JPS5866225A - 電磁スイツチ用接点装置の製作方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は内燃機閃始動用寛動機に使用される電磁スイ
ッチ、特にその接点装置である端子ボルトの製作方法に
関するものである。

従来この種のものに第１図（イ）（ロ）に示すものがあ
った。図において、（１）は軟鋼部材より構成される四
角ボルト、（２）は電気用接点面ｔ−構成するチップで
１電気銅板部材で構成され、表面が七子目模様を有する
凹凸状加工部（８）で構成される。第」図（ロ）に示す
（４）は上記二構成部材（１）　（２）がろう付けによ
って固着された端子ボルトで、図示しない電磁スイッチ
の固定接点として使用される。凹凸状加工部（畠）は接
点氷結時（可動接点当接面に空気中の水分が付着し、氷
結して導通不良となる現象）においても接点機能が損な
われないことを目的として設けられたものである。

従来装置は以上のような方法で構成されでおり、電気接
点機能を有するチップの当接面を予め凹凸形状とする必
要があるため製造コストが高くなる欠点があった。

この発明は上述のような従来方法の欠点を除去するため
になされたもので、四角ボルトと電気接点を構成するチ
ップとの接合を超音波溶接法によって行ない、このとき
超音波溶接装置の加振チップ面を予め必要凹凸形状とし
、接点表面の凹凸形状を同時構成することで極めて製造
コストを低減し得る端子ボルトの製作方法を提供するこ
とを目的としている。

以下この発明の一実施例を図について説明する。

先ず第２図（イ）（ロ）（ハ）に）において、（５）は
蟻溝（６）を頭部に加工した四角ボルト、（７）はこの
蟻溝（６）に嵌合される突起部（８）を有する電気接点
用部材で構成されるチップであって、この二つの部材を
第２図（ロ）の如くアンビル（９）に装着し、チップ（
７）の上面より超音波溶接法＠Ｑ１の加振チップ（１１
）を矢印Ｐ方向に５０〜４００Ｋｇで加圧し、矢印？方
向に振幅６０μＰ−Ｐ。

時間０．７８〜８．０６秒、超音波加振する。上記加振
チップＣ１１）の加圧表面は第２図（ハ）に示す如＜１
０−四方の全表面に約１４０個の突起部（２）が七子目
状に規則的に配置され、第２図に）に拡大断面を示す如
く突起部（２）がチップ（７）の表面に喰い込む。第８
図は第２図の方法で製造された端子ボルト０であって、
四角ボルト（５）の頭部勉溝〔６〕にチップ（７）が上
述の超音波エネルギーによって固相溶接される。α◆は
このとき構成された複数個の凹凸部であって、第２図（
ロ）の転写形状の凹凸形状が構成される。

以上のように上述の方法によれば、四角ボルトと電磁チ
ップとの接合が超音波溶接法で極めて短時間に実施でき
、蟻溝部で押圧固着されるので強運コストを低減し得る
効果を有する。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来の接点装置を示すもので、（イ）はその主
要構成部品を示す斜視図、（ロ）はその組立て状態を示
す斜視図、第２図はこの発明方法を説明するためのもの
で、（イ）は構成部品の斜視図、（ロ）は製作装置を示
す路線図、（ハ）は（ロ）に示す装置の加振チップの下
面図、に）は（ロ）に示す装置の加振チップとチップと
の圧着状態を示す拡大断面図、第８図はこの発明により
製作された接点装置を示す斜視図である。 図中、（５）は四角ポル）、（６）は蟻溝、（７）はチ
ップ、（８）は突起、（９）はアンビル、ＧＯは超音波
溶接装置、（ロ）は加振チップ、（６）は突起部、０は
端子ボルトである。 代理人　　葛　野　信　−

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 電磁スイッチを構成する接点の製作において、電気接点
   を構成するチップとこのチップを支持スる母材とを超音
   波溶接法によって接続すると共に、この超音波溶接時に
   上記チップを押圧加振する加振装置の表面を凹凸構成と
   し、上記溶接時の付勢力によって上記チップ面をコイニ
   ング（スタンピング）加工するようにしたことを特徴と
   する電磁スイッチ用接点ｉｔの製作方法。