JPS58596Y2 - 自動車用バンパ−のランプ取付構造 - Google Patents

自動車用バンパ−のランプ取付構造

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JPS58596Y2
JPS58596Y2 JP5851979U JP5851979U JPS58596Y2 JP S58596 Y2 JPS58596 Y2 JP S58596Y2 JP 5851979 U JP5851979 U JP 5851979U JP 5851979 U JP5851979 U JP 5851979U JP S58596 Y2 JPS58596 Y2 JP S58596Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lamp
bumper
back plate
bumper skin
protector
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Expired
Application number
JP5851979U
Other languages
English (en)
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JPS55158501U (ja
Inventor
中篤行
田中敏夫
納所弘
Original Assignee
日産自動車株式会社
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Publication date
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Publication of JPS55158501U publication Critical patent/JPS55158501U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は自動車用バンパー、とりわけバンパー表皮を弾
性材で形成すると共にこの表皮とバックプレート間に弾
性体を充填してバンパー自体に衝突エネルギ吸収機能を
付与した所謂ソフトバンパーのランプ取付構造に関する
自動車にあっては方向指示灯や車幅灯をバンパーに内装
したものが多いが、バンパーを前述のようなソフトバン
パー構造にしたものにあっては、自動車の軽衝突等の際
にランプ周辺に衝撃を受けると変形が大きく、ランプが
バンパー表皮の開口部より突出して破損してしまうこと
がある。
そこで、このようなソフトバンパー構造を採用する場合
は、通常ランプが取付くバンパー表皮の開口縁部を一般
部分よりも極端に厚肉に形成してランプ取付部周辺が弾
性変形しないようにしている。
ところが、バンパー表皮を部分的に極端に厚内に形成す
ると、該厚肉成形部周辺に成形歪が生じ易く、外観を損
ってしまうのみならず、成形時間が長くなってしまう等
の不具合を生じてしまうものである。
本考案はかかる従来の実状に鑑み、ランプ外周をプロテ
クタで覆って、ランプを該プロテクタを介して直接バン
パー表皮の開口縁部に取付けると共に、バックプレート
には前記ランプの逃げ孔を形成することにより、衝突時
にバンパーが変形しても、ランプがバンパー表皮の開口
部より突出することがなく、バンパー表皮の変形に伴っ
てランプが後退して破損を防止できるようにしたもので
ある。
以下、本考案の実施例を図面と共に詳述する。
第1、第2図において、1はバンパーを示し、該バンパ
ー1は合成樹脂等の弾性材からなるバンパー表皮2と、
該バンパー表皮2を支持する金属製のバックプレート3
と、これらのバンパー表皮2とバックプレート3との間
に充填した発泡ウレタン等からなる弾性体4とで構成し
てあり、自動車の軽衝突時等の際にバンパー表皮2、弾
性体4が変形して衝突エネルギを吸収し、外力を解除し
た際には自体の弾性により復元して車体側を保護するよ
うになっている。
前記バンパー表皮2の両側部にはランプ装着用の開口部
5を設けであると共に、該開口部5に対応する部分の弾
性体4にはランプ収容孔6を形威しである。
7は駐車灯、車幅灯等のランプで、該ランプ7の外周は
ランプハウジング7aに固着した金属製のプロテクタ8
で覆ってあり、該プロテクタ8の前縁をバンパー表皮2
の開口部5縁に直接ボルトナツト9で取付けである。
また、前記バックプレート3には、バンパー表皮2の変
形時にランプ7が進入する逃げ孔10を開設しである。
以上の構成により、自動車の軽衝突等の際に、ランプ取
付部付近に外力が作用してバンパー表皮2が変形しても
、ランプ7が開口部より突出することがなく、バンパー
表皮2の変形に伴って後退し、しかもこの後退の際には
ランプ7がバックプレート3の逃げ孔10に進入して該
バックプレート3との干渉を回避でき、のって、ランプ
7を確実に保護することができる。
ここで、第2図示のようにプロテクタ8の前縁をランプ
7の前側面よりも前方に突出形成しておけばランプ収容
孔部の保護をより確実に行うことができる。
第3図に示す実施例はプロテクタ8の後部に、バックプ
レート3の逃げ孔10に対する進入ガイド部材11を設
けた場合で、バックプレート3の逃げ孔10を大きく形
威し得ない場合に有効である。
従って、この実施例によれば、バンパー表皮2が変形し
てランプ7が後退した場合、進入ガイド部材11が逃げ
孔10に進入してランプの後方移動をガイドしランプ7
とバックプレート3との干渉を回避してその保護を行う
そして、特に、このように進入ガイド部材11を設ける
ことにより、例えば第3図Bに示すようにバンパー表皮
2の斜め前方より相手物体12が衝突してランプ7が傾
いて後方移動する場合にも、該ガイド部材11が逃げ孔
10に進入してランプ7の後退を誘導し、ランプ7を保
護することができるのである。
以上のように本考案によれば、ランプをプロテクタを介
して直接バンパー表皮の開口縁部に取付けて、バンパー
表皮とランプ前側部間の距離を一定に保持しているので
、従来のようにバンパー表皮のランプ取付部周辺を極端
に厚内に成形する必要がなく、また補強リブ管を設ける
必要もないのでバンパー表皮の成形が極めて容易となり
、しかも、衝突によるバンパーの変形時にはランプがプ
ロテクタと共にバンパープレートの逃げ孔に進入してラ
ンプがバックプレートと干渉するのを回避でき、のって
ランプを確実に保護できるという実用上多大な効果を有
する。
【図面の簡単な説明】
第1図は自動車の前部斜視図、第2図は本考案の構造を
示す第1図l−11線に沿う断面図、第3図は異なる例
を示す第1図■−■線に沿う断面図で、Aは常態時を、
Bは変形時を示す。 1・・・・・・バンパー、2・・・・・・バンパー表皮
、3・・・・・・バックプレート、4・・・・・・弾性
体、5・・・・・・開口部、T・・・・・・ランプ、8
・・・・・・プロテクタ、10・・・・・・逃げ孔、1
1・・・・・・進入ガイド部材。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. (1) 弾性材からなるバンパー表皮と、該ノくンパ
    ー表皮を支持するバックプレートと、これらノくンパー
    表皮とバックプレート間に充填した弾性体とからなるバ
    ンパーにランプを内装した構造において、前記ランプの
    外周をプロテクタで覆って、該プロテクタを介してバン
    パー表皮の開口縁部に直接固定すると共に、バックプレ
    ートにランプの後方移動を許容する逃げ孔を形成したこ
    とを特徴とする自動車用バンパーのランプ取付構造。
  2. (2)プロテクタの前線がランプの前側面よりも前方に
    突出してなる実用新案登録請求の範囲第1項記載の自動
    車用バンパーのランプ取付構造。
JP5851979U 1979-05-01 1979-05-01 自動車用バンパ−のランプ取付構造 Expired JPS58596Y2 (ja)

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JP5851979U JPS58596Y2 (ja) 1979-05-01 1979-05-01 自動車用バンパ−のランプ取付構造

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Publication Number Publication Date
JPS55158501U JPS55158501U (ja) 1980-11-14
JPS58596Y2 true JPS58596Y2 (ja) 1983-01-07

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58167263U (ja) * 1982-05-06 1983-11-08 富士重工業株式会社 樹脂バンパのランプ取付部構造
JP7005833B2 (ja) * 2017-12-22 2022-01-24 ダイハツ工業株式会社 車両用灯具の取付け構造

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JPS55158501U (ja) 1980-11-14

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