JPS5867633A - 置換アルコ−ルの製造法 - Google Patents

置換アルコ−ルの製造法

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JPS5867633A
JPS5867633A JP16607981A JP16607981A JPS5867633A JP S5867633 A JPS5867633 A JP S5867633A JP 16607981 A JP16607981 A JP 16607981A JP 16607981 A JP16607981 A JP 16607981A JP S5867633 A JPS5867633 A JP S5867633A
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JP
Japan
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substituted
lower alkyl
compound
product
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JP16607981A
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Inventor
Takeo Suzukamo
鈴鴨 剛夫
Mitsuhisa Tamura
田村 光久
Masami Fukao
正美 深尾
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Sumitomo Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo Chemical Co Ltd
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  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は式(I) 乱 で示される置換アルコールの製造方法に関する。
上記式(X)で示される置換アルコールは、テトラヒド
ロラバンジュロールとして知られ、香料として用いられ
るものである。
本発明者らは該置換アルコールの製造方法につき鋭意検
討した結果、第−薄情の低級アルキルエステルを原料と
して、工業的にも極めて有利に製造する方法を見出し、
これに種々の検討を加え本発明を完成するに至った。
即ち本発明は、第−薄酸の低級アルキルエステルを熱開
裂し、一般式(x) 〔式中、Rは低級アルキル基を表わす。〕で示される置
換ジエンカルボン酸エステルをm。
次いで該化合物の低級アルコキシカJレボニル基ヲ還元
してメチロール化し、式(TI)テ示すれる置換ジヱン
アルコーJしを得、さら・ζこれを水素添加するか、あ
る−1ζよ一般式(x)で示される置換ジエンカブレボ
ン酸ヱステルを水素添加し、一般式(w) 晶8 〔式中、Rが前記と同じ意味を有する。〕で示される置
換カルボン酸エステルを得1次いで該化合物の低級アル
コキシカルボニル基を還元することによる前記式(りで
示される置換アルコールの製造法を提供するものである
従来、一般式(1[)で示される置換ジエンカルボン酸
エステル類の製造方法に関連するものとしては1次の方
法が知られている。
例えば第−薄酸エチルエステルを高温(500℃)に加
熱することにより置換ジエンカルボン酸エチルエステル
を得る方法が報告されている( Tetrahedro
n Letters、 8795 (1965”> ’
)。しかしなから該文献の記載によれば、その生成物は
、上記一般式(w)の8.4−位の二重結合の立体配置
はE型であり1本発明方法における式(りで示されるZ
型の置換ジエンアルコールの中間体となり得るものとは
考えられなかった。
また、トランス−2,2−ジメチル−3−(1−ヒドロ
キシ−2−メチルプロピル)シクロプロパン−1−カル
ボン酸のアルキルエステルを脱水開環゛することによっ
て、置換ジエンカルボン酸のアルキルエステルを得る方
法(特公昭41−19056号公報、 Agr、 Bi
o、 Chem、。
2L 456(1964)、 Tetrahedron
 Letters。
2441r197g)) が知られているが、この場合
はその生成物がE型および2型の混合物であす、又その
原料をトランスーカロシ酸あるいはイソ酪酸クロリドか
ら1.複雑な多工程を経て合成せねばならず、工業的に
実施するには満足すべき方法とは言えない。
このように、これまで前記式CI)で示されるz型の置
換ジエンカルボン酸エステルが単一された例はなく薫た
その・有角性も全く知られていなかった。
このような状況の下に1本発明者らは、第−薄酸の低級
アルキルエステルを熱開裂して得られる生成物は、意外
にも一般式(I[)で示されるZWの[1ジエンカルボ
ン酸エステルであることを見出すと共に、該エステルの
低級アルコキシカルボニル基の還元および二重結合への
水素添加を行なうことにより式(r)で示される置換ア
ルコールに導くことができることを見出すに至った。
以下に本発明方法を順次説明する。
本発明において、@−11酸の低級アルキルエステルは
、@−碧酸のメチル、エチル、プロピル、ブチルなどの
エステルである。
また、熱開裂反応の条件としては、常圧または減圧下で
400〜600℃で効率よ〈実施される。
その反応形部としては、バッチ式、連続式の何れの方式
をも採り得るが、反応管にガラス。
アルミナ、シリカなどの充填物を詰め、所定の[tに保
ちながら、原料を流通させる方式が工業的には好都合で
ある。
このようにして得られる熱開裂生成物は、必要により蒸
留あるいはクロマトグラフィーにより精製できる。
次に一般式(II)で示されるジエンヵルボン酸エステ
ルカラ式(1)で示される置換アルコールを製造する工
程について述べる。
この工程において、置換ジエンカルボン酸エステルの低
級アルコキシカルボニル基の還元と二重結合への水素添
加の順序は何ら制限されるものではなく、低級アルコキ
シカルボニル基の還元を行った後、水素添加する方式ま
たは水素添加した後、低級アルコキシカルボニル基を還
元する方式の何れでもよい。
一般式(I[)で示される置換ジエンカルボジ−エステ
ルおよび一般式(y)で示される置換カルボン酵エステ
ルの低級アルコキシカルボニル基を還元するに際し、還
元剤としては木葉化アル1ニウム化合物、水素化永つ素
化合物などを挙げることができる。
水素化アルミニウム化合物の具体例としては。
リチウムアルミニウムハイドライド、リチウムエトキシ
アルミニウムハイドライド、ソジウムアルミニウムハイ
ドライド、ソジウムビス(2−メトキシエトキシ)アル
ミニウムハイドライド、アランなどを例示することがで
きる。
また、水素化ホウ素化合物としては例えば。
リチウムボロハイドライド、リチウムトリエチルボロハ
イドロイド、リチウムトリー5ea−ブチルボロハイド
ライドなどを挙げることができる。
またこの時、ジエチルエーテル、テトラヒドロフラン、
ジメトキシエタン、ジグライムナトの不活性溶媒中で実
施することが好ましく、また目的に応じこれらとベンゼ
ン、トルエンなどの芳香族炭化水素を併用することもで
きる。
反応温度は特に制限されるものではなく。
−78℃から溶媒の沸点の卸囲で任意に実権することが
できる。
このようにして還元反応を行った後1反応液を稀塩酸な
どの鉱酸または水酸化ナトリウムなどのアルカリ水溶液
で処理し1次いで有機溶媒で抽出することにより、それ
ぞれ目的の式1厘)で示される置換ジエシアルコールお
よび式(r)で示される置換アルコールを得ることがで
きる。
また一般式(x)で示される置換ジエンカルボン酸エス
テルおよび式(m)で示される置換ジエンアルコールの
二重結合への水素添加に際し用いられる触媒としては、
ニッケル、パラジウム。
自余またはこれらの酸化物、あるいはこれらを適当な担
体に担持させた触媒が挙げられ、担体としては活性炭、
アルミナなどが用いられる。
この時、水素圧は通常大気圧から100fiFEであり
、また溶媒は反応に関与しないものであれば特に制限は
なく、メタノール、エタノールなどの低級アルコールの
使用が好ましい。
反応温度は一通常θ℃から使用する溶媒の沸点の範囲で
任意にとり得る。
このようにして接触還元゛を行った後、濾過などにより
、触媒を除き1反応液を濃縮することにより、それぞれ
一般式CP/)で示される置換カルボン酸エステルおよ
び式(r)で示される置換アルコールが得られる。
尚1以上のようにして得られる各生成物は。
そのままでも純度が高いが必要に、より蒸留、クロマト
グラフィーなどの手段でさらに精製することもできる。
以下に実施例で本発明をさらに詳細に説明する。
実施例1 石英管(外径1B++w*内径15■、長さ400 v
m ”)に石英の細片を詰め、加熱炉により500℃に
加熱した。また反応器の留出口には、生成物を捕集する
ためにド、ライアイストラップを装着した。
この反応器内に窒素気流下で、第−薄酸エチルxx+k
 5B、8 f ’je’WM下シ(8,V=1847
分、エステル/N!zl/4’)、熱異性化を行った。
反応終了後、ドライアイストラップには黄色油状物48
.51が捕集されており、このものをガスクロマトグラ
フィーにより組成分析’I、り結果、 (Z)−2−イ
ソプロペニル−6−メチル−8−ヘキセン酸エチルが6
8%、未反応の第−薄酸エチルエステル22%、ツレに
低沸分が10%であった。
次にこの生成物を精留し、(Z)−2−イソプロペニル
−5−メチル−8−ヘキセン酸ヱチJL/を得た(沸点
91℃/ 10wgHf )。
NMRスペクト71/ (OCDcAm 、 TMS、
 200ML(z )arppm)5.52(El−8
,t、 J=+=g、’802)5.42(H−4,t
、 J==6.3Hz )4.91(fr−ss、s) 4.89(H−9a、s) 4 、16 (H−10,q、 J=7.8Hz)4.
0MB−2,d、J=g、8H1 2,6(B−5,m) 1 、78 (B−8,fi ) 1 、26 (H−11,t、 J =7.8H2)0
.97.0.95 (H−6,d、J=5.4Hz) 赤外吸収スペクトル(NaCt、液体フィルム)am 
12960,1740.1645,1040゜00 B−8,1(−4の立体配置ハJs、4 = 9.9H
zであることより、2型であることが判明した。
実施例2 窒素ガス雰囲気下で、80〇−容の80ブ゛ラスコにリ
チウム、アルミニウムハイドライド2.92 fl (
77ミリモル)および160−の乾燥エチルエーテルを
入れた。次いでこれを一26℃に冷却し、攪拌しながら
(Z)−2−イソプロペニル−6−メチル−8−ヘキセ
ン酸エチル20.1 F (102ミリモル)を50−
の乾燥エーテルに溶解した液を2時間を要して滴下した
。滴下終了後、−26℃でさらに2時間攪拌を続は反応
を完結させた。次にこの反応液を常法通り後処理し、エ
ーテル抽出した後、抽出液を濃縮し、淡黄色油状物15
.42 fを得た。
次にこれを蒸留(b、p68〜64℃/2.5wHf)
し、無色油状物として目的の(Z)−2−イソプロペニ
ル−5−メチル−8−ヘキ士ンー1−オール18.98
 f (収率89%)を得た。
赤外吸収スペクトル(Na0t、液体フィルム)♂18
860.2960,1645.1470゜188G、 
 1050.895 NMRXぺ’) ) 71/ (CDC15,TMS、
 200MHz )δ (ppm)  5.as(H−
a、t、J=to、a■2)5 、18 (H−4,t
、 J=10.8Hz )4−86(H−9s、s) 4.80(H−91,8) 8.6  (H−1,m) 8.8  (H−2,m) 2.7  (H−5,tN 1.95(−OH,bs) 1.78(H−8,s) 0.97.0.95(H−6,d、J−6,8Hz)E
l−8,n−4の立体配置はJl、4:CIo、8Hz
 であることより、2型であることが判明した。
実施例8 200m容80フラスコにエタノール10〇−16%パ
ラジウム−炭素1.δfおよび(Z’)−2〜イソプロ
ペニル−5−メチル−8−ヘキセン酸エチル201を入
れた後、フラスコ内に水素ガスを導入し、常圧下で攪拌
した。
水素の吸収が止まった時点で反応を中止し。
触媒を炉去した後濃縮し、IT、5fの油状物を得た。
次いでこの油状物を乾燥エチルエーテル150−に溶解
し、リチウムアルミニウムハイドライド1851と乾燥
エチルエーテル1150−の入っている500−容の8
日フラスコ中に、−20℃で窒素雰囲気下に、攪拌しな
がら徐々に滴下した。滴下終了後、 −20℃でさらに
1時間攪拌を続けた後、常法により後処理を行った。得
られた粗生成物を蒸留しく沸点78℃/4■H9)、無
色油状物として18.1fr収率81X)0)2−4ソ
ブロピル−6−メチル−1−ヘキサノールを得た。
CRII −CR2 ムits 赤外吸収スペクトル(Na0t、液体フィルム)tMv
′”  8880.2950,1460.1105ON
 Rスヘ’y ) ル(CIx″3ter、 TM8.
60MHz )δ(ppm)8.48(d、 2Ef)
8.67(bs、 xl() 261N066 (m618H’) 0.87(d、12H) 手続補正書(白元) 昭和り6年 11月4日 特許庁長官   島1)春樹 殿 1、事件の表示 昭和6年 特許顆路(66o ’77 号2、発明の名
称   ゛ 1梗アルコールの製造Aυへ 3、 補正をする者 事件との関係   特許出願人 代表者     土  方    武 4、代理人

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 第−薄酸の低級アルキルエステルを熱開裂して、一般式 〔式中、Rは低級アルキル基を表わす。〕で示される置
    換ジエンカルボン酸エステルを得、次いで該化合物の低
    級アルコキシカルボニル基の還元および二重結合の水票
    添加を行なうことを特徴とする式 で示される置換アルコールの製造法。
JP16607981A 1981-10-16 1981-10-16 置換アルコ−ルの製造法 Pending JPS5867633A (ja)

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JP16607981A JPS5867633A (ja) 1981-10-16 1981-10-16 置換アルコ−ルの製造法
US06/433,443 US4438286A (en) 1981-10-16 1982-10-08 Substituted esters and alcohols
EP82305447A EP0077635B1 (en) 1981-10-16 1982-10-13 Substituted esters and alcohols
DE8282305447T DE3271420D1 (en) 1981-10-16 1982-10-13 Substituted esters and alcohols
US06/558,199 US4547586A (en) 1981-10-16 1983-12-05 Preparation of 2-isopropenyl-or 2-isopropylidenyl-3-hexenoates from chrysanthemic acid esters

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