JPS5864961A - 加熱、保温容器 - Google Patents

加熱、保温容器

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JPS5864961A
JPS5864961A JP16082781A JP16082781A JPS5864961A JP S5864961 A JPS5864961 A JP S5864961A JP 16082781 A JP16082781 A JP 16082781A JP 16082781 A JP16082781 A JP 16082781A JP S5864961 A JPS5864961 A JP S5864961A
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JP
Japan
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heat
working fluid
container
heating
heated
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Pending
Application number
JP16082781A
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English (en)
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佐内 淑香
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 式加熱、保温容器に関する。
従来のヒートパイプ式加熱、1保温容器は実公昭56−
1323に示されるようにいわゆるヒートパイプを熱源
から吸熱源への熱輸送手段として用いて被加熱物を加熱
し、ヒートパイプの放熱部どうし相互間には熱輸送能力
はほとんどないことを利用して保温するものである0こ
のような加熱、保温容器は被加熱物を一摩加熱した後、
蓋を取ら匁いままなら長時間保温できる。しかし一般に
加熱、保温容器内の被加熱物は数回にわたって蓋を取り
小出しされて使用されることが多く、シかも小出し中に
容器内に入ってきた冷気は被加熱物を急速に冷やしてし
まう。この為に数回小出しされた後に容器内に残った被
加熱物を使用する時にはすでに冷えてしまっていて使用
上大変不都合な場合が多い。
本発明はこのような問題を改良する為になされたもので
、本発明の目的は、小出しにより容器内で冷えた被加熱
物に外部の熱源を用いなくても熱を補給できるように、
二重構造の容器壁面間を真空にし、その底部に蓄熱機能
と下位から上位へのみ熱輸送機能を持つ作動流体を内容
器の容積に対応させて多量に内蔵した加熱、保温容器の
提供にある。
以下本発明の一実施例を第一図を用いて説明する。ガラ
ス又はステンレス鋼、銅等の材料で成る外客器1と内容
器2は上部が固着し二重構造となっでいる。この二重構
造の容器が構成する空間3は真空にされた抜水等の作動
流体4が封入されていわゆるヒートパイプとなっている
。ところが作動流体4は被加熱物を収納する内容器2の
容積に対応させて従来のヒートパイプよりはるかに多く
封入されている。ちなみに従来のヒートパイプの作動流
体の封入量は動作中にも加熱部内壁を湿らせることがで
きる程度の少量である。作動流体4の封入量は内容器の
容積に対し1倍以上にも1倍以下にも対応させることが
できる。外容器1の底部は内容器2壁が作動流体4の液
相に浸らないように大きくしであると共に加熱部1−1
とな−)ている。加熱部1−1の底面には加熱装置とし
て電熱器5が取付けられている。6は外容器1とその保
護容器7との間に形成された断熱層で発泡プラスチック
である。電熱器5を覆っているのはグラスウール8であ
る。9は蓋である。10は被加熱物である。
次に本発明の詳細な説明する。
加熱部1−1底面に取付けた電熱器5により作動流体4
が加熱され蒸発するとその圧力差によりすみやかに空間
3全体に流れ加熱部1−1より温度の低い壁面において
凝縮する。凝縮した9作動流体4は重力等の作用により
再び加熱部1−1にもどされる。このように本二重構造
容器においては、作動流体4の蒸発、凝縮の際の相変化
の潜熱を利用して効率のよい加熱が行えるが、作動流体
4の凝縮は内容器2壁面と外容器1壁面の両壁面で起り
外容器1壁面で放出される熱は外部に逃げやすい。とこ
ろが外容器1の外側には断熱層として発泡プラスチック
6が覆っであるので外部に放散するものを減少させる。
このようにして被加熱物10を加熱し終えた時には、作
動流体4は被加熱物10以上の温度に昇温しているし、
封入量を内容器2の容積に対応させて多くしであるので
、高い温度の熱を多量に蓄わえている。即ち作動流体4
は熱輸送手段でありながら蓄熱材ともなっている。
加熱を完了しだ後被加熱物10を使用するに際し蓋9を
取って被加熱物10を小出しすると内容器2内に冷気が
流入して被加熱物10を冷やすと同時に内容器2壁をも
冷やす。内容器2壁の温度が作動流体4の温度より低く
なると非加熱時であっても加熱時と同じように、作動流
体4は内容器2壁面で凝縮して空間3内の蒸気圧力を低
下させると共に潜熱番放出して内容器2壁を加熱する。
凝縮した作動流体4は重力等の作用により再び加熱部1
−1にもどる。空間3の蒸気圧力が低下すると加熱部1
−1の作動流体4は空間3の蒸気圧力が作動流体4の温
度に対応する飽和蒸気圧力に達するまで蒸0発゛してそ
の圧力差で空間3全体に流れる。このようにして作動流
体4は自からが蓄わえている熱を熱源として外部の熱源
を用いなくても被加熱物10に熱を補給しながら加熱時
とは逆に徐々に温度や蒸気圧力を低下させるのである。
本加熱、保温容器の作動流体4は以上のように従来のヒ
−ドパイブではほとんど補給できなかった熱を多量に補
給できる。内容器2壁がもし作動流体4の液相に浸って
いて被加熱物10の温度が作動流体4の温度より高けれ
ば伝導作用により被加熱物10の熱が作動流体4の液相
に逆流するが外容器1底部は作動流体4の液相に内容器
2壁が浸らないように大きくすると共に加熱部1−1と
しであるので、いわゆる熱流ダイオードヒートパイプを
形成、していて、上位にある内容器2から下位にある作
動流体4への熱の逆流はほとんどない。だから狗かの原
因で作動流体4が被加熱物10より早く冷えても被加熱
物10が作動流体4に冷やされることはない。
外容器1を覆っている発泡プラスチック6は作動流体4
に蓄わえられた熱が外容器1壁を通って放出されるのを
減少させる。なお、作動流体4の封入量を内容器2の容
積に対し1倍以上に対応させた場合はその割合だけ作動
流体jの蓄熱量が大きくなり1倍以下に対応させた場合
はその割合だけ小さくなる。必要以上に作動流体4の封
入量を多くすると加熱、保温容器全体が大きく重くなる
ので使用条件に合った量を封入するのが好ましい。
第2図には本発明の他の実施例を示す。第1図と異ると
ころは形状が第1図に示したまほう瓶の形状でなく鍋の
形状をしていること、断熱層が発泡プラスチック6でな
く真空断熱層6−1であること、加熱部底面には電熱器
5及びグラスウール8が無く加熱部1−1を直接コンロ
等の火炎で加熱できるようになっていることである。こ
の加熱、保温容器の動作は第1図のものと同じである。
本発明は以上の実施例に限定するものでなく本発明の技
術的思想を逸脱しない範囲において料理器具や恒温槽等
の種々の加熱、保温容器を案出し適用することができる
以上説明した通りに本発明の加熱、保温容器では作、動
流体4が高温で多量の熱を蓄わえることができ、しかも
下位から上位へのみ熱輸送できるので、小出しにより内
容器2内で冷えた被加熱物10に外部の熱源を用いなく
ても熱を補給できるし、冷えた作動流体4が被加熱物1
0を′冷やすこともない。したがって数回小出しされた
後に内容器2内に残った被加熱物10をも高温に保つ効
果が有る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の1実施例を示す断面図。第2図は本発
明の他の実施例を示す断面図。 1、外容器、1−1加熱部、2内容器、3空間、1、作
動流体、5電熱器、6発泡プラスチック、6−1真空断
熱層、7.保護容器、8グラスウール、9蓋、10被加
熱物、 特許出願人  佐内 淑香

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、内容器と外容器とが構成する二重構造の容器壁面間
    を真空にして作動流体を封入し、作動流体の蒸発、凝縮
    作用による熱輸送を行う加熱、保温容器において、内容
    器の容積に対応させて作動流体の封入量を多くし、作動
    流体の液相に内容器壁が浸らないように外容器底部を大
    きくすると共に加熱部としたことを特徴とする加熱、保
    温容器。
JP16082781A 1981-10-07 1981-10-07 加熱、保温容器 Pending JPS5864961A (ja)

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JP16082781A JPS5864961A (ja) 1981-10-07 1981-10-07 加熱、保温容器

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JP16082781A JPS5864961A (ja) 1981-10-07 1981-10-07 加熱、保温容器

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JPS5864961A true JPS5864961A (ja) 1983-04-18

Family

ID=15723260

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JP16082781A Pending JPS5864961A (ja) 1981-10-07 1981-10-07 加熱、保温容器

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