノキシ)ベンジルアルコールなどであり、こ
れらは対応する5−フェノキシベンズアルデヒド類から
得られる。
また本発明方法においては、原料として6−フェノキシ
ベンズアルデヒド類と亜ニチオン酸塩との反応中間体と
して生成するα−ヒトρキシー3−フェノキシベンジル
スルフィン酸塩を単離し【使用してもよく、α−ヒトp
キシー3−フェノキシベンジルスルフィン酸塩は式(I
I+)で示すことができる。
ベンズアルデヒド類と亜ニチオン酸塩との反応中間体と
して生成するα−ヒトρキシー3−フェノキシベンジル
スルフィン酸塩を単離し【使用してもよく、α−ヒトp
キシー3−フェノキシベンジルスルフィン酸塩は式(I
I+)で示すことができる。
(式(I)中X、Y、及びrl、 nは前記式(TI)
と同じ意を表わし、Mはアルカリ金属またはアンモニウ
ム、具体的にはナトリウムイオン、カリウムイオン、リ
チウムイオン、アンモニウムイオ7などを示す。) これらのα−ヒドロキシ−6−フェノキシベンジルスル
フイン酸塩は対応する6−フェノキシベンズアルデヒド
に亜ニチオン酸塩を対応させることによって合成でき容
易に単離できるが、反応系内で取り出さずに引き続き亜
ニチオン酸塩を添加して塩基の存在下反応させて目的生
成物を得ることも可能である。
と同じ意を表わし、Mはアルカリ金属またはアンモニウ
ム、具体的にはナトリウムイオン、カリウムイオン、リ
チウムイオン、アンモニウムイオ7などを示す。) これらのα−ヒドロキシ−6−フェノキシベンジルスル
フイン酸塩は対応する6−フェノキシベンズアルデヒド
に亜ニチオン酸塩を対応させることによって合成でき容
易に単離できるが、反応系内で取り出さずに引き続き亜
ニチオン酸塩を添加して塩基の存在下反応させて目的生
成物を得ることも可能である。
本発明方法において使用される塩基としてはアルカリ金
属およびアンモニウムの各水酸化物、炭酸塩、リン酸塩
またはホウ酸塩であり具体的には水酸化ナトリウム、水
酸化カリウム、水酸化リチウム、水酸化アンモニウム1
炭酸ナトリウム、炭1酸カリウム、炭酸アンモニウム、
炭酸水素ナトリウム、炭酸水素カリウム、第6リン酸ナ
トリウム、第6リン酸カリウム、第3リン酸アンモニウ
ム°、第之リン酸ナトリウム、第2リン酸カリウム、ピ
ルリン酸ナトリウム、メ、!クン酸ナトリウム、トリポ
リリ、ン酸ナトリウム、メタホウ酸ナトリウム、メタホ
ウ酸カリウム、メタホウ酸アンモニウム、四ホウ酸ナト
リウム、四ホウ酸カリウム、四ホウ酸アンモニウム、五
ホウ酸ナトリウム、五ホウ酸カリウム、五ホウ酸アンモ
ニウムなどが挙げられ、これらを単独、もしくは2種以
上を組合せて使用することができる。
属およびアンモニウムの各水酸化物、炭酸塩、リン酸塩
またはホウ酸塩であり具体的には水酸化ナトリウム、水
酸化カリウム、水酸化リチウム、水酸化アンモニウム1
炭酸ナトリウム、炭1酸カリウム、炭酸アンモニウム、
炭酸水素ナトリウム、炭酸水素カリウム、第6リン酸ナ
トリウム、第6リン酸カリウム、第3リン酸アンモニウ
ム°、第之リン酸ナトリウム、第2リン酸カリウム、ピ
ルリン酸ナトリウム、メ、!クン酸ナトリウム、トリポ
リリ、ン酸ナトリウム、メタホウ酸ナトリウム、メタホ
ウ酸カリウム、メタホウ酸アンモニウム、四ホウ酸ナト
リウム、四ホウ酸カリウム、四ホウ酸アンモニウム、五
ホウ酸ナトリウム、五ホウ酸カリウム、五ホウ酸アンモ
ニウムなどが挙げられ、これらを単独、もしくは2種以
上を組合せて使用することができる。
塩基の使用量は3−フェノキシベンズアルデヒド類1モ
ルに対して05〜50モル比、好ましくは1.0〜10
モル比である。使用量がこれより少ない場合には反応速
度が非常に遅く経済的でなく、またこれより多い場合に
はかきまぜが困難となる。
ルに対して05〜50モル比、好ましくは1.0〜10
モル比である。使用量がこれより少ない場合には反応速
度が非常に遅く経済的でなく、またこれより多い場合に
はかきまぜが困難となる。
亜ニチオン酸塩を累積添加する二段階反応の場合も塩基
は最初に一度に加えておいてよい。
は最初に一度に加えておいてよい。
本発明方法において使用される亜ニチオン酸塩としては
亜ニチオン酸ナトリウム、亜ニチオン酸カリウム、亜ニ
チオン酸リチウム、亜ニチオン酸アンモニウム、亜二チ
オン酸カルンウム、亜ニチオン酸バリウム、亜ニチオン
酸亜鉛などカを使用される。
亜ニチオン酸ナトリウム、亜ニチオン酸カリウム、亜ニ
チオン酸リチウム、亜ニチオン酸アンモニウム、亜二チ
オン酸カルンウム、亜ニチオン酸バリウム、亜ニチオン
酸亜鉛などカを使用される。
亜ニチオン酸塩の使用量はα−ヒドロキシ−6−フェノ
キシベンジルスルフイン酸塩類1モルに 一対して0
,1〜50モル比、好ましくは1.0〜10モル比であ
る。使用量がこれより少ない場合に(ま反応速度が非常
に遅く経済的でなく、またこれより多〜)場合にはかき
まぜが困難となる。
キシベンジルスルフイン酸塩類1モルに 一対して0
,1〜50モル比、好ましくは1.0〜10モル比であ
る。使用量がこれより少ない場合に(ま反応速度が非常
に遅く経済的でなく、またこれより多〜)場合にはかき
まぜが困難となる。
本発明方法において使用される水系媒体としては水およ
び、またはイソプロパツール、エタノール、メタノール
などの低級アルコール類、ジオキサン、テトラヒドロフ
ラン、エチレングリコニフレジメチルエーテルなどのエ
ーテル類、N、N−ジメチルホルムアミド、N、N−ジ
メチル7セトアミド、テトラメチル尿素などのカルボン
酸アミド類、スルホラン、ジ、メチルスルホオキシドな
どの含硫黄有機溶媒の一種もしくは二種以上を組合せて
使用することができ、水系媒体の使用量は6−フェノキ
シベンズアルデヒド1重量部に対して1〜100重量部
、好ましくは5〜50重量部である。使用量がこれより
少ない場合にはがきまぜが困難であり、またこれより多
い場合には生産性が低く不経済である。
び、またはイソプロパツール、エタノール、メタノール
などの低級アルコール類、ジオキサン、テトラヒドロフ
ラン、エチレングリコニフレジメチルエーテルなどのエ
ーテル類、N、N−ジメチルホルムアミド、N、N−ジ
メチル7セトアミド、テトラメチル尿素などのカルボン
酸アミド類、スルホラン、ジ、メチルスルホオキシドな
どの含硫黄有機溶媒の一種もしくは二種以上を組合せて
使用することができ、水系媒体の使用量は6−フェノキ
シベンズアルデヒド1重量部に対して1〜100重量部
、好ましくは5〜50重量部である。使用量がこれより
少ない場合にはがきまぜが困難であり、またこれより多
い場合には生産性が低く不経済である。
また、本発明方法においてはトリエチルベンジル7ンモ
ニウムりpリド、テトラメチル7ンモニウムプpiドな
どの相間移動触媒やクラウンエーテルなどを添加すると
反応速度が大となりこれらを併用したほうが望ましい。
ニウムりpリド、テトラメチル7ンモニウムプpiドな
どの相間移動触媒やクラウンエーテルなどを添加すると
反応速度が大となりこれらを併用したほうが望ましい。
本発明方法における通常の実施態様としてはたとえば以
下の方法でおこなう。
下の方法でおこなう。
3−フェノキシベンズアルデヒド類またはα−ヒドρキ
シー3−フェノキシベ/ジルスルフィ/酸塩類、塩基、
亜ニチオン酸塩および水系媒体を反応容器に入れ、50
℃ないし沸点、好ましくは80℃ないし沸点に加熱、(
ただし、沸点が200°Cをこえる場合は80〜200
’aの加熱が好ましい)同温良で05〜100時間、
好ましくは6〜50時間かきまぜる。室温まで冷却した
後、水に排出し、四塩化炭素、ベンゼン、あるいはエー
テルなどの有機溶媒で抽出する。抽出液を硫酸ナトリウ
ムなどの乾燥剤で脱水した後、溶媒を減圧下に蒸発留去
して3−フェノキシベンジルアルコール類を得る。この
ものは純度が高く、このままでビレスルイド系殺虫・殺
プ゛二剤なとの農薬の原料として使用可能であとが、場
合によってはさらに減圧蒸留、もしくはカラムクロマト
グラフィーによって精製することも可能である。
シー3−フェノキシベ/ジルスルフィ/酸塩類、塩基、
亜ニチオン酸塩および水系媒体を反応容器に入れ、50
℃ないし沸点、好ましくは80℃ないし沸点に加熱、(
ただし、沸点が200°Cをこえる場合は80〜200
’aの加熱が好ましい)同温良で05〜100時間、
好ましくは6〜50時間かきまぜる。室温まで冷却した
後、水に排出し、四塩化炭素、ベンゼン、あるいはエー
テルなどの有機溶媒で抽出する。抽出液を硫酸ナトリウ
ムなどの乾燥剤で脱水した後、溶媒を減圧下に蒸発留去
して3−フェノキシベンジルアルコール類を得る。この
ものは純度が高く、このままでビレスルイド系殺虫・殺
プ゛二剤なとの農薬の原料として使用可能であとが、場
合によってはさらに減圧蒸留、もしくはカラムクロマト
グラフィーによって精製することも可能である。
次に本発明の詳細を実施例によって説明する。
実施例1
かくはん棒、温度計および冷却器をつけた反応容器中に
3−フェノキシベンズアルデヒド9912、炭酸水素ナ
トリウム27.5f、亜ニチオン酸ナトリウム(ハイド
−サルファイド)12.5F、トリエチルベンジルアン
モニウムクルリド1.141および水200 mlをい
れ、かきまぜながら95℃まで加熱。95〜99°Cで
10時間煮沸還流させた。室温まで冷却した後、水に排
出し、四塩化炭素150m/Lで6回抽出した。抽出液
を硫酸ナトリウムで乾燥した後、溶媒を減圧下に蒸留で
除去し3−フェノキシベンジルアルコールio、orを
得た。収率は定量的で、このものはガスクロマトグラフ
ィーによる分析の結果純度995%であった。
3−フェノキシベンズアルデヒド9912、炭酸水素ナ
トリウム27.5f、亜ニチオン酸ナトリウム(ハイド
−サルファイド)12.5F、トリエチルベンジルアン
モニウムクルリド1.141および水200 mlをい
れ、かきまぜながら95℃まで加熱。95〜99°Cで
10時間煮沸還流させた。室温まで冷却した後、水に排
出し、四塩化炭素150m/Lで6回抽出した。抽出液
を硫酸ナトリウムで乾燥した後、溶媒を減圧下に蒸留で
除去し3−フェノキシベンジルアルコールio、orを
得た。収率は定量的で、このものはガスクロマトグラフ
ィーによる分析の結果純度995%であった。
なお、反応の途l中でサンプリングしてガスクロマトグ
ラフィーによって分析した結果は下の通りである。
ラフィーによって分析した結果は下の通りである。
実施例1においてトリエチルベンジル7ンモニウAりp
リド1.14 fを使用しないで、96〜103°で4
0時間煮沸還流させた。同様に後処理をして相生成物9
93Fを得た。このものはガスクロマトグラフィーによ
る分析の結果、3−フェノキシベンジルアルコール88
2%および6−フェノキシベンズアルデヒド117%で
あった。
リド1.14 fを使用しないで、96〜103°で4
0時間煮沸還流させた。同様に後処理をして相生成物9
93Fを得た。このものはガスクロマトグラフィーによ
る分析の結果、3−フェノキシベンジルアルコール88
2%および6−フェノキシベンズアルデヒド117%で
あった。
なお、反応の途中で時間毎にサンプリングしてガスクロ
マトグラフィーによって分析した結果は下の通りである
。
マトグラフィーによって分析した結果は下の通りである
。
かくはん棒、温度計および冷却器をつけた反応容器中に
6−フェノキシベンズアルデヒド9,912、炭酸水素
ナトリウム27.5f、亜二千オン酸ナトリウA12,
59、インプロパツール53m/および水1[]Qml
をいれ、かきまぜながら77℃まで加熱。8時間煮沸還
流させた。さらに亜ニチオン酸すhリウム625fを追
加して10時間煮沸還流させた。室温まで冷却した後、
水250 mlに排出した。四塩化炭素70m1で3回
抽出した。抽出液を硫酸ナトリウムで乾燥した後、溶媒
を減圧下に蒸留で除去し、3−フェノキシベンジルアル
コール100fを得た。このものはガスクロマトグラフ
ィーによる分析の結果、純度906%であり、未反応の
6−フェノキシベンズアルデヒド実施例6において炭酸
水素ナトリウムを入れずに6=フエノキシベンズアルデ
ヒド9..91f%亜ニチオン酸ナトリウム12.5F
、インプロパツール15m/および水10(1/をいれ
、かきまぜなから8D°0まで加熱。80〜87゛Cで
8時間煮沸還流させた。ついで亜ニチオン酸ナトリウム
12.52を追加して8時間煮沸還流させた。室温まで
冷却した後、水250+11/に排出した。析出してい
る結晶な濾過、少量の冷水で洗浄した後乾燥して無色の
鱗片状結晶11.+57Fを得た。mp132〜182
.5℃。
6−フェノキシベンズアルデヒド9,912、炭酸水素
ナトリウム27.5f、亜二千オン酸ナトリウA12,
59、インプロパツール53m/および水1[]Qml
をいれ、かきまぜながら77℃まで加熱。8時間煮沸還
流させた。さらに亜ニチオン酸すhリウム625fを追
加して10時間煮沸還流させた。室温まで冷却した後、
水250 mlに排出した。四塩化炭素70m1で3回
抽出した。抽出液を硫酸ナトリウムで乾燥した後、溶媒
を減圧下に蒸留で除去し、3−フェノキシベンジルアル
コール100fを得た。このものはガスクロマトグラフ
ィーによる分析の結果、純度906%であり、未反応の
6−フェノキシベンズアルデヒド実施例6において炭酸
水素ナトリウムを入れずに6=フエノキシベンズアルデ
ヒド9..91f%亜ニチオン酸ナトリウム12.5F
、インプロパツール15m/および水10(1/をいれ
、かきまぜなから8D°0まで加熱。80〜87゛Cで
8時間煮沸還流させた。ついで亜ニチオン酸ナトリウム
12.52を追加して8時間煮沸還流させた。室温まで
冷却した後、水250+11/に排出した。析出してい
る結晶な濾過、少量の冷水で洗浄した後乾燥して無色の
鱗片状結晶11.+57Fを得た。mp132〜182
.5℃。
元素分析値(チ)C53,05H3,82SID、1O
Na 7.32 N O,00 C13H1104SNaとしての計算値(%)C54,
54H3,87S 1 1.20 Na8.030
00 IRν(il):、3250(OH)、1585.14
85.1450、1250、1190 (C−O−C)、1040.940.880゜760.
690、66O NMRδ(ppm)(DMSO−da) :、5.3
(d、 IH、C)L)、6、1 (d、 IH,
す0. 6.8〜7.7 (m、 12H。
Na 7.32 N O,00 C13H1104SNaとしての計算値(%)C54,
54H3,87S 1 1.20 Na8.030
00 IRν(il):、3250(OH)、1585.14
85.1450、1250、1190 (C−O−C)、1040.940.880゜760.
690、66O NMRδ(ppm)(DMSO−da) :、5.3
(d、 IH、C)L)、6、1 (d、 IH,
す0. 6.8〜7.7 (m、 12H。
芳香核プロトン)、
10.0(8、−CHo )
こ〜で得られた結晶を水酸化ナトリウム水溶液で処理す
ると原料の3−フェノキシベンズアルデヒドに戻った。
ると原料の3−フェノキシベンズアルデヒドに戻った。
このことから、こ〜で得られた結晶はα−ヒトpキシー
6−フフェキシベンジルスルフイン酸ナトリウムであり
、これ較少量の3−フェノキシベズ゛ ンーーアルデヒドが付着し”C〜するものと推定される
。塩基の不存在下では、亜ニチオン酸塩を多量に稜添加
しても、目的生成物6−フェノキシベンジルアルコール
類へ反応は完結しな(・こと力tわ力・る。
6−フフェキシベンジルスルフイン酸ナトリウムであり
、これ較少量の3−フェノキシベズ゛ ンーーアルデヒドが付着し”C〜するものと推定される
。塩基の不存在下では、亜ニチオン酸塩を多量に稜添加
しても、目的生成物6−フェノキシベンジルアルコール
類へ反応は完結しな(・こと力tわ力・る。
実施例4〜7
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、式(1) (式(■コ中、XおよびYは同一または相異なる水素原
子、ハロゲン原子、低級アルキル基、または低級フルコ
キシ基を、mは1〜5個の整数を、nは1〜4個の整数
を示す。I で示される6−フエツキシベンズフルテヒド類を水系媒
体中、塩基の存在下、亜ニチオン酸塩と反応させること
を特徴とする (式(n)中、X、Y、mおよびnは前記式(I)と同
じ意を表わす) で示される6−フェノキシベンジルアルコール類の製造
方法。 2、式(I) (式(I)中、XおよびYは同一または相異なる水素原
子、ハロゲン原子、低級アルキル基、または低級フルコ
キシ基を、mは1〜5個の整数を、nは1〜4個の整数
を示す。) で示される6−フエツキシペンズアルデヒド類を水系媒
体中、亜ニチオン酸塩と反応させて式(In)で示すα
−ヒトpキシー3−フェノキシベンジルスルフィン酸塩
類を得、 1式(m)中、X、Y、m、及びnは前記式(I)と同
じ意を表わし、Mはアルカリ金属またはアンモニウムを
示す。J 引続き、塩基の存在下亜二チオ/酸塩を添加して反応さ
せる 式(II) 1式(TI)中、x、y、mおよびn G! 前記式(
I)と同じ意を表わす) で示される6−フェノキシベンジルアルコール類の製造
方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP56166440A JPS5869828A (ja) | 1981-10-20 | 1981-10-20 | 3−フエノキシベンジルアルコ−ル類の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP56166440A JPS5869828A (ja) | 1981-10-20 | 1981-10-20 | 3−フエノキシベンジルアルコ−ル類の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5869828A true JPS5869828A (ja) | 1983-04-26 |
JPH0315614B2 JPH0315614B2 (ja) | 1991-03-01 |
Family
ID=15831438
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP56166440A Granted JPS5869828A (ja) | 1981-10-20 | 1981-10-20 | 3−フエノキシベンジルアルコ−ル類の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5869828A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5077440A (en) * | 1988-10-24 | 1991-12-31 | Bromine Compounds Ltd. | Process for the preparation of 3-phenoxybenzylalcohol |
JPH0574271U (ja) * | 1992-03-17 | 1993-10-12 | ▲福▼山 史 | 魚釣用自在浮き |
-
1981
- 1981-10-20 JP JP56166440A patent/JPS5869828A/ja active Granted
Non-Patent Citations (2)
Title |
---|
J.ORG.CHEM=1980 * |
SYNTHESIS=1977 * |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5077440A (en) * | 1988-10-24 | 1991-12-31 | Bromine Compounds Ltd. | Process for the preparation of 3-phenoxybenzylalcohol |
JPH0574271U (ja) * | 1992-03-17 | 1993-10-12 | ▲福▼山 史 | 魚釣用自在浮き |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0315614B2 (ja) | 1991-03-01 |
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