JPH01244260A - 気液二相流体分配器 - Google Patents

気液二相流体分配器

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JPH01244260A
JPH01244260A JP63067350A JP6735088A JPH01244260A JP H01244260 A JPH01244260 A JP H01244260A JP 63067350 A JP63067350 A JP 63067350A JP 6735088 A JP6735088 A JP 6735088A JP H01244260 A JPH01244260 A JP H01244260A
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tube
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直也 小川
Kenichi Hashizume
健一 橋詰
Yoshio Koyama
小山 由夫
Keiji Murata
村田 圭治
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    • F25BREFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
    • F25B41/00Fluid-circulation arrangements
    • F25B41/40Fluid line arrangements
    • F25B41/42Arrangements for diverging or converging flows, e.g. branch lines or junctions
    • F25B41/45Arrangements for diverging or converging flows, e.g. branch lines or junctions for flow control on the upstream side of the diverging point, e.g. with spiral structure for generating turbulence
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25BREFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
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    • F25B39/02Evaporators
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) この発明はヘッダ室内に流入する気液二相流体を複数の
管に略均等に分配して流出させ、かつ圧力損失が小さい
気液二相流体分配器に関するものである。
(従来の技術) 第23図は例えば縦型のシェルチューブ熱交換器のE部
に形成された従来の気液二相流体分配器を示したもので
ある。
この気液二相流体分配器101では、入口配管103を
介して気液二相流体が導入されるヘッダ室105は、ヘ
ッダ106と管板107とで構成され、管板107には
複数本の伝熱管111が取付けられている。これら伝熱
管111の上端ばへラダ室105内に間口し、下端はシ
ェル112の下段部に設Uられた図示しない管板に支持
されている。
なお、第23図において符号9は車力方向を示したもの
である。
そして、上記気液二相流体分配器101では媒体Aをヘ
ッダ室105内に気液二相状態で流入させた場合、入口
配管103近傍の伝熱管111aには、媒体Aの液相り
と気相Gとの速度差J3よび密度差と重力どの影響によ
り、液相[−の液間が多くなり、入1」配管103から
より離れている伝熱管111bには、逆に気相Gの流出
が多くなる。
このように、この気液二相流体分配器101では、ヘッ
ダ室105内の気液分pHlPs能が十分でないため、
これら複数個の伝熱管111の内部に流れる気液二相流
fr′Iが不均一になり伝熱性能が悪化するという問題
点があった。
一方、第24図は、特開昭62−245058号公報に
示される気液二相流体分配器113を示したものである
この分配器113では、ヘッダ室115〕の上部にバッ
フル4板117が配設されており、このバッフル板11
7の周側に形成された凹部には孔119が形成されてい
る。また、ヘッダ室115と蒸発器121との間に配設
された管123,125.127には、高さの異なる孔
129,131゜133がそれぞれ形成されている。
このように形成された気液二相流体分配器113では、
ヘッダ室115内に導入される気液二相流体は、い)た
んバッフル板117十に収容さね、ついでバッフル板1
17の例えば孔119を介して下方に流出する。イ1.
て液相しは管123,125.127の孔129,13
1.133を介して蒸発器121に供給される。また、
気相0は、管123,125.127の上部開口を介し
て蒸工とm121に供給される。従・)て、番孔129
゜131.133の高さを同一にすれば容管123゜1
25.127に媒体を均等に分配して流出させることが
可能となる。
このような気液二相流体分配器’!9113では、気相
Gおよび液相りの分vi機能は有するが、次のような問
題がある。すなわら、バッフル板117の孔119から
ヘッダ室115の下部への媒6体の流れは高流速な気液
二相状態で噴出するため、圧力損失が大きくなってしま
う。さらに液相りが動揺するので、孔123,131.
133を同高さにしても管123,125.127を介
して流出する液相1−の流量が不均等になる恐れもある
(発明が解決しようとする課題) 以上のように、従来の気液二相流体分配器では、気相と
液相との速度差および密度差と重力との影響により、容
管からの分配流出を均等に行なうことができなかった。
また、特開昭62−245058号公報に記載のものを
応用しても、圧力損失は大きくなり、かつある程度均等
に分配する効果はあるものの、液相が動揺するため十分
な均等分配は得られないものであった。
そこでこの発明は、圧力損失を大きくしないで気液二相
流体をより確実に均等分配流出させることができる気液
二相流体分配器を提供することを目的とする。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) 上記問題点を解決するために、この発明では、略水平な
管板とヘッダとから構成され気液二相流体が流入するヘ
ッダ室と、前記管板に取付けられヘッダ室内に通ずる複
数の管とからなり、ヘッダ室内に流入した気液二相流体
を前記各管に分配して流出させる気液二相流体分配器で
あって、前記ヘッダ室内に上下方向に開口し流入した気
液二相流体を周面に当てて気相と液相とに上下に分離す
る筒体を設け、分離された液相を前記各管の周囲へ徐々
に供給して略静的な自由液面を形成する減衰手段を設け
る構成とした。
(作用) 上記構成によれば、ヘッダ室内に導入された気液二相流
体は、筒体の周面に当ることによって気相および液相に
上下に分離され、気相は前記筒体の上部開口を介して前
記各管内に均等流入し、かつ液相は減衰手段を介して複
数の管の周囲に略静的な自由液面を形成するように徐々
に供給され、冬着に流入する。従って、冬着は略均等な
気液二相流体を流出する。
(実施例) 以下、この発明の実施例を詳述する。
第1図は、この発明の気液二相流体分配器の第一実施例
を示したものである。この気液二相流体分配器1は、従
来同様、例えば、縦型のシェルチューブ熱交換器ト1に
一体的に設けたものである。
しかし、伯の装首に適用することもできる。
゛この気液二相流体分配器1は、ヘッダ室3がヘッダ4
と略水平な管板5とで構成され、管板5の下面は熱交y
J!器のシェルフに取付けられている。
また、この管5には複数本の管9が取付けられており、
これらの管9の一端はヘッダ室3内に突出してその上端
が開口し、管9の他端はシェルフ内に延設されて熱交換
器Hの伝熱管となっている。
伝熱管としての管9の下端は、シェルフ内下部の管仮に
取付けられている。
また、この気液二相流体分配器1では、ヘッダ室3内に
上下方向に開口した筒体11が配設されており、この筒
体11は気液二相流体を周面に当てて気相Gと液相しと
に上下に分離する構成となっている。筒体11の下部1
2は複数の管9を包囲するように形成され、下部12が
管板5上の液相り内に位置するようになっている。従っ
て、筒体11の下部12はこの実施例で、分離された液
相りを冬着9の周囲へ徐々に供給して略静的な自由液面
Sを形成する減衰手段を構成する。
このように形成された気液二相流体分配器1では、媒体
へが入口配管15から気液二相状態でヘッダ室3内に導
入されると筒体11の周面に当り、液相しおよび液滴は
運動エネルギが低減されるので、遠方に飛散することな
く下方へ流れ落ちる。
流れ落ちた液相しは筒体11の下部12と管板5との間
から徐々に複数の管9の周囲へ供給される。
従って、液相りの運動エネルギはさらに減衰されて管9
の周囲おいて、略静的な自由液面Sを形成し、冬着9の
上部から液相りが均等に流れ込む。
一方、媒体Aが筒体11に衝突したとき、気相Gは液相
から分離し破線で示す如く筒体11の上方へ導かれ、ヘ
ッダ室3内に充満する。充満した気相Gは冬着9の上部
から均等に流れ込む。
゛したがって、この気液二相流体分配器1では、複数の
管9内に圧力損失が大きくならずに気液二相流が均等に
分配され、熱交換器Hでの伝熱性能を向上させることが
できる。媒体Aの流量が増加しても筒体11により、上
記効果を維持することができる。
第2図はこの発明の第2実施例を示したものである。こ
の気液二相流体分配器17は、第1図にお【ノる筒体1
1に代えて円錐台形状の筒体19に形成したものである
このように筒体19を形成することにより、入口間@1
5と筒体19との間の気相Gの通路20を拡大すること
ができる。従って気相Gによる圧力損失が減少し、ヘッ
ダ室3を大きくすることなく気相Gの流量を増加させる
ことができる。
筒体19に代えて第3図に示した如く、円錐台形状の上
部21aに円筒形状の下部21bを合致させた筒体21
とした場合でも、第2図の気液二相流体分配器17と同
様の作用効果を有する。
第4図はこの発明の第3実施例を示したもので、この気
液二相流体分配器23は第1図に示した筒体11の上部
に、湾曲した斜面を有する蒸気整流筒25を設けたもの
である。
このような蒸気整流筒25を設けた気液二相流体分配器
23では、媒体Aから分離した気相Gが蒸気整流筒25
に沿って流れると共に拡大された通路20を通りスムー
ズに上昇し、筒体11の開口内へ導かれるので、気相G
による圧力損失をより減少させることができる。
第5図はこの発明の第4実施例を示したものである。
この気液二相流体分配器27では、円筒形状の筒体29
の下端に受液板31を設けたものであり、この受液板3
1は、ヘッダ4に取付けられている。
この受液板31には複数の孔32が形成され、この孔3
2には複数の液導入管31a 、31b 、・・・が取
付けられて受液板上下を貫通する貫通路34が形成され
ている。これら液導入管31a 、31b、・・・の丁
ζ端は、管板5に近接して対向している。
このように形成された気液二相流体分配器27では、入
口配管15から気液二相状態でヘッダ室3内に導入され
た媒体Δは筒体29の周囲に当ることによって気相Gお
よび液相りに分離される。
液相しは、−11受液仮31上に溜まり、その後受液板
31から貫通路34を介して管板5−トに導かれる。従
って、液相りの運動]−ネルギば受液板31十で一目減
衰され、液導入管31a 、31bの下9η:から管9
の周囲へ減衰状態で徐々に供給され、より静的な自由液
面Sを構成することができる。
また、複数の貫通路34から均等ψずつ管9のまわりに
落下するので、液相りの流量が増加しても、容管9の内
部に流れ込む液相りの讃をより均等にする効果をも右す
る。
このように、筒体29の小端を管9に対して上方に位置
させる場合には、筒体29の径を小さくすることができ
、そのため、ヘッダ4と筒体2つとの空間30が大きく
なる。その結果、媒体△は気液弁頭しやJ−<なり、筒
体29の高さを低くすることができ、ヘッダ4をコンバ
ク1〜化する効果と、通路30が人きくなることから気
相Gによる汁力10人が小さくなる効果とを有する。
第6図はこの発明の第5実施例を示したものである。
この気液二相流体分配器33では、第5図に示した液導
入管31a 、31b 、・・・及び孔32を省さ、受
液板31の端縁に液導入筒35を取付けたものである。
この液導入筒35の下端は管板5」二に近接している。
ぞ()で、受液板31とヘッダ4との間に貫通路34が
設けられている。
このような気液二相流体分配器33であっても萌記気液
二相流体分配器27と略fi」1様の作用効果を右ザる
第7図はこの発明の第6実施例を示したものである。
この気液二相流体分配器41は、第6図に示した液導入
筒35と管9との間に筒状の液整流壁43を配置したも
のである。
気相Gの流量が増加していくと、貫通路34内には媒体
へが気液二相流として流れる虞れがある。
その場合、管板5上に溜っている液相りの自由液面Sが
乱れてしまうが、この液整流壁43を設けることにより
、液相しは液整流壁43の上端を通過した後、液整流壁
43内に流れ込むので、略静的な自由液面Sを形成する
ことができる。気相Gの流量が増加しても均等に分配す
ることができる。
第8図はこの発明の第7実施例を示したものである。
この気液二相流体分配器45では、第6図の第5実施例
の液導入筒35を省いたものである。
このように形成された気液二相流体分配器45では、筒
体2つに衝突することによって分離された液はいつたん
受液板31上に溜まった侵、貫通路34を介し、ヘッダ
4内面に沿って管板5上に流れ出る。従って、略静的な
自由液面Sが形成され、同様な効果を奏する。
第9図はこの発明の第8実施例に係る筒体51を示した
もので、この筒体51の下端には第8図に示した受液板
37の代わりに、外縁が低くなる傾斜した受液板53が
設けられている。
このような受液板53が設けられた筒体51では、受液
板53の下面につく液滴を受液板53の外縁へ導くこと
ができ、液滴が管9内に直搗入ることを防止する効果が
ある。
第10図はこの発明の第9実施例を示したものである。
この気液二相流体分配器55は、第5図に示した受液板
31の液導入管31a 、31b 、・・・を省いたも
のである。従って、略同様な効果を奏する。
第11図(a)、(b)はこの発明の第10実施例を示
したもので、管板5に配設された管9の1一部断面とそ
の上面を示したものである。この実施例では、管9の管
板5から突き出た部分に、スリット5つを設けである。
管9の内部に流入りる液相[−の流星は液面高さhlに
依存するので、スリット59を設けると流入する液流閤
が大きく変動しても、管9の内部に流入する液相りの流
量の変動は小さくてすむとい−)効果がある。
第12図(a>、(b)はこの発明の第11実施例を示
したもので、この実施例では第11図に示した管9の上
部に、スリット59に代えて孔61を形成している。こ
のように孔61を形成しても第11図と同等の作用効果
を有する。
第13図はこの発明の第12実施例を示したもので、こ
の実施例では、管9を管板5から突き出ないように設け
、さらに、管板5上にスリット59を備えたスリット管
61を取付けている。このようにスリッj〜管61を取
付けることにより、管板5からスリット59までの高さ
h2を確実に設定することができ、より均等に各管9内
に液相りを分配することができる。
第14図はこの発明の第13実施例を示したもので、こ
の実施例では、管9を管板5から突き出ないように取付
け、さらに管板5上にスリット管61を備えた位置決め
根63を設置している。このような位置決め板63を設
置しても第13図と同様の作用効果を有し、さらに位置
決め板63の裏側からスリット管01を取付られるので
スリット管61が良くても、容易に溶接することができ
る。
第15図はこの発明の第14実施例を示したもので、こ
の実施例では、管板5がら突き出すように取付た管9に
、管9より細いスリット管65が接続されている。気液
二相流体分配器のコンパクト化を図りたい場合には、複
数の管9のピッチをできるだ【」小さくすることが望ま
しいがピッチを小さくすると複数のバイブ9の間の液相
りの流れが悪くなる。そこで、スリット管65を管9よ
り細くすると、液流路が広くなり、液相りの流れが良く
なるので、管9のピッチを小さくできる効果を有する。
第16図はこの発明の第15実m例を示すもので、ヘッ
ダ室内部の平面を示している。この実施例では複数の管
9に設けたスリット59が内側に向くように形成されて
いる。入口配管15がら流入した媒体Aは筒体67に衝
突し、液りは管板5上を流れ、スリット59から管9の
内部に入るが、液相りの流量が大きくなり、かつ、スリ
ット59が外側を向いていた場合、管9の内部に入る液
相りの流量は、液面高さだけでなく、液相りの流速にも
依存する。したがって、このようにスリット59を内側
に向けることにより、液相りの流速の影響を受けずに均
等に分配できる効果を有する。
第17図はこの発明の第16実施例を示すものであり、
管板5から突き出ている管9に管外面に複数の溝加工を
施した中空の管71を取付けたものである。
このようにすると、媒体Aの気相Gは管外に複数の溝加
工を施した中空の管71の中を通り、液相しは管9の内
側と溝との隙間を流れるので、管9の内側と溝との隙間
や溝深さを替えたり、溝加工を施した中空の管71の差
し込み深さや溝の数を変化させることにより、管板5上
に溜る液面高さを容易に調整することができ、幅広い流
量に対処できる効果を有する。また、管9を伝熱管とし
て用いる場合は、液相りが管9の内面に沿って流れるの
で、管9の内面全てに液膜を作ることができ、伝熱性能
を向上させる効果を有する。
第18図はこの発明の第17実施例を示すものであり、
第16実施例の管9を内面溝付き管73に代えたもので
ある。
このよ・うにすると第16実施例の効果の他に、管外に
複数の溝加■を施した中空の管71の溝深さが浅くても
よく、管71の肉厚をうすくすることができるので、管
71の内径を大きくして気相Gによる圧力損失を減少す
ることができる効果も右する。
第19図はこの発明の第18実施例を示すものであり、
第20図は第19図の分解斜視図である。
この構成は、管板5または管9にスリット管61を取イ
・1け、このスリット管61の内側に中空の7ランジ付
バイブ75を設置したものである。液相しはスリット管
61から流れ込み、スリット管61と中空の管75の間
を流れ管9に入る。スリット59もスリット長さ吏を変
化させることにより、第16実施例と同様の効果を持ら
、さらにスリット幅Wを変化させることにより、ごみ等
の異物が詰まるのを防止でき、保守点検の回数を減少さ
せる効果も有する。
第21図はこの発明の第19実廠例を示、すものである
この構成は第16実施例の管9と管外に複数の)j4加
工を施した中空の管71とを固定具としてのυ1ビン7
7で固定したものである。管9と管外に複数の溝加工を
施した中空の管71を溶接などで固定する場合は、製作
上多管9のピッチを大きくしなければならないが、この
ようにすることにより管9のピッチを大きくする必用が
無いので、コンパクトな気液二相流体分配器にする効果
を有する。
第22図はこの発明の第20実施例に係る気液二相流体
分配器79を示す゛ものであり、第7実施例の筒体29
を受液板31から下方へ突き出ないようにし、複数の管
9のまわりに液相りに浮かぶ浮板81を設け、さらに管
9に孔83を設けたものである。こうすることにより、
液面Sには波が立らにくくなり、かつ液面も一様になる
ので、更によく液相りを6管9に均等に分配させること
がでさる効果を有する。
[発明の効果コ 以上説明したように、本発明によれば、気液二相流体は
ヘッダ室内に設けた筒体に当ることによって気相および
液相の分離を十分に行なうことができる。
分離した気相は上方へ案内され、液相は減衰手段によっ
て6管の周囲へ徐々に供給され、略静的な自由液面が形
成される。したがって、圧力損失を大きくぜずに分離さ
れた各相を6管から均等に分配流出覆ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の気液二相流体分配器の第1実施例を
示す縦断面図、第2図【よこの発明の第2実施例を説明
する縦断面図、第3図は第1図および第2図に示した筒
体の他の例を示す縦断面図、第4図、第5図、第6図、
第7図、第8図、第9図、第10図、第11図、第12
図、第13図。 第14図、第15図、第16図、第17図、第18図、
第19図はそれぞれこの発明の第3実施例。 第4実施例、第5実施例、第6実施例、第7実施例、第
8実施例、第9実施例、第10実施例、第11実施例、
第12実施例、第13実施例、第14実施例、第15実
施例、第16実施例、第17実施例、第18実施例を説
明する縦断面図、第20図は第19図の分解斜視図、第
21図、第22図はこの発明の第19実施例、第20実
施例を説明する断面図、第23図および第24図は従来
の気液二相流体分配器の縦断面図である。 1.17,23.27.33.41,45゜55.79
・・・気液二相流体分配器 3・・・ヘッダv      4・・・ヘッダ5・・・
管板        9・・・管11.29.51.6
7・・・筒体 12・・・筒体の下部(減衰手段) 31.53・・・受液板(減衰手段) 34・・・貫通路(減衰手段) 43・・・液整流板(減衰手段)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)略水平な管板とヘッダとから構成され気液二相流
    体が流入するヘッダ室と、前記管板に取付けられヘッダ
    室内に通ずる複数の管とからなり、ヘッダ室内に流入し
    た気液二相流体を前記各管に分配して流出させる気液二
    相流体分配器であつて、前記ヘッダ室内に上下方向に開
    口し流入した気液二相流体を周面に当てて気相と液相と
    に上下に分離する筒体を設け、分離された液相を前記各
    管の周囲へ徐々に供給して略静的な自由液面を形成する
    減衰手段を設けたことを特徴とする気液二相流体分配器
  2. (2)前記筒体を前記複数の管を包囲するように形成し
    、下部が管板上の液相内に位置するようにして前記減衰
    手段を構成したことを特徴とする請求項1記載の気液二
    相流体分配器。
  3. (3)前記筒体の周囲に受液板を設け、この受液板と前
    記ヘッダとの間又は受液板に受液板上下を連通する貫通
    路を設けて前記減衰手段を構成したことを特徴とする請
    求項1記載の気液二相流体分配器。
JP63067350A 1988-03-23 1988-03-23 気液二相流体分配器 Expired - Fee Related JPH0621745B2 (ja)

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