JPS5858681B2 - 位置誤差補正方式 - Google Patents
位置誤差補正方式Info
- Publication number
- JPS5858681B2 JPS5858681B2 JP4822678A JP4822678A JPS5858681B2 JP S5858681 B2 JPS5858681 B2 JP S5858681B2 JP 4822678 A JP4822678 A JP 4822678A JP 4822678 A JP4822678 A JP 4822678A JP S5858681 B2 JPS5858681 B2 JP S5858681B2
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、数値制御機械等に於ける指令位置に対する移
動位置の誤差を補正する位置誤差補正方式に関するもの
である。
動位置の誤差を補正する位置誤差補正方式に関するもの
である。
数値制御機械に於いては、指令位置情報に対応して機械
可動部を移動させ、位置検出手段により機械可動部の移
動位置を検出し、この検出情報と指令位置情報との差が
零になるように機械可動部を移動させるサーボモータを
駆動するものである。
可動部を移動させ、位置検出手段により機械可動部の移
動位置を検出し、この検出情報と指令位置情報との差が
零になるように機械可動部を移動させるサーボモータを
駆動するものである。
しかし位置検出手段にも誤差があるので、高精度制御の
為にはこの誤差も補正することが要望される。
為にはこの誤差も補正することが要望される。
本発明は、前述の如き位置検出手段の誤差を経済的な構
成により補正し、高精度の制御を行なわせることを目的
とするものである。
成により補正し、高精度の制御を行なわせることを目的
とするものである。
以下実施例について詳細に説明する。
第1図は本発明の実施例のブロック線図であり、1は加
算器、2はサーボアンプ、3はサーボモータ、4は送り
ねじ、5は機械可動部、6は位置検出器、7は位置補正
回路、8は誤差記憶装置である。
算器、2はサーボアンプ、3はサーボモータ、4は送り
ねじ、5は機械可動部、6は位置検出器、7は位置補正
回路、8は誤差記憶装置である。
指令位置情報が与えられると、サーボアンプ2の出力に
よりサーボモータ3が駆動されて、送りねじ4により機
械可動部5が指令位置に移動される。
よりサーボモータ3が駆動されて、送りねじ4により機
械可動部5が指令位置に移動される。
機械可動部5の位置は位置検出器6によって検出され位
置補正回路7に加えられ、予め位置検出器6の誤差情報
を記憶しておいた誤差記憶装置8を検出位置情報に従っ
てアクセスし、読出した誤差情報により検出位置情報を
補正し、真の位置情報として加算器1に加え、指令位置
情報との差が零になるようにサーボモータ3を駆動する
。
置補正回路7に加えられ、予め位置検出器6の誤差情報
を記憶しておいた誤差記憶装置8を検出位置情報に従っ
てアクセスし、読出した誤差情報により検出位置情報を
補正し、真の位置情報として加算器1に加え、指令位置
情報との差が零になるようにサーボモータ3を駆動する
。
第2図は位置検出器6の誤差特性の一例の曲線図であり
、誤差が零であれば検出位置と真の位置とは等しく直線
Aで示すものとなるが、実際は種種の要因で曲線Bで示
す誤差特性となり、曲線A。
、誤差が零であれば検出位置と真の位置とは等しく直線
Aで示すものとなるが、実際は種種の要因で曲線Bで示
す誤差特性となり、曲線A。
Bの差のAxが誤差となる。
このような誤差を例えば0.1 mm毎に測定して記憶
させた場合、位置検出距離が1mとすると10,000
の記憶領域を必要とすることになる。
させた場合、位置検出距離が1mとすると10,000
の記憶領域を必要とすることになる。
本発明はこのような記憶領域を少なくすることもできる
ものである。
ものである。
これは位置検出器6の誤差特性曲線が周期成分と他の成
分とに分解できることを利用するものである。
分とに分解できることを利用するものである。
このような、誤差特性曲線を有するものとしては、リニ
アインダクトシンがある。
アインダクトシンがある。
即ち、リニアインダクトシンのスライダーが持つ形状誤
差は周期成分となり、スケール側が持つ形状誤差は他の
成分となる。
差は周期成分となり、スケール側が持つ形状誤差は他の
成分となる。
前述の誤差曲線Bを拡大して見ると、例えば第3図に示
す曲線りとなり、1周期毎の折線曲線Cと、この折線曲
線Cと曲線りとの差分に相当する各周期でほぼ同一の特
性となる周期成分とに分解されるものである。
す曲線りとなり、1周期毎の折線曲線Cと、この折線曲
線Cと曲線りとの差分に相当する各周期でほぼ同一の特
性となる周期成分とに分解されるものである。
従って、1周期Tをn個に分割したt毎例えば0.1
mu毎の誤差を記憶させておき、又1周期Tが例えば2
間であれば各周期毎の誤差を記憶させておくことにより
、誤差記憶装置8の容量は小さいもので充分となる。
mu毎の誤差を記憶させておき、又1周期Tが例えば2
間であれば各周期毎の誤差を記憶させておくことにより
、誤差記憶装置8の容量は小さいもので充分となる。
第4図は位置補正回路及び誤差記憶装置の実施例のフロ
ック線図であり、位置検出器6からのパルスを1周期分
カウントするカウンタ10と、このカウンタ10と、こ
のカウンタ10のオーバフローパルスをカウントするカ
ウンタ11と、カウンタ10,11の内容をアドレスと
してアクセスするメモリ12.13と、メモリ12,1
3の読出出力を加算する加算器14とを備えており、検
出位置はカウンタ10,11の内容のmT+ntで得ら
れ、位置検出距離全体に亘って誤差を記憶させる場合、
nXmの記憶領域を必要とするけれども、第4図に示す
実施例に於いてはn+mの記憶領域で済むことになる。
ック線図であり、位置検出器6からのパルスを1周期分
カウントするカウンタ10と、このカウンタ10と、こ
のカウンタ10のオーバフローパルスをカウントするカ
ウンタ11と、カウンタ10,11の内容をアドレスと
してアクセスするメモリ12.13と、メモリ12,1
3の読出出力を加算する加算器14とを備えており、検
出位置はカウンタ10,11の内容のmT+ntで得ら
れ、位置検出距離全体に亘って誤差を記憶させる場合、
nXmの記憶領域を必要とするけれども、第4図に示す
実施例に於いてはn+mの記憶領域で済むことになる。
例えば前述の如<10,000の記憶領域を必要とした
ものが、1周期2山とすると、520の記憶領域で済む
ことになり、記憶容量の小さいメモリで充分誤差補正を
行なうことができる。
ものが、1周期2山とすると、520の記憶領域で済む
ことになり、記憶容量の小さいメモリで充分誤差補正を
行なうことができる。
第5図は第4図とは異なる実施例のブロック線図であり
、位置検出器6からのパルスを1周期分カウントするカ
ウンタ10と、このカウンタ10のオーバフローパルス
をカウントするカウンタ11とを備え、カウンタ10の
カウント内容ntによりメモリ12をアクセスし、1周
期Tの真の位置αを読出し、このαとカウント11のカ
ウント内容量Tとによりメモリ15をアクセスして、機
械可動部の真の位置を読出すもので、このメモリ15は
要求される精度に対応して例えば誤差が1μm以上とな
る位置を記憶しておき、(mT+α)をデコードしてメ
モリ15のアドレスとしたとき、誤差が1μm以下であ
れば(mT+α)が真の位置として出力され、誤差が1
μm以上の位置を示すときは、真の位置が読出されて出
力されるものである。
、位置検出器6からのパルスを1周期分カウントするカ
ウンタ10と、このカウンタ10のオーバフローパルス
をカウントするカウンタ11とを備え、カウンタ10の
カウント内容ntによりメモリ12をアクセスし、1周
期Tの真の位置αを読出し、このαとカウント11のカ
ウント内容量Tとによりメモリ15をアクセスして、機
械可動部の真の位置を読出すもので、このメモリ15は
要求される精度に対応して例えば誤差が1μm以上とな
る位置を記憶しておき、(mT+α)をデコードしてメ
モリ15のアドレスとしたとき、誤差が1μm以下であ
れば(mT+α)が真の位置として出力され、誤差が1
μm以上の位置を示すときは、真の位置が読出されて出
力されるものである。
従ってメモリ15は誤差が1μm以上となる検出位置に
対応する領域で良いことになり、小さな容量でもって実
現できることになる。
対応する領域で良いことになり、小さな容量でもって実
現できることになる。
前述の各実施例に於いて、位置検出器がアナログ検出位
置情報を出力するものであればAD変換器によりディジ
タル信号に変換してカウンタを動作させることになる。
置情報を出力するものであればAD変換器によりディジ
タル信号に変換してカウンタを動作させることになる。
以上説明したように、本発明は、位置検出器が周期成分
と他の成分とに分解できることに着目し、周期成分の1
周期分の誤差情報と前記他の成分の誤差情報とを記憶し
ておき、位置検出器による検出位置情報を誤差記憶装置
の記憶情報によって補正するものであり、少ない容量の
記憶装置でもって位置検出器の誤差を補正して高精度の
位置制御を行なわせることができるものである。
と他の成分とに分解できることに着目し、周期成分の1
周期分の誤差情報と前記他の成分の誤差情報とを記憶し
ておき、位置検出器による検出位置情報を誤差記憶装置
の記憶情報によって補正するものであり、少ない容量の
記憶装置でもって位置検出器の誤差を補正して高精度の
位置制御を行なわせることができるものである。
第1図は本発明の実施例のブロック線図、第2図は誤差
特性の一例の曲線図、第3図は周期的な誤差特性の説明
図、第4図及び第5図は位置補正回路と誤差記憶装置と
の実施例のブロック線図である。 1は加算器、2はサーボアンプ、3はサーボモータ、4
は送りねじ、5は機械可動部、6は位置検出器、7は位
置補正回路、8は誤差記憶装置、10.11はカウンタ
、12,13,15はメモリである。
特性の一例の曲線図、第3図は周期的な誤差特性の説明
図、第4図及び第5図は位置補正回路と誤差記憶装置と
の実施例のブロック線図である。 1は加算器、2はサーボアンプ、3はサーボモータ、4
は送りねじ、5は機械可動部、6は位置検出器、7は位
置補正回路、8は誤差記憶装置、10.11はカウンタ
、12,13,15はメモリである。
Claims (1)
- 1 指令位置情報と位置検出手段による検出位置情報と
の差が零になるようにサーボモータを駆動する方式に於
いて、前記位置検出手段の誤差特性曲線を周期成分と他
の成分に分解したときの前記周期成分の1周期分の誤差
情報と前記他の成分の誤差情報とを記憶する誤差記憶装
置を設け、前記位置検出手段による検出位置情報を前記
誤差記憶装置の記憶内容によって補正して、前記指令位
置情報と比較する為の位置情報とすることを特徴とする
位置誤差補正方式。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4822678A JPS5858681B2 (ja) | 1978-04-22 | 1978-04-22 | 位置誤差補正方式 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4822678A JPS5858681B2 (ja) | 1978-04-22 | 1978-04-22 | 位置誤差補正方式 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS54140071A JPS54140071A (en) | 1979-10-30 |
JPS5858681B2 true JPS5858681B2 (ja) | 1983-12-27 |
Family
ID=12797502
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4822678A Expired JPS5858681B2 (ja) | 1978-04-22 | 1978-04-22 | 位置誤差補正方式 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5858681B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
SE440415B (sv) * | 1983-11-17 | 1985-07-29 | Mydata Ab | Forfarande och anordning for kalibrering av ett positioneringssystem |
JPS60160399A (ja) * | 1984-01-31 | 1985-08-21 | Amada Co Ltd | リニアパルスモータの制御装置 |
FR2565882B2 (fr) * | 1984-06-13 | 1987-09-18 | Centre Nat Rech Scient | Dispositif de liaison a plusieurs degres de liberte |
-
1978
- 1978-04-22 JP JP4822678A patent/JPS5858681B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS54140071A (en) | 1979-10-30 |
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