JPS586173B2 - チャネル制御方式 - Google Patents

チャネル制御方式

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JPS586173B2
JPS586173B2 JP53004381A JP438178A JPS586173B2 JP S586173 B2 JPS586173 B2 JP S586173B2 JP 53004381 A JP53004381 A JP 53004381A JP 438178 A JP438178 A JP 438178A JP S586173 B2 JPS586173 B2 JP S586173B2
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dtc
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吉彦 門脇
裕也 奥田
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    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F13/00Interconnection of, or transfer of information or other signals between, memories, input/output devices or central processing units
    • G06F13/10Program control for peripheral devices
    • G06F13/12Program control for peripheral devices using hardware independent of the central processor, e.g. channel or peripheral processor
    • G06F13/122Program control for peripheral devices using hardware independent of the central processor, e.g. channel or peripheral processor where hardware performs an I/O function other than control of data transfer

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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は複数のセレククチャネル(SEL)やブロック
マルチプレクサチャネル(BLMPX)を多重に制御す
るチャネル制御方式に関する。
コマンドの起動制御、終結制御、データ転送制御等の制
御回路を複数のチャネルで共通に持ち、複数のチャネル
を多重に制御する共通制御方式のチャネル装置の従来例
を第1図に示す。
第1図において、1はマイクロプログラム制御部(MC
)、2はデータ転送制御部DTC、3は■0インタフェ
ース制御部(IFC)である。
MCIとDTC2とIFC3は各々独立に動作が可能で
ありAMC1およびDTC2は複数のチャネルに共通な
制御部で、IFC3は各チャネル毎に独立にある制御部
である。
チマネルの主要機能に関する各制御部への分担は、MC
Iにおいて入出力命令の起動および入出力割込を処理す
るためのチャネルと中央処理装置(CPU)間のインタ
フェース制御、チャネルと主記憶装置(MS)間のイン
タフェース制御、コマンドの起動制御、終結制御、コマ
ンドチェイン制御、データチェイン制御、間接データア
ドレス制御(IDA制御)等を、DTC2においてチャ
ネルとIOとの間の1バイト単位のデータ転送制御を、
IFC3においてコマンドの起動、終結データ転送に必
要な■0インタフェース制御を実行する。
すなわち処理頻度の高いデータ転送制御は、応答時間の
速いハードウエア制御のDTC2で、処理頻度の低い比
較的処理内容の複雑な処理に関してはMCIで制御して
いる訳である。
従来の共通制御方式のチャネルでは、単に処理の頻度が
低く処理内容が比較的複雑と言うだけでマイクロプログ
ラムで制御していたため、データチェイン制御、MSと
のデータ転送制御、IDA制御等処理頻度が比較的低く
ても高速な処理が要求される機能に関し、共通に制御す
るチャネル数の増加、接続される■0の高速化に伴ない
性能不足をきたす様になった。
チャネルの機能を大きく分類すると下記の4項目となる
(i)■oインタフェース制御 (11)チャネルー10間データ転送制御(iii)チ
ャネル−■0間データ転送制御と同時性を持ち高速処理
が要求される制御 (データチェイン制御、チャネルーMS間のデータ転送
制御、IDA制御) (IV)チャネル−10間データ転送制御と同時性を持
たないか、高速処理が要求されない制御(コマンドの起
動、終結制御、コマンドチェイン制御、割込制御等) 上記(III)面のチャネル−10間データ転送制御と
同時性を持つという意味は、チャネルから10に発行さ
れた一つのコマンドにより実行されるデータ転送を実行
する過程で生じてくる処理で例えばデータチェイン制御
、IDA制御は異なるMSの領域へ連続したデータ転送
をするため、データ転送の途中でデータアドレスを変更
する機能である。
本発明の目的は(i),(ii),(111),(iV
)の各々の項目に対応して独立に動作可能な制御部を持
たすことにより高性能な共通制御方式のチャネルを提供
することにある。
第2図に本発明を実施したチャネルのブロック図を示す
第2図において11は複数のチャネルに対するコマンド
の起動処理、コマンドの終結処理、コマンドチェイン処
理、中央処理装置に対する割込処理を実行可能なマイク
ロプログラム制御部(MC)、12は複数のチャネルの
データバツファを制御しデータ転送を実行するデータ転
送制御部(DTC−A)、13は複数のチャネルに対す
るチャネルと主記憶装置の間のデータ転送制御、データ
チェイン制御、間接データアドレス制御を実行するデー
タ転送制御部(DTC−B)、14は各チャネル対応に
設けられた入出力インタフェース制御部(IEC)であ
る。
第3図にMC11のブロック図、第4図にDTC−Aの
ブロック図、第5図にDTC一Bのブロック図を示す。
第3図において、31はマイクロプログラムを格納する
制御記憶装置(CS)、32はマイクロプ口グラムを順
次CS31より読み出し実行するマイクロプログラム制
御論理(MCL)、33は■0アドレス毎に対応して制
御情報を格納するサブチャネルレジスタ(SBCR)、
34はマイクロプログラム実行時使用するワークレジス
タ群(WR)、35はマイクロプログラム実行に必要な
演算を行う演算器(ALU)である。
第4図において、41はチャネル(一IFC)対応にあ
るデータバツファ(CBS)、42はデータ転送制御情
報を格納するチャネル制御レジスタ(CCR−A)、4
3はDTC−Aの動作を制御する論理(DTCL−A)
である。
第5図において51はデータ転送制御情報を格納するチ
ャネル制御レジスタ(CCR−B)、52はDTC−B
の動作を制御する論理(DTCL一B)である。
第6図に本発明のチャネルの概略動作の流れ図を示す。
第6A図はコマンド起動処理、第6B図はデータ転送処
理、第6C図はコマンド終結処理の流れ図を示す。
以下第6図を用いて簡単にチャネルの動作を説明すると
、第6A図においてまずCPUにおいてSTARTIO
命令が発行されると、CPUよりMC11にチャネル番
号と入出力装置番号と共にSTARTIO起動指示が出
される。
MC11はこの起動指示によりDTC−B13に対しチ
ャネルアドレス語(CAW)の読み出し要求を出し、こ
れによりDTC一B13はMSよりCAWを読み出し、
MC11に転送する。
CAWの内容によりその入出力命令の実行時MSをアク
セスする時使用されるKEYと、チャネルコマンド語(
CCW)の格納されているMSのアドレス(CCWアド
レス)が示される。
MC11はこのKEYとCCWアドレスを用いてDTC
−B13に対しCCW読み出し要求を出す。
DTC−B13はMSよりCCWを読み出すとMC11
に転送する。
MC11はCCWを転送されるとCPUから指示のあっ
たチャネル番号に対応するIFC14に対し、コマンド
および起動すべき入出力装置番号と共にコマンド起動指
示を出す。
IFC14はこの起動指示に従って指定された入出力装
置(■0)に対しコマンドの起動処理を実行し、コマン
ドの起動処理の結果として入出力装置からのデバイス状
態バイト(DSB)をMCl1に報告しコマンド起動処
理を終了する。
DTC−B13はCCWをMC11に転送するとMC1
1とIFC14で実行されるコマンド起動処理と並行し
て、CCWの内容に基ずきDTC−B13内のCCR−
B51とDTC−A12内のCCR−A42のイニシャ
ライズをした後間接データアドレス(IDA)の指示が
有れば間接データアドレスより実際データ転送を実行す
るのに必要な実データアドレスを間接データアドレス語
(IDAW)を読み出すことにより求め、コマンドがW
RITE系であれば実データアドレスを使用して、デー
タをMSより先取しDTC−A12内のデータバツファ
CBS41に格納する。
以上こよりコマンドの起動処理が終了しデータ転送処理
に入る訳であるが、MC11とIFC14における■0
起動処理と、DTC−B13とDTC一A12における
データ転送準備処理とは並行して独立に実行されている
ため、どちらの処理が先に終了するか保証が無いので、
両方の処理が終了したのを確認しデータ転送処理に入る
ための同期制御が必要である。
本発明ではDTC−A12においてデータ転送準備処理
が終了するまでの間IFC14からのデータ転送要求信
号を受付禁止することにより実現している。
次に第6B図を用いてWRITE系コマンドのデータ転
送処理動作を説明すると、コマンドの起動を終了したI
FC14は、起動したコマンドがWRITE系であれば
、■0からのデータ転送要求を待たずにDTC−A12
にデータ転送要求を出す。
起動したコマンドがREAD系の場合は■0からデータ
転送要求が来るのを待ち、IOからデ−夕転送要求が来
るとデータを受取りDTC−A12にデータ転送要求を
出す。
DTC−A12はデータ転送の準備が整っていればIF
C14からのデータ転送要求を受付け、1バイト毎のデ
ータ転送を実行する。
DTC−Al2はIEC14との間のデータ転送を実行
して行く過程で、必要な時点にMSとデータバツファ間
のデータ転送要求(CBS41に空エリアが生じた時)
、データチェイン処理要求(データチェイン指示検出時
)、間接データアドレス処理要求(データアドレスが2
KB境界に達した時)をDTC−B13に出し、DTC
−B13においてこれ等の処理を実行することにより、
MSとIOの間のデータ転送を実行する。
チャネルと10の間で必要な数のデータ転送を終了する
とチャネルはコマンドの終結処理に入る。
第6C図を用いてコマンド終結処理動作を説明すると、
まずDTC−B13においてデータの残りカウントOを
検出することにより、IPC14からのデータ転送要求
に対し1バイトのデータを転送すると共に残りデータカ
ウントが0、すなわちこの時転送されるデータが最終デ
ータであることを知らせる。
これによりIFC14は最終データを10に転送した後
の10からのデータ転送要求に対し、コマンド終結指示
を出す。
10はこのコマンド終結指示によりデータ転送を終了し
、コマンド終結状態を示すDSBをIFC14に転送す
る。
これを受けてIFC14はDTC−Al2にデータ転送
が終了したことを報告し、DTC−A12,DTC−B
13においてデータ転送終了処理を実行した後、IFC
14からMC11に対しコマンド終結報告をする。
MC11はDTC−B13のCCR−B51よりデータ
転送終了状態情報を読み出し、この情報とDSBを使用
し必要に応じコマンドチェイン処理あるいは■0割込処
理を実行する。
([)多重制御 次に各共通制御部において複数のチャネルからの異なる
処理要求をいかに多重制御しているかを説明する。
(イ)MC11における多重制御 MC11における多重制御を実現する論理を第7図に示
す。
MC11に対する他の制御部からの処理要求には、CP
Uからの入出力命令の起動処理要求、IFC14からの
コマンドの起動終了処理要求およびコマンドの終結処理
要求、DTC−B13からのデータ転送制御実行中に発
生するプログラム制御割込処理要求とがある。
これ等の処理を実行するため、MC11はマイクロプロ
グラムを処理する単位を、レベル01,レベル1、レベ
ル2と3つの処理準位を持つ。
処理の優先順位は若番ほど高くなる。
この様に3つの処理準位を設けることにより、ある処理
を実行中他のより優先順位の高い処理要求が発生すると
現在実行中の処理を中断し、より高い優先順位の処理を
実行可能とすることが出来、これをプレクークインと呼
ぶ。
第7図において、701はDTC一B13から出される
プログラム制御割込処理要求信号PCIREQ(i)を
ラッチし、要求の中で最も優先順位の高いチャネル番号
をコード化し出力する優先順位回路((i)はチャネル
番号を示す)、102はIFC14からの処理要求信号
CQ(i)CHINTをラッチし、要求の中で最も優先
順位の高いチャネル番号をコード化し出力する優先順位
回路、703はCPUからスタートIO命+SIOと共
に起動のあるチャネル番号PFCHADRを受けるゲー
ト回路である。
チャネル番号Oおよび6のPCIREQ(i)が未使用
となっているのは、チャネル番号Oおよび6はバイトマ
ルチプレクスチャネル(BYMPX)により使用されて
おり、BYMPXにおいては全ての制御をマイクロプロ
グラムにより実行しているためである。
なお本発明はSEL,BLMPXの制御に関するものな
ので以下BYMPXに関する制御の説明は704のブレ
ークイン制御論理において優先順位回路701,702
、ゲート回路703より出力される処理要求がどの処理
準位で処理すべきかを判断し、現在MC11で実行中の
処理の処理準位が処理要求のある処理準位より低い場合
は、処理要求のあるチャネル番号をORゲート705に
入力し、ECHADRO〜2と表示された該当する処理
準位のチャネルアドレスレジスタ707,708,70
9のいずれかにラッチする。
そしてORゲート711への選択信号をより高い処理準
位のものに換えてブレークインし、ORゲート711よ
りその時実行するチャネル番号(ECUADH)をMC
11内の各論理に供給する。
MC11への各処理要求の優先順位と処理準位は下記の
通りである。
優先順位 処理要求 処理準位O C
Q(1)CHINT レベルOI CQ(2)C
HINT 〃2 CQ(3)CHINT
〃3 CQ(4)CHINT 〃4
CQ(5)CHINT 〃5 CQ(7)
CHINT 〃6 PCIREQ(0)
〃7 PCIREQ(1) 〃8
PCIREQ(2) 〃9 PCI
REQ(3) 〃10 PCIREQ(4)
〃11 PCIREQ(5) 〃1
2 PCIREQ(7) 〃13 CQ(
0)CHINT レベル114 CQ(6)CHI
NT 〃15 CPu起動・割込受付レベレ2 (口)DTC−A12における多重制御 DTC−A13における多重制御を実現する論理を第8
図に示す。
1801はDCT−A多重制御論理、1802はステー
ジ制御論理で第18図にも表われる。
DTC−A12に対する他の制御部からの処理要求には
、IFC14からのデータ転送要求七DTC−B13か
らのCCR−A42およびCBS41に対する各々読み
出し、書き込み要求が有る。
第8図において801はIFC14からの処理要求信号
CDCHREQ(i)をラッチし最も優先順位の高いチ
ャネル番号をコード化して出力する優先順位回路である
またDTC−B13からのCCR−A42およびCBS
41へのアクセス要求はIPC14からのCDCHRE
Q(i)に優先して処理される。
これは808の受付論理から優先順位回路801にDT
C−Bl3からの要求を実行するのに必要な期間全ての
IFC14からのCDCHREQ(i)の受付を禁止す
る指示を出すことにより実現している。
811は各IFC14対応にCDCHREQ(i)の受
付を禁止する機能を持つ制御論理で、データ転送の準備
が出来ない状態になるとDTCL一A43によりセット
され、DTC−B13によるデータ転送の準備が完了す
るとリセットされる。
(ハ)DTC−B13における多重制御 DTC−B13における多重制御を実現する論理を第9
図に示す。
第9図において901は、MC11からのEDSREQ
およびDTC−A12からのSTSREQをラッチし最
も優先順位の高いチャネル番号をコード化して出力する
優先順位回路である。
優先順位回路901においてどれか一つの要求を受付け
ると制御フリツプフロツプ(SBUSY)902をセッ
トすると共に受付けられたチャネル番号をレジスタ(S
CHADH)903にセットする。
なおMC11からのEDSREQが受付けられた時は実
際にMC11から処理を要求しているチャネル番号をレ
ジスタ903にセットする必要があるので、この時には
ESHADRがレジスタ903にセットされる。
制御フリツプフロツプ902およびレジスタ903のセ
ットと同時に優先順位回路901により受付けられた要
求の種類を制御レジスタ906PREQIDにセットす
る。
PREQIDはDTC−B13が実行すべき処理の種類
を示すと共に、DTC−B13が一つの処理を実行中に
新たな処理要求の受付禁止信号として使用される。
次にDTC−A12からのCCWCGREQおよびCT
STREQおよびMC11からのECRAREQの様に
MSに対するアクセスを要求せず、CCR−BS1に対
するアクセスで処理が可能な処理について説明する。
第9図において904はDTC−Al2からのCCWC
GREQ(i)およびCTSTREQ(i)およびMC
IIからのECRAREQをラッチし、最も優先順位の
高いチャネル番号をコード化して出力する優先順位回路
である。
優先順位回路904で受付けられる処理要求はMSをア
クセスする処理要求より優先順位が低く、レジスタ90
6にPREQIDがセットされておらずかつ優先順位回
路901に処理要求がないということで始めて受付けら
れ処理される。
優先順位回路904において処理要求が受付けられると
制御フリツプフロツプ (CBUSY)905をセットすると共に、受付けた処
理要求の種類をレジスタ906に、受付けた処理を要求
しているチャネル番号をレジスタ903に各々セットす
る。
レジスタ903にセットされるチャネル番号は、DTC
一A12からの要求の場合は優先順位回路904のコー
ド化出力、MC11からの要求の場合はESCHADR
である。
(11)チャネル制御情報の分割と制御レジスタフォー
マットの決定 従来第1図のMCIとDTC2で実行していた機能を、
第2図MC11,DTC−Al2,DTC−B13の3
つの制御部で実行せねばならぬため、従来のチャネル制
御レジスタ、サブチャネルレジスタに格納されていた制
御情報を3分割し各制御部の制御レジスタに持たせ、更
に各制御部間の処理の待ち状態が増加することにより制
御情報を増加させる必要がある。
又各制御部間の情報交換の媒体としても、各制御レジス
タを使用するのでそのフォーマットは重要な意味を持う
以下各制御レジスタのフォーマットを説明する。
(イ)SBCRフオーット(第10図参照)SBCR3
3は各IOアドレス対応に1組待ち、MC11が入出力
命令に対するコンデイショコードを決定するための状態
情報、コマンドチェインを実行するための制御情報、割
込処理を実行するための制御情報を格納する12バイト
の制御レジスタである。
0−0 未使用 0−I USQC(Unit Sequence Co
de)コマンド実行中、割込保留中等の IOの状態情報が格納される。
0−2 NIQR(Next InterruptQu
eue Register) 割込保留中の時、割込待ち行列上次 に処理されるべき■0アドレスを示 す。
0−3 BIQR(Backward Interru
ptQueue Register) 割込保留中の時、割込待ち行列上一 つ前に処理されるべきIOアドレス を示す。
1−O KEY CAW内のKEYを格納し、CCW の読み出し時使用する。
1−O DCC(Deferred Conditio
nCode) Start IO Fast Release命令実行
時、DCCを報告する必要があ る場合DCCを一時的に格納する。
1−1〜3 NEXT CCW ADDRESS入出力
割込時のチャネル状態語 (CSW)内のCCWアドレスを示す と共に、デバイスエンド単独の DSBにより起動されるコマンドチ ェイン実行時使用されるCCWアド レスを示す。
2−0〜3 DSB,CSB,DATA COUNTC
SW内のDSB,チャネル状態バ イト(CSB)、残りデータカウント を一時的に格納するエリア。
(口)CCR−Bフォーマット(第11図参照)CCR
−B51は各チャネル対応に1組持ちDTC−B13が
チャネルとMSの間のデータ転送制御、データチェイン
制御、IDA制御、データ転送終結制御時使用する制御
情報を格納する24バイトの制御レジスタである。
0−O KEY MSをアクセスする時使用するKEY
である。
0−1〜3 NEXT CCW ADDRESSデータ
チェイン実行時使用するCCW アドレスを示す。
MCIIからのコマンドの起動およびコマンドチェイ ンのためのCCW読み出し要求時 MC11から転送されるCCWアド レスをプラス8して格納する。
その後データチェイン実行時CCWを読 み出す毎にプラス8して更新する。
データチェイン実行時チャネル内飛 び越しコマンド(TIC)が発生した 場合は、TICで示されるアドレス に置き換えられる。
1−O FLAG CCW内のフラグ部分で示されるデ ータチェイン指示(CD)、コマンド チェイン指示(CC)、語長不正抑止 指示(SLI)、スキップ指示(SKIP)、IDA指
示ビットを格納する。
1−I CSB データ転送実行時発生したエラー情 報を格納する。
エラーの種類としてはチャネルコントロールチェック (CCC)、チャネルデータチェック (CDC)、プログラムチェック(PC)、プロテクシ
ョンチェック(PRC)が ある。
1−2〜3 DATA COUNT データ転送実行時データの残りカウ ントを示す。
2−1〜3 NEXT IDAW/NEXT CCWA
DDRESS+8 先取した間接データアドレス語 (IDAW)が格納される。
データチェイン実行時TICが発牛すると TICで示されるCCWアドレスに プラス8をしたアドレスが格納され る。
3−O PF FLAG データチェイン実行時先取した CCWのフラグエリアを格納する。
3−I PF CSB データチェイン実行時CCW,IDAW,データの先取
処理中発生したエラー 情報を格納する。
エラーの種類は1−ICBSの項で述べたものと同じ である。
3−2 PF DATA COUNT データチェイン実行時先取したCCW のデータカウントエリアを格納する。
4−1〜3 DATA ADDRESS データ転送実行時のMS上のデータ アドレスを示す。
5−1〜3 NEXT IDAW ADDRESS次に
実行すぺきIDAWの格納されて いるMS上のアドレスを示す。
(ハ)CCR−Aフオーマノト(第12図参照)CCR
−A42は各チャネル対応に1組持ちCBS41の制御
情報と、DTC−A12からDTC−B13への各種処
理要求を制御する情報を格納する8バイトの制御レジス
タである。
0−0−O CD データチェイン指示があることを示
す。
0−0−I IDA IDA指示があることを示す。
0−0−2 SKIP READデータのスキップ指示
があることを示す。
0−0−3 NIDAWW(NextIDAWWait
) 0−0−4 CADRW(Control Addre
ssWait) 0−0−5 DADRW(Data AddressW
ait) 0−0−6 FNIDAW(FetchNextIDA
W) 0−0−3〜0−0−6の4ビットはMSとのデータ転
送要求、データチェインのCCW読み出し要求、IDA
W読み出し要求の各要求が複数発生している場合その実
行順序を制御するビットである。
各ビットの詳細な説明は後のデータ転送処理の項で述べ
る。
O−1−0〜I SRF (Storage Req一
uest Failure) MSとの間のデータ転送処理で異常 が発生したことを己憶するビットで ある。
各ビットの詳細な説明は後の障害処理の項で述べる。
0−1−2 DRO(Data Request O)
DTC−A12よりDTC−B13 に対しCSB41からMSへのデー タ格納要求が出ていることを示す。
0−1−3 DRI(Data Request 1)
DTC−A12よりDTC−B13に 対しMSからCSB41へのデータ. 読み出し要求が出ていることを示す。
0−1−4〜6 CF(Control Fetch)
DTC−A12からDTC−B13に 出されるCCW,IDAWの読み出し要 求の種類と、読み出し結果を記憶す るビットである。
詳細な説明は後のデータ転送処理の項で述へる。
0−2 SP(StartPointer)MSとデー
タ転送をする時のCBS41 の先頭アドレスを示す。
チャネルとMSとの間のデータ転送 が実行される毎に更新される。
0−3 LP(Last Pointer)MSとデー
タ転送が可能なCBS41 の最終アドレスを示す。
1−0−5 LDT(Last Data Trans
fer)READ,WRITE系共通に、まだ1 度もIFCl4との間でデータ転送 を行っていないことを示すのに用い る。
初期起動かコマンドチェインでCCWをフエツチした時
にセットさ れ、IFC14からCD(i)CHREQを受取った時
にリセットされる。
IFC14からCDLDXを受取った 時、またREAD系コマンドの場合は 残りバイトカウントの値が゛0”に なった時再びセットされる。
WRITE系コマンドではIFC14からLDT 報告を受けた時にも再セットされる。
1−0−6 COMO(COmMand O)1−0−
7 COMI(COmMand 1)実行中のコマンド
を識別するビット である。
初期起動かコマンドチェインでCCWをフエツチした時
、その コマンドパターンの下3ビットをデ コードして作成する。
COMO COMI コマンド 0 0 WRITE系 1 0 READ系 1 1 READBACKWARD
系 1−I CP(Current Pointer)DT
C−A12とIPC14との間 で次にデータ転送を実行すべき CBS41のアドレスを示す。
1−2〜3 DATA COUNT 実行中のデータ転送のデータの残り カウントを示す。
(iii)制御部間インタフェース 複数の共通制御部を持ち複数のチャネルを制御する方式
においては、いかに複数の異なるステータスを持つチャ
ネルを等価に扱え、かつ各制御部に割当てられた所定の
機能を実行可能とする標準化された各制御部間のインタ
フェースを決定するかが重要な事項となる。
以下本発明を実施可能な各制御部間のインタフェース仕
様を説明する。
第13図にMCI1〜DTC−B13間インタフェース
、第14図にMC11〜IFC14間インタフェース、
第15図にDTC−AI2〜IFC14間インタフェー
ス、第16図にDTC−A12〜DTC−B13間イン
タフェースを示す。
(イ)MCI1〜DTC−813間インタフェース(M
Bインタフェース) MBインタフェースにおける各信号線を第13図に示す
各信号線の意味は下記の通りである。
EDSREQ マイクロプログラムによりセットされる MSに対する処理要求信号である。
DESIDLE DTC−B13でEDSREQを受付けたことを示す。
ECRAREQ MC11からDTC−B13に出すCCR−B5i読み
出し要求信号である。
ESEND DTC−B13に対する要求動作が終了したことを示す
ESERR MC11からのMSに対する要求に対してDTC−B1
3で何らかのエラーを検出したことを示す。
EDSCNTO−2 MSに対する要求の種類を示す。
012 内容 000 001 BYMPX 010 制御で使用 011 100 CSW,ストア 101 CAW,フエツチ 110 CCW,フエツチ 111 BYMPX制御用 ESCHADR MSに対する要求を行っているチャネルアドレスを示す
QDPWF 情報の格納要求時、MSに対する部分書込フラグを示す
QDDTO MSへ格納すべき情報を転送するデータ母線である。
QDDT1 アクセスすべきMSのアドレスを示す。
DQDTO MSおよびCCR−B51から読み出した情報が転送さ
れるデータ母線である。
QDKEY MSにアクセスする時使用するKEYを転送する。
PCIREQ DTC一B13がデータチェイン実行時、プログラム制
御割込指示(PCI)を検出した時MC11に対し出す
PCI処理要求である。
チャネル対応に1本ある。
(口)MC11〜IFC14間インクフェース(MIイ
ンタフェース) MIインタフェースにおける各信号線を第14図に示す
各信号線の意味は下記の通りである。
QC(i)CHSEL 指定されたIFC14とMC11との間でインタフェー
スが結合されており情報の交換を行っていることを示す
同時には1個のIFC14に対するCHSEL信号のみ
挙げることが出来る。
QCEOBUS MC11から、各IFC14への情報を転送するデータ
母線である。
第1バイト目でIFC14に対する動作指示をおこなう
CQ(i)CHINT IEC14からMC11に転送すべき情報があることを
示す。
同時に複数のIFC14でCHINTを挙げ得るのでM
C11では定められた優先順位にしたがいCHINTの
処理を行う。
CQEIBUS IPC14からMC11への情報を乗せるデータ母線で
ある。
EIBUSに情報を乗せることのできるIFC14はQ
C(i)CHSEL信号で指示されたIFC14のみで
ある。
CQ(i)MEINT IFC14でICCあるいはCCCを検出しているこさ
を示す。
(ハ)DTC−AI2〜IFC14間インタフェース(
AIインタフェース) AIインタフェースにおける各信号線を第15図に示す
各信号線の意味は下記の通りである。
CD(i)CHREQ IPC14からDTC−A12に対する処理要求信号で
ある。
DC(i)REQOK CD(i)CHREQに対する受付信号である。
DC(i)TRNS DTC−A12からIPC14へのデータ及び制御情報
を転送していることを示す信号である。
DCBOBUS DTC−A12からIFC14へのデータを転送するデ
ータ母線である。
CDBIBUS IPC14からDTC−A12へのデータを転送するデ
ータ母線である。
CDLDX IECl4からDTC−A12に対し■0からコマンド
終結報告を受けたことを示す信号である。
CDLDT WRITE系コマンド実行時のデータチェインで現在実
行中のCCWの最終データをIOに転送したことを示す
信号である。
DCCUT DTC−Al2からIFC14に対し現在実行中のコマ
ンドにデータチェイン指示があることを示す信号である
DCCTO〜3 DTC−Al2からIFC14に対しデータの残りカウ
ントを知らせる信号である。
DCCKHLT DTC−A12からIFC14に対し障害の検出により
データ転送の終結を指示する信号である。
DCBIBUSPE CDBIBUS上のデータにパリテイエラーを検出した
ことを示す。
DC(i)CCWINV DTC−A12およびDTC−B13においてデータ転
送処理が終了したことをIFC14に知らせる信号であ
る。
(ニ)DTC−AI2〜DTC−813間インタフェー
ス(ABインタフェース) ABインタフェースにおける各信号線を第16図に示す
各信号線の意味は下記の通りである。
STSRQ(i) DTC−A12からDTC−B13に対する処理要求信
号で、チャネル対応に1本づつある信号である。
要求する処理の種類はCCR一A42の内容で示される
CRAREQ DTC−A12からの処理要求をDTC−B13が受付
けることにより、DTC一B13が処理要求の種類を知
るためのDTC−B13からDTC−A12に出すCC
R−A42のアクセス要求信号である。
CRCHAD DTC−B13がアクセスを要求しているチャネル番号
を示す。
CBSSTREQ DTC−B13からDTC−A12に対するMSから読
み出したデータのCBS41への格納要求信号である。
CBSFEREQ DTC−B13からDTC−A12に対するMSへの格
納データのCBS41からの読み出し要求信号である。
CCWCGREQ(i) データチェイン実行時IFC14において現CCWでの
最終データの転送が終了したので、先取りCCWを現C
CWとして置換する処理をDTC−A12からDTC−
B13に対して要求する信号であり、チャネル対応に一
本づつある。
CTSTREQ(i) データ転送が全て終了したので最終残りデータカウント
をCCR−A42からCCR−B51に移す処理をDT
C−A12からDTC−B13に対し要求する信号であ
り、チャネル対応に一本づつある。
CCWCGACPT(i) DTC−Bl3からDTC−A12に対しCCWCGR
EQを受付けたことを示す信号で、チャネル対応に一本
ある。
CTSTACPT(i) DTC−B13からDTC−Al2に対しCTSTRE
Qを受付けたことを示す信号で、チャネル対応に一本あ
る。
CROBUS CCR−A42の読み出し情報をDTC−B13に転送
するデータ母線である。
CRIBUS DTC−B13からCCR−A42に格納すべき情報を
DTC−A12に転送するデータ母線である。
CBOBUS CBS41からの読み出しデータをDTC−B13に転
送するデータ母線である。
CBIBUS CBS41へ格納すべきデータをDTC−B13よりD
TC−Al2に転送するデータ母線である。
CRSTREQ DTC−B13からDTC−A12に出るCCR−A4
2への書き込み要求信号である。
次に前に第6図を使用し概略の動作説明をしたコマンド
起動処理、データ転送処理、コマンド終結処理における
各制御部の動作および各制御部間のインタフェース動作
をより詳細に第6図の流れ図に従って説明する。
第17図、第18図、第19図に各々MCL32,DT
CL−A43,DTCL−B52のブロック図を示す。
第17図を用いてMCIIにおける概略的な動作の流れ
を説明すると、MC11に対する他制御部からの処理要
求を多重制御部1T01にて1つ選択的に受付け、処理
要求を受付けたチャネル番号をECHADR(第7図に
も示される)としてCPUインタフェース制御部170
3,MBインタフェース制御部1704,MIインタフ
ェース制御部1705,SBCR制御部1706,WR
−ALU制御部1707の各制御部に供給すると共に、
CS制御部1702に受付けた処理要求の内容を報告す
る。
CS制御部1702は処理要求の内容を判別し、要求さ
れた処理を実行するマイクロプログラムが格納されてい
る。
CS31のアドレスを作成し、該アドレスより順次マイ
クロ命令を読み出し、マイクロ命令の指示に従い上記各
制御部を制御することにより所定の処理を実行する。
次に第18図を用いてDTC−A12における概略的な
動作の流れを説明すると、DTC−A12に対する他制
御部からの処理要求を多重制御部1801にて選択的に
1つ受け、その内容とチャネル番号をステージ制御論理
部1802に転送する。
処理要求を転送されたステージ制御論理1802は、第
8図に示される如く処理を連続した3つの処理段階に分
割し実行する。
この3つの処理段階に対応しステージ制御論理部180
2は、各々の処理段階が処理実行中かどうかを示す制御
フリツプフロツプ802,803,804と、各々の処
理段階で処理中のチャネル番号を示すレジスタHCHA
DRO−805,HCHADR1−806,HCHAD
R2−807を持ち、同時に異なる3つのチャネルから
の処理をオーバラツプさせる処理(パイプライン処理)
が可能である。
ステージ制御論理部1802は、AIインタフェース制
御部1803,ABインタフェース制御部1804,C
CR−A制御部1805,CBS制御部1806の各制
御部に対し各処理段階の制御信号とチャネル番号を転送
し所定の処理を実行する。
次に第19図を用いてDTC−B13における概略的な
動作の流れを説明すると、DTC一B13に対する他制
御部からの処理要求を多重制御部1901にて選択的に
1つ受付け、受付けた処理要求の内容をシーケンス制御
部1902に転送すると共に、受付けたチャネル番号を
SCHADRとしてABインタフェース制御部1904
,CCR−B制御部1905に供給する。
シーケンス制御部1902は受付けた処理要求の内容に
従い必要なシーケンスを発生させ、MBインタフェース
制御部1903,ABインタフェース制御部1904,
CCR−B制御部1905,MSインタフェース制御部
1906の各制御部を制御することにより所定の処理を
実行する。
(1v)コマンド起動処理 (1)STARTIOの受付 CPUにてSTARTIO命令が発行されるとCPUよ
りMC11に対し起動指示信号SIOが、起動チャネル
番号PFCHADRと起動■0番号PFIOADR(図
示されない)と共に入力される。
SIO信号はMCL32内のMC11多重制御論理1T
01のブレークイン制御論理部104に入力され、該論
理部704にてMC11が現在起動処理を実行可能であ
るかどうかを判定する。
すなわちCPUからの起動処理はMC11における多重
制御の項で説明した様に、処理の優先順位が一番低い処
理準位2で実行されるため、他の優先順位の高い処理が
実行中でない時のみ受付けられる。
他の優先順位の高い処理をMC11が実行中であれば、
SIOは他の処理の実行が終了するまで受付を延ばされ
る。
SIOがブレークイン制御部704に受付けられると起
動チャネル番号PFCHADRを受けるAND回路10
3の出力をOR回路705に入力する制御信号がオンと
なると共に、OR回路705の出力を処理準位2で実行
されるチャネル番号を格納するレジスタ709にセット
する制御信号がオンとなる結果、起動チャネル番号はレ
ジスタ709にセットされる。
次にブレークイン制御部704により処理準位2の実行
指示信号(Select Level2)をオンとレジ
スタ709の出力をOR回路711に入力する結果、起
動チャネル番号がMC11において処理実行中のチャネ
ル番号ECHADRとして供給される。
この後CS軸御部1702にてコマンド起動処理のマイ
クロプログラムの格納されているCS31のアドレスを
作成し、そのアドレスよりマイクロプログラムを実行す
ることにより、コマンド起動処理が実行される。
(2)起動IOの状態判定 コマンド起動処理の最初に実行される処理は起動■0が
コマンド起動受付可能であるかどうか判定することであ
る。
CS制御部1702は、ECHADRをMC多重制御論
理部1701より、およびPFIOADRをCPUイン
タフェース制御論理部1703より、SBCR制御論理
部1706に入力し、起動■0に対応するSBCRを読
出し処理準位2用のワークレジスタWR2(34)にセ
ットする。
次にSBCR内のUSQCのパターンをALU35にて
判定し、起動■0がアイドル状態(何も実行していない
状態)であればコマンド起動処理を開始する。
(3)CAWフエツチ処理 (イ)MC11→DTC−B13へのCAWフエツチ要
求 MBインタフェース制御部1704は MSの固定番地(72番地)に格納されているCAWを
読出すため、MBインタフェースを制御しDTC−B1
3に対しCAWフエツチ要求を出す。
MBインタフェース(第13図)におけるCAWフエツ
チ要求は、処理要求信号EDSREQをセットし、処理
要求の種類を示すEDSCNTO〜2にはCAWフエツ
チ要求を示す”101”をセットし、ESCHADRは
起動チャネル番号ECHADRをセットし、QDKEY
には記憶保護チェックをしないキーという意味で全て1
10”をセットし、MSアドレスを示すQDDT1には
72番地をセットすることにより出される。
(口)DTC−B13におけるCAWフエツチ要求受付 EDSREQはDTCL−B52内の多重制御論理部1
901の優先順位回路901に入力される。
DTC−B13の受付ける処理要求の中でMC11から
のMSに対する処理要求は、一番優先順位が高いのでD
TC−B13が何も処理していない状態、すなわちPR
EQID906に例もセットされていなければ直ちに受
付けられる。
もしPREQID906に何かセットされていればPR
EQID906がオフとなるのを待ち、PREQID9
06がオフとなった時点で他の処理要求に優先して優先
順位回路901に受付けられる。
EDSREQが優先順位回路901に受付けられるとS
BUSYフリツプフロツプ902をセットすると共に、 PREQID906にEDSREQをSCHADR90
3にESCHADRをセットする。
PREQID906に要求の種類EDSREQがセット
されるとシーケンス制御部1902の指示によりMBイ
ンタフェース制御部1903は、MC11に対し応答信
号DESIDLEを返すと共に、EDSCNT,QDK
EY.QDDT1を受取る。
シーケンス制御部1902はEDSCNTの内容により
CAWフエツチ要求であることを認識し、MSインタフ
ェース制御部1906に対しQDKEY,QDDT1を
MSのKEY,アドレスとしてCAWフエツチ要求をM
Sに出す様指示する。
MSよりCAWが転送されて来る,ThMBインタフェ
ース制御部1903は、シーケンス制御部1902の指
示により、MC11に対し終了信号 ESENDを返すと共に、DQDTO上にCAWをセッ
トし転送する。
(4)CCWフエツチ処理 DTC−B13よりESENDが返るとCS制御部17
02はDQDTO上のCAWをWR2〜34に移し、M
Bインタフェース制御部1704に対し指示を出し、E
DSREQをセットすると共に、EDSCNTに゛11
0”のCCWフエツチ要求をセットし、QDKEY,Q
DDT1には各々CAW内のKEY,CCWアドレスを
セットし、DTC−B13に対しCCWフエツチ要求を
出す。
DTC−B13はCCWフエツチ要求のEDSREQを
受付けると、CAWフエツチの時と同様の動作でMSよ
りCCWを読出し、MC11に対しCCWを転送すると
共に、データ転送の準備処理を実行する。
(5)IO起動処理 DTC−B13よりCCWフエツチ要求に対するESE
NDが返ると、CS制御部1702の制御によりDQD
TO上のCCWをWR2−34にセットし、MIインタ
フェース制御部1705を制御し、起動すべきIFC1
4に対しQC(i)CHSELをセットし、QCEOB
USによりコマンド起動指示、起動10番号、コマンド
を転送し、■0の起動処理を実行する様指示する。
この時点でMC11はSBCR33のUSQCを起動終
了待ち状態にし処理準位2の処理を終了する。
IOの起動処理を指示されたIPC14は、IOインタ
フェースを制御しMC11から指示されたIO番号の1
0を起動し、コマンドを転送しDSBを受取って10起
動処理を終了する。
次にIFC14はMC11に対し■0起動処理終了報告
のためCQ(i)CHINTをセットする。
(6)MC11におけるCQ(i)CHINTの受付M
C11においてCQ(i)CHINTは多重制御の項で
説明した順序に従ってMC11に受付けられる。
BLMPXおよびSELからのCQ(i)CHINTの
処理は処理準位Oで処理されるので、チャネル番号はE
CHADROレジスタTo7にセットされる。
MC11多重制御部1701にCQ(i)CHINTが
受付けられるとCS制御部1702はMIインタフェー
ス制御部1T05よりIFC14にQC(i)CHSE
Lを返す。
QC(i)CHSELがIFC14に返えるとIFC1
4は、CQEIBUSを使用しコマンド起動終了報告と
、起動IO番号と、IOから転送されたDSBをMCl
lに転送する。
CS制御部1702はECHADRおよびIFCl4よ
り送られた起動IO番号を使用し、SBCM33より該
■0のSBCRをWRO=34に再度読出し、USQC
より起動終了待ちであることを確認し、DSHのチェッ
クをする。
DSBが正常であればこの時点でCPUインタフェース
制御部1703よりCPUに対しSTARTIO命令の
結果としてコンディションコード0すなわち起動成功を
報告する。
(7)データ転送準備処理 DTC−B13はMC11に対しCCWを転送すると共
に、シーケンス制御部1902の制御により、CCR−
B制御部1905がCCR−B51のSCHADRに所
有されるエリアのイニシャライズを実行する。
CCR−B51のイニシャライズ処理の内容は、KEY
のエリアにはCCWフエツチ時使用したキーを、NEX
TCCWADDRESSのエリアにはCCWフエツチ時
使用したCCWアドレスにプラス8した値を、FLAG
のエリアにはフエツチしたCCWのフラグを、CCWの
データアドレス部をIDA=1の場合はNEXT ID
AWADDRESSに、IDA=0の場合はDATAA
DDRESSにセットし、残りのエリアは全て0にクリ
アする。
次にABインタフェース制御部1804によりCRAR
EQをセットし、CCR−A42のイニシャライズ処理
を実行する。
(8)DTC−A12におけるCRAREQの受付DT
C−A12においてDTC−B13からの処理要求は、
多重制御部1801により最優先で受付けられ、処理に
必要な期間、優先順位回路801におけるIFC14か
らの処理要求を全て受付禁止とする。
従ってDTC−B13は処理要求信号と同期した一定時
間後に、要求する処理を実行可能である。
CCR一A42のイニシャライズ処理の場合は、CRS
TREQを受付けると多重制御部1801においてIP
C14からの処理要求を1マシンサイクル受付を禁止す
る。
これによりDTC−B13は、2マシンサイクル後にC
CR−A42に情報をセットすることが可能となる。
2マシンサイクル後となる理由は、前にも述べた如<D
TC−A12におけるIFC14からの処理要求を3ス
テージのオーバラツプ処理をしているためである。
このオーバラツプ処理の様子を示すタイムチャートを第
20図に示す。
従ってDTC−B13はCRSTREQを出した2マシ
ンサイクル後にCRCHADにSCHADRをCRIB
USにCCR−A42イニシャライズ情報を各々セット
し転送し、DTC−B13のCCR−A制御部1805
においてCRCHADの示すチャネルのCCR−A42
のエリアを、CCR−Aイニシャライズ情報に基すきイ
ニシャライズする。
OCR−A42のイニシャライズされる内容は、CCW
のフラグ部よりCD,IDA,SKIPの各ビットを、
CCWのコマンド部よりCOMを、CCWのデータカウ
ント部よりDATACOUNTをイニシャライズする。
もしIDAの指示が無ければCCWのデータアドレス部
よりSP,CPをイニシャライズと同時にセットすると
共に、コマンドがWRITE系であればDRIをセット
する。
このDRIがセットされるとABインタフェース制御部
1804はSTSREQ(i)をセットし、DTC一B
13に対しMSからのデータフエッチを要求する。
もしIDA=1の間接データアドレスの指示が有れば、
CCR−A42のイニシャライズ時CFO〜2を”01
1”にセットし、先頭IDAWのフエツチ要求が有るこ
とを示し、これによりABインタフェース制御部180
4はSTSREQ(i)をセットしDTC一B13に対
しIDAW要求を出す。
DTC−A12からのSTSREQ(i)はDTC一B
13の多重制御部1901において多重制御の項で説明
した順序で受付けられ、シーケンス制御部1902に制
御が渡たる。
シーケンス制御部1902はSTSREQ(i)の処理
であることを判別すると直ちにCRAREQをセットし
、CCR−A42よりDRO〜1およびCFO〜2を読
出し、要求の内容を知る。
CRAREQがDTC−A12に受付けられ実行される
順序は、CRSTREQと全く同様である。
読出されたCCR−A42の内容はCROBUS上を転
送される。
DTC−B13はDR0,1およびCFO〜2の内容に
より要求されてる処理内容を判定し、処理する。
先頭IDAWフエツチ要求の場合は、CCR−B51の
NEXTIDAWADDRESSおよびKEYを読出し
、MSに対しIDAWフエツチ要求をする。
MSよりIDAWが転送されると、シーケンス制御部1
902はCCR−B制御部1905に指示を出し、ID
AWをCCR一B51のDATAADDRESSエリア
に格納すると共に、ABインタフェース制御部1904
を制御しIDAWの内容に基ずきCCR−A42のSP
,CPをイニシャライズする。
CCR−B制御部1905はSP,CPがイニシャライ
ズされることによりデータアドレスが確定したことを認
識し、COMの内容がWRITE系であればDRIをセ
ットし、これによりABインタフェース制御部1904
においてSTSREQ(i)がセットされる。
DTC−B13にてSTSREQ(i)を受付け、CC
R−A42から読出したDRIが1であれば、DTC−
B13はCCR−A42よりKEYとDATADDRE
SSを暉出し、MSに対しデータ転送要求をする。
MSよりデータが転送されてくると、DTC−B13は
CCR−A42のDATAADDRESSを更新すると
共に、DTC−A12に対しCBSSTREQをセット
しCBS41にMSよりフエツチしたデータをCBIB
USを介し転送する。
DTC−A12におけるCBSSTREQの受付動作は
CRSTREQ,CRAREQの受付動作と同様である
DTC−B1 3からCBS41にデータが書込まれる
タイミングは、第20図から分る様にCBS41をアク
セスするステージは第1ステージであるので、CBSS
TREQを出した2マシンサイクル後である。
(9)同期制御 以上でDTC−B13およびDTC−A12におけるデ
ータ転送準備処理が終了し、 IFC14からのデータ転送要求を受付可能となる。
DTC−A12におけるIFC14からのデータ転送要
求受付禁止解除は、多重制御部1801内の制御論理8
11(第8図)により実行される。
制御論理811は通常コマンドを実行していないチャネ
ルのIPC14からの処理要求は受付禁止状態となって
いる。
この受付禁止状態を解除する時点は、READ系コマン
ドではデータアドレスが確定した時点、すなわちSP,
CPに初期値を設定する時点、WRITE系コマンドの
場合は、CBS41にデータがセットされる時点である
(v)データ転送処理 (1)チャネル〜IO間データ転送処理 IFC14はIOに対するコマンドの起動を終了すると
、WRITE系コマンド実行の場合は、直ちにCD(i
)CHREQをセットしDTC−A12に対しデータ転
送要求を出す。
READ系コマンド実行の場合は、■0からデータを受
取ってからCD(i)CHREQをセットする。
DTC−A12においてデータ転送準備が完了すると、
多重制御部1801に CD(i)CHREQが受付けられ、ステージ制御部1
802の制御により第20A図に示す3ステージによる
処理を実行する。
すなわち多重制御部1801にCD(i)CHREQが
受付けられると、第1のマシンサイクルで制御フリツプ
フロツプ802をセットすると共に受付られたチャネル
番号がHCHARO−805にセットされる。
このサイクルでは、AIインタフェース制御部1803
よりDC(i)REQOKセットすると共にCCR−A
制御部1805によりHCHAROの示すチャネル番号
のCCR−Aを読出し、HCHAROとCRよりCBS
41のアクセスすへきアドレスを作成する。
O番目のマシンサイクルで制御フリツプフロツプ802
の内容が制御フリツプフロツプ803に、HCHARO
−805の内容がHCHAR1−806に各々移される
1番目のマシンサイクルで実行されるのはCCR−Aの
更新と、WRITE系コマンドの場合はCBS41から
のデータの読出し、READ系コマンドの場合はCDB
IBUS上のデータをCBS41へ格絡する処理である
CCR−Aの更新内容は、CPの更新とDATACOU
NTのマイナス1処理である。
2番目のマシンサイクルでは、制御フリツプフロツプ8
03の内容を制御フリツプフロツプ804に、 HCHAR1−806の内容をHCHAR2−807に
各々移す。
2番目のマシンサイクルで実行される処理は、AIイン
タフェース制御部1803よりDC(i)TRNSをセ
ットすると共に、DCBOBUS上にCBS41から読
出したデータをセットしIFC14に転送する。
以上説明した3つのステージから成る処理は、第20B
図に示す如くオーバラツプ処理が可能である。
すなわち多重制御部1801において複数発生している
処理の中から、最も優先順位の高い処理を各マシンサイ
クル毎に1つ選択し受付けることが出来る。
第20B図ではオーバラツプ処理の態様を示すため便宜
上かなり接近したサイクルでDTC−B13から複数の
要求が発生しているが、実際にももつと離れたサイクル
で発生することになる。
2)MSデータ転送処理 CCR−A制御部1805が第1ステージにおいてCC
R−A42の内容を更新する時、更新後のCPの値より
MSとの間のデータ転送要求が必要であるかどうかを判
断し、データ転送要求の必要が有ればREAD系コマン
ドの場合は、CCR−A42内のDROビットをセット
しMSへのデータ格納要求が有ることを示す。
データ転送要求がWRITE系コマンドの場合は、CC
R−A42内のDRIビツトをセットする。
ABインタフェース制御部1804はDR0ないしDR
Iがセットされることにより、STSREQ(i)をセ
ットする。
DRIがセットされる場合の処理は、データ転送準備処
理でDRIをセットしMSからCBS41にデータ転送
した場合の処理と全く同様である。
DROがセットされている場合は、DTC一B13にお
いてSTSREQ(i)を受付けた後、CCR−A42
の内容よりDROがセットされていることを認識した後
、 CBSFEREQをセットしCBOBUSを介しCBS
41のデータを読出し、MSへ転送することを除いて、
DRIがセットされている場合の処理と同様である。
MSとのデータ転送が終了した時点で、DTC−B13
はCCR−A42のspの値を更新する。
(3)IDAWフエツチ処理 DTC−B13は先頭IDAWをフエツチし、CCR−
A42のSPに初期値をセットする時点で、次のIDA
Wを先取りするためCFO〜2を”001”にセットす
る。
これによりDTC−A12よりSTSREQ(i)をセ
ットし、DTC−B13よりCCR−B51のKEY,
NEXTIDAWADDRESSを使用し、MSよりI
DAWをフエツチし、CCR−B51内のNEXT I
DAWのエリアに格納しておく。
その後MSとの間のデータ転送終了後、CCR−B51
内のDATA ADDRESS更新後の値がページ境界
(2Kバイト境界)を示している時、NEXT IDA
Wエリアの内容をDATAADDRESSエリアに移し
、CCR−A42のspの更新時、CFO〜2の値を”
001”にセットし次のIDAWの先取り要求をDTC
−A12より出させる。
(4)データチェイン処理 ここではCCW先取り処理があるWRITE系コマンド
のデータチェイン処理に関し説明する。
DTC−B13はデータチェイン指示の有るWRITE
系コマンド実行時、MSへのデータフエッチ要求DRI
をセットする時点で、残りデータカウントがMSとの間
のデータ転送バイト数より少ないかどうかを判定するこ
とにより、現CCW実行のための最後のMSへのデータ
フエッチ要求であることを判別し、DRIと同時にCF
O〜2を100にセットする。
これによりDTC−A12はデータフエッチ処理が終了
した時点でCFO〜2が゛100”であることから再び STSREQ(i)をセットし、DTC−B13にCC
Wフエツチ要求を出す。
DTC−B13はこれにより、CCR−B51のKEY
とNEXTCCW ADDRESSを用いてMSよりC
CWフエツチをする。
先取したCCWのフラグ部はCCR−B51のPFFL
AGエリアに、DATACOUNTはPFDATACO
UNTに、フラグのIDA=0ならばデータアドレス部
はDATAADDRESSエリアに、IDA=1ならば
データアドレス部はNEXT IDAW ADDRES
Sエリアに各々格納する。
丁DA二1の場合は更にOCR−A42内のCFO〜2
を゛001”にセットし先頭IDAWまでフエツチして
おく。
一方DTC−B13とIFC14との間でデータ転送を
実行して行き、CCR−A42のDATA COUNT
を更新した結果が゛0″となると、DTC−B13より
IFC14に対し、DCCDT=1,DCCTO〜3=
OOOとしデータチェイン指示のあるコマンドでの最終
データであることを知らせる。
これによりIPC14は最終データを10に転送した時
点でCD(i)CHREQをセットし、それが受付けら
れるとCDLDTをセットし、最終データを10に転送
したこきを報告する。
これによりDTC−A12はDTC−B13に対しCC
WCGREQ(i)をセットし、データチェイン指示の
あるCCWのデータ転送が終了したことを示す。
これによりDTC−B13はCCR一B51のPFFL
AGをFLAGへ移すと共に、CCR−A42をイニシ
ャライズしチェインされたCCWの実行を開始する。
(5)複数項目の先取り処理の順序制御 以上説明したMSデータ転送要求、IDAWフエツチ要
求、CCWフエツチ要求は、READ系コマンドのMS
データ転送要求を除き、全て実際にデータあるいは情報
を必要とする以前に行なう先行制御処理であり、同時に
複数項目発生することがある。
この様な時適切な処理の順序を指示する制御を可能とす
るのが、CCR−A42内のNIDAWW,CADRW
,DADRW,FNIDAW.およびCFO〜2の制御
ビットである。
以下これ等のビットに関し詳細な説明をする。
なおこれ等の制御ビットは必らずしもCCR一A42に
存在しなくても、DTC−A12およびDTC−B13
から共通にアクセス可能であれば何処に有っても良い。
0−0−3 NIDAWW(Next IDAW Wa
it)IDA指示のあるデータ転送時にセットされる。
IDAWのフエツチリクエストとデータのフエツチ/ス
トアリクエストがぶつかった時にセットされる。
即ち、データのフエツチ/ストアを行うべき条件に達し
たが、そこで使用するデータアドレスは次のIDAWで
示されていて、その時まだ該 IDAWのフエツチ動作が完了していないケースである
この場合、Next IDAWのフエツチ完了を待って
、改めて、データのフエツチ/ストアのリクエストを出
さねばならない。
このことを記憶するビットである。
例 WRITEコマンドで、Flrst IDAWの示すデ
ータアドレスが、ページ境界の1バイト手前から始って
いるケースを考えてみる。
FirstIDAWのフエツチが完了すると、Next
IDAWのフエツチを行なう前に、まず最初のデータ
フフエツチリクエストを出す。
ところが、そこでフエツチしたデータのうち有効なデー
タは1バイトだけなので、引き続き次のデータフエッチ
、リクエストを出そうとする。
ところが、そこで使用するデータアドレスは既にページ
境界を越えているので、Next IDAWをフエツチ
してみないと分らない。
ところが、その時点では未だNext IDAWのフエ
ツチは完了していない。
そこて、データフエッチリクエストのセットを1時抑止
し、NIDAWWのビットをセットしておき、Next
IDAWのフエツチ動作を先行させ、それが完了した
時点で改めてデータのフエツチリクエスト出すといった
制御を行なう。
0−0−4 CADRW(Control AdDRe
ssWait) IDAとチェインデータが同時に指示されている場合に
セットされることがある。
即ち、チェインデータ指示によりNext CCWをフエツチしようとしたが、この時、先に出てい
たNext IDAWのフエツチ動作が完了していない
と、CCWフエツチリクエストを出すことができない。
そこでCADRWのビットをセットしておき、 Next IDAWのフエツチ動作が完了した時点で改
めてCCWのフエツチリクエストを出すよう制御する。
0−0−5 DADRW(Data AdDRessW
ait) IDA指示のあるデータ転送でセットされることがある
現在フエツチリクエストを出しているNext IDA
Wは、それをフエツチした時CCR−Bのデータアドレ
ス部に格納せねばならぬことを記憶するビットである。
通常、Next IDAWは、それをフエツチした時に
はCCR−BのNext IDAWのエリアに格納して
おき、データアドレスがページ境界に達した時に、それ
をデータアドレス部に置き換えるといった処理を行なう
が、ページ境界に達した時は未だNextIDAWのフ
エツチが完了していないケースでは、フエツチしたNe
xt IDAWを即データアドレスとして使用しなけれ
ばならなG。
このことを記憶するビットである。0−0−6 FNI
DAW(Fetch NextIDAW) IDA指示のあるWRITE系のデータチェイン動作で
使用する。
WRITE系コマンドのデータチェインでは現在実行中
の CCWによるデータ転送が終了する前に次のCCWを先
取りする。
先取りを行なう時期は、CCR−851内の現在のCC
Wで指定されたデータアドレスをもはや使用しなくなっ
た時(現在のCCWによる最後のデータフエッチが終了
した後)である。
先取りしたCCWでIDAが指定されていると最初のI
DAWまではフエツチする。
以上の処理の流れを第21図に示す。
第21図においてCHSARとはMSに対するアドレス
レジスタ、SDIRとはMSからの転送データをセット
するデータレジスタであり、共に第19図内のMSイン
タフェース制御部1906内に有る。
更に引き続きNext IDAWのフエツチをしよつと
するが第21図からも分かる通り、CCR一B51には
フエツチしたNext IDAWを格納すべきエリアが
無い。
本来ならば第21図のrNext CCW ADR+8
Jのエリアに入れるがデータチェイン実行中であるため
ふさがっている。
このために、現在実行中のCCWのデータ転送を最後ま
で行ないrNext ccw ADR+8Jを「現CC
W ADR+8Jに置きかえ、rNextCCW AD
R+8Jのエリアが空いてからNextIDAWのフエ
ツチを行なう。
FNIDAWは次にCCWに制御が移ってからNext
IDAWのフエツチを行なうよう記憶するビットであ
る。
0−1−4 CFO(Control Fetch O
)0−1−5 CFI( 〃
1)0−1−6 CF2(
〃 2)CFO,CFI,CF
2の3ビットをコード化し、DTC−A12からDTC
−B13に出す制御情報のフエツチリクエストの種類を
記憶する。
またフエツチした結果(正常、異常)を記憶するビット
としても使用する。
CFO,CFI,CF2 内容 000:何もしていない。
001:Next IDAWのフエツチリクエストを出
している。
010:WRITE系データチェイン で、CCWの先取りが完了 している。
TIC,IDAの指示がある時は、データアド レスのフエツチも完了して いることを示す。
011:First IDAWのフエツチリクエストを
出している。
100:データチェインによるCCW のフエツチリクエストを出 している。
101:先取りしたNext IDAW に異常(プログラムチェツ ク等)があったことを示す。
110:データチェインでフエツチ したCCWがTICであった ため、TIC先のCCWのフ エツチリクエストを出して いる。
111:CF0・1・2二011,100,110によ
るフエツチリク エストで異常(プログラム チェック等)があったこと を示す。
次に、個々のフエツチリクエストを出すタイミングにつ
いて説明する。
CFOO1(CF0・1・2=001を略してこのよう
に書く。
以下同様)Next IDAWのフエツチリクエストを
出すタイミング (1)First IDAWフエツチが正常に終了した
とき。
ただし、WRITE系チェインデータでの次CCWのN
ext IDAWは、現CCWのデータ転送が完全に終
了してからFetchする。
→FNIDAWの項を参照。
(2)IDA指示のあるWRITE/READコマンド
実行中にページ(2Kバイト)の最後のデータをフエツ
チ/ストアした時。
即ち、MSに出したリクエストのアドレスが次のように
なった。
WRITE/READ READBACKWARD 尚、ここでフエツチするNext IDAWは、次の次
のページを示すIDAWである。
(次のページを示すIDAWは既に先取りされてCCR
−Bに入っている。
)(3)FNIDAWがt1tで、現CCWによるデー
タ転送が完全に終了したとき。
→上記(1)項及びFNIDAWの項参照。
(4)DADRWが゛′1″でNext IDAWのフ
エツチが正常に終了したとき。
DADRWが1であれば、フエツチしたNext ID
AWを即データアドレスとして使用するので、さらにも
う1つのNext IDAWをフエツチできる。
CF001の処理の流れを第22図に示す。
・CFOII First IDAWフエツチリクエストを出すタイミ
ングはフエツチしたCCWでプログラムチェック等異常
がなく、かつコマンドがTICでなく、IDAのフラグ
が゛1″の時である。
DTC−B13ではフエツチしたIDAWの内容に従い
CCR−A42,CCR−B51をイニシャライズする
CFO11の処理の流れを、第23図に示す。
・CF100 データチェインでCCWフエツチリクエストを出すタイ
ミングは、WRITE系コマンドとREAD系コマンド
でその時期が異なる。
WRITE系コマンドでは先取りのリクエストを出すタ
イミングは現CCWでの最後のデータフエッチが終了し
た後でなければならない。
何故ならば、先取りCCWのデータアドレスでCCR−
B51のデータアドレス部を書きかえてしまうからであ
る。
・先取りしたCCWはCCR−B51のブリフエツチエ
リアに格納し、現CCWのデータ転送が完全に終了した
(IOに最後のデータを転送し終った)時にCCR−B
51内の置きかえと、CCR−A42のイニシャライズ
を行なう。
ただし、データアドレス部は最初から現CCWのデータ
アドレスが入っているところに入れる。
この時の処理の流れを第24図に示す。
・先取りしたccwがTICであればCF110とし、
TIC先のCCWフエツチリクエストを出す。
先取りしたCCWでIDAが指定されていると、CFO
IIとし、First IDAWのフエツチリクエスト
を出す。
CFIOOの流れを第25図に示す。
(次のCCW箒TIC) また、次のCCWがTICのケースの処理の流れを第2
6図に示す。
READ系コマンド ・READ系コマンドのデータチェインではCCWの先
取りは行なわない。
現CCWでの最後のデータを受取ってから、即ち残りバ
イトカウントの値が0になった時にCCWフエツチリク
エストを出す。
・CCWフエツチが完了するまでIPCI4からDTS
−Al2へのデータ転送要求信号CD(i)CHREQ
の受付けを禁止する。
次のCCWがTICであったり、IDAが指示されてい
たりすると、データアドレスのフエツチが完了するまで
CD(i)CHREQは待たされる。
・フエツチしたCCWがTICであれば CFIIOとしTIC先のCCWフエツチリクエストを
出す。
またIDAが指定されていればCFO11とし、Fir
st IDAWのフエツチリクエストを出す。
・CFIIO データチェインによりフエツチしたCCWがTICであ
ると、CFの値を110にして、TIC先のCCWをフ
エツチする。
・TIC先のCCWが再びTICであれば、プログラム
チェックとする。
・TIC先のCCWでIDAが指示されていれば、CF
OIIとし、First IDAWのフエツチリクエス
トを出す。
CF110の処理の流れを第27図に示す。
(vi)コマンド終結処理 (1)データ転送終結処理 DTC−A12においてデータチェイン指示のないCC
W実行時、残りデータカウント0を検出すると、DCC
DT二0,DCCTO〜3=000としIFCl4に対
し終結指示を出す。
IFC14はこれにより最終データを10に転送した後
の■0からのデータ転送要求に対し、コマンド終結指示
を出す。
これに対しIOはIPC14に対しコマンド終結の状態
報告DSBを転送して来る。
これによりIFC14は、DTC−A12に対しCD(
i)CHREQをセットし、受付けられるとCDLDX
をセットする。
これによりDTC−A12はCTSTREQ(i)セッ
トし これによりDTC一B13はCCR−A42のD
ATACOUNTをCCR−B51のDATACOUN
Tエリアに移すと共に、CCR−B51内のPFCSB
をCSBに移した後、DTC−A12に対しCTSTA
PT(i)を返す。
これによりDTC−A12はIPC14に対しDC(i
)CCWINVを返し、IFC14はMC11に対しC
Q(i)CHINTをセットする。
MC11はCQ(i)CHINTを受付た後、コマンド
終結処理に入る。
以上はチャネルよりデータ転送を終結する処理を述べた
が、10からデータ転送処理を終結する場合は、DTC
一A12における残りデータカウントがOになる前に、
IOからコマンド終結報告をして来る。
この場合はIFC14よりDTC−A12からのDCC
TO〜3二〇〇〇の指示を待たずにCDLDXの報告を
する。
以下の処理はチャネルからコマンドを終結する場合と同
様である。
(2)コマンド終結処理 コマンド終結処理時、MC11はDTC一B13よりC
CR−B51のKEY, NEXTCCWADDRESS,FLAG,CSB,D
ATACOUNTを読み出し、コマンドチェインの指示
が無ければCSWを作成し SBCR33に格納しCPUに対し割込要求を出す。
コマンドチェインの指示が有る場合は、エラーが無く、
DSHの内容がチャネルエンドとデバイスエンドが1で
あることを確認し、CCR−851から読み出したCC
Wアドレスを使用してコマンドチェイン処理を実行する
DSBの内容がチャネルエンドのみでデバイスエンドが
立っていない場合は、 SBCR33のUSQCにコマンドチェインのデバイス
エンド待ちという状態をセットすると共に、CCR−B
51からのCCWアドレスをSBCRのNEXTCCW
ADDRESSエリアに格納して処理を終了する。
(vii)障害処理 チャネルの動作が複数の制御部において独立に処理され
るため、特に先取り処理中に障害を検出した場合、各制
御部において適切な時期に適切な順序でコマンドを終結
させる必要が有る。
以下特に処理が困難なMS関係の処理に障害が,検出さ
れた時の処理に関し説明する。
DTC−Bl3においてMS関係の処理に障害を検出す
ると、CCR−B51のPFCSBにその内容をセット
すると共に、ABインタフェース制御部1904よりC
RAREQをセットし、CCR−A42内のSRFビッ
トに障害の種類をセットする。
DTC−AはSRFビットの内容を判別し適切な時期に
、AIインタフェース制御部1803よりIFC14に
対しDCCKHLTを出しコマンドの終結指示をする。
以下のコマンドの終結処理は通常の場合と同様である。
DTC−B13はDTC−A12からの CTSTREQ(i)の処理においてCCR−B51の
PFCSBをCSBに移すことにより障害情報を有効に
する。
以下CCR−A42内のSRFビットと、AIインタフ
ェースのDCCKHLT信号に関し詳細な説明する。
0−1−O SRF0 O−1−1 SRF1 MSとの間の処理中に検出された異常は CCR−A内のSRFに記憶される。
ここで言う異常とは、アドレスやデータのパリテイチェ
ックといったハード的な異常と、IDAWやCCWのフ
エツチで検出するプログラムチェツ久記憶保護チェック
といったソフト的な異常の両者をさしている。
それらの異常も、Next IDAW,NextCCW
,Nextデータといった先取りのリクエストで検出す
るすぐには有効とならない異常や、データのストアで検
出する即有効となる異常など、その種類によりデータ転
送の停止時期はまちまちである。
そのコントロールをSRFO,SRFIの2ビットの組
み合せで行なう。
・SRFOだけがセットされている状態 先取りのNext IDAWに異常があり、そのIDA
Wを次のデータのフエツチリクエストでデータアドレス
として使用する予定である。
次のデータのフエツチリクエストを出すのを抑止し、現
在のCBS41内のデータを全てI/Oに送出し終った
時点で、その異常を有効とし、転送動作を停止すること
を示す。
・SRFIだけがセットされている状態 先取りのデータフエッチリクエストで異常を検出した。
それ以後のデータフエッチリクエストを出すのを抑止し
、現在のCBS41内のデータを全てI/Oに送出し終
った時点でその異常を有効とし、転送動作を停止するこ
とを示す。
・SRFO,SRFIともにセットされている状態すぐ
に有効とせねばならない異常を検出した。
あるいは、先取りのリクエストで検出した異常を有効と
せねばならない時点に達した。
この状態でCD(i)CHREQを受取ると、DCCK
HLTの指示を出す。
以下詳細なセット条件を示す。
(1)データのストアリクエストで異常を検出した。
(2)READ系のコマンド実行中に、FirstID
AWやチェインデータによるCCWのフエツチリクエス
トで異常を検出した。
(3)WRITE系のコマンド実行中に、FirstI
DAWやチェインデータによるCCWのフエツチリクエ
ストで異常を検出したが、その時既にそれらの情報をす
ぐに使用する状態であった。
(4)データのフエツチリクエストで異常を検出したが
、その時既にCBS−41が空で、そのデータのフエツ
チを待っている状態であった。
(5)READ系のコマンドでNext IDAWに異
常があり、次のデータのストアで、その IDAWを使用する時期に達した。
(6)CCW,IDAW、データの先取り時の異常が有
効となった。
それらの情報を使用する時期に達した。
DCCKHLT MSとのインタフェースで検出した異常、すなわちパリ
テイエラーのようなハード的な異常と、プログラムチェ
ック、記憶保護チェックといったソフト的な異常が有効
となったとき、実行中のデータ転送動作を終了させるた
めに、IFC14に対しDCCKHLT指示が出される
IFC14はDCCKHLTを受けるとI/Oに対して
コマンド終結を指示する。
さらに、MC11に対して異常のあったこさを知らせる
異常内容はCCR−A42のCSB41のエリアに格納
されている。
異常が有効となった時とは、具体的には CCR−A42のSRFO,SRF1の2ビットが(1
1)となった時である。
DCCKHLTもマルチプレクスラインでDC(i)T
RNSを受けたIFC14にのみ有効である。
(viii)動作の同期制御 本発明においては一つのチャネル内で実行される一連の
動作が複数の制御部で実行されるため、各制御部間の処
理のフエーズを合わせる言わば各制御部間の同一チャネ
ル動作の同期をとる必要がある。
この同一チャネル内での動作の同期制御に関しては今ま
で断片的に説明して来たが、ここで整理すると下記の様
になる。
(イ)コマンド起動からデータ転送移行時、データチェ
イン実行時等DTS一Bにおけるデータ転送準備処理が
間に合わない時の制御論理811によるチャネル対応の
CDCHREQ(i)の受付禁止機能。
(口)同一チャネル内で発生するDTC−A12からD
TC−B13に対するMSとのデータ転送要求、IDA
Wフエツチ要求、データチェイン実行時のCCWフエツ
チ要求等複数の要求が生じた時、CCR−A42内のD
RO〜1,CFO〜2,NIDAWW,CADRW,D
ADRW,FNIDAW等の制御ビットによりシーケン
ス制御を可能とする機能。
(ハ)DTC一B13において検出した障害をDTC−
A12におけるCCR−A42内のSRFO〜1ビット
で記憶し、その障害が有効となる時点でDTC−A12
よりIFC14に対しDCCKHLT信号を出し、デー
タ転送を止める機能。
(ニ)データチェイン実行時IPC14において現CC
Wの最終データをIOとの間で転送することによりDT
C−A12に対しCDLDT信号を送り、これによりD
TC−A12からDTC一B13に対しCCWCGRE
Q(i)信号を出しCCR−B51内の先取りCCWを
現CCWに置き換え処理を要求する機能。
(ホ)コマンド終結時IFC14よりDTC−A12に
対しCDLDX信号を送りこれによりDTC−A12が
CBS41内の残りデータを処理した後、DTC−B1
3にCTSTREQ(i)を出し残りデータカウントを
CCR−A42からCCR−B51に移した後DTC−
A12からIFC14にDC(i)CCWINV信号を
送り、これによりIFC14はMC11に対し CQ(i)CHINT信号を出しコマンド終結要求を出
す機能。
コマンド終結処理時MC11はDTC−B13よりCC
R−B51のKEY,NEXT CCWADDRESS
,FLAG,CSB,DATACOUNTを読み出し、
コマンドチェインの指示が無ければCSWを作成しSB
CR33に格納しCPUに対し割込要求を出す。
コマンドチェインの指示が有る場合は、エラーが無く、
DSBの内容がチャネルエンドとデバイスエンドが1で
あることを確認しCCR−B51から読み出したCCW
アドレスを使用してコマンドチェイン処理を実行する。
DSBの内容がチャネルエンドのみでデバイスエンドが
立っていない場合は、 SBCR33のUSQCにコマンドチェインのデバイス
エンド待ちという状態をセットすると共に,CCR−B
51からのCCWアドレスをSBCRのNEXT CC
W ADDRESSエリアに格納して処理を終了する。
以上説明した様に本発明の特徴は、複数のチャネルを共
通に制御するチャネル制御方式において、従来マイクロ
プログラム制御により実現していたMSとのデータ転送
制御、データチェイン制御、IDA制御等の出現頻度は
少ないが、データ転送と処理が同時性を持つため高速処
理が要求される処理を独立したハードウエア制御の共通
制御部を設け実行していることにある。
本発明のチャネル制御方式により、従来の共通制御方式
における制御するチャネル数の増加および接続されるI
Oの高速化による大きな性能低下を防ぎ、高性能なチャ
ネル装置が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来例を示すフロック図、第2図は本発明の一
実施例を示すブロック図、第3図は第2図のマイクロプ
ログラム制御部(MC)をより詳細に示すブロック図、
第4図は第2図のデータ転送制御部(DTC−A)をよ
り詳細に示すブロック図、第5図は第2図のデータ転送
制御部(DTC−B)をより詳細に示すブロック図、第
6A図〜第6C図は本発明のチャネルの概略動作を説明
するもので、第6A図はコマンド起動処理を示す流れ図
、第6B図aおよびbはデータ転送処理を示す流れ図、
第6C図はコマンド終結処理を示す流れ図、第7図は第
2図のMCにおける多重制御論理を示すブロック図、第
8図は第2図のDTC−Aにおける多重制御論理および
ステージ制御論理を示すブロック図、第9図は第2図の
DTC−Bにおける多重制御論理を示すブロック図、第
10図は第3図のサブチャネルレジスタ(SBCR)の
フォーマットを示す図、第11図は第5図のチャネル制
御レジスタ(CCR−B)のフォーマットを示す図、第
12図は第4図のチャネル制御レジスタ’ (CCR−
A)のフォーマットを示す図、第13図はMCとDTC
−B間のMBインタフェースを示す図、第14図はMC
とIFC間のMIインタフェースを示す図、第15図は
DTC−AとIFC間のAIインタフェースを示す図、
第16図はDTC−BとDTC−A間のABインタフェ
ースを示す図、第17図は第3図のマイクロプログラム
制御論理(MCL)の詳細を示すブロック図、第18図
は第4図のDTC−Aの動作を制御する論理(DTCL
−A)の詳細を示すブロック図、第19図は第5図のD
TC一Bの動作を制御する論理(DTCL−B)の詳細
を示すブロック図、第20A図および第20B図はDT
C−Aにおける多重制御を説明するための図、第21図
はWRITE系データチェイン処理時のIDA制御の流
れを説明するための図、第22図はNext IDAW
のフエツチ処理を説明するための図、第23図はFir
stIDAWのフエツチ処理を説明するための図、第2
4図はデータチェイン時のCCR−AおよびCCR一B
のイニシャライズ処理を説明するための図、第25図は
データチェイン時のCCWのフエツチ処理を説明するた
めの図、第26図はWRITE系データチェイン処理時
のTIC処理を説明するための図、第27図はREAD
系データチェイン処理時のTIC処理を説明するための
図である。 第2図:11・・・・・・マイクロプログラム制御部(
MC)、12・・・・・・データ転送制御部(DTC−
A)、13・・・・・・データ転送制御部(DTC−B
)、14・・・・・・■0インタフェース制御部(IF
C)。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 中央処理装置(例えばCPU)からの指令によって
    、複数のチャネルを通して主記憶装置と入出力装置との
    間のデータ転送を制御するチャネル制御方式において、
    上記複数のチャネルに共通にデータ転送の制御を行なう
    各々独立に動作する第1、第2および第3の共通制御部
    (例えばMC11,DTC−A12およびDTC−B1
    3)と、上記チャネルの各々に対応して設けられ、対応
    するチャネルのデータ転送の制御を行なう入出力インタ
    フェース制御部(例えばIPC14)とからなり、上記
    第1の共通制御部は上記中央処理装置からの命令に応答
    して、上記第3の共通制御部および入出力インタフェー
    ス制御部にデータ転送の開始を指示し、上記第2の共通
    制御部は各チャネル対応にデータのバツファリングを行
    なうデータバツファ(例えばCBS41)とデータ転送
    を制御する制御情報を格納する第1のチャネル制御レジ
    スタ(例えばCCR−A42)とを有し、各チャネルに
    関する上記データバツファと入出力インタフェース制御
    部との間のデータ転送を制御すると共に、上記第3の共
    通制御部に対して上記主記憶装置とデータバツファとの
    間のデータ転送および主記憶装置からの制御情報の読出
    しとを要求し、上記第3の共通制御部は各チャネル対応
    にデータ転送を制御する第2のチャネル制御レジスタC
    CR−B51を有し、上記第1および第2の共通制御部
    からの要求に応じて、上記主記憶装置からの制御情報の
    読出しおよび主記憶装置とデータバツファとの間のデー
    タ転送を行ない、上記入出力インタフェース制御部は上
    記第1の共通制御部からのデータ転送開始指示に応答し
    、上記データバツファと入出力装置との間のデータ転送
    を行なうことを特徴とするチャネル制御方式。
JP53004381A 1978-01-20 1978-01-20 チャネル制御方式 Expired JPS586173B2 (ja)

Priority Applications (8)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP53004381A JPS586173B2 (ja) 1978-01-20 1978-01-20 チャネル制御方式
US06/003,092 US4272815A (en) 1978-01-20 1979-01-12 Channel control system for controlling data transfer through a plurality of channels with priority assignment
DE2902080A DE2902080C2 (de) 1978-01-20 1979-01-19 Anordnung zum Steuern von Datenübertragungen zwischen einem Hauptspeicher und Eingabe/Ausgabe-Einheiten
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