JPS5864155A - ラミナ−フロ−ノズル - Google Patents

ラミナ−フロ−ノズル

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JPS5864155A
JPS5864155A JP16277381A JP16277381A JPS5864155A JP S5864155 A JPS5864155 A JP S5864155A JP 16277381 A JP16277381 A JP 16277381A JP 16277381 A JP16277381 A JP 16277381A JP S5864155 A JPS5864155 A JP S5864155A
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JP
Japan
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nozzle
flat
laminar flow
side walls
flow
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JP16277381A
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JPS6223620B2 (ja
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Yasushi Ueno
康 上野
Hiroshi Kamio
神尾 寛
Takao Noguchi
孝男 野口
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JFE Engineering Corp
Original Assignee
NKK Corp
Nippon Kokan Ltd
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Publication of JPS5864155A publication Critical patent/JPS5864155A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、ノズルからの吐出流を層流に維持し、しか
も最大/最少流量比を2以上任意にしかも容易に制御す
ることができるラミナーフローノズルに関するものであ
る。
熱延工場等において、厚鋼板の材質改善等のために加熱
された厚鋼板をラミナーロー冷却することが行なわれて
いる。このラミナラ0−冷却は、第1図に説明図で示す
如く、垂直状に設けた9円管ノズル1の下端円形開口か
ら水を流下させ円形層流とする円管ラミナーフローと、
垂直状に設けた扁平な矩形開口を有する扁平ノズル2の
下端矩形開口から水を鉛直または鉛直に近い線上に流下
させ、扁平な平形層流(液膜厚みa <<液膜幅b)と
するフラットラミナー70−とが知られている。
ラミナーフローは、本来鋼板に衝突時の流速がそのまま
維持されて、衝突後も層流状に拡散されていくのが特徴
であるが、円管ラミナーフローは鋼板に衝突後の流速が
一定に維持されている限り、水膜の厚みが減少する。こ
のため円管ラミナーフローは第1図に図示の如く、円管
ノズル1から流下した円形層流4が鋼板3に衝突して放
射状に広がると共に跳水5が発生し、この跳水5の発生
する円内が冷却される範囲となる。
これに対しフラットラミナーフローは、扁平ノズル2か
ら流下した平形層流6が′鋼板3に衝突して左右に分流
するが、その流れはほぼ一次元流となり水膜の減少は生
じない。従って、フラットラミナーフローの場合は、鋼
板3に衝突後には跳水は起らないから、冷却能力が高く
、円管ラミナーフローより冷却の均一性および冷却能力
の面から優れている。
第2図はフラットラミナーフロー用ノズルの斜視図、第
3図は第2図のA−A線断面図で、7けノズル2が取付
けられたヘッダーである。ノズル2は第3図に示す如く
その断面が空洞状のほか、第4図に示す如き蜂の巣状の
ものもある。
フラットラミナーフローは、上述したような長所をもっ
ているが、その反面冷却能力の制御性に欠点がある。即
ち、冷却能力を制御するためには、扁平ノズル2から吐
出される水の流量を制御すればよいのであるが、第2図
乃至第4図に示した従来のノズルでは、第5図のノズル
間隙寸法aと最低吐出流速Vとの関係を示す図かられか
るように、ノズル間隙寸法aKよって、層流を維持でき
る最低の吐出流速Vがあり、水の流量をこの最低吐出流
速以下にすると、ノズル内に空気が入りこむ結果、吐出
流は不連続かつ不均一な粒径の断続滴下水となり・層流
を維持することができなくなる。
このような断続滴下水により加熱された鋼板3を冷却す
ると、前記断続滴下水は鋼板3に衝突した時点で空気を
巻込み、水量密度が不拘−之なる。
この結果、冷却能力が不安定となり、鋼板3を均一に冷
却することはできない。
一方、扁平ノズル2から吐出する水の流量を増1、て冷
却能力を上げると、ノズル出口の吐出流速は高くなる。
この結果ノズル出口のレイノルズ数が約5X10’を超
えると、吐出流は乱流状の噴流となってフラットラミナ
ー70−が得られなくなる。このような噴流により、加
熱された鋼板3を冷却すると、前記噴流のもつエネルギ
ーが大きいため、鋼板3の表面に衝突した噴流は直ちに
飛散する。このため、吐出流量を増しても冷却能力は増
加せず、場合によっては減少する。
上述したことから、本来冷却能力の制御は、冷却され゛
る鋼板の厚み等によって、最大/最少流量比を5以上す
ることが必要とされるにもかかわらず、従来の扁平ノズ
ル2では、ノズル間隙寸法aが251m以下の場合、流
量を制御できる範囲は、最大/最少流量比で約2〜3の
低い値であった。
また、冷却能力を上げるために扁平ノズル2からの吐出
水量を多くするには、ノズル間隙寸法aを大にしなけれ
ばならないが、ノズル間隙寸法aを大くすると、第5図
から明らかなように、最低吐出流速は高くなり、冷却能
力の制御性が悪化する。
即ち、吐出流を層流にするためには、下記一般式で表わ
されるレイノルズ数(Re)は、5×105以下にしな
ければならない。
しかるに、ノズル間隙寸法aが大の場合は、a<<bの
条件下ではレイノルズ数(Re)が大きな値となり、こ
れを5X10’以下にすることはむづかしく、経験的に
ノズル間隙寸法aが5011以上になると、フラットラ
ミナーフローの形成が困難となることが判った。
従って、冷却能力を上げるために吐出水量を多くしたい
場合は、複数台の小間隙の扁平ノズルを使用せざるを得
なかった。この結果、加熱された鋼板3に対する水量密
度が均一とならず、水量密度の低い所が発生するため、
冷却能力の向上には限度が生じ、設備も複雑化する問題
があった0この発明は、上述のような観点から、ノズル
からの吐出流を層流に維持し、しかも最大/最少流量比
を2以−七に任意にかつ容゛易に制御することができ、
特に、ノズル間隙が大きい扁平ノズルにおいても、吐出
流を層流に維持できて、かつ流量制御も容易なラミナー
フローノズルを提供するもので、対向する長辺側壁と短
辺側壁とからなる長方形箱体の下面に、扁平な矩形状の
吐出口が形成されているラミナー70−ノズルにおいて
、前記長方形箱体の内部を、前記短辺側壁間にわたり、
前記長辺側壁と平行な少くとも1枚の仕切板を設けて区
画することにより、少くとも2つの扁平なノズル室に区
分すると共に、前記ノズル室の各入口に、夫々開閉自在
の弁を設けたことに特徴を有す−るものである。
次に、この発明を実施例により図面と共に説明する。
第6図には、この発明のノズルが断面図により、第7図
には、ノズル本体部が拡大斜視図により゛、第8図には
、弁体部が拡大断面図により示されている。図面におい
て、8はノズル本体部、9はノズル本体部8の上部に設
けられた弁体部である。
ノズル本体部8は、対向する長辺側壁8a、8bと、短
辺側壁8c、8dとからなる長方形箱体で、その内部に
は、短辺側壁8cと8d間にわたり、長辺側壁8a、8
bと平行な仕切板10.11によって仕切られた扁平な
ノズル室12. 13.14が形成されている。そして
、ノズル本体部8の下端面には、小寸の幅aと大寸の長
さbからなる扁平な、従来のノズルより開口面積の大き
い矩形状の吐出口15が設けられている。
仕切板10.11の高さCけ、ノズル室12゜13、 
14ノlieの約10倍以上にすることが必要で、これ
によりノズル’M12,13.14内を流下した水を層
流とすることができる。仕切板10゜11の先端は、ノ
ズルg12,13.” 14を通って吐出される水流が
前記先端から離脱する際に気泡が発生したり、流れが乱
されることのないように鋭角状に形成されている。
仕切板10.11の先端は、吐出口15から突出しても
、または、吐出口15より内方にあってもよい。なお、
仕切板10.11の先端と吐出口15との間の寸法は、
経験的に吐出口15の幅寸法a以内の寸法とすることが
望ましい。
ノズル室12,13.14の幅寸法eは、前記ノズル室
12,13.14からの吐出水が層流を形成し得る最低
吐出流速以上で、かつ、前述の(1)式に示したレイノ
ルズ数(Re)が5×105以下ヲ満足するように、3
〜25龍の範囲とすることが望ましい。即ち、幅寸法e
が3111+l!未満では、水中に含まれている不純物
がノズル室12. 13.14内に詰まるおそれがあり
、従って安定した流速が得られず、一方、幅寸法eが2
5s+mを超えると、最低吐出流速が高くなる結果、水
量の僅かな変動が吐出水の層流状態に大きな変化をもた
らし、安定したラミナーフローが得られなくなる。
弁体部9は、ノズル本体部8の上部に、その長辺方向に
わたり、幅寸法がノズル本体部8より大きく形成された
、内部がノズル本体部8と連通ずル長方形箱体で、ノズ
ル本体部8のノズル室12゜13.14の上部を開閉自
在とする弁16,17゜18が設けられている。
弁16,17.18は、ノズル室12,13゜14の上
部開口12 a、  13 a、  14 aをその長
さおよび幅方向にわたって、全面的に閉鎖し得る蓋状体
からなり、その一端16 a、  17 a、 18a
が軸19,20.21により、ノズル本体8の長辺側壁
8aより外方に突出する取付座22に起伏自在に軸着さ
れている。また、弁16,17゜18の他端には、仕切
板10.11およびノズル本体8の長辺側壁8bの上面
に当接するフランジ16b、17b、18bが設けられ
ている。
即ち弁16は、その倒伏状態においてフランジ16bの
端面が仕切板1oの上面に当接することによりノズル室
12を閉鎖し、弁17は、その倒伏状態において、7ラ
ンジ17bの端面が仕切板11の上面に当接することに
よりノズル室13を閉鎖し、また弁18は、その倒伏状
態において、7ランジ18bの端面がノズル本体8の長
辺側壁8b上面に当接することによりノズル室14を閉
鎖する。なお、弁16,17.18の起伏は、例えば図
示されてはいないがそのフランジ16b。
】7b、18bの端面に操作軸を突設し、前記操作軸を
弁体部9の短辺側壁に設けられた彎曲状のスリットから
突出せしめ、前記操作軸を操作することにより容易に行
なうことができる。
この発明は、上述のように構成されているので、弁16
,17.18を起立せしめノズル室12゜13.14を
全部開放状態にしておくときは、弁体部9からノズル本
体部8に入った水は、ノズル室12.13..14を通
って吐出口15から層流状に吐出され、従来より大量の
吐出水量により、しかも良好なフラットラミナー70−
状態で、加熱された鋼板3を効率的に冷却することがで
きる。
次に、吐出水量の最大/最少流量比を制御するに当って
は、弁16.17.18を倒伏せしめ、ノズル室12,
13.14を順次閉鎖することによって、吐出口15か
らの吐出水量を、良好なフラットラミナーフロー状態で
適確に制御することができる。なお、この場合の流速は
一定である。
また、このような弁16,17.18による制御のほか
に、吐出口15からの吐出流量全体を、層流を維持する
ための最低流速以内で調整することにより流量比を制御
することも勿論可能である。
上述した実施例では、仕切板を2枚設けることにより3
室のノズル室を形成せしめたが、1枚の仕切板により2
室のノズル室を形成せしめても、また3枚以上の仕切板
により4室以上つノズル室を形成せしめてもよいことは
勿論である。
以上述べたように、この発明によれば、複数の間隙扁平
ノズルとなし、前記小間隙扁平ノズルの個々を複数の弁
で開閉することにより、大間隙扁平ノズルからの吐出流
量を制御するようになした結果、ノズルからの吐出流を
層流に維持した状態で、従来より大量の水量により、加
熱された鋼板を効率的に冷却することができ、かつ、最
大/最少流量比を2以上に任意にかつ容易に制御するこ
とができる等、工業上優れた効果がもたらされる0
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のラミナーフロー冷却を示す説明図、第2
図は従来のフラットラミナーフロー用ノズルの斜視図、
第3図は第2図のA−A線断面図、第4図は他のフラッ
トラミナーフロー用ノズルを示す断面図、第5図はノズ
ル間隙と最低吐出流速との関係を示す図、第6図はこの
発明のノズルの断面図、第7図は弁体部を示す拡大斜視
図、第8図はノズル本体部を示す拡大断面図である。図
面において、 3・・・鋼板、8・・・ノズル本体部、8a、8b・・
・長辺側壁、8c、8d・・・短辺側壁、9・・・弁体
部、10.11・・・仕切板、12.13.14・・・
ノズル室、12a、13a。 14a・・・上部開口、15・・・吐出口、16.17
.1’8・・・弁、16 a、 17 a、 18 a
−弁の端部、16b。 17b、18b・・・フラン・ゾ、19,20.21・
・・軸、22・・・取付座。 出願人 日本鋼管株式会社 代理人 堤敬太部外1名 U) 外 I / ノス゛ル間隙α(M 閣 +m)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 対向する長辺側壁と短辺側壁とからなる長方形箱体の下
    面に、扁平な矩形状の吐出口が形成されているラミナー
    フローノズルにおいて、前記長方形箱体の内部を、前記
    短辺側壁間にわたり、前記長辺側壁と平行な少くとも1
    枚の仕切板を設けて区画することにより、少くとも2つ
    の扁平なノズル室に区分すると共に、前記ノズル室の各
    入口に、夫々開閉自在の弁を設けたことを特徴とするラ
    ミナーフローノズル。
JP16277381A 1981-10-14 1981-10-14 ラミナ−フロ−ノズル Granted JPS5864155A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16277381A JPS5864155A (ja) 1981-10-14 1981-10-14 ラミナ−フロ−ノズル

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16277381A JPS5864155A (ja) 1981-10-14 1981-10-14 ラミナ−フロ−ノズル

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5864155A true JPS5864155A (ja) 1983-04-16
JPS6223620B2 JPS6223620B2 (ja) 1987-05-25

Family

ID=15760942

Family Applications (1)

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JP16277381A Granted JPS5864155A (ja) 1981-10-14 1981-10-14 ラミナ−フロ−ノズル

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JP (1) JPS5864155A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01187718A (ja) * 1988-01-20 1989-07-27 Matsushita Electric Ind Co Ltd 両面キーボードスイッチ

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01187718A (ja) * 1988-01-20 1989-07-27 Matsushita Electric Ind Co Ltd 両面キーボードスイッチ

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JPS6223620B2 (ja) 1987-05-25

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