JPS5864155A - ラミナ−フロ−ノズル - Google Patents
ラミナ−フロ−ノズルInfo
- Publication number
- JPS5864155A JPS5864155A JP16277381A JP16277381A JPS5864155A JP S5864155 A JPS5864155 A JP S5864155A JP 16277381 A JP16277381 A JP 16277381A JP 16277381 A JP16277381 A JP 16277381A JP S5864155 A JPS5864155 A JP S5864155A
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- Japan
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- flat
- laminar flow
- side walls
- flow
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は、ノズルからの吐出流を層流に維持し、しか
も最大/最少流量比を2以上任意にしかも容易に制御す
ることができるラミナーフローノズルに関するものであ
る。
も最大/最少流量比を2以上任意にしかも容易に制御す
ることができるラミナーフローノズルに関するものであ
る。
熱延工場等において、厚鋼板の材質改善等のために加熱
された厚鋼板をラミナーロー冷却することが行なわれて
いる。このラミナラ0−冷却は、第1図に説明図で示す
如く、垂直状に設けた9円管ノズル1の下端円形開口か
ら水を流下させ円形層流とする円管ラミナーフローと、
垂直状に設けた扁平な矩形開口を有する扁平ノズル2の
下端矩形開口から水を鉛直または鉛直に近い線上に流下
させ、扁平な平形層流(液膜厚みa <<液膜幅b)と
するフラットラミナー70−とが知られている。
された厚鋼板をラミナーロー冷却することが行なわれて
いる。このラミナラ0−冷却は、第1図に説明図で示す
如く、垂直状に設けた9円管ノズル1の下端円形開口か
ら水を流下させ円形層流とする円管ラミナーフローと、
垂直状に設けた扁平な矩形開口を有する扁平ノズル2の
下端矩形開口から水を鉛直または鉛直に近い線上に流下
させ、扁平な平形層流(液膜厚みa <<液膜幅b)と
するフラットラミナー70−とが知られている。
ラミナーフローは、本来鋼板に衝突時の流速がそのまま
維持されて、衝突後も層流状に拡散されていくのが特徴
であるが、円管ラミナーフローは鋼板に衝突後の流速が
一定に維持されている限り、水膜の厚みが減少する。こ
のため円管ラミナーフローは第1図に図示の如く、円管
ノズル1から流下した円形層流4が鋼板3に衝突して放
射状に広がると共に跳水5が発生し、この跳水5の発生
する円内が冷却される範囲となる。
維持されて、衝突後も層流状に拡散されていくのが特徴
であるが、円管ラミナーフローは鋼板に衝突後の流速が
一定に維持されている限り、水膜の厚みが減少する。こ
のため円管ラミナーフローは第1図に図示の如く、円管
ノズル1から流下した円形層流4が鋼板3に衝突して放
射状に広がると共に跳水5が発生し、この跳水5の発生
する円内が冷却される範囲となる。
これに対しフラットラミナーフローは、扁平ノズル2か
ら流下した平形層流6が′鋼板3に衝突して左右に分流
するが、その流れはほぼ一次元流となり水膜の減少は生
じない。従って、フラットラミナーフローの場合は、鋼
板3に衝突後には跳水は起らないから、冷却能力が高く
、円管ラミナーフローより冷却の均一性および冷却能力
の面から優れている。
ら流下した平形層流6が′鋼板3に衝突して左右に分流
するが、その流れはほぼ一次元流となり水膜の減少は生
じない。従って、フラットラミナーフローの場合は、鋼
板3に衝突後には跳水は起らないから、冷却能力が高く
、円管ラミナーフローより冷却の均一性および冷却能力
の面から優れている。
第2図はフラットラミナーフロー用ノズルの斜視図、第
3図は第2図のA−A線断面図で、7けノズル2が取付
けられたヘッダーである。ノズル2は第3図に示す如く
その断面が空洞状のほか、第4図に示す如き蜂の巣状の
ものもある。
3図は第2図のA−A線断面図で、7けノズル2が取付
けられたヘッダーである。ノズル2は第3図に示す如く
その断面が空洞状のほか、第4図に示す如き蜂の巣状の
ものもある。
フラットラミナーフローは、上述したような長所をもっ
ているが、その反面冷却能力の制御性に欠点がある。即
ち、冷却能力を制御するためには、扁平ノズル2から吐
出される水の流量を制御すればよいのであるが、第2図
乃至第4図に示した従来のノズルでは、第5図のノズル
間隙寸法aと最低吐出流速Vとの関係を示す図かられか
るように、ノズル間隙寸法aKよって、層流を維持でき
る最低の吐出流速Vがあり、水の流量をこの最低吐出流
速以下にすると、ノズル内に空気が入りこむ結果、吐出
流は不連続かつ不均一な粒径の断続滴下水となり・層流
を維持することができなくなる。
ているが、その反面冷却能力の制御性に欠点がある。即
ち、冷却能力を制御するためには、扁平ノズル2から吐
出される水の流量を制御すればよいのであるが、第2図
乃至第4図に示した従来のノズルでは、第5図のノズル
間隙寸法aと最低吐出流速Vとの関係を示す図かられか
るように、ノズル間隙寸法aKよって、層流を維持でき
る最低の吐出流速Vがあり、水の流量をこの最低吐出流
速以下にすると、ノズル内に空気が入りこむ結果、吐出
流は不連続かつ不均一な粒径の断続滴下水となり・層流
を維持することができなくなる。
このような断続滴下水により加熱された鋼板3を冷却す
ると、前記断続滴下水は鋼板3に衝突した時点で空気を
巻込み、水量密度が不拘−之なる。
ると、前記断続滴下水は鋼板3に衝突した時点で空気を
巻込み、水量密度が不拘−之なる。
この結果、冷却能力が不安定となり、鋼板3を均一に冷
却することはできない。
却することはできない。
一方、扁平ノズル2から吐出する水の流量を増1、て冷
却能力を上げると、ノズル出口の吐出流速は高くなる。
却能力を上げると、ノズル出口の吐出流速は高くなる。
この結果ノズル出口のレイノルズ数が約5X10’を超
えると、吐出流は乱流状の噴流となってフラットラミナ
ー70−が得られなくなる。このような噴流により、加
熱された鋼板3を冷却すると、前記噴流のもつエネルギ
ーが大きいため、鋼板3の表面に衝突した噴流は直ちに
飛散する。このため、吐出流量を増しても冷却能力は増
加せず、場合によっては減少する。
えると、吐出流は乱流状の噴流となってフラットラミナ
ー70−が得られなくなる。このような噴流により、加
熱された鋼板3を冷却すると、前記噴流のもつエネルギ
ーが大きいため、鋼板3の表面に衝突した噴流は直ちに
飛散する。このため、吐出流量を増しても冷却能力は増
加せず、場合によっては減少する。
上述したことから、本来冷却能力の制御は、冷却され゛
る鋼板の厚み等によって、最大/最少流量比を5以上す
ることが必要とされるにもかかわらず、従来の扁平ノズ
ル2では、ノズル間隙寸法aが251m以下の場合、流
量を制御できる範囲は、最大/最少流量比で約2〜3の
低い値であった。
る鋼板の厚み等によって、最大/最少流量比を5以上す
ることが必要とされるにもかかわらず、従来の扁平ノズ
ル2では、ノズル間隙寸法aが251m以下の場合、流
量を制御できる範囲は、最大/最少流量比で約2〜3の
低い値であった。
また、冷却能力を上げるために扁平ノズル2からの吐出
水量を多くするには、ノズル間隙寸法aを大にしなけれ
ばならないが、ノズル間隙寸法aを大くすると、第5図
から明らかなように、最低吐出流速は高くなり、冷却能
力の制御性が悪化する。
水量を多くするには、ノズル間隙寸法aを大にしなけれ
ばならないが、ノズル間隙寸法aを大くすると、第5図
から明らかなように、最低吐出流速は高くなり、冷却能
力の制御性が悪化する。
即ち、吐出流を層流にするためには、下記一般式で表わ
されるレイノルズ数(Re)は、5×105以下にしな
ければならない。
されるレイノルズ数(Re)は、5×105以下にしな
ければならない。
しかるに、ノズル間隙寸法aが大の場合は、a<<bの
条件下ではレイノルズ数(Re)が大きな値となり、こ
れを5X10’以下にすることはむづかしく、経験的に
ノズル間隙寸法aが5011以上になると、フラットラ
ミナーフローの形成が困難となることが判った。
条件下ではレイノルズ数(Re)が大きな値となり、こ
れを5X10’以下にすることはむづかしく、経験的に
ノズル間隙寸法aが5011以上になると、フラットラ
ミナーフローの形成が困難となることが判った。
従って、冷却能力を上げるために吐出水量を多くしたい
場合は、複数台の小間隙の扁平ノズルを使用せざるを得
なかった。この結果、加熱された鋼板3に対する水量密
度が均一とならず、水量密度の低い所が発生するため、
冷却能力の向上には限度が生じ、設備も複雑化する問題
があった0この発明は、上述のような観点から、ノズル
からの吐出流を層流に維持し、しかも最大/最少流量比
を2以−七に任意にかつ容゛易に制御することができ、
特に、ノズル間隙が大きい扁平ノズルにおいても、吐出
流を層流に維持できて、かつ流量制御も容易なラミナー
フローノズルを提供するもので、対向する長辺側壁と短
辺側壁とからなる長方形箱体の下面に、扁平な矩形状の
吐出口が形成されているラミナー70−ノズルにおいて
、前記長方形箱体の内部を、前記短辺側壁間にわたり、
前記長辺側壁と平行な少くとも1枚の仕切板を設けて区
画することにより、少くとも2つの扁平なノズル室に区
分すると共に、前記ノズル室の各入口に、夫々開閉自在
の弁を設けたことに特徴を有す−るものである。
場合は、複数台の小間隙の扁平ノズルを使用せざるを得
なかった。この結果、加熱された鋼板3に対する水量密
度が均一とならず、水量密度の低い所が発生するため、
冷却能力の向上には限度が生じ、設備も複雑化する問題
があった0この発明は、上述のような観点から、ノズル
からの吐出流を層流に維持し、しかも最大/最少流量比
を2以−七に任意にかつ容゛易に制御することができ、
特に、ノズル間隙が大きい扁平ノズルにおいても、吐出
流を層流に維持できて、かつ流量制御も容易なラミナー
フローノズルを提供するもので、対向する長辺側壁と短
辺側壁とからなる長方形箱体の下面に、扁平な矩形状の
吐出口が形成されているラミナー70−ノズルにおいて
、前記長方形箱体の内部を、前記短辺側壁間にわたり、
前記長辺側壁と平行な少くとも1枚の仕切板を設けて区
画することにより、少くとも2つの扁平なノズル室に区
分すると共に、前記ノズル室の各入口に、夫々開閉自在
の弁を設けたことに特徴を有す−るものである。
次に、この発明を実施例により図面と共に説明する。
第6図には、この発明のノズルが断面図により、第7図
には、ノズル本体部が拡大斜視図により゛、第8図には
、弁体部が拡大断面図により示されている。図面におい
て、8はノズル本体部、9はノズル本体部8の上部に設
けられた弁体部である。
には、ノズル本体部が拡大斜視図により゛、第8図には
、弁体部が拡大断面図により示されている。図面におい
て、8はノズル本体部、9はノズル本体部8の上部に設
けられた弁体部である。
ノズル本体部8は、対向する長辺側壁8a、8bと、短
辺側壁8c、8dとからなる長方形箱体で、その内部に
は、短辺側壁8cと8d間にわたり、長辺側壁8a、8
bと平行な仕切板10.11によって仕切られた扁平な
ノズル室12. 13.14が形成されている。そして
、ノズル本体部8の下端面には、小寸の幅aと大寸の長
さbからなる扁平な、従来のノズルより開口面積の大き
い矩形状の吐出口15が設けられている。
辺側壁8c、8dとからなる長方形箱体で、その内部に
は、短辺側壁8cと8d間にわたり、長辺側壁8a、8
bと平行な仕切板10.11によって仕切られた扁平な
ノズル室12. 13.14が形成されている。そして
、ノズル本体部8の下端面には、小寸の幅aと大寸の長
さbからなる扁平な、従来のノズルより開口面積の大き
い矩形状の吐出口15が設けられている。
仕切板10.11の高さCけ、ノズル室12゜13、
14ノlieの約10倍以上にすることが必要で、これ
によりノズル’M12,13.14内を流下した水を層
流とすることができる。仕切板10゜11の先端は、ノ
ズルg12,13.” 14を通って吐出される水流が
前記先端から離脱する際に気泡が発生したり、流れが乱
されることのないように鋭角状に形成されている。
14ノlieの約10倍以上にすることが必要で、これ
によりノズル’M12,13.14内を流下した水を層
流とすることができる。仕切板10゜11の先端は、ノ
ズルg12,13.” 14を通って吐出される水流が
前記先端から離脱する際に気泡が発生したり、流れが乱
されることのないように鋭角状に形成されている。
仕切板10.11の先端は、吐出口15から突出しても
、または、吐出口15より内方にあってもよい。なお、
仕切板10.11の先端と吐出口15との間の寸法は、
経験的に吐出口15の幅寸法a以内の寸法とすることが
望ましい。
、または、吐出口15より内方にあってもよい。なお、
仕切板10.11の先端と吐出口15との間の寸法は、
経験的に吐出口15の幅寸法a以内の寸法とすることが
望ましい。
ノズル室12,13.14の幅寸法eは、前記ノズル室
12,13.14からの吐出水が層流を形成し得る最低
吐出流速以上で、かつ、前述の(1)式に示したレイノ
ルズ数(Re)が5×105以下ヲ満足するように、3
〜25龍の範囲とすることが望ましい。即ち、幅寸法e
が3111+l!未満では、水中に含まれている不純物
がノズル室12. 13.14内に詰まるおそれがあり
、従って安定した流速が得られず、一方、幅寸法eが2
5s+mを超えると、最低吐出流速が高くなる結果、水
量の僅かな変動が吐出水の層流状態に大きな変化をもた
らし、安定したラミナーフローが得られなくなる。
12,13.14からの吐出水が層流を形成し得る最低
吐出流速以上で、かつ、前述の(1)式に示したレイノ
ルズ数(Re)が5×105以下ヲ満足するように、3
〜25龍の範囲とすることが望ましい。即ち、幅寸法e
が3111+l!未満では、水中に含まれている不純物
がノズル室12. 13.14内に詰まるおそれがあり
、従って安定した流速が得られず、一方、幅寸法eが2
5s+mを超えると、最低吐出流速が高くなる結果、水
量の僅かな変動が吐出水の層流状態に大きな変化をもた
らし、安定したラミナーフローが得られなくなる。
弁体部9は、ノズル本体部8の上部に、その長辺方向に
わたり、幅寸法がノズル本体部8より大きく形成された
、内部がノズル本体部8と連通ずル長方形箱体で、ノズ
ル本体部8のノズル室12゜13.14の上部を開閉自
在とする弁16,17゜18が設けられている。
わたり、幅寸法がノズル本体部8より大きく形成された
、内部がノズル本体部8と連通ずル長方形箱体で、ノズ
ル本体部8のノズル室12゜13.14の上部を開閉自
在とする弁16,17゜18が設けられている。
弁16,17.18は、ノズル室12,13゜14の上
部開口12 a、 13 a、 14 aをその長
さおよび幅方向にわたって、全面的に閉鎖し得る蓋状体
からなり、その一端16 a、 17 a、 18a
が軸19,20.21により、ノズル本体8の長辺側壁
8aより外方に突出する取付座22に起伏自在に軸着さ
れている。また、弁16,17゜18の他端には、仕切
板10.11およびノズル本体8の長辺側壁8bの上面
に当接するフランジ16b、17b、18bが設けられ
ている。
部開口12 a、 13 a、 14 aをその長
さおよび幅方向にわたって、全面的に閉鎖し得る蓋状体
からなり、その一端16 a、 17 a、 18a
が軸19,20.21により、ノズル本体8の長辺側壁
8aより外方に突出する取付座22に起伏自在に軸着さ
れている。また、弁16,17゜18の他端には、仕切
板10.11およびノズル本体8の長辺側壁8bの上面
に当接するフランジ16b、17b、18bが設けられ
ている。
即ち弁16は、その倒伏状態においてフランジ16bの
端面が仕切板1oの上面に当接することによりノズル室
12を閉鎖し、弁17は、その倒伏状態において、7ラ
ンジ17bの端面が仕切板11の上面に当接することに
よりノズル室13を閉鎖し、また弁18は、その倒伏状
態において、7ランジ18bの端面がノズル本体8の長
辺側壁8b上面に当接することによりノズル室14を閉
鎖する。なお、弁16,17.18の起伏は、例えば図
示されてはいないがそのフランジ16b。
端面が仕切板1oの上面に当接することによりノズル室
12を閉鎖し、弁17は、その倒伏状態において、7ラ
ンジ17bの端面が仕切板11の上面に当接することに
よりノズル室13を閉鎖し、また弁18は、その倒伏状
態において、7ランジ18bの端面がノズル本体8の長
辺側壁8b上面に当接することによりノズル室14を閉
鎖する。なお、弁16,17.18の起伏は、例えば図
示されてはいないがそのフランジ16b。
】7b、18bの端面に操作軸を突設し、前記操作軸を
弁体部9の短辺側壁に設けられた彎曲状のスリットから
突出せしめ、前記操作軸を操作することにより容易に行
なうことができる。
弁体部9の短辺側壁に設けられた彎曲状のスリットから
突出せしめ、前記操作軸を操作することにより容易に行
なうことができる。
この発明は、上述のように構成されているので、弁16
,17.18を起立せしめノズル室12゜13.14を
全部開放状態にしておくときは、弁体部9からノズル本
体部8に入った水は、ノズル室12.13..14を通
って吐出口15から層流状に吐出され、従来より大量の
吐出水量により、しかも良好なフラットラミナー70−
状態で、加熱された鋼板3を効率的に冷却することがで
きる。
,17.18を起立せしめノズル室12゜13.14を
全部開放状態にしておくときは、弁体部9からノズル本
体部8に入った水は、ノズル室12.13..14を通
って吐出口15から層流状に吐出され、従来より大量の
吐出水量により、しかも良好なフラットラミナー70−
状態で、加熱された鋼板3を効率的に冷却することがで
きる。
次に、吐出水量の最大/最少流量比を制御するに当って
は、弁16.17.18を倒伏せしめ、ノズル室12,
13.14を順次閉鎖することによって、吐出口15か
らの吐出水量を、良好なフラットラミナーフロー状態で
適確に制御することができる。なお、この場合の流速は
一定である。
は、弁16.17.18を倒伏せしめ、ノズル室12,
13.14を順次閉鎖することによって、吐出口15か
らの吐出水量を、良好なフラットラミナーフロー状態で
適確に制御することができる。なお、この場合の流速は
一定である。
また、このような弁16,17.18による制御のほか
に、吐出口15からの吐出流量全体を、層流を維持する
ための最低流速以内で調整することにより流量比を制御
することも勿論可能である。
に、吐出口15からの吐出流量全体を、層流を維持する
ための最低流速以内で調整することにより流量比を制御
することも勿論可能である。
上述した実施例では、仕切板を2枚設けることにより3
室のノズル室を形成せしめたが、1枚の仕切板により2
室のノズル室を形成せしめても、また3枚以上の仕切板
により4室以上つノズル室を形成せしめてもよいことは
勿論である。
室のノズル室を形成せしめたが、1枚の仕切板により2
室のノズル室を形成せしめても、また3枚以上の仕切板
により4室以上つノズル室を形成せしめてもよいことは
勿論である。
以上述べたように、この発明によれば、複数の間隙扁平
ノズルとなし、前記小間隙扁平ノズルの個々を複数の弁
で開閉することにより、大間隙扁平ノズルからの吐出流
量を制御するようになした結果、ノズルからの吐出流を
層流に維持した状態で、従来より大量の水量により、加
熱された鋼板を効率的に冷却することができ、かつ、最
大/最少流量比を2以上に任意にかつ容易に制御するこ
とができる等、工業上優れた効果がもたらされる0
ノズルとなし、前記小間隙扁平ノズルの個々を複数の弁
で開閉することにより、大間隙扁平ノズルからの吐出流
量を制御するようになした結果、ノズルからの吐出流を
層流に維持した状態で、従来より大量の水量により、加
熱された鋼板を効率的に冷却することができ、かつ、最
大/最少流量比を2以上に任意にかつ容易に制御するこ
とができる等、工業上優れた効果がもたらされる0
第1図は従来のラミナーフロー冷却を示す説明図、第2
図は従来のフラットラミナーフロー用ノズルの斜視図、
第3図は第2図のA−A線断面図、第4図は他のフラッ
トラミナーフロー用ノズルを示す断面図、第5図はノズ
ル間隙と最低吐出流速との関係を示す図、第6図はこの
発明のノズルの断面図、第7図は弁体部を示す拡大斜視
図、第8図はノズル本体部を示す拡大断面図である。図
面において、 3・・・鋼板、8・・・ノズル本体部、8a、8b・・
・長辺側壁、8c、8d・・・短辺側壁、9・・・弁体
部、10.11・・・仕切板、12.13.14・・・
ノズル室、12a、13a。 14a・・・上部開口、15・・・吐出口、16.17
.1’8・・・弁、16 a、 17 a、 18 a
−弁の端部、16b。 17b、18b・・・フラン・ゾ、19,20.21・
・・軸、22・・・取付座。 出願人 日本鋼管株式会社 代理人 堤敬太部外1名 U) 外 I / ノス゛ル間隙α(M 閣 +m)
図は従来のフラットラミナーフロー用ノズルの斜視図、
第3図は第2図のA−A線断面図、第4図は他のフラッ
トラミナーフロー用ノズルを示す断面図、第5図はノズ
ル間隙と最低吐出流速との関係を示す図、第6図はこの
発明のノズルの断面図、第7図は弁体部を示す拡大斜視
図、第8図はノズル本体部を示す拡大断面図である。図
面において、 3・・・鋼板、8・・・ノズル本体部、8a、8b・・
・長辺側壁、8c、8d・・・短辺側壁、9・・・弁体
部、10.11・・・仕切板、12.13.14・・・
ノズル室、12a、13a。 14a・・・上部開口、15・・・吐出口、16.17
.1’8・・・弁、16 a、 17 a、 18 a
−弁の端部、16b。 17b、18b・・・フラン・ゾ、19,20.21・
・・軸、22・・・取付座。 出願人 日本鋼管株式会社 代理人 堤敬太部外1名 U) 外 I / ノス゛ル間隙α(M 閣 +m)
Claims (1)
- 対向する長辺側壁と短辺側壁とからなる長方形箱体の下
面に、扁平な矩形状の吐出口が形成されているラミナー
フローノズルにおいて、前記長方形箱体の内部を、前記
短辺側壁間にわたり、前記長辺側壁と平行な少くとも1
枚の仕切板を設けて区画することにより、少くとも2つ
の扁平なノズル室に区分すると共に、前記ノズル室の各
入口に、夫々開閉自在の弁を設けたことを特徴とするラ
ミナーフローノズル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16277381A JPS5864155A (ja) | 1981-10-14 | 1981-10-14 | ラミナ−フロ−ノズル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16277381A JPS5864155A (ja) | 1981-10-14 | 1981-10-14 | ラミナ−フロ−ノズル |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5864155A true JPS5864155A (ja) | 1983-04-16 |
JPS6223620B2 JPS6223620B2 (ja) | 1987-05-25 |
Family
ID=15760942
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16277381A Granted JPS5864155A (ja) | 1981-10-14 | 1981-10-14 | ラミナ−フロ−ノズル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5864155A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01187718A (ja) * | 1988-01-20 | 1989-07-27 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 両面キーボードスイッチ |
-
1981
- 1981-10-14 JP JP16277381A patent/JPS5864155A/ja active Granted
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01187718A (ja) * | 1988-01-20 | 1989-07-27 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 両面キーボードスイッチ |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6223620B2 (ja) | 1987-05-25 |
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