JPS5864498A - 熱交換器用表面処理材 - Google Patents
熱交換器用表面処理材Info
- Publication number
- JPS5864498A JPS5864498A JP16325481A JP16325481A JPS5864498A JP S5864498 A JPS5864498 A JP S5864498A JP 16325481 A JP16325481 A JP 16325481A JP 16325481 A JP16325481 A JP 16325481A JP S5864498 A JPS5864498 A JP S5864498A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heat exchanger
- corrosion
- gas
- surface treating
- treating material
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F28—HEAT EXCHANGE IN GENERAL
- F28F—DETAILS OF HEAT-EXCHANGE AND HEAT-TRANSFER APPARATUS, OF GENERAL APPLICATION
- F28F19/00—Preventing the formation of deposits or corrosion, e.g. by using filters or scrapers
- F28F19/02—Preventing the formation of deposits or corrosion, e.g. by using filters or scrapers by using coatings, e.g. vitreous or enamel coatings
- F28F19/06—Preventing the formation of deposits or corrosion, e.g. by using filters or scrapers by using coatings, e.g. vitreous or enamel coatings of metal
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Thermal Sciences (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Coating With Molten Metal (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、都市ガス、液化ガス、灯油などの燃料ガスを
熱源として利用する熱交換器に耐食性を１、 付与
する表面処理材に関するものである。
熱源として利用する熱交換器に耐食性を１、 付与
する表面処理材に関するものである。
都市ガス、プロパンガスおよび灯油などの燃料による燃
焼ガス中には多量の窒素、酸素、二酸化炭素、水蒸気と
微量の一酸化炭素、二酸化イオウ、−峻化窒素、二酸化
窒素などが含まれている。
焼ガス中には多量の窒素、酸素、二酸化炭素、水蒸気と
微量の一酸化炭素、二酸化イオウ、−峻化窒素、二酸化
窒素などが含まれている。
熱交換面の腐食現象は、急激な熱交換によるために、伝
熱面上で燃焼ガス中の水蒸気が結露し、その結露水中へ
燃焼ガス中の成分が溶解することに起因する。燃焼ガス
バーナー消火後、伝熱面に発生した結露水が蒸発するた
め、その結束伝熱面］−へ結露水に溶解したガス成分で
ある金属の炭駿塩、硫酸塩、硝酸塩などの腐食生成物が
析出する。
熱面上で燃焼ガス中の水蒸気が結露し、その結露水中へ
燃焼ガス中の成分が溶解することに起因する。燃焼ガス
バーナー消火後、伝熱面に発生した結露水が蒸発するた
め、その結束伝熱面］−へ結露水に溶解したガス成分で
ある金属の炭駿塩、硫酸塩、硝酸塩などの腐食生成物が
析出する。
このサイクルの繰り返しによって熱交換器表面の腐食は
進行する。
進行する。
従来、燃焼ガス雰囲気中で使用される熱交換器の防錆を
目的とした表面処理材としては、Ｓｎ含量１重１ｉＬ％
程度のＰｄ−８ｎ合金が用いられ、溶融メッキにより熱
交換器の表面に被覆するのが一般的であった。しかし、
Ｐｄ−３ｎ系合金より成る表面処理材は、燃焼ガス中で
使用していくに従い、前述の如く結露水中へのガス成分
の溶解、腐食生成物の析出の繰り返しサイクルによって
白色の腐食生成物が生成する。このようにして腐食が徐
々に進行し、熱交換器の表面処理材および熱交換器素材
生地や熱交換器に巻回したパイプなどに穴があき、使用
不能になったり、或は熱交換フィン上への腐食生成分の
析出のために目詰りが生じ不完全燃焼を起こすなどの問
題があった。
目的とした表面処理材としては、Ｓｎ含量１重１ｉＬ％
程度のＰｄ−８ｎ合金が用いられ、溶融メッキにより熱
交換器の表面に被覆するのが一般的であった。しかし、
Ｐｄ−３ｎ系合金より成る表面処理材は、燃焼ガス中で
使用していくに従い、前述の如く結露水中へのガス成分
の溶解、腐食生成物の析出の繰り返しサイクルによって
白色の腐食生成物が生成する。このようにして腐食が徐
々に進行し、熱交換器の表面処理材および熱交換器素材
生地や熱交換器に巻回したパイプなどに穴があき、使用
不能になったり、或は熱交換フィン上への腐食生成分の
析出のために目詰りが生じ不完全燃焼を起こすなどの問
題があった。
本発明は、上記のような欠点をなくし、都市ガス、液化
ガス燃料および灯油などの燃焼ガスに対する耐食性の優
れた表面処理材を提供するものである。
ガス燃料および灯油などの燃焼ガスに対する耐食性の優
れた表面処理材を提供するものである。
すなわち、本発明の処理材は、１〜７０重ｔ％のＺｎを
含む５ｎ−Ｚｎ合金よりなることを特徴とする。
含む５ｎ−Ｚｎ合金よりなることを特徴とする。
以下、本発明をその実施例により説明する。
まず、溶融したＳｎに種々の割合いでＺｎを添加して母
合金を作製し、とれらの母合金を銅板へ溶融メッキして
テストピースを作った。
合金を作製し、とれらの母合金を銅板へ溶融メッキして
テストピースを作った。
これらのテストピースについて、以下のようにして腐食
試験を行った。腐食性ガスとしては、Ｃ０２ｓ％、Ｎ０
２１０ ｐｐｍおよび８０２０．ｌｐｐｍを含む空気を
用いた。このガス組成は、ガス瞬間湯沸器などに用いら
れる都市ガスの燃焼ガスの分析結果にもとづいて設定し
た。また、前述の如く熱交換器の腐食は、燃焼排ガス中
の水蒸気の結露、乾燥サイクルが加わるために発生する
もので、この状態を近似的に再現するために、腐食試験
は前記のガス雰囲気下において、５０℃で１時間結露さ
せた後、２６℃において乾燥を３時間行なうというステ
ップを１サイクルとし、これらのサイクルを繰り返すこ
とにより行なった。
試験を行った。腐食性ガスとしては、Ｃ０２ｓ％、Ｎ０
２１０ ｐｐｍおよび８０２０．ｌｐｐｍを含む空気を
用いた。このガス組成は、ガス瞬間湯沸器などに用いら
れる都市ガスの燃焼ガスの分析結果にもとづいて設定し
た。また、前述の如く熱交換器の腐食は、燃焼排ガス中
の水蒸気の結露、乾燥サイクルが加わるために発生する
もので、この状態を近似的に再現するために、腐食試験
は前記のガス雰囲気下において、５０℃で１時間結露さ
せた後、２６℃において乾燥を３時間行なうというステ
ップを１サイクルとし、これらのサイクルを繰り返すこ
とにより行なった。
で４ｏサイクル後の腐食量との関係を示す。なお、腐食
量は、腐食による増量で表わしている。
量は、腐食による増量で表わしている。
第１図から、Ｚｎｎ晴晴増すと耐食性は一定の範囲内で
は向上するが、それ以」二のＺｎ含看では耐食性が悪く
なる傾向にある。すなわち、この腐食増量の少ない範囲
のＺｎ含ｍは、好しくは１〜７０重置チである。
は向上するが、それ以」二のＺｎ含看では耐食性が悪く
なる傾向にある。すなわち、この腐食増量の少ない範囲
のＺｎ含ｍは、好しくは１〜７０重置チである。
第２図は、５重量％のＺｎと残部Ｓｎよりなる合金Ａと
、従来の表面処理材であるＳｎ含量１重量％のＰｄ−Ｓ
ｎ合金Ｂについて、前記と同様にして試験した場合の腐
食量を比較したものである。第２図から、本発明の合金
Ａは従来品Ｂに比べて著しく耐食性の優れていることが
わかる。
、従来の表面処理材であるＳｎ含量１重量％のＰｄ−Ｓ
ｎ合金Ｂについて、前記と同様にして試験した場合の腐
食量を比較したものである。第２図から、本発明の合金
Ａは従来品Ｂに比べて著しく耐食性の優れていることが
わかる。
次に、６−重量％のＺｎと残部Ｓｎよりなる５ｎ−Ｚｎ
合金Ａと従来の合金Ｂとをそれぞれ銅素地の熱交換器に
溶融メッキした後、この熱交換器をガス瞬間湯沸器に組
込んで通常の使用状態で動作させた。
合金Ａと従来の合金Ｂとをそれぞれ銅素地の熱交換器に
溶融メッキした後、この熱交換器をガス瞬間湯沸器に組
込んで通常の使用状態で動作させた。
その結果を第３図に示す。第３図から、従来の表面処理
材に比較して本発明の表面処理材Ａが著しく耐食性を有
していることがわかる。
材に比較して本発明の表面処理材Ａが著しく耐食性を有
していることがわかる。
熱交換器用表面処理材として、具備すべき条件は耐食性
の良いこと、熱伝導率が良いこと、融点がある程度高い
ことおよび粘度が低く均一に溶融メッキが出来ることな
どが要求される。
の良いこと、熱伝導率が良いこと、融点がある程度高い
ことおよび粘度が低く均一に溶融メッキが出来ることな
どが要求される。
本発明の表面処理材の熱伝導率と従来の表面処理材の熱
伝導率を比較すると、従来品は２５０℃において２６−
３０ Ｋｃａ１７ｆｎ、ｈｒ 、 ℃であるのに対し、
本発明品は５０〜１２０ Ｋ ｃａｌ／ｍ 、 ｈｒ
、 ℃と従来品に比べ２〜４倍程度大きい。
伝導率を比較すると、従来品は２５０℃において２６−
３０ Ｋｃａ１７ｆｎ、ｈｒ 、 ℃であるのに対し、
本発明品は５０〜１２０ Ｋ ｃａｌ／ｍ 、 ｈｒ
、 ℃と従来品に比べ２〜４倍程度大きい。
また、本発明品のＺｎ含量を増すと粘度が高くなる傾向
にあるが、Ｚｎ含量を７０％以下にすることによって均
一に溶融メッキすることができる。
にあるが、Ｚｎ含量を７０％以下にすることによって均
一に溶融メッキすることができる。
以上述べたように、本発明の表面処理材は、従来の表面
処理材に比べて、耐食性が優れるとともに熱伝導率が大
きく、かつ均一に溶融外ツキすることが出来るなど表面
処理材として優れた特徴を、 もつものである。
処理材に比べて、耐食性が優れるとともに熱伝導率が大
きく、かつ均一に溶融外ツキすることが出来るなど表面
処理材として優れた特徴を、 もつものである。
第１図は５ｎ−Ｚｎ合金の２ｎ含量と腐食量との関係を
示す図、第２図および第３図は、本発明の表面処理材と
従来品の腐食量を比較した図である。 代理人の氏名 弁理士 中 尾 敏 男 ほか１名第１
図 第２図 “す′イフル（ｆｆｒ４７ｉＱ、＝４ｆｊｒ）１３図 侠用持開ＣＨｒ） ４４５−
示す図、第２図および第３図は、本発明の表面処理材と
従来品の腐食量を比較した図である。 代理人の氏名 弁理士 中 尾 敏 男 ほか１名第１
図 第２図 “す′イフル（ｆｆｒ４７ｉＱ、＝４ｆｊｒ）１３図 侠用持開ＣＨｒ） ４４５−
Claims (1)
- １〜７０重量係のＺｎを含む５ｎ−Ｚｎ合金からなる熱
交換４面処理材。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16325481A JPS5864498A (ja) | 1981-10-13 | 1981-10-13 | 熱交換器用表面処理材 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16325481A JPS5864498A (ja) | 1981-10-13 | 1981-10-13 | 熱交換器用表面処理材 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5864498A true JPS5864498A (ja) | 1983-04-16 |
| JPS6110542B2 JPS6110542B2 (ja) | 1986-03-29 |
Family
ID=15770292
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16325481A Granted JPS5864498A (ja) | 1981-10-13 | 1981-10-13 | 熱交換器用表面処理材 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5864498A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR2714677A1 (fr) * | 1993-12-30 | 1995-07-07 | Berkman Cy Louis | Revêtement de matériau architectural. |
| FR2721327A1 (fr) * | 1994-06-15 | 1995-12-22 | Berkman Cy Louis | Revêtement pour matériau de construction. |
| WO1996036749A1 (es) * | 1995-05-16 | 1996-11-21 | Valeo Térmico, S.A. | Procedimiento para la proteccion frente a la corrosion externa en intercambiadores de calor a base de cobre |
| US5616424A (en) * | 1992-03-27 | 1997-04-01 | The Louis Berkman Company | Corrosion-resistant coated metal strip |
| JP2015108600A (ja) * | 2013-12-05 | 2015-06-11 | 株式会社堀場エステック | ガスクロマトグラフ及びガスクロマトグラフ用中間処理装置 |
-
1981
- 1981-10-13 JP JP16325481A patent/JPS5864498A/ja active Granted
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5616424A (en) * | 1992-03-27 | 1997-04-01 | The Louis Berkman Company | Corrosion-resistant coated metal strip |
| FR2714677A1 (fr) * | 1993-12-30 | 1995-07-07 | Berkman Cy Louis | Revêtement de matériau architectural. |
| FR2721327A1 (fr) * | 1994-06-15 | 1995-12-22 | Berkman Cy Louis | Revêtement pour matériau de construction. |
| WO1996036749A1 (es) * | 1995-05-16 | 1996-11-21 | Valeo Térmico, S.A. | Procedimiento para la proteccion frente a la corrosion externa en intercambiadores de calor a base de cobre |
| ES2129282A1 (es) * | 1995-05-16 | 1999-06-01 | Valeo Termico Sa | Procedimiento para la proteccion frente a la corrosion externa en intercambiadores de calor a base de cobre. |
| JP2015108600A (ja) * | 2013-12-05 | 2015-06-11 | 株式会社堀場エステック | ガスクロマトグラフ及びガスクロマトグラフ用中間処理装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6110542B2 (ja) | 1986-03-29 |
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