JPS586503Y2 - 破砕機 - Google Patents

破砕機

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JPS586503Y2
JPS586503Y2 JP9687680U JP9687680U JPS586503Y2 JP S586503 Y2 JPS586503 Y2 JP S586503Y2 JP 9687680 U JP9687680 U JP 9687680U JP 9687680 U JP9687680 U JP 9687680U JP S586503 Y2 JPS586503 Y2 JP S586503Y2
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JP
Japan
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fixed blade
crusher
rotor
crushing
fixed
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Expired
Application number
JP9687680U
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English (en)
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JPS5721040U (ja
Inventor
邦雄 井坂
Original Assignee
株式会社 ヘリオス
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、破砕機に関するものであり、さらに詳しくは
二軸式破砕機において、それに設けた固定刃を移動可能
とすることにより破砕障害物を自動排出し得るようにし
た破砕機に係るものである。
破砕機、例えば塵芥破砕機等においては、投入される塵
芥の内容が予測不可能であり、金属類、粗大ごみ、その
他破砕機に非常な負荷を及ぼす物の対策は当該機器の最
重要な課題である。
従来型として行われている対策は、 (a)駆動動力を巨大化してすべての投入物を完全に破
壊する。
(b)駆動動力を大型化すると共に、金属塊等は破砕ハ
ンマーの回転力を利用して外部に破砕せずに排出する。
(C)低速回転型二軸式破砕機の場合として、破砕機ロ
ーターの二軸間距離を広げて破砕せずにローター間を通
過させて排出する。
等の方法が行われており、さらに単純な低速回転型二軸
式破砕機においては、 (d)金属塊等については入力による取出しとし、木、
紙、布等の場合のみローターを正逆転させて排出を行う
しかしながら上記の各対策については、 (a) (b)は主として一軸式の破砕機で行われてい
るものの一般的に大動力を必要とするため、特に粗大ご
みの処理を目的とする以外は設備費用、運転経費の面で
汎用性に欠ける所がある。
(C)については動力的に非常に低減されるが、機構と
しては複雑であり、より単純な方式が望まれている。
(d)については破砕障害物の排出は人力で行うことに
なるため実用上は問題外である。
本考案は、使用動力の少ない二軸式破砕機の特徴を保持
したまま、破砕用ローターの背面に取付けられたロータ
ー逆転時用の固定刃を移動させることにより、破砕不能
物を自動的に排出し得る破砕機を提供しようとするもの
である。
以下、図面を参照し本考案の実施例を説明する。
第1図I、IIにおいて、本体ケーシング1内に2本の
破砕用ローター2,3が互いに相対するローターにそれ
のカッター4,5が食い込む状態で正逆転可能にして軸
受8により軸承されている。
一方の破砕用ローター2の軸6の一端にはスプロケット
9がキー止めされていて、図示されていないモーターか
らの回転力が同様に図示されていないチェーンを介して
伝達され、また一方の破砕用ローター2の軸6の他端と
他方の破砕用ローター3の軸7の端とには伝動歯車10
.11がキー止めされていて、一方の破砕用ローター2
と他方の破砕用ローター3とは互いに反対方向に回転さ
れるようになっている。
各破砕用ローター2,3の背面にはそのカッター4.5
と適宜の自由空間S(第2図)が形成されるようにして
固定刃12.13が設けられている。
固定刃12.13は本体ケーシング1に軸受8で軸承さ
れた軸14.15に固定されており、第2図に示すよう
に取付はボルト16により着脱自在に取付けられていて
、この固定刃を適宜交換することにより自由空間Sの大
きさを変えることができるようになっている。
今、粗大ごみ等を投入すれば、投入物は回転するロータ
ー2,3のカッター4,5により破砕され、下部に処理
済塵芥を排出する。
破砕困難物が投入された場合には、破砕機を一旦停止し
、正逆転を繰返して異物を破砕、排出する動作を行うが
、この時、送伝時には各ローター2,3の背面に固定式
に設けたカッター、すなわち固定刃12.13により逆
回転している時に未破砕物が背面から排出されない様に
塵芥をブロックしつつ破砕を行う。
したがって、金属塊等、正逆転のみでは破砕できない物
が投入された場合には、逆に固定刃12.13が障害と
なって高負荷の異物が排出されないこととなる。
本考案は、固定刃を移動可能、例えば回転自在とし、破
砕機の通常の正逆転動作時には回転規制し固定刃として
使用する。
次に正逆転のみでの破砕排出が不能になった場合、固定
刃の回転を規制している例えば機械的クランプを解除し
、固定刃を回転させることにより破砕用ローターの背面
に広い空間をつくる。
この空間を利用して、破砕用ローターを逆転させてロー
ター上部に残留する破砕不能物を排出し、排出を終えれ
ば固定刃を固定して再び通常運転に復帰させる。
第3図I、IIおよびIIIは、固定刃を固定したり固
定刃の固定を解除して広い空間を形成すべく固定刃を回
転移動させる手段の実施例を示す。
各固定刃12.13の軸14.15にはL字形レバー1
6がキー止めされており、その端部には本体ケーシング
1に一体に取付けたブラケット17で軸支されたメイン
シリンダー18のピストンロッド19が軸連結されてい
る。
L字形レバー16の基部、すなわち固定刃の回転軸部分
にはテーパ一平面20が形成されており、そのテーパ一
平面20と本体ケーシング1に一体に取付けたガイドス
トッパー21との間にクサビ形のクランプ22が押込ま
れるようになっている。
クサビ形のクランプ22は本体ケーシング1に取付けた
ロックシリンダー23により移動されるようになってい
る。
したがって、破砕機の通常の正逆転動作時には、クサビ
形クランプ22をL字形レバー16の基部に形成したテ
ーパー面20とガイドストッパー21との間に押込んで
各固定刃12.13の回転を規制する。
次に正逆転のみでの破砕排出が不能になった場合には、
ロックシリンダー23を作動して固定刃12.13の回
転を規制してなるクランプ22を引出し固定刃12.1
3の回転規制を解除する。
そしてメインシリンダー18を作動して固定刃12.1
3を破砕用ローター2,3の背面に広い空間を形成すべ
く回転移動させる。
この広い空間を利用して破砕用ローター2.3を逆転さ
せてローター上部に残留する破砕不能物を排除する。
破砕不能物の排除を終えればメインシリンダー18を作
動して固定刃12.13を元の位置に戻すと共に、ロッ
クシリンダー23を作動してクランプ22をテーパー面
20とガイドストッパー21との間に押込んで固定刃1
2.13の回転を規制する。
第4図は前記のメインシリンダーおよびロックシリンダ
ーを作動させる油圧ユニットの一例を示し、この例では
2基の破砕機のメインシリンダーおよびロックシリンダ
ーを一つの油圧源で作動させるようになっている。
第4図において18Aは第1号破砕機右側メインシリン
ダー、18Bは同左側メインシリンダー、18Cは第2
号破砕機右側メインシリンダー、18Dは同左側メイン
シリンダー、23Aは第1号破砕機右側ロックシリンダ
ー、23Bは同左側ロックシリンダー、23Cは第2号
破砕機右側ロックシリンダー、23 Dは同左側ロック
シリンダーを示す。
オイルタンク24からモーター26により駆動されるポ
ンプ25で汲み上げられた圧油は逆止弁27を経て分流
用ソレノイドバルブ31に流れる。
ポンプ25と分流用ソレノイドバルブ31との間にはリ
リーフ弁28が設けられていて油圧の圧力を所定圧に調
整し、またストップバルブ29を介して圧力計30が設
けられている。
分流用ソレノイドバルブ31を切換えることにより圧油
は32A、32Bで示すメインシリンダー用ソレノイド
バルブのいずれかに、あるいは33A、33Bで示すロ
ックシリンダー用ソレノイドバルブのいずれかに流れる
そしてメインシリンダー用ソレノイドバルブ32A、3
2Bあるいはロックシリンダー用ソレノイドバルブ33
A、33Bを切換えることにより、圧油が第1号破砕機
のメインシリンダー18A、18Bあるいはロックシリ
ンダー23A、23Bに供給され、さらには第2号破砕
機のメインシリンダー18C,18Dあるいはロックシ
リンダー23 C,23Dに供給されて各シリンダーが
作動し、前記の態様でクランプ22の押込みあるいは引
抜き、固定刃12.13の回転を行う。
以上説明したように本考案によれば、使用動力の少ない
二軸式破砕機の特徴を保持したまま、破砕用ローターの
背面に取付けられた固定刃の固定を解除してそれを移動
させるという簡単な構造でもって、破砕不能物を自動的
に排出することができ、従来の破砕機の有する問題点を
ことごとく解消できるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図I、IIは本考案に係る破砕機を示し、工は一部
を断面で示す上面図、IIは側断面図である。 第2図は第1図の■のA部分の詳細図である。 第3図I、II、IIIは固定刃の回転操作構造を示し
、■は平面図、IIは■のA−A’線断面図、IIIは
IIのBB′線断面図である。 第4図は本考案に係る破砕機で使用される油圧ユニット
の一例を示す油圧回路図である。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 2本の破砕用ローターを互いに相対するローターをそれ
    のカッターが食い込む状態で正逆転可能に設けると共に
    、各ローターの背面にローターのカッターと適宜の自由
    空間が形成されるようにして固定刃を設けてなる破砕機
    において、破砕用ローターの背面により広い自由空間を
    形成すべく固定刃の固定を解除して固定刃が移動でろう
    ようにされていることを特徴とする破砕機。 (2)固定刃の回転軸部分を平面となし、その平面にク
    サビ形のクランプを押込むことにより固定刃を固定し、
    またそのクランプを引抜くことにより固定刃が回転移動
    できるようにされていることを特徴とする実用新案登録
    請求の範囲第1項に記載の破砕機。
JP9687680U 1980-07-11 1980-07-11 破砕機 Expired JPS586503Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP9687680U JPS586503Y2 (ja) 1980-07-11 1980-07-11 破砕機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9687680U JPS586503Y2 (ja) 1980-07-11 1980-07-11 破砕機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5721040U JPS5721040U (ja) 1982-02-03
JPS586503Y2 true JPS586503Y2 (ja) 1983-02-04

Family

ID=29458690

Family Applications (1)

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JP9687680U Expired JPS586503Y2 (ja) 1980-07-11 1980-07-11 破砕機

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0622441Y2 (ja) * 1988-03-04 1994-06-15 株式会社氏家製作所 切断処理装置
JPH0751274Y2 (ja) * 1990-10-01 1995-11-22 東レエンジニアリング株式会社 刃物軸装置
JP7390836B2 (ja) * 2019-09-26 2023-12-04 株式会社シュトルツ 粉砕装置

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JPS5721040U (ja) 1982-02-03

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