JPS586930B2 - シフトレジスタガタデンキシヤツタニオケル シボリジドウセイギヨソウチ - Google Patents

シフトレジスタガタデンキシヤツタニオケル シボリジドウセイギヨソウチ

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JPS586930B2
JPS586930B2 JP49078462A JP7846274A JPS586930B2 JP S586930 B2 JPS586930 B2 JP S586930B2 JP 49078462 A JP49078462 A JP 49078462A JP 7846274 A JP7846274 A JP 7846274A JP S586930 B2 JPS586930 B2 JP S586930B2
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pulses
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、シフトレジスタを記憶装置とした電気シャツ
タにおいて、設定した絞り値ではシャツタ時間が撮影上
好ましくない時間に決定される場合に、自動的に絞り値
を修正して適正なシャツタ時間となるようにするための
絞り自動制御装置に関する。
従来の絞り優先方式を採用した電気シャツタには、撮影
光の強さが著しく高輝度であるため設定した絞り値では
そのカメラの最高速シャツク時間でシャツタを切っても
なお露光オーバーとなる場合、或は著しく低輝度である
ため手ブレを生じさせるおそれのある速度に調定される
ような場合に、ファインダー内等に設けた表示部材を発
光させたり、シャツタレリーズを阻止したりして警告す
るようにしたものがあった。
しかし、このような警告方式では撮影者は警告指示に従
って絞り値を手動修正する必要があった。
そこで本発明は、撮影光の強さがシフトレジスタに記憶
された際、その記憶値により決定されるシャッタ時間が
撮影上好ましくない(撮影不適正な)場合には、適正な
シャツタ時間となるようにその記憶値を変化せしめ、こ
れに対応して絞り値も変化するようにしたものである。
尚シャツタ時間が如何なる場合適正であると考えるかは
、カメラの性能、或は撮影者の熟練度、撮影意図等によ
り異なる。
一般的には、適正シャツタ時間の上限はそのカメラの持
つ最高速シャツタ時間で定まるし、下限は手持ち撮影の
場合は手ブレを生じさせるシャツク時間、三脚等を用い
た固定撮影であってもカラー撮影の場合には色再現上の
点で決まると思われる。
しかし、上限、下限の一方のみ設ければ良い場合も生ず
る。
すなわち、上限だけ設けることは、撮影光の強さが高輝
度不適正な場合、例えば最高速シャツク時間でシャツタ
を切ってもなお露光オーバーとなる程撮影光の強さが高
輝度の場合には、記憶値及び絞り値の修正を行なってシ
ャツタ時間をそのカメラの最高速度まで引き下げるが、
低輝度不適正な場合、例えば手ブレを生じさせる程低輝
度な場合には上記した修正は行なわずそのまま撮影して
しまうのをいう。
すなわちこの場合、撮影光の強さを高輝度不適正と適正
とに分ける場合であり、低輝度不適正は無い。
又、下限だけ設けるとは、高輝度不適正の場合には、露
光オーバーとなっても構わずそのまま撮影してしまい、
低輝度不適正の場合にだけ絞り値の修正を行なう場合で
、撮影光の強さを適正か低輝度不適正かに分けで考える
もので、高輝度不適正は無い。
本発明は上記したような撮影不適正な場合として、高輝
度不適正、低輝度不適正な場合の双方或はいずれか一方
の場合に絞り値の修正を行ない、又その境界をも任意に
変えることができるようにすることを目的としている。
更に撮影光の強さが低輝度不適正な場合の絞り値修正は
、入射光量が増加する方向換言すれば被写界深度が浅く
なる方向へ行なわれるので、ボケ写真となる心配がある
そこでかかる場合の絞り値の変化動作中に、絞り値が予
め指定した値まで到達したときに絞り値変化動作を停止
し、依然として撮影光の強さは低輝度である(従って、
例えば手ブレのおそれがある)にも拘らず撮影を行ない
得るようにすることも目的としでいる。
而して本発明は、第1の発明として、パルス数が撮影光
の強さの対数に応じた光応答パルスをシフトパルスとし
て受けそのパルス数を記憶するシフトレジスタを有し、
その記憶値にもとすいてシャツタ時間を決定するように
なしたシフトレジスタ型電気シャツタにおいて、上記シ
フトレジスタの記憶段に撮影の適正域と不適正域とを設
けると共に、上記光応答パルス数が不適正域の記憶段に
記憶された際に発生するシフトレジスタ出力を受けて所
定時間の経過後動作し、不適正域の記憶値を適正域にシ
フトさせる制御パルスを発生するパルス発振器と、この
パルス発振器のパルスを受けて絞り制御する絞り制御回
路と、記憶値がシフトレジスタの適正域にある場合に発
生するシフトレジスタ出力を受けてシャツク開口信号を
発生する回路と、このシフトレジスタ出力を受けで動作
し、シャツク開口信号発生と同時に上記適正域の記憶値
に対応してパルス計数してシャツタ閉成信号を発生する
再生回路とを設けて構成したことを特徴とする。
第2の発明としては、撮影不適正域として上記シフトレ
ジスタに設けた低輝度不適正域の記憶段に光応答パルス
数が記憶されでいることにより生ずる前記シフト動作及
び絞り制御中に、絞り値が予め指定した値に到達したと
きこれらシフト動作及び絞り動作を停止させる回路を設
け、記憶値を適正域の記憶段ヘシフトさせることなくシ
ャツクレリーズ動作が開始するようになしたことを特徴
とする。
以下本発明をその実施例に基いて詳細に説明する。
尚各図において同一機能を有する回路は同一符号で示し
てある。
第1図は撮影光の強さが低輝度不適正な場合に絞り値の
修正を行なう実施例を示す。
なおここでは手ブレを生ずるおそれがある範囲を低輝度
不適正としている。
同図において、1は光応答パルス発生回路で、発生する
パルス数は撮影光の強さの対数に比例している。
すなわちパルス数は撮影光の強さが倍数的に変化したと
き等差級数的に変化する。
勿論比例しているから、撮影光の強さが高輝度のときパ
ルス数は多く、低輝度のときは少ない。
2は光応答パルスを受けて記憶するシフトレジスタで、
光応答パルスを左シフトパルスとして、又後述するシフ
ト動作を行なわせるためのパルスと同方向にOR回路1
6を介して受けるようになっている。
23〜21は前記シフトレジスタ2の各記憶段である。
この段数に制限は無く、必要数設けることができる。
3はシャンク開口に同期して一定周期の基準パルスを発
生する基準パルス発振器である。
4はバイナリカウンタ、4a〜41は前記パイナリカウ
ンタ4の各ビット段である。
5a〜51は前記シフトレジスク2の各記憶段とパイナ
リカウンタ4の対応するビット段の出力を比較してシャ
ツタ閉成信号を発生させるAND回路である。
6はOR回路である。
前記シフトレジスタ2の各記憶段のうち2a〜2fを適
正域、2g〜2Kを低輝度不適正域としである。
従って、2g〜2lが撮影不適正域である。
この実施例では信号が2gに記憶されたときは、シャツ
タ時間はちょうど1/30秒になり、シャッタ時間が、
1/30秒以上長くなる場合を低輝度不適正と考えてい
る。
適正域の記憶段2a〜2fのいずれかに信号が記憶され
ているときは、その信号がOR回路7、ゲート8を介し
てタイマー9へ送られるようになっている。
低輝度不適正域の記憶段2g〜21のいずれかに信号が
記憶されているときは、その信号はOR回路10、ゲー
ト11を介してパルス発振器12へ送られ、パルス発振
器12を駆動するようになっている。
13はタイマーで、光応答パルス発生回路1からのパル
ンがシフトレジスタ2に送り込まれでいる間、すなわち
記憶動作中は、信号がシフトレジスタ2の各記憶段を2
1から2aに向ってシフトしているから、記憶が完了す
るまでケート8,11を閉じておくためのものである。
ゲート11を介して信号を受けでいる間動作するパルス
発振器12からのパルスは、シフトレジスタ2へ左シフ
トパルスとして送られると共に、絞り開口回路14へ送
られる。
そして絞り開口回路14はそのパルス数に応じて絞り1
5を開口する。
この絞り開口回路14はパルスモータでも良いし、パル
ス数ヲ一旦電圧値に変換しその電圧値で作動するメータ
、サーボモータ等でも良い。
タイマー9は、ゲート8を介して信号を受けてから一定
時間後にシャツタ開口信号を出すと同時に基準パルス発
振器3を動作させるためのタイマーで、例えば信号が記
憶段2gに記憶されているとき、パルス発振器12から
パルスが出て信号を2gから2fまでシフトさせると共
に、絞り15は相当量開口するが、絞り開口動作には応
答遅れがあるので、絞り羽根が静止してからシャツタ開
口となるようにするためのものである。
この実施例の作動について説明する。絞り15を所望値
に調定した後、レリーズ釦を押下すると例えばその前段
押下域でタイマー13の始動と共に光応答パルス発生回
路1が作動し、撮影光の強さの対数に比例して定まる数
のパルスを左シフトパルスとしてシフトレジスタ2へ送
り込む。
撮影光の強さが適正で、信号が記憶段2dまでシフトし
たとする。
この間ゲート8は閉じられでいるのでタイマー9は始動
することは無い。
所定時間経過後タイマー13が終動しゲート8を開くの
で、記憶段2dに記憶されている信号がタイマー9へ送
られ、タイマー9が始動する。
所定時間経過後タイマー9が終動してシャツタ開口信号
を出すと同時に基準パルス発振器3を作動開始せしめる
基準パルス発振器3からのパルスはパイナリカウンタ4
へ送り込まれ、該バイナリカウンタ4のビット段43〜
41からは順次2進数的に出力が出る。
そしてビット段4dから出力が出たときに、AND回路
5dが一致検出してシャツタ閉成信号を出す。
従って撮影光の強さが適正であるときは絞りの修正は行
なわない。
次に撮影光の強さが低輝度不適正である場合についで考
えると、例えば2個の光応答パルスがシフトレジスタ2
へ入力されたとする。
そこで信号は記憶段2hまでシフトし記憶段2hに記憶
される。
この記憶動作中ゲート8.11は閉じられていることは
前記同様である。
所定時間経過後タイマー13が終動しゲート11が開か
れると、記憶段2hに記憶されている信号がパルス発振
器12へ送られ、パルス発振器12はパルスの発振を開
始する。
このパルスはシフトレジスタ2へ左シフトパルスとして
入力され、記憶段2hに記憶されている信号を適正域の
記憶段2fまでシフトさせる。
この記憶段2hから2fまでのシフト動作はパルス2個
で行なわれるので信号が2fまでシフトしたとき、すな
わちパルス発振器12はパルス2個出したとき作動停止
する。
一方上記シフト動作に並行して、この2個のパルスは絞
り開口回路14へ入力され、絞り15を相当量開口せし
める。
この絞り15の開口量は信号が記憶段2hから2fまで
シフトした結果速くなったシャツタ時間を補償したこと
になる。
上記シフト動作によって信号が記憶段2fヘシフトした
瞬間、この信号はOR回路7、ゲート8を介してタイマ
ー9へ送られ該タイマー9を始動させる。
そして所定時間経過後タイマー9が終動してシャツタ開
口信号を出すと同時に基準パルス発振器3を作動開始せ
しめる。
そしてパイナリカウンタ4のビット段4fから出力が出
ると、AND回路5fが一致検出してシャツタ閉成信号
が得られる。
このように本実施例においでは、撮影光の強さが低輝度
不適正で手ブレを生じさせるおそれがある場合に、絞り
が自動的に修正されると共にシャツタ時間を決定する記
憶値も修正され適正なシャツタ速度が得られる。
第2図は、撮影光の強さが高輝度不適正な場合に絞り値
の修正を行なう実施例を示す。
この実施例では光応答パルスをシフトパルスとして、パ
ルス発振器12からのパルスを右シフトパルスとして受
けるように、シフトレジスク2は可逆シフトレジスタと
してある。
シフトレジスク2の記憶段2a,2bを高輝度不適正域
、20〜21を適正域としてある。
従って2a,2bが撮影不適正域である。
撮影光の強さが高輝度不適正で、光応答パルスが入力さ
れたとき信号が記憶段2bに記憶されたとする。
この信号はタイマー13の終動と共にOR回路17、ゲ
ート18を介してパルス発振器12へ入力される。
そこでパルス発振器12が発振を開始し、このパルスは
シフトレジスタ2及び絞り閉成回路19へ送られる。
そこで記憶段2bに記憶されていた信号は記憶段2cヘ
シフトし、一方絞り15はこれに対応して相当量絞り込
まれる。
上記シフト動作によって信号が記憶段2cヘシフトした
瞬間、この信号はOR回路7、ゲート8を介してタイマ
ー9へ送られる。
このように本実施例によれば、撮影光の強さが高輝度不
適正で、最高速シャツタ時間でシャツタを切ってもなお
露光オーバーとなる場合に、絞りが自動的に修正される
と共にシャツタ時間を決定する記憶値も自動的に修正さ
れ、適正露光量を得ることができる。
第3図は撮影光の強さが低輝度不適正または高輝度不適
正な場合に絞り値の修正を行なうと共に、低輝度不適正
の場合における絞り値修正中に、絞り値が予め指定した
値に到達したときに絞り値の変化動作を停止するように
した実施例を示す。
なお、第1図及び第2図に示した実施例では、シフトレ
ジスク2の信号位置とパイナリカウンタ4の信号位置と
を比較してシャツタ閉成信号を発生する型式のシャツタ
時間の再生回路について述べたが、この実施例ではシフ
トレジスタ型のシャツク時間の再生回路について示す。
第3図実施例は、撮影光の強さの対数に比例した光応答
パルスをOR回路16を介してシフトレジスタ2へ左シ
フトパルスとして入力し、信号を入カパルス数相当分シ
フトさせて記憶させた後、シャツタ開口と同時にパルス
列発生回路20からのパルスをOR回路16を介してシ
フトレジスタ2へ左シフトパルスとして入力し、信号を
記憶段2aに向ってシフトせしめ、信号が記憶段2aま
でシフトしたときシャツタを閉成するようになしたもの
である。
光応答パルスは撮影光の強さの対数に比例しでいたので
、パルス列発生回路20からのパルスはパルス間隔を1
パルス毎に伸長させてやる必要がある。
そこで、パルス列発生回路20は基準パルス発振器3と
この基準パルス発振器3が出力するパルスのうち2のn
乗番目のパルスを取り出すためのパルス選択回路21と
からなっている。
また、本実施例では、高輝度不適正の記憶段2a,2b
に信号が記憶されているときはパルス発振器12のパル
スが信号を適正域までシフトせしめるし、低輝度不適正
の記憶段2g〜21に信号が記憶されているときも同様
にパルスが入力され信号を適正域までシフトせしめる。
そして、タイマー9の終動と共にシャツタ開口信号が発
生し、同時にパルス列発生回路20も動作を開始する。
22,23,24は禁止ゲートで、シャツタ開口後は絞
り制御回路が働いては困るので、シャツタ開口と同時に
各ゲートを閉じるようになっている。
更に、本実施例では、絞り値が予め指定した値に到達し
たか否かを検出する検出回路25を設け、この回路25
の検出々力によって禁止ゲート26を閉じると共にOR
回路27を介してタイマー9へ信号を送るようになって
いる。
例えば、信号がシフトレジスタ2の記憶段2hに記憶さ
れでいる場合において、タイマー13の終動によってゲ
ート11が開かれると、記憶段2hからの信号はOR回
路10、禁止ゲート24、ゲート11、禁止ゲート26
を介してパルス発振器12へ入力される。
そこで、パルス発振器12からのパルスはシフトレジス
タ2及び絞り開口回路14へ送られる。
そして例えばパルス発振器12から1個のパルスがシフ
トレジスタ2及び絞り開口回路14へ入力され、記憶信
号が記憶段2hから2gへシフトし、絞り15が相当量
開口した時、その開口した絞り値が予め指定した値であ
ったとすると、検出回路25が直ちに出力する。
そこで、禁止ゲート26は閉じられ、パルス発振器12
が作動を停止する。
この状態では、記憶信号が記憶段2gにあるから、OR
回路7、ゲート8を通る信号はないのであるが、検出回
路25からの出力がOR回路2γを介して送られてタイ
マー9を始動させる。
このように本実施例では、絞り開口動作中に、絞り値が
予め指定した値に到達すると、以後の絞り開口を停止さ
せるので、絞りが開き過ぎて被写界深度が意図したもの
より浅くなりすぎる必配がない。
次に第1図乃至第3図においてブロックで示した回路の
うち必要と思われるものをより具体的に説明する。
第4図及び第5図は、光応答パルス発生回路1の具体例
を示したもので、撮影光の強さの対数に比例したパルス
数を発生する回路である。
第4図のものは、光電タイマー28とパルス発振回路2
9とから構成してある。
対数圧縮用ダイオード30とcds31により規制され
る電圧がトランジスタ32及び可変抵抗33を介してト
ランジスタ34に入力され、該トランジスタ34の内部
抵抗を変化させる。
該トランジスタ34とコンデンサ35は時定回路を構成
している。
36はコンデンサ35の端子間電圧を入力とするスイッ
チングトランジスタ、37は該トランジスタ36のON
により励磁される電磁石でありスイッチ38を開放する
ためのものである。
39は発振周波数を変えるための可変抵抗、40はユニ
ジャンクショントランジスタである。
第5図は、タイマー41が撮影光の強さとは無関係にな
っており、パルス発振回路42の発振周波数が撮影光の
強さの対数に比例するようになっている。
第6図は、検出回路25の一例を示し、15は絞り環、
43は絞り値を指定するためのプリセット環である。
絞り環15には電圧Eを供給されているスイッチ接片4
4が、他方プリセット環43にはランプ45に接続した
スイッチ接片46が夫夫固着してある。
撮影者がプリセット環を回動させて絞り値を指定してお
けば、絞り開口回路14からの出力によって絞り環15
が回動し、スイッチ接片が接触して検出信号を出力する
と同時にランプ45が点灯するので、撮影者は絞り値が
予め指定した値まで変化したことを知ることができる。
第7図は、絞り開口回路14、絞り閉成回路19が作動
を完了したかどうかを知るための構成例で、絞り環15
には櫛歯状接点47が設けてあり、これには常時電圧E
が供給されている。
48は、前記櫛歯状接点47に摺動接触する固定接点で
、49はこれら櫛歯状接点47及び固定接点48を介し
て供電されるランプである。
この構成によれば、絞り開口回路14或は絞り閉成回路
19の作動中、換言すれば絞り環15が回動している間
は櫛歯状接点47と固定接点48とが接続、断続を繰り
返す結果ランプ49が点滅するので絞り値が変化してい
ることを知ることが出き、ランプ49の点滅が停止すれ
ば変化動作が完了したことを知ることができる。
第8図はパルス選択回路21の具体例を示す。
50はパイナリカウンク、50a,50b,50cはバ
イナリカウンタ50の各ビツト段、51a,51b,5
1cは各ビット段出力を受けてONするSCRである。
各ビット段及びSCRは夫々3個しか図示しなかったが
実際には多数設けるものである。
各SCRには夫々コンデンサと抵抗からなる微分回路が
併設してあり、SCRがONしたとき微分パルスをOR
回路52へ送るようになっている。
このパルス選択回路において、シャツタ開口と同時に基
準パルス発振器3からの基準パルスがパイナリカウンタ
50へ入力されると、その各ビット段50a,50b,
50cからは2進的に出力が出る。
この出力を受けてSCR51a,51b,51cが基準
パルスの第1パルス、第2パルス、第4パルスのときに
順次ONして行く結果、OR回路52からは図に示すよ
うなパルス列が得られる。
このパルス列は、シャツク開口後パルスP1,P2,P
3,P4・・・・・・・が発生するまでの時間が順次倍
数的になっている。
以上本発明の実施例について説明したが、本発明の実施
を不町能にしない限り如何なる設計変更も可能であり、
本発明を構成する回路等は自由に選択使用できる。
特に本発明は開放測光方式のカメラにおいても適用でき
るものである。
すなわち、開放測光方式のカメラはシャツタレリーズ直
前まで絞り羽根は開放のままで絞り値環のみが回動する
ようになっているから、絞り開口回路14、絞り閉成回
路19は直接絞り羽根を動かすのでは無く、前記絞り値
環を回動せしめるように構成すれば良いからである。
又本発明に係る絞り自動制御装置は、撮影光の強さの対
数に対応したパルス数を発生させ、それを記憶するよう
になしたシフトレジスタ型電気シャツタであれば、型式
の如何を問わず適用することができるものである。
以上述べたように、本発明によれば、撮影光の強さが高
輝度不適正である場合、例えば最高速シャツタ時間でシ
ャツタを切っても露光オーバーとなるような場合に、自
動的に絞りが絞り込まれ、これに合わせてシャツタ時間
を決定する記憶値も修正されるので、適正露光量を得る
ことができる。
反対に撮影光の強さが低輝度不適正な場合、例えば手ブ
レを生じさせるおそれがある場合には手ブレを生じさせ
ないシャツタ時間となるように記憶値が修正され、これ
に対応しで絞りも開口されるので手ブレの心配がなくな
る。
又、この絞り開口動作中に、絞り値が予め指定した値に
到達したときには、以後の絞り開口動作を停止するよう
にもできるので、被写界深度が浅くなり過ぎる心配は無
い。
【図面の簡単な説明】
第1図は撮影光の強さが低輝度不適正な場合に自動的に
絞り値を修正する実施例を示す回路図、第2図は撮影光
の強さが高輝度不適正な場合に自動的に絞り値を修正す
る実施例を示す回路部分図、第3図は低輝度不適正、高
輝度不適正いずれの場合にも自動的に絞りを修正する実
施例を示す回路図、第4図乃至第6図及び第8図は上記
実施例でブロックで示した回路のうちのあるものについ
ての具体例を示す図、第7図は絞り値変化動作を視認す
るための構成例を示す図である。 1・・・・・・光応答パルス発生回路、2・・・・・・
シフトレジスタ、2a〜21・・・・・・シフトレジス
タの記憶段、3・・・・・・基準パルス発振器、9,1
3・・・・・・タイマー、12・・・・・・パルス発振
器、14・・・・・・絞り開口回路、15・・・・・・
絞り、19・・・・・・絞り閉成回路、20・・・・・
・パルス列発生回路、21・・・・・・パルス選択回路
、25・・・・・・検出回路。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 パルス数が撮影光の強さの対数に応じた光応答パル
    スをシフトパルスとして受けそのパルス数を記憶するシ
    フトレジスタを有し、その記憶値にもとすいてシャンク
    時間を決定するようになしたシフトレジスク型電気シャ
    ツタにおいて、上記シフトレジスクの記憶段に撮影の適
    正域と不適正域とを設けると共に、上記光応答パルス数
    が不適正域の記憶段に記憶された際に発生するシフトレ
    ジスク出力を受けて所定時間の経過後動作し、不適正域
    の記憶値を適正域にシフトさせる制御パルスを発生する
    パルス発振器と、このパルス発振器のパルスを受けて絞
    り制御する絞り制御回路と、記憶値がシフトレジスタの
    適正域にある場合に発生するシフトレジスタ出力を受け
    てシャツク開口信号を発生する回路と、このシフトレジ
    スタ出力を受けて動作し、シャツク開口信号発生と同時
    に上記適正域の記憶値に対応してパルス計数してシャツ
    タ閉成信号を発生する再生回路とを設けて構成したこと
    を特徴とするシフトレジスク型電気シャツタ。 2 特許請求の範囲第1項に記載した絞り自動制御装置
    においで、撮影不適正域として設けた低輝度不適正域の
    記憶段に光応答パルス数が記憶されでいることにより生
    ずる前記シフト動作及び絞り制御中に、絞り値が予め指
    定した値に到達したときこれらシフト動作及び絞り動作
    を停止させる回路を設け、記憶値を適正域の記憶段ヘシ
    フトさせることなくシャツタレリーズ動作が開始するよ
    うになしたことを特徴とするシフトレジスタ型電気シャ
    ツタ。
JP49078462A 1974-05-11 1974-07-08 シフトレジスタガタデンキシヤツタニオケル シボリジドウセイギヨソウチ Expired JPS586930B2 (ja)

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