JPS5869704A - 直接窒化法 - Google Patents

直接窒化法

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JPS5869704A
JPS5869704A JP16432081A JP16432081A JPS5869704A JP S5869704 A JPS5869704 A JP S5869704A JP 16432081 A JP16432081 A JP 16432081A JP 16432081 A JP16432081 A JP 16432081A JP S5869704 A JPS5869704 A JP S5869704A
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JP
Japan
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nitrogen
wafer
nitride film
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holder
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Pending
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JP16432081A
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English (en)
Inventor
Akira Shintani
新谷 昭
Takahisa Kusaka
卓久 日下
Masahiko Kogirima
小切間 正彦
Hirokazu Matsubara
松原 宏和
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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  • Formation Of Insulating Films (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、半導体材料表面を窒化する方法に関するもの
である。
従来、半導体たとえばシリコン表面を直接窒化するには
、窒化しようとする半導体を1200℃前後の高温下に
置き、高純度の窒素またはアンモニアガス、あるいはこ
れらのプラズマ状態にさらすことによって行われて来た
。このとき、窒素源の既形成窒化膜層を拡散することが
直接窒化膜形成の律速であり、膜形成速度は極めて遅い
ものとなっている。このため、高温下でも、厚い窒化膜
層を形成するには3時間以上の反応時間を必要とするも
のであった。それでも、100Å以上の膜厚を得るのが
難しく、熱窒化法では50X程度の膜厚が限界であった
。高温であること、長時間を要すること、十分な膜厚が
得られず、その制御性も困難であることなどは、半導体
プロセスにおいて、熱によるウニ・・の歪や拡散層の濃
度分布の非制御性あるいはテ・・イス特性の悪さなどを
招く欠点のあるものであった。
本発明の目的は、半導体材料片の表面を直接窒化する方
法における、上記のごとき従来技術の欠11、を解消し
た直接窒化法を提供することにある。
本発明の直接窒化法の特徴とするところは、1個以上の
半導体材料片を高温下において窒素源にさらしてその表
面を窒化して窒化膜を形成する処理法において、被処理
材料片を負の電極として電界を印加することにある。こ
の場合窒素源の好ましいものは、高純度窒素まだはアン
モニアガスまたは“そわらの水素希釈のもの、あるいは
そ第1らのプラズマ状態のものであって、さらに好まし
いものは窒素とアンモニアの混合ガスあるいはそのプラ
ズマ状態のものである。また、被処理材料片を負の電極
とする際に、材料片の少なくとも上Fでそれぞれ複数個
の接触点を持つ材料片ホルダを用いることが好ましい。
このような本発明によるときは、反応ガスあるいはプラ
ズマ中の活性窒素源が既形成窒化膜層を1000℃より
低い温度でも容易に拡散し、膜形成速度を速くすること
ができる。さらに、付帯効果として、反応ガスあるいは
そのプラズマ中に、微量存在し良質で均質な窒化膜形成
の妨げと々る酸素イオンの拡散を阻止するので、良質の
窒化膜を得ることができる。
以下に本発明を、実施例により図面を参照して、さらに
詳細に説明する。
実施例 1 この実施例は窒素源に窒素のプラズマを用いた場合の実
施例である。
第1図は、本実施例に用いた窒化装置の概略説明図で、
図中電気炉部分は断面で示されている。
シリコン半導体プロセスにおける通常の洗浄を施した材
料片である試料ウェハ1をシリコン製試料ホルダ2上に
載せ、電気炉6内の定位置に置く。
温度は電気炉温度制御用熱電対で700℃となるように
した。試料ホルダ2は、白金製のリード線で、電流計4
を介して直流定電圧電源5の負端子に接続し、一方、正
の端子はシリコン製の対向電極6に接続した。
本実施例では、窒素のプラズマを窒素源として用いるた
め、高周波が印加できるようにしてあり、その電源が7
で、電極が8.8である。周波数は13、56 Mll
zとシタ。
まず、矢印9の方向に排気し、残留酸素によるウー・・
1の酸素を避けるため、真空度を10−4〜1Q ” 
Torr  に上げて後、電気炉6により温度上昇を開
始した。温度平衡に達した後、矢印10の方向より窒素
を流し、圧力をQ、 2 Torr  に調節した。高
周波電源7を入れ、定電圧電源5により、ウェハ1が負
である200■を印加し、1時間反応させた。
上記の処理の結果、ウエノ・1の表面の窒化膜C平均膜
厚104.3人、屈折率1.9の膜を得ることができた
従来技術である、外部よりウエノ・に電界を印加しない
ときには、電気炉温度など他の成長条件を上記の処理条
件と全く同じにしだとき、得られる膜厚はsoX以下で
あった。
このようにして、本発明有効性が確認された。
なお、本実施例において、プラズマ密度をより高くすれ
ば、さらに膜厚を厚くできることは明らかである。
また、本実施例のその他の利点として、拡散炉方式を採
用しているので、複数枚のウエノ・も同時に処理するこ
とが可能である。
なお、上記の実施例においては、プラズマ発生用の高周
波の周波数を13.56 MHzとしたが、4Q[1k
H2以上のものも有効であることが確認された。
実施例 2 この実施例は、窒素源に窒素とアンモニアの混合ガスの
プラズマを用いた場合である。
再び、第1図参照して説明する。この場合、矢印10で
示されるものが、実施例1では窒素であったのに対し、
本実施例では窒素とアンモニアの混合ガスである点だけ
が異なる。
この実施例が実施例1の場合に比して、さらに有効であ
る点は、ウエノ・内に形成された窒化膜の膜厚分布の均
一化に有効である点である。
実施例1vこおける矢印10の方向から窒素ガスを流し
、反応時の圧力をQ、 2Torr  に調節したのに
対し、本実施例においては窒素とアンモニアの混合ガス
を流し、反応時のアンモニア分圧o、15Tnrr、窒
素分圧Q、Q 5 ’l”orr  とした以外の処理
条件は全く同一としだ。
その結果、得られたウェハにおける窒化膜の膜厚と屈折
率の分布は第2図に示すよう々良好なものであった。
本実施例の場合の比較例として、窒素のみ、アンモニア
のみを窒化源として用いたときの膜厚と屈折率の分布は
、それぞれ、第6図、第4図に示すように、本実施例に
おけるものに比し均一性に劣るものであった。なお、第
2.6.4図において、上段の数字が屈接率、下段の数
字が膜厚(X単位)である。ウェハの直径は76.21
11m (3インチ)であり、数字の位置は直径の中心
と、それより2[]mmずつ離れた9点である。
なお、上記の実施例1に準じた説明では、ウェハが1枚
に対応するものであるが、複数枚の場合も同様であシ、
また、希釈ガスとして水素があってもさしつかえないも
のである。
なお、アンモニアと窒素との混合ガスにおける、アンモ
ニアと窒素の混合割合について、多数の試験例について
試験を行ったところ、混合比の好ましい範囲は、分圧比
において、アンモニア1に対して窒素が1/10〜1/
2である範囲が良いことがわかった。アンモニアと窒素
の混合比がこの範囲を越えたものは膜厚の分布が悪くな
るものであり、また、アンモニアに対して窒素が1/2
を越えたものは屈折率の分布も悪く々るものであった。
実施例 3 本実施例は、被処理試料ウェハの少なくとも上下で複数
の電界印加用の接触点をもつ試料ホルダを用いて窒化膜
形成処理を行う場合のものである。
本実施例によれぽ、電界印加時のプラズマ分布を均一化
できるので、一層膜厚が均一で、かつ均質な窒化膜を得
ることを示す例である。
第7−は、本実施例における複数個の試料ウニ・・の表
面に同時に窒化膜を形成する窒化装置の概略説明図であ
る。
第7図に示す装置を用い、シリコン半導体プロセスにお
ける通常の洗浄を施した複数個の被窒化処理試料ウェハ
11.11、・・・・・・を本実施例におけるンリコン
製試料ホルダ12.12間に挾持し、反応管内の定位置
に置いた。試料ホルダ12.12の拡大断面図(直角方
向)が第8図に示しである。試料は電気炉16によって
加熱した。温度は電気炉温度制御用熱雷対で700℃に
セットするようにした。試料ホルダ12.12は白金の
リード線で電流計14を介して直流定電圧電源15の負
の端子に接続し、一方、正の端子はシリコン製の対向電
極16に接続した。高周波電源17とその電極18.1
8により、矢印14の方向から流れて来る窒素源の窒素
ガスをプラズマ化するようにしだ。本例で用いた周波数
は13.56 Mllzである。
ウニ・・表向の窒化処理は下記のように行った。
まず、矢印19の方向より排気し、残留酸素によるウー
・・の酸化を避けるため、真空度を10”−4〜1Q 
 Torrに上げた後、電気炉16によりウェハを加熱
した。700℃の温度平衡に達した後、矢印20の方向
より窒素ガスを流し込み、圧力なQ、 2 Torr 
 に調節した。この後、高周波電源17を印加し、定電
圧電源15によりウェハ11.11、・・・・・・に2
00V印加し、1時間窒化反応を行った。
その結果得られたウェハ表面の窒化膜の膜厚と屈折率の
分布は第9図に示すように良好な均一性のものであった
。第9図において上段の数字は屈折率、下段の数字は膜
厚(A)である。ウェハの直径は76.2mm(5イン
チ)であり、数字で示した位置は直径の中心と、それよ
り2Qmmずつ離れた9点である。
上記の本実施例に対し、本実施例によらないものである
、第5図に示すように、ウェハが線22′において線状
で1箇所接触しているように載せたホルダ22の場合、
および、第6図に示すように、ウェハ11が2点62.
62において接触するように載せたホルダ62の場合、
上記の実施例と同一の窒化処理によって得られたウェハ
における窒化膜の膜厚と屈折率の分布は、それぞれ第1
0図、第11図に示すようなものであゲだ。数字の意味
および位置は第9図のものと全く同一である。
第9.10.11図の数値分布から、本実施例のものは
電界分布の均一化、プラズマの均一化により窒化膜の特
性値の分布の均一性が極めて良好であることが分かる。
なお、窒素源としてアンモニアを用いた場合も−[−記
と同様、良好な結果が得られた。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の実施例1および2に用いた窒化装置
の概略説明図である。 第2図、第6図、第4図は、窒化処理によって得られた
窒化膜特性の分布を示す図であって、直径76.21n
m(3インチ)のウェハの中心、それより20mmずつ
離れた9点の各値を示したもので<−F段が屈折率値、
下段が膜厚値(A))、それぞれ実施例2による窒化源
が窒素とアンモニアの混合ガスのもの、窒化源が窒素の
みのもの、窒化源がアンモニアのみのものの場合である
。 第5図はウェハを溝に立て線状で接触するホルダの斜視
図、第6図はウエノ・を2点で接触するホルダのウェハ
に平行な面による断面図である。 第7図は実施例6に用いた窒化装置の概略説明図である
。 第8図は実施例6に用いたホルダのウェハの平行な面に
よる断面図である。 第9図、第10図、第11図は、いずれもウェハに形成
された窒化膜の特性の分布を示す図で、それぞれ実施例
3によるもの、ウエノ・のホルダが第5図のものである
以外は実施例6の処理法によったもの、ウェハのホルダ
が第6図のものである以外は実施例6の処理法によった
ものである。数字の意味および位置は第2.3.4図の
場合と同一である。    □ 1.11・・・被窒化処理試料ウニ・・2.12.22
.32・・・ホルダ 6.16・・・電気炉 4.14・・・電流計 5.15・・・直流定電圧電源 6.16・・・対向電極 7.17・・・高周波電源 8.18・・・高周波電極 代理人弁理士 中村純之助 1″1図 1′−2図

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)半導体材料片を高温下において窒素源にさらして
    その表面に窒化膜を形成する処理法において、被処理材
    料片を負の電極として電界を印加することを特徴とする
    直接窒化法。
  2. (2)  前記の材料片は複数個の材料片である特許請
    求の範囲第1項記載の直接窒化法。
  3. (3)前記の窒素源は、高純度の窒素またはアンモニア
    ガス、あるいはそれらのプラズマ状態のものである特許
    請求の範囲第1項または第2項記載の直接窒化法。
  4. (4)  前記の窒素源は、窒素とアンモニアとの混合
    ガスである特許請求の範囲第1項または第2項記載の直
    接窒化法。
  5. (5)前記の被処理材料片を負の電極とするのは、材料
    片の少なくとも上下で、それぞれ複数個の接触点を持つ
    材料片ホルダを用いることによるものである特許請求の
    範囲第1項乃至第4項のいずれにか記載の直接窒化法。
JP16432081A 1981-10-16 1981-10-16 直接窒化法 Pending JPS5869704A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62141727A (ja) * 1985-12-16 1987-06-25 Matsushita Electric Ind Co Ltd 化合物半導体装置の製造方法

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