JPS5868600A

JPS5868600A - ガスの排出方法および装置

Info

Publication number: JPS5868600A
Application number: JP16812881A
Authority: JP
Inventors: Toyoe Kajikawa; 梶川　豊栄
Original assignee: Osaka Gas Co Ltd
Current assignee: Osaka Gas Co Ltd
Priority date: 1981-10-20
Filing date: 1981-10-20
Publication date: 1983-04-23

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】本発明は、可燃性ガスなどのガスの排出方法および装置
に関する。

従来から、都市ガスなどのガスを輸送する管路は、地下
に埋設されており、ガスの減圧を行なうガバナは、補修
などのために地上に設けられている。

ガバナを保護してガバナから発生される騒音を防ぐため
に、ガバナは、換気装置が設けられている密閉された鉄
筋コンクリートなどからなる建物内に収納される。ガバ
ナなどの保守のために、ガバナの上流側と下流側とにそ
れぞれ設けられた締切弁を閉じたままの状態で、ガバナ
の補修を行なりている。ガバナの弁体などを開いたとき
に放出されるガスは、建物に設けられた換気装置によっ
て部屋の外に排出される。ガバナ内が大気圧程度になる
と、そのガバナなどの中に残招しているガスは排出され
ることができず、したがってそのガスは作業中に部屋内
に漂い、都昂ガスの場合臭気があり、しかも爆発の危険
があり、作業環境が悪い。

本発明の目的は、良好な環境で安全に作業を行なうこと
ができることを可能にするガスの排出方法および装置を
提供することである。

餉１図は、本発明の一実施例を説明するための断面図で
ある。ガスを輸送する管路１け、地下に埋設されており
、減圧を行なうワーキングガバナ２け、その管路ｌの途
中において保守などの便宜をはかるために地上に設けら
れる。この管路１１Ｃは、ボール弁などの締切弁３，４
、ｙイルタ５およびモニターガバナ６がワーキングガバ
ナ２の上流側に設けられている。ワーキングガバナ２の
下流側には　ボール弁などの締切弁７が設けられており
、地中にはプラグパルプなどを用いた締切弁４．７、フ
ィルタ５およびモニターガバナ６＃−ｉ、それらが保護
されるために、および発生される騒音を遮閉するために
鉄筋コンクリートなどからなる建物９内に収納される。

この建物９にに、ファン１０が設けられており、外部か
らの空気がファンｌＯによりて建物９のｆ！！Ｓ屋１１
内に押し込まれ、天井に設けられた排気孔１２がら外部
に排出されて強制換気が行なわれる。ガスの輸送中にお
いては、締切弁３　、４　ｉ　７　、８ｉｊ全開されて
おり、モニターガバナ６もまた全謝状１１５１にある。

ワーキングガバナ２、フィルタ５およびモニターガバナ
６の保守にあたっては、建物９に設けられた扉４７から
部屋１１に入り締切弁３，４ｉ７，８を閉じる。そこで
フィルタ５のケース１３に、設けられたＭ１４を大気圧
カ迄減圧後洲〈と、内部のガスが部屋１１内に放出され
る。この部屋ｌｌ内のガスは、ファン１０によりて部屋
１１の外方に排出される。締切弁３，４；７，８向にお
いて、ワーキングガバナ２、フィルタ５およびモニター
ガバナ６内が大気圧程度になった後には、ファン１０に
よってはガスを外部に排出することが困難である。

本発明によれば、締切弁３，４；７，８闇の大気圧程度
のガスを安全に部屋１１の外に排出することが可能であ
る。

第２図は本発明に従うガス排出装置の正面図である。第
１の可撓管１５の端部は、誘引ファン１６の入口に連結
される。第１可撓愉１５の先端には、捕集部材１７が連
結される。誘引ファン１６には、ガスの濃度を検出する
検出手段１８が設けられ、誘引７アン１６から排出され
たガスの濃度が検出される。検出手段１８を通過したガ
スは、第２可撓管１９によりて部屋１１の外へ導かれる
。

誘引ファン１６と検出手段１８とは、第３可視管２０に
よって連結される。誘引ファン１６７−を防爆構造とさ
れる。誘引ファン１６にはライン２１を介して電力が供
給される。検出手段１８からの検出信号は、検出表示装
置２２にライン２３を介して与えられる。

＠３図は捕集部材１７の断面図である。この捕集部材１
７は漏斗状に形成されており、先細状の頂部２４は餉ｌ
可撓管１５Ｑ先颯に連結される。

第４図は、誘引ファン１６の断面図である。密閉ケース
２５は、仕切板２Ｂによってモータ室２９とガス室３０
とに気密に仕切られており、モータ室２９には、モータ
２６とそのモータ２６によりて回転駆動される永久磁石
２７とが収納さｈる。

永久磁石２７は、仕切板２８に対向している。

ガス室３０では、密閉ケース２５に立設されたプラタン
、）　３１　、３２に軸受け３３．３４によって回転軸
３５が回転自在に支持されている◇この回転軸３５には
、仕切板２８に対向して永久磁石３６が固着される。ま
た回転軸３５には、シロッコファンなどのような羽根車
３７が固着される。

仕切板２８は、アルミニクムなどのような軽金臓などの
非磁性材料からなってもよく、また鉄などの強磁性材料
からなってもよい。密閉ケース２５も仕切板２８と同様
な材料から構成されることができる。羽根車３７は、他
の構改要素との接触時における火花の発生を防ぐために
合成樹脂材料から成る。ガス室３０には継手３８．３９
が設けられており、これらの継手３８．３９Ｆｉ第１可
撓管１５および第３可撓管２０にそれぞれ接続される。

モータ２６が永久磁石２７を回転することによって、こ
の永久磁石２７に磁気結合した永久磁石３６が回転駆動
される。そのため羽根車３７が回転され、第１可撓管１
５からのガスが免３可挽管２０側に誘引されて排出され
る。永久磁石２７に代えて電磁石が用いられてもよい。

永久磁石２７゜３６ｔ：を磁界を発生し、両者の磁気結
合は強固に達成されることができる。

モータ室２９Ｆｉ密閉されており、したがって防爆構造
とされている。

第５図は検出手段１８の断面図である。流路がＴ字状に
形成された本体４０の継手４１．４２には、第３可撓管
２０および第２可撓管１９がそれぞ九連結される。継手
４１．４２に連通ずる一直線状の流路４３に突出する検
出素子４４け、本体４０に固定された端子板４５によっ
て支持される。

検出素子４４からの出力は、ライン２３から検出表示装
置２２に与えられる。

締切弁３，４ｉ７，８を閉じ汽状めで、たとえハフィル
タ５の蓋１４を外し、部屋１１因に放出されるガスをフ
ァンｌＯＫよって部屋１１から外に排出した後建物９に
設けられた扉４７を開き、作業員が部Ｍｌｌ内に再び入
シ、たとえばフィルタ５のエレメント４６を取り外して
捕集部材１７をケース１３内に挿入する。誘引ファン１
６は部屋ｌｌ内に置かれてもよく、また第１可撓管１５
を延ばして誘引ファン１６を部屋１１の外にｌいてもよ
い。誘引ファン１６を部屋１１内に設けた場合には、検
出手段１８を部屋ｌｌ内に設けてもよく、また第３可撓
管２０によって検出手段１８を部屋１１の外に置いても
よい。第２町撓愉１９の端部＃′ｉ部屋１１の外に配置
される。こうしてフィルタ５のケース１３内のガスが部
屋１１の外に排出されることになる。

ガスをさらに完全に外部に排出するために第６図示のよ
うにフィルタ５のケース１３から管路内に捕集部材１７
を挿入してガスを吸引排出するｊうにすることができる
。このようなガスの誘引排出操作は、ワーキングガバナ
２およびモニターガバナ６に関連しても同様に行なわれ
る。

捕集部材１７を第１可撓管１５の先端から収抄外して、
第７図に示されるような吸引具４８を取付ける。この吸
引具４８の先端４９Ｖｉ、鋭く形成されている。このよ
うな吸引具４８を用いることによって、たとえばフィル
タ５のケース１３の底にたまっているごみなどを吸引し
て清掃することが可能である。

本発明は、可燃性ガスだけでなくその他のガスを排出す
るために広範囲に実施されることができる。

以上のように本発明によれば、ガス濃度検出手段によっ
て検出し、ガスの濃度が低下したことがｍｕされた後に
、工事などの作業を行なうことができるようになるので
、良好な環境で安全な作業を行なうことができる。また
第１および第２可撓管の使用によって誘引ファンさらに
はガス濃度の検出手段を爆発の危険のない安全な場所に
設置しておくことができ、作業性が向上する。また第２
可撓管の使用によって、誘引ファンと検出手段の設置場
所にかかわらずガスの影響を受けない場所にガスを導く
ことができるようになる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を説明するだめの断面図、第
２図は本発明にしたがうガス排出装置の正面図、４８３
図は捕集部材１７のｗＴ向図、第４図は誘引ファン１６
の断面図、第５図はガス濃度の検出手段１８の断面図、
第６図はガス排出装置を用いてガスを誘引排出する操作
を説明するための断面図、第７図は捕集部材１７に代え
て用いられることのできる吸引具４８の断面図である。ｌ・・・管路、２・・・ワーキングガバナ、３，４，７
゜８・・・締切弁、５・・・フィルタ、６・・・モニタ
ーガバナ、１５・・・第１町撓管、１６・・・誘引ファ
ン、１７・・・捕集部材、１８・・・検出手段、１９・
・・第２町撓管、２０・・・第３可挟管、２２・・・検
出表示手段代理人　　　弁理士　西教゛圭一部

Claims

【特許請求の範囲】（り可撓管と、その可撓管の端部に連結された誘引ファ
ンと、誘引されるガスの濃度を検出する検出手段とを含
むガス排出装置を準備し、ガスを輸送する管路の予め定
めた区間を締切弁で閉じ、前記区間内に可撓管の先端を挿入してその区間内からガ
スを排出し、ガス濃度が低下したことおよびリークしたガス濃度が危
険な状態Ｖｃｆｘる前に確認することを特徴とするガス
の排出方法。（２）協１可撓管と、＠１可撓管の端部に連結された誘引ファンと、第１可撓
管の先喝に連結された漏斗状の捕集部材き、誘引ファンから排出されたガスの濃度を検出する検出手
段と、検出手段を通過したガスを導＜＠２町撓管とを含むこと
を特徴゛とするガスの排出装置。（３）前記誘引ファンを防爆構造としたことを特徴とす
る特許請求の範囲第２項記載のガスの排出装置。（４）誘引ファンと検出手段との間に集３可撓管を介在
したことを特徴とする特許請求の範囲ｗＪ２項記載のガ
スの排出装置。