JPS5860648A - 無水石膏組成物 - Google Patents

無水石膏組成物

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JPS5860648A
JPS5860648A JP15867481A JP15867481A JPS5860648A JP S5860648 A JPS5860648 A JP S5860648A JP 15867481 A JP15867481 A JP 15867481A JP 15867481 A JP15867481 A JP 15867481A JP S5860648 A JPS5860648 A JP S5860648A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 、本発明は、各種建築材料、特に流し延べ床用プラスタ
ーとして好適に用いられる無水石膏組成物に関するもの
であり、更に詳しくは、I全無水石膏に、硫酸カリウム
、アルカリ性物質およびα半水石膏を特定割合添加して
成る混合物に、ポルトランドセメントとスラグ(または
スラグセラコラセメント)の特定割合から成る混合物を
特定割合添加すること罠よって得らルる無水石膏組成物
に関するものである。
本発明者らは流し延べ床材に適した組成物として、先に
特願昭54−15496号(特開昭55−109252
号公報)、特願昭54−162858号(特開昭56−
888551号公報)、特願昭56−41709号、特
願昭56−51862号、特願昭5651863号、特
願昭56−56971号および特願昭56−56972
号において1型無水石膏または■型無水石膏とポルトラ
ンドセメントの混合物を基体とする組成物を提案し友。
本発明は、上記組成物よりも更に性能のすぐれた石膏プ
ラスター組成物を提供するものである。
皿型無水石膏、α半水石膏、β半水石膏等の石膏系の流
し延べ床材は5・0℃以下の温度で水和凝結させた場合
は硬化速度が比較的はやく、かつ硬化体の初期強度も比
較的高いが、これよりも高い温度で水和・凝結させると
、硬化速度が遅く、かつ硬化体の初期強度の発現が悪く
なるという欠点がある。
一方、璽型無水石膏とポルトランドセメントの混合物系
流し延べ床材にはかかる欠点は認められないが、この床
材は、施工面にスラリーを流しt後に形成される平滑面
にスラリー残分を少量雫として落下させ几場合、平滑面
に凸部を形成させるという欠点がある。
かかる実情に鑑み2本発明者らは50℃を越えた温度で
水和・凝結させた場合にも硬化速度がはやくて、硬化体
の初期強度の発現もはやく、シかも施工後の床面にスラ
リー滴の落下にもとづく凸部を形成させないような璽型
無水石膏系流し延べ床材を開発しようとして種々研究し
た結果、以下に述べる本発明に到達した。
本発明は、l型無水石膏100重量部に、硫酸カリウム
を(12〜aO重量部、アルカリ性物質をα5〜110
重量部およびα半水石膏を0〜15重量部添加して成る
混合物に、ポルトランドセメy)とスラグ(またはスラ
グセラコラセメント)との混合物であって、その混合比
が重置比で20〜80対80〜20のものを30〜15
0重itチ添加し、更に必要に応じてこれに公知の増粘
剤、凝結調節剤。
分散剤、消泡剤、骨材等を適皺配合して成る無水石膏組
成物を要旨とするものである。
本発明の無水石膏組成物(以下、単に本発明の組成物と
いう。)に用いる■型無水石膏は、水和により凝結・硬
化が可能な■型無水石膏ならばいかなる種類のものでも
よく、その好適なものとして、たとえばリン酸副生石膏
、天然石膏、湿式排煙脱−石膏、α半水石育およびβ半
水石膏などを500℃以上の温度で焼成することによっ
て得られる■型無水石膏のほか、フッ酸副生無水石膏や
舷 天然無水石膏を仮焼し、適正な一度に粉砕し1分級した
ものなどが挙げられる。
原料l型無水石膏は、結晶形、結晶空隙等が異なったも
のを使用しても差し支えはなく、また特別に微粉砕する
必要もなく1通常2粒経111m以下のものならば用い
ることができるので、市販の粉末がそのまま使用さ几る
が、特に好ましいものとものが挙げらルる。
本発明の組成物中には9置型無水石膏の水和・凝結速度
を促進させる成分として硫酸カリウムを含有させる。
■型無水石膏の凝結促進剤として、従来、カリ明パン、
硫酸アルミニウムのような可溶性の硫酸塩が一般に用い
−らnているが、こルらの硫酸塩は石膏スラリーを酸性
にしてスラリーやその硬化体に接触する金属類を腐食さ
せる。
したがって、これらの硫酸塩を凝結促進剤として用いた
場合は、金属類の腐食を防止するため防錆剤やアルカリ
性物質を併用して石膏スラリーを中和しなけ几ばならな
いが、凝結促進剤として硫酸カリウムを用いると9石膏
スラリーは通常中性ないしはアルカリ性を呈するので、
この場合は特にスラリー中和用のアルカリ性物質や防錆
剤を必要とせず経済的である。
そ几ばかりか、カリ明パン、硫酸アルミニウムのような
二価の水溶性金属塩をアルカリ性物質と共にl型無水石
膏に添加した場合は2石膏スラリー中に水酸化アルミニ
ウムのような水酸化物が析出してスラリーの流動性を悪
化させ、硬化体製造時の作業性を悪くさせるが、硫酸カ
リウムをa型無水石膏に添加した場合には、こ几単独の
場合は勿論のこと、アルカリ性物質と併用した場合にも
石膏スラリー中に水酸化物が析出せず2作業性が良好で
ある。
本発明の組成物における硫酸カリウムの使用量は■型無
水石膏100重撤部に対して12〜5.0重置部である
硫酸カリウムの使用権がα2重責部未満の場合はl型無
水石膏の凝結速度が極めて遅く、−150重量部を越え
て多く用いても、ril型無水石膏凝結速度はそれほど
速くならず、かえって不経済である。
l型無水石膏に硫酸カリウムを添加しただけではl型無
水石膏の凝結時間の短縮化は不充分であり、かつその硬
化体の初期強度の発現も遅いので。
この点を改善するため本発明の組成物中にアルカリ性物
質を含有させる。
本発明に用いらルるアルカリ性物質としては。
消石灰、生石灰、ドロマイト、炭酸カリおよび炭酸カル
シウム等が挙げられるが2本発明においてはこnらのみ
に限定さ几るものではなく、またこれらのアルカリ性物
質はそれぞれ単独のみならず。
2種以上混合して用いることもできる。
本発明におけるアルカリ性物質の使用量は■型無水石貴
100重量部に対して[lL5〜110重量部である。
115重量部未満の使用量では■型無水石膏の凝結速度
の短縮化やその硬化体の初期強度の発現を速めることは
期待できない。
一方、1(10重量部を越えて多く用いてもそれほど強
度は向上せ、かえって硬化体の強度が低下したりするこ
とがある。
■型無水石膏に硫酸カリウムとアルカリ性物質を添加し
て水和・凝結させた場合1石膏スラリーがブリージング
を起したり、その硬化体の強度が低下したりすることが
ある。
かかる点を改善するため1本発明の組成物中にα半水石
膏を含有させる。
本発明に用いるα半水石膏は、結晶形、結晶空隙が異な
っていても差し支えなく、また特別に微粉砕する必要も
なく1通常市販さnているブレーン法による比表面積が
2000〜5000al/f程度のの粒度のものでよい
が、勿論さらに微粉砕したものも用いら几る。
α半水石膏の使用量は用いらnる皿型無水石膏の凝結速
度にもよるが2通常は■型無水石膏100重量部に対し
て15重量部以内である。
α半水石膏の使用量が15重量部より多いと■型無水石
膏の硬化速度が速すぎて石膏スラリーの取り扱いが困難
となり、かつ硬化体強度も低下する。
なお、用いる厘型無水石膏の種類によっては。
たとえば水和・凝結速度が非常に速いものが用いられた
場合は1石膏スラリーはプリージングを起さない場合が
ある。したがって2本発明においてかかる■型無水石膏
が用いられた場合は殊更にα半水石膏を用いる必要はな
い。
また、α半水石膏を焼成して用型無水石膏を製造する場
合の製造条件、たとえば焼成時間、原料中の不純物の含
有量、焼成温度を低下させるための無機化合物焙焼剤の
種類や量によっては製品困型無水石膏中にα半水石膏が
残存する場合もあるが9本発明においてこのような■型
無水石膏が用いられた場合には、またα半水石1lFt
−用いる必要がないかまたはその使用量を節約すること
ができる。
叙上の■型無水石膏、硫酸カリウム、アルカリ性物質お
よびα半水石膏から成る混合物を2〜28℃の温度で水
和・凝結させた場合は硬化体の初期強度の発現が早いが
、30℃よりも高い温度で水和・凝結させると急激に硬
化速度が遅くなって硬化体の初期強度の発現が悪くなる
本発明においてはかかる点を改善するため2本発明の組
成物中にポルトランドセメントとスラグ(またはスラグ
セラコラセメント)との混合物を含有させる。
この際用いらルるポルトランドセメントの種類としては
、普通ポルトランドセメント、早強セメント、超早強セ
メント、高炉セメントなどが挙げら几る。
また本発明に用いら几るスラグとしては、高炉スラグ、
高炉水砕スラグ、高炉鉄スラグ、フェロマンガンスラグ
、フェロニッケルスラグ、フェロニッケル水砕スラグ、
製リンスラグ、砂鉄電気スラブなどが挙げら几、特に好
適な−ものとして、高炉スラグ、高炉水砕スラグ、フェ
ロニッケルスラグ、フェロニッケル水砕スラグなどが挙
げられる。
これらのスラグは粉末状のものが用いらn2通常平均粒
径数μ〜200μ、ブレーン比表面積2000〜600
0ctl/f程度のものが好適に用いられる。
また、スラグセラコラセメントとしては市販のセラメン
ト(商品名、第一セメント株式会社製品)エスメント(
商品名、大阪セメント株式会社製品)などが挙げらnる
ポルトランドセメントとスラグ(またはスラグセラコラ
セメント)の混合物の混合比は2重量で20〜80対8
0〜20に定めるのが好ましい。
該混合物中、ポルトランドセメントの混合比が20以下
の場合は1石膏スラ17−1t30℃よりも高い温度で
硬化させた場合に硬化体の初期強度の発現が遅くなる。
一方、ポルトランドセメントの混合比が80以上の場合
は2石膏スラリー施工後の床面に凸部が形成して、仕上
面のレベル精度とその表面性を悪化させる。
上記ポルトランドセメントとスラグ(またスラグセラコ
ラセメント)の混合物の使用量は、既述の本発明におけ
る■型無水石膏、硫酸カリウム。
アルカリ性物質およびα半水石膏混合物に対して30〜
150重t%の範囲である。
30重量−以下の使用量では2石膏スラリーを50℃よ
りも高い温度で水相・凝結させた場合に得られる硬化体
の強度が低く、一方、150重量%以上の使用量では2
石膏スラリーの流動性が悪化する。
本発明の無水石膏混合物は斜上のように、I型無水石膏
、硫酸カリウム、アルカリ性物質およびα半水石膏の特
定割合から成る混合物に、ポルトランドセメントとスラ
グ(またはスラグセラコラセメント)の特定割合の混合
物を特定割合添加して成るものであって、かかる組成物
のスラリーは50℃よりも扁い温度で硬化させた場合に
も硬化速度が速く、かつ硬化物の初期強度の発′現が速
いという特性を有するほかブリージングが全く発生せず
、このブリージングが発生しないことにより。
スラリー流動性が良好になり、かつその硬化速度が促進
さnて硬化体の初期強度の発現が促進さnて硬化体の初
期強度の発現が促進さ几る。
更に2本発明の組成物スラリーは、ポルトランドセメン
トとスラグ(またはセラコクスラグセメント)混合物特
有の作用により、施工後の床面に凸部を形成させない専
権々すぐnた効果を発揮する。
本発明の組成物中には、斜上の各成分のほか。
硬化体製造時の作業性や硬化体の性能を改善するために
、必要に応じて従来この棟の組成物に常用されている公
知の任意の添加剤、たとえば凝結調節剤、消泡剤2分散
剤、骨材等を適量配合することができる。
通常好適に用いらする凝結遅延剤としては、クエン酸、
トリポリリン酸ソーダ、ポリペプトン等が挙げられるが
、特にポリペプトンを用いた場合は他の凝結遅延剤を用
いた場合にくらべて硬化物の強度低下が少なく、かつ少
量使用しただけで無水石膏組成物の凝結時間を任意にコ
ントロールすることができるので有利である。
通常好適に用いられる凝結促進剤として、ヨク化ナトリ
ウム、塩化ナトリウム、硫酸ナトリウム。
水酸化ナトリウムなどが挙げられる。こnらの使用量は
■型無水石膏100重量部に対して[11〜5.0重置
部の範囲で適宜変化させる。
本発明の組成物に水を加えて石膏スラリーをつくった場
合、混水量が少ないとスラリー粘度が高くなって攪拌状
態によってはスラリー中に気泡が入り込み、こ几が原因
となって硬化体強度が低下したり、ピンホールが発生し
たりする。
これを防止するためにアルコール系、ポリオール系、脂
肪酸エステル系またはシリコーン系の消泡剤を本発明の
無水石膏組成物に除却することが好ましい。
石膏成形体を製造する場合2石膏スラリーの流動性は作
業上の重要な因子であって2石膏スラリーは用途に応じ
友良好な流動性を示すことが作業性を良くする点から好
ましい。■型無水石膏は種類および製造条件の相違によ
りその標準混水量が25〜65チ(対石膏重チ)と大き
く変動し2通常混水轍を多くするとブリージングが発生
し、凝結時間が遅らさ几て長い養生時間が必要となり、
かつ得られた成形体の強度も低くて実用的でない。
したがって9本発明の無水石膏組成物には混水量を少な
くした場合にも石膏スラリーの流動性を良好にすること
ができる分散剤等を添加することができる。
用いらルる分散剤の種類としては、たとえばリン酸エス
テル、リグニンスルホン酸塩、ナフタレンスルフォン酸
塩、ポリアルキルアリルスルホン酸、メラミンホルマリ
ン縮合物スルホン酸塩等が挙げられる。
通常はメラミンホルマリン縮合物ヌルホン酸塩の単独を
使用するか、またはこれを主体とし、リグニンスルホン
酸やポリアルキルアリルスルホン酸塩を補助的に用いる
のがよい。
これら分散剤の使用量は2通常■型無水石膏100重量
部に対して!105〜2.1)重量部である。
本発明の組成物中には1石膏スラリーのブリージング現
象および骨材の沈降を極力防止させるため、粘度調節剤
としてメチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース
およびポリビニルアルコールを含有させることができる
メチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロースおよび
ポリビニルアルコールにFi種々の分子量のものがあり
2分子量によりその水溶液の粘度が異なるので用いらn
る種類によシその使用量が異なるが、使用量が少なすぎ
ると石膏スラリーの流動性が悪くなる。
メチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロースおよび
ポリビニルアルコールの使用量ハ通常■型無水石膏10
0重祉部に対してα05〜2.0重量部であって特に好
ましい蝋は石膏スラリーの混練初期粘度をB型粘度計で
測定した場合に800〜4000センチポイズにするよ
うな量である。
メチルセルロース、ヒドロキシエtルセルロース、ポリ
ビニルアルコール等に相当するものとして従来種々の高
分子エマルジョン、水溶性合成量分子および水溶性天然
高分子などが提案されているが、いずれも多量用いない
と効果が得ら几なかったり、水に溶かすのに時間がかか
り過ぎたりするなどの欠点のあるものが多く、上記メチ
ルセルロース等に匹敵するものが見出さf′Lない。
本発明の無水石膏組成物に添加さfLる骨材の種類とし
ては、友とえば木粉、パーライト、シラスバルーンのよ
うな繊維、軽被化材、増量材のほかに、硅砂、用砂、山
砂、海砂、標準砂などの砂が挙げら几る。
その他9本発明の無水石膏組成物には必要に応じて起泡
剤、保水剤、耐摩耗剤、各種高分子物質等を添加するこ
ともできる。
次に2本発明を実施例および比較例を用いて具体的に説
明するが2本発明はその要旨を越えないかぎり、以下の
実施例に制約さ几るものではない。
但し、以下の実施例および比較例中、単に部とあるのは
すべて重量をあられすものとする。
なお、以下の各側においてセラメントとあるのは第一セ
メント株式会社製のスラグセツコウセメント、ネオセラ
メントとあるのは、第一セメント株式会社製のポルトラ
ンドセメントルセラコラスラグセメント混合物(ポルト
ランドセメント対セツコウスラグセメント混合比は約4
0対60(重量)と推定される)を表わすものとする。
実施例1〜5および比較例1〜7 各種■型無水石膏(基材A)100部に、硫酸カリクム
、アルカリ性物質およびα半水石膏(添加剤B)のそれ
ぞ;n、t−第1.2表に記載の割合添加したものにポ
ルトランドとスラブ(またはスラグセラコラセメント)
の混合物(添加剤C)t−第1.2表に記載の割合添加
し、こルに更に分散剤。
粘度調節剤、凝結調節剤および骨材(添加剤D)のそれ
ぞnを第1,2表に記載の割合添加し、水を所定量加え
て混練した。
このようにして得られた石膏スラリーの粘度。
フロー値、ブリージングの有無、スラリー施工後の平滑
面にスラリー流を落下させた場合の凸部形成の有無、硬
化面のレベルダウンの有無などを調べた。
なお1石膏スラリーの粘度はB型粘度計を用いてスラリ
ーの混練直後と静置60分後について測定し、スラリー
の流動性はガラスロートを用いて石膏スラリーをガラス
板上に落下させ(ガラス板とロート脚部間の距離は25
+Ix、ロート脚の内径は8■、スラリーの使用量は1
00d)、その拡がり巾をフロー値とした。
スラリー流動化後のスラリー流による凸部形成の有無は
、上記スラリーの流動性の測定後、ロートの直下(はぼ
流動化し終ったスラリーの中心点ま友はその近く)凸部
が形成されているか否かを肉眼により観察した。
また、硬化体の圧縮強度は石膏スラリーを40瓢(高さ
) X 40 +m (巾)×160m(長さ)の寸法
の金型に流し込んで凝結硬化させた後、24時間経過し
てから測定した。
得らnた結果を第1,2表に示す。
0第1,2表の解析 添加剤Cが全く用いられない場合は実験扁1゜2にみら
れるように、凝結温度が低い場合(5℃)は硬化体の圧
縮強度が大きいが、凝結温度が高くなると(32℃)、
硬化体強度が低下する。
実験A3,4にみられるように、添加剤Cのうちポルト
ランドセメント(a成分)のみが用いられた場合は、硬
化体の強度は凝結温度に殆ど影響さfLないが、施工面
に凸部が形成する。
また、添加剤Cのうち、a成分が用いらnない場合は実
験A5,6にみられるように凝結温度を高くすると硬化
体の強度が低下する。
実験屋7〜20は、添加剤C中a、b両成分の混合比率
を種々変化させて検討した場合であるが。
実験ム7,8にみられるように、a成分の割合が少な過
ぎる場合は凝結温度を萬くすると硬化体強度は低下する
一方、実験AI9.20のように、a成分の割合が多過
ぎると施工面に凸部が形成する。
これに対し7.実験&9〜18はa成分とb成分の割合
が適正な場合であって、−この場合は凝結温度を高くし
ても硬化体の強度低下が少なく、かつ施工面にも凸部が
形成しない。
実験屋21〜40は、n型無水石膏、アルカリ性物質お
よび添加剤Cの種類を変えた場合であって2煮21〜2
6においてはスラリーにブリージングが発生したり、高
温で凝結させた場合に硬化体強度が著しく低下したジし
て満足すべきものではない。
こ几に対し、実験l62Z〜36にみらnるように本発
明の組成物においてはブリージングの発生もなく、かつ
高温で凝結させた場合の硬化体強度も良好である。
実験A57.58は、添加剤Cの使用量が本発明で規定
する電を越えた場合であるが、このような場合は、低温
で凝結させた場合、硬化体強度が低下すると共に施工面
に凸部が形成さ几る。
実験A!19.40は添加剤Cが用いらnない場合であ
るが、この場合は高温で凝結させた場合に硬化体強度が
低下する。
実験71141.42と実験443.44の対比および
実験A45,46と実験A47.48の対比から明らか
なように、n型無水石膏、ポルトランドセメント。
スラグ等の種類を種々変化させた場合にも、添加剤Cが
用いらnない場合は高温で凝結させた場合。
硬化物強度が低下する。
実験屋49〜52は、また添加剤Cの種類を変化させた
場合であるが、この場合にも本発明の組成物は満足すべ
き性能を発揮することが判る。
手続補正口(自発) 昭和56年11月17日 特許庁長官 島 1)春 樹 殿 1、 事件の表示 昭和56年特許願第158674号 Z 発明の名称 無水石膏組成物 五 補正をする者 事件との関係  特許出願人 住所 〒100東京都千代田区丸の内−丁目5番1号4
、 補正命令の日付 自発補正 & 補正の対象 明細書全文 Z 補正の内容 明細書の浄書(内容に変更なし) 手続補正口(自発) 昭和56年11月円日 特許庁長官島田春樹殿 1、事件の表示 昭和56年特許願第158674号 2、発明の名称 無水石膏組成物 3、補正をする者 事件との関係  特許出願人 住所〒100東京都千代田区丸の内−丁目5番1号5、
補正により増加する発明の数  なし6、補正の対象 明細書(昭和56年11月11日付は提出した浄書)の
発明の詳細な説明q1 7、補正の内容 明細書第17頁、下から第7行に記載の「実施例1〜5
および比較例1〜7」を[実施例1〜6および比較例1
〜6」と補正する。
以上

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 n型無水石膏100重量部に、硫酸カリウムを[lL2
    〜5.0重量部、アルカリ性物質をα5〜110重量部
    およびα半水石膏を0〜15重量部添加して成る混合物
    に、ポルトランドセメントとスラブ(またはスラグセラ
    コラセメント)との混合物であって、その混合比が重量
    で20〜80対80〜20のものを30〜150重量%
    添加し、更に必要釦応じてこれに公知の増粘剤、凝結調
    節剤2分散剤。 消泡剤、骨材等を適量配合して成る無水石膏組成物。
JP15867481A 1981-10-07 1981-10-07 無水石膏組成物 Granted JPS5860648A (ja)

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