JPS585884B2 - 浴剤 - Google Patents

浴剤

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JPS585884B2
JPS585884B2 JP52097794A JP9779477A JPS585884B2 JP S585884 B2 JPS585884 B2 JP S585884B2 JP 52097794 A JP52097794 A JP 52097794A JP 9779477 A JP9779477 A JP 9779477A JP S585884 B2 JPS585884 B2 JP S585884B2
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starch
agent
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JP52097794A
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今関和泉
斉藤吉竹
天野勝彦
平野智
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Tsumura and Co
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Tsumura Juntendo Inc
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は浴剤、特に薬用植物の薬効成分を含有子る浴剤
に関するものである。
すなわち、本発明は澱粉および/または穀粉、澱粉およ
び/または穀粉と膨張剤との混合物、澱粉および/また
は穀粉と糊料との混合物、澱粉および/または穀粉と膨
張剤および糊料との混合物よりなる群から選ばれる原料
に水を加えて造粒し、ついでこれを3〜55μの長波長
赤外線を照射することにより加熱乾燥して得た顆粒状物
質に薬用植物の抽出液またはその濃縮液を吸蔵させたも
のを添加した浴剤であって、浴場に加えた場合に薬用植
物の薬効成分が浴湯中に均一に分散し、しかも薬用植物
の不快な臭(薬草臭)の発生しない浴剤を提供すること
を目的とするものである。
従来、各種の薬用植物の全草、または各部位は薬湯とし
て使用することによって皮膚の表面を刺激し、毛細血管
を拡張し、血流を促進し、新陳代謝を活発にし、身体の
老廃物を排出することや保温性を高めるなどの効能が認
められ、漢方、民間療法の浴湯料として親しまれ、使用
されてきた。
この薬用植物を浴湯に用いる方法としては、通常薬用植
物自身を直接温湯に入れて煎出するか、またはあらかじ
め薬用植物を有機溶剤等で抽出し、これを無機塩類、有
機酸類とその塩類、油脂類、アルコール類、多価アルコ
ール類、陰イオン界面活性剤、非イオン界面活性剤、両
性イオン界面活性剤、エステル類等の浴剤原料と混和し
たものを温湯に入れることにより薬湯とすることが行な
われている。
しかし、薬用植物を直接温湯に入れ使用する場合は、薬
用植物の不快な臭いは殆んどしないが、この方法では浴
湯中に数10分間浸漬しないと薬用植物の薬効成分が浸
出しないため、薬用植物の薬効成分の溶解分散に時間を
要すると共に、薬用植物の薬効成分のうち水溶性成分が
主として抽出され、油溶性成分は抽出されにくい欠点が
ある。
一方、薬用植物を適当な溶剤、例えばアルコールと水の
混合溶剤で抽出すると水溶性と油溶性の薬効成分を含有
する抽出液が得られるが、この抽出液またはその濃縮液
を直接浴剤原料に添加し溶剤を製造すると、薬用植物の
抽出液またはその濃縮液の分散性が悪く、また製造時に
製剤が塊りを生ずる可能性がある。
そこで薬用植物の抽出液またはその濃縮液をマイクロカ
プセル化するか、あるいは無水ケイ酸等へ吸着せしめ、
これを浴剤原料に添加して浴剤を得ている。
しかしこのようにして得られた浴剤を浴湯に投入した場
合、マイクロカプセルのフイルムが溶解すると同時に薬
用植物の抽出液または濃縮液が一気に露出した状態とな
り、また無水ケイ酸等は水の吸着能が強いため水を吸着
し薬用植物の抽出液または濃縮液を一気に放出する状態
となるので、薬用植物の不快な臭いが一気に発生して浴
者が快適な雰囲気で入浴するには満足出来ないという欠
点がある。
本発明者等は、薬用植物を浴湯に用いる場合のかかる欠
点を解決し、特に薬用植物の薬効成分が浴湯中に均一に
分散し、しかも薬用植物の不決な臭(以下、薬草臭とい
う)が発生しない浴剤を開発すべく鋭意研究した結果、
澱粉および/または穀粉、澱粉および/または穀粉と膨
張剤との混合物、澱粉および/または穀粉と糊料との混
合物、澱粉および/または穀粉と膨張剤および糊料との
混合物よりなる群から選ばれる原料に水を加えて造粒し
、ついでこれを3〜55μの長波長赤外線を照射するこ
とにより加熱乾燥して得た顆粒状物質に薬用植物の抽出
液ま.たはその濃縮液を吸蔵させたものを浴剤原料に添
加することにより、薬用植物の薬効成分が浴湯中に均一
に分散し、しかも薬草臭の発生しない浴剤が得られるこ
とを見出し,本発明に到達したものである。
本発明において、薬用植物の抽出液またはその濃縮液を
吸蔵させる顆粒状物質の原料としては、■澱粉、■穀粉
、■澱粉と穀粉の混合物、■澱粉と膨張剤の混合物、■
穀粉と膨張剤の混合物、■澱粉と穀粉と膨張剤の混合物
、■澱粉と糊料の混合物、■穀粉と糊料の混合物、■澱
粉と穀粉と糊料の混合物、[相]澱粉と膨張剤と糊料の
混合物、0穀粉と膨張剤と糊料の混合物、[株]澱粉と
穀粉と膨張剤と糊料の混合物がある。
そして澱粉としては例えばとうもろこし澱粉、馬鈴薯澱
粉等が、穀粉としては例えば小麦粉、米粉等が、膨張剤
としては例えば炭酸水素ナトリウム、炭酸水素アンモニ
ウム等が、糊料としては例えば繊維素グリコール酸ナト
リウム、アルギン酸ナトリウム等が具体例として挙げら
れる。
上記の顆粒状物質は通常次のようにして製造する。
上記した原料から適宜選択した澱粉、または穀粉、ある
いはこれらの混合物、あるいはまたこれらに膨張剤また
は/および糊料を加えた混合物に、まず水を加えて加水
物の水分が15〜50%となるようにし、次いで例えば
湿式破砕造粒方法あるいは押出し造粒方法等の造粒方法
により造粒する。
次にこれらの造粒物を例えば赤外線乾燥装置などを用い
3〜55μの長波長赤外線を照射することにより加熱乾
燥する。
このようにして得た顆粒状物質は吸油性にすぐれたもの
である。
次にその製造の一例を示す。
とうもろこし澱粉4kgに炭酸水素アンモニウム50k
gを水1kgに溶解した炭酸水素アンモニウム溶液を加
えて攪拌混合し、次いでこの加水物を湿式破砕造粒機に
て造粒した。
次にこの造粒物を長波長赤外線ヒーターを用いて3〜5
5μの長波長赤外線を照射して水分が8%になるまで乾
燥し、さらに20メッシュの篩を通過しないものは除去
して顆粒状物質を得た。
この顆粒状物質の吸油性は第1表の通りであって、比較
粉体としてのとうもろこし澱粉はこの顆粒状物質に比べ
て吸油性の劣ることがわかる。
なお吸油量はJIS K5101吸油量測定法に準じ
て測定したものである。
なお、上記顆粒状物質を製造する場合に、膨張剤を添加
するのは、顆粒状物質の乾燥効率をよくし、かつ吸油性
を向上させるためであり、また糊料を添加するのは、造
粒の際に必要以上の熱および圧力を加えずして造粒する
ためであって、澱粉あるいは穀粉の種類に応じてこれら
膨張剤、糊料の種類、添加量を適宜選択して用いること
が望ましい。
また、上記の造粒物に3〜55μの長波長赤外線を照射
するのは、この長波長赤外線は途中何ら伝達媒体を置く
ことなしに造粒物に電磁波の形で熱を移動し、直ちに熱
エネルギーに変換され、澱粉および穀粉が本来もつ性質
を変えることなく、極めて効率よく加熱乾燥でき、しか
も併せて殺菌することができるためである。
そして55μ以上の長波長赤外線を照射しても、それ以
上乾燥効率はよくならない。
つぎに本発明で使用する薬用植物としては、例えば、ケ
イガイ、コウボク、センキュウ、トウヒケイヒ、シャク
ヤク、オウゴン、サンシン、ドクカツ、ショウブ、トウ
キ、マツブサ、ビャクシ、ジュウヤク、ウイキヨウ、チ
ンピ、カミツレ、マロニエ、カルバ、ランタナ、ニワト
コ、ウメモドキ、ハマボウフウ、ヤツデ、オウボウシバ
ナ、ハマゴウ、セキショウ、ソクズ、ナギナタコウジュ
ヨモギ、ダイコン、ヤナギ、ユズ、アルニカ、オナモミ
、カレンズラ、ビワ、モモ、ヤドリギ、クロモジ、ノイ
バラ、カシ、ヨロイグサ、ホップ、メリツサ、ニンジン
、レモンソウ等の一般に浴湯用の薬用植物として用いら
れるものが挙げられ、これらの1種または2種以上を薬
効能の面から適宜選択して用いることができる。
本発明で使用する薬用植物の抽出液は常法にしたがい適
当な溶剤を用いて抽出することにより得ることができる
そして上に例示した薬用植物の薬効成分は大別すると、
水溶性成分と油溶性成分から成り、両者とも薬湯として
の薬効の面からは必要なものであるので、通常有機溶剤
と水を用いて薬用植物を抽出するのがよく、水溶性成分
と油溶性成分を同時に抽出する目的で特にアルコールと
水の混合溶剤を用いて抽出するのが好ましい。
そしてこの場合、各薬用植物において薬効成分の占める
割合が一様でないため、薬用植物中の含有成分をできる
だけのがすことなく抽出できるアルコール濃度30〜9
0%の混合溶剤を用いるのが好ましい。
薬用植物の抽出液またはその濃縮液を上記顆粒状物質に
吸蔵させる方法としては、薬用植物の抽出液またはその
濃縮液を上記顆粒状物質に均一に吸蔵させることができ
る方法であれば、いかなる方法でもよく、例えばリボン
型ミキサー、連続噴流混合機等を用いて両者を混合する
ことにより均一に吸蔵させることができる。
このように混合により吸蔵させることができることは、
例えば澱粉を原料とし上記のようにしてつくつた顆粒状
物質に、40%アルコール水溶液で抽出したセンキュウ
抽出液を加えて均一に混合し、得られた顆粒を25℃の
40%アルコール水溶液中で5分間攪拌し、濾過して濾
液を除いた後、残った不溶物について精油の定量を行な
ったところ精油が得られたこと、また同じ顆粒状物質に
85%アルコールで抽出したトウヒ抽出液を加えて均一
に混合し、得られた顆粒を25℃の85%アルコール水
溶液中で5分間攪拌し、濾過して沢液を除いた後、残っ
た不溶物について精油の定量を行なったところ精油が得
られたことなどから認められる。
上記顆粒状物質は薬用植物の抽出液またはその濃縮液を
倍量吸蔵することができるが、吸蔵後の顆粒状物質の流
動性をほどよく保つためには、上記顆粒状物質に薬用植
物の抽出液またはその濃縮液を20〜40%を吸蔵させ
るのが好ましい。
本発明の浴剤は上記顆粒状物質に薬用植物の抽出液また
はその濃縮液を吸蔵させたもの以外は、一般は浴剤成分
として用いられている成分、例えば無機塩類、有機酸類
およびその塩類、油脂類、アルコール類、多価アルコー
ル類、陰イオン界面活性剤、非イオン界面活性剤、両性
イオン界面活性剤、エステル類、その他を適当に含むこ
とができ、さらに必要に応じて香料、殺菌剤、防腐剤、
色素などを添加することができる。
また本発明の浴剤は、上記顆粒状物質に薬用植物の抽出
液またはその濃縮液を吸蔵させたものを、浴剤原料から
製品浴剤を得るまでに添加し含有させる以外は、一般の
浴剤の製造法に従って製造することができる。
本発明の浴剤を浴湯に添加すると、上記顆粒状物質は一
部浴湯水に溶解するが不溶性でかつ分散性が良好である
ため、上記顆粒状物質が薬用植物の抽出液またはその濃
縮液を保持したまま浴湯中に均一に分散し、薬用植物の
抽出液またはその濃縮液を浴湯水中に徐々に放つので、
薬草臭の発生を抑制することができるのである。
そしてまた上記顆粒状物質は浴湯水を濁らせず、浴者に
不快感を与えることもない。
次に本発明の浴剤を温湯に添加した場合に発生する薬草
臭の度合いを他の方法によって得られた薬用植物の薬効
成分を含有する浴剤に比較して調べた実験例を示す。
本実験では、薬用植物として、精油成分が多く非常に強
い不快な薬草臭を有し、かつその香気が強い程、不快臭
を伴なうセンキュウを選んだ。
下記、第2表に記載の組成の浴剤A,B,CおよびD(
本発明の浴剤)の4つの試料を各0. 5 P,180
mlの割合で40℃の恒温温湯中に溶解し、経時的に薬
草臭の強さ(■0)を10名のパネルで官能的に試験し
た。
その結果を第3表に示す。なおセンキュウ抽出液はセン
キュウ5部に80%アルコール水溶液30.0部を加え
、5時間冷浸後、1時間攪拌を行ない濾過して得たもの
である。
なおまた、第3表におげるVOは100を基準として薬
草臭の強さを下記の数値で表わしたものであり、数値の
大きい程薬草臭が強いことを示す。
100〜81:激しい不快な臭い 80〜61:強い不快な臭い 60〜41:中程度の臭い 40〜21二はっきり感じられる臭い 20〜 1:やつと感じられる程度の臭い0:臭いなし 上記の実験結果から、本発明の浴剤は、薬用植物の抽出
液を浴剤原料にそのまま添加した浴剤、薬用植物の抽出
液を無水ケイ酸などに吸着させて得た粉末を浴剤原料に
添加した浴剤、薬用植物の抽出液をアラビアガムなどと
混和し噴霧乾燥して得た粉末を浴剤原料に添加した浴剤
に比べて、温湯に加えた場合に、不快な薬草臭の発生が
はるかに少ないことがわかる。
なお、代表例として、精油成分が非常に多く不快な薬草
臭を有するセンキュウの抽出液を用いる実験例を挙げた
が、キツソウコン、チョウジ、セキショウ等の抽出液を
用い上記実験例と同様な操作で行なった試験においても
、センキュウの抽出液を用いた場合と同様の結果が得ら
れた。
本発明の浴剤は薬用植物の薬効成分を安定に保たせた浴
剤であって、上記顆粒状物質自身浴湯添加時に均一な分
散性を有することから薬用植物の薬効成分が浴湯中に均
一に分散し溶け込み全身的な効能が期待出来る上に、薬
草臭を感じさせない薬湯を容易につくることができるの
で、非常に有用である。
以下本発明の実施例を示すが、本発明はこれにより制限
されるものではない。
なお、実施例中、部は重量部である。
実施例 1 とうもろこし澱粉100.00部に、膨張剤炭酸水素ア
ンモニウム1.25部を水25.00部に溶解した炭酸
水素アンモニウム溶液を加えて攪拌混合し、次いでこの
加水物を湿式破砕造粒機にて造粒した。
次にこの造粒物を長波長赤外線ヒーターを用いて3〜5
5μの長波長赤外線を照射して水分が8%になるまで乾
燥し、さらに60メッシュの篩を通過しないものは除去
した。
このようにして得られたとうもろこし澱粉の顆粒状物質
50.00部に、あらかじめセンキュウ5.0部に40
%アルコール水溶液30.0部を加え5時間冷浸後、1
時間攪拌を行ない濾過して得たセンキュウ抽出液10.
00部を加え混合機で攪拌させながら吸蔵させた。
次に上記のようにして得たとうもろこし澱粉の顆粒状物
質にセンキュウ抽出液を吸蔵させたもの10.00部、
炭酸水素ナトリウム43.50部、塩化ナトリウム43
.50部、およびホウ酸3.00部を混合機に入れ15
分間混合した。
混合粉体を取り出し打錠機で圧縮成形して錠剤状浴剤を
得た。
実施例 2 小麦粉100.00部に水2400部を加えて混合攪拌
し、次いでこの加水物を湿式破砕造粒機にて造粒した。
次にこの造粒物を長波長赤外線ヒーターを用いて3〜5
5μの長波長赤外線を照射して水分が8%になるまで乾
燥し、さらに80メッシュの篩を通過しないものは除去
した。
このようにして得られた小麦粉の顆粒状物質50.00
部に、あらかじめトウキ6.0部、センキュウ6. 0
部、コウボク3.0部に85%アルコール水溶液50
,0部を加え、5時間冷浸後、1時間攪拌を行ない濾過
して得たトウキ・センキュウ・コウボク混合抽出液15
.00部を加え、混合機で攪拌させながら吸蔵させた。
次に上記のようにして得た小麦粉の顆粒状物質に上記薬
用植物混合抽出液を吸蔵させたもの10.00部、硫酸
ナトリウム43.00部、セスキ炭酸ナトリウム43.
00部、および硫酸アルミニウム4.00部を混合機に
入れ、15分間混合して粉末状浴剤を得た。
実施例 3 とうもろこし澱粉100.00部とウルチ米粉18.0
0部に水3 0. 0 0部を加えて攪拌混合し、次い
でこの加水物を湿式破砕造粒機にて造粒した。
次にこの造粒物を長波長赤外線ヒーターを用いて3〜5
5μの長波長赤外線を照射して水分が8%になるまで乾
燥し、さらに20メッシュの篩を通過しないものは除去
した。
このようにして得られたとうもろこし澱粉・ウルチ米粉
の顆粒状物質50.00部に、あらかじめカンゾウ4.
0部、センキュウ6,0部、トウキ4.0部、チンピ6
.0部に50%アルコール水溶液50.0部を加え、5
時間冷浸後、1時間攪拌を行ない濾過して得たカンゾウ
・センキュウ・トウキ・チンピ混合抽出液15.00部
を加え、混合機で攪拌させながら吸蔵させた。
別に塩化ナトリウム40.0部にセスキ炭酸ナトリウム
60.0部を加えて混合し、ついでこれにあらかじめ調
製した2%のカルボキシメチルセルロース溶液20.0
部を加えて10分間練合した。
この練合物を取り出し、押出し造粒機で造粒し、60℃
の熱風乾燥で15分間乾燥した後、60メッシュの篩を
通過したものは除去し、顆粒状浴剤成分とした。
この顆粒状浴剤成分85.00部と、上記のようにして
得たとうもろこし澱粉・ウルチ米粉の顆粒状物質に上記
薬用植物混合抽出液を吸蔵させたもの15.00部を混
合機に入れ、10分間混合して顆粒状浴剤を得た。
実施例 4 馬鈴薯澱粉100.00部に糊料カルボキシメチルセル
ロース2.00部を加えて混合し、さらに水26.00
部を加えて攪拌混合した後、この加水物を湿式破砕造粒
機にて造粒した。
次にこの造粒物を長波長赤外線ヒーターを用いて3〜5
5μの長波長赤外線を照射して水分が8%になるまで乾
燥し、さらに60メッシュの篩を通過しないものは除去
した。
このようにして得られた馬鈴薯澱粉の顆粒状物質50.
00部に、あらかじめチンピ6.0部、カンゾウ3.0
部、トウキ6.0部に35%アルコール水溶液50.0
部を加え、5時間冷浸後、1時間攪拌を行ないろ過して
得たチンピ・カンゾウ・トウキ混合抽出液12.50部
を加え、混合機で攪拌させながら吸蔵させた。
次に上記のようにして得た罵鈴薯澱粉の顆粒状物質に上
記薬用植物混合抽出液を吸蔵させたもの15.00部に
塩化ナトリウム4 2. 0 0部、セスキ炭酸ナトリ
ウム40.00部、青色1号0.30部、およびポリビ
ニルピロリドン0.20部を順次加え、10分間混合し
た。
この混合物に別に調製したジャスミン油1.50部とラ
ノリン1.00部の混合物を加えて15分間更に混合し
て粉末状浴剤を得た。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 澱粉および/または穀粉、澱粉および/または穀粉
    と膨張剤との混合物、澱粉および/または穀粉と糊料と
    の混合物、澱粉および/または穀粉と膨張剤および糊料
    との混合物よりなる群から選ばれる原料に水を加えて造
    粒し、ついでこれを3〜55μの長波長赤外線を照射す
    ることにより加熱乾燥して得た顆粒状物質に薬用植物の
    抽出液またはその濃縮液を吸蔵させたものを添加した浴
    剤。
JP52097794A 1977-08-17 1977-08-17 浴剤 Expired JPS585884B2 (ja)

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