JPS5864237A - ガラス繊維紡糸用空気ノズル組立体 - Google Patents

ガラス繊維紡糸用空気ノズル組立体

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JPS5864237A
JPS5864237A JP16364781A JP16364781A JPS5864237A JP S5864237 A JPS5864237 A JP S5864237A JP 16364781 A JP16364781 A JP 16364781A JP 16364781 A JP16364781 A JP 16364781A JP S5864237 A JPS5864237 A JP S5864237A
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air
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air nozzle
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庄野 弘晃
Toshiaki Kikuchi
敏明 菊地
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  • Manufacture, Treatment Of Glass Fibers (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はガラス繊維紡糸用空気ノズル組立体に係り、よ
り詳しくはガラス繊維紡糸炉のオリフィスプレ1ト面に
空気流を吹き当てるための空気ノズル組立体に関する。
従来ガラス繊維紡糸炉のオリフィスプレート面に空気量
を吹き当ててガラス繊維を紡糸する方法は公知であり−
、その典型例は例えば特公昭51−46859号公報に
開示されている。この開示されている方法は、オリフィ
スを通して流出した溶融ガラスがオリフィスグレート表
面で溶融ガラスの円錐体を形成し、然も該円錐体が互に
合流してしまう程多数のオリフィスが互に密に穿設され
ている表面平坦なプレートに孔をあけただけのオリフィ
スプレートからガラス繊維を紡糸するに当って、安定し
た円錐体を形成し、それら円錐体を冷却し、前記オリフ
ィスプレートに近接して存在する停滞ガスを排除し、紡
出される繊維によって下方に吸取られるガスを補給する
ため、オリフィスから紡出される多数のガラスフィラメ
ントに対して実質的に平行でかつオリフィスプレートに
向って該オリフィスプレートに達する気流を向けるもの
である。この方法はいわゆるチップノズルグレートによ
るガラス繊維の製造にも適用することができる。
上記種類のガラス繊維紡糸方法(こおいてオリフィスプ
レート面に空気流を吹き当てるための空気ノズル装置の
例としては米国特許第3986853号に開示されてい
るものがあり、それは、複数の導入管から等しい圧力で
導入された空気を空気ノズル本体内に導き、連続的に連
なった1つの開口から吹き出すものである。
しかしながらこの米国特許の空気ノズル装置では吹き出
し開口が大口径であるためオリフィスプレート面に当た
る空気流の圧力が弱くなり、冷却効果は空気量よりもオ
リフィスプレートに当る圧力できいてくるため、結局強
い冷却効果が得られず、他方冷却効果を増大させるため
空気量を増大させるとフィラメントの切断頻度を増加さ
せるなどの欠点があった。
そこでこの点に鑑み開発されたものが特公昭54−33
293号公報に開示されている空気ノズル装置であり、
これは、一本一本が独立した複数本の管状ノズルを間隔
を置いて一列に並列状態に固定具に固定配置したもので
あり、このように1つの大きな吹出し開口の代りに独立
した複数本の管状ノズルを用いることにより、オリフィ
スプレート面に当たる空気流の圧力を高め、冷却効果を
増大させることに成功した。
また特公昭54−33293号公報に開示されているも
のと同様、一本一本が独立した複数本の管状ノズルを並
置した構成を有する空気ノズル装置が特開昭54−10
1925号公報に開示されており、この空気ノズル装置
においては各管状ノズルがそれぞれ連通路を介してマニ
ホルドに接続され、各連通路に各管状ノズルの流量を独
立して個別に制御するためのパルプ機構が組み込まれて
いる。この空気ノズル装置においても空気流は独立した
複数本の管状ノズルから吐き出されるという点で、特公
昭54−33296号のものと同様米国特許第3986
853号のものに比較して優れた冷却効果を与えること
ができた。
しかしながら上記いずれの空気ノズル装置においても、
ノズル要素として管状ノズル(パイプ)を用いていたた
め、管状ノズルを固定具又は支持ブロックに固定配置す
るため番こはそれら固定具又は支持ブロックに対応する
孔をあけねばならないこと、従って、孔と孔との間には
管状ノズルの固定、支持に必要な強度を与えるため所定
の厚さの境壁を残さねばならないこと、及び管状ノズル
自身にも肉厚があること等の理由により、@接する管状
ノズルのノズル通路間の間隔は一定の距離以下にはする
ことができず、従って各管状ノズルから吹き出される空
気流本数の密度を増し冷却効果をより嵩めるには不向き
な構造であった。また製造組立も手数を擬した。
また特公昭54−33293号公報には、管状ノズルの
断面形状を長円形又は楕円形にし、長円形又は楕円形の
短軸がオリフィスプレートの長手方向と平行になるよう
に管状ノズルを並置し、長円形又は楕円形の長軸方向に
一致するオリフィスプレートの中方向により広い均一な
冷却効果を与える思想が州示され、同様な思想は特開昭
54−101925号公報のものにも適用することがで
きる。この場合オリフィスプレートの長手方向で見れば
、管状ノズルの断面形状が長円形又は楕円形となった分
だけ管状ノズルの本数を増やすことができ、空気流本数
の密度を増加させることができる。しかしながら管状ノ
ズル(チューブ)を使用していることには変わりはなく
、管状ノズルからくる上述した構造上の制限により空気
流本数の密度を増加できないという問題は依然として存
在していた。
また断面長円形又は楕円形の管状ノズルを作るには、特
公昭54−65295号公報にも記載されているように
、通常円管をプレスで押して偏平にしたり、型の上でバ
ーナであぶりながら長円管にしたりする必要があり、製
作に手数を要し、また製作できたとしても断面形状の選
択には制限があり、任意のノズル断面形状を得るには不
向きな構造であった。さらに円管を変形させて断面長円
形又は楕円形の管状ノズルにした場合には、それを固定
配置する固定具又は支持ブロックにも同じ形状の孔をあ
けねばならず、円形以外の形状の孔をあけるということ
は和尚困難な作業であり、結果として空気ノズル装置の
製造、組立を困難にしていた。
本発明は上述した従来技術の欠点に鑑みなされたもので
、その目的は、ガラス繊維紡糸炉のオリフィスプレート
面に空気流を吹き当てるための空気ノズル組立体におい
て、各ノズルから吐き出される空気流本数の密度を容易
に増加させることができ、ノズルの断面形状を自由に選
択することができ、かつ製造、組立が容易な空気ノズル
組立体を提供することである。
上記目的を達成させるため、本発明(こよれは、ガラス
繊維紡糸炉のオリフィスプレート面に空気流を吹き当て
るための空気ノズル組立体であって、空気供給口を有す
るマニホルドを備えた空気導入部と、前記マニホルド憂
こ連通する複数個のノズル通路を備えた空気ノズル部と
を有し、前記空気ノズル部は同一形状の複数個の7ズル
リプを連続約1こ並置し相互のはめ合いにより合体させ
たノズルブロックを有し、前記各ノズルリゾの相対する
合体面の少なくとも一方には長手方向に蝙びる凹所が形
成されこの凹所で隣接し合うノズルブロックの間に前記
ノズル通路を形成したことを特徴とする空気ノズル組立
体が提供される。
好適実施例において、前記凹所は前記ノズルリプの合体
面の両側に形成され、それにより隣接し合うノズルブロ
ック間で形成される前記ノズル通路の断面形状が合体面
方向に細長くなっている。
また前記ノズルリゾを合体させるための相互のはめ合い
は、各ノズルリプの相対する合体面の縁部近傍に補合形
状の垂直段部を形成し、隣接し合うこれら垂直段部の保
合によって行なってもよい。
前記空気ノズル部はさらに、前記ノズルブロックを固く
保持するための保持装置を有してもよく、前記保持装置
は、前記ノズルブロックの相対する側部に位置する1対
の押え板と、該ノズルブロックの相対する端部に位置し
前記押え板に該ノズルブロックを囲むように箱型薔こ連
結された1対の圧締板と、前記圧締板に形成されたねじ
孔4こねじ込まれ、先端で前記ノズルブロックの端面を
押圧するねじ部材とで構成することができる。
本発明の好適実施例を図面を参照して説明すると、第1
図着こは本発明の空気ノズル組立体の、側断面図として
示される紡糸装置における使用状況が示されている。図
中、符号2はガラス繊維紡・糸炉を示し、紡糸炉2内で
予じめ溶融され、一定の温度に調整された溶融ガラスは
、耐火物4にあけられた流入通路6を通り下方の白金合
金製紡糸ブッシング8内へ流入する。ブッシング8は下
面に多数のオリフィスを有するオリフィスプレート10
とそれから立ち上って側壁12を構成するプレートtc
より箱型形状をなしていて、かつ図には示されていない
が、ブッシング8 K1制御された低電圧大電流を流す
ための1対のターミナルを側壁プレート12、普通はブ
ッシングの幅方向側の側壁プレートの外部に有する。タ
ーミナルから主としてオリフィスプレートに、またある
程度は側壁プレー)12tc電流を流すとと(こより、
白金合金製のツレラブレートをジュール発熱させ、ブッ
シング全体の温度、特ILオリフィスプレート1oの温
度を上昇させ、溶融ガラスの温度降下を防き、かつ紡糸
φこ適した温度に制御する。この制御は通常、ブッシン
グの側壁プレート12に溶接された熱電対からの熱起電
力を入力信号として、ブッシングの温度を、一定に維持
するよう通電流を制御するループにより行なわれる。
才た図示実施例ではオリフィスプレート10は表面平坦
な下面に密接配列の多数のオリフィスを有する、特公昭
51−46859号公報に開示されている型のものであ
るが、プレート下面に多数のチップノズルが突出形成さ
れたいわゆるチップノズルプレートであってもよい。
オリフィスプレート10のオリフィスから流出した溶融
ガラスは巻取機14で引張られること舎こよりオリフィ
ス出口に円錐体を形成しながら細化してフィラメントと
なり、このフィラメントは塗布器16の塗布ローラで集
束剤が適用され、集束ロール18で1本又は複数本のス
トランド1(才とめられ、トラバース装置20(仁より
あやぷりをされながら巻取機14のドラムに巻かれてパ
ッケージ22となる。
符号24はオリフィスプレート10の下面に空気流を吹
き当てるための本発明の空気ノズル組立体であり、これ
Qこよりオリフィスプレート面を冷卸し、溶融ガラスが
オリフィスから流出して細化してフィラメントとなる時
にオリフィス出口に安定した溶融ガラス円錐体を形成さ
せ、それら円錐体を冷却し、かつオリフィスプレート1
0ζこ近接して存在する停滞ガスを排除し、才た紡出さ
れる繊維擾こよって下方に吸取られるガスを補給する。
空気ノズル組立体24は空気供給導管即ちホース26に
接続され図示しない加圧空気供給源より空気が供給され
る。
空気ノズル組立体24の構造の詳細は第2図ないし第5
図に示されており、大別して、空気供給口28を有する
マニホルド30を備えた空気導入部32と、マニホルド
30に連通ずる複数個の後述するノズル通路34を備え
た空気ノズル部36とを有する。空気ノズル部36は、
同一形状の複数個のノズルリプ38を連続的に並置し、
相互のはめ合いにより合体して構成したノズルブロック
39を有し、各ノズルリゾ3Bは各々相対する合体面4
0.42iこ長手方向に紘びる凹所44.46が形成さ
れ、瞬接し合うノズルリプ38の一方の凹所44と他方
の凹所46とで1つのノズル通路34が形成されるよう
になっている。隣接するノズル通路34の間には凹所4
4.46の底部となる隔壁48が存在するだけなので、
ノズル通路340間隔を極めて小さくして、ノズル通路
34から吹き出される空気流の本数を高密度化すること
ができる。
各ノズルリプ38の合体のためのはめ合いは、相対する
合体面40.42の縁部近傍に補合形状の垂直段部50
.52を形成すること−こより、隣接し合う垂直段部5
0.52で好ましくはゝY+きつめのはめ合いを行なう
ことによってなされている。しかしながら垂直段部では
なくありつぎ形の傾斜段部を形成して行なってもよく、
この場合1こはノズルリプ相互の分離がより積極的に阻
止される。
各ノズルリプ381こ形成された凹所44.46は、隣
接し合うノズルリゾ間に形成されるノズル通路の断面形
状が合体面方向に細長い入角形をなすような形状とされ
てるが、この形状のみに限られず、ノズル通路断面形状
が例えば長方形その他の細長い多角形、又は長円形若し
くは楕円形、又は円形となるような形状であってもよい
ノズルリプ38は普通の鉄などの金属製とすることがで
き、この場合上述した凹所44.46は研削又は押し出
し加工などをすることにより容易番こ作ることができる
。従って凹所44.46を任意の形状とすることができ
、ノズル通路の断面形状を自由hL選択することができ
る。なおノズルリプ38は鉄以外の例えばステンレスス
チール、アルミ合金で作ってもよい。これらの場合でも
凹所44.46は任意の形状とすることができ、ノズル
断面形状を自由に選択することができる。
ノズル通路の断面形状は図示実施例のようiこ〕ズルリ
ゾ38の合体面方向着こ細長い形状とすることが奸才し
い。このよう良することによって、同じ断面積でノズル
通路の密度を増すことができ、空気流本数の密度をより
増加させることができる。
さらに特公昭54−33293号公報第41こ説明され
ているよう+C,ノズル通路断面形状の短軸がオリフィ
スプレート10の長手方向と平行6Cなるように空気ノ
ズル部36を配置することφこより、ノズル通路の長軸
方向に一致するオリフィスプレートの巾方向により広い
均一な冷却効果を与えることができ、オリフィスプレー
ト會こおけるオリフィスの巾方向配列寸法範囲を増加さ
せることが可能となる。
なお図示実施例ではノズルリプ38の内含体面40.4
2屹凹所44.46を形成したが、合体面40.42の
一方のみに凹所を形成しても同様にノズル通路を得るこ
とができる。また両端に位置するノズルリプは合体面が
一備しかないので、第5図に示すように合体面でない方
の面を凹所のない平坦な形状としたエンドリプ54.5
6とすることができる。
図示実施例の空気ノズル部36はまた、ノズルリプ38
を並置、合体して画成したノズルブロック39を固く保
持するための装置を有している。
この保持装置はノズルブロック390両側部に位置する
1対の鉄製の押え板58.60と、ノズルブロック39
の両端部に位置する1対の鉄製の圧締板62.64とを
有し、押え板58.60と圧締板62.64とはパル)
666cより、ノズルブロック39を囲むように箱型に
接続されている。
圧締板62.64にはそれぞれ4個のねじ孔68があけ
られ、これらねじ孔68にはそれぞれセットスクリュー
70がはめ込まれている。従ってこれらセットスクリュ
ー70を回してその先端でノズルブロック39のエンド
リプ54,560端面を押圧すること着こより、ノズル
ブロック39は圧締され固く保持される。
図示実施例の空気ノズル部36にはまた、並置、合体さ
れたノズルブロック39を支持するための普通の鉄など
の金属製の支持ブロック72が設けられている。支持ブ
ロック72はノズルブロック39の下端を受は入れるた
めの1つの凹所74を有し、凹所T4は上方に開口して
いるだけでなく両端部においても外方に開口しており、
従って凹所T4は研削加工などで容易′に形成すること
ができる。凹所T4の巾方向の寸法はノズルブロック3
9の厚さよりも大きく、第6図に示す如くその余った寸
法部分にスペーサ76が挿入されており、このスペーサ
76は、これに直角に支持ブロック72にあけられた4
個のねじ孔78にねじ込まれたセットスクリュー80の
先端會こより、ノズルブロック39の方向6L抑圧され
、ノズルブロック39の下端を固く保持している。凹所
74の両端部Qこは1対の位置決め板82.84がボル
トで固定されている◎支持ブロック724こはまたノズ
ルブロック39のノズル通路34のそれぞれに整合する
位置會こ連通路86が形成されている。支持ゾロツクT
2はボルトで後述する位置調整用のガイドゾロツタ88
6C結合されている。
空気導入部32はマニホルド30に加え、マニホルド3
0からノズル通路34に導かれる空気量をそれぞれ独立
して個別に微調整するためのパルプ機構90を備ルたパ
ルデブロック92と、パルプ機構90と空気ノズル部3
6との位置関係を使用に最適に状態に調整するためのガ
イドゾロツク88とを有する。
マニホルド30は鉄板材料などを箱状にボルトで結合し
てなり、空気供給口28に対応する位置にホース26を
接続するためのニップル94をボルトで結合している。
空気供給口28及びニツゾ応する4個の室に区分されて
いる。また各ニップル94に接続されたホース26と空
気供給源との間にはそれぞれ図示しない空気流量調整用
のパルプ装置が散り付けられており、各パルプ装置を独
立して個別に制御することにより、ノズルブロック39
のノズル通路34から吹き出される空気流の流量を対応
する4つの群に分けて個別に制御することができる。な
お符号98は空気流から異物を取り除くためのスクリー
ンである。
パルプブロック92は好ましくは普通の鉄製であり、ボ
ルトでマニホルド30の上端に固着され、かつそれぞれ
マニホルド30に開口しかつ支持ブロック72の連通路
86に連通ずる連通路100を有している。各連通路1
00にはそれを通る空気流の流量を微調整するためのパ
ルプ機構90が組み込才れている。パルプ機構90は第
2図に示されているように二段に千鳥状に配列されてい
る。
このようにすることによって、連通路100の密接配列
、強いてはノズルブロック39におけるノズル通路の密
接配列を可能にし、かつパルプ機構90の操作を容易に
している。
各パルプ機構90は、ニードル型のパルプであり、対応
する連通路100をほぼ直角に横切る方向に、連通路1
00の直径とほぼ同径若しくはやや大径のパルプ孔10
2をあけ、このパルプ孔1020入口側の端部部分には
ねじを切り、パルプ孔102とほぼ同径のニードルパル
プ部分104とパルプ孔102のねじに対応するねじ部
106とを持つボルト状ニードルパルプ108をパルプ
孔102に挿入してなっている。ボルト状ニードルパル
プ108の頭部110は密接配列の関係からできるだけ
小さめにすることが望ましく、またボルトレンチにより
操作できる六角穴付き型である。ボルト状二一ドルパル
ゾ108の頭部110とパルプブロック92との間には
コイルスプリング112が配設され、パルプ孔102と
ボルト状ニードルパルプ108との間の多少のガタを吸
収し、微動作できるようになっている。従ってボルトレ
ンチを頭部110に挿入してボルト状ニードルパルプ1
08を回すことによりニードルパルプ部分104をパル
プ孔102内で出し入れし、連通路100の開度を変化
させて流量を微調整することができる。前述したホース
26に接続された図示しないパルプ装置による、ノズル
ブロック39のノズル通*34から吹き出される空気流
を4区分に区分けした流量制御と、このパルプ機構90
によるノズル通路34から吹き出される空気流の個々の
微調整とにより、幅広い流量制御が可能となる。
ガイドブロック8Bは、好ましくは普通の鉄製であり、
パルプブロック92上にボルトで固定支持され、かつ支
持ブロック72をボルトで固定、支持している。ガイド
プロッタ88には、ノー?ルゾブロック92の連通路1
00と支持ブロック72の連通路86とを前者が後者に
対してボルト状ニードルパルプ108の頭部110と反
対の方向に食い違った状態で連通させるための傾斜連通
路114が形成されている。このようにすることによっ
てボルト状ニードルパルプ108の頭部110及びパル
プブロック92、並びにマニホルド30を、第6図に示
すようにノズルブロック39及び支持ブロック72の前
方側部(第6図で見て左方側部)より引込んだ状態に配
置することができ、第1囚に示す使用状態において空気
ノズル組立体24を、ニードルパルプ108の頭部など
が紡糸されつつあるガラスフィラメントに接触すること
なく、オリフィスプレート10の下側でそれにできるだ
け垂直に設置することができる。通常、空気ノズル組立
体は、第1図に示すように、その長手方向をオリフィス
プレートの長手方向に一致させてフィラメント群の背抜
に、ニードルパルプ108の頭部110をフィラメント
側に向けて設置され、そのパルプ操作はフィラメント群
をはさんで空気ノズル組立体と対向する作業通路側から
、例えば細長いボルトレンチによって行う。この場合ノ
ズルブロック39の下側前部にニードルパルプ頭部11
0のような突起物があると、それがフィラメントに接触
しないように空気パルプ組立体全体を傾斜せざるを得な
い。しかしながらこのようにするとノズルブロック39
から吹き出された空気流はオリフィスプレートに斜めに
衝突し、空って空気パルプ組立体24は出来るだけ垂直
に設置することか奸才しく、上記ガイドブロック72に
よりその目的を達成している。
なお図示の実施例においてはノズルゾロツク39とマニ
ホルド30との間にガイドゾロツク88及びパルプブロ
ック92を介在させたが、ノズルブロック92の上述し
た利点のみに着目すればガイドブロック88及びパルプ
ブロック92はなくてもよく、この場合ノズルブロック
88をマニホルP92の頂部に直接固定、支持させれば
よい。
従って本発明の空気ノズル組立体によれば、空気ノズル
部を、同一形状の複数個のノズルリプを連続的に並置し
てはめ合いにより合体させたノズルブロックで構成し、
各ノズルリゾの相対する合体面の少なくとも一方の面に
長手方向に延びる凹所を形成し、この凹所で隣接し合う
ノズルリプ間にノズル通路を形成したので、各ノズル通
路間には上記凹所の底部となる隔壁が存在するだけなの
でノズル通路の間隔を狭めて密接配列することが可能と
なり、各ノズル通路から吹き出される空気流の本数を高
密度化することができ、オリフィスプレートの優れた冷
却効果を得ることができる。
また各ノズルリプの凹所は、研削、押し出し加工、又は
成型加工などにより任意の形状とすることができるので
、ノズル通路の断面形状を自由に選択することができる
。またノズルリプのそのような加工も容易であり、かつ
マニホルドへの接続もリプブロック単体を支持するため
の矩形の凹所を1つ形成すればよいので、空気ノズル組
立体の製造、組立が極めて容易となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の空気ノズル組立体の、側断面図として
示される紡糸装置における使用状況を示す説明図、第2
図は本発明の空気ノズル組立体の好適実施例の一部断面
正面区、第6図は第2図の空気ノズル組立体の縦断面図
、第4図は第2図の空気ノズル組立体におけるノズルブ
ロックの先端の一部拡大図、及び第5図は第2図の空気
ノズル組立体におけるノズルブロックの保持装置の端部
圧締板の部分を示す断面図である。 図中、符号2・・・ガラス繊維紡糸炉、10・・・オリ
フィスプレート、24・・・空気ノズル組立体、28・
・・空気供給口、30・・・マニホルド、34・・・ノ
ズル通路、36・・・空気ノズル部、38・・・ノズル
リゾ、39・・・ノズルブロック、40.42・・・合
体面、44.46・・・凹所。 代理人  浅 村   晧 外4名 第3図 b6

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 +11  ガラス繊維紡糸炉のオリフィスプレート面に
    空気流を吹き当てるための空気ノズル組立体であって、
    空気供給口を有するマニホルPを備えた空気導入部と、
    前記マニホルドに連通する複数個のノズル通路を備えた
    空気ノズル部とを有し、前記空気ノズル部は同一形状の
    複数個のノズルリブを連続的に並置し、相互のはめ合い
    により合体させたノズルブロックを有し、前記各ノズル
    リゾの相対する合体面の少なくとも一方には長手方向に
    延びる凹所が形成されこの凹所で隣接し合うノズルブロ
    ックの間に前記ノズル通路を形成したことを特徴とする
    空気ノズル組立体。 (2)  特許請求の範囲第1項記載の空気ノズル組立
    体において、前記ノズルリブの合体面の両@INと前記
    凹所が形成され、それにより隣接し合うノズルリプ間で
    形成される前記ノズル通路の断面形状が合体面方向に細
    長くなっている空気ノズル組立体。 (3)  特許請求の範囲第1項記載の空気ノズル組立
    体において、前記ノズルリゾを合体させるための相互の
    はめ合いは、各ノズルリゾの相対する合体面の縁部近傍
    に補合形状の垂直段部を形成することにより、隣接し合
    うこれら垂直段部の保合によって行なう空気ノズル組立
    体。 (41%許請求の範囲第1項記載の9気ノズル組立体に
    おいて、前記空気ノズル部はさらに、前記ノズルブロッ
    クを固く保持するための保持装置を有し、前記保持装置
    は、前記ノズルブロックの相対する側部に位置する1対
    の押え板と、該ノズルブロックの相対する端縁部に位置
    し前記弁え板に該ノズルブロックを凹むように箱型に連
    結された1対の圧締板と、前記圧締板に形成されたねじ
    孔にねじ込まれ先端で前記ノズルブロックの端面に係合
    してそれを押圧するねじ部材とを有する空気ノズル組立
    体。
JP16364781A 1981-10-14 1981-10-14 ガラス繊維紡糸用空気ノズル組立体 Expired JPS5920614B2 (ja)

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